JPS58993A - 新規アミノ配糖体及びその製法 - Google Patents

新規アミノ配糖体及びその製法

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JPS58993A
JPS58993A JP9906481A JP9906481A JPS58993A JP S58993 A JPS58993 A JP S58993A JP 9906481 A JP9906481 A JP 9906481A JP 9906481 A JP9906481 A JP 9906481A JP S58993 A JPS58993 A JP S58993A
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acid
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JP9906481A
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Inventor
Isamu Watanabe
勇 渡辺
Takashi Yamaguchi
貴司 山口
Kazuhiro Kamiya
一博 神谷
Toshito Mori
森 俊人
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Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 (式中R1及びR2の一方は水素原子、他方はメチル基
、R3は水素原子又はアミノアシル基を示し、アミン基
及び/又は水酸基は保護されていてもよい)で表わされ
る新規なアミノ配糖体及びその酸付加塩ならびにその製
法に関する。
本発明者らは先に、サツカロポリスポラ・ヒルスタ・K
C−6606−株ならびにストレプトミセスsp、、K
C−7038株の代謝産物として、それぞれ抗生物質と
して有用な数種の化合物(KA−6606物質群ならび
にKA−7038物質群)を見い出した。これらの化合
物のうち、KA−66061〜■及び■、KA−7,O
n l及び■は次の構造式で示される(特開昭55−1
27401号、同54−66605号、同54−141
701号、及び同55−111497号各公報参照)。
1位アミノ基 KA−6606 1CH,HC0CH2NH2シス ■//     I/      )(l/@    
 tt     u    COCH2NHCONH2
、”IV     //     //    C0C
H2NHCHO//Vl    u    tt   
 HトランスKA−7038 IHCH3COCH2NI(2トランスl   u  
  u     I(、tt本発明者らは、これら化合
物の誘導体を合成してその活性を検討したところ、5位
のメチルエーテルを開裂した5−デー0−メチル体が優
れた抗菌作用を有することを見い出した(特開昭55−
55198号及び同56−2997号各公報径照)。
そして更に研究を進めた結果、前記の5−デー〇−メチ
ル体を5,6位の間で脱水した化合物である5−デメト
キシ−5−エノ体(1)が優れた抗菌作用を示すことを
見い出して本発明に到達した。
本発明の化合物(1)は、一般式 (式中R1及びR1は前記の意味を有し、へは水素原子
又はアミノアシル基を示す)で表わされる化合物又はそ
のアミノ基及び6位の水酸基が保護された化合物の5位
の水酸基を電子吸引性の基に置換したのち、酸性、−塩
基性又は中性の塩を作用させることにより製造できる。
式(1)の化合物を製造するに際しては、まず式(3)
の化合物又はそのアミン基及び3位の水酸基が保護され
た化合物に電子吸引性の基を導入する。
電子吸引性の置換基としては、トシル基、メシル基、ナ
シル基等の置換スルホン酸エステル基、塩素、臭素、ヨ
ウ素等のハロゲン原子、ニトリル基、アジド基などがあ
げられる。この反応i通常の方法により行われる。例え
ば、スルホン酸エステル化スる場合には、スルホン酸ノ
・・ロゲン化物を溶媒中で式(6)の化合物に作用させ
ることが好ましい。ハロゲン化を行う場合には、ハロゲ
