JPS5869260A - 金属板の潤滑塗膜形成用活性エネルギ−線硬化型着色塗料組成物 - Google Patents

金属板の潤滑塗膜形成用活性エネルギ−線硬化型着色塗料組成物

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JPS5869260A
JPS5869260A JP16820081A JP16820081A JPS5869260A JP S5869260 A JPS5869260 A JP S5869260A JP 16820081 A JP16820081 A JP 16820081A JP 16820081 A JP16820081 A JP 16820081A JP S5869260 A JPS5869260 A JP S5869260A
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新藤 芳雄
Masaya Tsutsumi
堤 正也
Taketoshi Taira
平 武敏
Teruo Nakagawa
中川 照夫
Yoshihisa Ogasawara
小笠原 誉久
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Nippon Steel Corp
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Toagosei Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属板の潤滑塗膜形成用活性エネルギー線硬化
型着色塗料組成物に関する。さらに詳しくいえば、熱延
鋼板、冷延鋼板、酸洗および表面処理鋼板などの鋼板や
、表面処理および無処理のアルミニウム板、ステンレス
鋼板、鋼板などの各種金属板に塗布し、活性エネルギー
線を照射することによって、優れたプレス成形加工性と
防錆性を有する潤滑着色塗膜を形成させるための塗料組
成物に関する。また本発明は、プレス成形加工後の金属
板成形物に上塗り塗装を施す場合に、上塗り塗料との密
着性や上塗り塗装適性に優れた潤滑塗膜形成用着色塗料
組成物を提供するものである。さらに本発明は、従来の
エマルジ冒ン型あるいは溶剤型塗料のように加熱乾燥に
ばく大なエネルギーや長い乾燥炉、排゛ガス処理設備を
必要とせず、無公害性で生産性の高い潤滑塗膜形成用着
色塗料組成物を提供するものである◎ 潤滑塗膜が形成された潤滑処理金属板はプレス加工に供
され、その時ダイスおよびポンチに接した金属板面が強
い力で摩擦されつつ絞り込み変形を受は一変形(伸びお
よびちぢみの両方)に伴ない発熱する。このようにプレ
ス加工は、単なる折り曲げ成形加工とは興なるため、金
属板の潤滑塗膜形成用塗料には単なる防錆保護塗料や一
次防錆塗料とは異なった特殊な性能が要求され、下記の
ような諸性能が均衡してはじめて工業的に使用可能とな
る。
L プレス加工の際に、加工圧力を低下させ金属板の絞
り込み加工量を最大にし、かつ加工面にきづやきれつを
生じないという潤滑作用に優れていること。
2 プレス加工時に塗膜が脱離してプレスの金製に付着
しないこと◇ ふ プレス前後において金属板の防錆あるいは保護効果
が優れていること。
4、 塗装金属板を積み重ねたときブロッキング(塗膜
同志の粘着)のないこと0 工 上塗り塗料あるいは表面被覆用フィルムやレザーと
の接着性のよいこと。
& 必要とあれば簡単な処理によって潤滑塗膜を脱離で
きること0 7、 金属板は熱容量が大きいため1潤滑塗膜形成のた
めに加熱乾燥を必要とする場合は消費エネルギーが大き
くなるので、これを要しないこと〇 & 潤滑塗膜形成のための工程(塗布、乾燥工程)が簡
単で、長大な装置スペースを必要とせず、また溶剤蒸気
や有毒ガスの発生がなく、生産性が高いこと〇 金属板のプレス加工用潤滑剤として従来は、鉱物油など
からなるプレス油、金属石けんやワックスのような固体
潤滑剤、有機高分子塗膜に潤滑性を付与した高分子塗膜
などが使用され、または提案されているが、かかる従来
の潤滑剤には次のような問題がある。
プレス油や金属石けんなどの固体潤滑剤では高強度鋼板
のプレス加工、深絞り加工のようにプレス条件の厳しい
場合、金属板の加工表面に線状きずや焼付き現象が発生
しやすく、ひび割れ(プレス割れ)に到る場合もしばし
ばみられ、プレス成形特iの点で問題がある。また油に
よる環境汚染の問題、防錆力の不足、輸送時などにおい
て異物の接触による潤滑皮膜の脱離などがあって性能的
に不十分である。
有機高分子塗膜を用いる方法としては、単に有機高分子
(たとえばポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアク
リル酸エステルなど)の溶剤溶液、水溶液あるいはエマ
ルシヨンを金属板表面に塗布乾燥する方法、該高分子塗
膜の表面を軟化して半流動状にするような油をプレス加
工時に塗布する方法たとえば特公昭51−8792号、
米国特許第8588488号明細書、有機高分子のエマ
ルシヨンまたは溶剤溶液に、〆リエチレンワックス、固
形油脂、脂肪酸、金属石けんなどの滑剤を添加配合した
塗料を金属板に塗布乾燥する方法(たとえば特開昭55
−88840号)、まさつ係数の異なる有機塗膜を二層
コーティングする方法(たとえば特公昭52−475号
)、紫外線や電子線などの活性エネルギー線硬化型塗料
を用いる方法などがある。
これらの従来技術のうち、単に有機高分子のエマルジョ
