JPS5854706Y2 - 電気計器 - Google Patents

電気計器

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Publication number
JPS5854706Y2
JPS5854706Y2 JP5972179U JP5972179U JPS5854706Y2 JP S5854706 Y2 JPS5854706 Y2 JP S5854706Y2 JP 5972179 U JP5972179 U JP 5972179U JP 5972179 U JP5972179 U JP 5972179U JP S5854706 Y2 JPS5854706 Y2 JP S5854706Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
stator
movable magnet
stator pole
magnetized
Prior art date
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Expired
Application number
JP5972179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55161261U (ja
Inventor
悦男 市村
Original Assignee
カルソニックカンセイ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by カルソニックカンセイ株式会社 filed Critical カルソニックカンセイ株式会社
Priority to JP5972179U priority Critical patent/JPS5854706Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は広角指示が可能な交差コイル式可動マグネット
型の電気計器に関するものである。
従来の交差コイル式可動マグネット型計器は、可動マグ
ネットの外周を包囲するように交差コイルを巻回してな
るエアコアード型の計器であるので、交差コイルの外径
寸法が大きくなり、計器の薄型化が困難であり、またコ
イルの巻きむらがあると同じアンペアターンであっても
指度誤差を生ずる等の欠点があった。
本考案は上記欠点を解消する新規な交差コイル式可動マ
グネット型の電気計器を提供することを目的とするもの
で゛ある。
以下に本考案を第1図乃至第8図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
実施例 ■。
第1図乃至第5図において、1は可動マグネットで、こ
の可動マグネット1は指針2が固定された指針軸3に固
定されて回転可能に支持されており、指針軸3を挾んで
半径方向にN、S極が夫々着磁されている。
4はステータで、このステータ4は電磁軟鉄等のソフト
磁性材からなり、可動マグネット1の外周を近接包囲し
、かつ互に90°の角度をなして突出配設された4個の
ステータポール部41.42,43.44を有する。
なお、該ステータ4は後述の励磁コイル5.5’、6.
6’をステータポール部間に組付けうるように4つ割り
になっている。
各励磁コイル5.5’、6.6’のアンペアターンは同
一に構成され、かつ対向するもの同志が同一方向に磁束
を発生しうるように、第3図又は第4図に示すように、
コイルの巻き方向との関係で直列又は並列に接続されて
おり、コイル5の一端である入力端■には第5図aに示
すサイン波形で変形するコイル電流■′が入力され、か
つコイル6の一端である入力端IIには第5図aに示す
コサイン波形で変形するコイル電流II’が入力される
なお、コイル電流■′。II’は、例えば車速、エンジ
ン回転数又は燃料量等の被測定量に応じて0〜360°
まで進角するように構成されている。
次にその動作について述べると、各ステータポール部4
1.42,43.44の磁化の強さ及び極性は、両側の
コイル6と5.5と6′、6′と5′、5′と6による
励磁の強さ及び方向の変化により、可動マグネット1を
コイル電流の位相角と同じ角度の指示角で回転せしめる
ように変化する。
以下に、コイル電流の位相角が0°、45°及び90’
の場合の動作について詳細に説明するが、他の位相角に
おける動作については、各コイルによる励磁の強さ及び
方向に注意して下記説明を参照すれば容易に理解できる
ので、ここでは省略する。
まず、コイル電流の位相角が0°のときには、第5図a
に示すようにコイル6及び6′にしがコイル電流が流れ
ず、ステータポール部41及び44はコイル6によりN
極及びS極に磁化され、またステータポール部42及び
43はコイル6′によりN極及びS極に磁化されるが、
コイル6及び6′には同じ大きさのコイル電流が流れる
ので、各ステータポール部の磁化の強さは等しくなり、
可動マグネット1はそのS極の磁極部がステータポール
部41と42との中間に、かつそのN極の磁極部がステ
ータポール部43と44との中間に位置するように指向
し、指針2の指示角は第5図すに示すように0°となる
また、コイル電流の位相角が45°のときには、第5図
aに示すように、すべてのコイル5.5’、6.6’に
同じ大きさのコイル電流が流れ、ステータポール部41
及び43はコイル6及びコイル5′によりN極に磁化さ
れると同時にコイル5及びコイル6′によりS極に磁化
されるので、互に相殺して見がけ主磁化の強さがOとな
り、またステータポール部42及び44はコイル5と6
′及びコイル5′と6によりN極及びS極に磁化される
ので、互に重合して見かけ主磁化の強さが2倍となり、
可動マグネット1はそのS極の磁極部がステータポール
部42と対面し、かつそのN極の磁極部がステータポー
ル部44と対面する位置に指向し、指針2の指示角は第
5図すに示すように45°となる。
また、コイル電流の位相角が90°のときには第5図a
に示すように、コイル5及び5′にしがコイル電流が流
れず、ステータポール部41及び42はコイル5により
S極及びN極に磁化され、またステータポール部43及
び44はコイル5′によりN極及びS極に磁化されるが
、コイル5及び5′には同じ大きさのコイル電流が流れ
るので、各ステータポール部の磁化の強さは等しくなり
