JPS5883983A - ジエツトコ−スタ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 さらに詳しくは必要に応じてループやスパイラルの軌条
をも組み合わせ、また乗客保持装置等を一体化した総合
的なジェントコースター装置に関するものである。

遊園地等に設置されるジエントコ−スター装置は、スリ
ルに富んだ娯楽用乗物として大衆に親しまれている。し
かし該装置は軌条と乗物、及びその他の付属設備が一体
となってシステム化されることにより、その娯楽性と安
全性、並びに無故障性の各要求項目の、いすねも満足し
うるものを提供するととができるものである叙上の事情
に鑑み本発明のジェノトコ−スター装置は、付設され、
装置として組み込まれる個々の機構が相互の関連に於い
て最適のものを組み合わせることによって」二記３要求
を満足させ、従来にない理想的なジェノトコ−スター装
置をシステム化することを目的とする。

即ち本発明のジェットコースタ−装置は、支柱に懸架し
たパイプ状の有端あるいは無端のパラレル軌条と、該軌
条を滑走する娯楽用乗物と、該乗物に乗客が乗降するだ
めのプラットホームと、該軌条の所望斜面軌条にイ］設
された上記乗物を引き上げるための引揚装置と、該乗物
を停止させるための停止に装置と、乗客を保持するだめ
の乗客保持装置とからなり、上記軌条には少なくともキ
ャメルバックとカークを設け、必要に応じてループまた
はスパイラルのいずれが一つあるいはその両方を設ける
ようにしてシステム化したものである。

そして好ましき実施態様としては、軌条を懸架する支柱
が従来のように内側から懸架するのでは巾が広くなりす
ぎるので、外側から懸架することが望ましい。

また乗物は、一般にいくつかの車輌を連結するものであ
るが、普通に行われているように車輌間を台車で連結す
るものはコスト高となるので、軌条にスパイラルを有し
ない場合には、ユニバーサルジョイト形式による連結が
好ましい。

さらに斜面軌条に付設される引揚装置としては、エンド
レスチェーン機構が一般的であるが、乗物を引き上げだ
軌条に戻光・後進させる場合にはチェーンの下方に荷重
がががり過きるので、該乗物が斜面を越して前進する無
端軌条に限るべきである。

一方引揚装置として、新規なフックを取りイ」けた台車
をワイヤーの先端に吊し、ドラムにて巻きとるようにし
、該フックで乗物に係合して巻き上げ、上記係合を自動
的に解除するようにしたワイヤー機構が利用できる。こ
のワイヤー機構は、斜面軌条の斜面を越して前進させる
場−合（これはエンドレスレールからなる無端軌条の場
合に多い）に付設する組み合わせも斬新ではあるが、軌
条が直線反転式の有端軌条である場合は、乗物を係合し
ているフックを解除すれば、斜面軌条上を乗物が戻光し
て後進するものが何もなく、！！理想的システム化とな
る。

さらにまたプラットホームに乗物を停止させるだめに、
エアーによる抑圧ブレーキが利用されているが、一般に
用いられているような車輌中央の突出板を押圧するので
は、制御方が弱く、不安定でもあった。そのため本発明
では好ましき実施態様として、エアープレーギの抑圧を
乗物ボデーの下方両側面で受けるようにしている。

そして最後に乗客保持装置として、乗物のスピードによ
る遠心力で、実際には乗客が落下する危険Ｉ′ｉないも
のの、安全性と乗客の心理を察して乗客保持装置が設け
られている。本発明の好捷しき例としては、少くとも乗
客の膝部を拘束するための簡単なコ字型膝安全バーで済
１せることである。しかしこれだけで不安な場合には、
乗客の肩から胸部を拘束するためのＵ型層安全バットを
もト１設するのがよいが、この場合は両バーとバンドの
先端を着脱自在のベルトにて連結するのが望ましい。

以下図面に基いて本発明のジェットコースタ−装置の一
実施例を説明する。

（１）はパイプ状のパラレル４νＬ条、（２）は該軌条
を滑走する娯楽用乗物、（３）は乗客が乗降するだめの
プラットホーム、（４）は該乗物を引き上けるための引
揚装置、（５）は乗物を停止させるだめの停止装置、（
６）は乗客を保持するだめの乗客保持装置である。

軌条（１）はパイプ状のものからなるが、旧来の如き一
本ではなく、乗物を安定に保持するようパラレル軌条ｔ
ｌ）　ＩＩ）のものとなっている。軌条（１）は第１図
の如き無端エンドレスのものと、第７図の如き有端折り
返えし状のものとがあるが、軌条（１）は、丸パイプ状
の支柱（１０）の上部梁（１１）上に角パイプ状の枕木
（１２１が載置されており、軌条（１）（１）は外側か
ら懸架されている。そのためゲージは狭く保たれている
。

