JPS5867265A - 注射器用ピストン部材の製造法 - Google Patents
注射器用ピストン部材の製造法Info
- Publication number
- JPS5867265A JPS5867265A JP56167783A JP16778381A JPS5867265A JP S5867265 A JPS5867265 A JP S5867265A JP 56167783 A JP56167783 A JP 56167783A JP 16778381 A JP16778381 A JP 16778381A JP S5867265 A JPS5867265 A JP S5867265A
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- Japan
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- body part
- shore
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- syringe
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は江射器用ピストン部材の製造法に関するもので
ある。
ある。
従来、注射器用ピストン部材としては米国特許第4,2
15,701号に示す構造のものが知られている。 第
1図に示す、この梗従来の注射器用ピストン部材は筒状
体部分1をポリエチレン等の熱可塑性樹脂で射出成形し
ておき、一方、シール部材5を天然ゴム等の熱硬化性ゴ
ム材料で圧縮成形し、ついで、筒状体部分5の一端に設
けた装着用突起2にシール部材5な装着する。 その後
、組合されたピストン部材を消毒し、包装を行なってい
た。
15,701号に示す構造のものが知られている。 第
1図に示す、この梗従来の注射器用ピストン部材は筒状
体部分1をポリエチレン等の熱可塑性樹脂で射出成形し
ておき、一方、シール部材5を天然ゴム等の熱硬化性ゴ
ム材料で圧縮成形し、ついで、筒状体部分5の一端に設
けた装着用突起2にシール部材5な装着する。 その後
、組合されたピストン部材を消毒し、包装を行なってい
た。
上述した従来法では以下の問題点を有していた。
■ 筒状体部分1とシール部材5とを別々に成形した後
、筒状体部分1とシール部材5とを組合せる方法により
製作していたため製作費用が高価とならざるをえなかっ
たう ■ 筒状体部分1とシール部材5とを人手により組合せ
る工程が入るため、組合せ後必ず消毒工程を入れなけれ
ばならず、工程が複雑となっていった。
、筒状体部分1とシール部材5とを組合せる方法により
製作していたため製作費用が高価とならざるをえなかっ
たう ■ 筒状体部分1とシール部材5とを人手により組合せ
る工程が入るため、組合せ後必ず消毒工程を入れなけれ
ばならず、工程が複雑となっていった。
本発明は上記した従来の問題点を解消したもので、ショ
アーD硬度で42〜75の範囲の熱可塑性プラスチック
材料により筒状体部を射出形成し、ついで筒状体部分の
一端にショアーA硬度で30〜95の範囲の熱可塑性プ
ラスチック材料によりシール部材を一体的に射出成形す
ることにより注射器用ピストン部材を製造するものであ
る。
アーD硬度で42〜75の範囲の熱可塑性プラスチック
材料により筒状体部を射出形成し、ついで筒状体部分の
一端にショアーA硬度で30〜95の範囲の熱可塑性プ
ラスチック材料によりシール部材を一体的に射出成形す
ることにより注射器用ピストン部材を製造するものであ
る。
シール部材を形成するプラスチック材料としては、東し
ポリエステルエラストマータイブS(東し株式会社製)
、東しポリエステルエラストマータイプM(東し株式会
社製)、ペルブレン−P40H(東洋紡績株式会社製)
、ハイトレルー4056(デュポン社製)、TPR,−
1600(住友化学工業株式会社製)、TPR,−87
21(住友化学工業株式会社製)等のポリオレフィン系
エラストマー、サンブレーン−F23(三菱モンサント
化成株式会社製)、スミフレックス−に760(住友ベ
ークライト株式会社製)、スミフレックス−に750(
住友ベークライト株式会社瞬等の塩化ビニール系エラス
トマー、KR,ATONG−2705(シェル化学株式
会社製)等の弗素樹脂系エラストマー、熱可塑性ウレタ
ンニジストマー等の熱可塑性エラストマーであって、シ
ョアA硬度で30〜95の範囲の硬度を有するものが使
用される。 ショアーA硬度が30以下のものにあって
はシール部材が変形しやす(、シールに必要な形状を保
つことができない為、良好な密封性が維持できない。
ポリエステルエラストマータイブS(東し株式会社製)
、東しポリエステルエラストマータイプM(東し株式会
社製)、ペルブレン−P40H(東洋紡績株式会社製)
、ハイトレルー4056(デュポン社製)、TPR,−
1600(住友化学工業株式会社製)、TPR,−87
21(住友化学工業株式会社製)等のポリオレフィン系
エラストマー、サンブレーン−F23(三菱モンサント
化成株式会社製)、スミフレックス−に760(住友ベ
ークライト株式会社製)、スミフレックス−に750(
住友ベークライト株式会社瞬等の塩化ビニール系エラス
トマー、KR,ATONG−2705(シェル化学株式
会社製)等の弗素樹脂系エラストマー、熱可塑性ウレタ
ンニジストマー等の熱可塑性エラストマーであって、シ
ョアA硬度で30〜95の範囲の硬度を有するものが使
用される。 ショアーA硬度が30以下のものにあって
はシール部材が変形しやす(、シールに必要な形状を保
つことができない為、良好な密封性が維持できない。
ショアーA硬紅が95以上のものにあってはシリンダ一
部材との間の良好な蕃封性が維持できない。
部材との間の良好な蕃封性が維持できない。
筒状体部を形成するプラスチック材料としてはポリエチ
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系エラストマ
ーであって、ショアーD硬度で42以上の範囲の硬度を
有するものが使用される。
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系エラストマ
ーであって、ショアーD硬度で42以上の範囲の硬度を
