JPS587631B2 - 異項環式化合物の製造法 - Google Patents
異項環式化合物の製造法Info
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- JPS587631B2 JPS587631B2 JP56081780A JP8178081A JPS587631B2 JP S587631 B2 JPS587631 B2 JP S587631B2 JP 56081780 A JP56081780 A JP 56081780A JP 8178081 A JP8178081 A JP 8178081A JP S587631 B2 JPS587631 B2 JP S587631B2
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
- Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は異項環式化合物の製造法、更に詳しくは、H−
1受容体以外のヒスタミン受容体に作用する抗ヒスタミ
ン剤として有用な化合物裂造における中間体として有用
な異項環式化合物の製造法に関する。
1受容体以外のヒスタミン受容体に作用する抗ヒスタミ
ン剤として有用な化合物裂造における中間体として有用
な異項環式化合物の製造法に関する。
従来、生理学的活性物質はその活性を現わす過程におい
て、動物体内中、受容体として知られるある種の特殊な
役割を果たす部位と結合するものと仮定されている。
て、動物体内中、受容体として知られるある種の特殊な
役割を果たす部位と結合するものと仮定されている。
ヒスタミンは動物体内において上記のごとき機作に従っ
て作用を発揮すると考えられている物質であって、その
作用には複数の種類があるところから、ヒスタミン受容
体にも複数の種類があるものと信じられている。
て作用を発揮すると考えられている物質であって、その
作用には複数の種類があるところから、ヒスタミン受容
体にも複数の種類があるものと信じられている。
通常、抗ヒスタミン剤(たとえばメピラミン)と呼ばれ
る薬剤によって阻止されるヒスタミン作用の類型は、ア
ツシおよびシールドによりH−1と命名された受容体(
ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー
27巻427頁(1966年)参照)が関与するものと
考えられる。
る薬剤によって阻止されるヒスタミン作用の類型は、ア
ツシおよびシールドによりH−1と命名された受容体(
ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー
27巻427頁(1966年)参照)が関与するものと
考えられる。
本発明の目的は、H−1受容体以外のヒスタミン受容体
に作用する事実に特色を有するものであって、前記の通
常の抗ヒスタミン剤によって抑制されないある種のヒス
タミン作用を抑制し、また、ガス卜リンの有するある種
の作用に対する抑制剤として有用な化合物製造における
中間体として有用な異項環式化合物の製造法を提供する
ことである。
に作用する事実に特色を有するものであって、前記の通
常の抗ヒスタミン剤によって抑制されないある種のヒス
タミン作用を抑制し、また、ガス卜リンの有するある種
の作用に対する抑制剤として有用な化合物製造における
中間体として有用な異項環式化合物の製造法を提供する
ことである。
該最終生成物である抗ヒスタミン剤は次の一般弐
〔式中、Aは式中に示した炭素原子と合してl,2−チ
アゾール(イソチアゾール)または1,3一チアゾール
環を形成する。
アゾール(イソチアゾール)または1,3一チアゾール
環を形成する。
X1およびX2は同一または異なって、各々、水素また
はハロゲンを意味する。
はハロゲンを意味する。
lはOまたは1,mは2または3であって、lとmの合
計は3である。
計は3である。
Eは酸素、硫黄またはNR2を示す。
R1は水素、低級アルキル(たとえばメチル)、アシル
(たとえばベンゾイル)またはジアルキルアミノアルキ
