JPS5891763A - 耐衝撃性成形材料の製造法 - Google Patents
耐衝撃性成形材料の製造法Info
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- JPS5891763A JPS5891763A JP19133881A JP19133881A JPS5891763A JP S5891763 A JPS5891763 A JP S5891763A JP 19133881 A JP19133881 A JP 19133881A JP 19133881 A JP19133881 A JP 19133881A JP S5891763 A JPS5891763 A JP S5891763A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- molding material
- impact
- olefin
- vinyl ester
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合成繊維コード等で補強されたコ゛ム製品、た
とえばタイヤ、ベルト等の廃物から耐衝撃性を有する成
形材料を製造する方法に関する。
とえばタイヤ、ベルト等の廃物から耐衝撃性を有する成
形材料を製造する方法に関する。
従来、ゴム製廃タイヤ、廃ベルト等は埋立て、焼却廃棄
、燃料1体育の運動器材や魚のノhウヌ等への利用の他
に、廃タイヤ、廃ベルト等からコ゛ム分を分離、回収し
て得られる回収ゴムを再利用すること等が知られている
。通常のゴムタイヤ、コ。
、燃料1体育の運動器材や魚のノhウヌ等への利用の他
に、廃タイヤ、廃ベルト等からコ゛ム分を分離、回収し
て得られる回収ゴムを再利用すること等が知られている
。通常のゴムタイヤ、コ。
ムベルト等はゴム分とポリアミド、ポリエステル□等の
繊条から構成されており、したがって再生コ。
繊条から構成されており、したがって再生コ。
ムの製造に際しては、ゴム製廃タイヤ、廃ベルト等を粉
砕してゴム分が分離再生されるが、その際上記繊条が切
断されて繊条層が副生物として多量に発生する。こうし
て副生じた繊条層についても有効利用が検討され、防振
材、断熱材1遮音材。
砕してゴム分が分離再生されるが、その際上記繊条が切
断されて繊条層が副生物として多量に発生する。こうし
て副生じた繊条層についても有効利用が検討され、防振
材、断熱材1遮音材。
マット材、緩衝材、保湿材等への利用も提案されている
。
。
しかしながら5回収Fkj脂をそのまま成形したのでは
伸度、強度、耐衝撃性等の実用物性が劣ることから、そ
の用途も極めて狭く、実用物性、特に靭性の改良が強く
望まれるところである。
伸度、強度、耐衝撃性等の実用物性が劣ることから、そ
の用途も極めて狭く、実用物性、特に靭性の改良が強く
望まれるところである。
本発明者等はかかる欠点を解決するべく鋭意研究の結果
、本発明の方法に到達した。すなわち、本発明は合成繊
維で補強されたゴム製品からゴム分を分離して得られる
繊条周成分を主成分とする111M(A)K、エポキシ
基、カルボン酸基、カルボン酸塩基およびカルボン酸無
水基から選ばれた基をもつエチレン性不飽和単量体の少
くとも1種をグラフ) 共重合したオレフィン・ビニル
エステル共重合体および/またはオレフィン系ゴム(B
)の少くとも1種を配合してなることを特徴とする。
、本発明の方法に到達した。すなわち、本発明は合成繊
維で補強されたゴム製品からゴム分を分離して得られる
繊条周成分を主成分とする111M(A)K、エポキシ
基、カルボン酸基、カルボン酸塩基およびカルボン酸無
水基から選ばれた基をもつエチレン性不飽和単量体の少
くとも1種をグラフ) 共重合したオレフィン・ビニル
エステル共重合体および/またはオレフィン系ゴム(B
)の少くとも1種を配合してなることを特徴とする。
本発明の方法によるときは、極めて容易かつ安価な方法
で繊条周成分からなる樹脂を変性することができ、それ
に伴って強靭性が格段に増加し。
で繊条周成分からなる樹脂を変性することができ、それ
に伴って強靭性が格段に増加し。
耐衝撃性の要求される広い分野への利用を可能にするも