ンまたは溶剤溶液を塗布乾燥したものでは、前記したプ
レス成形性の点で性能的に不十分である。プレス加工時
に有機高分子塗膜の表面に油を塗布する方法はプレス成
形性能の点では優れたものがあるが、2回塗布を行わね
ばならず、また油によるプレス作業環境の汚染の点でま
だ満足すべきものではない。有機高分子のエマルジョン
または溶剤溶液に滑剤を添加1Jたもの・は、プレス成
形性能の点では優れた性能を示すが、水や溶剤の乾燥の
ために金属板も同時に加熱されるので消費エネルギーが
大であり、特にたとえば鋼板の連続生産設備のようにラ
インスピードが大である公費においては、乾燥炉も非常
に長大なものを必要とする。さらにエマルジョンまたは
水溶液型塗料では防錆力に劣る点に、また有機溶剤型塗
料では引火の危険性あるいは作業環境の汚染およびこれ
に対処するために排ガス処理設備などを必要とする点に
問題があるoL、層コーティングを施す方法では二重塗
りとなるため、工程的に複雑となり工業的に不満足であ
る。
紫外線および電子線のような活性エネルギー線を硬化手
段とする塗料は加熱を必要とせず、省エネルギー、無公
害性の塗料として近年注目をあび、各種の用途展開がな
されているO活性エネルギー線硬化型塗料を構成成分の
種類により分類すれば、不飽和ポリエステル/モノマー
系、アクリル系オリゴマー/モノマー系、エポキシ樹脂
系、ポリエン/チオール系、アミノアルオツド系などが
ある。アクリルオリゴマー/モノマー系についてみれば
たとえば分子中に懐数個の(メタ)アクリロイル基〔本
発明においてはアクリロイル基とメタクリロイル基を(
メタ)アクリロイル基と、またアクリレートとメタクリ
レートを(メタ)アクリレートと総称する〕を有する多
価(メタ)アクリレート配合組成物(たとえば特公昭5
4−80481号)、多価(メタ)アクリレートとモノ
(メタ)アクリレートからなる組成物(たとえば特公昭
58−11084号、特公昭52−25488号)、多
価(メタ)アクリレートと熱可塑性樹脂からなる組成物
(たとえば特開昭4949−18O4号)、多価(メタ
)アクリレートとモノ(メタ)アクリレ−)と熱可塑性
樹脂からなる組成物(たとえば特開昭58−49027
号)、エチレン性不飽和化合物と熱可塑性樹脂からなる
Il成物(特開昭52−4589号、特開昭52、4.
54.0号)、α、β−エチレン性不飽和樹脂と防錆剤
からなる組成物(特開昭52−98丁42号)など各種
の組成物が、活性エネルギー線硬化型の金属用の防錆、
保護コーティングや一次防錆塗料として使用できること
が示されて・いるが、これらには潤滑塗膜形成用塗料に
ついての技術的な開示はない〇 一方、活性エネルギー線硬化型の潤滑塗膜形成用塗料あ
るいはそれを用いた鋼材については、鋼材表面に硬化塗
膜と未硬化の流動皮膜の二層皮膜を順次形成させたもの
(特開昭51−70178号)、−化塗膜の上にさらに
潤滑剤層をコートして二層皮膜を形成させたもの(特開
昭51−70174号)、潤滑剤を配合した活性エネル
ギー線硬化型樹脂を使用したもの(特開昭51−701
75号)、重合性二重結合を分子中に1個有する樹脂と
重合開始剤とより成る組成物を使用したもの(特開昭5
2−155172号)などが提案されているが、たとえ
ば2回塗りを必要とするとか、ブロッキング特性、硬化
速度、防錆性、プレス成形加工特性などの点において不
十分な面があるなどといった理由から、前記した潤滑塗
膜形成用型〜料に要求される緒特性のバランスの上でま
だ不十分な面があり、より優れた潤滑塗膜形成用塗料の
現出が望まれる。
本発明者らはかかる従来の潤滑剤あるいは機料の欠点を
改良し、潤滑塗膜形成用塗料に要求される緒特性を全て
満足し、且つプレス加工後着色塗膜として残存し充分な
塗膜性能を有する着色塗料を開発すべく、鋭意研究した
結果本発明を完成するに到ったもので、本発明は(、)
分子中に複数個の(メタ)アクリロイル基を持つ多官能
化合物の少なくとも一種、(b)分子中に一個の(メタ
)アクリロイル基を持つ一官能化合物の少なくとも一種
、(C)少なくとも一部が前記(、)および(b)の混
合物に可溶性である有機重合体の少なくとも一種、(4
)滑剤の少なくとも一種、および(・)常温で固体状の
熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂に着色顔料を加え、微
粉末状とした着色S料組成物の少なくとも一種からなり
、(a)に由来する(メタ)アクリロイル基の割合が、
これと(b)に由来する(メタ)アクリロイル基の合計
量を基準にして8〜60モル%であり、(&)1、(b
)、(a)、(L)および(8)の割合は、これらの合
計量を基準にして、(&)と(b)の合計量が91〜4
0重量% 、(0)が8〜20重量% 、((1)が8
〜20重量襲および(・)が8〜20重量−であること
を特徴とする金属板の潤滑塗膜形成用活性エネルギー線
硬化型着色塗料組成物である。
本発明の塗料組成物は前記の如く優れた潤滑性を有する
とともにプレス加工後金属表面に着色塗膜として残存す
る為、従来実施してきたプレス加工後着色塗料の塗装工
程を全てはふくことが可能となった。
本発明に係る塗料組成物の構成その他は以下に詳述する
ごとくであるが、これをロールコータ−などの適当な塗
装手段を用いて15〜2Dsの厚さに金14仮に塗装し
、活性エネルギー線を照射すればほとんど一時に硬化し
て、プレス加工時の潤滑性、成形加工性、防錆性、ブロ