ル(たとえばジメチルアミノエチル)、R2は水素、ニ
トロまたはシアンを表わす。
(たとえばベンゾイル)またはジアルキルアミノアルキ
ル(たとえばジメチルアミノエチル)、R2は水素、ニ
トロまたはシアンを表わす。
〕で表わされる化合物である。
本発明の方法は、式
〔式中、Aおよびl′は前記Aおよびlと同意義。
X′1およびX′2は同一または異なって、各々、水素
またはハロゲン、Qはヒドロキシまたはハロゲンを示す
。
またはハロゲン、Qはヒドロキシまたはハロゲンを示す
。
〕で表わされる化合物を出発物質とする。
すなわち、第1段階の工程において、上記出角物質〔■
〕を式 HS一(CH2)m/−NH2(■) 〔式中、m′は前記mと同意義。
〕を式 HS一(CH2)m/−NH2(■) 〔式中、m′は前記mと同意義。
〕で表わされるアミノーメルカブタンと反応させる、0
がハロゲンであるとき、この反応を強塩基性条件下、た
とえばナトリウムエトキシドまたは水酸化ナトリウムの
存在下に行うことができる。
がハロゲンであるとき、この反応を強塩基性条件下、た
とえばナトリウムエトキシドまたは水酸化ナトリウムの
存在下に行うことができる。
化合物〔■〕は一級アミンであるから、好ましくは予め
そのアミン基をたとえばフタルイミド基のごとき離脱容
易なる基として保護しておき、反応終了後これを酸加水
分解またはヒドラジノ分解によつて離脱せしめる。
そのアミン基をたとえばフタルイミド基のごとき離脱容
易なる基として保護しておき、反応終了後これを酸加水
分解またはヒドラジノ分解によつて離脱せしめる。
Qがヒドロキシまたはハロゲンであるときは、反応は酸
性条件下たとえば48係臭化水素酸水溶液のごときハロ
ゲン化水素酸の存在下または氷酢酸を含むハロゲン化水
素酸の存在下に行うのが望ましい。
性条件下たとえば48係臭化水素酸水溶液のごときハロ
ゲン化水素酸の存在下または氷酢酸を含むハロゲン化水
素酸の存在下に行うのが望ましい。
この反応によって得られる本発明目的化合物は次式で表
わすことができる: 〔式中、A,l’およびm′は前記と同意義。
わすことができる: 〔式中、A,l’およびm′は前記と同意義。
消および盾は同一または異なって、各々、水素またはハ
ロゲンを意味する。
ロゲンを意味する。
化合物(■)は酸付加塩の形で存在し得る。
また、この酸付加塩を適当な塩基たとえばナトリウムエ
トキシドのごときアルカリ金属アルコキシドまたは炭酸
カリウムのごとき無機塩基と処理することによって式(
■)の遊離塩基を得ることができる。
トキシドのごときアルカリ金属アルコキシドまたは炭酸
カリウムのごとき無機塩基と処理することによって式(
■)の遊離塩基を得ることができる。
最終生成物である式(1)の化合物のうち、R1が水素
、Eが硫黄のものは式〔■〕で表わされる本発明の中間
体アミンをクロロホルムのごとき適当な溶媒中、アシル
イソチオシアネートと反応させ、得られた化合物たとえ
ばR1がC6H,COであるベンゾイル誘導体を水酸化
カリウム水溶液または炭酸カリウム水溶液のごとき試薬
でアルカリ性加水分解することによって製造することが
できる。
、Eが硫黄のものは式〔■〕で表わされる本発明の中間
体アミンをクロロホルムのごとき適当な溶媒中、アシル
イソチオシアネートと反応させ、得られた化合物たとえ
ばR1がC6H,COであるベンゾイル誘導体を水酸化
カリウム水溶液または炭酸カリウム水溶液のごとき試薬
でアルカリ性加水分解することによって製造することが
できる。
R1が水素、Eが硫黄のものはまた、式〔■〕で表ワさ
れるアミンをアンモニウムチオシアネートまたはナトリ
ウムもし《はカリウムのごとき金属チオシアネートと加
熱温度条件下に反応させることによって製造することも
できる。
れるアミンをアンモニウムチオシアネートまたはナトリ
ウムもし《はカリウムのごとき金属チオシアネートと加
熱温度条件下に反応させることによって製造することも
できる。
R1が低級アルキルまたはジアルキルアミノアルキル、
Eが硫黄のものは、式〔■〕で表わされるアミンをクロ
