JPS5870218A - パトロ−ネフイルムを用いる簡易装填カメラ - Google Patents

パトロ−ネフイルムを用いる簡易装填カメラ

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JPS5870218A
JPS5870218A JP12223981A JP12223981A JPS5870218A JP S5870218 A JPS5870218 A JP S5870218A JP 12223981 A JP12223981 A JP 12223981A JP 12223981 A JP12223981 A JP 12223981A JP S5870218 A JPS5870218 A JP S5870218A
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JP
Japan
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film
cartridge
league
winding
camera
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Pending
Application number
JP12223981A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Hamada
洋一 浜田
Yoshibumi Udagawa
宇田川 義文
Jiro Sekine
二郎 関根
Hiroshi Komatsuzaki
博 小松崎
Hiroshi Hara
博 原
Nobuyuki Kameyama
亀山 信行
Shigeo Nakayama
中山 繁男
Masashi Takamura
高村 雅司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPS5870218A publication Critical patent/JPS5870218A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/28Locating light-sensitive material within camera

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はパトローネに収納されたフィルムを用いるカ
メラに関し、詳しくはフィルム装填の自動化をより徹底
させた簡易装填装置を備えたカメラに関する。
パトローネ入りの35MM5MM幅有孔フィルムラカメ
ラにおいて、フィルム装填は煩わしい操作である。従来
、この煩雑さを解消するだめ種々の簡易装填方式が提案
された。アグファ社によるラピッドシステムもこの一種
である。この方式は、フィルム送り出し側および巻き取
り側にラピッドシステム・カセットと呼ばれる特殊容器
を用い、適量引き出されているフィルムがフィルム出入
口から薄板によるフィルムガイド板に導かれ9巻取り側
容器の出入口に差込まれて容器中のスプールに巻き込ま
れるようになっている。しかし、おしこみ式の駆動方法
となるため駆動力が大きくなるので長いフィルムの使用
は困難となり撮影駒数に限りがあってせいぜい20枚ま
でである。さらに、この方式ではフィルムは特殊容器を
用いるものであり、たとえこの特殊容器入りフィルムを
使用するもラピッド系カメラ専用であり著しく汎用性に
欠けるものであった。
一方最近では、自動装填方式も進展をみせ、たトエば市
販のコニカFS−1型カメラの如く、パトローネをパト
ローネ室に入れフィルムを引出し、パーフォレーション
をスプロケット歯tE上に乗せ、フィルム先端を巻取り
リールの所まで伸して置き、裏蓋を閉じると自動的に白
味されたモータによりフィルムは巻込まれ第1駒目でス
トップし撮影準備完了となる簡易装填方式がある。また
、フジ力オート5型カメラにおける簡易装填方式の如く
、巻取室にフィルム先端を挿入するだけで以降はオート
ワイングー機構により自動的に撮影準備状態までもって
ゆくものもある。
しかしながら、上記2例のいずれの簡易装填方式におい
てもカメラの裏蓋を全開し、パトローネをパトローネ室
に正しく位置させたのちフィルムのリーグ部を適量の長
さにわたり引き出して巻取部に導く人手による操作を余
儀なくさせる。この操作は熟練者にとってはたやすくと
も、初む者特に女性、子供等にとっては大変困難でかつ
煩わしい操作である。
それゆえに、この発明の主たる目的は、上述したフィル
ムリーグ部を適量の長さにわたり引き出して巻取部に導
く人手による操作を不要ならしめフィルム簡易自動装填
をより徹底させることにある。換言すれば、パトローネ
をしかるべき空間に袋入するのみであとはカメラの裏蓋
を閉じる操作だけで自動的に撮影可能状態にまでセット
できるようにすることである。
しかしながら、フィルム容器からパトローネフィルム1
を取り出したとき、第1図に示すようにリーグ部2が真
直ぐであればよいが、はとんどすべてのパトローネフィ
ルム1はそのリーグ部2に第2図で示す如く「巻きぐせ
」(ひき伸したにもかかわらず手を放すとカーリングす
る性質)が生じている。また、現在世界中で市販されて
いるパトローネフィルム1についてみれば、容器として
のパトローネ3は規格により一定の形状であるが、リー
グ部2の長さLは種々に異なり、L=1備に満たないも
のからL=15cPnにおよぶものまである。さらに、
リーグ部2がボート部4から引き出されている方向は巻
軸5の軸線と垂直であるのが通常であるが、中には角度
をなしているものすなわち上向き又は下向きとなってい
るものもあり、カメラに装填する場合にはその位置の調
整が必要となる場合もある。さらにまた、ポート部4に
形成されている遮光部材としてのテレンプ6における引
き出し抵抗にも種々バラツキがあり、パーフォレーショ
ン7を損うことなくスムーズに巻取9111まで送り出
す必要性がある場合もある。
これらの点に鑑みれば、パトローネフィルムを包装箱よ
り取り出したままで、カメラのフィルム装填室へパトロ
ーネのボート部を一定位置にしてパトローネを軸方向へ
