JPS587126B2 - 液化ガス燃料の燃焼方法 - Google Patents
液化ガス燃料の燃焼方法Info
- Publication number
- JPS587126B2 JPS587126B2 JP8387177A JP8387177A JPS587126B2 JP S587126 B2 JPS587126 B2 JP S587126B2 JP 8387177 A JP8387177 A JP 8387177A JP 8387177 A JP8387177 A JP 8387177A JP S587126 B2 JPS587126 B2 JP S587126B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquefied gas
- gas fuel
- compressed air
- atomizer
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Supply (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
- Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、メタン・エタン・プロパン・天然ガス等の極
低温の液化ガス燃料を液体状のまま噴霧して燃焼させる
液化ガス燃料の燃焼方法に関する。
低温の液化ガス燃料を液体状のまま噴霧して燃焼させる
液化ガス燃料の燃焼方法に関する。
極低温液化ガス燃料は海水等をり用した蒸発器．により
気化させ、ガス化にしてガスバーナで燃焼させるのが一
般的な手法である。
気化させ、ガス化にしてガスバーナで燃焼させるのが一
般的な手法である。
しかし、このような燃焼方法は次のような欠点があった
。
。
■蒸発器が故障した場合に連続して燃焼させることは不
可能である。
可能である。
■蒸発器の建設費、製作費、保守費が高価であり、蒸発
器の予備として別途蒸発器を準備する事は経済的に困難
である。
器の予備として別途蒸発器を準備する事は経済的に困難
である。
■ガス状で輸送した場合に配管系統が膨大となる。
等が挙げられる。
これらの事より、極低温液化ガス燃料を蒸発器を用いず
液状のま〜、燃焼させる燃焼方法が考えられるが、通常
の燃焼方法では、 ■極低温液化ガス燃料を燃焼装置入口迄極低温に保持し
たとしても、燃焼装置内で高温の燃焼用空気及び火炎の
熱輻射を受けて加熱され蒸気閉塞を発生し不安定燃焼を
誘起する。
液状のま〜、燃焼させる燃焼方法が考えられるが、通常
の燃焼方法では、 ■極低温液化ガス燃料を燃焼装置入口迄極低温に保持し
たとしても、燃焼装置内で高温の燃焼用空気及び火炎の
熱輻射を受けて加熱され蒸気閉塞を発生し不安定燃焼を
誘起する。
■噴霧媒体（例えば空気）中の水分が噴霧化内で凝結し
、燃料噴霧が不可能となる。
、燃料噴霧が不可能となる。
■燃焼量を変化させる方法として燃焼圧を低下させると
、燃料は更に気化しやすくなり蒸気閉塞を誘起し不安定
燃焼を誘起する。
、燃料は更に気化しやすくなり蒸気閉塞を誘起し不安定
燃焼を誘起する。
等の点が問題となる。
そこで本発明は、上記欠点のない極低温の液化ガス燃料
を液状のま５燃焼させる燃焼方法を提供することを目的
としてなされ、噴霧器に供給される液化ガス燃料の１部
を抽出し、同抽出した液化ガス燃料で圧縮空気を冷却す
るとともに湿分を除去した後前記噴霧器に供給し、同噴
霧器から冷却、除湿された圧縮空気を噴霧媒体として前
記液化ガス燃料を噴霧して燃焼させることを特徴として
液化ガス燃料の１部で冷却・除湿した圧縮空気を用いる
事により、極低温液化ガス燃料系統の保冷ならびに噴霧
孔内での圧縮空気中水分による凝結等が防止でき、安定
燃料が可能となった液化ガス燃料の燃焼方法を提供する
。
を液状のま５燃焼させる燃焼方法を提供することを目的
としてなされ、噴霧器に供給される液化ガス燃料の１部
を抽出し、同抽出した液化ガス燃料で圧縮空気を冷却す
るとともに湿分を除去した後前記噴霧器に供給し、同噴
霧器から冷却、除湿された圧縮空気を噴霧媒体として前