ッキング性、上塗り塗膜やフィルムとの接着性などの1
特性に優れた塗膜を形成する。さらに無溶剤−液溜であ
るため、環境汚染功心配がなく取扱いが容易であり、加
熱を必要としないためエネルギー消費量が極度に少なく
、また活性エネルギー線照射装置はコンパクトで加熱乾
燥炉に比較して装置の設置スペースが少なくてすみ1ま
た既設の連続生産ラインにも容易に組込むことができる
など、多くの特長を有するものである0以下類次説明す
る。なお本明細書においては、アクリロイル基とメタク
リロイル基を(メタ)アクリロイル基と、アクリレート
とメタクリレートを(メタ)アクリレートと、またアク
リル酸とメタクリル酸を(メタ)アクリル酸と総称する
。本発明の(&)成分をなす多官能化合物は分子中に複
数個の(メタ)アクリロイル基をもつ化合物で、七ツマ
−からオリゴマー、プレポリマーと称されるものをも包
括する広範囲な領域に5する一ヒ金物であり、たとえば
次の(1)〜(7)に配すものが挙げられる。
−(1)ポリオールポリ(メタ)アクリレートtたトエ
ハ工鳴レンゲリコール、プロピレングリコール、ネオベ
ンフルグリコール、ヘキサンジオール、グ、リセリン、
トリメチロールエタン1 ト9ンチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールなどの多
価アルコールの多価(メタ)−アクリレートが挙げられ
る。
(2)〆リエーテルポリ(メタ)アクリレート答たとえ
ばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール
、ポリ、テトラメチレングリコール、ビスフェノールA
にフルキレンオキサイド(たとえばエチレンオキサイド
、プロピレンオキサイドなど)を付加させて得られるポ
リエーテルグリコール、前記(1)で例示したような多
価アルコールにアルキレンオーキサイドを付加させて得
られるポリエーテルポリオールなどの多価(メタ)アク
リレ−Fが挙げられる。
(3)ぎりエステルポリ(メタ)アクリレート;たとえ
ばマレイン醗、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、7
タル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、テトラヒト四7
タル酸、メチルテトラヒトミフタル酸、ヘキサヒト豐フ
タル醗、メチルヘキサヒVロアタル酸、トリメリット酸
、ビ胃メリット鎌などのような多塩基酸の1種以上と、
前記(1)または(2)で例示したポリオールまたはポ
リエーテルポリオールの1iIj1以上とからなるポリ
エステルポリオールの多価アクリレートが挙げられる。
(4)ぎりウレタンポリ(メタ)アクリレート;たとえ
ば、Fリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、ジフェニルメタンジインシアネート、ヘキサメ
チレンジイゾシアネー)、イソホロンジイソシアネート
、水素添加トリレンジイソシアネート、水素添加ジフェ
ニルメタンジイソシアネートなどの有機多価イソシアネ
・−トとヒドロキシアルキル(たとえばエチル1プロピ
ルなど)(メタ)アクリレートとの反応生成物、あるい
は有機多価イソシアネ・−トド前記(1)〜(8)に例
示したようなポリオール、ポリエーテルポリオールまた
はポリエステルポリオールとの反応によって得られる末
端インシアネート型ウレタンプレポリマーとヒドロキシ
アルキ、、? (メタ)アクリレートとの反応生成物の
ようなぎりウレタンの骨格を有する多価(メタ)アクリ
レートが挙げられる。
(5)エポキシポリ(メタ)アクリレート;たとえば多
価エポキシ化合物と(メタ)アクリル酸または末端カル
ボキシ(メタ)アクリレート〔たとえば7タル酸モノ(
メタ)アクリロイルオキシエチルエステルなど〕との付
加反応生成物などのような多価(メタ)アクリレージが
挙げられる。多価エポキシ化合物としては、たとえばビ
スフェノールA1八ロゲン化ビスフエノ−A/A、フェ
ノールあるいはクレゾールとホルマリンとの縮合物であ
るノボラック型多価フェノール化合物などのごときエポ
キシ基を有するフェノール系化合物)、前記(1)〜(
2)に例示したようなポリオールまたはポリエーテルポ
リオール、ダイマー酸や前記(8)に例示したような多
塩基酸などとエピクロルヒドリンまたはβ−メチルエピ
クロルヒドリンとの縮合によって得られるグリシジルエ
ーテルまたはグリシジルエスデl&ffJlの多価エポ
キシ化合物、脂環式多価エポキシ化合物、たとえばビニ
ルシクシヘキ七ンジオ中シト、(8,4−エポキシ−6
−メチルシフ田ヘキシル)−メチル−(8,4−エポキ
シ−6−メチルシクロヘキシル)カルボキシレートなど
あるいはこれら多価エポキシ化合物と多塩基酸どの反応
によって得られるエポキシ基含有のエポキシエステルな
どのような多価エポキシ化合物が使用できる。
(8)111酸工ステル基含有多価(メタ)アクリレー
ト富たとえばヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
と五酸化燐との反応、あるいはこれに多価アルコールあ
るいは場合によりm個アルコールを併用して得られる多
価(メタ)アクリレートなどが挙げられる。その−例は
次式〇〕で示される。
(但し、戊は水素原子またはメチル基を示し、八はアル
キレン基(たとえば−cH1−cz+、ルから水酸基を
のぞいた残基を示し1R%、−は水素原子、アルキル基