ン化スルフリル、ハロゲン化チオニル等を式(6)の化
合物に作用させる方法、四ハロゲン化炭化水素をトリフ
ェニル7オスフインの存在下に式(6)の化合物に作用
させる方法、前記のスルホン酸エステル誘導体にハロゲ
ン化アルキルを作用させる方法などを用いることができ
る。ニトリル化、アジド化を行う場合には、前記のスル
ホン酸誘導体にシアン化ア□ルカリ、アジ化アルカリ等
を作用させることが好ましい。
次いで5位の水酸基が電子吸引性の基で置換された式(
5)の化合物に酸性、塩基性ス(中性の塩を作用させる
と、脱水反応により、目的化合物(1)が得られる。
酸性塩としては、炭素数1〜50アールキル基を有する
テトラアル゛キルアンモニウムハロゲナイド、例えばテ
トラブチルアンモニウムクロリドなどの4級アンモニウ
ム、塩など、塩基性塩としては、酢酸、プロピオン酸、
コハク酸、安息香酸、フタル酸などのアルカリ金属又は
アルカリ土類金属塩など、中性塩としてはフッ化カリウ
ム、塩化ナトリウム、塩化カルシウムなどがあげられる
この−子吸引性の置換基の脱離反応は溶媒中で室温ない
し100℃で約60分ないし約20時間で行われる。溶
媒としては、ベンゼン、アセトニトリル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミP、ジメチル
スルホキシドなどがあげられる。゛ 出発物質(6)は、例えば式(2)で表わされる化合物
(KA−6606物質ならびにKA−7038物質)に
、特開昭55−55198号公報に記載の方法により、
鉱酸例えば臭化水素酸、沃化水素酸、弗化水素酸等又は
ルイス酸例えば三塩化硼素、三弗化硼素等、あるいはア
ルカリ金属及びアミンを作用さすて5位のメチルエーテ
ルを開裂することによって製造できる。
式(6)の化合物の5.6位の間で脱水するためには、
化合物(3)の各アミノ基及び3位の水酸基を保護して
おくことが好ましい。
アミノ基の保護基としては、従来ペプチド合成において
常用されている公知のアミン保護基を使用することがで
きるが、一般式 (式中Aはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基
又はアルアルキル基を示す)で表わされる保護基が特に
好ましい。これらの保護基としては、例えば次のものが
あげられる。アルキルオキシカルボニル基例えばエチル
オキシカルボニル基、三級ブチルオキシカルボニル基、
三級アミルオキシカルボニル基等、シクロアルキルオキ
シカルボニル基ml ic &’!シクロへキシルオキ
シカルボニル基等、アリールオキシカルボニル基例えば
フェノキシカルボニル基等、アルアルキルオキシカルボ
ニル基例えばベンジルオキシカルボニル基、p−メトキ
シベンジルオキシカルボニル基等。
保護基の導入は通常の方法で行われるが、一般式 %式%(41 (式中のAは前記の意味を有する)で表わされるカルボ
ン酸又はその反応性誘導体を化合物(6)に作用させる
方法が好ましい。カルボン酸の反応性誘導体としては、
例えば酸ノ\ロゲニド、酸アジド化合物、酸無水物、活
性エステルなどがあげられる。次いで3位の水酸基のみ
を選択的に保護する。式(6)の化合物には3位の水酸
基に隣接して4位にアミノ基が存在するため、これを利
用して環状カルバメートを形成することにより、3位の
水酸基を4位のアミン基と共に容易に保護することがで
きる。環状カルノ(メートは、テトラ−N−保護化合物
に好ましくは溶媒中でアルカリを作用させることによっ
て形成される。アルカリとしては、例えば水素化ナトリ
ウム、水酸化バリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カル
シウムなど、溶媒としては、例えばジメチルホルムアミ
ド、ジオキサン、テトラヒドロフラン、水など又はこれ
らの混合物が用いられる。
式(3)の化合物の3,4位間に環状カルバメートを形
成すると、置換基へが脱離するため、この化合物を脱水
したのち加水分解すると、R5が水素原子である式(1
)の化合物が生成し、この化合物の4位のメチルアミノ
基をアンル化すると、R3がアシル基である式(1)の
化合物が得られる。
アシル化を実施するには、まず4位のメチルアミノ基を