落し込んで挿入すると、パトローネから出ているリーグ
部の寸法や形状如何にかかわらず、パトローネがフィル
ム装填室へ確実に装填されると同時にリーグ部が所定の
巻取位置に正確に配置されてのち、リーグ部の一部がフ
ィルムの駆動手段と噛合して確実にフィルム巻取室へ送
り込まれることにより、直ちに撮影可能の状態になし得
ることが望ましく、このようにすれば、人はただ単にパ
トローネをそのボート部を位置決めして落し込めばその
itで直ちにフイ゛ルムが巻取可能状態となり、従来の
如きフィルムリーグ部を巻取軸へ巻き付は込ような操作
から完全に解放されることになる。
そこで、上記目的を達成するためにこの発明は、フィル
ムを内蔵せるパトローネ側面のボート部からその戸先部
材を介してフィルムリーグ部を突出したパトローネフィ
ルムを、圧板を付設したフィルム露光部を中央にして一
側に設けるフィルム巻取室と反対側に設けたフィルム装
填室内に、上記パトローネの軸方向から簡易装填するカ
メラにして、上記フィルム装填室にパトローネ装填初期
に上記ポート部端部の挿入位置を決める手段と、パトロ
ーネ装填中にパトローネを軸方向へ案内する手段を設け
、かつ該パトローネ装填中に上記フィルムリーグ部を自
動的に伸展するように案内する案内手段をfIfiえ、
さらにパトローネ装填後に上記フィルムリーグ部が伸展
したまま保持される伸展保持手段と、リーグ部の基部で
該フィルムリ−グ部と保合して上記遮光部材の抵抗に抗
してフィルムリーグ部を上記フィルム巻取室側へ送り出
すフィルム給送手段と、該フィルムリーグ部の送り出し
中フィルムリーグ部をフィルム露光部と圧板の間を通し
て上記フィルム巻取室内ヘガイドする手段を設け、かつ
フィルム巻取室内へ挿入されるフィルムリーグ部を上記
フィルム給送手段と連動して巻取軸に巻き取る手段を備
えてなることを特徴とする。
以下、この発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第3図は一実施例の外観斜視図である。IOはカメラ本
体11の背面側のほぼ全面を開閉する裏書である。裏蓋
10は、その下縁でカメラ本体11とヒンジ12で取り
付けられ、操作ノブ13の操作によって開閉し、裏蓋1
0を閉じたときには本体側の掛止部14と該操作ノブ1
3によりロックできる。15は裏蓋10に設けたパトロ
ーネ存在確認窓、16はシャッタボタンである。
第4A図、第4B図はカメラ本体11と裏蓋10とを分
離して示しだ概略斜視図である。第4A図に示すように
、カメラ本体11は中央に露光開口20を備え、その−
側にモータ内蔵の巻取胴21を備える巻取室22と、そ
の反対側に裏蓋10の内側に固設したパトローネポケッ
ト30を収容するだめのポケット収容室23を有する。
上記パトローネポケット30はパトローネ3を収容する
筒状空間31を形成する壁32a 、32b、32C,
32dからなるものであって、第4B図に示すようにパ
トローネ3は図示の位置すなわち巻取軸5突部を上にし
て軸線方向に沿ってのみ上方から挿入することができる
。すなわち、パトローネポケット30の壁32aと32
dとの端部はほぼボート部の断面形状に沿うように切り
欠いて上下方向にスロット溝33を形成しているので、
このパトローネ3の挿入初期は、パトローネのポート部
4端部とパトローネポケット30の縦方向に形成したス
ロット溝33上端部とがゆるく嵌合し、パトローネ3の
挿入中はこのスロット溝33がポート部4を案内しパト
ローネ3を軸線方向へ導く。そして、このスロット溝3
3を形成するパトローネポケットの側壁32aからはフ
ィルムリーグ部を自動的に伸展するように案内するガイ
ドバー40が裏蓋10に沿って延在し、パトローネフィ
ルム1挿入中にリーグ部2は長手方向に伸展され、予め
傾けた圧板50上にすべり込む。
このすべり込んだリーグ部2は、ガイドバー40の下方
に設けたリーダ部の伸展保持手段としてのホールドパー
45によりフィルムに巻きぐせがあってもフィルムを自
動的に伸展した状態で保持される。60は裏蓋に設けた
フィルムカッタ手段であり、圧板50を中央にしてパト
ローネポケット30とは反対側に位置し、固定刃と可動
刃とを備えてリーグ部の長いものに対しその余剰部を切
断する。前記圧板50は裏蓋10の内側に取り付けられ
、裏蓋10の縦方向に沿って「)I J字状に構成した
3つの板バネにより常時露光開口20側へ付勢されるも
のであり、露光開口20の枠部との間でフィルムの平面
性を確保させる。そして圧板50にはパトローネポケッ
ト30と近い側の上下に孔55.56,57.58を設
けている。これらの孔にはそれぞれ、スプロケット70
と9片嬌ヌプロケット75及びフリースプロケット78
の歯カフイルムパーフオレーション7を介して嵌す込む
。上下に歯を備えるスプロケット70はポケット収容室
23に隣接して設けられ、片歯スプロケット75は露光
開口20の上部に位置する。これらスプロケット70.
75はフィルムリーグ部を巻取室側へ送り出すフィルム
給送手段を構成する。フリースプロケット78は主とし
てフィルム移動量の検出に用いられる。80はリーグ部
先端(なお、この先端部はタン(tongue ) 8
と呼称することがある)のガイド手段であり、スプロケ
ット70とは反対側の露光開口20の側壁25に設けら
れ、給送されるリーグ部先端8が当該露光開口へまくれ
込むのを防止する。
なお、パトローネポケット30の側壁32aに設けた矯
正突起90は下を向いたリーダ部の矯正手段であり、か
ぎ形レバー91は本体側に設けた抑圧レバー92と協働
して上を向いたリーグ部に対する矯正手段である。まだ
、100はリーグ部先端を巻取室22方向へ案内するだ
めのガイド部材であり、101は裏蓋を閉じたとき本体
側の左端平面部102との間でフィルムを挾み付けてフ
ィルム切断を容易にするとともに余剰リーグ部をカメラ
本体側から引き出し可能に挾み付けかつ光密状態を維持
するだめのモルトプレーンである。
第5A図の裏蓋10を閉じた状態での横断面図で示すよ
うに、巻取■同21は周知なごとく軸にモータを内蔵し
たもので、巻取室22のさらに外側に収容した電池27
を電源として駆動される。そして、このモータの回転軸
