JPS587692Y2 - フイルタ - Google Patents

フイルタ

Info

Publication number
JPS587692Y2
JPS587692Y2 JP17489276U JP17489276U JPS587692Y2 JP S587692 Y2 JPS587692 Y2 JP S587692Y2 JP 17489276 U JP17489276 U JP 17489276U JP 17489276 U JP17489276 U JP 17489276U JP S587692 Y2 JPS587692 Y2 JP S587692Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
shield case
protrusion
circuit element
filter circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17489276U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5391439U (ja
Inventor
道則 村山
Original Assignee
マスプロ電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マスプロ電工株式会社 filed Critical マスプロ電工株式会社
Priority to JP17489276U priority Critical patent/JPS587692Y2/ja
Publication of JPS5391439U publication Critical patent/JPS5391439U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS587692Y2 publication Critical patent/JPS587692Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は共同受信施設の線路に接続されるフィルタ、
詳しくはそのフィルタにおける保安構造に関するもので
ある。
この種の保安構造にあって、ハウジングの内部に放電用
の突起を接栓座に近接させて設けると共に、この突起を
ハウジングに対して電気的に接続していたものは、伝送
線から接栓座に入来する雷サージを該接栓部分で放電さ
せてしまい、ハウジング内部に備えられる回路素子に悪
影響が及ばないようにする点においては大きな効果を有
するものであったが、このような放電構造を形成しよう
とする場合には、新たに放電用突起を作成してこれをハ
ウジング内に備えさせると共に、この放電用突起はハウ
ジングに対して電気的に良好に接続(接地)せねばなら
ず、即ち第4図にイで示されるような確実な接地回路を
形成せねばならず、その設置には特別の部材費用を要し
更にそのような設置の為の手間も余分に必用となる欠点
があった。
そこで本考案は上述の欠点を除くようにしたもので、内
部の回路を保護出来るという安全性を有するは勿論のこ
と、特に部材を増加させることなくしかも簡単に形成出
来るようにした構造を提供しようとするものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
第1図乃至第3図において、1は基材、2はこれに合着
させるようにした蓋体で、これらによって箱体が形成さ
れている。
尚これらの基材1及び蓋体2は周知のようにアルミ合金
その他の周知の材料で形成される。
3は基材に連設した取付片で、良く知られているように
凹部4或は透孔5を用いて、この箱体をアンテナのマス
トや建物の壁面に取り付けられるようにしである。
6は基材1に固定されたシャーシで、導電性の良い材料
で形成されている。
7,8は基材1とシャーシ6とを貫通させて固定された
接栓座で、夫々入力側端子と出力側端子として用いられ
ている。
またこれらの接栓座7,8は、共同受信施設の線路を構
成する伝送線(例えば同軸ケーブル)に連らなる接栓を
接続しうるように構成されている。
次に9,9・・・・・・は箱体内に備えられた複数のフ
ィルタ要素で、夫々異なる周波数帯域(例えばテレビの
異なるチャンネルの帯域)を有するバンドパスフィルタ
の外、バイパスフィルタ、ローパスフィルタ等が備えら
れる。
尚フィルタの外、後述のようなシールドケースを必要と
する増幅回路等の種々の回路要素を備えることもできる
このフィルタ要素9において、10はシャーシ6に機械
的及び電気的に一体に備えさせた接地板、11はシール
ドケースで、導電性の良い材料例えば鉄板等を用いて、
第3図に示されるような展開状態に打ち抜き形成され、
これを折り曲げて形成されている。
尚この打ち抜き及び折り曲げは任意のプレス装置で同時
に行なうようにすることも可能である。
12は固定用の瓜で、接地板10に穿設された透孔にこ
の瓜を挿通させ、その挿通された状態でこの爪12と接
地板10とを半田付けすることにより、シールドケース
11と接地板10との機械的及び電気的な一体化がなさ
れるように設けたものである。
13はシールドケース11に穿設された調整用の透孔で
、シールドケース11の内部に備えられているコンデン
サやコイル等のフィルタ回路素子の調整を行なうように
設けたものである。
尚この透孔はその調整がやり易い大きさでかつ外部の影
響が内部に伝わらないような大きさに形成されている。
14.15は夫々接地板10に固定された絶縁端子で、
シールドケース11の内部に備えられるフィルタ回路素
子の入力端と出力端が夫々接続されている。
次に16は接栓座7とフィルタ回路素子の入力端とを結
ぶ接続回路として用いられたコイルで、第1図に明示さ
れるように接栓座7の中心導体7aと絶縁端子14とに
接続してあり、相互間のインピーダンスの補正をするよ
うにしである。
尚この接続回路16としてはコイルに代えて単に導線が
用いられる場合もある。
17は絶縁端子15と接栓座8との間に接続した同軸ケ
ーブルで、フィルタ要素9の出力信号を出力側端子とし
ての接栓座8に導びくように用いられたものであり、そ
の心線17 aは接栓座8における中心導体8aと絶縁
端子15とに接続されており、またその外部導体17b
はシャーシ6に接続された接地片18と前述の接地板1
0とに接続されている。
次に19.20はシールドケース11の一部を突出させ
て形成した放電用の突起で、夫々絶縁端子14.15に
近接させて配置しである。
尚この突起19と絶縁端子14との間隔、或は突起20
と絶縁端子15との間隔は、夫々シールドケース11の
内部に配設されるフィルタ回路素子の耐圧よりも低い電
圧で両者間に放電が起こるような間隔にしである。
またこれらの突起19.20の形状はその先端を尖らせ
る等して放電が容易に行なわれるように形成すると良い
更に、これらの突起は接続回路の他の部分に近接させて
もよい。
以上のような構成のフィルタの回路は第4図に示されて
いる。
即ち同図において、シールドケース11内には、多数の
コンテ゛ンサC及び多数のコイルL等のフィルタ回路素
子が備えられており、これらの入力端子及び出力端は夫
々入力側端子としての接栓座7及び出力側端子としての
