JPS591064A - 固定管の裏波溶接法 - Google Patents
固定管の裏波溶接法Info
- Publication number
- JPS591064A JPS591064A JP10842882A JP10842882A JPS591064A JP S591064 A JPS591064 A JP S591064A JP 10842882 A JP10842882 A JP 10842882A JP 10842882 A JP10842882 A JP 10842882A JP S591064 A JPS591064 A JP S591064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- fixed
- ring
- fixed tubes
- keyhole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K31/00—Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups
- B23K31/02—Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups relating to soldering or welding
- B23K31/027—Making tubes with soldering or welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溶接の際に回転不能に設けた固定管の裏波溶接
法に関するものである。
法に関するものである。
一般にプラズマキーホール溶接では、アークが裏面まで
貫通しているので、ＴＩＧ溶接などに比べて厚いルート
フェースを１パスで溶接することが可能で、かつえられ
る裏波も安定している。ところが溶融池が大きいから全
姿勢に通用するには、その溶融金属の保持が困難である
ばかシでなく、溶接可能な条件範囲も狭い。
貫通しているので、ＴＩＧ溶接などに比べて厚いルート
フェースを１パスで溶接することが可能で、かつえられ
る裏波も安定している。ところが溶融池が大きいから全
姿勢に通用するには、その溶融金属の保持が困難である
ばかシでなく、溶接可能な条件範囲も狭い。
特に第１図に示すように母材１のキーホール５をプラズ
マトーチ２によシ立向き上進姿勢で溶接する場合、従来
、アーク直下の溶接ビード３上の溶融池４は重力の作用
により下方（アーク後方）へ垂れ下がるため、良好なビ
ードを形成するのに必要な溶融金属を保持することがで
きない。その結果、第１図（ｂ）に示すように溶接ビー
ド３の表面にアンダカット６を発生すると共に、その溶
接ビード３の裏波にへこみ７を生ずる恐れがある。
マトーチ２によシ立向き上進姿勢で溶接する場合、従来
、アーク直下の溶接ビード３上の溶融池４は重力の作用
により下方（アーク後方）へ垂れ下がるため、良好なビ
ードを形成するのに必要な溶融金属を保持することがで
きない。その結果、第１図（ｂ）に示すように溶接ビー
ド３の表面にアンダカット６を発生すると共に、その溶
接ビード３の裏波にへこみ７を生ずる恐れがある。
本発明は上記欠点を解消することを目的とするもので、
固定管の肉厚よシ大きな断面（半径方向）を有し、かつ
内周部および外周部の双方または一方に中心位置合せ用
段差を設けたリングを、その段差が前記固定管の内壁お
よび外壁よシ突出するように固定管に装着し、前記リン
グと固定管をプラズマキーホール溶接によシ溶接するこ
とを特徴とするものである。
固定管の肉厚よシ大きな断面（半径方向）を有し、かつ
内周部および外周部の双方または一方に中心位置合せ用
段差を設けたリングを、その段差が前記固定管の内壁お
よび外壁よシ突出するように固定管に装着し、前記リン
グと固定管をプラズマキーホール溶接によシ溶接するこ
とを特徴とするものである。
以下本発明の実施態様を図面について説明する。
第２図（→〜（Ｃ）において、８ａ、８ｂは溶接に際し
て回転不能に設けられた被溶接用固定管、９Ａ〜９Ｃは
一対の固定管８Ａ、８Ｂの各端部に装着されたリングで
、このリング９Ａ〜９Ｃは固定管８Ａ、８Ｂの肉厚ＤＪ
ｔ）大きな半径方向断面を有するように形成され、かつ
リング９Ａ〜９Ｃの内周部および外周部の双方または一
方に中心位置合ぜ用段差１０Ａ、ＩＯＢがそれぞれ設け
られている。
て回転不能に設けられた被溶接用固定管、９Ａ〜９Ｃは
一対の固定管８Ａ、８Ｂの各端部に装着されたリングで
