JPS5856863B2 - 熱定着型現像用トナ− - Google Patents

熱定着型現像用トナ−

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JPS5856863B2
JPS5856863B2 JP53047662A JP4766278A JPS5856863B2 JP S5856863 B2 JPS5856863 B2 JP S5856863B2 JP 53047662 A JP53047662 A JP 53047662A JP 4766278 A JP4766278 A JP 4766278A JP S5856863 B2 JPS5856863 B2 JP S5856863B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば電子写真法において得られる静電潜像
を現像するためのトナー、特に熱定着型現像用トナーに
関するものである。
一般にこの種の現体用トナーは、キャリアと共に用いら
れる所謂二成分系トナーと、それ自体に磁性体微粉末か
分散されて成る所謂−成分系トナーとに分類される。
この−成分基トナーは磁性トナーとも呼ばれ、種々の特
徴を有し、実用上好ましいものである。
一方斯かるトナーにより現像されて得られるトナーf剰
ま転写紙等に定着される必要があり、その定着法として
は加熱定着法が広く使用されている。
このうち、特に加熱ローラ定着器による定着法は、接触
型の定着法であるため熱効率が高く、比較的低温の熱源
により確実にトナー像を定着せしめることができ、更に
転写紙がジャムを起こした場合にも発火の危険が極めて
少ない点で好ましい。
而して加熱ローラ定着器の如く加熱体を接触せしめるこ
とによりトナー画像を定着せしめる場合には、加熱体に
トナーの一部が付着して後続の画像部分に転写される所
謂オフセット現象が生ずる虞れがある。
このオフセット現象は、加熱によって溶融したトナーの
粘弾性が適当でなくて過大又は過小のときに生ずるもの
であり、従ってオフセット現象が生じない温度範囲はト
ナーの主成分の−である樹脂の種類及び含有成分の種類
、含有量等によって左右される。
然るに従来の一成分系トナーにおいては、通常40〜7
0重量多の磁性材料微粉末が分散含有されているためそ
の軟化点が二成分系トナーより高くなり、当然定着可能
な最低温度も高くなる。
その結果、オフセット現象が生じない温度範囲であって
しかも定着可能な実用温度範囲は極めて狭く、或いは存
在しないことも稀ではない。
斯かる事情から、従来−成分基トナーにより戒形された
画像を加熱ローラ定着器により定着せしめる場合には、
ローラ表面にシリコーン油を含浸せしめたりローラ表面
にシリコーン油を供給する必要があり、これに伴なって
種々の問題が発生する○ 又従来の一成分系トナーを用いた場合には、感光体等の
潜像支持体(以下「マスター」と称する)の表面が著し
く汚染される。
この現象は、当該トナーか磁性材料微粉末を含有するた
め攪拌時に破砕され易く、その結果生じた微粒子トナー
がマスター表面の凹部に入り込むことにより、更にはト
ナーとマスターとが摺擦するときかかるトナーがマスタ
ー表面に付着することにより生ずるものと推察される。
このようなマスター汚染が進むとマスターに所要の電荷
を付与することかできなくなり、次第に画像濃度が低下
し、マスターの寿命が短くなる。
尚マスター汚染は、上記のように破砕されて生じた微粒
子トナーのみならず、分級操作において除去し得なかっ
た微粒子トナーによっても生ずる。
しかしこの微粒子トナーについては、微粉砕したトナー
をスプレードライヤ等の装置を中いて熱気流中に噴霧す
ることにより、微粒子トナーを大径トナーの表面に融着
せしめて除去することか可能である。
本発明は以上の如き点に鑑み、−成分系磁性トナーであ
って、これにより形成された画像を通常の力ロ熱ローラ
定着器により定着せしめる場合にもオフセット現象が生
じない温度範囲が広く、又マスター汚染の程度が極めて
低いものを提供することを目的とする。
本発明においては、熱可塑性樹脂と磁性材料とを主成分
とする磁性トナーに、更に熱可塑性ゴム状物質と離型性
物質とを含有せしめる。
熱可塑性樹脂としては、スチレン重合体又はスチレンと
他のα、β−不飽和エチレン系単量体との共重合体であ
って、軟化点が60〜200℃、ガラス転移温度が30
〜150°Cのものが好ましい。
磁性材料としては通常1μ以下のマグネタイト微粉末が
