JPS5854140B2 - シンキプロスタグランジンルイエンタイノセイホウ - Google Patents

シンキプロスタグランジンルイエンタイノセイホウ

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JPS5854140B2
JPS5854140B2 JP50040748A JP4074875A JPS5854140B2 JP S5854140 B2 JPS5854140 B2 JP S5854140B2 JP 50040748 A JP50040748 A JP 50040748A JP 4074875 A JP4074875 A JP 4074875A JP S5854140 B2 JPS5854140 B2 JP S5854140B2
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JP50040748A
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ベツク ゲルハルト
トイフエル ヘルマン
バーベイ ミロス
クンストマン ルドルフ
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Publication of JPS5854140B2 publication Critical patent/JPS5854140B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/93Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with a ring other than six-membered
    • C07D307/935Not further condensed cyclopenta [b] furans or hydrogenated cyclopenta [b] furans
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D309/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings
    • C07D309/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D309/08Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D309/10Oxygen atoms
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Description

【発明の詳細な説明】 プロスタグランジンは各種の動物組織から単離される天
然物質の一群である。
哺乳動物においてプロスタグランジンは多数の生理学的
作用に関連している。
天然のプロスタグランジンは一般に20個の炭素原子か
ら成る炭素骨格を有し主としてシクロペンタン環中にお
けるヒドロキシル基または二重結合の数の多少により区
別される〔プロスタグランジンの構造ならびに作用に関
してはその他カスパート著「ザ・プロスタグランジンズ
、薬理学的および治療上の進歩」(ウィリアム・ハ(式
中、R1およびR2は異なっておりそれぞれは水素もし
くはヒドロキシル基を意味しそしてR3は1〜4個の炭
素原子を有する直鎖状もしくは分枝状のアルキル残基を
意味し、そしてXは−C(CH3)2CH2−をあられ
す)を有し、天然配置の光学活性化合物ならびにラセミ
化合物をも包含する、新規かつ天然に存在しないブロス
タン酸類縁体およびそれらの生理学的に許容され得る有
機および無機塩基との塩ならびに脂肪族、環状脂肪族ま
たは芳香脂肪族の1〜8個の炭素原子を有するアルコー
ルとのエステルに関する。
本発明はさらに式Iを有する新規な天然に存在しないブ
ロスタン酸類縁体、その生理学的に許容される有機およ
び無機塩基との塩およびエステル部分に1〜8個の炭素
原子を有するそのアルキルエステルならびにこれらの作
用物質を包含する医薬製剤の製法に関する。