のである。また成形材料から成形された板状物は釘打ち
が可能であり、かつ釘が抜けにくい特徴を有する他、成
形品は鋸やカンナによる切削が木材の加工同様に行える
簡便さから建材、壁材、防音材、床材、屋根材等の建装
材成形材料として特に好適である。
のである。また成形材料から成形された板状物は釘打ち
が可能であり、かつ釘が抜けにくい特徴を有する他、成
形品は鋸やカンナによる切削が木材の加工同様に行える
簡便さから建材、壁材、防音材、床材、屋根材等の建装
材成形材料として特に好適である。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明でいう繊条周成分とは、ナイロン6、ナイロン6
.6のようなポリアミド、ポリエチレンテレフタレート
のようなポリエステル等の合成繊維で補強されたタイヤ
、ベルト、シート、チューブ等のゴム成形品の廃物から
ゴム分を分離して得られる残留物である。通常ゴム成形
品の廃物を、たとえば粉砕機により粉砕した後、たとえ
ば水や気流を用いてゴム分と繊条層に分離される。かく
してゴム分が分離された残分が繊条周成分であり、撚糸
ブロック、撚糸、フィラメント糸が主構成成分であり1
通常3〜40重量%程度のゴム分が含まれたものを利用
する。本発明の実施においては。
.6のようなポリアミド、ポリエチレンテレフタレート
のようなポリエステル等の合成繊維で補強されたタイヤ
、ベルト、シート、チューブ等のゴム成形品の廃物から
ゴム分を分離して得られる残留物である。通常ゴム成形
品の廃物を、たとえば粉砕機により粉砕した後、たとえ
ば水や気流を用いてゴム分と繊条層に分離される。かく
してゴム分が分離された残分が繊条周成分であり、撚糸
ブロック、撚糸、フィラメント糸が主構成成分であり1
通常3〜40重量%程度のゴム分が含まれたものを利用
する。本発明の実施においては。
この加硫ゴムの残留はむしろ好ましい。
繊条層を構成する撚糸ブロック、撚糸、フィラメント糸
の比率、撚糸の長さ、撚糸ブロックの大きさ等は、廃ゴ
ム品の種類、および廃ゴム品の粉砕条件により大きく左
右され、目的とする繊条層成形品の改質条件に応じて適
宜調整される。
の比率、撚糸の長さ、撚糸ブロックの大きさ等は、廃ゴ
ム品の種類、および廃ゴム品の粉砕条件により大きく左
右され、目的とする繊条層成形品の改質条件に応じて適
宜調整される。
繊条層は吸水していない方が好ましいので、風乾又は乾
燥機を用いて1通常水分率10重量−以下、特に5重量
−以下にするのが好ましい。
燥機を用いて1通常水分率10重量−以下、特に5重量
−以下にするのが好ましい。
また、物性面から、合成繊維としては特例ポリアミドが
好ましい。この様にして得られた乾燥した繊条層は、そ
のままの形状で後述する改質工程に供することもできる
し1w!1.条屑にバインダーまたは改質助剤として、
他の熱可塑性向り旨、好ましくは該樹脂のラテックスを
添加してから改質工程に供することもできる。
好ましい。この様にして得られた乾燥した繊条層は、そ
のままの形状で後述する改質工程に供することもできる
し1w!1.条屑にバインダーまたは改質助剤として、
他の熱可塑性向り旨、好ましくは該樹脂のラテックスを
添加してから改質工程に供することもできる。
5−
かかるml]旨ラテうソクヌとしては1例えばフ゛タジ
エン、ブタジェン・スチレン(スチレン含!40重量%
以下)、ブタジェン・アクリロニトリル。
エン、ブタジェン・スチレン(スチレン含!40重量%
以下)、ブタジェン・アクリロニトリル。
ブタジェン・イソプレン、イソプレン、クロロプレン等
を乳化重合して得たゴム系ラテックスやスチレン・ブタ
ジェン共重合体(スチレン含量50重量係以上)、スチ
レン・アクリロニトリル共重合体、ポリメチルメタクリ
レート、メチルメタクリレート・メチルアクリレート共
重合体等の非コム系ラテックスが好んで使用される。
を乳化重合して得たゴム系ラテックスやスチレン・ブタ
ジェン共重合体(スチレン含量50重量係以上)、スチ
レン・アクリロニトリル共重合体、ポリメチルメタクリ
レート、メチルメタクリレート・メチルアクリレート共
重合体等の非コム系ラテックスが好んで使用される。
樹脂ラテックスの使用量は、繊条層100重量部に対し