有するものが使用される。
ショアーD硬度が42以丁のものは筒状体部が変形しピ
ストン是ヲ機能を果しがたい。
ストン是ヲ機能を果しがたい。
尚、ショアーA硬度とショアーD硬度との関係は略第2
図に示す関係を有している。
図に示す関係を有している。
ついで、本発明の実施例を第3図及び第4図を参照して
説明する。
説明する。
実施例1
ショアーD硬度で45のポリエチレンを230’ C。
9oo稚で、第3図の有底筒状体部分1に対応する成形
空所を形成している40°Cに予熱された全型内に射出
し、筒状体部分1を形成し、ついで、該筒状体部分1の
一端(図上右側)にシール部材5の形状に対応する成形
空所を筒状体部分1外周面と金型により形成し、該成形
空所内にショアーA硬度で65の’rPR16似し20
0’C,500宮二で射出し、筒状体部分1と環状のシ
ール用突起6を有するシール部材5とを一体化し、離型
後包装する。 シール部材5が保持されている部分の筒
状状体部分1を含む厚さdは約1mmであり直径りの約
12%の厚さを有している。
空所を形成している40°Cに予熱された全型内に射出
し、筒状体部分1を形成し、ついで、該筒状体部分1の
一端(図上右側)にシール部材5の形状に対応する成形
空所を筒状体部分1外周面と金型により形成し、該成形
空所内にショアーA硬度で65の’rPR16似し20
0’C,500宮二で射出し、筒状体部分1と環状のシ
ール用突起6を有するシール部材5とを一体化し、離型
後包装する。 シール部材5が保持されている部分の筒
状状体部分1を含む厚さdは約1mmであり直径りの約
12%の厚さを有している。
実施例2
ショアーD硬度で72のポリプロピレン’& 240’
C145o”l=で第4図の開口筒状体部分1に・対応
する成形空所を形成している40Cに予熱された金型内
に射出し、筒状体部分1を形成し、ついで、該面状体部
分1の一端(図上右側)にシール部材5の形状に対応す
る成形空所を筒状体部分1外周面と金型により形成し、
該成形空所内にショアーA硬度で89のペルブレンP4
0Hを1806Cs o o %−c射出し、筒状体部
分1と環状のシール用突起6を有するシール部材5とを
一体化し、離型後包装する。 シール部材5の肉厚d′
は直径D′の約15%の厚さを肩している。
C145o”l=で第4図の開口筒状体部分1に・対応
する成形空所を形成している40Cに予熱された金型内
に射出し、筒状体部分1を形成し、ついで、該面状体部
分1の一端(図上右側)にシール部材5の形状に対応す
る成形空所を筒状体部分1外周面と金型により形成し、
該成形空所内にショアーA硬度で89のペルブレンP4
0Hを1806Cs o o %−c射出し、筒状体部
分1と環状のシール用突起6を有するシール部材5とを
一体化し、離型後包装する。 シール部材5の肉厚d′
は直径D′の約15%の厚さを肩している。
上述した本発明は以下の効果を奏する。
■ 筒状体部分とシール部材とを共に熱可塑性プラスチ
ック材料で形成する方法としたため、同一成形機上で゛
面状体部分とシール部材とが同時成形されるため、従来
法に比べ製作費が安価となった。
ック材料で形成する方法としたため、同一成形機上で゛
面状体部分とシール部材とが同時成形されるため、従来
法に比べ製作費が安価となった。
■ 筒状体部分とシール部材とを人手により組合せる工
程がなくなったため、消毒工程を削除することができた
。
程がなくなったため、消毒工程を削除することができた
。
■ シール部材の肉厚を変形容易な寸法としているため
、シール部材の外周にシール用突起を設ける態様であっ
ても離型が容易に行なえるものである。
、シール部材の外周にシール用突起を設ける態様であっ
ても離型が容易に行なえるものである。
1・・・筒状体部分、 2・・・装着用突起、5・・・
シール部材、 6・・・シール用突起、ro 2
Q jo 4J ro ao
7o go qo ノロ
D真3 囚 第4 図 手続袖正書(自発) 昭本L156年11月16日 特許庁長官 島 1) 春 衛 殿 い。
シール部材、 6・・・シール用突起、ro 2
Q jo 4J ro ao
7o go qo ノロ
D真3 囚 第4 図 手続袖正書(自発) 昭本L156年11月16日 特許庁長官 島 1) 春 衛 殿 い。
1、事件の表示 fl−ylnsl、3昭和
56年10月19日提出の特許願 2 発明の名イネ 注射器用ピストン部材の製造法 3 補止ンする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 105 仲 所 東京都港区芝大門1丁目12番15号(電話4
32−4211) 明細畦の発明の詳細な説明及び図面の簡単な説明の各欄
。
56年10月19日提出の特許願 2 発明の名イネ 注射器用ピストン部材の製造法 3 補止ンする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 105 仲 所 東京都港区芝大門1丁目12番15号(電話4
32−4211) 明細畦の発明の詳細な説明及び図面の簡単な説明の各欄
。
5 補正の内容
第1図は従来の方法により製作された注射器用ピストン
部材の部分断面図、第2図はショアーA硬度とショアー
D硬度との関係を示す図であり、第3図及び第4図は本
発明により得られた注射器用ピストン部材の断面図であ
る。 1・・・筒状体部分、 2・・・装着用突起、5・・−
シール部材、 6・−・シール用突起。」以上 404
部材の部分断面図、第2図はショアーA硬度とショアー
D硬度との関係を示す図であり、第3図及び第4図は本
発明により得られた注射器用ピストン部材の断面図であ
る。 1・・・筒状体部分、 2・・・装着用突起、5・・−
シール部材、 6・−・シール用突起。」以上 404
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ショアーD硬度で42以上の熱可塑性プラスチック
材料により筒状体部分(1)を射出形成し、によりシー
ル部材(5)を一体的に射出成形する注射器用ピストン
部材の製造法。 2、シール部材(5)の径方向の肉厚が離型時径方向内
方に変形容易な厚さである請求範囲第1項記載の注射器
