JPS5873420A - 自動車用ドアの後部ロワサツシユ取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用ドア、とりわけドアサツシュをドア本
体と一体成形した所謂プレスドアの後部ロワサツシュ取
付構造に関する。

自動車用ドアでも、近年第１図に示す−ようにドア本体
／とドアサツシュ−と七一体成形した所謂プレスドアが
知られている。

このブレスドアはサツシュ部を一体成形したドアアウタ
パネルとドアインナパネルとｔ巻締め結合したもので、
　Ｍｔｆ述のドアサッシュコの上側部をルーフパネル３
９１１１に延設しておると共に、前側部をフロントピラ
ーダの前側に廻り込んで延設してアリ、ドアサッシュコ
とルーフパネル３．フロントピラー弘との一体感が得ら
れて外観上および空力特性上有利とされている。

前ｍｌドアサッシュコは第２図示のようにインナサツシ
ュ７の端部とアウタサツシュｔの端部とが離間した所謂
オープン断面となっていて曲げ剛性。

ねじれ剛性が低くなっている。この問題に対しては、上
記のような剛性の低い部分に補強材を追加して剛性の向
上を図れば良いが、これでは大−に重量が増大してしま
い燃費向上の観点からも好ましくないものとなってしま
う。そのため、走行負圧により車外側に吸出されて曲げ
荷重、ねじれ荷重が最も作用し易いサツシュ前側部−ａ
からサツシュ上側部コｂの前側コーナ一部に亘るＬ範囲
の部分にのみチャンネル材りを配設して大幅な重置増大
を伴わないで補強するようにしている。

ところで、このプレスドアにあってもドアガラスＧの昇
降ガイドの九めにドア本体／内に＠＋１　、　ｆｌｉｔ
部のロワサツシュを配設するのでおるが、従来、この前
、後部ロワサツシュをブラケットを介してドアインナパ
ネルに固定するようにしている。

第８，４図は従来の後部ロワサツシュの取付構造金示す
もので、後部ロワサツシュＩＱは図外の前部ロワサツシ
ュと同様に、その上、下部にブラケツト／／、／／ｌ−
予めスポット溶接しておく一方、ドアインナパネル５側
面のブラケット固定部分には前後方向に長孔としたボル
ト挿入孔ｌコを形成し、そして、このドアインナパネル
！１ｌＪＷＪＫｔｌヮサッシュ１０がサツシュ後側部Ｊ
ｃの延長上に位置するように前記ボルト挿入孔ｌコの長
さ範囲で位置調整してブラケット／／　、　／／　ｆ、
ボルト・ナツト１３固定している。

ところが、このような従来の構造では後部ロワサツシュ
１Ｏｔ−１そのボルト・ナット／３固定位置を前述のよ
うにドアインナパネル５の長孔／ＪでｖＩ４ｇｌして設
定するのであるが、図外の前部ロワサツシュも後部ロワ
サツシュｉｏと同様の調整を行ってボルト・ナツト固定
する関係上、取付精度が完璧でなく、これらロワサツシ
ュを固定しても稜がらドアガラスＧ１＆：組付けた上で
、該ドアガラスＧの昇降動作を見て改めて後部ロワサツ
シュｉｏおよび図外の前部ロワサツシュの位置決めＳａ
ｔ行う必要があって、非常に作業工数が多くかかつてし
まう。

また、このように後部ロワサツシュ１０１に位置決め調
整しても１Ｍロワサツシｈ１０ｔ−すり動かしてボルト
・ナツ）／３締め固定するものであるから。

その取付精度はさ程高いものが得られる訳ではなく、ｔ
たボルト・ナツ）／Ｊ締めすることと、該後部ロワサツ
シュ１０がサツシュ後側Ｓ−〇と不連続なことと相俟っ
て、ドアガラスＧの昇降時にガタッキを生じ易いという
問題があつ喪。１ｇ４図中４はドアアウタパネルを示す
。