用いられるが、コバルト、鉄、ニッケル等の金属、それ
らの合金、フェライト、それらの混合物も使用できる。
ここで前記α、β−不飽和エチレン系単量体としては、
たとえば、α−メチルスチレン、p−工チルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、pn−ブチルスチレン、p
−tert−jチルスチレン、p−n−へキシルスチレ
ン、p −’−n−オクチルスチレン、p −n−ノニ
ルスチレン、p−nデシルスチレン、p−n−ドデシル
スチレン、p−メトキシスチレン、p−フェニルスチレ
ン、p−クロルスチレン、3,4−ジクロルスチレンな
どのスチレン類、ビニルナフタリン類、エチレン、プロ
ピレン、ブチレン、イソブチレンなどのエチレン不飽和
モノオレフィン類、塩化ビニル、臭化ビニル、弗化ビニ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンジェ酸ビニ
ル、酢酸ビニルなどのビニルエステル類、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル アクリル酸n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n
オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ラウリル、
アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル
、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル、
α−クロルアクリル酸メチル、メタアクリル酸メチル、
メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸プロピル、メタ
アクリル酸nブチル、メタアクリル酸イソブチル、メタ
アクリル酸n−オクチル、メタアクリル酸ドデシル、メ
タアクリル酸エチル、メタアクリル酸2−エチルヘキシ
ル、メタアクリル酸ステアリル、メタアクリル酸フェニ
ル、メタアクリル酸ジメチルアミンエチル、メタアクリ
ル酸ジエチルアミンエチルなどのα−メチレン脂肪族モ
ノカルボン酸エステル類、アクリロニトリル、メタアク
リロニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸もしく
はメタアクリル酸誘導体、ビニルメチルエーテル、ビニ
ルエチルエーテル、ビニルイソフチルエーテルなどのビ
ニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニルへキシル
ケトン、メチルイソプロペニルケトンなどのビニルケト
ン類、N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、
N−ビニルインドール、N−ビニルピロールンなどのN
−ビニル化合物などを挙げることができる。
又熱可塑性ゴム状物質としては、アルキレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アルキレン−酢酸ビニル共重合体の部分加
水分解物、アルキレン−酢酸ビニル共重合体と塩化ビニ
ルとのグラフト共重合体、アルキレン−酢酸ビニル共重
合体の部分加水分解物と不飽和有機酸とのグラフト結合
体、アルキレンとα−オレフィンとの共重合体及びスチ
レンブタジェン共重合体その他を挙げることができ、特
にエチレン−酢酸ビニル共重合体又はその部分加水分解
物、エチレンとα−オレフィンとの共重合体が好ましい
この熱可塑性ゴム状物質の含有量は、トナー中に2へ・
20重量饅好性しくは4〜10重量饅とし、又熱可塑性
ゴム状物質がアルキレン−酢酸ビニル共重合体である場
合には、その酢酸ビニル成分の含有量が10〜40重量
饅の共重合体であることが好ましい。
前記熱可塑性ゴム状物質の添加によりマスター汚染が防
止される。
これはこのゴム状物質の添加によりトナー粒子の弾性及
び靭性が増大するからであると考えられる。
ゴム状物質の含有量が過多の場合には、トナーが溶融し
た時の流動性が低下し、又熱的安定性及び粉砕性が低下
する。
又含有量が過多であるとマスター汚染が顕著となる。
又既述のようにこのゴム状物質としてはアルキレン−酢
酸ビニル共重合体が好ましいが、その酢酸ビニル成分の
含有量が過多であるとトナーの軟化点が低下し、熱的安
定性が悪くなり、更にトナーの電気抵抗が低下し、トナ
