JPS586885B2 - 入射角測定装置 - Google Patents

入射角測定装置

Info

Publication number
JPS586885B2
JPS586885B2 JP13386277A JP13386277A JPS586885B2 JP S586885 B2 JPS586885 B2 JP S586885B2 JP 13386277 A JP13386277 A JP 13386277A JP 13386277 A JP13386277 A JP 13386277A JP S586885 B2 JPS586885 B2 JP S586885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
output
light
slit
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13386277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5466868A (en
Inventor
小山秀明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP13386277A priority Critical patent/JPS586885B2/ja
Publication of JPS5466868A publication Critical patent/JPS5466868A/ja
Publication of JPS586885B2 publication Critical patent/JPS586885B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は太陽光などの入射角をデイジクル的に測定する
入射角角度測定装置に関する。
人工衛星の姿勢制御方式の一つに太陽光を用いる方式が
ある。
この方式は人工衛星の所定の個所に入射する太陽光の角
度を測定し、この角度を設定値に合わせるようにして衛
星の軸方向(姿勢)を制御するものである。
一般に、人工衛星は、第1図に示すように、衛星11の
軸12を中心に矢印13の方向にスピンしている。
したがって、あらかじめ定められた位置における太陽光
10の入射角Aを太陽センサー5により測定する必要が
ある。
この太陽センサのうち、デイジタル的に測定するものは
デイジタル太陽センサと称されている。
このデイジタル太陽センサは、第2図の構成図に示すよ
うに、細長いスリット20を設けたケース21と、この
ケース21内に所定の方向に受光素子23をデイジタル
的に配列した受光板22とから構成される。
太陽光がスリット20から受光面22に垂直に入射した
場合の位置Bとスリット20との距離SB=dとし、入
射した太陽光の入射位置Cとこの垂直入射の位置Bとの
距離をBC=fとすれば、太陽光の入射角Aは A= j a n ’− となる。
このdは一定であるから、垂直位置Bからのずれの大き
さを測ることにより、入射角が求められる。
デイジタル太陽センサは、このずれFをデイジクル的に
測定するものであり、受光板22は、第3図の部分拡大
図に示すように、中心線Bの両側にデイジタル的(例え
ば、7ビットのグレイコード)に配列された受光素子(
231〜237)群とこの受光素子群の両側に配置され
た光検出素子230、238とを含み、スリットから入
射した光10をそれぞれの受光素子でデイジクル的に検
出して、ずれFをデイジタル的に測定している。
この受光素子としては細長い太陽電池の表面を一定の間
隔毎にデイジタル的にマスクしたものを用いることがで
きる。
また、フォトダイオードの上にマスクを形成したものも
同様に可能である。
この図では、両側の素子230、238はマスクのない
素子で素子231〜237がデイジタル的に所定間隔が
マスクされたものを示している。
人工衛星が矢印13の方向にスピンしていると、太陽光
のスリット20を通った光は相対的に矢印25の方向(
第3図では−Xの方向)に移動するようになる。
この太陽光は受光板に直角な方向で読取る必要があり、
その読取位置がずれると読取該差を生ずる。
極端な場合は例えば、第1図のセンサ15と15′の位
置において逆転した出力をとり出すことになる。
従来の太陽センサは、一X方向に走査しているスリット
光が両端の素子230、238の上に同時に光が入射し
たときに、読取りパルスを作って、デイジタル角度信号
(231〜237出力)を読取っていた。
(特願昭52〜133861参照)この素子の出力読取
回路は、第4図の回路図に示すように、素子230〜2
38に接続されたゲート回路40〜48と、両端のゲー
ト回路40、48出力の積をつくるアンド回路49とか
ら構成され、このアンド回路49の出力によって、各ゲ
゛ート回路41〜47の出力を読取っていた。
これら受光素子の出力電流は、素子230、238では
、抵抗値R/2なる抵抗器で受け、7ビットの各素子で
は抵抗値Rなる抵抗器で受けて、この電圧をゲート回路
40〜48で受けていた。
このゲートの閾値は、非常にばらつきが大きく、又、温
度変化などによってドリフトを行なっていた。
この太陽センサ受光素子は、7ビット128ステップで
±32°を測定しているので、デジタル量子化の該差は
±0,25°となる。
この±0.25°の該差は、設定該差ならびにドリフト
の全く無い場合の該差である。
ところが、細長いスリットでも実際にはある程度の幅が
あり、第3図のように受光素子(233)に半分だけス
リット光が当る場合がある。
この場合に第4図の様な閾値を設定しない回路では、見
かけ上の受光面積が広がったり、狭くなったりして、隣
りのステップの角度にまで広がり、ほぼ、±0.25°
の誤差が加わることになる。
つまり、第4図の回路では±0.5°の誤差しか保証で
きなかった。
本発明は、このアナログ誤差±0.25°を取除き、入
射角の測定精度を上げた入射角度測定装置を提供するこ
とにある。
本発明は、各受光素子の出力を増幅し、一端の入力検出
コード出力をそれぞれの増幅出力を合成し、他端の入力
検出コードとの合成出力により読取パルスを形成し、こ
のパルスによって各ピット出力を読出するように構成し
た入射角測定装置にある。
以下図面により本発明を説明する。
第5図は本発明の実施例の回路図であって、素子230
は、フオトダイオード受光素子のスタートライン、素子
238は同じくエンドライン231〜237はフォトダ
イオードの受光素子角度測定のために7ビットのグレイ
コードを構成している。
50〜58はバツファ増幅器、61〜68は加算器、7
1〜77はコンパレータ、78はゼロ検出器である。
第6図は第3図のスリット光が右から左の方に移動する
ときの各受光素子におけるタイミングチャートであり、