(たとえば−〇H1゜−〇+r H,= −Ctt H
tsなど)、または−R,−00C−八 c=cH,を示し、nは零または正の整数を示す。)(
7)その他;ポリアミド型ぎりオールの多価(メタ)ア
クリレート、メラミン初期縮合体の多価(メタ)アクリ
レ−F1オルガノポリシaキサン型ポリオールの多価(
メタ)アクリレート、ビニル共重合体オリゴマーの多価
(メタ)アクリレート、分子中に複数個の(メタ)アク
リルイル基をもつ低分子量重合体などが挙げられる。
つぎに本発明の(b)成分をなす一官能化合物は分子中
に1個の(メタ)アタリ四イル基をもつ(1物で、七ツ
マ−のみならずオリゴマーも使用できる。たとえば次の
中〜嗜ψのようなものが挙げられる。
中末端ヒFロキシル型モノ(メタ)アクリレ−)−;た
とえば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、テトラメ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピ
レングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリテトラ
メチレングリコールモノ(メタ)アクリレ−hなどの他
に、モノエポキシ化合物と(メタ)アクリル酸との付加
反応生成物などがある。この付加反応生成物の一例は次
式〔薯〕のごとくである。
(但し、”t −i’ttは水素原子またはメチル基を
示し、R1は水素原子、置換または非置換のアルキル基
、置換または非置換のアリール基、または−CH,−0
−+R,−0トを示し、nは零または正の整数を示す。
ここでR4は置換または非置換のアルキレン基を示し、
R1は鳥と同じである。) 上記付加反応の原料とされ得るモノエポキシ化合物とし
てはエピクロルヒドリン、β−メチルエピクロルヒドリ
ン、モノグリシジルエーテル化合m(た、とえは、フェ
ノール、クレゾール、ブタノール、あるいはフェノール
やクレゾールにアルキレンオキサイドを付加させて得ら
れる一価アルコールなどのような一価フエノールまたは
一価アルコールと、エピクロルヒドリンまたはβ−メチ
ルエピクロルヒドリンとの縮合物など)、およびスチレ
ンオキサイドなどが使用できる。さらに(メタ)アクリ
ル酸の代りに後記(iDの末端カルボキシル型モノ(メ
タ)アクリレートもモノエポキシ化合物との反応に使用
できる。その他、(メタ)アクリル酸と二塩基酸無水物
とアルキレンオキサイドとの反応によって得られる次式
(1)で示されるポリエステル型のモノ(メタ)アクリ
レートなどもある。
鶏 l〕 (但し、鶏は水素原子またはメチル基を示し、鳥は置換
または非置換のアルキレン基(酸素原子を含んでいても
よい)を示し、鳥は2塩基酸からカルボキシル基を除い
た残基を示しに、J、mはそれぞれ正の整数好ましくは
1〜5を示す。) (II)末端カルボキシル型モノ(メタ)アクリレ−)
;前記中の末端ヒドロキシル基モノ(メタ)アクリレー
トに多塩基酸無水物を反応させて得られる化合物、が代
4表例であり、たとえば下式α〕で示される。多塩基酸
無水物としては、マレイン#1コハク酸、ドデセニルコ
ハク酸、7タル酸、テトラヒト四フタル酸、メチルテト
ラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、メチルへキ
サヒドロフタル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸な
どの無水物が使用できる。
殉 →cH,=c−coo−鳥−0OC−八−COOH[I
V) (但し、島は水素原子またはメチル基を示し、瓜は置換
または非置換のアルキレン基(ml原子を含んでいても
よい)を示し、4は多塩基酸無水物の残基を示す。) GiD 末端リン酸エステル型モノ(メタ)アクリレ−
) s 前記(1)の末端ヒドロキシル型モノ(メタ)
アクリレートと五酸化溝との反応によって得らnまたと
えば次式■〕の構造をもつ・電 H 〔■〕 (但し、へは水素原子またはメチル基を示し、−は置換
または非置換のアルキレン基(酸素原子を含んでいても
よい)を示す。) 轄その他、下式■で示される(メタ)アクリレート〔た
とえばメチルセロソルブ(メタ)アタリレート、カルピ
トール(メタ)アクリレート、ブチルセロソルブメタア
クリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)
アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メ
タ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレ
ート、フェニルカルピトール(メタ)アクリレート、フ
ェノキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリオキシア
ルキレン化フェノールの(メタ)アクリレート、ポリオ
キシアルキレン化7“ルキルフェノールの(メタ)アク
リレートなど〕、グリシジル(メタ)アクリレート、ア
ルキメ(メタ)アクリレート〔たとえば2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレ
ート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシ
ル(メタ)アクリレートなど〕、アセトキシエチル(メ
タ)アクリレート、N−メチロールアクリルア文ド、N