ーの電荷保持性が悪くなるため、高湿時に画像ニジミが
発生し、又粉砕性も低下する。
含有量が逆に過少であるとマスター汚染及びオフセット
現象が生ずる傾向が大きくなる。
前記離型性物質はオフセット現象の防止に有効であり、
具体的にはポリエチレン、ポリプロピレン等の低分子量
ポリアルキレン樹脂、脂肪酸金属塩、高級脂肪酸、高級
アルコール、高級脂肪酸アミド、天然又は合成パラフィ
ン、これらの混合体その他が用いられる。
この離型性物質のトナーにおける含有量は0.1〜10
重量φ好ましくは1〜3重量多であって、含有量が過少
であればオフセット現象が生ずるようになり、過少であ
ればトナーの流動性が悪くなり、クリーニング性が低下
する。
同磁性体材料はトナーにおいて40〜70重量φの割合
で含有せしめればよい。
この含有量が過多となればトナーの電気抵抗が下がり、
トナーの電荷保持性か悪くなり、画像ニジミが発生する
さらにトナーの軟化点が高くなり、好適な定着を行なう
ことが困難となり、又マスター汚染が増力口する。
逆に過少であれば磁性トナーとしての機能が失なわれる
ようになって所要の帯電能が得られなくなり、又トナー
が飛散し易くなる。
又本発明のトナーは、平均粒径が5〜30μmであり、
実質的には1μm以下のトナーを含有しない。
1μ?n以下のトナーを含有するとマスター汚染が顕著
になる。
又平均粒径が5μm以下の場合にはマスター汚染が発生
し易くなるのみならず、トナーの流動性が著しく悪くな
る。
平均粒径が30μm以上となると画像のアレが目立ち、
実用的なものでなくなる。
本発明トナーには勿論着色剤成分が含有せしめられる。
この着色剤成分としてはカーボンブラック、ニグロシン
等の顔料、染料の一種又はそれ以上を用いることができ
る。
又染料を添加することによってトナーの電荷を制御する
ことができる。
更に本発明の磁性トナーには、所要の流動性を得るため
に、トナーに対し0.1〜1重量重量線水性シリカを添
加することかできる。
本発明トナーは一成分系磁性トナーであって実質的に絶
縁性であり、又定着可能な最低温度の高さが好適である
と共に、この最低温度以上におけるオフセット非発生温
度範囲か140〜240°Cと広範であり、従って通常
のテフロンにより表面加工を施した加熱ローラを有する
定着器により、シリコーン油等を供給することなく、当
該トナーによる画像をオフセット現象を伴なわずに好適
に定着せしめることができる。
又同時に、マスター汚染が著しく低下し、これらの結果
例えば加熱ローラ定着器を有する繰返し転写型電子複写
機用の一成分系トナーとして十分実用に供することがで
きる。
又その製造も従来と同様の方法によって容易に行なうこ
とができるO 本発明の磁性トナーは、電気絶縁性であるとこれにより
形成されるトナー像を好適に静電転写し得るので好まし
い。
しかし導電性であっても本発明の効果が損われることは
ない。
この場合には、転写紙として高抵抗の電気的絶縁紙を用
い、或いは導電性転写ローラ又はシリコーン転写ローラ
にトナー像を一旦転写し、この転写f象を更に受像紙に
再転写することにより、好適な転写を達成することかで
きる。
以下本発明の実施例を具体的に説明するが、これらは本
発明を限定するためのものではない。
尚「部」は重量部を示す。
実施例 l スチレン−アクリル樹脂(スチレン:メタクリル酸ブチ
ル=65:35の重合体・・・・・・・・・・・・40
部磁性粉(チタン工業社製 マピコブラックBL−50
0) ・・・・・・・・・・・・50部エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(東洋曹達工業社製 ウル
トラセン−630)・・・・・・・・・・・・10部ポ
リプロピレン(三洋化成社製 ビスコール660P)
・・・・・・・・・・・・・・・2部カ
ーボンブラック(三菱化成社製 MA−100)・・・
・・・・・・・・・・・・2部 ニゲ陥シン系染料(オリエント化学社製 オイルブラッ
ク BS) ・・・・・・・・・・・・・・
・1部上記処方に基づく混合体を磁性ボールミルで20
時間混合した後、加熱した二本ロールを用いて1時間練
肉した。
得られた塊状体を室温まで冷却した後、ジェットミルで
微粉砕し、得られた粉粒体を、スプレードライヤーを用
いて熱処理をし、更にジグザグ分級機(アルピネ社製)
で平均粒径17μmの本発明の磁性トナーを製造した。
又比較試料として上記処方よりエチレン酢酸ビニル共重
合体を除去した磁性トナーを同様にして作成した0 これら二種類の磁性トナーに0.2重量多の疎水性シリ