本発明方法は (a)式I を有する二環式第一アルコールを不活性雰囲気下におい
て中性溶媒中酸化剤を用いて式■ト を有するアルデヒ
ドに酸化し、 (b) 得られた上記式■を有するアルデヒドを式■
(式中XおよびR3は式Iにおけると同じ意味をあられ
す)を有するホスホネートと反応させて式■ (式中XおよびRは式Iにおけると同じ意味をもられず
)を有する不飽和ケトンを生成させ、(cl 得られ
た上記式■を有するケトンを鉛金属水素化物により還元
して式■ (式中XおよびR3は式■におけると同じ意味をあられ
す)を有するアルコールのエピマー混合物とし、 (d) 得られた上記式■を有するアルコールをエピ
マー混合物としであるいはエピマーを純粋すS−あるい
はR−エピマーとして分離後アルコール性媒質中室温に
おいて無水アルカリ−もしくはアルカリ土類金属炭酸塩
を用いて式■ (式中XおよびR3は式■におけると同じ意味をあられ
す)を有するジ−テトラヒドロピラニルエーテルに変換
し、 (f) 得られた上記式■を有するテトラヒドロピラ
ニルエーテルを中性溶媒中錯水素化アルミニウムを用い
て還元して式■ (式中XおよびR3は式Iにおけると同じ意味をあられ
す)を有するジオールに変換し、(e) 得られた上
記式■を有するジオールを2・3ジヒドロピランの酸触
媒附加により式■ (式中XおよびR3は式■におけると同じ意味をあられ
す)を有するラクトールとし、 (g) 得られた上記式■を有するラクトールをジメ
チルスルホキシド中の水素ナトリウムの溶液中4−カル
ボキシ−ブチルトリフェニルホスホニウムプロミドから
成るイリドと不活性雰囲気中において反応させて式X (式中XおよびRは式Iにおけると同じ意味をあられす
)を有する酸を生成させ、 (h) 場合により、得られた上記式Xを有する化合
物を酸化剤で酸化して弐M (式中XおよびR3は式Iにおけると同じ意味をあられ
す)を有する化合物とし、そして (i) 式XあるいはMを有する化合物中のテトラヒ
ドロピラニル−保護基を酸加水分解により開裂させ、そ
して得られる式■を有する化合物を場合により水素添加
して式1(式中5(6)−ならびに13α滲−位には単
結合が存在する)を有する化合物とし、そして所望によ
り、式I(式中5(6)一位ならびに13(14)一位
にはそれぞれ単結合あるいはそれぞれ二重結合が存在す
る)を有する化合物を生理学的に許容され5る塩あるい
はエステルに変換することを特徴とする。
本発明による方法は「ジャーナル・オブ・ジ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティ」第93巻、第1491〜1
493頁(1971年)の記載に従って製造され得る前
記式Iを有する既知の二環式第一アルコールから出発す
る。
このようなアルコールを本発明による方法の第一段階で
酸化剤なかんずくチオアニソールおよび塩素から製造さ
れる錯化合物あるいはCrO3とピリジンとから製造さ
れる錯化合物を用いて中性溶媒中−50℃ないし室温好
ましくは一30℃〜−5℃の温度で不活性雰囲気中にお
いて酸化して式■を有するアルデヒドとする。
溶媒としては例えばベンゼンあるいはトルエンのような
芳香族炭化水素あるいは例えば四塩化炭素のような塩素
化脂肪族炭化水素があげられる。
次の段階では式■を有する得られたアルデヒドをホルナ
ー(Horner )、ヴイテツヒ(Wittig)お
よびエモンス(Emrnons )の方法により式■を
有スるホスホン酸エステルと反応させて式■を有する不
飽和ケトンを生成させる。
その際、反応の好ましい実施態様は、ホスホン酸エステ
ルのナトリウム塩をグリコールジメチルエーテル中水素
化ナトリウムを用いて調製し、続いて式■を有するアル
デヒドをこれに加え室温で2〜6時間反応させることに
ある。
式■を有するホスホン酸エステルは式 R5−0X−CO2−アルキルを有するエステルを過剰
のブチルリチウムの存在下にメチルホスホン酸ジメチル
エステルと反応させることにより調製され得る(例えば
ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
ティ、第88巻、第5654頁(1966年)参照)。