1通常5〜20重量部、更には8〜15重量部が好まし
い。また使用する樹脂ラテックスの濃度は通常20〜8
0重量饅、好ましくは40〜80重量%である。
1通常5〜20重量部、更には8〜15重量部が好まし
い。また使用する樹脂ラテックスの濃度は通常20〜8
0重量饅、好ましくは40〜80重量%である。
樹脂ラテックスを繊条層に添加するには通常の装置、例
えば2本ロール、押出機、ブレンダー。
えば2本ロール、押出機、ブレンダー。
ボールミル、バンバリーミキサ−、ヘンシェルミキサー
、攪拌筒形ミキサー等が使用される。この様にしてi!
!j指ラテワラテックスに混合された繊条6− 屑には、必要に応じて有機又は無機系の充填剤。
、攪拌筒形ミキサー等が使用される。この様にしてi!
!j指ラテワラテックスに混合された繊条6− 屑には、必要に応じて有機又は無機系の充填剤。
例えばマイカ、メルク、ベントナイト、珪藻土、砂、ガ
ラス繊維、ガラス粉、金属粉、ベークライト粉、炭素粉
末、シリカゲル、クレー等の粉末状。
ラス繊維、ガラス粉、金属粉、ベークライト粉、炭素粉
末、シリカゲル、クレー等の粉末状。
繊維状の充填剤を添加しても差支えない。
場合により樹脂ラテックス処理した繊条屑は。
加圧、加熱法等によって、一度流動状態となした後、ベ
レットを作り、これを後述する改質工程に供することも
できるし、この流動伏幣下で直接改質することもできる
。
レットを作り、これを後述する改質工程に供することも
できるし、この流動伏幣下で直接改質することもできる
。
本発明において、樹Ql (A)の改質に使用される改
質剤としては、エポキシ基、カルボン酸基、カルボン酸
塩基および酸無水基から選ばれた基をもつエチレン性不
飽和単量体の少くとも1種をグラフト共重合したオレフ
ィン・ビニルエステル共重合体および/またはオレフィ
ン系ゴム(B)の1種又はそれ以上が挙げられる。
質剤としては、エポキシ基、カルボン酸基、カルボン酸
塩基および酸無水基から選ばれた基をもつエチレン性不
飽和単量体の少くとも1種をグラフト共重合したオレフ
ィン・ビニルエステル共重合体および/またはオレフィ
ン系ゴム(B)の1種又はそれ以上が挙げられる。
グラフト共重合に使用されるエチレン性不飽和単量体の
具体例としては、グリシジルメタクリV−ト、グリシジ
ルアクリレート、ビニルグリシジルエーテル、アリルグ
リシジルエーテル、クリシジルイタコネート、グリシジ
ルオキシエチルメタクリレートのようなエポキシ基含有
エチレン性不飽和単量体、マレイン酸、マレイン酸モノ
メチルエステル、フマル酸、フマル酸モノエチルエヌテ
ル、イタコン酸、ビニル安息香酸、ビニルフタル酸のよ
うなカルボン酸基含有エチレン性不飽和単量体、それら
の金属塩たとえば、元素周期律表のIム、IB、 I[
ムtI[B、■人族および■族の第四周期の金属、更に
具体的には、 Na、 Cui MW、Ca、B a
i Z n * Cd * A J * F e i
Co i N i等の塩特に好ましくはNa、 K、
Mf、Ba、Znの塩および無水−qvイン酸、無水フ
マル酸のような無水カルボン酸基をもつエチレン性不飽
和単量体が挙げられ、1種又は2種以上の組合せで用い
られる。
具体例としては、グリシジルメタクリV−ト、グリシジ
ルアクリレート、ビニルグリシジルエーテル、アリルグ
リシジルエーテル、クリシジルイタコネート、グリシジ
ルオキシエチルメタクリレートのようなエポキシ基含有
エチレン性不飽和単量体、マレイン酸、マレイン酸モノ
メチルエステル、フマル酸、フマル酸モノエチルエヌテ
ル、イタコン酸、ビニル安息香酸、ビニルフタル酸のよ
うなカルボン酸基含有エチレン性不飽和単量体、それら
の金属塩たとえば、元素周期律表のIム、IB、 I[
ムtI[B、■人族および■族の第四周期の金属、更に
具体的には、 Na、 Cui MW、Ca、B a
i Z n * Cd * A J * F e i
Co i N i等の塩特に好ましくはNa、 K、
Mf、Ba、Znの塩および無水−qvイン酸、無水フ
マル酸のような無水カルボン酸基をもつエチレン性不飽
和単量体が挙げられ、1種又は2種以上の組合せで用い
られる。
グラフト共重合による変性において用いられる該単量体