用ピストン部材の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56167783A JPS5867265A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | 注射器用ピストン部材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56167783A JPS5867265A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | 注射器用ピストン部材の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5867265A true JPS5867265A (ja) | 1983-04-21 |
JPH0362434B2 JPH0362434B2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=15856022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56167783A Granted JPS5867265A (ja) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | 注射器用ピストン部材の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5867265A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02199673A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-08 | Nec Corp | 録画画像データガード機能付録再vcr |
JPH02109643U (ja) * | 1989-02-20 | 1990-09-03 | ||
JPH08280804A (ja) * | 1995-04-14 | 1996-10-29 | Koki Eng:Kk | シリンジ及びそのシリンジに用いられるピストンの製造方法 |
JP2001259031A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-25 | Top:Kk | 注射器の製造方法 |
JP2006502896A (ja) * | 2002-10-14 | 2006-01-26 | ボーテック, ナームローゼ フェンノートシャップ | 医療用シリンジのプランジャを製造する方法および器具、それによって獲得されるプランジャ、ならびに医療用シリンジ |
JP2008524509A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-10 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピストンポンプ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543077U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-19 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543077B2 (ja) * | 1974-02-28 | 1980-11-04 |
-
1981
- 1981-10-19 JP JP56167783A patent/JPS5867265A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543077U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-19 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02199673A (ja) * | 1989-01-27 | 1990-08-08 | Nec Corp | 録画画像データガード機能付録再vcr |
JPH02109643U (ja) * | 1989-02-20 | 1990-09-03 | ||
JPH08280804A (ja) * | 1995-04-14 | 1996-10-29 | Koki Eng:Kk | シリンジ及びそのシリンジに用いられるピストンの製造方法 |
JP2001259031A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-25 | Top:Kk | 注射器の製造方法 |
JP2006502896A (ja) * | 2002-10-14 | 2006-01-26 | ボーテック, ナームローゼ フェンノートシャップ | 医療用シリンジのプランジャを製造する方法および器具、それによって獲得されるプランジャ、ならびに医療用シリンジ |
US8071001B2 (en) | 2002-10-14 | 2011-12-06 | Boutech, Naamloze Vennotschap | Method and device for manufacturing plungers for medical syringes, plungers obtained thereby, as well as syringe for medical purposes |
JP2008524509A (ja) * | 2004-12-22 | 2008-07-10 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピストンポンプ |
JP4809365B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2011-11-09 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ピストンポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362434B2 (ja) | 1991-09-25 |
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