JPS589896Y2 - 容器ホルダ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は紙容器やコツプ等の容器を一体的に包装して、
陳列展示や携帯□便利な容器ホルダーに係るもので、板
紙や合成樹脂製薄板を素材として簡単に製造しえ又紙容
器等の装尺も容易で紙容器等の運搬や携帯が容易にして
且つそのまま陳列展示棚に陳列して販売することができ
る容器ホルダーに関するものである。

従前、缶詰等の容器を固定して保持具や携帯具を形成す
る板紙が提案されている。

これら提案されているものはその本体を製作するのに「
簡易止め具」や「接着剤」を使用するものやあるいは「
加熱接着手段」を使用したりするものが多く又缶詰等を
収容したとき、その配列が不自然な包装形態になり、そ
のまま陳列棚に積み重ねて陳列展示販売する等の効果は
期待できなかった。

本考案は、上記の点に鑑み為さｎ、たものであって、以
下実施例の一つを図面に従って詳述すると、１は本考案
の容器ホルダーであって、第２図に図示される如く、一
枚の板紙な打抜加工してシート状に構成されている。

２は紙容器１０１の底部と接する底面部で、その片側に
谷折りの折曲線９を介して、側面部３を、更にその外側
に山折りの折曲線１０を介して上板部４が配設され、上
板部４には半円形状の押え板５が延設され、紋押え板５
は紙容器１０１の開口部をアルミ箔や合成樹脂薄膜等で
耐波した開口上蓋部１０２ＶＣ当接さ力、ている。

一方、底面部２には当接板６が延設さ力１、当接板６は
略半円形状をなしているも、その頂部が若干弓形状に切
込まれている。

該当接板６の外周頂部の位置とそ力、に相応する底面部
２の位置とに対の舌片７，８が切込により形成され、当
接板６はホルダー１に装尺されろ紙容器１０１０個数に
応じて配設されている。

舌片７．８が、紙容器１０１の底部の内周壁面１０４に
当接係合されて、紙容器１０１は底面部２に固定される
。

更に、側面部３には上板部４と谷折り折曲線９とにわた
って透孔１１が穿設され、透孔１１はカップ容器の縦断
面形状と略同−形状を為しているも、その切込線１２は
カップ状の紙容器１０１の胴部と当接する如く設けも力
１、又側面部３の上端であって、上板部４に連接して、
紙容器１０１の上端縁に突出する円縁１０３が挿入さ力
。

る弓形状の切欠部１３が設げられている。

１４は上板部４と押え板５とにわたって設けられた孔テ
、紙容器１０１の開口上蓋部１０２に記載さ力、た表示
内容等が収税できる。

尚、図中１５は押え板５の外周部で、１６は当接板６の
外周部である。

紙容器１０１の個数に応じて配設された押え板５の外周
部１５は紙容器１０１の外周円縁１０８に当接し、それ
と略同−に形成し又、一方、底面部２には紙容器１０１
の個数に応じて延設された略半円形状の当接板６の外周
部１６が紙容器１０１の底部の内周と略同−に夫々形成
されている。

本考案のホルダー１の高さＨは収容３ｉる紙容器１０１
の高さｈと略同−の高さが望ましい。

本考案は上記のように構成されるから、ホルダー１の底
面部２に連設した折曲線９を各折りにし、側面部３を形
威し、更に折曲線１０を山折りにしてホルダー１を略Ｉ
状に形成す力、ば、本考案のホルダーが取得でき、底面
部２に所定数の紙容器１０１を配置し側面部３，３間の
透孔１１に紙容器１０１を装入すると共に紙容器１０１
の外周に突出した円縁１０３を折欠部１３に装入して、
更に紙容器１０１の底面の内周壁面１０４に舌片７゜８
を当接係合することにより、底面部２、上板部４、舌片
７，８の厚紙の有する弾発性を利用して紙容器１０１を
囲繞しえ、第１図に図示の如くホルダー１は紙容器１０
１を囲繞包装し、底面部２に固定される。

ホルダーは紙容器な当接囲繞包装し、固定するので糊着
や加熱接着あるいは別途に止め具を使用する手段によっ
て紙容器を固定する必要がない。

又透孔から紙容器の胴部の表示内容の収税が可能で、ホ
ルダーに紙容器を収納したまま陳列棚に展示テキ又紙容
器に収納された内容物の種類や商品等の判別はホルダー
を装入したままででき包装を解く必要がなく二次包装で
ポリエチレンフィルムで包装してもその胴部の表示内容
が収税できる。

本考案の紙容器の開口上蓋部にも孔を設けであるので蓋
部の表示内容の収税も可能である。

更に、上板部が同一平面に形成されるので積み重ねの時
、保持面として使用可能で陳列棚に積み重ねて展示でき
る。

本考案のホルダーは厚紙又は合成對脂製薄板等のシート
状体のものを打抜加工すれば、取得でき、製作が容易で
加え展開状態のまま保管や運搬ができる。

尚、前記実施例においては紙容器が第１図図示した如く
、円筒状のものを以って説明したが、上板部、押え板、
当接板を適宜変形しても、紙容器の底部を舌片で保合固
定しうるものであり、ば、方形の紙容器等にも有効に使
用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に紙容器を収容した状態を示す斜視図、
第２図は本考案の展開平面図で、第３図は本考案に紙容
器を収容した底面の状態を示す底面図である。 図中、１・・・・・・ホルダー ２・・・・・・底面部
、３・・・・・・側面部、４・・・・・・上板部、５・
・・・・・押え板、６・・・・・・当接板、７，８・・
・・・・舌片、９．１０・・・・・・折曲線、１１・・
・・・・透孔、１０１・・・・・・紙容器、１０４・・
・・・・内周壁。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １）底面部２の片側に折曲線９，１０を介して、側面部
   １と上板部４とを配設し、前記底面部２には紙容器１０
   １の底部に当接する底部当接板６とその内周壁１０４に
   係合する舌片７，８を形成し、上板部４には底面部２に
   対応する位置に紙容器１０１の開口上蓋部１０２に当接
   する形状を具備す吃押え板５を形成し、一方側面部３に
   は底部当接板６に対応する位置に紙容器１０１の胴部の
   一部を突出しうる透孔１１を穿設したことを特徴とする
   容器ホルダー。 ２）実用新案登録請求の範囲第１項記載の容器ホルダー
   において、上板部４と押え板５とにわたる孔１４を穿設
   したことを特徴とする容器ホルダー。