軌条（１）には少なくとも滑らかな凹凸山伏のキャメル
バンク部分（１６１と、カーヴ部分（１ηを設ケチいる
。第１図の場合このほかに、ループ部分ｔ１８）と２個
のスパイラル部分（接：１！ｌｌを設けた組み合わせと
なっている。

乗物（２１ｉ！　、いくつかの車輌（ｚｏａ）（ｚｏｂ
）・・・が連結されており、本実施例の場合には４人乗
りの車輌が６輌連結されている。車輌（ｚｏａ）（２０
ｂ）・・・は、軌条（１）を挾むようにして、上面ロー
ラ２１＋、ｆ面ローラノ、゛内側からの側面ローラ（２
３＋で滑走把持しているので、宙返えり状態に対しても
乗物（２）は安全に保持される。乗物（２）が、スパイ
ラル部分（１９）を有しない軌条の場合、即ちキャメル
バック部分（１６１とカーヴ部分（１ηとループ部分（
］８１のみからなる軌条の場合には、各車輌（２０ａ）
（２０ｂ）間は、両端玉継手状（２４１！２４＋からな
るユニバーサルジヨイント（ハ）にて連結する。しかし
図示はしていないが、第１図の如くスパイラル部分（１
（ト）を有する軌条用としては各車輌（２０ａ）（２０
ｂ）・・・間を台車で連結し、一層捩りモーメントに耐
え得るようにする。しかし前記のユニバーサルジヨイン
ト（ハ）は、安価であるために、できうる限りこれを利
用することが好ましい。

本発明の軌条は高低を有するために、斜面軌条が含まれ
ているが、その斜面軌条のあるものには、乗物（２）を
高所へと引き上げるための引揚装置（４）がイ」設され
ている。引揚装置（４）としては、第４図と第６図に示
されているエンドレスチェーン機構（４ａ）と、第７．
８．９図に示されているワイヤー機構（４ｂ）の２実施
例を示すが、前者のチェーン機構は無端軌条とンステム
化することが好１しく、一方後者のワイヤー機構は無端
・有端のいずれの軌条とンステム化することもできる。

エンドレスチェーン機構（４ａ）は、滑車（４ω・・・
（４０）間にエンドレスコンベアを駆動させているが、
エンドレスコンベア上には台車（４１）・・・（４１）
が取り付けられて自走される。この台車（４１）・・・
（４１）に取着されている受板（４２）・・：　（ａｇ
が、エンドレスコンベアのフック軸受からなるラチェッ
ト１４３）・・・（４″！Ｉに係止させる。この場合に
、台車速度とコンベア速度を同調させているので、スム
ーズな保合が行われ、台車（４１）・・・（４１）はそ
のまま引き上げられる。頂部（財）まで引き上げられた
台車（４１）・・・（４１）は、下り匂配の走路上を引
揚速度より少しづつ速度を増し、自動的に上記係止が解
除されるため、乗物（２）は斜面を越して自走しながら
前進してゆく。

一方ワイヤー機構（４ｂ）の方は、ワイヤー（４９の先
端にキャッチ台車（４０が取りト１けられ、キャッチ台
車ｆ４６）上のアタッチメントからなるフック（４ηが
、乗物（２）に係合した状態でワイヤーが巻き上げられ
、乗物が引き上げられる。しかし頂部の所望位置には台
車緩衝装置（４８１がセットされており、台車緩衝装置
囮」二にアクンチメ／トカらなるフック（４ηが載ると
、乗物（２）の保合が自動的に解除しうるようになって
いるので、乗物（２）は戻光して後進する。なお（４９
）は逆行防止用のエアーロックで、停電時にエアー７リ
ノダーによるラチェット方式で、逆行を防止しうるよう
になっている。このワイヤー機構（４ｂ）は有端軌条を
戻光、後進させるにとど唸らず、無端軌条の斜面を越し
て前進させることもできる。

第１０図と第１１図は、乗物（２）をブラットホーム（
３）の位置等で停止させるだめの停止装置（５）を示し
ている。スズリング凶）に抗して作動される抑圧は、乗
物（２）のボデーの下方両側面□□□）宏）に、ブレー
キライニング（５１１＋５１１が押し当てられることに
よって乗物（２）にはブレーキがかかる。この停止装置
は、スプリング団によって解除することができるが、調
整のききやすいことが特徴である。

最後の乗客保持装置（６）は、第１２図に示されている
。（６０）は乗客の膝部を拘束するだめのコ字型膝安全
レバーであり、（６１）は乗客の肩から胸部を拘束する
ためのＵ型層安全パッドであり、ピスト／（ｌｌｉ２）
によって作動する。（６３）はバー（６０）とパッド（
６１）の先端を着脱自在に連結しているベルトであり、
バー帷に取り（−１けられている金具（圓に挿入されて
いる。（これは丁度、スボンのバンド用金具と同構造の
ものである）このように、膝安全バー（６０）と肩安全
パッド（６１）を併用し、しかもその両端を着脱自在に
連結すれば、乗客に一層の安全感を抱かせる点で好まし
い。本発明のジェットコースタ−装置は、プラットホー
ム（３）にて停止装置を解除させれば、第１図の矢印の
方向に斜面している軌条を乗物は滑走して、次の引揚装
置（４）にて引き上げられ、その後は慣性で走行される
。