に連動して、第5B図に示す如く巻取室側からパ)ロー
ネ装填室にかけて歯車列29が構成され、駆動力が伝達
される。
70′はスプロケット70用の歯車である。そして、ス
プロケット70の上端部(@車70′のある側とは反対
側)において当該スプロケット7oと一体に設けられた
ギヤと、スプロケット75の軸に設けたギヤとはアイド
ルギヤを介して機械的に結合されているので、この歯車
70’によりスプロケット70が回転駆動されるとき、
アイドルギヤと噛合しているスプロケット75のギヤは
駆動され、これら2つのスプロケット70.75は同時
にフィルム給送方向へ回転駆動される。なお、歯車列2
9の終端には、パトローネの巻取軸5を駆動するだめの
巻き戻し用歯車34が設けられている(第4B図も参照
)。
ところで、第3図で示した如くパトローネポケット30
を設けた裏蓋側にはパトローネ存在確認窓15を設けて
いるが、この窓15を遮光するだめにモルトプレーン1
7を設けている。すなわち、第6A図に示すように、パ
トローネポケット30の壁32dには、窓15とほぼ合
致する孔35が設けてあり、その部分にモルトプレーン
17をはめ合わせている。しかし、このモルトプレーン
17のためにパトローネ3の挿入がきゆうくつになるの
を回避する必要があり、筒状空間31はパトロ−ネ3の
外径よりもある程度余裕をみて広くとっである。そして
これに起因してパトローネポケット30に挿入されたパ
トローネ3を最終的に位置決めする手段を設けている。
前記孔35とは反対側に位置する壁32bに貫通孔36
を設け、カメラ本体11側には裏蓋1oを閉じ込、んだ
ときに丁度この貫通孔35に嵌まり合う突起18を設け
ている。また−カ、パトローネポケット3oの筒状空間
31の底には、前記巻き戻し歯車の軸を構成する巻き戻
し用軸37が貝通しており、この軸端がバネ付勢された
フォーク38を形成している。
第6A図に示すように、パトローネ3を挿入し終ったと
き、パトローネの筒杖巻軸の下方に位置する直径方向に
掛は渡した部分(いわゆるFキー)9は前記モルトプレ
ーン17の張り出しのために前記フォーク38の先端に
当接する。第6B図に示すように裏蓋1oをさらに閉じ
込むと、カメラ本体側の突起18はパトローネポケット
3oの貫通孔36を通り、パトローネの側面と当接して
当該パトローネ3を裏蓋側へ押す。そうすると、第6C
図で示すように他方の側面においてパトローネハタルト
プレーン17を押圧し弾性変形させる。一方、前記巻軸
下方のFキー9はフォーク38の間に落ち込み、フォー
クはバネ力で本来の長さに復し当該Fキー9を挾み付け
る。そして、パトローネ3は突起18とモルトプレーン
17との間で確実に固定されるモルトプレーン17のだ
めに余裕ある筒状空間31を形成したにもかかわらずこ
のようにして、挿入されたパトローネに対して、確認窓
15に基づく遮光を果し確実に光密状態にするとともに
最終的なパトローネの位置決めをも達成している。なお
、このパトローネ存在確認窓15はパトローネの存在を
確認するとともに、当該パトローネフィルムが何枚撮り
のものかの情報も外部から確認しうるものである。
次に、カメラ上方から見た図である第7図と。
裏蓋lOを透視して部材の配設関係を明瞭に示しに説明
する。
パトローネポケット30は、外観はぼ縦に長い長方形状
であり、そのほぼ中央にパトローネの外径よりわずかに
大きい筒状空間31が形成されている。この筒状空間3
1の一部を形成する壁32d、32aは一部において切
り取られて、ポート部4の位置決め案内部を構成する。
すなわち、パトローネの側面からほぼ接線方向に突出す
るポート部4のv字状凹部4■にゆるく嵌り合うV字状
凸部となるように、壁32aの裏蓋側において当該裏蓋
と平行に壁面323′が形成される。したがって、この
壁面32aと裏蓋lOとの間にはポート部4の厚みのほ
ぼ2倍程度の縦長スロット溝33が形成される。それゆ
え、パトローネを挿入するときは、ポート部4の先端部
がこのスロット溝33上端に位置するように位置決めさ
れない限りはパトローネポケット30の筒状空間31に
はめ込むことができない。また、このスロット溝33は
パトローネをその軸線方向に挿入し終えるまで案内する
手段でもある。このことから、パトローネ挿入初期にポ
ート部4の位置を決定づける部分と。
パトローネをその軸線方向に案内しうる手段さえ(1r
、成すれば、この例で示すが如きポケット状又は外観略
長方形状とする必要はない。当業者において変形は容易
であろう。
このように、自由席が1で軸線方向に挿入されるパトロ
ーネフィルムlのリーグ部2は第7図の破線で示す巻き
ぐせをもっているが、挿入途中でガイドバー40によっ
て長手方向に伸展される。
伸展案内手段としてのガイドバー40は、基端がパトロ
ーネポケット30の側壁32aの上端面よりわずかに突
出した部位39に固定され、そこがら裏蓋面と平行に延
び、フィルムカッタ6oと電池室28とのほぼ中間位置
で下へ曲成されさらにカメラ本体の下部近傍で再び曲成
され、その終端は裏蓋10に固定される。このように2
度曲成させるのは、少なくともフィルムの幅以上にわた
ってガイドバー40と裏蓋11との間にリーダ部2がす
べり込むだめの一定幅の空間を形成する必要があるから
である。もっとも、結果として縦方向のガイドバー41
は比較的リーダ部の長いフィルムに対してカーリングを
阻止する機能をもつ。
伸展保持手段としてのホールドパー45は、外形はぼL
字状をなし、一端が前記ガイドバー40に他端はパトロ
ーネポケット30の側壁82aに固着される。ガイドバ
ー40との固着位置は、巻取室22の一側端部近傍であ
って、その位置からまつすぐ下に延びほぼ直角に曲成さ
れてガイドバー40と平行をなす部分は平行保持部分4
6をなし、スプロケット70.75の存在するところで
は抵触しないよう逃げ部47を形成してそのまままっす
ぐ壁82aに向って延びる。平行保持部分46では、フ
ィルムの規格によるいわゆる14&部分におけるパーフ
ォレーションに近い側が接触保持され、一方前記逃げ部
47においてもE値部分のフィルム端縁に近い側が接触
して保持される。
なお、ホールドパー45の他端は特に側壁に固定するこ
