JPS5865239A - カルボン酸とカルボン酸エステルの同時製造法 - Google Patents

カルボン酸とカルボン酸エステルの同時製造法

Info

Publication number
JPS5865239A
JPS5865239A JP16243182A JP16243182A JPS5865239A JP S5865239 A JPS5865239 A JP S5865239A JP 16243182 A JP16243182 A JP 16243182A JP 16243182 A JP16243182 A JP 16243182A JP S5865239 A JPS5865239 A JP S5865239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
ruthenium
rhodium
chloride
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16243182A
Other languages
English (en)
Inventor
エイト・ドレント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPS5865239A publication Critical patent/JPS5865239A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/10Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
    • C07C51/12Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide on an oxygen-containing group in organic compounds, e.g. alcohols

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カルゼン酸及びカルゼン酷エステルを、分子
中に/細小ない炭素原子数の炭素原子を持ったカルゼン
酸エステル、−酸化炭素及び水素から触媒系の存在下で
、同時に製造する方法に関する。本発明は、特に、温和
な製造条件下でメチアセテートから酢酬及びエチルアセ
テートを同時に製造する方法に関する。かくして1本発
明の方法に従い製造されるカルジン酸エステル類は、出
発物質として用いられるカルジン酸エステル類の同族体
である。
同族体化を経てカルゼン酸エステルを製造することは、
既に文献に記載されている。例えば1カルボン酸エステ
ル(特に、メチルアセテートからエチルアセテート)が
高められた温度、少なくとも100ノ々−ル好ましくは
200ないし/ !; 00パールの圧力、コパル)、
ロジウム、ルテニウム又は鉄もしくはそれらの塩の存在
下で製造され得る、ということはオランダ国特許出願第
7807320号公報から公知である。
合理的な変換を得るために非常に高い圧力が施用されね
ばならないという事実は別にして1上述の方法はまた、
水が同時生成物として生成1するという欠点がある。反
応混合物中に存在するエステル(生成物として存在しよ
うが出発物質として存在しようか)の加水分解を水か起
こし得る為ということは明きらかであろう。非常に高く
魅力的でない圧力(例えば、1000)々−ルより充分
高い圧力)が用いられる場合でさえ、かなりの北のアル
カノール類か生成する。
さらに、メチルアセテートの同族体化(あるいはその先
駆体ジメチルエーテルの同族体化)が高められた温度と
圧力下でルテニウム力ルゼニル化合物及びヨウ化物又は
臭化物促進剤を用いて行なわれ得る、ということが独国
公開明細書第(7) 27336乙3号から公知である。該独国公開明細書に
記載の方法もまた非常に高い圧力(200パールより充
分高い圧力)で行なわれねばならず、また、かなりの量
の他の生成物(アルカノール類だけでなくメタンも含め
て)が形成する。
第■族の貴金属化合物及びハロゲン源(特に、ヨウ素源
)を含んでなる特定触媒の存在下で一酸化炭素及び水素
を用いてメチルアセテートが酢酸及びエチリデンジアセ
テーFに変換され得る1ということはオランダ国特許出
願第7乙020ワ乙号公報から公知である。しかしなが
ら、エチルアセテート(本発明の方法による同族体化生
成物)は、副生物としてさえ挙げられていない。
非常に特定的な触媒系を用いるとメチルアセテートと一
酸化炭素及び水素との公知の反応の化学用論が非常に有
利に変えられて2モルのメチルアセテートから1モルの
エチルアセテート及び2モルの酢酸を生成する\という
ことが欧州特許出願第3//、01.号に開示されてい
る。該触媒系は、3種の金属化合物即ぢルテニウム化合
物、第■族(g) の別の金耘化合物及び第■族又は遷移金屑、の臭化物又