−ジアセトンアクリルアミドなどの分子中に1個の(メ
タ)アクリロイル基をもつ単官能単量体が挙げられる。
鴇 cH!=o−coo+^−0÷八 (Vl) (但し、爬は水素原子またはメチル基を示し、八は置換
または非置換のアルキレン基を示し、亀はアルキル基、
置換また゛は非置換のアリール基を示し、nは1〜10
の整数を示す。)本発明の(b)成分として使用される
一官能化合物は前記に例示した通りであるが、本発明に
係る組成物は塗装・硬化工程においてそのまま取扱うの
が一般的なため、分子量が小さく、臭気や刺激性の強い
ものの使用は避けることが望ましく、沸点が好ましくは
常圧において200℃以上、さらに好ましくは300℃
以上である一官能化合物を用いるのがよい。この理由に
より前記式(13A(VDに示した化合物が本発明にお
ける一官能化合物として好適に使用できる。さらにそれ
らの中でも、前記(1)で例示した末端ヒドロキシル型
モノ(メタ)アクリレートであって、特に炭素数4以上
のモノエポキシ化合物と(メタ)アクリル酸との反応に
よって得られる弐髄で示される単量体を本発明の一官能
化合物の主成分とする塗料組成物は、活性エネルギー線
による硬化速度に優れ、また形成された潤滑塗膜はプレ
ス成形加工特性、金属板への接着力、ブロッキング特性
、および防錆性や表面被覆用フィルムとの接着特性など
の諸物性のバランスの上で特に優れている。従って高強
度鋼の深絞りプレス加工などのように、よりきびしい使
用条件に?、・らされる用途に対して好適に使用できる
本発明の(0)成分に使用される有機重合体は、少なく
ともその一部が多官能化合物(&)と−官能化合物(1
))の混合物に可溶性のものであり、これを添加するこ
とによってプレス成形加工性が改良され、絞り込み加工
量が増すと共に、塗膜の脱離や加工面のきすが少なくな
る。その理由は、多官能化合物と一官能化合物とから成
る組成物から形成される硬化塗膜は架橋構造をとり〆す
!−分子が固定されるが、該有機重合体の配合によって
これが架橋網目間に入り、あるいはえり四不均−構、造
をとることによって、塗膜分子間の可塑化効果が付与さ
れるためと考えられる。
好適に使用できる有機重合体としてはメタクリル酸エス
テル(共)重合体、・アクリル酸エステル(共)重合体
、塩化ビニル(共)重合体、ポリスチレン(共)重合体
、ポリ酢酸ビニル(共)重合体、カルボキシメチルセル
ロース、ポリエステル樹脂、エポキシエステル樹脂、l
リウレタン樹脂、ポリビニルアルコール、アルキルフェ
ノール樹脂、ロジン変性グリセリンエステル、芳香族石
油樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ポリビニルブチラ
ール−脂、ポリビニルスルホン樹脂などが挙げられる◎ 有機重合体はその軟化点が好ましくは20〜1so℃、
さらに好ま゛しくは30〜1g(F:であるのがよい。
軟化点が比較的高いものであっても、プレス成形加工時
の加工金具と金属板の接触面で生じる摩擦熱および変形
のための発熱によって十分に可塑化効果が発揮される。
軟化点が高すぎ4還機重合体は、多官能化合物と一官能
化合物との混合物に対する溶解性が不良となりやすいた
め望ましくない。軟化点が低すぎる有機重合体を使用し
た場合には、潤滑塗膜処理された金属板をコイル状でま
たは積み重ね保存中にブロッキング現象(塗膜同志の粘
着現象)が出ることがあって好ましくない。
本発明の(d)成分に使用される滑剤は、プレス成形の
際に塗膜のポリマー同志の摩擦力およびプレス成形金具
(ダイスおよびポンチ)と金属板変面の摩擦力を共に低
下させる機能を有し、プレス成形加工圧力を下げまた金
属板の表面のきづつき防止効果を示す0好適に使用され
る滑剤としては、例えば炭化水素系滑剤tS<例えば天
熱パラフィン、合成パラフィン、マイクロワックス、ポ
リエチレンワックス、塩素化炭化水素、フルオ田カーボ
ンなど)、脂肪酸系滑剤類(例えばラウリン酸、ステア
リン酸、パルミチン酸、オキシ脂肪酸など)、脂肪酸ア
之ド系滑剤類(例えばステアリン醗ア之ド、パル文チン
酸ア攬ド、メチレンビスステアロアミド1エチレンビス
ステアロア之ド、オレイン酸ア文ド、エシル酸ア之ド、
アルキレンビス脂肪酸アミドなど)、エステル系滑剤(
例えばブチルステアレートのような脂肪酸の低級アルコ
ールエステル、硬化とマシ油のような脂肪酸の多価アル
コールエステル、エチレングリコールモノステアレート
のような脂肪酸のグリコールエステルまたはポリグリフ
ールエステル、エステルワックスなど)、アルコール系
滑剤類(例えばセチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、パル之チルアルコールなど)、金属石けん類(例え
ばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸鉛、ラウリン
酸カルシウム、パルミチン酸カルシウムなど)、金属硫
化物類(例えば二硫化モリブデン、二硫化タングステン
など)、グラファイト類などがあげられる。
本発明に使用される滑剤はブキッキング適性の面から、
常温において固体状のものであるのが好ましい。これら
の滑剤は適当な分散手段(例えば三本ロールミル、ボー
ルミル、サンドミル、高速ミキサーなど)によって塗料
組成物に分散される。
本発明の(e)成分に使用される着色顔料組成物は常温
で固体状の熱硬化性樹脂または熱可塑性呵脂に着色顔料
を加えて微粉末化したものであり、熱硬化性樹脂として
はエポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂が使
用され、熱硬化性樹脂としでは塩化ビニル樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロースニス5−ル書
脂、7ツ素樹脂が使用され、着色顔料とじては通常、塗
料やインキで使用されている着色顔料、例えば酸化チタ
ン亜鉛華、鉛白、リトポン、酸化アンチモンなどの白色
顔料、アニリンブラック、鉄黒、カーボンブラックなど
の黒色顔料、黄鉛、黄色酸化鉄、チタンイエロー1ハン
ザイエロー(100% 5 G% 80−、その他)、
ベンジジンイエ四・−、パーマネントイエローなどの黄
色顔料、クロームパーミリオン、パーマネントオレンジ
パルカンファーストオレンジ、インダンスレンブリリア
ントオレンジなどの橙色顔料、酸化鉄、パーマネントブ
ラウン、パラブラウンなどの褐色顔料、ベンガラ、カド
之つムレツド、アンチモン朱、パーマネントレッド、ロ
ーダミンレーキ、アリザリンレーキ、チオインジブレッ
ド、PVカーミン、モノライトファーストレッド、キナ
クリドン系赤色顔料などの赤色顔料、コバルト紫、:マ
ンガン紫、ファーストバイオレッド1メチルバイオレツ
トレーキ、インダンスレンブリリアントバイオレット、
ジオキサジンバイオレットなどの紫色顔料、群青、紺青
、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ピーコック
ブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、m金j17タ
ロシアニンブルー、銅7タロシアニンブルー、インダン
スレンブル−、インジゴなどの青色顔料、クロムグリー
ン、酸化クロム、エメラルドグリーン、ナフトールグリ
ーン1グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マ
ラカイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、ポ
リクロルブロム鋼フタロシアニンなどの緑色顔料の他、
各種の螢光顔料、金属粉顔料などが使用される。
これら樹脂と着色顔料との使用割合は、樹脂郭〜郭重量
弧、好ましくはω〜匍重量%であり、着色顔料50−5
重ft%好ましくは40〜10重量%である〇 これら樹脂と着色顔料とは公知の混線機、例エバニーZ
−1加熱2本0−ル、エクストルーダー等辷より混練り
された後微粉砕される。本発明において好適に使用され
る微粉末状着色顔料′組成物は、その粒度が250μ以
下さらに好ましくけ105μ以下のものである。
本発明の着色顔料組成物は、前記着色顔料をそのまま使
用する場合に比べ、塗料としたときの顔料分散性に優れ
、かつ硬化性及び表面光沢に優れるという利点がある。
本発明の構′成成分である(&)分子中に複数個の(メ
タ)アクリロイル基をもつ多官能化合物、伽)分子中に
1個の(メタ)アクリロイル基をもつ一官能化合物、(
0)有機重合体、(,1)滑剤、(・)着色顔料組成物
、それぞれの配合割合は次の範囲とされるべきである。
すなわち、単量体(−と(b)の配合割合8j1(&)
に由来する(メタ)アクリロイル基と(b)に由来する
(メタ)アクリロイル基の合計量を基準にして(&)に
由来する(メタ)アクリロイル基の割合が8〜ωモル襲
であり、さらに好ましくは5〜50モル幡の範囲である
のがよい。(a)に由来する(メタ)アクリロイル基の
割合が高すぎる場合(すなわち、多官能化合物が多すぎ
る場合)には、塗膜の架橋密度となり、*Sが硬質ある
いはもろいものとなり、プレス加工時の絞り込み変形に
追従し得なくなって真表面のきず、きれつ、塗′膜のは
がれなどの原因となる。逆に(→に由来する(メタ)ア
クリロイル基の割合が低すぎる場合には、硬化速度が低
下する他に塗膜のブロッキング特性−防錆性1耐薬品性
、耐指紋性などの物性も低下し好ましくない。また(、
)、(b)、(0)、(d)および(e)の割合は、そ
れらの合計重量部を基準にして、(a)と(b)の合計
量が94〜40重置%、さらに好ましくは6〜55重量
%であり、(C)が8〜20重量%、さらに好ましくは
5〜15重量%であり、(d)が8〜20重量%、さら
に好ましくは5〜15重1に%である、(e)が8〜2
0%、さらに好ましくは5〜15重量%である。
有機重合体(Q)の配合割゛合が少なすぎる場合は、塗
膜の内部可塑化効果不足に起因すると推定されるプレス
成形性能が低下し、また多すぎる場合は塗料組成物の粘
度が着しく上昇し、無溶剤系での塗装作業が困難となる
滑剤(a)の配合量が少なすぎる場合にはプレス成、形
時の摩擦力が増大し、プレス成形加工時の所要圧力が着
しく高くなり、プレス割れなどの支障の原因となる他、
成形物表面のきづの発生あるいは塗膜のはがれなどが起
りやすい。滑剤を本発明の上限値より多く配合しても、
摩擦力低下効果はそれほど認められず、逆に配合量が多
すぎる場合には、組成物粘度が著しく上昇したり1塗膜
強度の低下、金属板への接着力の低下、ブロッキング特
性の低下、プレス加工時の塗膜のはがれ、塗料の保存安
定性の低下などの諸問題の原因となる。着色顔料組成物
(・)の配合量が多すぎると塗料組成物の硬化性が不良
となり、塗膜の強度劣化、耐ブロツキング特性の低下、
および塗料組成物の粘度が着しく上昇し、塗装作業性の
悪化がおきやすい。また一方配合量が少なすぎる場合は