第6図aは受光素子230の出力波形、第6図bは素子
238の出力波形、第6図Cはリード(読取り)パルス
、第6図dは素子233の出力波形、第6図eは第6図
aの反転した波形、第6図fは第5図の加算器63の出
力波形、Nは第6図fのゼロクロスポイントであり、か
つ、リードパルスの立ち上がりを示す。
第3図において、受光素子230の方から238へと走
査するスリット光が位置Sに来た時、つまり、斜線の個
所D, Fの面積が等しく、かつ、部分Eが半分の面積
だけ光が入った場合を考える。
受光素子230〜238を流れる電流はこれら素子に照
射される入射光の面積に比例するので、第3図の受光素
子230及び238のX方向の幅を受光素子231〜2
37のそれの2倍に設定しておけば、上記の如くスリッ
ト光が位置Sにある場合の素子230の出力電流を21
とすれば、素子233の出力電流はiとなる。
素子233、230の負荷抵抗はそれぞれR,R/2で
あるので、この瞬間Nの両者の電圧の差をとるとOVに
なる。
第6図において、角度変化に伴う第6図fの波形変化は
次のようになる。
素子230にスリット光が入った時、入力信号の電流が
流れ、これを加算器63の反転入力端子に入力する。
この加算器゛出力は素子230全幅にわたってスリット
光が照射されるときピークとなり、このときの電圧は素
子230を流れる電流が41であるから、−(4tx丁
)一−2iRとなる。
さらに、素子233にスリット光の半分が当たった時、
最大電流iが流れ、電圧は+Riとなり、素子230の
出力と合成した出力は−2 i R+ i R= −i
Rとなる。
更に、素子230の入射光が減って、21になったとき
、素子230と233の電圧が等しくなり、0■となる
素子230をスリット光が通りすぎると素子233の出
力電圧iRのみとなる。
素子233上をスリット光が過ぎて、加算器の出力電圧
は0■にもどる。
この一連の動作の中で点Nの0■は角度測定Y方向の1
ステップの境界状態であり、部分Eに示す様に、スリッ
ト光の1/2の光が照射された時、つまり、■ステップ
境界状態にあるのと一致する。
更に、この時、素子233、230の出力電圧差は、 Rxi−−2i=0 となり、温度ドリフト、経年変化、絶対光量変化などの
影響を受けない。
したがって、コンパレータ73の閾値をO■とすれば、
Ovから少し大きい入力に対して、出力をとり出すこと
ができ、スリツト光が半分以上当った素子233の出力
は確実に「1」となり、スリット光が半分以下の場合は
「0」を出力とする。
すなわち、コンパレータの出力は所定レベル(0■)以
上、以下によって明確に区別ができるので、測定角度の
不明確さはなくなり、正確な角度測定が可能となる。
一方、素子230、238の出力は加算器68において
、それらの差がとられ、この差がゼロ検出回路78にお
いて、所定レベル以上であれば、第6図Cに示すような
読取(リード)パルスを作る。
この読取パルスは点Nに同期して各角度データであるコ
ンパレータ71〜77の出力を読取る。
このように、測定角度に各受光素子の受光面積を合わせ
、且つ、その角度読み込みのタイミングも合わせること
によって、測定角度のアナログ誤差を無くすことができ
る。
従って、本発明を人工衛星用スピン型太陽センサに用い
ると、測定角度のアナログ誤差を取り除くことができ、
つまり、量子化誤差±0.25°のみとなり、精度を上
げることが、可能となる。
また、本発明は太陽高度計、又、レーザ光線と併用して
、測地計器などへの応用も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の人工衛星と太陽センサの説明図、第2図
は従来の太陽センサの構成図、第3図は従来の太陽セン
サの受光板の部分拡大図、第4図は従来の太陽センサの
読取回路図、第5図は本発明の実施例の読取回路図、第
6図は第5図の回路の波形図である。 図において、10・・・・・・太陽光、11・・・・・
・人工衛星、12・・・・・・スピン軸、13・・・・
・・スピン方向の矢印、15・・・・・・太陽センサ、
20・・・・・・スリット、21・・・・・・ケース、
22・・・・・・受光板、23、230〜238・・・
・・・受光素子、25・・・・・・入射光の移動方向の
矢印、40〜48・・・・・・ゲート回路、49・・・
・・・アンドゲート、50〜58・・・・・・バツファ
増幅器、61〜68・・・・・・加算器、71〜77・
・・・・・コンパレータ、78・・・・・・レベル検出
回路。 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 人射光をとり入れる所定の長さの細長スリットを備
    えた暗室部材と、この暗室部材内に前記スリットから所
    定の距離離れて配設された受光板部材と、この受光板部
    材上において前記スリットの長さ方向と垂直に所定のデ
    イジタルコードに従って配列された受光素子を、前記ス
    リットの長さ以内に複数個並べたデイジタル素子群と、
    このデイジタル素子群の配列幅の両端部でこの素子群と
    並行に前記受光板部材上に配設された受光検出素子と、
    これら受光検出素子および前記デイジタル素子群の出力
    を増幅する手段と、前記受光検出素子の一方の増幅出力
    と他の一方の増幅出力との差をとる第1の減算手段と、
    この差出力と所定電圧値を比較して読取信号を出力する
    手段と、前記受光検出素子の一方の増幅出力と前記デイ
    ジタル素子群のそれぞれの増幅出力とのそれぞれの差を
    とる第2の減算手段と、これら第2の減算出力を前記読
    取信号によって、それぞれ読取るデイジタル信号出力手
    段とを有する入射角測定装置。
JP13386277A 1977-11-07 1977-11-07 入射角測定装置 Expired JPS586885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13386277A JPS586885B2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 入射角測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13386277A JPS586885B2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 入射角測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5466868A JPS5466868A (en) 1979-05-29
JPS586885B2 true JPS586885B2 (ja) 1983-02-07