はヨウ化物を含んでなる。触媒系において普通の如く)
該反応混合骨は1好ましくは、促進剤典型的にはアルフ
ァーピリコンの如きアミンあるいはトリフェニルホスフ
ィンの如きホスフィンも含有する。かくし1該明細書の
例えば例■は塩化ルテニウム(Ill)三水和物、ノぐ
ラジウムアセテート、30ミリモルのヨウ化M v、メ
チルヨウ化物及ヒドリフェニルホスフィンを含んでなる
触媒系上でのメチルアセテートの同族体化を示し、一方
、該明細搭の比較例りはヨウ化亜鉛を用いない場合反応
はうまくいかないということを示している。
非常に驚くべきことに、今般1成る水率を越えない飯の
ホスフィンの存在下で反応を行なうことを条件として、
欧州特許出M1第3/乙O乙号の触媒系においてアルキ
ル又はアシルヨウ化物又は臭化物が第■族又は遷移金属
のヨウ化物又は臭化物に取ってかわり得る、ということ
を見出した。
本発明は、一般式R’ −(”OOH及びR” −C0
OHのカルゼン酸及び一般式R’ −C00CH2R”
及びR2−C00CH2R”のカルゼン酸エステル(こ
こでSR”及びR2の各々は、同じでも異なっていても
よく、/ないし20個の炭素原子を有するアルキル基を
表わし1該アルキル基はフッ素又は塩素を含有する基も
しくはヒドロキシ、アルコキシ又はアルカノイル基の如
き不活性置換基1個又はそれ以上で置換されていてもよ
く為あるいは1同じでも異なっていて基もしくはアルコ
キシ又はアルカノイル基の如き不活性置換基7個又はそ
れ以上で置換されていてもよく、さらにR1は水素原子
も表わし得る。)の同時製造法において、一般式R” 
−COOR2のカルゼン酸エステル及び/又は一般式R
80R4のエーテル(ここで、R1及びR2は上記に定
鵜した通りであり、Ra及びR4の各々は、同じでも異
なっていてもよく、/ないし一20個の炭素原子を有す
るアルキル基を表わし1該アルキル基はフッ素又は塩素
を含有する基もしくはヒドロキシ、アルコキシ又はアル
カノイル基の如き不活性置換基1個又はそれ以上で置換
されていてもよく1あるいは、同じでも異なっていても
よいR3及びR4の各々はアリール、アルカリール又は
アルアルキル郭を表わし、該アリール、アルカリール又
はアルアルキル基はフッ素又は塩素を含有する基もしく
はアルコキシ又はアルカノイル基の如き不活性置換μ/
個又はそれ以上で置換されていてもよい。 )を、ルテ
ニウム化合物、第■族の別の金属化合物、ホスフィン及
び一般式R5Hal又はR6C0Haiの化合物(こコ
テ、R6ハR2について上述した意味の1つを有し、H
alはヨウ素又は臭素原子を表わす。)を含んでなる触
媒系の存在下−高められた温度と圧力下で一酸化炭素及
び水素と反応させ1しかも、反応混合物は他の遷移金属
又は第H族金属のヨウ化物又は臭化物を実質的に含まず
かつルテニウム/グラム原子当たり2モルより多くない
ホスフィンを含有する、ことを特徴とする上記製造法を
提供する。
反応生成物の混合物の組成は出発カルヂン醗エステル及
び/又はエーテルの選択により支配されよう、というこ
とに留意されるべきである。例えば、メチルアセテート
洩りメチルエーテル及びエチルプロピオネートにおいて
の如く基R1及びR2が同一である出発物質が用いられ
る場合、反応生成物の混合物は普通そのカルゼン酸エス
テル同族体及びその適切な酸のみを含有しよう。基R1
及びR2が同一でない出発物質が用いられる場合、普通
少なくとも、2種のカルデン酸エステル同族体及び2種
の適切な酸を含んでなる一層複雑な反応生成物の混合物
が得られよう。例えば、エチルアセテートが出発物質と
して用いられる場合、反応生成物の混合物はゾ四ピルア
セテート、エチルプロピオネート、プロピオン酸及び酢
酸を含んでなる。
本発明の方法に従いつくられたカルゼン酸エステ、/I
/同族体いずれも八本発明による方法における出発物質
として働いてかくして次のカルゼン酸エステル同族体及
び適切なカルボン醗を形成し得る、ということが理解さ
れよう。さらに、カルボン醗が本発明の方法で生成する
ので、エステル交換反応即ちカルボン醗とカルゼン酸エ
ステルとの反応あるいは異なるカルジン酸エステル間の
反応もまた、支配的反応条件下で起こり得る。エステル
交換反応は、出発物質がR1及びR2が同一である化合
物を含んでなる場合は生成物の組成を変えないが・R1
及びR2が同一でない場合は生成物の組成を変え得る1
ということは明きらかであろう。
本発明の目的にとって1生成したカルゼン酢エステルを
さらに同族体化して得られるがあるいは支配的条件下で
エステル交換法により得られるカルボン醗及びカルゼン
酸エステルは、本発明の範囲内にあると考えられる。
比較的複雑でない反応混合物が得られるので基R1及び
R2が同一である出発物質が用いられる方法か好ましい
1ということが上記のことから明きらかであろう。本発