遊離させたのちこれをアシル化する。
すなわち、6,4位間の環状カルバメートを加水分解す
ることにより、容易に4位のメチルアミン基を遊離させ
ることができる。この加水分解には通常の酸加水分解又
はアルカリ加水分解を適用することができる。
R3が水素原子でアミノ基が遊離した式(1)化合物の
4位のメチルアミノ基をアシル化する場合は、まず式(
1)の化合物の1位、2′位及び6′位のアミン基を保
護する。この保護反応は前記の化合物(3)のアミン基
の保護反応と同様に行うことができる。このとき4位の
メチルアミン基も同時に保護されるため、アシル化すべ
き4位のメチルアミノ基を遊離させる必要がある。この
ためには、前記と同様にして6位の水酸基と4位のメチ
ルア、、ミイ基との間で環状カルバメートを形成し、次
いでこれを加水分解することにより、容易に4位のメチ
ルアミノ基のみを遊離させることができる。加水分解に
は、通常の酸加水分解又はアルカリ加水分解を適用する
ことができる。
またテトラ−N−保護化合物に水を含む溶媒中でアルカ
リを作用させると、直接に4位のメチルアミン基のみを
遊離させることができる。
一方、R,=Hである式(1)の化合物のアミノ基を保
護する際に、式(4)のカルボ/酸の反応性誘導体とし
て、活性エステル例えば置換フェニルエステル、N−オ
キシスクシ/イミドエステル、N−オキシフタルイミド
エステルなど、特に一般式 (式中又は置換されていてもよいフェニル基、こはく酸
イミジル基又は7タルイミジル基を示す)で表わされる
活性エステルを用いると、1位、2′位及び6′位のア
ミノ基だけを選択的に保護することができる。この反応
の際に金属化合物、例えば酢酸ニッケル、酢酸コバルト
、酢酸銅などを存在させると好ましい結果が得られる。
これらの方法で得られる1位、2′位及び6′位のアミ
ン基が保護された式(1)の化合物(R,=H)の4位
のメチルアミノ基をアシル化すると、アミ7基が保護さ
れた式(1)の化合物が得られる。
−アシル化剤としては、アミノ酸例えばグリシン、アラ
二ノ、バリン等を用いることが好ましい。アミノ酸を用
いてアシル化するためには、通常のペプチド合成法を適
用することができ、N−保護アミノ酸又はその反応性誘
導体を作用させる。アミノ酸のアミン基の保護基として
は、前記の保護基のいずれを用いてもよ(、また式(1
)の化合物(R3=H)の保護基と同一でも異なっても
よいが、次の工程における脱離反応を容易に行うため、
同じ保護基を用いることが好ましい。そのほかアミノ基
は例えば低級アルキル基、カルバモイル基、ホルミル基
等で置換されていてもよい。アミノ酸の酸反応性誘導体
としては式(4)のカルボン酸の反応性誘導体と同様の
ものを用いることかもきる。
こうして得られるアミン基及び/又は水酸基が保護され
た式(1)の化合物(R3=H又はアシル基)の保護基
を脱離すると、式(1)の遊離化合物が得られる。アミ
ノ基及び水酸基の保護基の脱離には通常の方゛法を適用
することができるが、バーチ還元法及び酸分解を用いる
ことが好ましい。バーチ還元は液体アンモニア中で金属
ナトリウム又は金属リチウムを作用させる方法が好まし
い。酸分解を行う場合は、臭化水素酸−酢酸等を用い0
〜60℃で0.1〜5時間反応させることが好ましい。
目的物質である式(1)の化合物ならびにそのアミノ基
及び/又は水酸基が保護された化合物の単離精製は常法
により行われるが、カラ7ムクロマトグラフイーを利用
することが特に好ましい。
吸着剤としては、例えばCM−セファデックス、アンバ
ーライトIRC−50、同CG−50、カルボキシメチ
ルセルロース等の陽イオン交換樹脂を用いることが好ま
しい。展開は、アルカリ性水溶液例えばアラモニア水、
義酸アンモニウム水溶液などを展開溶媒として用い、濃
度勾配法又は濃度段階法により行うことができる。溶出
液より活性画分を集め、凍結乾燥すると、目的化合物の
純品を得ることができる。
式(1)の化合物は常法に従って酸付加塩に導くことが
できる。酸としては無機酸、例えば硫酸、塩酸、臭化水
素酸、沃化水素酸、燐酸、炭酸、硝酸等ならびに有機酸