記液化ガス燃料を噴霧して燃焼させることを特徴として
液化ガス燃料の１部で冷却・除湿した圧縮空気を用いる
事により、極低温液化ガス燃料系統の保冷ならびに噴霧
孔内での圧縮空気中水分による凝結等が防止でき、安定
燃料が可能となった液化ガス燃料の燃焼方法を提供する
。
さらに本発明は、噴霧器に供給される液化ガスの１部を
抽出し、同抽出した液化ガス燃料で圧縮空気を冷却する
とともに湿分を除去した後前記噴霧器に供給し、同噴霧
器内では、前記液化ガス燃料の噴射圧を一定に保ち噴霧
媒体の前記冷却・除湿後の圧縮空気の圧力を変化させて
前記噴霧器から噴霧して燃焼させることを特徴とし、極
低温液化ガス燃料の燃焼量を変化させるため当該燃料の
噴射圧力を低下させると蒸気閉塞を誘起して安定燃料が
不可能である事から、噴霧媒体の圧縮空気の圧力を変化
させて燃焼量を変化させることによりさらに安定した燃
焼を与える液化ガス燃料の燃焼方法を提供するものであ
る。
抽出し、同抽出した液化ガス燃料で圧縮空気を冷却する
とともに湿分を除去した後前記噴霧器に供給し、同噴霧
器内では、前記液化ガス燃料の噴射圧を一定に保ち噴霧
媒体の前記冷却・除湿後の圧縮空気の圧力を変化させて
前記噴霧器から噴霧して燃焼させることを特徴とし、極
低温液化ガス燃料の燃焼量を変化させるため当該燃料の
噴射圧力を低下させると蒸気閉塞を誘起して安定燃料が
不可能である事から、噴霧媒体の圧縮空気の圧力を変化
させて燃焼量を変化させることによりさらに安定した燃
焼を与える液化ガス燃料の燃焼方法を提供するものであ
る。
次に本発明を第１図ないし第３図に示す１実施の態様例
に基づいて具体的に説明する。
に基づいて具体的に説明する。
第１図において、極低温液化ガス燃料タンク１は加圧ポ
ンプ２を介して噴霧器３と連通されている。
ンプ２を介して噴霧器３と連通されている。
加圧ポンプ２と噴霧器３との途中と空気圧縮機４と連通
した冷却・除湿器５とが連通し、冷却・除湿器５とガス
バーナ６とがガス化燃料の泥賂により連通されている。
した冷却・除湿器５とが連通し、冷却・除湿器５とガス
バーナ６とがガス化燃料の泥賂により連通されている。
又、冷却・除湿器５はさらに冷却空気流路により噴霧器
３と連通している。
３と連通している。
７は送風機で、燃焼炉８に設けられた風箱９と連通して
いる。
いる。
１０は圧力調整弁で、加圧ポンプ２からの極低温液化ガ
ス燃料を極低温液体燃料タンク１ヘフィードバックさせ
ている。
ス燃料を極低温液体燃料タンク１ヘフィードバックさせ
ている。
１１は冷却・除湿器５内に入いる空気の流量、圧力を調
整する空気圧力調整弁で、又１２は冷却・除湿器内で形
成された凝縮水の排出管である。
整する空気圧力調整弁で、又１２は冷却・除湿器内で形
成された凝縮水の排出管である。
次に噴霧器３について第２図に基づいて説明する。
外周に防熱材２０が配置された同心円伏の管の中心部に
極低温液化ガス燃料流路２１、その周りに冷却・圧縮空
気流路２２が形成され、管の先端には、冷却圧縮空気ノ
ズル２３と極低温液化ガス燃料ノズル２４とをもつノズ
ル金物２５、ノズル金物２５の先端には、混合ノスル２
６、混合ノズル２６と連通した噴霧ノズル２γを有する
ノズルチップ２８が取り付けられ、冷却圧縮空気ノズル
２３と極低温液化ガス燃料ノズル２４とは混合ノズル２
６で開口している。
極低温液化ガス燃料流路２１、その周りに冷却・圧縮空
気流路２２が形成され、管の先端には、冷却圧縮空気ノ
ズル２３と極低温液化ガス燃料ノズル２４とをもつノズ
ル金物２５、ノズル金物２５の先端には、混合ノスル２
６、混合ノズル２６と連通した噴霧ノズル２γを有する
ノズルチップ２８が取り付けられ、冷却圧縮空気ノズル
２３と極低温液化ガス燃料ノズル２４とは混合ノズル２
６で開口している。
極低温液化ガス燃料タンク１より加圧ポンプ２にて加圧
された極低温液化ガス燃料は、圧力調整弁１０にて所定
の圧力に調整された後、一部は冷却・除湿器５に、また
残りは噴霧器３に圧送される。
された極低温液化ガス燃料は、圧力調整弁１０にて所定