式■を有するケトンから鉛金属水素化物なかんずくエー
テル性溶液中のアルカリ金属あるいは亜鉛ボラナートを
用いて好ましくは0℃ないし室温の温度で還元すること
により式■を有するアルコールのエピマー混合物が得ら
れる。
亜鉛ボラナートは好ましくはその場で無水エーテル溶液
中塩化亜鉛と水素化はう素ナトリウムとから調製される
式■を有するアルコールは特になかんずくシリカゲル上
のカラムクロマトグラフィーによるS −およびR−エ
ピマーの分離に有利であるが、エピマー混合物を用いて
さらに反応を行ない、エピマー分離を最終生成物の段階
で行なうこともできる。
続いて行なわれる式■を有するアルコールのpフェニル
ベンゾイル基の加水分解による分離はアルコール性媒質
中でアルカリ−もしくはアルカリ土類金属炭酸塩を用い
て行なわれる。
好ましい実施態様は、アルコールまたは対応するエピマ
ー混合物を無水メタノール中室温で無水炭酸カリウムで
処理することにあり、その際式■を有するジオールが生
成する。
式■を有するジ−テトラヒドロピラニルエーテルの製造
は式■のアルコールのエーテル性あるいはベンゼン性溶
液中例えばトルエンスルホン酸のような慣用の酸触媒の
存在下に行なわれる。
式■を有する化合物は中性溶媒中錯水素化アルミニウム
により式■を有するラクトールに還元される。
好ましくはトルエン中水素化ジインブチルアルミニウム
を用いて一60℃〜−70℃において行なわれる。
得られた式■のラクトールはさらに精製することなくヴ
イテツヒの方法により式Xを有するカルボン酸に変換さ
れ得る。
好ましい実施態様はザ・ジャーナル・オブ・オーガニッ
ク・ケミストリー第28巻、第1128頁(1963年
)に記載の方法による。
E−系列のプロスタグランジンを製造するには式Xを有
する化合物を一40℃〜0℃の温度で好ましくはアセト
ン中のジョーンズ試薬(硫酸中の酸化クロム(VI)溶
液)を使用するかあるいは溶媒としての塩化メチレン中
ピリジンと酸化クロム(VI)との錯化合物を用いて一
20℃で酸化する。
得られる弐■を有する化合物は抽出により分離しそして
必要ならばカラムクロマトグラフィーにより精製する。
式Xあるいは■を有する化合物中のエーテル保護基の開
裂は水性有機酸によりなかんずく2%水性−アルコール
性しゆう酸溶液中20〜50℃においであるいは60〜
70%酢酸中40℃に1〜2時間加熱することによりテ
トラヒドロピラニルエーテル基の慎皇な酸加水分解を行
なうことにより行なわれ、その際5(6)−ならびに1
3(14)一位にそれぞれ二重結合が存在する式Iを有
するカルボン酸が生ずる。
テトラヒドロ−E−あるいはテトラヒドロ−F−系列の
プロスタグランジンの製造のためには、5(6)−およ
び13(14)−二重結合を有する式Iの化合物を貴金
属触媒の存在下に水素添加する。
この場合、5(6)一位ならびに13(14)一位に単
結合が存在する式Iの化合物が生ずる。
好ましい実施態様においては室温においてアルコール性
溶液中炭素上の5%パラジウムから成る触媒の存在下に
水素添加する。
式■を有するアルコールの段階で何らエピマー分離が行
なわれなかった場合、15−R−エピマーからの15−
8−エピマーの分離は好ましくは、その際分離はなかん
ずくシリカゲル(Merck :登録商標名、70〜2
30メツシユ)上で行なわれ、15−8−エピマーが大
抵15−R−エピマーの後に溶離される。
溶離剤としては式Iの化合物のカラムクロマトグラフィ
ーによる分離にはクロロホルムおよびメタノールの15
:1〜3:2の比の混合物が適する。
本発明による一般式Iを有する化合物は天然に存在しな
いブロスタン酸類縁体を表わし、これらはその薬理学的
作用のゆえに医薬として使用され得る。
天然のプロスタグランジンPGE1(:t、、PGE2
a、PGF2aあるいはPGA2にはそれらが生体内で
あまりに迅速に不活性化されるので、それらの薬理学的
作用を治療上必要な期間保持することができないという
欠点がある。
これに対し本発明による化合物はより長期の作用期間お
よびより強い作用によりすぐれている。
本発明による化合物は血圧降下作用ならびに利尿作用、