ロホルム、エタノール、インプロパノール、アセトニト
リル、水のごとき適当な溶媒中、式 R1−N−C=S 〔式中、R1は前記と同意義。
Eが硫黄のものは、式〔■〕で表わされるアミンをクロ
ロホルム、エタノール、インプロパノール、アセトニト
リル、水のごとき適当な溶媒中、式 R1−N−C=S 〔式中、R1は前記と同意義。
〕で表わされるイソチオシアン酸エステルと反応させる
ことによって製造することができる。
ことによって製造することができる。
また、式〔■〕で表わされるアミンを二硫化炭素と反応
させて式 〔式中 11は0または1、m′は2または3であって
l′とm/の合計は3、R3は水素を示す。
させて式 〔式中 11は0または1、m′は2または3であって
l′とm/の合計は3、R3は水素を示す。
A,X1,およびX′2は前記と同意義。
〕で表わされるジチオカルバミン酸を得、これをメチル
化してR3がメチルである式〔■〕の化合物を得る。
化してR3がメチルである式〔■〕の化合物を得る。
次いでこのメチルエステルを式:R1NH2(式中、R
1は低級アルキルを示す。
1は低級アルキルを示す。
)で表わされるアミンと反応させて所望の化合物を製す
る。
る。
次に参考例および実施例を挙げ本発明を更に具体的に説
明する。
明する。
しかしこれらが本発明の技術的範囲に制限を加えるもの
と理解されてはならない。
と理解されてはならない。
参考例 I
N−メチルーN’−〔2−((4−イミダゾリノ0メチ
ルチオ)エチル〕チオウレアの製造二一(!)(a)4
(5)一ヒドロキシメチルイミダゾール・塩酸塩67g
およびシステアミン・塩酸塩56.sgの48%臭化水
素酸(lOOomi)水溶液を一夜加熱還流する。
ルチオ)エチル〕チオウレアの製造二一(!)(a)4
(5)一ヒドロキシメチルイミダゾール・塩酸塩67g
およびシステアミン・塩酸塩56.sgの48%臭化水
素酸(lOOomi)水溶液を一夜加熱還流する。
冷後、溶液を蒸発乾固させ、残留固形物をエタノールー
エーテルで洗い、4(5)−{(2−アミノエチル9チ
オメチル〕イミダゾール・二臭化水素酸塩156gを得
る。
エーテルで洗い、4(5)−{(2−アミノエチル9チ
オメチル〕イミダゾール・二臭化水素酸塩156gを得
る。
融点:178〜179°co(b)ナトリウムエトキシ
ド(ナトリウム0.23gから製せられる。
ド(ナトリウム0.23gから製せられる。
)のエタノール2oml溶液にフタルイミドエタンチオ
ール2gを、窒素雰囲気中O℃で攪拌しながら少量づつ
加える。
ール2gを、窒素雰囲気中O℃で攪拌しながら少量づつ
加える。
0℃で更に2.5時間攪拌後、得られた黄色溶液を氷一
食塩浴中で冷やし、4(5)一クロロメチルイミダゾー
ル・塩酸塩0.76gのエタノール5ml溶液を10分
間に亘って滴下する。
食塩浴中で冷やし、4(5)一クロロメチルイミダゾー
ル・塩酸塩0.76gのエタノール5ml溶液を10分
間に亘って滴下する。
滴下後、混合物を室温で一夜攪拌し、エタノール性塩酸
で酸性にして蒸発乾固する。
で酸性にして蒸発乾固する。
水を加えて沈殿した未反応フタルイミドエタンチオール
0.6gを戸別する。
0.6gを戸別する。
F液を濃縮し、炭酸水素ナトリウム水溶液で塩基性にし
て白色沈殿物を得、エタノール水溶液から再結晶して4
(5)−((2−フタルイミドエチル)チオメチル〕イ
ミダゾール0.75gを得る。
て白色沈殿物を得、エタノール水溶液から再結晶して4
(5)−((2−フタルイミドエチル)チオメチル〕イ
ミダゾール0.75gを得る。
融点:I36〜137℃。
このフタルイミド誘導体0.629とls%臭化水素酸
水溶液40威混合物を攪拌しながら一夜加熱還流する。
水溶液40威混合物を攪拌しながら一夜加熱還流する。
0℃に冷やした後、得られた清澄な混合物を沢過し、P
液を蒸発乾固する。
液を蒸発乾固する。
残留物をエタノールから再結晶し、4(5)−((2−
アミノエチル)チオメチル〕イミダゾール・二臭化水素
酸塩0.52gを得る。
アミノエチル)チオメチル〕イミダゾール・二臭化水素
酸塩0.52gを得る。