の圧力に調整された後、一部は冷却・除湿器５に、また
残りは噴霧器３に圧送される。
冷却・除湿器５に圧送された極低温液化ガス燃料は蒸発
して、気化燃料４としてガスバーナ６に圧送され燃焼炉
８内にて燃焼する。
して、気化燃料４としてガスバーナ６に圧送され燃焼炉
８内にて燃焼する。
噴霧用空気は空気圧縮機４にて加圧され、空気圧力調整
弁により所定の圧力に調整された後冷却・除湿器５にて
冷却・除湿され、低温脱湿圧縮空気として噴霧器に圧送
される。
弁により所定の圧力に調整された後冷却・除湿器５にて
冷却・除湿され、低温脱湿圧縮空気として噴霧器に圧送
される。
燃焼用空気は送風機７により風箱９に圧送され燃焼炉８
内に流入する。
内に流入する。
極低温液化ガス燃料流路２１は冷却圧縮空気流露２２で
取巻かれており、極低温液化ガス燃料は低温脱湿圧縮空
気により保冷される。
取巻かれており、極低温液化ガス燃料は低温脱湿圧縮空
気により保冷される。
極低温液化ガス燃料は極低温燃料ノズル２４を西って混
合ノズル２６に圧送される。
合ノズル２６に圧送される。
又、低温脱湿圧縮空気（噴霧用圧縮空気）は冷却圧縮空
気ノズル２３により混合ノズル２６へ流入する。
気ノズル２３により混合ノズル２６へ流入する。
混合ノズル２６での圧力は低温脱湿圧縮空気の圧力を変
える事により可変であり、極低温液化ガス燃料の流量は
混合ノズル２６での圧力（低温脱湿圧縮空気の圧力と同
意）と極低温液化ガス燃料の圧力の差を調整する事によ
り可変である。
える事により可変であり、極低温液化ガス燃料の流量は
混合ノズル２６での圧力（低温脱湿圧縮空気の圧力と同
意）と極低温液化ガス燃料の圧力の差を調整する事によ
り可変である。
混合ノズル２６に流入した低温脱湿圧縮空気と極低温液
化ガス燃科は噴霧ノズル２７を西って燃焼炉８に噴出さ
れる。
化ガス燃科は噴霧ノズル２７を西って燃焼炉８に噴出さ
れる。
本装置によれば、第３図に示す如く、噴霧空気圧が増大
するほど燃料噴射量は減少する。
するほど燃料噴射量は減少する。
したがって、極低温液化ガス燃料の圧力を一定とし、冷
却圧縮空気の圧力を変化させることにより燃焼量を容易
に変化させることが出来るので、極低温液化ガス燃料の
燃焼量は燃焼圧を一定にして噴霧用空気圧を変化させる
事により可変である事から、極低温液化ガス燃料の圧力
低下による蒸気閉塞が防止され、高温の燃焼用空気並び
に火炎の熱輻射により加熱されやすい極低温液化ガス燃
料を低温の噴霧用空気で取巻いた事から、当該燃料の温
度上昇による蒸気閉塞が防止でき、又除湿した圧縮空気
を用いる事から、混合ノズル部での水分の凝結による閉
塞が防止できるとの結果が得られ安定燃焼が可能となる
。
却圧縮空気の圧力を変化させることにより燃焼量を容易
に変化させることが出来るので、極低温液化ガス燃料の
燃焼量は燃焼圧を一定にして噴霧用空気圧を変化させる
事により可変である事から、極低温液化ガス燃料の圧力
低下による蒸気閉塞が防止され、高温の燃焼用空気並び
に火炎の熱輻射により加熱されやすい極低温液化ガス燃
料を低温の噴霧用空気で取巻いた事から、当該燃料の温
度上昇による蒸気閉塞が防止でき、又除湿した圧縮空気
を用いる事から、混合ノズル部での水分の凝結による閉
塞が防止できるとの結果が得られ安定燃焼が可能となる
。
第１図は本発明の１実施例の態様例を示すブロツク線図
、第２図は第１図中の噴霧器３の正面断面図、第３図は
噴霧空気圧と燃料の噴射量との関係を示すグラフである
。 １・・・・・・極低混液化ガス燃料タンク、２・・・・
・・加圧ポンプ、３・・・・・・噴霧器、４・・・・・
・空気圧縮機、５・・・・・・冷却除湿器、６・・・・
・・ガスバーナ、７・・・・・・送風機８・・・・・・
焼却炉、９・・・・・・風箱、１０・・・・・・圧力調
整弁，１１・・・・・・空気圧力調整弁、１２・・・・
・・排出管、２０・・・・・・防熱材、２１・・・・・
・極低温液化ガス燃料流路、２２・・・・・・冷却圧縮
空気流路、２３・／・冷却圧縮空気ノズル、２４・・・
・・・極低温液化ガス燃科ノズル、２５・・・・・・ノ
ズル金物、２６・・・・・・混合ノズル、２７・・・・