の使用量は幹ポリマーに対して5通常0.05〜10重
量%であり、好ましくは0.2〜7重量%である。この
範囲を越えると、#衝撃性の改良効果が発揮されなくな
り不適当となる。
の使用量は幹ポリマーに対して5通常0.05〜10重
量%であり、好ましくは0.2〜7重量%である。この
範囲を越えると、#衝撃性の改良効果が発揮されなくな
り不適当となる。
更Kまた。グラフト共重合のための幹ポリマーとしては
オレフィン・ビニルエステル共重合体、オレフィン系ゴ
ムの1種又はそれ以上が使用される。
オレフィン・ビニルエステル共重合体、オレフィン系ゴ
ムの1種又はそれ以上が使用される。
幹ポリマーとしてのオレフィン・ビニルエステル共重合
体の具体例としては、エチレン、プロピレン、α−ブチ
レン、α−インブチレン等のα−オレフィンと酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル。
体の具体例としては、エチレン、プロピレン、α−ブチ
レン、α−インブチレン等のα−オレフィンと酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル。
酪酸ビニル等のビニルエステルとの共重合体およびそれ
らの部分けん化物が挙げられるが、好ましくはエチレン
・酢酸ビニル共重合体である。共重合割合としてはビニ
ルエステル成分が20〜70重量%が特に好ましい。ビ
ニルエステル成分が多過ぎると二次転移点が高くなり、
伸度低下、剛性増大を生じ繊維屑成分を主成分とするl
l1l指の耐衝撃性改良効果が期待できなくなる。また
、オレフィン系ゴムの具体例としては、ブチルゴム、エ
チレン・プロピレンゴム(EPR,EPDM等)、エチ
レン・ブチレンゴム、ソの他のエチレン・a−オレフィ
ンゴムやオレフィン・(メタ)アクリル酸9− エステル系共重合体等が例示される。(メタ)アクリル
酸エステル成分としては炭素数が3〜8個の不飽和カル
ボン酸アルキルエステル、たとえば(メタ)アクリル酸
メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル
酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メ
タ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブ
チルが例示される。幹ポリマーは二次転移点が0°C以
下、更にけ一20℃以下であることが特に好ましい。
らの部分けん化物が挙げられるが、好ましくはエチレン
・酢酸ビニル共重合体である。共重合割合としてはビニ
ルエステル成分が20〜70重量%が特に好ましい。ビ
ニルエステル成分が多過ぎると二次転移点が高くなり、
伸度低下、剛性増大を生じ繊維屑成分を主成分とするl
l1l指の耐衝撃性改良効果が期待できなくなる。また
、オレフィン系ゴムの具体例としては、ブチルゴム、エ
チレン・プロピレンゴム(EPR,EPDM等)、エチ
レン・ブチレンゴム、ソの他のエチレン・a−オレフィ
ンゴムやオレフィン・(メタ)アクリル酸9− エステル系共重合体等が例示される。(メタ)アクリル
酸エステル成分としては炭素数が3〜8個の不飽和カル
ボン酸アルキルエステル、たとえば(メタ)アクリル酸
メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル
酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メ
タ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブ
チルが例示される。幹ポリマーは二次転移点が0°C以
下、更にけ一20℃以下であることが特に好ましい。
これらの幹ポリマーに上記エチレン性不飽和単量体をグ
ラフト共重合させるために1通常開始剤が用いられる。
ラフト共重合させるために1通常開始剤が用いられる。
開始剤としては有機過酸化物の使用が好ましいが、その
使用量は幹ポリマーに対して通常0.02〜5重量%で
あり、好ましくは0.1〜3重量%である。使用量が少
な過ぎると短時間で充分なグラフト反応が進行せず、そ
のためグラフト共重合体を樹脂中に数ミクロン以下の微