となく、口形状に曲成したバー状部材をガイドバー40
の真下に固着しても、さらには矩形状の板状部材をガイ
ドバーの下に取りつけるようにしてもよい。要求される
機能としては、リーグ部2(特に露光開口の横幅の1/
2を越える長さのリーグ部に対して)がカーリングしな
いように押さえ付ける役目をすればよいからである。こ
のように、ホールドパー45はガイドバー40に案内さ
れて圧板50上にすべり込んできたリーダ部を、そのパ
ーフォレーションと幅方向端縁との間(E値部分)を押
さえ付けて巻きぐせに起因するカーリングを阻止する。
次に、パトローネ3の挿入に従ってすベシ込む又はすべ
り込んだリーグ部2を正しい位置にするため又は正しく
巻取ることができるだめのフィルム位置規正手段(フィ
ルムカッタ手段も含む)について説明する。
第9A図及び第9B図により裏蓋1oを開けた状態でリ
ーグ部を上から挿入しやすいように圧板50を傾ける手
段について説明する。この手段は、主として圧板50の
下端を押し上げるように作用する板バネ52と、補助的
には補助圧板バネ53とで構成される。裏蓋10を開け
たとき、一端が裏蓋に固定された断面路「<」字状で自
由端が下方に延びている圧板傾g・)板バネ52の自由
端が圧板50の下端に接触し、この部分を押し上げる(
第4B図も参照)。圧板50は傾斜する。なお、圧板5
0には背面縦方向にH形状に板バネを取り付けているが
、II形状の板バネのうち平行をなす2つの板バネの夫
々の上部のバネ力は下部のバネ力に比べて予めやや弱く
している。これは、圧板50の傾斜を助長するためであ
る。
一方、補助圧板バネ53は図示の如く断面路「く」字状
の板バネで、はぼ中央にバカ穴を[1ifiえ当該バカ
穴に軸状部材を挿通固定することにより裏蓋から離脱し
ないように構成されている。そして、く字状の一方部に
上から負荷をかけると他方部がもち上り、逆に餞刃部を
押圧すれば前記−刃部がもち」二って、あたかもシーソ
ーの如く作用する。
したがって、圧板50が圧板傾斜板バネ52で傾けられ
たとき、圧板50の上端裏側部はこの補助圧板バネ53
の一方部を押圧する。これに応じて他方部はもち上る。
なお、補助圧板バネ53は後述するように実益10を閉
じたときに主たる作用をなす。
第9A図で示すように、裏蓋10を開放したときには、
圧板面と、ガイドバー40及びホールドパー45を結ぶ
仮想線とはV状となり、フィルムリーダ部2がすべり込
もうとするときに、裏蓋10の内側面と圧板裏側とが形
成する隙間にリーグ部の端縁が落ち込む不都合を回避す
ることができる。
このようにするのは、カメラ本体のレンズ光軸方向の厚
さを薄く設計しようとする場合に特に利点がある。
裏蓋を閉じると、第9B図に示すように、圧板傾斜板バ
ネ52の自由端はカメラ本体側に設けた突起52′に押
圧されて圧板50からバネ力を解放するとともに、補助
圧板バネ53の他方部が本体側の突部53′に押圧され
る結果、補助圧板バネ53の一方部が逆にもち上り、圧
板上部の背面を強く押すように作用する。このように圧
板50の上部背面をフィルム側へ強く押すようにするの
は2つの1音味があり、第1に圧板50の背部H状板バ
ネの上部のバネ力を下部に比べて弱くしだのでこれを補
償するためであり、第2はリーグ部を送るときは主とし
て上部に給送力がかかるので圧板50とフィルム2との
密着性を確実に保証するためである。
次に、第10A図〜第10C図及び第11A図〜第11
C図に基づいて、上向きリーグ部に対するフィルム位置
規制手段について説明する。なお、第10A図と第11
A図、第10B図と第11B図及び第10C図と第11
C図はそれぞれ対をなし、互いに逆方向から見たもので
ある。まだ、ここでリーグ部が上向きとは、装填したパ
トローネの軸線に垂直な方向を基準にしてリーグ部の長
手方向がカメラの」二部寄りに傾くことをいう。
この手段は7i1述した如く、パトローネポケットに設
けたかぎ形レバー91とカメラ本体側に設けた抑圧レバ
ー92との協働によって形成される。
裏蓋を開いているときは第10A図、第11A図に示す
ように、パトローネポケットの側壁82aに軸93によ
り回動自在に設けたかぎ形レバー91は常時はバネ94
により裏蓋へ向く方向とは反対方向に付勢され、パトロ
ーネポケット30に設けたストッパ突起95により回動
が阻止されている。
なお、96aはかぎ形レバーと一体に形成したバネ掛は
ピン、また96bはパトローネポケット30と一体に形
成したバネ掛はピンである。一方、このかぎ形レバー9
1をその背部から押圧する略「く」字状の押圧レバー9
2は、ポケット収容室23の側壁に軸97により回動自
在に設けられ、常時はバネ94よりも強いバネ91によ
り裏蓋方向に付勢されており、かぎ形レバー91と当接
しないときはカメラ本体に設けたストッパ突起98によ
り回動が規制されている。この押圧レバーの先端部には
ピン99が植設されていて、このピン99がかぎ形レバ
ー91の背部を押圧する。
第10B図、第11B図に示すように、裏蓋10を矢印
方向へ閉じようとすると、まず抑圧レバーのピン99が
かぎ形レバー91の背部に当接し、この背部を裏蓋方向
に押圧する。かぎ形レバー91はストッパ突起95から
離れ、軸93を中心として回動し、かぎ形部91′が裏
蓋方向へ進む。このとき、正視の位置より上に位置する
リーグ部端縁はかぎ形部91′の下面でテーパ状に押し
下げられる。一方、かぎ形部91′の先端面は裏蓋10
の内側面と当接する。なお、第10B図、第118図に
示すような裏蓋が半開らきの状態で当接させるのは、後
に述べるフィルムカッタ60が働きはじめる前にリーグ
部端縁を押し下げるようにするためであり、フィルムカ
ッタ60がフィルムを切り込み始めてしまうとフィルム
自体を押し下げることができなくなってしまうからであ
る。そして、裏蓋lOをさらに閉じると、今度は押圧し
l<−92のピン99はかぎ形レバー91の背部を摺接
しながら上へ移動し、第10C図、第11C図に示す如
く裏蓋を完全に閉じてしまうと、それぞれのレバー91
.92はピン99を介して接触し押圧レバー92はカメ
ラ本体11側の後方壁で支持される一方、かぎ形レバー
91は裏蓋lOの内側面で支持され、それぞれ静止状態