塗料組成物の着色度が不充分となる。
本発明の組成物は金属板に潤滑塗膜を形成させ、且つプ
レス加工後に金属表面に着色塗膜を残存させるためのも
のであるが、特に塗膜の防錆性及び耐ブロッキング性を
重視する場合は多官能化合物として前記(6)に示した
燐醗エステル基含有多価(メタ)了クリレートおよび一
官能化金物として前記Qニーに示した末端リン酸エステ
ル型モノ(メタ)アクリレ−Fのようなリン酸エステル
基をもつ化合物を本発明における重合性化合物成分の一
部または全部に使用することが好ましい。防錆性および
耐ブロッキング性を重視する場合のリン酸エステル基含
有化合物の配合割合は一経済性などの点から必ずしも全
部である必要はなく、重合性化合物(&)および(kl
)の合計量を基準として好ましくは2重量%以上、さら
に好ましくは10重量%以上配合することによって1顕
著な防錆性向上効果が発揮される。
本目的の為・リン酸エステル基をもつ化合物を本発明に
おける重合性化合物成分の一部または全部に使用する場
合、滑剤として炭化水素系滑剤(例えば天熱パラフィン
、合成パラフィン、!イクロワックス、ポリエチレンワ
ックス、塩素化炭化水素、フルオロカーボンなど)の使
用が°好ましい。
本発明の塗料組成物は活性エネルギー線を照射すること
によって硬化される。ここで活性エネルギー線とは紫外
線、および加速電子線やX線、rllJのような電離性
放射線を意味する。中でも工業的に好適に利用できる活
性エネルギー線としては高圧水銀灯、超高圧水銀灯、メ
タルハライドランプなどから放射される波長200〜4
00nm  (ナノメーター)の紫外線および電子線加
速器によって加速されたloK@V(キロエレクトロン
ボルト)〜8M・V(ミリオンエレクトロンボルト)の
エネルギーを有する加速電子線があげられる。紫外線照
射装置および電子線加速器は工業的に各種の型式のもの
が実用化されている。電離性放射線による硬化の場合に
は特に開始剤を添加する必要はないが、紫外線による硬
化の場合には通常光開始剤および場合により光重合促進
剤が使用される。工業的によく使用される光開始剤とし
ては、例えばカルボニル化合物類〔例えばベンゾイン、
ベンゾインアルキルエーテル、ベンゾフェノン、アセト
フェノン、2.2−ジメトキシ−2−7エニルアセトフ
エノン、2,2−ジェトキシアセトフェノン、4′−イ
ソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオフ
ェノン、21−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオフェ
ノン、メチル−(θ−ベンゾイル)−ベンゾエート、l
−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(θ−エト
キシカルボニル)−オキシム、l−7エニルー1.2−
プロパンジオン−2−(θ−ベンゾイル)−オキシム、
塩素化アセトフェノン誘導体、ベンジル、ジアセチル、
4.4’  −ビスジエチルアミノベンゾフェノン、4
−(メタ)アクリロイルオキシベンゾフェノンなど〕、
アントラキツスまたはキサントン誘導体類(例えばメチ
ルアントラキノン1クロロアントラキノン、クロロチオ
キサントン、2−メチルチオキサントン、2−イソブ四
ビルチオキサントンなど)、硫黄化合物類(M 、t 
if ジフェニルスルファイド、ジフェニルスルファイ
ド、ジチオカーバメートなど)、α°−クロルメチルナ
フタリン、アントラセンなどがめげられる。所望により
使用される光重合促進剤としては例えば分子中に第1級
、第2級または/および第8級アミノ基をもつア叱ン化
合物類(例えばトリ(モノ、・ジ)エタノールアミン、
エチル−4−ジメチルアミノベンゾニー)、!−(ジメ
チルアミノ)エチルベンゾニード1ジエチレントリアミ
ン、エポキシ化合物やアクリロイル基含有化合物と第1
アミンまたは第2ア處ンとの反応生成物など〕、ホスフ
ィン類、スルフイツト類などが使用される。光開始剤お
よび光重合促進剤の使用割合はそれぞれ組成物に対し通
常αl〜15重量幅、好ましくは1〜10重量襲の範囲
である。硬化時の雰囲気は、電離性放射線による場合不
活性ガス中で行われ、また紫外線による場合は不活性ガ
ス中または空気中のいづれでもよい。その他所値により
本発明の塗料組成物に、保存安定剤としての熱重合防止
剤やキレート化剤(例えばハイドロキノン七ツメチルエ
ーテル、フェノチアジン、しゆう酸1μmニトロソフェ
ニルヒドロキシルアミンアル之ニウム塩など)、塗装適
性を付与するためのレベリング剤や界面活性剤(例えば
シリコーン系化合物、7ツソ系化合物など)、カップリ
ング剤(例えばシラン系カップリング剤、チタネート系
カップリング剤など)、体質顔料(例えばシリカ、炭酸
カルシウム、炭酸バリウムなど)、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、防錆剤、場合により少量の溶剤など各種の添加
物を目的に応じて配合して使用できる。これらの各種添
加剤の配合量は、この種の技術分計において通常採用さ
れているところに従えば足りる。本発明の塗料組成物か
ら形成される潤滑塗膜の厚さとしては好ましくは0.5
〜20μ、さらに好ましくは1〜lOμの範囲であるの
がよい。塗膜が薄すぎる場合は塗装が困難であるばかり
でなく、塗膜の防錆力やプレス成形性などの物性が不十
分となる。また塗膜が厚すぎる場合にはコスト高となっ