例えば酢酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸、マンデル
酸、コハク酸等が用いられる。
重置廚の化合物(1)及びその酸付加塩は優れた抗菌活
性を有し、抗生物質として人間及び他の動物の医薬とし
て有用である。また他の抗生物質を製造する中間体とし
ても有用である。
参考例1 1 T2’16’ −) +7スーN−ベンジルオキシ
カルボニル−5−0:4−N−カルボニル−5−デー〇
−メチル−KA−66061の製造 a) 次式 で表わされる化合物(5−デーO−メチル−KA−66
06II ) I Pを水10m1に溶解し、無水炭酸
ナトリウム1.3?及びメタノール40m1を加えたの
ち、水冷下にカルボベンジルオキシクロリド’1.6m
l、を滴下する。水冷\下に更に3時間攪拌を続けたの
ち、反応液を濃縮乾固する。
残査にクロロホルムを加え、水洗後乾燥し、溶媒を留去
すると、無色結晶2゜6?が得られる。
この結晶をベンゼンから再結晶す/ると、融点156〜
15.4℃の無色針状晶として1.4.2’、6’7テ
トラキスーN−ベニyジルオキシカルボニルー5−デー
0−メチル−KA−6606IIが得られる。
元素分析値: C46H54N<OlgとしてC’  
      HN 計算値(%)  64.62□  6.37、 6.5
5実測値(匈 64.49  6.336.61゜比旋
光度:[α]2B+44°(cl、CHCl3)b) 
 a)により得られたN−保護化合物100■をジオキ
サン2 mlに溶解し、0.1M水酸化バリウム水溶液
1.5 mlを加え、60℃で1時間攪拌する。反応液
にドライアイスを加えて中和し、不溶物をr過し、r液
を濃縮乾固する。残査をプレパラテイプ薄層クロマトグ
ラフィー(クロロホルム−メタノール15:1)で分離
すると、無色固体として1.2’、6’ −)リス−N
−ベンジルオキシカルボニル−3−0:4−N−カルボ
ニル−5−チー 0−メfl−KA−6606II 6
8 m9が得られる。
元素分析値: c、Q H46H40I +としてCH
N 計算値((6) 62.72  6.21  7.50
実測値((6) 62.4B   6.10  7.2
8比旋光度:〔α)23+33°(CI、CHCl3)
1760(環状カルバメート) PMR値:δCDCCDCl5 pp 7(5H,a、J=6 I(z、c−CHS)2
.87(!iH,s%N−CH5) 参考例2 1.2’t6’ −) IJスーN−ベンジルオキ7カ
ルボニルー3’−0:4−N−カルボニル−5−デー〇
−メチル−KA−66σ6■の製造 a)次式 で表わされる化合物(5−デー0−メチル−KA−66
06VT ) 500 FQを用い、参考例1(a)と
同様に反応処理すると、無色固体のテトラキス−N−ベ
ンジルオキ7カルポニルー5−デーO−メチル−KA−
4606Vl 760 Qが得られる。
元素分析値: C46H54N4012としてCHN 計算値(匈 64.62  6.37  6.55実測
値(匈 64.90  6.18  6.48比旋光度
:〔α)22 + 51°(cl 、 CHCl、 )
PMR値:δCD013 ppm [16(3H,d、 J =6 Hz、 c−CH3)
2.89 (5H,S、 N−CH,、、)   7.
5〜7.4 (20H,m、 4XC,H5)b)上記
N−保護化合物540〜を用い、参考例i b)と同様
に操作する。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム−メタノール20:1)で分離精製すると、
無色固体の1,2′、6′−トリス−N−ベンジルオキ
シカルボニル−3−o:4−N−カルボニル−5−デー
0−メチル−KA−6606Vl 384〜が得られる
元素分析値: C311H411N40’11としてc
       HN 計算値(%)  62.72  6.21  7.50
実測値((6) 62.7G   5.90  7.3
4比旋光度:〔α)24 + 4 Bo(cl、CHC
L3)CHCl、   −1 IR値二′max′rn 1760CHI状カルバメート) PMR値:δCDC1・ppm 1.15 (3H,a、J=6Hz、C−CH3)2.
