JPS5856216Y2 - 容易開封容器 - Google Patents
容易開封容器Info
- Publication number
- JPS5856216Y2 JPS5856216Y2 JP1978036780U JP3678078U JPS5856216Y2 JP S5856216 Y2 JPS5856216 Y2 JP S5856216Y2 JP 1978036780 U JP1978036780 U JP 1978036780U JP 3678078 U JP3678078 U JP 3678078U JP S5856216 Y2 JPS5856216 Y2 JP S5856216Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- annular
- easy
- container mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、アルミニウム箔等を含む積層可撓性蓋体を被
蓋した容易開封容器に係るものであって、尚詳しくは、
容器口部の上面に高低を付し、蓋体との接着部分となる
高部の形状を連続した環状にして、且つ少くとも外周円
を鋸歯状とし、該容器口部に蓋体を被蓋し強固に接着し
た構造を特徴とする容易開封容器である。
蓋した容易開封容器に係るものであって、尚詳しくは、
容器口部の上面に高低を付し、蓋体との接着部分となる
高部の形状を連続した環状にして、且つ少くとも外周円
を鋸歯状とし、該容器口部に蓋体を被蓋し強固に接着し
た構造を特徴とする容易開封容器である。
プラスチック成形容器の多くは、従来真空成形方法によ
り安価に製造し得るのみでなく、能率的にして確実に密
封し得る故、各種の収容容器の簡易包装用に使用されて
来た。
り安価に製造し得るのみでなく、能率的にして確実に密
封し得る故、各種の収容容器の簡易包装用に使用されて
来た。
そして製造工程が非常に簡単である利点を採り、最近は
、加熱殺菌を施すような保存食品用に真空成形に代って
射出成型容器を使用するようになった。
、加熱殺菌を施すような保存食品用に真空成形に代って
射出成型容器を使用するようになった。
そこで、密封後に加熱殺菌を施すような保存食品用の容
器にあっては、加熱の際における内圧の上昇に耐える強
度を具えた密封を施さねばならない。
器にあっては、加熱の際における内圧の上昇に耐える強
度を具えた密封を施さねばならない。
ところで、アルミ箔とプラスチックスフィルムとを積層
した、従来のプラスチックス成型容器用蓋材をもって被
蓋する場合であっても、被蓋接着強度については、従来
よりも接触強度を非常に強化しであるから、指先でもっ
て蓋体を容器から引き剥がして開口することが容易でな
い。
した、従来のプラスチックス成型容器用蓋材をもって被
蓋する場合であっても、被蓋接着強度については、従来
よりも接触強度を非常に強化しであるから、指先でもっ
て蓋体を容器から引き剥がして開口することが容易でな
い。
本考案は、加熱殺菌に耐える強い接着強度を具えた積層
可撓性蓋体を被蓋し乍ら、容易に開封し得るものである
こと下記の通り。
可撓性蓋体を被蓋し乍ら、容易に開封し得るものである
こと下記の通り。
第１図に示す如く容器１０ ａの胴壁１１ ａ上端に放
射方向へ延設した口縁鍔部１２ ａの上面部１３ａにお
いて、第２図に示す如く被蓋する蓋体２０ ａの裏面と
接する上面１３Ｈの内側周部を高部１４ ａとなし蓋体
２０ａの裏面に接しない低部１５ａを上平面部の外側周
部に形成し、且つ前記高部１４ａの外側段部を円周方向
に鋸歯状とし、以て高部１４ ａの外側縁に多数の放射
方向への尖端部１６ａを形成する。
射方向へ延設した口縁鍔部１２ ａの上面部１３ａにお
いて、第２図に示す如く被蓋する蓋体２０ ａの裏面と
接する上面１３Ｈの内側周部を高部１４ ａとなし蓋体
２０ａの裏面に接しない低部１５ａを上平面部の外側周
部に形成し、且つ前記高部１４ａの外側段部を円周方向
に鋸歯状とし、以て高部１４ ａの外側縁に多数の放射
方向への尖端部１６ａを形成する。
この環状高部１４ａの形成は容ご器１０ ａの成形時に
行う故、成形製造は容易に行い得る。
行う故、成形製造は容易に行い得る。
このような容器に積層可撓性性合成樹脂製蓋材２０ ａ
を被蓋してシールを施す場合に、当然に前記高部１４
ａの形状に応じた接着が生じる。
を被蓋してシールを施す場合に、当然に前記高部１４
ａの形状に応じた接着が生じる。
即ち、容器口縁鍔部１２ａと蓋体２０ ａとの接着部分
１７ ａは容器口縁鍔部１２ ａに沿って環状であるが
、該環状接着部分の外側縁が鋸歯状にして放射方向へ多
数の尖端部１６ａを具えた形状の接着面となる。
１７ ａは容器口縁鍔部１２ ａに沿って環状であるが
、該環状接着部分の外側縁が鋸歯状にして放射方向へ多
数の尖端部１６ａを具えた形状の接着面となる。
従って従来の如く鍔部上面部１３Ｈの全面を単一平面と
してこれに蓋体をシールした場合に比較して接着面積が
数分の−に減少する。
してこれに蓋体をシールした場合に比較して接着面積が
数分の−に減少する。
加えるにシールした蓋体２０ａを剥離する場合における
初期の剥離現象が接着部分の尖端部１６ａにおいて生じ
るから、初期剥離が非常に容易であり蓋体の除去も容易
である。
初期の剥離現象が接着部分の尖端部１６ａにおいて生じ
るから、初期剥離が非常に容易であり蓋体の除去も容易
である。
そして、接着部分となる環状高部１４ ａはその外周段
部を鋸歯状とすることにより尖端部１６ ａを外側縁に