・・噴霧ノズル、２８・・・・・・ノズルチップ。
、第２図は第１図中の噴霧器３の正面断面図、第３図は
噴霧空気圧と燃料の噴射量との関係を示すグラフである
。 １・・・・・・極低混液化ガス燃料タンク、２・・・・
・・加圧ポンプ、３・・・・・・噴霧器、４・・・・・
・空気圧縮機、５・・・・・・冷却除湿器、６・・・・
・・ガスバーナ、７・・・・・・送風機８・・・・・・
焼却炉、９・・・・・・風箱、１０・・・・・・圧力調
整弁，１１・・・・・・空気圧力調整弁、１２・・・・
・・排出管、２０・・・・・・防熱材、２１・・・・・
・極低温液化ガス燃料流路、２２・・・・・・冷却圧縮
空気流路、２３・／・冷却圧縮空気ノズル、２４・・・
・・・極低温液化ガス燃科ノズル、２５・・・・・・ノ
ズル金物、２６・・・・・・混合ノズル、２７・・・・
・・噴霧ノズル、２８・・・・・・ノズルチップ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 噴霧器に供給される液化ガス燃料の一部を抽出し、
同抽出した液化ガス燃料で圧縮空気を冷却するとともに
湿分を除去した後前記噴霧器に供給し、同噴霧器から冷
却、除湿された圧縮空気を噴霧媒体として前記液化ガス
燃料を噴霧して燃焼させることを特徴とする液化ガス燃
料の燃焼方法。 ２ 噴霧器に供給される液化ガス燃料の１部を抽出し、
同抽出した液化ガス燃料で圧縮空気を冷却するとともに
湿分を除去した後前記噴霧器に供給し、同噴霧器内では
、前記液化ガス燃料の噴射圧を一定に保ち、噴霧媒体の
前記冷却・除湿後の圧縮空気の圧力を変化きせて前記噴
霧器から噴霧して燃焼させることを特徴とする液化ガス
燃料の燃焼方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8387177A JPS587126B2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 液化ガス燃料の燃焼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8387177A JPS587126B2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 液化ガス燃料の燃焼方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5419225A JPS5419225A (en) | 1979-02-13 |
| JPS587126B2 true JPS587126B2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=13814715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8387177A Expired JPS587126B2 (ja) | 1977-07-13 | 1977-07-13 | 液化ガス燃料の燃焼方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587126B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60154839A (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-14 | Nissan Motor Co Ltd | ナツトの製造方法 |
| KR101059019B1 (ko) | 2009-09-07 | 2011-08-23 | 여은석 | 연소장치의 제습 유닛 |
-
1977
- 1977-07-13 JP JP8387177A patent/JPS587126B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5419225A (en) | 1979-02-13 |
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