融点:178〜179℃
(c)ナトリウムエトキシド(ナトリウム41から製す
る。
る。
)のエタノールlOOOml溶液に冫ステアミン・塩酸
塩118.8gのエタノール20M(モレキュラーシー
ブ上で乾燥)懸濁液を、窒素雰囲気中O℃で少量づつ加
える。
塩118.8gのエタノール20M(モレキュラーシー
ブ上で乾燥)懸濁液を、窒素雰囲気中O℃で少量づつ加
える。
0℃で更に2時間攪拌後、温度を−1±2℃に維持しな
から4(5)一クロロメチルイミダゾール・塩酸塩80
9のエタノール400ml溶液を45分間に亘って滴下
する。
から4(5)一クロロメチルイミダゾール・塩酸塩80
9のエタノール400ml溶液を45分間に亘って滴下
する。
滴下後、混合物を室温で1時間攪拌し、炉過してp液を
濃塩酸で酸性する。
濃塩酸で酸性する。
次いで溶液を蒸発乾固し、残留物をエタノールlO00
mlに溶解し、過剰のピクリン酸の熱エタノール溶液を
加える。
mlに溶解し、過剰のピクリン酸の熱エタノール溶液を
加える。
得られた粗ピクリン酸塩を水2700mlに溶解し、油
状不溶解物から溶液を傾斜分離し、この溶液を冷やして
4(5)−((2−アミノエチル)チオメチル)イミダ
ゾール・ニピクリン酸塩を得る。
状不溶解物から溶液を傾斜分離し、この溶液を冷やして
4(5)−((2−アミノエチル)チオメチル)イミダ
ゾール・ニピクリン酸塩を得る。
融点:194〜195℃0このピクリン酸塩を臭化水素
酸水溶液で処理し、トルエンで抽出して蒸発乾固し、粗
残留物をエタノールから再結晶して二臭化水素酸塩を得
る。
酸水溶液で処理し、トルエンで抽出して蒸発乾固し、粗
残留物をエタノールから再結晶して二臭化水素酸塩を得
る。
融点=178〜179℃。(i)4(5)−((2−ア
ミノエチル)チオメチル)イミダゾール・二臭化水素酸
塩11の水25ml溶液に、炭酸カリウム8.7gの水
45ml溶液を加えてpHIIに調節する。
ミノエチル)チオメチル)イミダゾール・二臭化水素酸
塩11の水25ml溶液に、炭酸カリウム8.7gの水
45ml溶液を加えてpHIIに調節する。
得られた溶液を蒸発乾固してイソプロビルアルコールで
抽出し、残留水分をイソプロビルアルコールと共沸留去
する。
抽出し、残留水分をイソプロビルアルコールと共沸留去
する。
残留アミンをイソプロビルアルコールで抽出してこれを
無機物質から分離し、抽出物を約70mlに濃縮し、メ
チルインチオシアネート2.3gのイソプロビルアルコ
ール5ml溶液を加える。
無機物質から分離し、抽出物を約70mlに濃縮し、メ
チルインチオシアネート2.3gのイソプロビルアルコ
ール5ml溶液を加える。
次いで反応混合物を1.5時間加熱還流し、冷後蒸発乾
固する。
固する。
油状残留物をアセトンに溶解し、溶液から微量の無機物
質を沖去し、p液を濃縮してN−メチルーN’−(2−
(4−イミダゾリルメチルチオ)エチル)チオウレア4
.19を得る。
質を沖去し、p液を濃縮してN−メチルーN’−(2−
(4−イミダゾリルメチルチオ)エチル)チオウレア4
.19を得る。
融点:96〜98℃。アセトンから再結晶して精製する
。
。
融点:98〜99℃。元素分析 C8H14N4S2と
して、 計算値 C,41.7係;H,6.1係;N,24.3
係;S,27.8係。
して、 計算値 C,41.7係;H,6.1係;N,24.3
係;S,27.8係。
実測値 C,41.8係;H,6.4係;N,24.4
係;S,27.6%0 実施例 1および2 参考例1と同様に、第1表中に示す、式 Het−CH2SCH2CH2NH2・2HW〔式中、
Hetは第1表のごとき置換基を示す。
係;S,27.6%0 実施例 1および2 参考例1と同様に、第1表中に示す、式 Het−CH2SCH2CH2NH2・2HW〔式中、
Hetは第1表のごとき置換基を示す。
Wは第1表に記載のピクレートまたはプロミドを示す。
〕で表わされる中間体化合物を得る。
なお、第1表中には、参考例l(會1)と同様にしてそ
の中間体から得られる式 で表わされるヒスタミン拮抗剤として有用な最終生成物