87 (,3H%S、N−CH,)参考例3 1.2’、6’ −) ’)ターN−ベンジルオキシカ
ルボニル−5−0:4−N−カルボニル−5−デー0メ
チル−KA−70381の製造 で表わされる化合物(5−デー0メチル−KA−703
81)、530 m9を用い、参考例1a)と同様に操
作すると、無色固体のテトラキス−N−ベンジルオキ7
カルボニルー5−デーO−メチ、n、 −KA−703
81820m9が得られる。
元素分析値: C4a H54N4012としてCHN 計算値(匈 64.62  6.37  6.55実測
値(%)  64.59  6.21  6.38比旋
光度:〔α) 22 +62°(cl、CHCl3)P
MFI値:δCDCl、 l’)I)m2.89 (3
H,s、 N−CH5)2.92 (3H,s、 N−
CH8)b)前記のN−保護化合物7951n9を用い
、参考例1 b)と同様に操作すると、無色固体の1.
2’、6’−) IJスーN−ベンジルオキシカルボニ
ル−6−p:4−N−カルボニル−5−デーO−メチ#
 −KA=70381503In?が得られる。
元素分析値: C5oH*aNnO’++としてCHN 計算値(%l  62.72  6.21  750実
測値(匈62.45  6.02  7.28比旋光阜
:〔α) 22 +46°(cl、CHCl、)CHC
l3   r IR値ニジmax an− 1760(環状カルバメート) PMR値:δCDCl、ppm 2.81 (6H%S、 N−C馬) 2.90 (3H,s%N−CH5) 実施例1 5−デメトキシ−5−エノー KAで6606Ilの製
造 (a)  1.2’、6’−)リス−N−ベンジルオキ
シカルボニル−3−o:4−N−カルボニル−5−デー
〇−メチルーKA−6606川(参考例1)60Orn
&をピリジン10m1に溶解し、トシルクロリド750
rn9を加えて50℃でτ夜攪拌する。
反応液にメタノールを少量加・えたのち、溶媒を留去し
、残査をクロロホルム’lQmlに溶解スる。
これを炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で洗浄しだのち
乾燥し、溶媒を留去してシリカゲルのカラムに付す。ク
ロロホルム−酢酸エチル(7:2)で展開し、目的物を
含む部分を常法により処理すると、無色固体のL2’#
、6’−’ ) IJスーN−ベンジルオキシカルボニ
ル−5−0:4−N−カルボニル−5−デー0−メチル
−5−〇−トシルーKA−660611670□?!l
!−得られる。
比旋光度:〔α耀+67°(C1、CHCl、 )17
70(カルバメート) 1180 (−oso、−) PMR値ニーδCDC11pp” 1.08 (6H,d、 J =6.5 Hz、 6’
−C−CH3)2−69’ (5H,s 4 N  C
Ha )・元素分析値: C+aHsgN*0tsSと
してCHNB 計算値(%)  61,52 5.82 6.22 3
.56実測値(%)  61.05 5.50 6.1
1 3.28(bl  (alで得られるトシル体67
0■を10%テトラブチルアンモニウムフロリド−アセ
トニトリル溶液8.、4 mlに溶解し、80℃で8時
間加熱する。反応液にクロロホルム40 mlを加え、
水洗及び乾燥したのち、溶媒を留去する。残査をシリカ
ゲルのカラムに付し、クロロホルム−酢酸エチル(5:
2)で展開する。目的物を含む部分を常法により処理す
ると、無色固体の1.2’。
6’−) IJ x −N −ヘンシルオキシカルボニ
ル−3−0:4−N−カルボニル−5−デメトキシ−5
−エノーKA−66061324■が得られる。
比旋光度:〔α)A4−64°(cl、CHCl4 )
IR値ニジCHC1a  1 ai0− 1760(カルバメート) PMR値:δCDCII ppm 1.10 (AH,d%J =6.5Hz、 C−cH
,)2.82 (3H,1s、 N−CH3)5.91
(2H,s、オレフィンH) 元素分析値: a、e H44N401oとしてC’ 
      HN 計算値(%)  64.27 6.09 7.69実測
値(%)  64.55 6.53 7.41(C) 
 (b)で得られるN、O−保護化合物11′7■を酢
酸1 mlに溶解し、25%臭化水素−酢酸溶液2ml