明の方法は、次式 2式% に従いメチルアセテートから酢酸及びエチルアセテート
を同時に製造するために特に利益があり、何故なら、生
成物は高選択率でかつ化学量論的に期待される比率に近
い比率で得られ得るからである。このことは1本発明の
方法が生成した酸(例えば、酢酸)を該方法において再
循環されることになっている一体化法の一部である場合
特に利益がある。
さらに、本発明の方法は驚くべき程低い圧力下で都合よ
く行なわれ得1例えば110oノ々−ルよりも充分低い
圧力が有利に用いられ得る。
本発明による方法において都合よく用いられ得る適当な
出発物質には)一般式R” −COOR2及び/又はR
30R’の化合物(ここで’s R”%R”、R3及び
R4の各々は、同一でも異なっていてもよく1/ないし
72個の炭素原子を有するアルキル基あるいは72個ま
での炭素原子を有するアリール、アルカリール叉はアル
アルキル基を表わすが、R1はまた水素原子も表わし得
る。)がある。一般式R1−COOR2及び/又はR,
80T?4の化合物(ここで、R1%R2、R3及びR
4は同じであり、各々/ないし12個の炭素原子を有す
るアルキル基あるいは7.2個までの炭素原子を有する
アリール1アルカリール又はアルアルキル基を表わす。
)を用いることが好ましい。最も好ましい出発物質は、
メチルアセテート及びジメチルエーテルである。
一般式R80n、’のエーテルが本発明の方法における
出発物質として用いられる場合、これらの化合物は一酸
化炭素部分を分子中に導入することによって相当するエ
ステルに最初に変換され1次いで・該分子は本発明に従
う同族体化反応を受は得る・と思われる。所望するなら
、本発明に従う反応は、エーテルが出発物質として用い
られる場合二段階で行なわれ得る。
最初、該エーテルは相当するエステルに変換され、次い
で同じ又は異なる容器中で最終生成物に変換される。所
望するなら、カルジン酸エステル類及び/又はエーテル
類の混合物も出発物質として用いられ得る。
本発明の方法に都合よく用いられ得るルテニウム化合物
には1塩化ルテニウム(I)、塩化ルテニウム(I)三
水和物、塩化ルテニウム(■)、臭化ルテニウム(Ml
)、酸化ルテニウム類、有機ルテニウム塩類例えばルテ
ニウム(l ’)プ四ビオネート、ルテニウム(I)フ
チレート、ルテニウム被ンタ力ルゼニル、トリルテニウ
ムドブ力力ルゼニル\及びビス−(ルテニウムトリ力ル
ゼニルージブロマイド)の如き混合ルテニウムハロ力ル
ゼニル類1並びに他のオルガノルテニウム錯体がある。
触媒系においてルテニウム化合物と一緒に用いられ得る
第■族の別の金属化合物にはパラジウム化合物及び特に
ロジウム化合物があるが、他の第■1族金属化合物も用
いられ得る。適当なロジウム化合物の例には1酸化ロジ
ウム1水酸化ロジウム(I)、塩化ロジウム(I)、塩
化ロジウム(I)三水和物・臭化ロジウム(■)1ヨウ
化ロジウム(In)・並びに相当するピリジン及びホス
フィンの錯体例えばトリス(ピリジン)ロジウム(1)
塩化物又はジクロロビス−(トリフェニルホスフィン)
ロジウム、ロジウム(DI)ホーメート、ロジウム(1
)アセテート、ロジウム(I)ブチレート10ジウム(
1)ナフチネート、ジロジウムオクタ力ルボニル、テト
ラロジウムドデカカルブニル1ヘキサロジウムへキサデ
カカルぎニル、四ジウムジ力ルゼニルアセチルアセトネ
ート1及び他の有機口、グラム錯体がある。
塩化ロジウム(1)三水和物の使用が好ましい。
適当なパラジウム化合物の例には、塩化パラジウム、塩
化ノぐラジウムニ水和物、臭化パラジウム、ヨウ化ノぞ
ラジウム、酸化パラジウム、あるいは有機ノぞラジウム
塩又は錯体例えばノぞラジウムホーメート、ノぐラジウ
ムアセテート、ノぞラジウムブチレート及びノぞラジウ
ムアセチルアセトネートがある。
好ましい・eラジウム化合物は、塩化・ぞラジウム・塩
化ノぞラジウムニ水和物及びノぞラジウムアセテートで
ある。
ルテニウム化合物対温■族の別の金籾化合物のモル比は
臨界的ではなく広範囲に変えられ得、例えば、!;0:
/ないし/:20特に10:/ないし/:Sのルテニウ
ム対第Vl11族の別の金属の原子比が適する。
用いられるべきルテニウム化合物及び第■族の別の金属
化合物のLは臨界的ではなく、触媒活性をもたらす量い
ずれも用いられ得る。変換されるべきカルゼン酸エステ
ル又はエーテルに基づいて言1算してθOO/%Wの如
き低量が用いられ得、好ましくは0.0 /〜lO%W
最も好ましくはθOj〜S%Wの範囲の月こである。
]?6Hal又はR’ C0Ha、1のヨウ化物又は臭
化物のいずれも本発明の方法に用いられ得るが、好ま1
. <はR6はR2について上記において与えられた好
ましい意味の1つを有し九また好ましくはR6は出発物
質における基R”% R2、R3又はR4の1つと同一
であり、というのはこの場合追加的な混合生成物の形成