を維持する。このように、上向きリーグ部は裏蓋を閉じ
る操作に伴なって位(d規制が行なわれる。
第12A図及び第12B図は下向きリーグ部に対するフ
ィルム位置規制手段を示す。なお、IJ−ダ部が下向き
とは、装填したパトローネの軸線に垂直な方向を基準に
してリーグ部の長手方向がカメラの下部寄りに傾くこと
をいい、これはポート部からタン部のみしか引き出され
ていないパトローネフィルムに特有のものである。この
手段は、パトローネポケットの側壁32Hの端部からフ
ィルム送り方向に突出した長方形状の矯正突起90であ
る。この矯正突起90が設けられる位置すなわちフィル
ムが進入してくる側に位置する突起の水平面90′の位
置は、パトローネ3がパトローネポケット30に完全に
入りきったときに正しい方向を向くタン8の下端縁と丁
度液する場所である。
なお、突起90はパトローネポケット30と一体成型さ
れてもよい。
第12A図に示すように、タン8が下向きに傾いている
とき、パトローネポケット30ヘパトローネ3を装填し
終わる直前において、タンの下端縁が矯正突起90の上
側の水平面90’と当接し、第128図に示す如く、装
填し終ろうとするとき、矯正突起90がタン8を矢印方
向へもち上げるように作用し、その結果タン8は正しい
方向に向けられる。この下向きリーグ部の位置規制手段
は、イルフォード社製のパトローネフィルムに対し特に
有効である。
次に、リーグ部の長いものに対し巻取11fm21に巻
き込めるように適当な長さにするためのフィルムカッタ
手段を説明する。第13図はフィルムカッタの分解斜視
図であり、63はカッタ固定台で裏蓋にネジIにめ又は
カシメによって固定さレル。
61はカッタ固定台63に固定される固定刃、62は固
定刃61の一端に軸64により回動自在に取り付けられ
た可動刃で刃の部分は切断しゃすいようにゆるくカーブ
している。コイルバネ65はカッタ固定台63と固定刃
61との間に位置する軸64の軸部に挿通される。また
、軸64の頭部と可動刃62の中央部に設けたバネ掛は
ピン66にはバネ67が掛けられこのバネ67は裏蓋1
oを開いたときに第14A図で示すように固定刃61と
可動刃62とが互いに開く方向に可動刃62を付勢する
ものである。なお、68はEリングであり軸64の端部
に設けられる。また前記カッタ固定台63は裏蓋10と
一体成形とすることもできる。
第14A図で示すように、リーグ部2は主としてガイド
バー40に案内され、先端部は固定刃61の上端部に形
成されたテーパ状斜面61′でうまく誘導されてすべり
込み、固定刃61上に位置する。
このとき、可動刃62はバネ67により固定刃から離れ
るように付勢されていて、しだがってカメラ本体側11
の突部62’の一部と当接したままである。フィルムリ
ーグ部2が固定刃61の上部にすべり込んだ後、第14
B図に示すように裏蓋1゜を矢印方向へ閉じると、上向
きリーグ部であれば+MT述ノ如< (フィルム近傍に
付した矢印のように)リーグ部2を下向きに押し下げ、
リーグ部の下端縁は可動刃62と接し、その接する点が
らり一ダ部の上端縁へかけて切断が行なわれ過剰部分が
分離される。^:; 14 C図に示すように、裏蓋1
0を閉じきってし捷うと、フィルムリーグ部2は完全に
過剰部分と分離され、リーグ部のフィルム而は可動刃6
2よりもレンズ側に位置し、かつその切断端部は巻取室
22のほぼ端(フィルム送り方向の端部近傍)に位置す
る。しかし、フィルム自体の巻きぐせのため、リーグ部
先端(切断端部)は巻取室側へまくれ込むので巻取胴に
巻き付けるのに好都合である。
なお、過剰リーグ部は第4B図で示したモルトプレーン
101によりカメラ本体側11のrI’而1面2と挾み
付けられているので切断は容易に行なえる。
それとともに、第5A図で示すように過剰リーグ部に対
するフィルム通過用の細い通路110を形成しであるの
で、切断された過剰リーグ部は容易に引き出すことがで
きる。引き出してしまえば、1111記モルトプレーン
101は弾性により適当な1νみに復元し、MiJ記細
い通路110を8閉してしまうので光密状態に保たれる
スプロケット70とスプロケット75で構成されるフィ
ルム給送手段としての二連スプロケットをより具体的に
説明する。第15図はこの二連スプロケットの要部拡大
斜視図、第16図は第15図I−I線断面図である。
上下に歯を備える外観はぼ円筒状のスプロケット70は
ポケット収容室23に隣接する空間に配される。スプロ
ケット75はポケット収容室23側に近い露光開口20
の上方に配置される。スプロケット70はポケット収容
室23にできるだけ近接させて設けるとともに、スプロ
ケット75はスプロケット70に可能な限り接近させて
配置するのが好ましい。こうすればリーグ部の短いもの
に対して有利にはたらく。
各スプロケット70.75の歯71.76は一連のパー
フオレーショ7に沿う一つの直線上に整列する。第16
図からよく解るように、これらスプロケット70.75
はいずれも6歯(又は8歯のものでもよい)のものであ
り、回転局面に並ぶ歯の位相は、他のスプロケットに対
してほぼ30゜の位相差をもつように構成されている。
なお、このように2つのスプロケットを用いるのは、力
の分散を図りトラブルなくフィルムラ給送しうる安全を
考慮したためである。すなわち、第17図は発明者の実
験に係る実験データを示すものであるが、この実験デー
タから、フィルムリーグ部2をボート部4のテレンプ6
から引き出す初期には相当の抵抗力があり、各フィルム
メーカによってもさらにはフィルムの種類によっても異
なる。フィルム引き出し抵抗は、はぼ250〜1100
9の間に分布する。そこで、第17図のフィルム(1)
又は0)における引き出し抵抗にも安全に対処するため
二連スプロケッ)70.75を構成した。もつとも、(
A) 、 (B) 、 (Q 、・・・・・・・・又は
p)のパトローネフィルムだけを使用する場合なら、特
に二連とすることなくスプロケット75を除いてスプロ
ケット70単独としても充分である。
さらに、この実施例における両ヌプロケットに特徴的な
ことは、従来の如く歯71.76の横断面が矩形状でな
く円形状にしたことである。ただし、歯の縦断面で現れ