も示す。
の中間体から得られる式 で表わされるヒスタミン拮抗剤として有用な最終生成物
も示す。
式 Het−CH2Q
〔式中、qはヒドロキシまたはハロゲンを示す。
Hetは前記と同意義。
〕で表わされる出発物質はすべて公知の化合物である。
各実施例において、出発物質は参考例l(1)(a)に
記載のごとくこれを臭化水素酸水溶液中でシステアミン
・塩酸塩と反応させる。
記載のごとくこれを臭化水素酸水溶液中でシステアミン
・塩酸塩と反応させる。
必要に応じて参考例1(i)(c)に記載のごとく得ら
れたアミンをピクリン酸塩に変換することによって精製
し、次いでこれを塩酸または臭化水素酸で処理し、ピク
リン酸を除去して対応する塩酸塩または臭化水素酸塩を
製する。
れたアミンをピクリン酸塩に変換することによって精製
し、次いでこれを塩酸または臭化水素酸で処理し、ピク
リン酸を除去して対応する塩酸塩または臭化水素酸塩を
製する。
この塩酸塩または臭化水素酸塩に炭酸カリウムを加えて
塩をその塩基に変換し、次いでこれを濃縮し、インプロ
パノールまたはエーテルーエタノール(3:1)混合物
で抽出し、得られた抽出物を実施例1(ii)と同様な
条件下に適当な溶媒中メチルインチオシアネートと反応
させる。
塩をその塩基に変換し、次いでこれを濃縮し、インプロ
パノールまたはエーテルーエタノール(3:1)混合物
で抽出し、得られた抽出物を実施例1(ii)と同様な
条件下に適当な溶媒中メチルインチオシアネートと反応
させる。
生成したチオウレア化合物を第1表に示す溶媒から再結
晶する。
晶する。
実施例 3
前記の実施例と同様にして第2表中に示す、式Het−
S−CH2CH2CH2NH2・2HBrで表わされる
中間体化合物を得る。
S−CH2CH2CH2NH2・2HBrで表わされる
中間体化合物を得る。
なお、第2表中には、前記と同様にしてその中間体から
得られる式 で表わされるヒスタミン拮抗剤として有用な最終生成物
も示す。
得られる式 で表わされるヒスタミン拮抗剤として有用な最終生成物
も示す。
実施例 4
(i)参考例1(!)(a)の操作に準じ、5−ヒドロ
キシメチルチアゾール2.01Iを臭化水素酸水溶液中
システアミン・塩酸塩1.99gと反応させて5−((
2−アミノエチル)チオメチル)チアゾール・二臭化水
素酸塩4.85gを得る。
キシメチルチアゾール2.01Iを臭化水素酸水溶液中
システアミン・塩酸塩1.99gと反応させて5−((
2−アミノエチル)チオメチル)チアゾール・二臭化水
素酸塩4.85gを得る。
メタノールから結晶化後の融点:191−194℃。
(ii)5−((2−アミノエチル)チオメチル)チア
ゾール2.24gをエタノールlOlm中メチルイソチ
オシアネート0.94gと反応させてチオウレア化合物
を得、これをシリカゲル力ラム上エチルアセテートを溶
出液とするクロマトグラフイーで精製する。
ゾール2.24gをエタノールlOlm中メチルイソチ
オシアネート0.94gと反応させてチオウレア化合物
を得、これをシリカゲル力ラム上エチルアセテートを溶
出液とするクロマトグラフイーで精製する。
イソプロピルアセテートーメチルエチルケトンーエーテ
ルから再結晶してN−メチルーN’−〔(2−(5−チ
アゾリル)メチルチオ)エチル〕チオウレア2.1gを
得る。
ルから再結晶してN−メチルーN’−〔(2−(5−チ
アゾリル)メチルチオ)エチル〕チオウレア2.1gを
得る。
融点二86〜88℃。
元素分析 C8H13N3S3として、
計算値 C,38.8係;H,5.3係;N,■7.0
係;S,38.9%。
係;S,38.9%。
実測値 C,38.6%;H,5.4係;N,16.9
係;S,38.6係。
係;S,38.6係。
実施例 5
参考例lの方法を使用して4−ブ崩モー3−(ブロモメ
チル)インチアゾール8.5gをシステアミン3.76
g(システアミン塩酸塩から調製9と48係臭化水素酸
水溶液5oml中で反応させ、4一ブロモー3−((2
−アミノエチル)チオメチル〕インチアゾール臭化水素
酸塩を得る。
チル)インチアゾール8.5gをシステアミン3.76
