JPS5855847B2 - 二重管製造方法 - Google Patents
二重管製造方法Info
- Publication number
- JPS5855847B2 JPS5855847B2 JP16201280A JP16201280A JPS5855847B2 JP S5855847 B2 JPS5855847 B2 JP S5855847B2 JP 16201280 A JP16201280 A JP 16201280A JP 16201280 A JP16201280 A JP 16201280A JP S5855847 B2 JPS5855847 B2 JP S5855847B2
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- Japan
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- pipe
- tube
- diameter
- inner tube
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
開示技術は油送管、油井管等の自緊二重管製造に際し内
管加圧を用いる技術分野に属する。
管加圧を用いる技術分野に属する。
而して、この発明は該油送管等の二重管を製造するに際
し、内外管を相対重層するに外管を加熱膨径し内管を冷
却縮径し、而して該内管に拡管圧力を加圧して両管を緊
着締結させ自緊二重管とする製造方法に関するものであ
り、特に、加熱外管に対するに内管に対して非圧縮性流
体の水を充満して冷却させると共に該冷却水内に火薬等
を装備させて爆発させその瞬発エネルギーにより両管を
緊結締着させ、外管冷却縮径、内管昇温増径により自緊
させる様にした二重管製造方法に係るものである。
し、内外管を相対重層するに外管を加熱膨径し内管を冷
却縮径し、而して該内管に拡管圧力を加圧して両管を緊
着締結させ自緊二重管とする製造方法に関するものであ
り、特に、加熱外管に対するに内管に対して非圧縮性流
体の水を充満して冷却させると共に該冷却水内に火薬等
を装備させて爆発させその瞬発エネルギーにより両管を
緊結締着させ、外管冷却縮径、内管昇温増径により自緊
させる様にした二重管製造方法に係るものである。
周知の様に油送管、油井管の如き腐蝕性流体の輸送管に
は耐圧、耐熱性等の外的条件に対処すると共に耐蝕性の
内的条件に対処するべく一般に前者に対して炭素鋼管等
の外管を後者に対してステンレス管等の内管を配設した
二重管を用いる設計が採用されている。
は耐圧、耐熱性等の外的条件に対処すると共に耐蝕性の
内的条件に対処するべく一般に前者に対して炭素鋼管等
の外管を後者に対してステンレス管等の内管を配設した
二重管を用いる設計が採用されている。
而して、該種線重管は当然のことながら異材質から来る
熱膨張係数の差等により稼動状態に於けるずれ、局部挫
屈、応力集中、疲労破壊を避けるべく充分な締め代を有
する緊結タイプのものが望まれている。
熱膨張係数の差等により稼動状態に於けるずれ、局部挫
屈、応力集中、疲労破壊を避けるべく充分な締め代を有
する緊結タイプのものが望まれている。
このため、従来、焼ばめ、液圧拡管等による緊結二重管
製造方法が開発されて来ているが、精度、コストの点等
で満足出来ない欠点があった。
製造方法が開発されて来ているが、精度、コストの点等
で満足出来ない欠点があった。
これに対して、出願人の先願である多くの発明に於て外
管加熱、内管冷却、而して、両者併用等の所謂熱拡管法
が案出され、極めて効率的製造がなされる様になって来
た。
管加熱、内管冷却、而して、両者併用等の所謂熱拡管法
が案出され、極めて効率的製造がなされる様になって来
た。
さりながら、外管加熱状態に於ける内管冷却拡管のプロ
セスに於て、該内管に水を供給し、冷却を企ると共に拡
管圧力を印加するための圧力媒体を冷却媒体と兼用させ
る様にすることはさまざまな問題を有していることが分
った。
セスに於て、該内管に水を供給し、冷却を企ると共に拡
管圧力を印加するための圧力媒体を冷却媒体と兼用させ
る様にすることはさまざまな問題を有していることが分
った。
即ち、内管に対する水圧を加圧するプロセスでポンプ容
量等の制約から相当の時間がか〜す、そのため初期温度
差が加圧時の温度差に於て相当に少くなってしまい内外
管の温度伝達が行われるという欠点があり、又、時間が
長くかNることから能率が悪い難点もあった。
量等の制約から相当の時間がか〜す、そのため初期温度
差が加圧時の温度差に於て相当に少くなってしまい内外
管の温度伝達が行われるという欠点があり、又、時間が
長くかNることから能率が悪い難点もあった。
加えて、加圧時の温度差を確保するため、初期温度差を
大きくするため、エネルギーロスが大きく、コスト高に
なる不利点があり、更に締め代設計が大きくとれない不
都合さもあった。
大きくするため、エネルギーロスが大きく、コスト高に
なる不利点があり、更に締め代設計が大きくとれない不
都合さもあった。
この発明の目的は上記従来技術に基づく熱拡管法による
自緊二重管製造方法の問題点に鑑み、加熱外管に対する
内管を冷却水により縮管する様にし、該冷却水内に軸方
向セットした火薬、細導線等を爆発させ、その瞬発エネ
ルギーにより非圧縮性水を全して内管を増径させて加圧
拡管し外管に緊結装着し、その後内管を昇温させ、外管
を冷却し増径縮管により自緊させ充分な強固締め代の二
重管を得る様にした優れた二重管製造方法を提供せんと
するものである。
自緊二重管製造方法の問題点に鑑み、加熱外管に対する
内管を冷却水により縮管する様にし、該冷却水内に軸方