カ(日本エアロジル社製 R−972)を添加して試料
とし、これら試料の各々を、磁性トナー用現像器を装着
したU Bix(小西六写真工業社製)複写機に充填し
、酸化亜鉛、感光体を用い加熱ローラ定着器における定
着温度を200’Cに設定して1000コピーのランニ
ングを行なったところ何れの磁性トナーによってもオフ
セット現像の発生は起きず、熱ロール定着が可能である
ことかわかった。
そして本発明の磁性トナーによればかぶりの少ない高濃
度の鮮明な画像が得られ、画質の劣化も非常に少なかっ
た。
しかし比較用磁性トナーによれば1000コピー後マス
ター汚染が反射濃度で0.25あり、ランニングと共に
かぶりが発生し、画像アレ、濃度低下等の画質の劣化が
生じた。
同本発明の磁性トナーによれば1000コピー後のマス
ター汚染は反射濃度で0.03であった。
実施例 2 スチレン−アクリル樹脂(スチレン:メタクリル酸メチ
ル=5:3:2の共重合体)・・・35部磁性(戸田工
業社製 EPT−1000)・・・60部ポリエチレン
(ペトロライト社製 Barec。
2000ポリワツクス) ・・・・・・・・・・・
・14部カーボンブラック(コロンビアカーボン社製ピ
アレス−155) ・・・・・・・・・・・
・・・・2部ニグロシン系染料(オリエント化学社製
オイルブラック SO) ・・・・・・・・・
・・・・・・1部エチレン−α−オレフィン共重合体(
三井石油化学社製 タフマーP−480)・・・・・・
・・・・・・4部上記処方の混合体を磁製ボールミル中
で20時間混合分散した後、エクストルーダーで混練し
た以外は実施例1と同様にして平均粒径15μmの本発
明磁性トナーを製造した。
また比較用磁性トナーとして上記処方よりポリエチレン
を除去した磁性トナーを同様にして作成した。
これら二種類のトナーに、実施例1で用いた疎水性シリ
カを0.4重量多添力口し、磁性トナー用現像器を装着
したU−Bix750(小西六写真工業社製)で画像評
価を行なったところ、何れのトナーによっても高濃度の
かぶりの少ない鮮明な画偉か得られた。
また上記の各磁性トナーを熱ロール定着試験器を用い、
140°Cから220℃まで定着温度を変化せしめて定
着性及びオフセット現象について調べたところ、離型性
物質としてポリエチレンを含有した本発明磁性トナーに
よれば上記測定温度範囲内でオフセット現象の発生はみ
られず、温度160°C以上で、定着可能であることが
わかった。
しかし比較用磁性トナーによれば温度170’Cですで
にオフセット現象が発生し、定着温度も170’C以上
の温度が必要であった。
実施例 3 スチレン樹脂(エッソ石油化学社製 ピコラスチック
D−125) ・・・・・・・・・・・・40
8B磁性粉(チタン工業社製 RB−BL)・・・55
部ポリプロピレン(三洋化成社製 ビスコール660P
) ・・・・・・・・・・・・・・・3
部カーボンブラック(三菱化成社製 MA−8)・・・
・・・・・・・・・・・・2部 ニグロシンベース(オリエント化学社製 オイルブラッ
ク EX) ・・・・・・・・・・・・・・
・1部エチレン−酢酸ビニルの部分加水分解物(三井ポ
リケミカル社製 デュミラン D−219)・・・・・
・・・・・・・・・・5部 上記処方の混合物を実施例1と同様に処理して本発明磁
性トナーを製造し得た。
この磁性トナーを実施例1記載のU−Bix−200O
R(小西六写真工業社製)を用い定着ローラ温度を19
0°Cに設定し、10000コピーのランニング試験を
行なったところオフセット現像の発生はみられなかった
またローラー汚染及びマスター汚染は非常に少なくマス
ター汚染は反射濃度で10000コピー後で0.02か
ら0.05間であった。
定着後の画像においては階調性が非常に良く、かぶり、
画像濃度とも満足できるものであった。
実施例 4 処方−1 スチレン−アクリル樹脂(スチレン:メタクリル酸ブチ
ル:メタクリル酸メチル=5:3:2の共重合体
・・・・・・・・・・・・35部エチレン
−酢酸ビニル(東洋曹達社製 ウルトラセン 630
酢酸ビニル含量16多)・・・5部磁性粉(チタン工業
社製 BL−8P)・・・・・・60部ニグロシンベー
ス(オリエント化学社製 オイルブラック EX)
・・・・・・・・・・・・・・・1部ポリプロ
ピレン(三洋化或社製 ビスコール66P)
・・・・・・・・・・・・・・パ2部カーボンブ
ラック(コロンビアカーボン社製ピアレス−155)
・・・・・・・・・・・・・・・2部処方−
2 スチレン−アクリル樹脂(処方−1と同じ)・・・・・