細粒径に微分散させることが困難で耐衝撃性を付与でき
なくなる。一方便用量が多過ぎると幹ポリマーや樹脂の
劣化が促進され、耐候性、耐熱老化性、10− 耐衝撃性等を著しく損うこととなり本発明の目的を達成
することが困難となる。
使用量は幹ポリマーに対して通常0.02〜5重量%で
あり、好ましくは0.1〜3重量%である。使用量が少
な過ぎると短時間で充分なグラフト反応が進行せず、そ
のためグラフト共重合体を樹脂中に数ミクロン以下の微
細粒径に微分散させることが困難で耐衝撃性を付与でき
なくなる。一方便用量が多過ぎると幹ポリマーや樹脂の
劣化が促進され、耐候性、耐熱老化性、10− 耐衝撃性等を著しく損うこととなり本発明の目的を達成
することが困難となる。
なお、有機過酸化物としては、2,5−ジメチル−2,
5−ジ(t−ブチルパーオキV)ヘキシン−3、ジ−t
−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサ
イド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(1−ブチルパー
オキシ)ヘキサン、ジクミルパーオキサイド等のジアル
キルパーオキサイド、1.1−ビス(t−ブチルパーオ
キシ) 3,3.5−)リメチルシクロヘキサン、1,
1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、n
−アーチルー4.4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バ
レレート等のパーオキシケタール、ベンゾイルパーオキ
サイド、2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサイド等
のジアシルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベン
ゾエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイル
パーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシイソプロ
ピルカーボネート等のパーオキシエステル等を挙げるこ
とができる。
5−ジ(t−ブチルパーオキV)ヘキシン−3、ジ−t
−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサ
イド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(1−ブチルパー
オキシ)ヘキサン、ジクミルパーオキサイド等のジアル
キルパーオキサイド、1.1−ビス(t−ブチルパーオ
キシ) 3,3.5−)リメチルシクロヘキサン、1,
1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、n
−アーチルー4.4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バ
レレート等のパーオキシケタール、ベンゾイルパーオキ
サイド、2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサイド等
のジアシルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベン
ゾエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイル
パーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシイソプロ
ピルカーボネート等のパーオキシエステル等を挙げるこ
とができる。
グラフト反応を進行させるKは、上記エチレン性不飽和
単量体、開始剤および上記幹ポリマーの共存下、通常1
50〜290”C1好ましくは170〜270℃で30
秒以上、好ましくは1分以上加熱する条件が用いられる
。特に低温(150’C付近)から高温(290℃付近
)までの温度領域を段階的又は連続的に昇温するのが有
効であり、好ましいグラフト共重合法である。
単量体、開始剤および上記幹ポリマーの共存下、通常1