多数有する故、蓋体２０ ａを容器１０ ａに被蓋する
に際し蓋体と容器との向きを定める必要がなく又、開封
に際しても全周のどの位置からでも開封を容易に行ない
得るものである。
部を鋸歯状とすることにより尖端部１６ ａを外側縁に
多数有する故、蓋体２０ ａを容器１０ ａに被蓋する
に際し蓋体と容器との向きを定める必要がなく又、開封
に際しても全周のどの位置からでも開封を容易に行ない
得るものである。
更に、環状高部１４ ａをもって蓋体２０ ａを接着す
ることにより接着面積が減少する故、接着面に内容物等
が異物として付着する可能性が減少し、又、異物が付着
してもシール時に接着面である環状高部１４ ａ上面か
ら低部１５ ａ又は容器内に押し出され、接着部分１７
ａに残存して接着不良を生じさせる虞れを少くする利
点をも有する。
ることにより接着面積が減少する故、接着面に内容物等
が異物として付着する可能性が減少し、又、異物が付着
してもシール時に接着面である環状高部１４ ａ上面か
ら低部１５ ａ又は容器内に押し出され、接着部分１７
ａに残存して接着不良を生じさせる虞れを少くする利
点をも有する。
本考案の他の実施例は、第３図に示す如く容器１０ ｂ
の胴壁１１ ｂの上端に放射方向へ延設した口縁鍔部１
２ｂの上面１３ｂにおいて、第４図に示す如く被蓋する
積層可撓性合成樹脂製蓋体２０ ｂの裏面と接しない低
部を上面部の内側周部との両者１５ ｂ 、１５ ｂ’
に形成することによって、上面部１３ｂ中夫に容器口部
に沿った環状高部１４ｂを蓋体の裏面と接するように形
成し、且つ前記高部１４ｂの外側周部の低部１５ ｂと
の境界段差部分を鋸歯状とすると共に、内側周部の低部
１５ｂとの境界段差部分をも鋸歯状とする。
の胴壁１１ ｂの上端に放射方向へ延設した口縁鍔部１
２ｂの上面１３ｂにおいて、第４図に示す如く被蓋する
積層可撓性合成樹脂製蓋体２０ ｂの裏面と接しない低
部を上面部の内側周部との両者１５ ｂ 、１５ ｂ’
に形成することによって、上面部１３ｂ中夫に容器口部
に沿った環状高部１４ｂを蓋体の裏面と接するように形
成し、且つ前記高部１４ｂの外側周部の低部１５ ｂと
の境界段差部分を鋸歯状とすると共に、内側周部の低部
１５ｂとの境界段差部分をも鋸歯状とする。
且つ両低部１５ ｂ 、１５ ｂ’との境界段部の鋸歯
状を平行に設ける場合には両低部１５ ｂ 、１５ ｂ
’間の高部１４ｂは非常に接着面積を減少するのみでな
く接着部分そのものが鋸歯状に蛇行し乍ら容器口部に環
状となる。
状を平行に設ける場合には両低部１５ ｂ 、１５ ｂ
’間の高部１４ｂは非常に接着面積を減少するのみでな
く接着部分そのものが鋸歯状に蛇行し乍ら容器口部に環
状となる。
このように第２実施例は蓋体２０ ｂと容器口縁鍔部１
２ ｂとの面積が、従来の口縁鍔部に対し接着せしめて
いた場合よりも数分の−に減少するのみでなく、接着部
分の外周縁が鋸歯状で放射方向へ尖端部１６ｂを形成し
ているから、全周のどの位置からでも容易に開封し得る
ことは第１実施例と同様であり、接着部分１７ｂが蛇行
した線状の如く幅が狭い故、接着面に付着した異物は第
１実施例の場合よりも一層容易に外側周部及び内側周部
の低部１５ ｂ、１５ ｂ’に押し出され、異物による
接着不良を防止し得るものであり、且つ、開封に際して
も接着部分１７ｂの幅が狭い故、蓋体と容器とが強固に
接着していても剥離を容易に行い得る利点を有する。
２ ｂとの面積が、従来の口縁鍔部に対し接着せしめて
いた場合よりも数分の−に減少するのみでなく、接着部
分の外周縁が鋸歯状で放射方向へ尖端部１６ｂを形成し
ているから、全周のどの位置からでも容易に開封し得る
ことは第１実施例と同様であり、接着部分１７ｂが蛇行
した線状の如く幅が狭い故、接着面に付着した異物は第
１実施例の場合よりも一層容易に外側周部及び内側周部
の低部１５ ｂ、１５ ｂ’に押し出され、異物による
接着不良を防止し得るものであり、且つ、開封に際して
も接着部分１７ｂの幅が狭い故、蓋体と容器とが強固に
接着していても剥離を容易に行い得る利点を有する。
、尚、環状高部１４ｂと内側周部１５ｂ′との境界段差
部分は鋸歯状に限るものではない。
部分は鋸歯状に限るものではない。
上述の如く本考案は蓋体２０と容器１０の口部との接着
に関し、容器口部に沿って環状をした接着部分である容
器口部上面の形状を、外側縁が鋸歯状に蛇行して放射方
向へ多数の先鋭突部１６を具えた環状の高部形状とし、
該容器口部の［コ縁鍔部１２の上面部１３をもって容器
口部に形成した環状高部１４へ蓋体２０を接着した構造
を特徴とする容易開封容器であるから、容易に蓋体２０
を容器１０に強固に接着させることができ且つ、開封に
際しても容易に蓋体２０を剥離し得る容器である。
に関し、容器口部に沿って環状をした接着部分である容
器口部上面の形状を、外側縁が鋸歯状に蛇行して放射方
向へ多数の先鋭突部１６を具えた環状の高部形状とし、
該容器口部の［コ縁鍔部１２の上面部１３をもって容器
口部に形成した環状高部１４へ蓋体２０を接着した構造
を特徴とする容易開封容器であるから、容易に蓋体２０
を容器１０に強固に接着させることができ且つ、開封に
際しても容易に蓋体２０を剥離し得る容器である。
第１図、第２図は本考案に係る実施例を示す要部断面図
にして、第３図、第４図は第２実施例の要部垂直断面図
及び平面図。 １０一容器、１１−胴壁、１２−口縁鍔部、１３−鍔部
上面部、１４＝高部、１５−低部、１６＝尖端部、１７
−接着部、２０−蓋体。
にして、第３図、第４図は第２実施例の要部垂直断面図
及び平面図。 １０一容器、１１−胴壁、１２−口縁鍔部、１３−鍔部