が避けられるからである。特に好ましくは、R1及びR
2が同じであり、該ヨウ化物又は臭化物が式R2I、R
2BrXR2C0I父はR2C0Brを有するところの
反応混合物が用いられる。かくして1例えば好ましい供
給原料メチルアセテート及び/又はジメチルエーテルを
用いる場合、メチルヨウ化物又は臭化物もしくはアセチ
ルヨウ化物又は臭化物あるいはそれらの混合物いずれか
が好ましく用いられる。
反応混合物に添加されるヨウ化物又は臭化物の量は臨界
的ではない。適当には、全体の第■族金属のlグラム原
子当たり1添加されるヨウ化物と臭化物との合計モル数
は、θ/:/ないし200:/好ましくは/:/ないし
100:/特に10:/ないしょ0:/の範囲にある。
上述したように、ルテニウム1モル当たり2モルより多
くない凰のホスフィンの存在下で反応を行なうことを条
件として、第■族又は遷移金属のヨウ化物又は臭化物の
代わりに一般式R’Hal及び/又はR5C0Halの
化合物が用いられ得る、ということが全く驚くべきこと
にも見出された。欧州特許出願第3/lo乙号の比較例
りにおいて、10より大のホスフィン/ルテニウムの比
率ではエチルアセテートはi量のみしか検出され得す、
主生成物は酢酸及びエチリデンジアセテートであった、
ことが開示されていることに留意されるべきである。そ
れ故、反応混合物が/Nj又はそれ以上のホスフィンを
ルテニウム/グラム原子当たり2モルを越えない量好ま
しくはルテニウム/グラム原子当たり1モルより多くな
い量で含有することに留意されるべきである。
!より大のホスフィン/ルテニウムの比率でホスファイ
トを用いるとやはり同族体の生成をもたらすけれども1
他の生成物が急速に増大する速度で形成され、酢酸無水
物及びエチリデンジアセテートが支配的な(iilll
)生成物になるようになる、ということがわかった。
存在し得るホスフィンの例には、一般式PR5R6R7
の第3級ホスフィン類(ここで、R5、R,6及びR7
の各々は、同じでも異なっていてもよく、10個までの
炭素原子を有するアルキル、シクロアルキル又は了り−
ル基を表わす。)がある。2個又はそれ以上の三価リン
原子を含有するホスフィン類並びに一般式P (OR6
)(oR,’ )(OR7)のホスファイト類(ここで
、R6〜R6及びR7は1)記に与えられた意味を有す
る。)も用いられ得る。かかる化合物の例は、例えば1
テトラフエニルジメチレンジホスフイン及びテトラフェ
ニルトリメチレンジホスフィンである。好ましいホスフ
ィンには、トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィ
ン、トリーn−ブチルポスフィン及びトリフェニルホス
フィンがある。
本発明の方法は、広範囲の温度で行なわれ得る。
適当には、300°Cまでの温度が用いられ得る。
50°Cないし、200°Cの範囲の温度が好ましく、
最も好ましい温度は/2夕°Cないし17タ°Cの範囲
である。
本発明の方法は、低圧例えばSノ々−ルの如き低圧を用
いて行なわれ得る。20ないし10Oノ々−ルの範囲の
圧力が好ましい。一層貰い圧力例えば1000パールの
如き高圧が用いられ得るが、伴なう投資及びエネルギー
コストのために一般に経済的でない。
反応式によれは1−#化炭素及び水素は一/:/のモル
比で消費される。しかしなから、実質的不利を伴なうこ
となく、一層広いモル比例えば/:10ないし10:/
の比率が用いられ得る、ということがわかった。/:θ
jないし/:3の範囲の一酸化炭素:水素の比率が好ま
しい。
本発明による方法は、溶媒の存在下で行なわれ得る。適
当な溶媒には、カルダン酸類例えば酢酸又はプロパン酸
、カルボン酸エステルi例えばメチルアセテート、エチ
ルアセテート、メチルゾロビオネート又はエヂルゾロピ
オネート(溶媒として並びに出発物質として用いられる
。)並びに環状エーテル類例えばテトラヒドロフラン、
/、4’−ジオキサンN/、3−ジオキサン及びジオキ
ソラン類がある。出発物質として過剰に用いられるジア
ルキルエーテル類も、本発明の方法のための溶媒として
みなされ得る。適当なジアルキルエーテル類には、ジメ
チルエーテルhジエチルエーテル及びメチルt−ブチル
エーテルがある。
本発明の方法に溶媒として用いられ得る他の化合物には
、スルホン類火rパスルホキシト類がある。
かかる化合物の例は、ジメチルスルホン、スルホラン1
2−メチルスルホラン、3−メチルスルホラン、ジメチ
ルスルホキシド及びジエチルスルホキシドである。
アルカン酸例えば酢酸が溶妨として用いられる場合、特
に良好な結果が得られる。しかしながら、アルカン酸以
外の溶媒が用いられる場合には、少缶の強酸の存在下で
反応を行なうことが望ましい場合がある。例えば、全体
の第vIIl族金属の/グラム原子当たり100当量ま
での量の強酸が添加され得る。適当な強酸類には1水溶