本発明はかかる従来の実状に鑑み、取付精度を高くでき
て位置決め調整の必要がなく、シかも。

取付剛性が高く、かつドアガラスの昇降動作にガタッキ
を生起することのない後部ロワサツシュを付＊ｍ’ｔｍ
供することを目的とする。

そこで、本発明はプレスドアがドアサツシュとドア本体
とを一体にプレス成形している点に着目し、ドアインナ
パネルの後端面の所要部位にドア内部側に突出するロワ
サツシュ取付シート部をヱンボス成形して、このシート
部に後部ロワサツシュを溶接固定すると共に、該後部ロ
ワサツシュの上端Ｓをドアウェスト部の上方に延設して
、この延設部をサツシュ後側部のインナサツシュ端部と
アウタサツシュ端部とに跨って溶接固定することによっ
て、後部ロワサツシュの取付精度がそのまま取付シート
部のエンボス成形精度と、ドアサツシュの成形精度とな
って表われて、精度を高くでき、しかも、溶接同定によ
って取付剛性が一般と高まり、ドアガラスの昇降動作に
ガタッキを生起することのないようにしている。

以下１本発明の実施例を図面と共に前記従来の構成と同
一部分に同一符号を付して詳述する。

第５〜８図において、ドアインナパネル５の後端面の所
要部位には、ドア内部側に突出するロワサツシュ取付シ
ート部シート部工ンボス成形してるる。

このシート部／３はドアインナパネルｊのプレス成形と
同時に成形され、シート面／３ａをサツシュ彼側部コＣ
の傾斜に合わせであると共に、その突出鵬は後述する後
部ロワサツシュ／４’の高さを勘案して任意に設定しで
ある。

そして、前記ロワサツシュ取付シート部ｌｊに後部ロワ
サツシュ１６の下側部を例えばスポット溶接により固定
しであると共に、該稜部ロワサツシュ１６の上端部金ド
アウェスト部Ｗよりも上方に延設し、この延設部／４　
ａ　′ｆｔ：サッシュ後側部ＪＯのインナサツシュ７端
部とアウタサツシュｌ端部とに跨って、例えばスポット
溶接により固定しである。

この後部ロワサツシュ１４の上端延設部／Ａ　ａは、ロ
ワサツシュ一般部の略Ｏ字状断面からコ字状断圓に形状
変化して形成し、前記インナサツシュ７端部とアウタサ
ツシュｌ端部に適正に密接して溶接同定できるようにし
である。

また、このように稜部ロワサツシュ１４の上端延設部／
Ａ　ａとサツシュ一般部とを形状変化させることにより
、ドアウェスト部Ｗ上方ではドアサツシユコ内周に嵌装
する保持リップｌフａの長いガラスラン／７の装着を可
能として、スポット溶接部を前記保持リップ／７ａで隠
蔽でき、ドアウェスト部Ｗ下方では保持リップのない汎
用形の小型ガラスラン／Ｉの使用を可能として使用ガラ
スラン総ｘｉの軽減化を図っている。

以上の実施例構造によれば、ロワサツシュ取付シート部
／３はドアインナパネルｊのプレス成形と同時にインナ
サツシュ７と共に精度よく成形でき。

従って、後部ロワサツシュ１４の下側部を該シート部／
ｊにスポット溶接すると共に、上端延設部／４　ａｔサ
ツシュ後側部コＣのインナサツシュ７端部とアウタサツ
シュｌ端部とに跨ってスポット溶接することにより、該
稜部ロワサツシュ１６の取付精度がそのままシート部／
３およびドアサツシュコの成形精度として得られ、狂い
のない高い取付精度が得られるのである。この結果、ド
アガラスＧ組付後のｖ！４贅は、この後部ロワサツシュ
１４を基準として、従来と同様にブラケットを介して取
付けた図外の前部ロワサツシュを前後方向に位置調整す
ればよく、ドアガラスＧの昇降軌跡に振れのない適正な
Ｊ４降ガイド金行わせることができるのである。

