JPS5910041Y2 - ステイック状砂糖等の包装箱 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は包装用の箱特にスティック状の砂糖その他の棒
状物を収容するための包装箱に関するものである。

本考案の目的は包装が正確であリ、シかも使用時には内
箱上端が外方に傾斜して内容物が容易に取出せるように
した包装箱を提供せんとするものであ。

以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。

本考案の箱は側面を開放した外箱１とこの外箱１内に嵌
装した中箱２との組合せによって構戊している。

外箱１は帯状の板紙を折曲して形戒するものであり底板
１１の左右外側に側壁１２．１２を連設し、更にこの側
壁１２．１２の外側には天板１３，１３を連設している
。

１４．１４は側壁１２の他方側に折曲自在に連設した折
込片である。

１５は天板１３，１３相互の重合面に塗布した接着剤で
ある。

中箱２は外側壁２１の両側に側壁２２ ．２２’を連設
し、一方の側壁２２に内側壁２３を連設するともに側壁
２２ ．２２’の下端及び内側壁２３の下端には底板２
４，２４’及び２５を連設した小箱２’，２’を外側壁
２１．２１の下端部に連設した連結板２６で連結一体化
する構或とし外側壁２１．２１の上端部にはミシン線２
７ ．２７により区画された切除片を形威している。

２８は内側壁２３の外側に連設した係止片である。

図中２９ ． ２９’は糊代、２６′は折曲線である。

本考案は上記のように構或したので中箱２を第３図例示
のように組立てた後それぞれの小箱２’，２’内にステ
ィック状砂糖等の棒状体を収容し次いでこれを外箱１内
に収容し外側壁２１上端の糊代２９を天板１３の裏面に
接着させて外箱１と中箱２の一体化を行い包装を完了す
る。

（第４図参照）小箱２′内のスティック状砂糖等を取り
出す際には外側壁２１上端に刻設したミシン線２７．２
７により区画された切除片を除去し小箱２’，２’の上
方を外側へ引き出すと内側壁２３の外側に連設した係止
片２８が外箱１の側壁１２に連設した折込片１４と係合
してそれ以上の傾斜を行うことなく上部を開口でき（第
５図参照）、構造も簡単である特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は中箱の展開図、第２図は外箱の展開図、第３図
は組立状態を示す斜視図、第４図は完或品の斜視図、第
５図は使用状態を示す斜視図である。 １・・・・・・外箱、１１・・・・・・底板、１２・・
・・・・側壁、１３・・・・・・天板、１４・・・・・
・折込片、１５・・・・・・接着剤、２・・・・・・中
箱、２′・・・・・・小箱、２１・・・・・・外側壁、
２２，２２′・・・・・・側壁、２３・・・・・・内側
壁、２４．２４’，２５・・・・・・底板、２６・・・
・・・連結板、２６′・・・・・・折曲線、２７・・・
・・・ミシン線、２８・・・・・・係止片、２９，２９
′・・・・・・糊代。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 両側面を開放した外箱１と、この外箱１内に嵌挿する中
   箱２との組合せからなり、前記外箱１は底板１１の左右
   外側に側壁１２．１２及び天板１３，１３を順次連設し
   、前記側壁１２．１２の上下両側には折込片１４．１４
   を連設した筒状体として構威し、前記中箱２は外箱１内
   に嵌合できる大きさであり、上端部にミシン線２７．２
   ７により区画された切除片を形威した外側壁２１．２１
   の両側に側壁２２．２２’を連設し、一方の側壁２２に
   は両側壁２３及び係止片２８を順次連設してなり、更に
   側壁２２．２２’及び内側壁２３の下端には底板２４
   ，２４’及び２５を連設した二つの小箱２’，２’を中
   央に折曲線２６を形戊した連結板２６で連結して構威し
   、外箱１内に中箱２を組合せた際に内側壁２３に連設し
   た係止片２８が外箱１の折込片１４と係合するように構
   威したスティック状砂糖等の包装箱。