る母線の曲線は従来と同様にインボリュート曲線である
。このように両スプロケットの歯を丸ピン状に形成した
のは次のような理由に基づく。すなわち、実験によれば
、第18図(al)で示す如き従来のスプロケットの歯
に図中矢印方向で幅2朋にわたり850グの負荷をかけ
たとき、(a2)で示すようにフィルムのパーフォレー
ションの隅で応力集中による亀裂が生じパーフォレーシ
ョンを破損してしまうことが分った。
(a3)はその場合の断面で、押圧されたパーフォレー
ションの片辺部がしわがよったジャム状を呈している。
このことを考慮するのは、フィルム装填後、スプロケッ
トによってリーグ部2を急激にテレンプ6から引き出す
ときの加速度は極めて大きく、著しく大きな力がパーフ
ォレーション7に加わるからである。歯を九ピン状とし
た場合、第18図(bl)  で示すように第17図の
グラフでほぼ最大引き出し抵抗である負荷110(lを
矢印方向にかけたときでも、(b2)で示すように応力
が分散され、単に丸ピン状の歯の形に沿って変形するに
すぎない。(b3)はその場合の断面である。以上のこ
とから、九ピン状のスプロケットがパーフォレーション
を送る場合、特に急に送ったり、停止させたりするとき
に好都合であることが了解される。
露光量[120の巻取室側の側壁25の手前までの長さ
しかないリーグ部が前記二連スプロケットで送られてく
るとき、タンの先端が露光開口へまくれ込まないように
したガイド手段8oをより具体的に第19図の拡大図で
示す。タンの部分は、パーフォレーションのある側にお
いては背部からの押圧力によりわん曲が矯正されている
ものの、パーフォレーションのない側の部分は露光開口
において自由端となっており幅方向にわん曲している。
発明者の実験によれば、かなり大きい確率で側壁と当接
し、露光開口へまくれ込むことを確認している。
構成において、側壁25は上下2つの部分にわかれてい
て、下の部分は固定した側壁81であるが、上の部分8
2は板バネ85とともに回動する。
すなわち、長方形板状の側壁部分82は板バネ85にネ
ジ86により固着される一方、板バネ85の」一部数付
部分87はカメラ本体11にネジ止めにより固着されて
いる。そして、板バネ下方部の可動部分88の一方側縁
89は、露光開口20を形成する側壁82の端面82′
とつらを一致させており、もちろん露光開口の上部壁の
端面84が形成する而と一致させている。そして、前記
−刃側縁89の長さはnil記端而端面の畏手力向の長
さより幾分長くかつ板バネの可動部分88の横幅は長方
形板状側壁82の噴幅よりも幾分長くしている。
換言すれば、板バネ85は動かない固定した側壁25(
下側倶1壁81を含む)とこの板状可動側壁82との境
界部分をすべて覆う大きさである。これは、境界のすき
間を通って露光時の光が巻取室22側へもれないように
するためである。
タンの先端下部はわん曲しているので、タン8の先端が
側壁25に当接する。可動側壁82とともに板バネ88
は線分Eの部分を支点としてフィルム給送方向へ回動す
る(もちろん、この板バネ88はフィルムの腰の強さで
動かされる程度の力で撓むことができる)。板バネ88
とともに可動側壁82が外へ開く。ただちにタンの先端
は巻取室側へ導入される。タンの先端が案内された後は
、板バネ88はすぐにもとの状態に復元する。1だ、こ
の板バネは常時は復元した状態のままで、タンの先端が
当接したときのみ外側へひらくように作用する。
タンの先端がこのように可動(1111壁80によって
巻取室22側へ送り込まれるが、これを巻取室22の方
へ案内するのが周知なガイド部材100である(第4B
図参照)。ガイド部材100は、裏蓋11の内側で圧板
50とフィルムカッタ60との間に取り付けられる。裏
蓋を閉じると丁度側壁25と巻取胴21との間の巻取室
22を上から塞ぐような位置関係になる。そして、フィ
ルムが進入してくる方向に対してその先端を巻取胴21
の方へ向くように斜面106を形成してあり、進入して
くるフィルムを前へ押し出すように作用する。
なお、この実施例ではリーグ部2を伸展させる手段の一
?−たるもめはガイドバー40であるが、さらに、リー
グ部2の長短に応じた補助的な案内手段をも設けている
。すなわち、極端に短いリーグ部に対しては、パトロー
ネポケット30のスロット溝33に近い裏蓋の内側に設
けた補助ガイド突起103がこれである。また、フィル
ムカッタ60の手前に先端がくるリーグ部に対しては、
前述したガイド部材100の上部に形成した斜面107
がこれであり、上からすべり込むリーグ部端縁をカメラ
本体側へ押しやるようにガイドする。さらに、フィルム
カッタ60位置よりも侵いリーグ部に対しては、フィル
ムカッタの固定刃61の上端部に形成した下向きの斜面
61′によって、リーグ部端縁がガイドバーの方へ押し
やられるようにガイドされる。
パトローネフィルム1を挿入し、裏110を完全に閉じ
てしまうと、カメラ本体側の可動突起112(第3図参
照)が裏蓋10に押される。可動突起112に連設され
たヌイツチがオンし、巻取胴21に内藏したモータが回
転を始める。この回転に伴なって歯屯列29が駆動され
、二連スプロケット70.75が回転スる。パーフォレ
ーション7と噛み合っているスプロケットはリーグ部2
を露光開口20を経て巻取室22側へ給送する。タン8
の先端は周知の機構により巻取胴21に巻き取られる。
又は、艮いリーグ部のものに対しては、ただちに切断端
部がこの巻取胴21に巻き取られる。そして、フリース
プロケット78が所定の回転に(通常2〜3駒分)を検
知すると、停止信号が出力され電動モータはこの信号に
より停止させられる。こうして、自動的に第1駒目の撮
影準f@完了となる。その後フィルムは、シャッタボタ
ン16が押されるごとに自動駒送り装置(オートワイダ
ー機構)によって1駒ずつ送られる。
すべての駒の撮影が終了してしまうと、フリースプロケ
ット78はこの状態すなわちフィルムが所定量だけ移動
したという情報を電気系のスイッチング手段に与え、ス
イッチング手段に応答して電動モータが作動し、パトロ
ーネポケット30の下部のギヤ34に周知の機構により
該電動モータの駆動ツノを伝慴し、スプロケット30巻
軸5を駆動して撮影済フィルムを自動的に巻き戻す。以