、このリング９Ａ〜９Ｃは固定管８Ａ、８Ｂの肉厚ＤＪ
ｔ）大きな半径方向断面を有するように形成され、かつ
リング９Ａ〜９Ｃの内周部および外周部の双方または一
方に中心位置合ぜ用段差１０Ａ、ＩＯＢがそれぞれ設け
られている。
第８図（ａ）のリング９人はその外周部の両端面に段差
１０Ａが設けられ、この段差１０Ａは固定管８Ａ、８Ｂ
の外壁よシ突出するように固定管８Ａ。
１０Ａが設けられ、この段差１０Ａは固定管８Ａ、８Ｂ
の外壁よシ突出するように固定管８Ａ。
８Ｂに装着されている。第８図（ｂ）のリング９Ｂはそ
の内周部の両端面に段差１０Ｂが設けられ、この段差１
０Ｂが固定管８Ａ、８Ｂの内壁よシ突出するように固定
管８Ａ、８Ｂに装着されている。
の内周部の両端面に段差１０Ｂが設けられ、この段差１
０Ｂが固定管８Ａ、８Ｂの内壁よシ突出するように固定
管８Ａ、８Ｂに装着されている。
第８図（Ｃ）のリング９Ｃはその外周部および内周部の
相反する端面げそれぞれ段差１０Ａ、ＩＯＢが設けられ
、この段差１０Ａが固定管８Ａの外壁よシ突出し、段差
１０Ｂが固定管８Ｂの内壁よシ突出するように固定管８
Ａ、８Ｂにそれぞれ装着されている。上記段差１０Ａ、
ＩＯＢは機械加工あるいはプレスなどの塑性加工によシ
容易に設けることが可能である。
相反する端面げそれぞれ段差１０Ａ、ＩＯＢが設けられ
、この段差１０Ａが固定管８Ａの外壁よシ突出し、段差
１０Ｂが固定管８Ｂの内壁よシ突出するように固定管８
Ａ、８Ｂにそれぞれ装着されている。上記段差１０Ａ、
ＩＯＢは機械加工あるいはプレスなどの塑性加工によシ
容易に設けることが可能である。
固定管の全姿勢プラズマ溶接、すなわち下向き。
上向き、横向き、立向き上進、立向き上進およびこれら
の中間姿勢の各姿勢の溶接を行う場合には、第８図（匈
〜（Ｃ）に示すようにリング９Ａ〜９Ｃの段差１０Ａ、
ｌ０ＢＫ管８Ａ、８Ｂの端部を嵌合することによシ、両
管８Ａ、８Ｂの中心位置を精度よく合致させることがで
きる。このような状態でプラズマキーホール溶接を行え
ば、リング９Ａ〜９Ｃの管８Ａ、８Ｂの内、外壁から突
出する部分ニヨシ、溶接ビードの裏波のへこみおよびア
ンダカットをそれぞれ防止することができる。また裏波
形成部では、リングよシ温度の低い溶融金属が供給され
るため、裏波の保持力（表面張力）が増大する。
の中間姿勢の各姿勢の溶接を行う場合には、第８図（匈
〜（Ｃ）に示すようにリング９Ａ〜９Ｃの段差１０Ａ、
ｌ０ＢＫ管８Ａ、８Ｂの端部を嵌合することによシ、両
管８Ａ、８Ｂの中心位置を精度よく合致させることがで
きる。このような状態でプラズマキーホール溶接を行え
ば、リング９Ａ〜９Ｃの管８Ａ、８Ｂの内、外壁から突
出する部分ニヨシ、溶接ビードの裏波のへこみおよびア
ンダカットをそれぞれ防止することができる。また裏波
形成部では、リングよシ温度の低い溶融金属が供給され
るため、裏波の保持力（表面張力）が増大する。
一方、溶接時における溶融金属の垂れ落ちを防止する方
法としては、溶接電流を断続的に高、低電流に交互に切
換え、高波時に大きく形成された溶融池を低電流時に一
部凝固させる。このようにして溶融池の温度を低下させ
ることによシ、浴融金属を保持しやすくして垂れ落ちを
防止することができる。この場合、プラスマキ−ホール
溶接では、電流値によってキーホールを形成した、シし
なかったシするので、連続した裏波ビードをうるには、
溶接速度を考慮した電流切換え時間および周期を設定す
る必要がある。
法としては、溶接電流を断続的に高、低電流に交互に切
換え、高波時に大きく形成された溶融池を低電流時に一
部凝固させる。このようにして溶融池の温度を低下させ
ることによシ、浴融金属を保持しやすくして垂れ落ちを
防止することができる。この場合、プラスマキ−ホール
溶接では、電流値によってキーホールを形成した、シし
なかったシするので、連続した裏波ビードをうるには、
溶接速度を考慮した電流切換え時間および周期を設定す
る必要がある。
次に実験例について説明する。
外径６０．５ｍ＋、肉厚＆９ｍのステンレス鋼管の全周
溶接において、第２図（→に示す形状のリング９Ａを使
用し、このリング９Ａを管８Ａ、８Ｂに、その内、外壁
からｌ■突出して装着した。ついで最も欠陥を発生する
立向き上進姿勢位置において、プラズマ電流が第３図に
示す１００Ａ、０．３１１ＥｌＯと３５Ａ、０．４（６
）による矩形波電流、プラズマガス−流量が３．ＯＬ／
ｗａ、ノズル外径が３ｍ＋、シールドガス成分がＡｒ＋
７０％Ｈａ混合ガスおよび溶接速度が１００ｍ／１ｍな
どの条件のもとて見られた溶接ビードはアンダカットを