液中で20°Cで3、S未満のpkaを有するもの例え
ばP−)ルエンスルホン酸又はトリフルオロメタンスル
ホン酸の如き有機酸・類あるいは塩酸、硫酸又は過塩素
酸の如き鉱酸類がある。
本発明に従う温和な条件は反応媒質中に若干の水か存在
することさえ許容する、ということがわかった。水の存
在は好ましいものではないけれども、全体の溶媒に基づ
いて/j%Wまでの缶が存在し得る。
本発明による方法は、液相で又は気相で行なわれ得る。
液相が好ましく、−酸化炭素及び水素を反応容器中に都
合よく導入することができる。所望するなら、−酸化炭
素及び水素は一緒に反応容器中に導入され得る。本発明
の方法は1ノ々ツチ的に、半連続的に又は連続的に行な
われ得る。
本発明の方法はまた、出発物質(即ちxカルボン酸エス
テル又は相当するエーテル)の製造のためあるいは生成
したカルボン酸エステルの他の生成物への変換(例えば
、エステル変換法による。)のための公知の方法と一体
化され得ることにも利益がある。例えば、本方法がエチ
ルアセテートを生成する場合は)#触媒を用いる酢酸及
びメタノールからのメチルアセテートの製造法と一体化
され得る。該方法は酢酸を生成するので1その化合物は
メチルアセテートの製造のための供給原料として働くよ
う再循環され得る。所望するなら、該方法はまたエステ
ル交換法と一体化され得・エチルアセテートはメタノー
ルとエステル交換されてメチルアセテート(このメチル
アセテートは1該方法のための供給原料として働くよう
再循環され得ル。)及びエタノール(このエタノールは
1そのまま販売されあるいは他の生成物例えばエチレン
に変換され得る。)を生じる。かかる場合、酢酸及び/
又はメチルアセテートは、生成したエタノールと等モル
量でその系から除去され得る。
次の例により1本発明を説明する。
例I 実験をハステロイC(商標)製の300rr=lの電磁
駆動オートクレーブ中で行ない1該オートクレーブ中に
2j−のメチルアセテート、2j−の酢酸、toミリモ
ルのメチルヨウ化物、Ojミリモルの塩化ロジウム(I
ll)三水和物、lミリモルの塩化ルテニウム(I)三
水和物及びlミリモルのトリフェニルホスフィンを入れ
た。その容器を一酸化炭素でフラッシュし1次いで一酸
化炭素(20)々−ル分圧)及び水素(20・々−ル分
圧)で加圧した。次いで、オートクレーブを/1.0″
Cに加熱し九この温度に5時間保ち、この時l7)1中
必要に応じて一酸化炭素及び水31f(/:/)を供給
することにより圧力を一定に維持した。その後1反応混
合物を気液り四マドグラフィにより分析して、10%W
のエチルアセテートを含有することがわかった。モル基
準で、出発物質の変換は約lIO%であり飄2種の生成
物エチルアセテート及び酢酸に対する選択率はほぼ70
0%であった。副生物は倣凰(O夕%未満)シか検出さ
れず、特にアルコール類は検出されなかった。
例■ 0、.23 ミリモルの塩化ロジウム(1)三水和物及
び05ミリモルのトリフェニルホスフィンを用いて・例
Iの方法を繰返した。反応時間が経過した後、反応混合
物は/θ乙%Wのエチルアセテートを含有しており、メ
チルアセテートの175%が所望生成物に変換した。副
生物は1倣量しか詔められなかった。
例■ lミリモルのトリフェニルホスフィンを/3ノ々−ルの
初期−酸化炭素圧及び3o−ニールの初期水素圧で用い
て・例11の方法を繰返した。メチルアセテートの80
%が生成物に変換され、反応混合物は/、Yq%Wのエ
チルアセテートを含有していた0副生物は、微量しか認
められなかった。
代理人の氏名 川原1)−穂 第1頁の続き ■Int、 C1,3識別記号   庁内整理番号/B
 01. J  27108           7
059−4G31/16           705
9−4 G−250=

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  一般式R” −C0OH及びR2−COOH
    のカルゼン酸及び一般式R’ −C00CH2R2及び
    R2−C00CH2R”のカルゼン酸エステル(ここで
    、R1及びR2の各々は、同じでも異なっていてもよく
    、/ないし20個の炭素原子を有するアルキル基を表わ
    し、該アルキル基はフッ素又は塩素を含有、する基もし
    くはヒドロキシ、アルコキシ又はアルカノイル基の如き
    不活性置換基7個又はそれ以上で置換されていてもよく
    、あるいは1同じでも異なっていてもよいR1及びR2
    の各々はアリール、アルカリール又はアルアルキル基を
    表わし、該アリール、アルカリール又はアルアルキル基
    はフッ素又は塩素を含有する基もしくはアルコキシ又は
    アルカノイル基の如き不活性置換基7個又はそれ以上で
    置換されていてもよく、さらにR1は水素原子も表わし