血栓症に対する予防および治療作用、分娩誘発作用を有
する医薬として、堕胎剤として、妊娠調節剤として、胃
液分泌抑制に対する薬剤としてならびに胃潰瘍および喘
息に対する薬剤として使用され得る。
これらは遊離の酸として、それらの生理学的に危険のな
い無機あるいは有機塩の形で、あるいは脂肪族、環状脂
肪族もしくは芳香脂肪族アルコールのエステルとして使
用され得る。
塩としては例エバヘンシルアンモニウム、トリエタノー
ルアンモニウムあるいはモルホリン塩ならびにアルカリ
金属塩があげられ、エステルとしてはなかんず(メチル
、エチル、プロピル、ブチルあるいはペンチルエステル
のような低級脂肪族アルコールのエステルあるいはベン
ジルエステルがあげられる。
酸は塩またはエステルと同様にその水溶液あるいは懸濁
液の形あるいはまた例えば1価または多価アルコール、
ジメチルスルホキシドあるいはジメチルホルムアミドの
ような薬理学的に危険のない有機溶媒中における溶液と
して、またさらに例えばポリビニルピロリドンのような
薬理学的に危険のない重合体担体の存在下に使用され得
る。
本発明による作用物質は経口的、非経口的(静脈内)、
塗擦あるいは吸入により投与され得る。
製剤形としては慣用のガレヌス注入もしくは注射溶液お
よび錠剤、ならびにクリーム、乳剤、坐剤あるいはエー
ロゾルのような局所適用用製剤があげられる。
一日量としては体重1kg当り1μP/101119、
単一薬用量としては本発明による作用物質0.05In
9〜200■があげられる。
本発明による化合物は単独であるいは例えば利尿剤ある
いは抗糖尿病剤のような他の薬理学的作用物質と共に使
用に供され得る。
式■、■、■、■、■、■、x、xiを有する化合物は
式Iを有する本発明による化合物合成のための価値ある
中間生成物である。
後記実施例と同様にしてなかんずく以下の化合物が製造
され得る。
9−オキソ−11α・15−ジヒドロキシ−16・16
−シメチルー18−オキサ−5−シス、13−トランス
−20・20−ホモ−プロスタトリエン酸、9−オキソ
−11α・15−ジヒドロキシ−16・19・19−ト
リメチル−17−オキサ−5−シス、13−)ランス−
プロスタジエン酸、 9−オキソ−11α・15−ジヒドロキシ−16・19
・19−トリメチル−17−オキサブロスタン酸、 9−オキソ−11α・15−ジヒドロキシ−16・16
−シメチルー18−オキサ−20−ホモ−ブロスタン酸
、 9−オキソ−11α・15−ジヒドロキシ−16・16
−シメチルー18−オキサ−20−ツルーブロスタン酸
、および 9−オキソ−11α・15−ジヒドロキシ−16・16
・20・20−テトラメチル−18−オキサ−ブロスタ
ン酸。
実施例 1 2−オキサ−3−オキソ−6−5yn−ホルミル−7−
anti−p−ビフェニル−カルボキシ−シス−ビシク
ロ〔3・3・O〕オクタン(m)の合成 21の口頚フラスコ中に無水CCl41.51!中のC
l221.3rからなる溶液1.34 Jをアルゴン気
流下に入れそして一10℃に冷却し、これにチオアニソ
ール33.3fを滴下すると白色沈殿が析出する。
添加終了後−20℃に冷却しそして30分間かきまぜる
その間に無水CH2Cl2最高300m1中のラクトン
アルコール(1)30rからなる溶液を調製する。
この溶液を一20℃で連続的に滴下し続いて2〜3時間
−20℃でかきまぜる。
その後無水CH2Cl25−中に溶解したトリエチルア
ミン54.3fを1時間内でゆっくり滴下する。
その際滴下の終了に向って温度を一5℃に上昇させる必
要がある。
次いで反応混合物を1%HCI 600m1およびン ア ジイソプロビルエーテル1.51からなる水***液中に
注入する。
析出する白色沈殿242を可能な限り大きい吸引P斗(
ヌツチェ)で吸引r過しそしてエーテルで洗う。
F液を分液Ptに入れ、有機相を分離し、乾燥しそして
最高15℃で約750TLlに濃縮する。
析出する結晶をよく冷却したのち吸引r過(5f)Lそ
して沢過残留物と合する。
白色結晶9収量2.9f(98%)、薄層クロマトグラ
ム(溶媒クロロホルム−メタノール15:1) Rf
=0.63 核磁気共鳴スペクトル(CDC13中) δ−値1.
