JPS5856658B2 - 型材の押出方法および押出装置 - Google Patents

型材の押出方法および押出装置

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Publication number
JPS5856658B2
JPS5856658B2 JP49053123A JP5312374A JPS5856658B2 JP S5856658 B2 JPS5856658 B2 JP S5856658B2 JP 49053123 A JP49053123 A JP 49053123A JP 5312374 A JP5312374 A JP 5312374A JP S5856658 B2 JPS5856658 B2 JP S5856658B2
Authority
JP
Japan
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die
extrusion
air
air supply
extruding
Prior art date
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Expired
Application number
JP49053123A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS50144659A (ja
Inventor
栄 岡田
幸逸 岩田
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MA Aluminum Corp
Original Assignee
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Aluminum Co Ltd filed Critical Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Publication of JPS50144659A publication Critical patent/JPS50144659A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Extrusion Of Metal (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は型材押出の際に、同一型材については各部分
の寸法精度の向上をはかり、同時に複数本の型材を押し
出す際には、各型材の長さをはg同一に調整することを
目的とした型材の押出方法および押出装置に関するもの
である。
従来型材押出時の製品の寸法精度は専らダイスの修正に
依存していたのであるが、押出孔の摩耗による精度低下
にはダイスを取換えなげればならなかったので、摩耗程
度が夕゛イスの寿命を左右していた。
また同一ダイスより複数本の型材を同時に押出す時には
、長さの不揃な補正する為の切り捨代が大きくなり、製
品歩留りを低下させる大きな原因になっていた。
即ち同一ダイスによって複数本の型材を同時に押出す時
には、最も短い製品の長さに揃えて切断するので、長い
ものはそれだけ無駄になる。
このように同時に押出した型材の長さが異る原因はダイ
ス製品のバラツキ、ダイス修正のバラツキ、プレスセン
ター狂、およびダイスの温度、強度、ベアリング面の摩
擦並びに摩耗などの諸条件が微妙に影響するものと考え
られ、熟練した技術者が経験に基づい像度Q技術により
修正しても、前記歩留を向上させることはきわめて困難
であり、押出作業中に経時的に型材の長さが変化する場
合もあって、従来知られている修正方法では修正不可能
とされていた。
然るにこの発明によれば、ダイスを局部的に冷却するこ
とによって、押出孔の条件を微妙に修正することが可能
となり、作業中に製品を見乍ら修正することもできるの
で、きわめて精度の高い修正を可能にし、製品の歩留り
を飛躍的に向上させることに成功したものである。
また一つのダイスより一本の型材を押し出す際には、製
品長さの不揃による歩留りの低下は考えられないが、型
材断面の各部に作用する応力の不均衡によって製品が彎
曲又は変形し、製品格下げによる歩留りの低下があり、
これを防止する為の押出孔の修正にも前記のような限度
があって、歩留りの向上を困難にしていたのであるが、
この発明によれば、押し出し孔を局部的に冷却して押出
孔寸法を修正することができるので、上記欠点の是正も
可能になったのである。
即ちこの発明を実施例について説明すれば、グイリング
1の上部内壁および下部内壁へ夫々60度の角度を保っ
て空気吹出口28s 2b、 2c。
2dを穿設し、該空気吹出口2a、2bは送気管3.4
と連結し、空気吹出口2c、2dはグイリング内の通気
孔5,6を介して送気管7.8と連結し、各空気吹出口
2a、2b、2cs 2dにはダイリングの内壁およ
び側壁に設けた排気溝9゜9を連設する。
図中10はダイス、11.lla。1 l b、 1
1 c、 11 dは押し出し孔である。
尚第1図は一個のダイスに一個の押し出し孔を設けた実
施例であり、第2図は一個のダイスに4個の押し出し孔
を設けた実施例である。
第1図の実施例において、型材が右に曲がって押し出さ
れる時(右側の摩擦が大きい)には、空気吹出口2aよ
り適量の空気を吹き出して、押し出し孔の左側を冷却し
て押し出し孔の寸法を修正し、その摩擦を増770させ
、型材が左側に曲る時には、空気吹出口2bより適量の
空気を吹き出して、押し出し孔の右側の寸法を修正して
摩擦抵抗を増加させるなどの修正により型材を真直に押
し出すようにすることができる。
また第2図の実施例は押し出し孔を4個設けたものであ
る。
この場合に押し出し孔11aの型材が長く出る時には、
空気吹出口2aより適量の空気を吹き出して押し出し孔
11aの附近を冷却し、その押し出し孔の寸法を修正し
て摩擦抵抗を増加させることにより、型材の長さを修正
前より短かくすることができる。
第4図は第2図のダイスを使用して、4本の型材を同時
に押し出した場合の実験結果を示す。
押し出し長さと押し出し本数とのグラフである。
このグラフ中押し出し本数20本までは空気による修正
をしなかったので、型材の長さは26胤〜31771の
間にバラツキ、各型材の長短の間に5扉の差が認められ
た。
そこで空気により冷却したところ(20本以上)殆んど
28m〜29mの間に入れるようになり、50本〜60
本の間で若干乱れたが、その後再修正によって75本以
後における型材の長さは28.5mにほぼ安定した。
前記において50〜60本の位置でや1乱れたけれども
、ダイスの押し出し孔の状態が安定しなかったり、調整
が十分でなかった為と推定され、その後の再調整によっ
て型材の長短の差は殆んどなくなり、所期の目的を達威
したことが認められる。
この発明は金属材料(例えばアルミ:トム)の押出しに
有効であることは勿論であるが、合成樹脂の押出しにつ
いても使用することができる。
即ちこの発明によればダイスの周縁部又はバッカーの周
縁部へ局部的に冷却用空気を吹きつげて、押出条件を変
えるので、ダイスの機械的修正で達威し得ないような高
精度の修正をなし得ると共に、一つのダイスより複数の
型材を押し出す際には、各型材を均等条件で押し出すよ
うに個々に修正できる効果がある。
また押し出し孔が摩耗した際にもダイスを冷却して使用
することによって型材の肉厚を通常(冷却しない時)よ
り薄く押し出し使用寿命を延ばし得る効果がある。
またこの方法の発明によれば、送気量を調節することに
よってダイスの温度を制御し、これにより所望の押し出
し状態を保つことができるので、調節に高度の熟練を必
要とせず、作業中の調節ができるので稼動率の低下を招
くおそれがないなど、実施上多大の効果がある。
またこの発明の装置によれば、ダイリングの内壁へ吹出
口を設けたので、ダイスの周縁を冷却し、押し出し孔部
の状態を制御することができる。
またダイリングの内壁および側壁へ排気溝を設けたので
、冷却空気は円滑に排除され、滞留のおそれがないので
、冷却効果を向上し得ると共に、騒音を生じるおそれも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施ダイス中押し出し孔1つの場合
の正面図、第2図は同じく押し出し孔4つの場合の正面
図、第3図は同じく第2図中A−A線の断面図、第4図
は第2図のダイスを使用してアル□ニューム型材を押し
出した場合に中途よりこの発明を用いたものにおける型
材の長さと、型材の押し出し本数との関係を示すグラフ
である。 1・・・・・・ダイリング、2as 2b、2cs
2a・・・、・・空気吹出口、3. 4. 7. 8
・・・・・・送気管、9・・・・・・排気溝、10・・
・・・・ダイス、lla、11b。 11c、lld・・・・・・押し出しL