    得る。)の同時製造法において、一般式R’−COOR
    ”のカルゼン酸エステル及び/又は一般式R30R’の
    エーテル(ここで、R1及びR2は上記に定義した通り
    であり、R3びR4の各々は1同じでも異なっていても
    よく、/ないし、20個の炭素原子を有するアルキル基
    を表わし、該アルキル基はフッ素又は塩素を含有する邦
    もしくはヒドロキシ、アルコキシ又はアルカノイル基の
    如き不活性置換基1個又はそれ以上で置換されていても
    よく為あるいは1同じでも異なっていてもよいR8及び
    R4の各々はアリール、アルカリール又はアルアルキル
    基を表わし、該アリール1アルカリール又はアルアルキ
    ル基はフッ素又は塩素を含有する基もしくはアルコキシ
    又はアルカノイル基の如き不活性置換基7個又はそれ以
    上で置換されていてもよい。)を1ルテニウム化合物、
    第■族の別の金属化合物)ホスフィン及び一般式R’H
    al又はR5C0Halの化合物(ここで% R’はR
    2について上述した意味の1つを有し、Halはヨウ素
    又は臭素原子を表わす。)を含んでなる触媒系の存在下
    、高められた温度と圧力下で一酸化炭素及び水素と反応
    させ1しかも、反応混合物は他の遷移金属又は第■族金
    属のヨウ化物又は臭化物を実質的に含まずかつルテニウ
    ム/グラム坤子当たり一モルより多くないホスフィンを
    含有する、ことを特徴とする上記al!I造法0
  2. (2)  一般式R” −COOR2及び/又はR80
    R’の化合物(ここで\R1、R”s R”及びR4の
    各々は、同じでも程なっていてもよく、/ないし72個
    の炭素I皇子を有するアルキル基あるいは72個までの
    炭素原子を有する了り−ル、アルカリール又はアルアル
    キル基を表わすが、R”は水素原子も表わし得、R”X
    R25R”及びR4は好ましくは同じであって/ないし
    /−個の炭素原子を有するアルキル基あるいは72個ま
    での炭素原子を有するアリール、アルカリール又はアル
    アルキル基を表わす。)を出発物質として用いる、こと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造法。
  3. (3)塩化ルテニウム(ll)、塩化ルテニウム(ll
    )三水和物、塩化ルテニウム(IV)、臭化ルテニウム
    (■)、酸化ルテニウムあるいは有機ルテニウムの塩又
    は錯体をルテニウム化合物として用いる、ことを特(3
    ) 徴とする特許1lFI求の範囲第1又は2項記載の製造
    法。
  4. (4)酸化ロジウム・水酸化ロジウム(R1)、塩化ロ
    ジウム(Ill)・塩化ロジウム(1)三水和物、臭化
    ロジウム(lll)、ヨウ化ロジウム(Ill)もしく
    は有機ロジウムの塩又は錯体好ましくは塩化ロジウム(
    Ill)三水和物の如きロジウム化合物あるいは塩化・
    ぐラジウム、塩化ノラジウムニ水和物\臭化・ξラジウ
    ム、ヨウ化パラジウム、酸化ノぐラジウムもしくは有機
    ノミラジウムの塩又は錯体好ましくは塩化ノミラジウム
    、塩化パラジウムニ水和物又はパラジウムアセテートの
    如き、(+ラジウム化合物を第■1族の別の金属化合物
    として用いる1ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜
    3頂のいずれか記載の製造法。
  5. (5)  ロジウム化合物を第Vlll族の別の金属化
    合物として用いる1ことを特徴とする特許請求の範囲第
    を項記載の製造法。
  6. (6)  ルテニウム化合物と第V111族の別の金属
    化合物とを!;0 : /ないし/:20好ましくは1
    0:/ないし/:jの比率で用いる、ことを特徴とする
    (4) 特許請求の範囲第1〜左項のいずれか記載の製造法0
  7. (7)基R6が出発物質における基R1、R2、R3又
    はR4の1つと同一である、ことを特徴とする特WI請
    求の範囲第1〜ご頂のいずれか記載の製造法。
  8. (8)  ホスフィンがルテニウムの/グラム原子当た
    り1モルより多くない量で反応混合物中に存在する、こ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1〜7項のいずれか記
    載の製造法。
  9. (9)  一般式PR’R6R7の第3級ホスフィン、
    2個又はそれ以上のリン原子を含有するホスフィン、あ
    るいは一般式p (OR6)(OR6)(OR,7)の
    ホスファイトを用い1しかも% R’%R’及びR7の