発生せず、裏波のへこみのない良好なものであった。ま
たリング９人が管８Ａ、８Ｂの内壁側に突出した部分を
高さ０．５〜Ｚ、Ｏｗｍおよび厚さ１〜２ｗｓまで変化
させたが、前記リング９Ａの突出部はキーホールを形成
するプラズマアークによシ完全に溶融され、未溶融部が
残存することは皆無であった。
溶接において、第２図（→に示す形状のリング９Ａを使
用し、このリング９Ａを管８Ａ、８Ｂに、その内、外壁
からｌ■突出して装着した。ついで最も欠陥を発生する
立向き上進姿勢位置において、プラズマ電流が第３図に
示す１００Ａ、０．３１１ＥｌＯと３５Ａ、０．４（６
）による矩形波電流、プラズマガス−流量が３．ＯＬ／
ｗａ、ノズル外径が３ｍ＋、シールドガス成分がＡｒ＋
７０％Ｈａ混合ガスおよび溶接速度が１００ｍ／１ｍな
どの条件のもとて見られた溶接ビードはアンダカットを
発生せず、裏波のへこみのない良好なものであった。ま
たリング９人が管８Ａ、８Ｂの内壁側に突出した部分を
高さ０．５〜Ｚ、Ｏｗｍおよび厚さ１〜２ｗｓまで変化
させたが、前記リング９Ａの突出部はキーホールを形成
するプラズマアークによシ完全に溶融され、未溶融部が
残存することは皆無であった。
以上説明したように本発明によれば、固定管の全姿勢プ
ラズマ溶接において、最もアンダカットおよび裏波のへ
こみを発生し易い立向き上進姿勢で、ビード形成部への
溶融金属の添加および溶融池の保持力の増大をはかるこ
とができるので、前記アンダカットおよび裏波のへこみ
などの欠陥を防止することができる。また本発明によれ
ば、管と管の中心位置合せを容易忙、シかも精度よく行
うことができる利点がある。
ラズマ溶接において、最もアンダカットおよび裏波のへ
こみを発生し易い立向き上進姿勢で、ビード形成部への
溶融金属の添加および溶融池の保持力の増大をはかるこ
とができるので、前記アンダカットおよび裏波のへこみ
などの欠陥を防止することができる。また本発明によれ
ば、管と管の中心位置合せを容易忙、シかも精度よく行
うことができる利点がある。
第１図（ａＸｂ）は従来の固定管の裏波溶接法による溶
接断面図およびビード断面図、第２図（ａ）〜（Ｃ）は
本発明に係わる固定管の裏波溶接法の実施態様を示す一
部切開図、第３図は本実施態様における電流の時間変化
を示す図である。 ８Ａ、８Ｂ−・・固定管、９Ａ〜９Ｃ−・・リング、Ｉ
ＯＡ。 １０・・・段差。 へ 第１■ 才 ｚ１２１ −３３９−゛ 才３ｆ２］
接断面図およびビード断面図、第２図（ａ）〜（Ｃ）は
本発明に係わる固定管の裏波溶接法の実施態様を示す一
部切開図、第３図は本実施態様における電流の時間変化
を示す図である。 ８Ａ、８Ｂ−・・固定管、９Ａ〜９Ｃ−・・リング、Ｉ
ＯＡ。 １０・・・段差。 へ 第１■ 才 ｚ１２１ −３３９−゛ 才３ｆ２］
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、固定管の肉厚よシ大きな断面（半径方向）を有し、
かつ内周部および外周部の双方または一方に中心位置合
せ用段差を設けたリングを、その段差が前記固定管の内
壁および外壁よシ突出するように固定管に装着し、前記
リングと固定管をプラズマキーホール溶接によシ溶接す
ることを特徴とする固定管の裏波溶接法。 ２、上記プラズマキーホール溶接を行う際に、溶接電流
をキーホールを形成する高電流およびキーホールを形成
しない低電流に、裏波ビードが連続して見られる所定時
間および周期で交互に切換えることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の固定管の裏波溶接法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10842882A JPS591064A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 固定管の裏波溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10842882A JPS591064A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 固定管の裏波溶接法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS591064A true JPS591064A (ja) | 1984-01-06 |
Family