向セットした火薬、細導線等を爆発させ、その瞬発エネ
ルギーにより非圧縮性水を全して内管を増径させて加圧
拡管し外管に緊結装着し、その後内管を昇温させ、外管
を冷却し増径縮管により自緊させ充分な強固締め代の二
重管を得る様にした優れた二重管製造方法を提供せんと
するものである。
次に上記目的に沿うこの発明の実施例を図面を参照して
説明すれば以下の通りである。
説明すれば以下の通りである。
第1図に示す様に所定長の炭素鋼管製外管、1に対して
僅少径のステンレス製内管2を挿入重層させ、第2図の
様にセットし、続いて該内管2の端部に所定バー状火薬
3を適宜張設したキャップ4゜4を栓蓋密封する様にし
、両端から適宜油圧支持部材5,5でクランプ状態にし
、該キャップ4の一方に設けた逆止弁付給水口6を介し
て所定温度に冷却された冷却水7をパイプ8から供給し
て充満させ縮管させると共に外管1に対して外側から予
め加熱オイル9で熱されたオイルジャケット10を近接
囲繞させて加熱拡管させ、第3図に示す様に温度差によ
る径差を与える。
僅少径のステンレス製内管2を挿入重層させ、第2図の
様にセットし、続いて該内管2の端部に所定バー状火薬
3を適宜張設したキャップ4゜4を栓蓋密封する様にし
、両端から適宜油圧支持部材5,5でクランプ状態にし
、該キャップ4の一方に設けた逆止弁付給水口6を介し
て所定温度に冷却された冷却水7をパイプ8から供給し
て充満させ縮管させると共に外管1に対して外側から予
め加熱オイル9で熱されたオイルジャケット10を近接
囲繞させて加熱拡管させ、第3図に示す様に温度差によ
る径差を与える。
当該プロセスは第6図に於て内管2については42口に
外管についてはイ、げに径ωが変化しそれぞれDisか
らDieへ、DosからDoHに縮管されている。
外管についてはイ、げに径ωが変化しそれぞれDisか
らDieへ、DosからDoHに縮管されている。
而して、上記加熱、冷却による拡管、縮管が得られた状
態でリード11を介し図示しない起爆電流を通電し起爆
剤12を起爆させ、瞬間的に火薬3を爆発させる。
態でリード11を介し図示しない起爆電流を通電し起爆
剤12を起爆させ、瞬間的に火薬3を爆発させる。
従って、第4図に示す様にその瞬発力fは内管2をして
急激に拡管し外管IK当接すると共に更に該外管をも伴
って拡管増径する。
急激に拡管し外管IK当接すると共に更に該外管をも伴
って拡管増径する。
この間、該爆発力fは冷却水7の非圧縮性により均一に
周方向に伝達され、その間のプロセスは第6図に於て内
管2については口、ハ、外管1については口′、バに示
され、冷却水7は逆止弁給水口6により阻止され逸水し
ない。
周方向に伝達され、その間のプロセスは第6図に於て内
管2については口、ハ、外管1については口′、バに示
され、冷却水7は逆止弁給水口6により阻止され逸水し
ない。
そして、爆発後圧力減少して内管2は第6図で八から二
に、又、外管1はパから:にそれぞれDie 、 Do
sに縮径する。
に、又、外管1はパから:にそれぞれDie 、 Do
sに縮径する。
又、軸方向爆発力は油圧ジヤツキの支持部材5゜5によ
り充分吸収支持される。
り充分吸収支持される。
この様にして火薬3の爆発が行われて内管2及び外管1
が第6図に示す様に径をDic 、 Dosにされると
直ちに他方のキャップ4の電磁バルブ13を開いて冷却
水Iを排水すると共に油圧ジヤツキを縮退しキャップ4
,4を解離し、併せてオイルジャケット10を外管1か
ら離反させ、内外管2゜1を自然温度に移行させる。
が第6図に示す様に径をDic 、 Dosにされると
直ちに他方のキャップ4の電磁バルブ13を開いて冷却
水Iを排水すると共に油圧ジヤツキを縮退しキャップ4
,4を解離し、併せてオイルジャケット10を外管1か
ら離反させ、内外管2゜1を自然温度に移行させる。
すると、外管1は加熱状態から自然温度に、即ち、冷却
状態に移行し、縮径状態が始まり、第6図二重からボに
移行しDosからDoc に変化し、一方、内管2は
冷却状態から昇温して二からホに増径し、DieからD
iHに変化し、その結果、第6図に示す様にJDだけの
締め代が太き(とれる。
状態に移行し、縮径状態が始まり、第6図二重からボに
移行しDosからDoc に変化し、一方、内管2は
冷却状態から昇温して二からホに増径し、DieからD
iHに変化し、その結果、第6図に示す様にJDだけの
締め代が太き(とれる。
尚、この発明の実施態様は上記実施例に限るものでない
ことは勿論であり、例えば、内管冷却後外管を外挿して
加熱しても良いし、爆発も、火薬爆発の外に細導線によ
る線爆発等も出来る等積々の実施態様が可能であり、又
、外管の降伏点が内管のそれより低い場合も適用可能で
ある。
ことは勿論であり、例えば、内管冷却後外管を外挿して
加熱しても良いし、爆発も、火薬爆発の外に細導線によ
る線爆発等も出来る等積々の実施態様が可能であり、又
、外管の降伏点が内管のそれより低い場合も適用可能で
ある。
上記の様にこの発明によれば、加熱外管に対する内管内
に水を充満し該水内で軸方向に沿って爆発を発生させ、
その瞬発力により内管を非圧縮性水を介して拡管し、外
管に緊着圧接させ更に該外管と共に拡管し、内管は昇温
増径し、外管は冷却縮径させて自緊二重管を製造する様
にしたことにより、基本的に内管拡管プロセスに於ける
拡管力印加が瞬間的に行われるために内外管にセットさ
れた熱拡管基礎の温度差が無くなる様な温度伝達が生起
されることなく拡管がなされる優れた効果が奏される。
に水を充満し該水内で軸方向に沿って爆発を発生させ、
その瞬発力により内管を非圧縮性水を介して拡管し、外