    各々は同じでも異なっていてもよく70個までの炭素原
    子を有するアルキル、シクロアルキル又はアリール基を
    表わし、好ましくはトリフェニルホスフィンを用いる、
    ことを特徴とする特胎開求の範囲第8項記載の製造法0
  10. (10)反応をSO″Cないし200°C特に/2j″
    Cないし/73″Cの範囲の温度で行なう、ことを特徴
    とする特YF B求の範囲第1〜q項のいずれか記載の
    製造法。
  11. (11)  20ないし100パールの圧力を用いて実
    施する1ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜70項
    のいずれか記載の製造法。
JP16243182A 1981-09-22 1982-09-20 カルボン酸とカルボン酸エステルの同時製造法 Pending JPS5865239A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8128606 1981-09-22
GB8128606 1981-09-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5865239A true JPS5865239A (ja) 1983-04-18

Family

ID=10524669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16243182A Pending JPS5865239A (ja) 1981-09-22 1982-09-20 カルボン酸とカルボン酸エステルの同時製造法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0075337B1 (ja)
JP (1) JPS5865239A (ja)
AU (1) AU552612B2 (ja)
BR (1) BR8205505A (ja)
CA (1) CA1187097A (ja)
DE (1) DE3267033D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104342A (ja) * 1982-11-04 1984-06-16 ビ−ピ− ケミカルズ リミテツド 酸の製造方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1218999A (en) * 1983-01-25 1987-03-10 Eit Drent Process for the preparation of carboxylic acids and/or esters
DE3429179A1 (de) * 1984-08-08 1986-02-20 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Verfahren zur gemeinsamen herstellung von carbonsaeuren und carbonsaeureanhydriden sowie ggf. carbonsaeureestern
US5672743A (en) * 1993-09-10 1997-09-30 Bp Chemicals Limited Process for the production of acetic acid
GB9503382D0 (en) * 1995-02-21 1995-04-12 Bp Chem Int Ltd Process
CN1295551A (zh) 1998-03-31 2001-05-16 哈尔多·托普森公司 生产乙酸的方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2303271C3 (de) * 1973-01-24 1975-06-26 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur Herstellung von Essigsäure oder deren Gemischen mit Methylacetat
DE3064657D1 (en) * 1979-12-21 1983-09-29 Shell Int Research Process for the co-production of carboxylic acids and carboxylic acid esters

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104342A (ja) * 1982-11-04 1984-06-16 ビ−ピ− ケミカルズ リミテツド 酸の製造方法