50〜290”C1好ましくは170〜270℃で30
秒以上、好ましくは1分以上加熱する条件が用いられる
。特に低温(150’C付近)から高温(290℃付近
)までの温度領域を段階的又は連続的に昇温するのが有
効であり、好ましいグラフト共重合法である。
このようなグラフト共重合反応は1通常単軸又は二軸の
押出機中で進行させ、得られたグラフト共重合体をスト
ランド状に押出し、水中を通して冷却し、カッターにて
ベレット化するのが簡便である。上記グラフト共重合は
樹脂の共存下で実施することもできる。
押出機中で進行させ、得られたグラフト共重合体をスト
ランド状に押出し、水中を通して冷却し、カッターにて
ベレット化するのが簡便である。上記グラフト共重合は
樹脂の共存下で実施することもできる。
グラフト共重合体は単独又は2種以上の併用で用いられ
るが、その配合量は樹脂との合計量に対し通常3〜50
重量係程度が好ましい。配合量が3重量%未満で耐衝撃
性の改良効果がほとんど現われず、一方50重量%を越
えると引張強度、引張弾性率、曲げ強度、曲げ弾性率、
熱変形温度等の実用的な諸物性が損なわれる。
るが、その配合量は樹脂との合計量に対し通常3〜50
重量係程度が好ましい。配合量が3重量%未満で耐衝撃
性の改良効果がほとんど現われず、一方50重量%を越
えると引張強度、引張弾性率、曲げ強度、曲げ弾性率、
熱変形温度等の実用的な諸物性が損なわれる。
グラフト共重合による幹ポリマーの変性をFIfj指不
存下に実施するときはグラフト共重合体と樹脂を通常の
押出機、ミキシングロール、ニーダ−等を使用し、好ま
しくは溶融混線によって成形材料が製造されるが、両成
分を予備混合し押出しまたは射出成形のような溶融加工
操作中ブレンドを行うこともできる。溶融混練によりグ
ラフト共重合体とaui間に少くともいくらかの反応を
生じた樹脂組成物が得られる。
存下に実施するときはグラフト共重合体と樹脂を通常の
押出機、ミキシングロール、ニーダ−等を使用し、好ま
しくは溶融混線によって成形材料が製造されるが、両成
分を予備混合し押出しまたは射出成形のような溶融加工
操作中ブレンドを行うこともできる。溶融混練によりグ
ラフト共重合体とaui間に少くともいくらかの反応を
生じた樹脂組成物が得られる。
本発明による成形材料には更に所望により粉末状および
/または繊維状の充填剤、安定剤、滑剤。
/または繊維状の充填剤、安定剤、滑剤。
有機高分子分散剤、たとえばポリエステルポリエーテル
ブロック共重合体、エチレン系イオノマー樹脂など、帯
電防止剤1発泡剤、難燃剤、難燃助剤、安定剤等の添加
剤、ポリエステル#脂、ポリアミド樹脂等を配合した後
1通常の成形法により種々用途に応じて板状、管状、ブ
ロック状、柱状。
ブロック共重合体、エチレン系イオノマー樹脂など、帯
電防止剤1発泡剤、難燃剤、難燃助剤、安定剤等の添加
剤、ポリエステル#脂、ポリアミド樹脂等を配合した後
1通常の成形法により種々用途に応じて板状、管状、ブ
ロック状、柱状。
ひも状、帯状、球状、粒状等の他に、各種成形部品に加
工することができる。しかしながら、釘打ち性、打った
釘の難抜性、二次加工性の容易さ等13− のすぐれた特徴を有することから、特に板状に成形し、
建材または建装用に用いて好結果が得られる。
工することができる。しかしながら、釘打ち性、打った
釘の難抜性、二次加工性の容易さ等13− のすぐれた特徴を有することから、特に板状に成形し、
建材または建装用に用いて好結果が得られる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが1本発
明はその要旨を逸脱しない限り1次の実施例に限定され
るものではない。尚、実施例中における部および俤はこ
とわらない限り重量基準である。
明はその要旨を逸脱しない限り1次の実施例に限定され
るものではない。尚、実施例中における部および俤はこ
とわらない限り重量基準である。
実施例1゜
廃タイヤを粉砕した後、ゴム分を分離して得た繊条屑か
らナイロン6を主成分とする樹脂(ナイロン679%、
5BR2,8%、ブチレンゴム7襲、天然ゴムその他1
1.2%)を得た。
らナイロン6を主成分とする樹脂(ナイロン679%、