降は裏蓋10を開けてパトローネポケット30からパト
ローネの軸突部をもって当該パトローネ3を引き出せば
よい。
次に、第2実施例を説明する。
第20A図及び第20B図は第2実施例の外観斜視図で
ある。このカメラ200の裏蓋210は、本体の背面側
でカメラ本体211の」二部横方向にヒンジ212によ
り開閉自在に取り付けられている。パトローネフィルム
1は、第1実施例とは異なりカメラ本体の左側に形成さ
れた筒状空間であるパトローネ装填室231に装入され
るが、ポート部4が丁度嵌合するスロット溝233は、
裏蓋210を閉じたときに裏蓋210の内側面とほぼ接
する側で、カメラ本体211の縦方向に沿って形成され
る。そして、このスロット溝233を規定するのは、カ
メラ本体211の左側の電池室228の右側壁228′
からさらに右側に張り出す壁232の端面232′であ
る。
この壁232はまた筒状空間281の一部を形成してい
る。したがって、パトローネ3は図示の位[1t。
すなわち巻軸5の突部を下にして(規格によりタン8も
必ず巻軸突部側に位置する)その軸線方向からのみ挿入
が許容される。スロット溝233は、パトローネ装填初
期にポート部端部の挿入位置を決める手段であるととも
に、パトローネ装填中にパトローネを軸方向へ案内する
手段でもある。
カメラ本体の底面とフィルムが載置される而とが交わる
稜線部分には、横方向にわたってアールが形成されこの
アール部分240がパトローネ装填中にリーグ部を自動
的に伸展するように案内する案内手段となる。これはフ
ィルムの巻きぐせを利用してリーグ部2をフィルム載置
面245上にすべり込ませるようにするものである。ま
だ、フィルム載置面245はフィルムの巻きぐせを利用
した伸展保持手段となる。なお、213はファインダ窓
216はシャッタボタン、218は三脚用のネジ穴であ
る。
第21図は裏蓋210を透視したカメラ本体側の背面図
である。231は図示の状態でのみパトローネ4を収容
するパトローネ装填室、300はスロット溝233のす
ぐ右に位置しフィルムの給送方向に直角をなして形成さ
れた露光開口側フィルムガイド、270は両歯スプロケ
ット、275は片歯スプロケット、220は露光開口、
280は巻取室222に隣接している露光開口220の
一部を形成する可動側壁、222は巻取室、221はモ
ータを内蔵するフィルム巻取11[1”l、260はカ
メラ本体側に設けられたフィルムカッタであり、それぞ
れフィルム給送方向に沿ってこのj頃に配列されている
。なお、227は巻取胴に内蔵されたモータに電源を供
給する電池であり電池室228に収容されている。また
、前記スプロケツl−270,275の歯は第1実施例
と同様に九ピン状である。
第22A図、第22B図及び第22C図は、それぞれ第
21図のTI、III、IV力方向ら見た側面図である
。第22A図で示すように、この実施例では圧板250
はカメラ本体211の」二部にヒンジ251で取り付け
られ裏蓋開放状態でフィルム載置面245とは所定の開
き角をもつようにバネ等により開き角が保持されている
。この圧板250は裏蓋210が閉じられたときに裏蓋
210に固着されだ圧板バネ252でフィルムの裏面を
押圧し、フィルムの平面性を確保させる。なお、このと
き圧板250はフィルムレール而253よりほぼフィル
ムのI+/、みたけ隔てた上下の段差部254に当接す
る。
第22B図と第22C図により、露光開口側フィルムガ
イド300が1i210を閉じることによってレンズ側
方向に押し込まれることを説明する。
この露光量[−コ側フィルムガイド300は裏蓋を開け
たときは図示しないバネ付勢によりフィルム載置面24
5より上へわずかに突出している。このように突出する
のは、リーグ部が何らの妨害なく幅方向にすべり込むよ
うにするためである。このようにすれば、例えばスプロ
ケットの歯とリーグ部端縁とが係合して円滑にすべり込
むのを妨害することはなくなる。第22C図で示すよう
に、裏蓋210を閉じると、裏蓋の縦方向」二部に設け
たそれぞれの突起301.30’2がこの露光開口側フ
ィルムガイド300を上から押圧し、ガイドとフィルム
との接触面はフィルム載置面245よりも下に沈み、フ
ィルムは正しく露光開口のフィルムレール而253上に
位置するようになる。
裏蓋間に応じてモータが回転し、フィルムリーグ部2が
巻取胴221に巻きとられる態様等については、第1実
施例と同様である。
なお、以上の実施例において、フィルム給送手段はスプ
ロケット70,75,270,275とLetが、ゴム
ローラないしキャタピラ−状の弾性部材であってもよく
スプロケットに1恨定するものではない。
以上詳述したように、この発明によれば、パトローネの
側面から突出するボート部を案内する手段を形成してパ
トローネフィルムをポート部案内手段に沿って軸線方向
のみから挿入できるように溝成するとともに、パトロー
ネ挿入中にフィルムの巻きぐせを利用して自動的にリー
グ部を伸展する手段と、この伸展したリーグ部をその状
態で保持する手段とを設けて、裏蓋を閉じることに応じ
てリーグ部を自動的に巻取室に給送して巻き取るととも
に撮影準備完了状態までセットできるようにしたので、
単にパトローネフィルムをフィルムHML室へ挿入する
だけでよく一般にメカニズム操等 作に不慣れな女性、子供にとってもきわめて容易△ にフィルム装填ができる効果がある。
さらに、フィルム位置規制手段を併用する態様において
は、現在世界中に流通しているいかなるfIF類のパト
ローネ入り35朋有孔フイルムにも適合し、その汎用性
は著しく大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はパトローネフィルムの斜視図、第2図はパトロ
ーネフィルムの巻きぐせを説明するための斜視図、第3
図は一実施例の外観斜視図、第4゛A図及び第4B図は
一実施例を分離して示した斜視図、第5A図は裏蓋間の
状態での横断面図、第5B図は歯車列を説明するだめの
図、第6A図。 第6B図及び第6C図はパトローネの最終位J、r(決
め手段の概略断面による説明図、第7図は裏蓋を開けて
カメラーヒ力から見た平面図、第8図は裏蓋を透視した