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ダイス又はバッカーの周縁部へ局部的に冷却用気体
    を吹きつげて当該局部の摩擦係数を増すことにより、押
    出条件を変えることを特徴とした型材の押出方法。 2 ダイスを嵌着するダイリングの内壁の複数f同所へ
    冷却気体の吹出口を各々穿設し、該吹出口を夫々送気管
    と連結してあり、前記各送気管は、選択送風させること
    ができるようにしたことを特徴とする型材押出装置。 3 ダイスを嵌着するダイリングの内壁の複数適所へ、
    冷却気体の吹出口を各々穿設し、該吹出口を夫々送気管
    と連結すると共に、前記吹出口よりダイリングの内壁お
    よび側壁へ排気溝を連設し、前記各送気管は、選択送風
    させることができるよ゛うにしたことを特徴とする型材
    押出装置。
JP49053123A 1974-05-13 1974-05-13 型材の押出方法および押出装置 Expired JPS5856658B2 (ja)

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JP49053123A JPS5856658B2 (ja) 1974-05-13 1974-05-13 型材の押出方法および押出装置

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JPS50144659A JPS50144659A (ja) 1975-11-20
JPS5856658B2 true JPS5856658B2 (ja) 1983-12-16

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ID=12934018

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01218714A (ja) * 1988-02-26 1989-08-31 Showa Alum Corp 押出形材の製造用ダイス
JP5783565B2 (ja) * 2011-09-06 2015-09-24 理研軽金属工業株式会社 押出ダイスユニット

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JPS50144659A (ja) 1975-11-20

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