以上の如き数々の新だな装置を軌条の変化等に応じて適
度組み合わしてノステム化するととにより、よりよいジ
ェットコースタ−装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明のジェットコースタ−装置の一実施例を示
しており、第１図はイ・１設された軌条の斜面図、第２
図は軌条の懸架状態を示す要部正面図、第３図は車輌下
部の軌条を把持しているローラ一部分を示す要部正面図
、第４図はエンドレスチェーン機構で車輌を引き−にげ
ている状態を示す要部正面図、第５図は車輌間の玉継手
を示す縦断面図、第６図はエンドレスチェーン機構から
なる引揚装置全体の概略正面図、第７図はワイヤー機構
からなる引揚装置の概略正面図、第８図は第７図の台車
緩衝装置部分の拡大正面図、第９図は第７図のワイヤー
機構に取りイ・１けられている逆行防止用のエアーロッ
ク機構の正面図、第１０図は停止装置の平面図、第１１
図は同停止装置の側面図、第１２図は乗客保持装置の側
面図である。 図中＝（１）・・・軌条、（２）・・・乗物、（３）・
・・プラントホーム、（４）・・・引ｍ　装ｆｔ　、（
４ａ　）・・・エンドレスチェーン機構、（４ｂ）・・
・ワイヤー機構、（５）・・・停止装置、（６）・・・
乗客保持装置、（１０）・・・支柱、０６）・・・キャ
メルバンク、（１η・・・力−ヴ、＋１８１・・・ルー
プ、（１９）・・・スパイラル、（２０ａ）（２０ｂ）
・・・車輌、２４］・・・玉継手、（ハ）・・・ユニバ
ーサルジヨイント、（５））・・・乗物の下方両側面、
（４’ｌ＋・・・受板、＋４３１・・・ラチェントによ
る係止、（４９・・・ワイヤー、（４η・・・フック、
（（至）・・・コ字型膝安全バー、ｆ６１＋・・・Ｕ型
層安全バンド、曽・・・着脱自在のベルト。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　支柱に懸架したパイプ状の有端あるいは無端のパラ
   レル軌条と、該軌条を滑走する娯楽用乗物と、該乗物に
   乗客が乗降するだめのプラントホームと、該軌条の所望
   斜面軌条に付設された上記乗物を引き上げるための引揚
   装置と、該乗物を停止させるだめの停止装置と、乗客を
   保持するだめの乗客保持装置とからなり、上記軌条には
   少なくともキャメルノくツクトカーヴを設け、必要に応
   じてルーフマタはスパイラルのいずれか一つあるいはそ
   の両方を設けるようにしてソステム化したことを特徴と
   するジェットコースタ−ｉｔ。 ２　軌条が、懸架している支柱上に外側からの懸架で、
   ゲージを狭くしうるようにしたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載のジェットコースタ−装置。 ３　乗物がいくつかの車輌を連結したものからなり、該
   乗物の走行する軌条がキャメルバンクとカーク、あるい
   はこれにループを組み合わしたものからなる場合、上記
   各車輌間の連結が、両端玉継手状からなるユニバーサル
   ジヨイントからなるようにしたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載のジェットコースタ−装置。 ４、　斜面軌条に付設された引揚装置が、ワイヤー先端
   のフックで乗物に係合して巻き上げ、一方上記係合を自
   動的に解除しうるようにしたワイヤー機構からなり、該
   乗物が戻走して後進させる場合には有端軌条に、一方該
   乗物が斜面を越して前進させる場合には無端軌条にｆ４
   設するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載のジェットコースタ−装置。 ５　斜面軌条にイ」設された引揚装置が、チェーンのラ
   チェットで乗物を係止して引き上げる工／ドレスチェー
   ン機構からなる場合に、斜面頂部で上記係止を自動的Ｋ
   　ｔ’ｆｔ除し、Ｉ該乗物が斜面を越して前進させる無
   端軌条にのみイ・１設するようにしたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のジェットコースタ−装置。 ６　停車装置が、エアーブレーキの抑圧を、乗物ボデー
   の下方両側面にて受けうるようにしたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載のジェットコースタ−装置。 ７、　乗客保持装置として、少なくとも乗客の膝部を拘
   束するためのコ字型膝安全バーを付設し、また必要に応
   じて乗客の肩から胸部を拘束するだめのＵ型層安全バッ
   ドをもイ・１設し、該Ｕ型層安全パッドをもイ・１設す
   る場合には、両バーとバンドの先端を着脱自在のベルト
   にて連結するようにしたことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載のジェットコースタ−装置。