を加えて室温で2時間放置する。反応液にn−ヘキサン
50 mlを加え、生じた沈殿をP取し、これを0.5
規定の水酸化バリ゛ウム水溶液61nlに溶解し、80
℃で1時間加熱する。反応液を硫酸で中和し、・水10
0m1で希釈して、生じる沈殿をr去する。P液をCM
−セファデックスC−25(NH々型)のカラムに付し
、0.1規定定及び0.5規定のアンモニア水の間で濃
度勾配法により展開する。目的物を含む部分を凍結乾燥
すると、無色粉末の次式で示される5−デメトキシ−5
−二ノーKA−660611141nyが得られる。
CH。
比旋光度:〔α)言−14°(co、s、H,O)” 
  PMR値:δD201)I)m (TMS外部標準
)1.55(5H,d、 J=6.5Hz、C−CH5
)2.88 (5H%s、 N−CH,)5.52 (
I H,’ d、 J =4.0 Hz、’ H−1’
)6.24(2H,s、オレフイ7H) 元素分析値: CI4 H28N40s・H20として
CIN 計算値(%)52.81 9.50 17.60実測値
(%)  52.48 9.15 17.36実施例2 5−デメトキシ−5−エノーKA−66061の製造 (a)  実施例1で得られた5−デメトキシ−5−エ
ノーKA −−6606n 60■をメタノール2ml
に溶解し、酢酸ニッケル(四水塩)150■を加え60
分攪拌したのち、ベンジルオキシカルボニルオキシスク
シンイミド160■を加え、3時間室温で攪拌する。次
いで濃アンモニア水1 mlを加え、30分攪−拌して
溶媒を留去2する。
残査をクロロホルム2omlに溶解し、3規定のアンモ
ニア水及び水で洗浄したのち乾燥して溶媒を留去する。
残査をジオキサン4 mlに溶解し、′N−ベンジルオ
キ7カルボニルグリシンのN−ヒドロキシスクシンイミ
ドエステル150■及びトリエチルアミン0.2 rn
lを加え、60℃で一夜加熱する。
反応終了後、溶媒を留去し、残置をシリカゲルのカラム
に付してクロロホルム−酢酸エチル(5:2)で展開す
る。目的物を含む部分を常法により処理すると、無色固
体のテトラキス−NTベンジルオキシカルボニル−5−
デメトキシ−5−エノーKA−66061811n9が
得られる。
比旋光度:〔α〕甘せ21°(cl、CHCl、 )1
650 (アミドI) PMR値:δCDCII  ppm 1.07 (3H,d、 J =6.5 Hz、 C−
CH5)2.89 (S Hls、 N−CHL)元素
分析値: 1048H511N11012としてCHN 計算値(%)  64.49 6.20 7.85実測
値(%)  64.22  6.01 7.56(b)
  (a)で得られたN−保護化合物81〜を用い、実
施例1(C)と同様に反応処理すると、無色粉末の次式
で示される5−デメトキシ−5−エノ〜KA−6606
110Tn9が得られる。
CH。
1.56 (6H1a、 J =6.5 Hz、 C−
CH,)3.52 (3H,s、 N−CH3)5.5
8 (I H,d、 J =3.4 Hz、 H−iり
元素分析値: C+aHjtNa04”Hz0としてC
H・  N 計算値(%)  51.18 8.86 18.65実
測値(%)  50.91  8.53 18.56実
施例6 5−デメトキシ−5−エノーKA−6606Vlの製造
(a)  1.2’、6’  )リス−N−ベンジルオ
キシカルボニル−5−0:4−N−カルボニル−5−デ
ー〇−メチル−KA−66a6Vi(参考例2)100
〜をビリジj72 mlに溶解し、トシルクロリド25
6ダを加え67℃で40時間加温する。
反応液に少量の水を加えたのち溶媒を留去し、残置を実
施例1(a)と同様に処理すると、無色固体の1.2’
、6’ −)リス−N−ベンジルオキシカルボニル−3
−0:4−N−カルボニル−5−デー〇−メチル−5−
0−)シル−KA−6606VI80■が得られる。
比旋光度:〔α)習+、15°(C2、CHCl5)1
770 (カルバメート) 1175 (−0SO,−) PMR値:δCDC14ppm 103(5H,a、 J=6H2,c−c5J−2,7
0(6H,s、N−CH,) 元素分析値: C46H511N40+38としてCH
NS 計算値(%)  61.52 5.82 6.22 5
.56実測値(%)  60.9B  5.91 6.