・・・・・・・25部 エチレン−酢酸ビニル(東洋曹達社製 ウルトラセン
710 VA含量27饅)・・・・・・・・・・・・
15部磁性粉(チタン工業社製 BL−8P)・・・6
0部ニグロシンベース(オリエント化学社製 オイルブ
ラック EX) ・・・・・・・・・・・・
・・・1部ポリプロピレン(三洋化成社製 ビスコール
660P) ・・・・・・・・・・・・
・・・2部カーボンブラック(コロンビアカーボン社製
ピアレス−155) ・・・・・・・・・・
・・・・・2部処方−3 スチレン−アクリル樹脂(処方−1と同じ)・・・・・
・・・・・・・15部 エチレン−酢酸ビニル(東洋曹達社製 ウルトラセン
541 VA含量10%)・・・・・・・・・・・・
25部磁性粉(チタン工業社製 BL−8P)・・・6
0部ニグロシンベース(オリエント化学社製 オイルブ
ラック EX) ・・・・・・・・・・・・
・・・1部ポリプロピレン(三洋化成社製 ビスコール
660P) ・・・・・・・・・・・・
・・・2部カーボンブラック(コロンビアカーボン社製
ピアレス−155) ・・・・・・・・・・
・・・・・2部処方−4 スチレン−アクリル樹脂(処方−1と同じ)・・・・・
・・・・・・・30部 エチレン−酢酸ビニル(東洋曹達社製 ウルトラセン
760 VA含量40φ)・・・・・・・・・・・・
10部磁性粉(チタン工業社製 BL−8P)・・・6
0部ニグロシンベース(オリエント化学社製 オイルブ
ラック EX) ・・・・・・・・・・・・
・・・1部ポリプロピレン(三洋化成社製 ビスコール
660P) ・・・・・・・・・・・・
・・・2部カーボンブラック(コロンビアカーボン社製
ピアレス−155) ・・・・・・・・・・
・・・・・2部上記各処方の混合体を熱ロールで溶融練
肉した後、冷却し粗砕を行なった。
粗砕物をエクストルーダーでさらに練肉した。
その後の微粉砕からの造粒工程は実施例1と同様にして
平均粒径15μnの磁性トナーを製造した。
これらの磁性トナーに実施例1で用いた疎水性シリカを
0.2重量多添加し、実施例1記載のUBix 20
00 Rで1000コピーのランニングを行ない更に実
施例2記載の熱ロール試験器で定着性及びオフセット現
象について調べ、又各磁性トナーを温度50℃、相対湿
度80φの恒温湿槽内に10日間保存し、耐熱耐湿性を
調べた。
これらの結果を下表に示す。
この表から理解されるように、本発明トナーによれば優
れた特性を有し、特にオフセット現象が防止され、又マ
スター汚染が防止される点で優れている。
同ゴム状物質の含有量が多くなった場合、又はゴム状物
質かエチレン−酢酸ビニル共重合体であるときにその酢
酸ビニル成分含有量が多くなった場合には実際には粉砕
造粒性が悪化するため、粉砕後の分級工程において所要
粒度のトナーが得られる量が少なくなり、得策ではない

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱可塑性樹脂と、熱可塑性ゴム状物質と、トナー重
    量に対して40〜70重量φの磁性材料と0.1〜10
    重量φ重量型性物質とを含有して成り、前記熱可塑性樹
    脂が、スチレン重合体及びスチレンと他のα、β−不飽
    和エチレン系単量体との共重合体の少なくとも一方であ
    ることを特徴とする熱定着型現像用トナー。
JP53047662A 1978-04-24 1978-04-24 熱定着型現像用トナ− Expired JPS5856863B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53047662A JPS5856863B2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24 熱定着型現像用トナ−
DE19792916079 DE2916079C2 (de) 1978-04-24 1979-04-20 Elektrisch nichtleitender Einkomponententoner und Verwendung desselben

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53047662A JPS5856863B2 (ja) 1978-04-24 1978-04-24 熱定着型現像用トナ−

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