ID=14484517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10842882A Pending JPS591064A (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 固定管の裏波溶接法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591064A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6099479A (ja) * | 1983-10-12 | 1985-06-03 | ソシエテ・ナシオナル・デテユ−ド・エ・ドウ・コンストリユクシオン・ドウ・モト−ル・ダヴイアシオン、“エス．エヌ．ウ．セ．エム．ア−．” | 肉盛り材の溶接リング |
| JPH01278968A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-09 | Hitachi Ltd | プラズマキーホール溶接方法 |
| JP2014168809A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 溶接方法 |
| WO2016033627A1 (de) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | Stiwa Holding Gmbh | SCHWEIßZUSATZ UND VERFAHREN ZUR HERSTELLUNG EINER BAUGRUPPE MITTELS EINER STOFFSCHLÜSSIGEN VERBINDUNG |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52139641A (en) * | 1976-05-17 | 1977-11-21 | Sanyo Electric Co | Method of butt welding thinnwalled tube of small diameter |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP10842882A patent/JPS591064A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52139641A (en) * | 1976-05-17 | 1977-11-21 | Sanyo Electric Co | Method of butt welding thinnwalled tube of small diameter |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6099479A (ja) * | 1983-10-12 | 1985-06-03 | ソシエテ・ナシオナル・デテユ−ド・エ・ドウ・コンストリユクシオン・ドウ・モト−ル・ダヴイアシオン、“エス．エヌ．ウ．セ．エム．ア−．” | 肉盛り材の溶接リング |
| JPH0336626B2 (ja) * | 1983-10-12 | 1991-06-03 | Nashionaru Dechuudo E Do Konsutoryukushion De Motooru Dabiashion Soc | |
| JPH01278968A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-09 | Hitachi Ltd | プラズマキーホール溶接方法 |
| JP2014168809A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 溶接方法 |
| WO2016033627A1 (de) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | Stiwa Holding Gmbh | SCHWEIßZUSATZ UND VERFAHREN ZUR HERSTELLUNG EINER BAUGRUPPE MITTELS EINER STOFFSCHLÜSSIGEN VERBINDUNG |
| CN107073620A (zh) * | 2014-09-05 | 2017-08-18 | 斯蒂沃控股有限公司 | 焊料和用于通过材料锁合的连接制造组件的方法 |
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