5BR2,8%、ブチレンゴム7襲、天然ゴムその他1
1.2%)を得た。
一方、 酢酸ヒール含有量40%のエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体100部にグリシジルメタクリレート5部と
ジクミルパーオキサイド1,5部を混合し、この混合物
を中央機械製作新製のVSK−40型押出機を用い1シ
リンダ一温度を180 ”Cに設定し、ダルメージスク
リューにてシリンダー内滞留時間が2分となるようにし
てストランド状に押=14− 張強度が3聯/−以上、引張弾性率が100kp/d以
上、熱変形温度(4,6吟/−)が50℃以上と諸物性
がパランヌしたすぐれた成形品が得られることがわかる
。しかしながら変性共重合体の配合量が50%を越える
と付加的な強化剤を配合しない限り引張弾性率、曲げ弾
性率、熱変形温度等が大きく低下することから通常3〜
50%が好ましい。
ル共重合体100部にグリシジルメタクリレート5部と
ジクミルパーオキサイド1,5部を混合し、この混合物
を中央機械製作新製のVSK−40型押出機を用い1シ
リンダ一温度を180 ”Cに設定し、ダルメージスク
リューにてシリンダー内滞留時間が2分となるようにし
てストランド状に押=14− 張強度が3聯/−以上、引張弾性率が100kp/d以
上、熱変形温度(4,6吟/−)が50℃以上と諸物性
がパランヌしたすぐれた成形品が得られることがわかる
。しかしながら変性共重合体の配合量が50%を越える
と付加的な強化剤を配合しない限り引張弾性率、曲げ弾
性率、熱変形温度等が大きく低下することから通常3〜
50%が好ましい。
−11:+一
実施例2゜
グリシジルメタクリレート(日本油脂社製ブレンマーG
)5部にジクミルパーオキサイド(日本油脂社製パーク
ミルD ) 1.2部を溶解し、これを酢酸ビニル成分
含有量40%のエチレン・酢酸ビニル共重合体(三片ポ
リケミカル社製エバフレツクヌ40)10o部に含浸さ
せた。次いで、このモノマーと開始剤とを含浸した変性
エチレン・酢酸ビニル共重合体、廃タイヤを粉砕しゴム
分を分離して得たナイロン6を主成分とする樹脂および
ナイロン6樹脂(東洋紡績社製ナイロンT−802)を
第2表の/FIIL 6 、 A 7 K示す割合で予
備混合した。
)5部にジクミルパーオキサイド(日本油脂社製パーク
ミルD ) 1.2部を溶解し、これを酢酸ビニル成分
含有量40%のエチレン・酢酸ビニル共重合体(三片ポ
リケミカル社製エバフレツクヌ40)10o部に含浸さ
せた。次いで、このモノマーと開始剤とを含浸した変性
エチレン・酢酸ビニル共重合体、廃タイヤを粉砕しゴム
分を分離して得たナイロン6を主成分とする樹脂および
ナイロン6樹脂(東洋紡績社製ナイロンT−802)を
第2表の/FIIL 6 、 A 7 K示す割合で予
備混合した。
この混合物を中央機械製作新製のVSK−40型押出機
を用いて、シリンダ一温度をホッパー側から180℃−
200℃−250℃−260℃に設定してストランド状
に押出し1水中を通過させた後ベレット化した。
を用いて、シリンダ一温度をホッパー側から180℃−
200℃−250℃−260℃に設定してストランド状
に押出し1水中を通過させた後ベレット化した。
得られたベレットは実施例1と同様にして成形し、物性
を評価した。その結果を第2表に示した。
を評価した。その結果を第2表に示した。
なお、繊維屑成分からなる樹脂のみを用いて成18−
形した比較例(煮4)の物性も比較表示した。
本発明による成形材料が改善されたアイゾツト衝撃強度
、曲げ弾性率、引張弾性率を有していた。
、曲げ弾性率、引張弾性率を有していた。
また、本発明による成形品は切削等の加工性がすぐれ、
かつ釘打が可能でしかも釘が抜けにくい特徴を有してお
り、建装材料として適するものであった。
かつ釘打が可能でしかも釘が抜けにくい特徴を有してお
り、建装材料として適するものであった。
第 2 表
特許出願人 東洋紡績株式会社
19−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、合成繊維で補強されたゴム製品からゴム分を分離し
て得られる繊条屑成分を主成分とする樹l旨(A)に、