カメラ本体背面図、第9A図、第9B図は圧板を傾ける
機構の要部を断面で示した説明図、第10A図、第10
B図及び第10C図並びに第11A図、第11B図及び
第11C図は上向きリーダ部に対する位置規制手段の説
明図、第12A図と第12B図は下向きリーグ部に対す
る位置規制手段の説明図、第13図はフィルムカッタの
分解斜視図、第14A図、第14B図及び第14C図は
フィルムカッタの動作説明図、第15図は二連スプロケ
ットの拡大斜視図、第16図は第15図I−I線断面図
、第17図はフィルムの種類に対する引出し抵抗を示し
たグラフ、第18図は従来のスプロケットの歯と実施例
のスプロケットの歯との比較図であり、(at)〜(a
3)は従来のものを(bl)〜(b3)は実施例のもの
を示す。第19図はリーダ部先端のガイド手段の拡大図
、第20A図及び第20−B図は第2実施例の外観斜視
図、第21図は第2実施例で裏蓋を透視したときのカメ
ラ本俸の背面図、第22A図、第22B図及び第22C
図は第2実施例のフィルム装填の説明図である。 1・・・・・・パトローネフィルム、2・・・・・・リ
ーグ部、3・・・・・・パトローネ、4・・・・・・ボ
ート部、5・・・・・・フィルム巻軸、6・・・・・・
テレンプ、10・・・・・・裏蓋、20・・・・・・露
光量I−1、[1・・・・・・巻取l1tq、22・・
・・・・巻取室、23・・・・・・ポケット収容室、2
9・・・・・・歯車列、30・・・・・・パトローネポ
ケット、31・・・・・・筒IK空間、33・・・・・
・スロット溝、40・・・・・・ガイドバー、45・・
・・・・ホールドバー、50・・・・・・圧板、70,
75・・・・・・スプロケット、80・・・・・・可動
側壁。 特 許 出 願 人 富士写真フィルム株式会社代 理
 人 弁理士青白 葆 ほか2名第1図    。 第2図 1 / 第6B図 第6C図 第9A図 第9B図 第12A図 50 第128図 第21図 300 第1頁の続き [株];発 明 者 中山繁男 南足柄市中沼210番地富士写真 フィルム株式会社内 0発 明 者 高村雅司 南足柄市中沼210番地富士写真 フィルム株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  フィルムを内藏せるパトローネ何1而のポー
    ト部からその遮光部材を介してフィルムリーグ部を突出
    しだパトローネフィルムを、背部から圧板により押圧さ
    れるフィルム露光部を中央にして一側に設ける。フィル
    ム巻取室と反対側に設けたフィルム装填室内に、上記パ
    トローネの軸方向から簡易装填するカメラにして、上記
    フィルム装填室にパトローネを挿入する初期に上記ポー
    ト部端部の挿入位置を決める手段と、パトローネ挿入中
    にパトローネを軸方向へ案内する手段を設け、かつ該パ
    トローネ挿入中に上記フィルムリーグ部を巻取方向へ自
    動的に伸展するように案内する伸展案内手段を備え、さ
    らにパトローネ挿入後に上記フィルムリーグ部が伸展し
    たままに保持される伸展保持手段と、フィルムリーグ部
    の基部で該フィルムリーグ部と係合して上記遮光部材の
    抵抗に抗して伸展したフィルムリーグ部を−り記フィル
    ム巻取室側へ送り出すフィルム給送手段と、該フィルム
    リーグ部の送り出し中フィルムリーグ部先端をフィルム
    露光部と圧板との間を通して」−記フイルム巻取室へガ
    イドする手段を設け、かつフィルム巻取室内へ挿入され
    るフィルムリーグ部を上記フィルム給送手段と連動して
    巻取軸に巻取る手段を含んでなるパトローネフィルムを
    用いる簡易装填カメラ。
  2. (2)」−記伸展案内手段に沿って圧板上にすべり込む
    フィルムリーグ部の位置を規制するためのリーグ部位置
    規制手段をさらに備えた特許請求の範囲第(1)項記載
    のパトローネフィルムを用いる簡易装填カメラ。
  3. (3)上記リーグ部位置規制手段は、上向きり−、ダ部
    を矯正する手段、下向きリーグ部を矯正する手段又はフ
    ィルムカッタ手段のいずれか一つの手段又はこれら手段
    の組合せである特許請求の範囲第(2)項記載のパトロ
    ーネフィルムを用いる簡易装填カメラ。
  4. (4)上記伸展案内手段に沿って圧板上にすべり込もう
    とするフィルムリーグ部に対し、該フィルムリーグ部を
    案内するように上記圧板を裏蓋に対し傾けるようにした
    特許請求の範囲第(1)項ないし第(3)項のいずれか
    に記載のパトローネフィルムを用いる簡易装填カメラ。
  5. (5)上記給送手段はスプロケットであり、かつフィル
    ムリーグ部の片方のパーフォレーションに沿って2連に
    構成した2連スプロケツトである特許請求の範囲第(1
    )項ないし第(4項のいずれかに記載のパトローネフィ
    ルムを用いる簡易装填カメラ。
  6. (6)上記スプロケットの歯は横断面はぼ円形状である
    特許請求の範囲第(9項記載のパトローネフィルムを用
    いる簡易装填カメラ。
  7. (7)上記フィルムリーグ部先端をフィルム巻取室ヘガ
    イドする手段には、露光開口の側壁の一部を、リーグ部
    先端が当該露光開口内へまくれ込まないように案内する
    可動側壁を含む特許請求の範囲第(1)項記載のパトロ
    ーネフィルムを用いる簡易装填カメラ。
JP12223981A 1981-08-04 1981-08-04 パトロ−ネフイルムを用いる簡易装填カメラ Pending JPS5870218A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0440229U (ja) * 1990-08-06 1992-04-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0440229U (ja) * 1990-08-06 1992-04-06

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