、可動マグネット1はそのN極の磁極部がステータポー
ル部41と44との中間に、かつそのS極の磁極部がス
テータポール部42と43との中間に位置するように指
向し、指針2の指示角は第5図すに示すように90゜と
なる。
なお、上記実施例ではコイル電流として互に90゜の位
相差を有するサイン波としたが、三角波や台形波のもの
でもよい。
実施例 II。
第6図において、本実施例はステータ4′の形状が前記
実施例■と異なるものであって、本実施例におけるステ
ータ4′はソフト磁性体により4つ割り可能に、しかも
リング状に成形され、互に90’の角度をなす位置に外
側から切欠いて小径とすることによりステータポール部
41 ’、42’、 43’、44’が形成されている
ものである。
他の構成は前記実施例■と同様であるので説明は省略す
るが、本実施例における動作も前記実施例■と同様であ
る。
なお、本実施例IIによれば、ステータポール部である
小径部を可動マグネット1の磁束によって磁気飽和しな
いように構成しておけば、ステータ4′の内周面が円形
であるので、無励磁時には可動マグネット1はどこの位
置でも留まることができ、残留指示が可能となる。
実施例 III 。
第7図、第8図、第5図において本実施例はコイルとし
てはステータポール部41と42との間に巻回されたコ
イル5と、ステータポール部41と44との間に巻回さ
れたコイル6とを有し、第8図に示すように接続されて
おり、コイル5の一端である入力端Iには第5図aに示
すサイン波形で変化するコイル電流I′が入力され、か
つコイル6の一端である入力端IIには第5図aに示す
コサイン波形で変化するコイル電流II’が入力される
この実施例における動作はコイル5によりステータポー
ル部41及び42が例えばS極及びN極に磁化されると
ステータポール部44及び43もS極及びN極に磁化さ
れ、またコイル6によりステータポール部41及び44
が例えばN極及びS極に磁化されるとステータポール部
42及び43もN極及びS極に磁化されるので前記の実
施例Iと同様の動作となる。
以上述べたように本考案は、回転可能に支持され、かつ
半径方向に2極着磁された可動マグネット1と、該可動
マグネットの回転軌跡に沿って互に略90°の角度をな
して配設された4個のステータポール部41.42,4
3.44又は41 ’、42’、43’、44’を有す
るステータ4又は4′と、該ステータのステータポール
部間に少なくとも隣り合わせに巻回された複数個の励磁
コイル5.5’、6.6’とを備え、前記隣り合わせに
巻回された励磁コイルの夫々に互に略90°の位相差を
有するコイル電流を供給した電気計器であるから、本考
案によればコイルによる磁束はステータを介して可動マ
グネットに作用するので、コイルの巻きむらによる指度
誤差は生ぜず、またコイルはステータに巻回されるので
゛、コイルの外径寸法は従来のものに比べて小さくでき
、計器の薄型化が可能である。
更に従来の交差コイル式計器ではコイルを巻回するとき
には可動マグネット等の可動部の動きが悪くならないよ
うに気を付けて作業する必要があったが、本考案では可
動マグネット等の可動部とコイルとを互に関係すること
なく作成できるので、作成時間を短縮できる等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる電気計器の第1実施例を示した
平面図、第2図はその側断面図、第3図及び第4図はコ
イルの巻き方向と結線の関係を示したコイル結線図、第
5図はコイル電流と指示の関係を示し、aは電流波形図
、bは指度図、第6図は本考案の第2実施例を示した平
面図、第7図は本考案の第3実施例を示した平面図、第
8図はそのコイル結線図である。 1・・・・・・可動マグネット、2・・・・・・指針、
3・・・・・・指針軸、4・・・・・・ステータ、41
.42,43,44.41’、42’、43’、44’
・・・・・・ステータポール部、5.5’、6.6’・
・・・・励磁コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転可能に支持され、かつ半径方向に2極着磁された可
    動マグネット1と、該可動マグネットの回転軌跡に沿っ
    て該可動マグネット1を包囲するように固定されたステ
    ータ4又は4′と、該ステータに互に略90°の中心角
    度をなして形成された4個のステータポール部41.4
    2,43.44又は41 ’、42’、43’。 44′と、該ステータポール部間を結合するステータに
    少なくとも隣り合わせに巻回された複数個の励磁コイル
    5.5’、6.6’とを備え、前記隣り合わせに巻回さ
    れた励磁コイルの夫々に互に略90°の位相差を有する
    コイル電流を供給したことを特徴とする電気計器。
JP5972179U 1979-05-04 1979-05-04 電気計器 Expired JPS5854706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5972179U JPS5854706Y2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 電気計器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5972179U JPS5854706Y2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 電気計器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55161261U JPS55161261U (ja) 1980-11-19
JPS5854706Y2 true JPS5854706Y2 (ja) 1983-12-13

Family

ID=29293710

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JP5972179U Expired JPS5854706Y2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 電気計器

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