筐り、後部ロワサツシュ１６をドアウェスト部Ｗ上方に
蝙役して、この延設部／Ａ　ａをサツシュ後側部Ｊｃの
インナサツシュ７端部とアウタサツシュざ端部とのｊ…
のオープン断面内に嵌装してスポット浴接して該サツシ
ュ後側部−〇と連続しであるため、前記取付′！ｆ１度
が高められることと併せてドアガラスＧの昇降動作にガ
タッキを生じることがなく、信頼性９品質感を高めるこ
とができる。

ｆえ、サツシュ上側部コｂおよびサツシュ後側部Ｊｃに
は前述の理由から補強用チャンネル材９を配設していな
いため％特にサツシュ後側部−〇のドアウェスト部Ｗと
の連接部分には比較的ねじれ荷重１曲げ荷重が集中し易
いのであるが、該サツシュ後側部コＣの連接基部が後部
ロワサツシュ延設部／Ａ　ａによって補強されるため、
該部分のねじれ剛性９曲げ剛性を高めることができる。

更に、後部ロワサツシュ１６をシート部／３およびサツ
シュ後側部−〇にスポット溶接により固定しそあるため
、該後部ロワサツシュ／６の取付剛性を高められること
もさること乍ら、ドアインナ／くネルｊｖｋ端面および
サツシュ後側部Ｊｏのパネル剛性を高めることもできる
利点がある。

以上のように本発明によれば、後部ロワサツシュの取付
精度がロワサツシュ取付シート部およびドアサツシュの
プレス成形精度として得られるため精度が高く、従って
、ドアガラスの組付時にはこの後部ロワサツシュを基準
として前部ｐワサッシュのみを前後方向位置調整すれば
よいので調整作業が非常に容易となり、しかも、設計通
りのドアガラス昇降ガイドを行わせることができる。ま
た、後部ロワサツシュの上端延設部をサツシュ後側部の
オープン断面内に嵌装して溶接固定しであるため、該サ
ツシュ後側部と後部ロワサツシュが連続してドアガラス
の昇降にガタッキがなくスムーズに昇降ガイドすること
ができ、しかも、この延設部の存在によりサツシュ後側
部の成形基部の剛性を高めることができる。そして、該
後部ロワサツシュはシート部およびサツシュ後側部に溶
接固定しである丸め取付剛性が高く、同時にドアインナ
パネル端面の補強も行えるという実用上多大な効果を有
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車用ドアの斜視図、Ｍ２図は第１図のト」
線に沿う断面図、第３図は従来の構造を示す一部破断側
面図、第４図は第８図のＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図、第
５図は本発明の構造を示す一部破断側面図、第６，７図
はそれぞれ第６図の■−Ｗ線、■−■線に沿う断面図、
第８図は後部ロワ゛サツシュ上側部の斜視図である。 ／・・・ドア本体、２・・・ドアサツシュ、Ｓ・・・ド
アインナパネル、６・・・ドアアクタパネル、７・・・
インナサツシュ、！・・・アウタサツシュ、ｌｊ・・・
ロワサツシュ取付シート部、／４−・・後部ロワサツシ
ュ、／４ａ・・・＃、設部。 第４図 第６図 第７図 ＠８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　ドアサツシュをドア本体と一体成形したドア
   において、Ｍドアのドアインナパネル彼端面にドア内部
   側に突出するロワサツシュ取付シー゛ト部をエンボス成
   形し、このシート部に後部ロワサツシュを溶接固定する
   と共に、該ロワサツシュの上端部をドアウェスト部の上
   方に延設し、該延設部をドアサツシュのサツシュ後側部
   のインナサツシ瓢端部とアウタサツシュ端部とに鰺って
   溶接固定し九ことを特徴とする自動車用ドアの後部ロワ
   サツシュ取付構造。