管に緊着圧接させ更に該外管と共に拡管し、内管は昇温
増径し、外管は冷却縮径させて自緊二重管を製造する様
にしたことにより、基本的に内管拡管プロセスに於ける
拡管力印加が瞬間的に行われるために内外管にセットさ
れた熱拡管基礎の温度差が無くなる様な温度伝達が生起
されることなく拡管がなされる優れた効果が奏される。
従って、加熱温度、冷却温度を設定温度にすれば良いた
め、低コストで製造出来るメリットもある上に製造プロ
セスが短いため、能率も良くなる利点もある。
め、低コストで製造出来るメリットもある上に製造プロ
セスが短いため、能率も良くなる利点もある。
而して、この様な瞬発力は単に二重管のみならず、ベロ
ーズの内張、圧力容器の内張等にも適用可能等極めて広
い応用が可能であるメリットもある。
ーズの内張、圧力容器の内張等にも適用可能等極めて広
い応用が可能であるメリットもある。
図面はこの発明の1実施例の説明図であり、第1図は装
置セット状態説明図、第2.3,4.5図は二重管製造
プロセス説明図、第6図は内外管の拡管応力δと管径ω
との関係歪曲線説明図である。 1・・・外管、2・・・内管、7′・・・水、f・・・
爆発力。
置セット状態説明図、第2.3,4.5図は二重管製造
プロセス説明図、第6図は内外管の拡管応力δと管径ω
との関係歪曲線説明図である。 1・・・外管、2・・・内管、7′・・・水、f・・・
爆発力。
Claims (1)
- 1 加熱外管に対して冷却内管を加圧して両管を緊着締
結させる自緊二重管の製造方法において、該加熱外管に
対する内管内に水を充満した状態でその軸方向中心にて
爆発力を放散印加して内管を拡管させて外管に緊着締結
する様にし外管冷却内管昇温する様にて自緊させること
を特徴とする二重管製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16201280A JPS5855847B2 (ja) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | 二重管製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16201280A JPS5855847B2 (ja) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | 二重管製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5785684A JPS5785684A (en) | 1982-05-28 |
JPS5855847B2 true JPS5855847B2 (ja) | 1983-12-12 |
Family
ID=15746366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16201280A Expired JPS5855847B2 (ja) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | 二重管製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855847B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS632279Y2 (ja) * | 1982-07-08 | 1988-01-20 | ||
CN103629445A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-03-12 | 青岛恒基泰机电科技有限公司 | 一种复合管液压胀合方法和制作装置及其得到的复合管 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62258281A (ja) * | 1986-05-01 | 1987-11-10 | 川崎重工業株式会社 | 耐蝕二重管の製造方法 |
JP2575043B2 (ja) * | 1988-03-10 | 1997-01-22 | 川崎重工業株式会社 | 二重管製造方法 |
CN104028957B (zh) * | 2014-05-19 | 2016-08-24 | 新兴铸管股份有限公司 | 一种热挤压复合双金属无缝钢管的制造方法 |
CN105215219B (zh) * | 2015-10-28 | 2017-09-26 | 中国重型机械研究院股份公司 | 一种加热与水压耦合作用的双金属复合管成形*** |
CN105290602B (zh) * | 2015-11-19 | 2017-06-06 | 中钢集团马鞍山矿山研究院有限公司 | 一种***复合金属棒材的制备方法 |
-
1980
- 1980-11-19 JP JP16201280A patent/JPS5855847B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS632279Y2 (ja) * | 1982-07-08 | 1988-01-20 | ||
CN103629445A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-03-12 | 青岛恒基泰机电科技有限公司 | 一种复合管液压胀合方法和制作装置及其得到的复合管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5785684A (en) | 1982-05-28 |
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