Family

ID=15114778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13386277A Expired JPS586885B2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 入射角測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS586885B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104432U (ja) * 1983-12-16 1985-07-16 有限会社 藤商事 勾配水路用ブロツク

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5010774A (en) * 1987-11-05 1991-04-30 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Distribution type tactile sensor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104432U (ja) * 1983-12-16 1985-07-16 有限会社 藤商事 勾配水路用ブロツク

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5466868A (en) 1979-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62145125A (ja) 走査型放射温度計
JPS586885B2 (ja) 入射角測定装置
Song et al. Design and performance analysis of laser displacement sensor based on position sensitive detector (PSD)
JPH0626857A (ja) Z軸用の太陽センサ
JPS6223801B2 (ja)
JPS61223603A (ja) マ−ク検出機
KR100239868B1 (ko) 인공위성 자세 제어용 디지탈 태양센서의 구조 및신호처리 방법
JP3166565B2 (ja) 赤外線検出回路
JP2818251B2 (ja) 太陽センサ
JPS6225966B2 (ja)
JPH1038683A (ja) 光量検出装置
JPH0550685B2 (ja)
SU1167450A1 (ru) Импульсный термошумовой термометр
JPH0433164B2 (ja)
JP3162831B2 (ja) 焦電型センサの温度補正方法
JPS6239736A (ja) 走査形放射温度計
JP2882398B2 (ja) 人工衛星搭載用地球センサ検出器
JP2901748B2 (ja) 距離測定装置
JPH067045B2 (ja) 非接触直径測定装置
JP2645111B2 (ja) 太陽センサ
SU1004752A1 (ru) Фотоэлектрический измеритель перемещений вращающихс деталей
JPH0278961A (ja) 角速度検出装置
JPS623609A (ja) 測距装置
JP3029275B2 (ja) 太陽センサ
SU1352250A1 (ru) Цифровой терморезисторный термометр