JPH0465821B2 (ja) * 1982-11-04 1992-10-21 Bp Chem Int Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
AU552612B2 (en) 1986-06-12
EP0075337A1 (en) 1983-03-30
BR8205505A (pt) 1983-08-23
CA1187097A (en) 1985-05-14
DE3267033D1 (en) 1985-11-28
EP0075337B1 (en) 1985-10-23
AU8853482A (en) 1983-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0031606B1 (en) Process for the co-production of carboxylic acids and carboxylic acid esters
US4377708A (en) Hydrocarboxylation of vinyl alkanoates
JPH0615488B2 (ja) パラジウム触媒によるオレフイン不飽和化合物のカルボニル化法
EP0097978B1 (en) A process for the co-production of carboxylic acids
US5077447A (en) Process for making olefins
US5281751A (en) Synergistic production of carboxylic acids from alcohols
EP0283586A2 (en) Homologation process
CA1187096A (en) Process for the co-production of carboxylic acids and carboxylic acid esters
KR890001915B1 (ko) 유기 카르복실산의 제조방법
US4640802A (en) Process for the co-production of carboxylic acids and carboxylic acid esters
CA1194033A (en) Process for the co-production of carboxylic acids and carboxylic acid esters
JPS5865239A (ja) カルボン酸とカルボン酸エステルの同時製造法
GB2024811A (en) Manufacturers of vicinal glycol esters from synthesis gas
EP0171802A1 (en) Production of carboxylic anhydrides from methyl carboxylates using rhodium complex catalysts
EP0075335B1 (en) Process for the co-production of carboxylic acids and carboxylic acid esters
JPS5995225A (ja) 酢酸エチリデンおよび/または無水酢酸の製造方法
EP0173170B1 (en) Process for the preparation of anhydrous carboxylic acids from alcohols
JPS5865238A (ja) カルボン酸とカルボン酸エステルの同時製造法
JP2756811B2 (ja) カルボン酸またはそれらのエステルの製造方法
US4927967A (en) Production of carboxylic acids from organic formate esters using rhodium complex catalysts
US5026907A (en) Production of carboxylic acids from alcohols using rhodium complex catalysts and organic ester source
EP0065323B1 (en) Process for the co-production of dicarboxylates and acids
EP0146823B1 (en) Production of carboxylic acids from organic formate esters
WO1986000889A1 (en) Production of carboxylic acids from organic formate esters using rhodium complex catalysts
EP0171804B1 (en) Production of acetate esters from alcohols using rhodium complex catalysts