035.52(b)  (a)で得られ“るトシル体6
0mgを7%テトラブチルアンモニウムフロリド−ベン
ゼン溶液1゜5 mlに溶解し、45℃で5時間加温す
る。次いで反応液を実施例1四と同様に処理すると、無
色固体の1m2’m6’ −) ’)クーN−ベンジル
オキシカルボニル−5−0:4−N−カルボニル−5−
デメトキシ−5−エノーKA−6606VI28即が得
られる。
比旋光度:〔α〕23+25°(cl、CMCI、 )
1765(カルバメート) PMR値:δ−CDC1x pl)m l、08 (S H,d、 J−!6Hz、 C−CH
3)2.83 (jH,s、N−CH3) 5.89(2H,s、オレフィンH) 元素分析値: C3g H44N401gとしてC、H
N 計算値(%)  64.27 6.09 7.69実測
値(%)  64.31 6.25 7.58(C)(
b)で得られるN、O−保護化合物189■を用い、実
施例1(C)と同様に反応、処理すると、無色粉末の次
式の5−デメトキシ−5−エノーKA−6606VT 
51■が得られる。
PMR値:δD20  ppm 1.54 (3H,a、 J =6.5 H2,c−c
4 )2.86(5H%s、 N−CH,) 5.54 (I H,d、 J==3.5Hz、 H−
1’)6.22(2H,8,オレフィンH) 元素分析値: ”+4 Hu N4OA ’ H20と
してCH 計算値(%)  52.81 9.50 17.60実
測値(%)  52.55 9.54 17.22実施
例4 5−デメトキシ−5−エフ−4−N−グリシル−KA−
6606V1の製造 (a)  実施例3で得られる5−デメトキシ−5−!
/−KA−6606VI 451vを用い、実施例2(
a)と同様に反応、処理すると、無色固体の1.2’、
6’−トリス−N−ベンジルオキシカルボニル−4−捷
−(N−ベンジルオキシカルボニルグリシル)−5−デ
メトキシ−5−エノーKA−66’06■73即が得ら
れる。
比旋光度:〔α)、;”+55°(cl、CHC’l、
 )IR値: v CHC” cm−” ax 1640 (アミドI) PMR値:δCDC’l、 ppm 1.06 (5f(、d、 J=61(Z、 C−CH
,)2.95 (5H,s、 N−CH,)元素分析値
:048H閣N5012としてC,H’N 計算値(%)64.49 6゜20 7.83実測値(
%)  64.53 5.92 7.44(b)  (
a)で得られるN−保護化合物66■を用い、実施例1
(c)と同様に反応、処理すると、無色粉末の次式の5
−デメトキシ−15−エノー4−N−グリシル−KA−
6606■15■が得られる。
PMR値:δD20 ppm 1.5 ’6 (5H,d、 J=6.5 HzlC−
CHs )3.49 (5H%S、 N−CH,)5.