g(システアミン塩酸塩から調製9と48係臭化水素酸
水溶液5oml中で反応させ、4一ブロモー3−((2
−アミノエチル)チオメチル〕インチアゾール臭化水素
酸塩を得る。
これをエタノール/エーテルおよびアセトニトリルから
再結晶させ、針状結晶物4.05gを得る。
再結晶させ、針状結晶物4.05gを得る。
融点111〜112℃。
これを水酸化ナ卜リウムで処理し、クロロホルムで抽出
して遊離アミン塩基2.73gを得る。
して遊離アミン塩基2.73gを得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、Aおよびl′は後記と同意義。 X′1およびX/2は同一または異なって、各々、水素
またはハロゲン、Qはヒドロキシまたはハロゲンを表わ
す。 〕で表わされる化合物を式 HS−(CH2)m’一NH2 〔式中、m′は後記と同意義。 〕で表わされる化合物と反応させることを特徴とする式 〔式中、y1およびXSは同一または異なって、各々、
水素またはハロゲン、Aは式中に示す炭素原子と合して
1,2−または1.3−チアゾール環を形成する。 l′はOまたは1.m’は2または3であって、l/と
m′の合計は3である。 〕で表わされる異項環式化合物の製造法。 〔式中、Aおよびl′は後記と同意義。 X′1およびX′2は同一または異なって、各々、水素
またはハロゲン、Qはヒドロキシまたはハロゲンを表わ
す。 〕で表わされる化合物を式 〔式中、m′は後記と同意義。 〕で示されるフタルイミド保護アミノメルカプクンと反
応させ、ついで該保護基を離脱させることを特徴とする
式 〔式中、XおよびX″2は同一または異なって、各々、
水素またはハロゲン、Aは式中に示す炭素原子と合して
1,2−または1,3−チアゾール環を形成する。 l′はOまたは1、m′は2または3であって、l/と
m′の合計は3である。 〕で表わされる異項環式化合物の製造法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB635271A GB1338169A (en) | 1971-03-09 | 1971-03-09 | Ureas thioureas and guanidines |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS579765A JPS579765A (en) | 1982-01-19 |
JPS587631B2 true JPS587631B2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=9812932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56081780A Expired JPS587631B2 (ja) | 1971-03-09 | 1981-05-27 | 異項環式化合物の製造法 |
Country Status (5)
Country | Link |
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- 1972-03-09 CS CS157972A patent/CS168580B2/cs unknown
-
1981
- 1981-05-27 JP JP56081780A patent/JPS587631B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU460353B2 (en) | 1975-04-24 |
JPS579765A (en) | 1982-01-19 |
CS168580B2 (ja) | 1976-06-29 |
PL91679B1 (en) | 1977-03-31 |
AU3900972A (en) | 1973-08-16 |
ZA72774B (en) | 1972-10-25 |
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