て経済性の点で不利となると共に、潤滑塗膜量が多すぎ
るためプレス成形時に塗膜がはぎとられることもあり、
かえってプレス成形性が低下する場合がある。
本発明の塗料組成物はロールコータ−などの適当な塗装
手段により金属板に塗装され、活性エネルギー義を照射
することによってきわめて短時間に硬化する。そのため
硬化設備が非常にコンパクトとなりまた設備費も少くて
すむ。また硬化のための加熱を必要としないので、消費
エネルギーも極度に少い利点をもつ。さらに形成された
潤滑塗膜は前記したプレスti、形加工塗膜に要求され
る潤滑作用およびプレス成形加工特性、金属板の防錆保
護効果、ブロッキング特性、表面被覆用塗料やレザーと
の接着特性、金属板との接着性、必要に応じて要求され
る脱膜特性などの緒特性の均衡に優れる特長をもつ。
そのため本発明の塗料組成物は例えば熱延鋼板、冷延鋼
板、各種表面処理鋼板(例えば酸洗処理、リン酸塩処理
、クロメート処理、スズ処理鋼板など)、アルミニウム
板(例えばアルマイト処理、クロメート処理したものな
ど)、ステンレス鋼板、銅板などの各種金属板材料のプ
レス成形加工用潤滑被膜形成用塗料として好適に使用で
きる。
以下に、実施例および比較例によって、本発明をさらに
詳細に説明する。これらの実施例および比較例にて使用
した重合性化合物(a)および(b)は表1の通りであ
り、着色顔料組成物は参考例工および2の通りである。
(以下余白) セ              \  p   ζ  
 歳旨             ψ ζ   弘  
 かΩ                   夜  
 八     hl(****厳X巖×栗XX X 電
X XX 電X参考例1 黒色顔料組成物 E−1 ビスフェノールAfJiエポキシ樹脂(融点96〜10
4℃、エポキシ当量900〜1000)72重量部とチ
ャンネルブラック6重量部とジシアンジアミド8重量部
を100℃の温度でエクスルーダ−で混練りした後、微
粉砕して黒色顔料組成物H−1を得た。
参考例2 黒色顔料組成物 E−2 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(M点%〜104℃、
工メ゛中シ当量900〜1000)800車量部と無水
テトラヒドロ7タル酸52重量部、無水トリグリッジ酸
35重量部チャンネルブラック250重量部とを加熱二
本ロールで混練り後、微粉砕して黒色顔料組成物E−g
を得た。
参考例8 ぎ・色−料組成物−g−a j料としてパーマネントブラウンを用いる他は参考例1
と同様にして褐色顔料組成物E−8を得た◇実施例およ
び比較例で実施した試験方法およびその評価基準を表2
に示す。なお各実施例および比較例での各成分の配合割
合は全て重合部で示す・ 表  2 実施例1および比較例1 表8に示される紫外線硬化型黒色塗料組成物を脱脂され
た冷間圧延鋼板(厚みα81)にナチュラルロールコー
タ−を用いて表4に示した所定の厚みに塗布し、80W
/(@入力のオゾンタイプ集光蓋高圧水銀打8灯の下1
0傷(焦点)を10 m/winの速度で通過させて紫
外線硬化黒色塗板を得た。これについて上記表2に示し
た試験をおこない、表4に示す結果を得た。
(以下余白) 実施例8 光開始剤を使用しない以外は実施例1、C−2の組成と
同じ電子線硬化型黒色塗料組成物を脱脂された冷間圧延
鋼板(厚み18m)にバーコーターを使用して4t/−
の厚みに塗布し、電子線加速電圧150KV電子線照射
装置を用いて、電流値lo m Aで5MRad照射し
て電子線硬化黒色塗板を得た。これについて実施例1と
同様にして評価試験を実施した。
結果は以下の通りである。
塩 水 噴 II:  発錆時間      Ji h
r4hr後の発錆面積  25% 屋 処暑 露 : 発錆日数      54aY6 
da7後の発錆面積 20% 温潤乾燥サイクル 露 発錆サイクル     14サ
イクル81サイクル後の発錆 5s 面接 耐ブロッキング性             550ダ
円筒プレス: 皮膜剥$        5型へのピッ
クアップ  5 LDRs ピンチ荷重      5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、  (a)分子中に複数個の(メタ)アクリロイル
    基を持つ多官能化合物の少なくとも1種、(b)分子中
    に1個の(メタ)アクリロイル基を持つ一官能化合物の
    少なくとも1種、(0)少なくとも一部が前記(&)お
    よび(b)の混合物に可溶性である有機重合体の少なく
    とも1種、((転)滑剤の少なくとも1種、および(・
    )常温で固体状の熱硬化性樹脂に着色顔料を加え微粉末
    状とした着色顔料組成物の少なくとも1種からなり、(
    &)に由来する(メタ)アクリロイル基の割合が、これ
    と(b)に由来する(メタ)アクリロイル基の合計量を
    基準にして8〜60モル襲であり、(&)、(b)%(
    0)、(d)および(・)の割合は1これらの合計量を
    基準にして、(&)と伽)の合計量が91〜401〜4
    0重量%が8〜20重量% 、(<1)が8〜加重量弧
    、および(・)が8〜20重量%であることを特徴とす
    る、金属板の潤滑塗膜形成用活性エネルギー線硬化型着
    色塗料組成物。
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