45 (I H,d、 J =3.5 Hz、 H−1
’)元素分析値@ C16Ha1N504 ” H2C
O1@H20としてCHN 計算値(%)  46.67  B、06 16.01
実測値(%)  46.81  8.N  15.6B
実施例5 ゛ 5−デメトキシ−5−x / −K A −70581
(D製造 (a)  1.2’、6’−)リス−N−ベンジルオキ
シカルボニル−3−0:4−N−カルボニル−5−デー
0−1fk−KA−70581(参考例3)100■を
用い曳、実施例6(a)と同様に反応、処理すると、無
色固体の1.2’、6’ −トリス−N−ベンジルオキ
シカルボニル−5−0:4−N−カルボニル−5−デー
0−メチル−5−o−トシル−KA−70381921
11&が得られる。
比旋光度:〔α片+28° (’C1、CHC’11)
CHCI、     −亀 IR値ニジmax  傭 1765(カルバメート)゛ 1175 (−0SO,−)       ’PMR値
:δCD014  ppm 2.46(5H,s 、 uCHs )2.88.2.
72(各3H1s%N−CH5)元素分析値: C46
)152N4o1fisとしてCHN    S 計算値(%)  61.H125,826,225,5
6実測値(%)  61.28 5.62 5.96 
3.22(bl  (atで得られるトシル体80■を
用(・、実施例6(b)と同様に反応、処理すると、無
色固体のL2’#6’ −) IJスーN−ベンジルオ
キシカルボニル−5−0:4−N−カルボニル−5−デ
メトキシ−5−工/−KA−7038133m9カー得
られる。
比旋光度:〔6片+61°(c i、 cuci、 )
1765(カルバメート) PMR値:δCD013 ppm 2.91.2.83(各6H,s%N−CH,)5.9
0(2H,s、オレフィンH) 元素分析値:C3゜H44N、O,。としてHN 計算値(%)  64.27 6.09 7.69実測
値(%)  64.21 5.95 7.56(C) 
 (b)で得られるN、O−保護化合物62■を用い、
実施例3(c)と同様に反応、処理すると、無色粉末の
次式の5−デメトキシ−5−エン−KA−703819
〜が得られる。
PMR値:δD20 ppm 2.87.2.90(各3H,s%N−CH8)5.5
5 (I H,d、 J =5.5Hz、 H−1’)
6.25(2H,s、オレフィンH) 元素分析値: C14H,N403・H20としてCH
N 計算値(%)  52.81 9.50 17.60実
測値(%)  53.12 9.58 17.38実施
例6 5−デメトキシ−5−エン−KA−70581の製造 fa)  実施例5で得られる5−デメトキシ−5−x
 / −KA −7058@ 181114/を用い、
実施例2(a)と同様に反応、処理すると、無色固体の
テトラキス−N−ベンジルオキシカルボニル−5−デメ
) +シー5−工/−KA−70381321vが得ら
れる。
比旋光度:〔α)22+59°(cl、cHcls )
1635(アミドI) PMR値:δCDCl3 ppm 2.91 (6H,s、 N−CH3)元素分析値: 
C48H55N+1 onとして実測値(%)  64
.2B  5.99 7.55(bl  (alで得ら
れ1N−保護化合物29ダを用い。
実施例1(c)と同様に反応、処理すると、無色粉末の
次式の5−デメトキシ−5−エン−” KA −703
817即が得ら)る。
H2 1635(アミドI) PMR値:δD+10 ppm 3.50.2.90(各6H1s、 N−CH3)5.
51 (I H,dl、T =3.5 Hz、H−1’
)元素分析値: c16H31Nllo4 ” H2O
としてC−HN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (式中R,及びR2の一方は水素原子、他方はメチル基
    、R3は水素原子又はアミノアシル基を示し、アミノ基
    及び/又は水酸基は保護されていてもよい)で表わされ
    る化合物又はその酸付加塩。 2、一般式 (式中RIX及びR2の一方は水素原子、他方はメチル
    基、へは水素原子又はアミノアシル基を示す)で表わさ
    れる化合物又はそのアミン基及び3位の水酸基が保護さ
    れた化合物の5位の水酸基を電子吸引性の基で置換した
    のち、酸性、塩基とすることを特徴とする、一般式 (式中R,及びR2は前記の意味を有し、R8は水素原
    子又はアミノアシル−基を示し、アミノ基及び/又は水
    酸基は保護されていてもよい)で表わされる化合物又は
    その酸付加塩の製法。
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