接栓座8に接続されており、更にまたシールドケース1
1から突出形成させた放電用の突起19.20は、夫々
接栓座7とフィルタ回路素子とを結ぶ接続回路16及び
接栓座8とフィルタ回路素子とを結ぶ接続回路としての
同軸ケーブル17に近接配置されている。
上記構成のものにあって、共同受信施設の線路から接栓
座7に入来した信号は、シールドケース11内に配設さ
れたフィルタ回路素子を介し、更に同軸ケーブル17を
介して接栓座8に出力される。
この状態において接栓座7に接続された線路から雷のサ
ージが入来すると、このサージ電圧がシールドケース1
1内に存置されたフィルタ回路素子の耐圧よりも高い場
合には、突起19と絶縁端子14との間に放電が起きて
そのエネルギーは消滅させられ、シールドケース11内
のフィルタ回路素子には影響が及ばない。
尚接栓座8に同様の雷のサージが入来した場合において
も、放電用の突起20と絶縁端子15との間において同
様の放電がなされる。
以上のようにこの考案にあっては、シールドケース11
の一部を突起させて突起19を形成するとともに、この
突起19は上記シールドケース11の内部に存置される
フィルタ回路素子と接栓座7とを結ぶ回路16に近接配
置しであるから、共同受信の線路から該フィルタの接栓
座7に向けて雷サージが入来しても、これがシールドケ
ース内部に存置されたフィルタ回路素子に伝わる前に放
電させてしまうことが出来、この回路素子を保護出来る
安全性がある。
しかもそのように突起19を設けて雷サージを放電させ
るようにしたものであっても、この突起19はこの種の
フィルタにおいて必らず用いられるシールドケース11
の一部を突出させて形成するものであるから、このよう
な放電の部材を設けようとする場合にあっても部材を特
に増加させることなく設けることが出来、余分な費用を
必要としない経済上の効果もある。
更に上記のようにその突起19はシールドケース11の
一部を突出させて形成しているものであるから、上記の
ようなシールドケース11は一般にその接地が確実にな
されているということによって、この放電用の突起19
の接地の完全性を期すことが出来、上述のような放電の
信頼性を極めて高いものにしうる利点があると同時に、
そのような完全な接地が特別の接地処理を施すことなく
得られ、その製造を極めて簡単にすることの出来る利点
もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は蓋体の一部
を破断して示すフィルタの分解斜視図(尚フィルタ要素
及び接栓の一部は想像線で示した)、第2図は突起と絶
縁端子との関係を示す部分正面図、第3図はシールドケ
ースの展開図、第4図は回路図。 1・・・・・・基材、2・・・・・・蓋体、7,8・・
・・・・接栓座、11・・・・・・シールドケース、1
6・・・・・・接続回路、19.20・・・・・・突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体には接栓座を装着し、更に上記箱体の内部において
    は、シールドケースとフィルタ回路素子とを備えると共
    に、上記フィルタ回路素子は上記シールドケース内に存
    置してあり、更に上記フィルタ回路素子は上記の接栓座
    に接続回路を介して接続しであるフィルタにおいて、上
    記シールドケースの一部を突出させて放電用の突起を形
    成すると共に、該突起は上記の接続回路の一部に近設配
    置してあり、しかもその間隔は、両者間においてフィル
    タ回路素子の耐圧よりも低い電圧で放電が行なわれる間
    隔にしであることを特徴とするフィルタ。
JP17489276U 1976-12-25 1976-12-25 フイルタ Expired JPS587692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17489276U JPS587692Y2 (ja) 1976-12-25 1976-12-25 フイルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17489276U JPS587692Y2 (ja) 1976-12-25 1976-12-25 フイルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5391439U JPS5391439U (ja) 1978-07-26
JPS587692Y2 true JPS587692Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=28782343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17489276U Expired JPS587692Y2 (ja) 1976-12-25 1976-12-25 フイルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS587692Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58158878A (ja) * 1982-03-16 1983-09-21 松下電器産業株式会社 接続端子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5391439U (ja) 1978-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4329665A (en) Noise suppressing connector
KR940003482B1 (ko) 무선주파잡음의 저감방법 및 장치
US4396242A (en) Plug connector assembly
CA2304907A1 (en) Coaxial cable filter assembly
US20020086584A1 (en) Electrical connector having built-in electrical devices
JPS5861583A (ja) 電子制御装置の雑音防止装置およびその製造方法
JPS587692Y2 (ja) フイルタ
US6109972A (en) Plug
JPH0453156Y2 (ja)
JPS5812384Y2 (ja) チヨクレツユニツト
JP3082220B2 (ja) フライバックトランス
KR890006518Y1 (ko) 텔레비젼 안테나 단자의 시일드장치
JPH0115161Y2 (ja)
JPS6236360Y2 (ja)
JPS6115634Y2 (ja)
JP2703508B2 (ja) 通信用保安器
JPH0122280Y2 (ja)
JPS6151996A (ja) 通信用保安装置
JPS6033621Y2 (ja) 雑音障害防止器
JPH0425824Y2 (ja)
JPH07240245A (ja) 同軸線接続機器と同軸ケーブルの接続方法
JPS5934061Y2 (ja) ケ−ブル用コネクタ
JPH0238489Y2 (ja)
JPH05152034A (ja) コネクタ
KR20010022105A (ko) 수신장치