上面部、１４＝高部、１５−低部、１６＝尖端部、１７
−接着部、２０−蓋体。
Claims (2)
- （１）蓋体と容器口部との接着に関し、容器口部に沿っ
て環状をした接着部分である容器口部上面の形状を、外
側縁が鋸歯状蛇行して放射方向へ多数の先鋭突部を具え
た環状の高部形状とし、該容器口部の鍔部上面部を覆う
蓋体をもって容器口部に形成した環状高部へ蓋体を接着
した構造を特徴とする容易開封容器。 - （２）環状の接着部分である環状高部の内側縁にも低部
を有せしめて蓋体を容器口部に接着した構造を特徴とす
る第１項記載の容易開封容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978036780U JPS5856216Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | 容易開封容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978036780U JPS5856216Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | 容易開封容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54142222U JPS54142222U (ja) | 1979-10-03 |
| JPS5856216Y2 true JPS5856216Y2 (ja) | 1983-12-24 |
Family
ID=28898592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978036780U Expired JPS5856216Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | 容易開封容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5856216Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002125561A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-08 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 虫の誘引餌容器 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0248377Y2 (ja) * | 1985-05-01 | 1990-12-19 | ||
| JPS61273363A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-12-03 | 東洋アルミニウム株式会社 | 密封包装体 |
| JPH0620907B2 (ja) * | 1985-09-06 | 1994-03-23 | 東洋アルミニウム株式会社 | 密封包装袋 |
| JP4270621B2 (ja) * | 1998-12-17 | 2009-06-03 | 大日本印刷株式会社 | レトルト用射出成形容器 |
| JP6274513B2 (ja) * | 2014-01-22 | 2018-02-07 | 東罐興業株式会社 | 容器本体および容器 |
| JP2021084688A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 株式会社カーメイト | 包装体封止構造 |
| JP7396021B2 (ja) * | 2019-12-18 | 2023-12-12 | 大日本印刷株式会社 | 包装容器及び包装容器の使用方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4829583A (ja) * | 1971-08-14 | 1973-04-19 | ||
| JPS5025397A (ja) * | 1972-11-10 | 1975-03-18 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5041901U (ja) * | 1973-08-10 | 1975-04-28 |
-
1978
- 1978-03-24 JP JP1978036780U patent/JPS5856216Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4829583A (ja) * | 1971-08-14 | 1973-04-19 | ||
| JPS5025397A (ja) * | 1972-11-10 | 1975-03-18 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002125561A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-08 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 虫の誘引餌容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54142222U (ja) | 1979-10-03 |
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