エポキシ基、カルボン酸基、カルボン酸塩基およびカル
ボン酸無水基から選ばれた基をもつエチレン性不飽和単
量体の少くとも1種をグラフト共重合したオレフィン彎
ビニルエステル共重合体および/またはオレフィン系ゴ
ム(B)の少くとも1種を配合してなることを特徴とす
る耐衝撃性成形材料の製a法。 2、 合成繊維がポリアミド繊維である特許請求の範囲
第1項記載の耐衝撃性成形材料の製造法。 3、 繊条屑成分が少くとも60重量−の合成繊維成分
を含有する特許請求の範囲第1項記載の耐衝撃性成形材
料の製造法。 4、 オレフィン・ビニルエステル共重合体が20〜7
0fit%のビニルエステル成分を含有すルオレフイン
・ビニルエステル共重合体である特許請求の範囲第1項
記載の耐衝撃性成形材料の製造法。 5、 グラフト共重合したオレフィン・ビニルエステル
共重合体および/またはオレフィン糸コ゛ム(B)の配
合量が該ポリマー(B)と樹II! (A)の合計量に
対し3〜50重1%である特許請求の範囲第1項記載の
耐衝撃性成形材料の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19133881A JPS5891763A (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | 耐衝撃性成形材料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19133881A JPS5891763A (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | 耐衝撃性成形材料の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891763A true JPS5891763A (ja) | 1983-05-31 |
JPS644542B2 JPS644542B2 (ja) | 1989-01-26 |
Family
ID=16272894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19133881A Granted JPS5891763A (ja) | 1981-11-28 | 1981-11-28 | 耐衝撃性成形材料の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5891763A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100279567A1 (en) * | 2007-06-01 | 2010-11-04 | Formfiber Denmark Aps | air-laid non-woven fibre product comprising fibres of recycled material |
EP2539400A4 (en) * | 2010-02-25 | 2013-09-18 | Du Pont | THERMOPLASTIC RECYCLED WITH HARDENER |
-
1981
- 1981-11-28 JP JP19133881A patent/JPS5891763A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100279567A1 (en) * | 2007-06-01 | 2010-11-04 | Formfiber Denmark Aps | air-laid non-woven fibre product comprising fibres of recycled material |
EP2539400A4 (en) * | 2010-02-25 | 2013-09-18 | Du Pont | THERMOPLASTIC RECYCLED WITH HARDENER |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS644542B2 (ja) | 1989-01-26 |
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