9 〜4.0 多重線 6H(−CH2−>CH−) 5.0 〜5.34 三重線 IH(−CH−OCO)
5.65〜5.9 多重線 3H(−CH−OCO
)7.3 〜8.2 多重線 9H(芳香族性プロ
トン) 9.8 −重線 IH(CH=0)実施例
2 (a) ジメチル−2−オキンー3・3−ジメチル−
4−エトキシ−ブチル−ホスホネート(IVa)の合成
ジメチルホスホネート189をテトラヒドロ7ラン10
07d中アルゴン気流下で一70℃に冷却する。
かきまぜながらヘキサン中n−ブチルリチウム2モル濃
度の溶液100m1を滴下する。
15分後にテトラヒドロフラン75r/Ll中の1・1
−ジメチル−2−エトキシ−プロピオン酸メチルエステ
ル20Pを一70℃で滴下する。
次いで2時間かきまぜる。
氷酢酸12就を用いて中和する。
溶媒を真空中で濃縮し、残留物をクロロホルムにとり、
水洗し、クロロホルム相をMgSO4で乾燥し、濃縮し
そして残留物を真空中蒸留する。
無色油(IVa)の収量10.5f?(37%)、沸点
108℃10.05Torr元素分析値 ア HP 計算値(C10H2105P ) 47.6 8.0
11.6実測値 47.1 8.6
11.1核磁気スペクトル(CDC13中) δ−値1
.1 三重線 3H(−CH2CH3)J=Hz 1.12−重線 6H(CH3) 3.25 二重線 2H(CO−CH2−P(o)〈)
J=20Hz 同様な方法で化合物IVb〜IVdもまた製造される。
(b) ジメチル−2−オキンー2−(5’−メトキ
シメチルフリル)−エチルホスホネー) (IVb )
ジメチルメチルホスホネー)21.3Pをヘキサン中す
チウムブチル2モル濃度溶液10〇−ならびに2−メト
キシメチルフラン−5−カルボン酸メチルエステル25
.2Pと共に用いる。
淡黄色油242(収率61.5%)、沸点167’C/
0.11n11L 元素分析値 HP 計算値(C10H1506P) 45.8 5.7
11.8実測値 45.9 5.8 11
.4核磁気共鳴スペクトル(CDCI、中) δ−値3
.2 −重線 3H(CH20CH3)3.55 二
重線 2 H(COCH2P (o)< ) J=22
Hz 3.8 二重線 6H(OCH3) 4.5 −重線 2H(−CH20CH3)6.55
二重線 IH(フラン) 7.35 二重線 IH(フラン) (C) ジメチル−2−オキソ−3・3−ジメチル−
4−アリルオキシープチルホスホネー)(IVc)ジメ
チルホスホネー)50.OPをヘキサン中2モル濃度の
リチウムブチル溶液135m1ならびに1・1−ジメチ
ル−2−アリルオキシプロピオン酸メチルエステル13
2と共に用いる。
淡黄色油9.8SF(収率49.5%)、沸点136℃
10.2順 元素分析値 HP 計算値(C11H2105P) 50.0 7.9
11.8実測値 50.1 7.8 11
.3核磁気共鳴スペクトル(CDC13中) δ−値1
.2 −重線 6H(CH3) 3.25 二重線 2H(Co−CH。
P(o)< ) J −21Hz 3.45 −重線 2H(−CH2−OCH2−C(
CH3)2−) 3.8 二重線 6 H(OCI違04.0
二重線 2H(CH2=CH−CH2−0−) 5.0〜6.3 多重線 3H(オレフィン性プロト
ン)。
(d) ジメチル−2−オキソ−3・3−ジメチル−
4−インブトキシ−ブチルホスホネート(IVd)ジメ
チルホスホネート401をヘキサン中のブチルリチウム
2モル濃度溶液100m1ならびに1・1−ジメチル−
2−インブトキシプロピオン酸メチルエステル28.5
グと共に用いる。
淡黄色油20グ(収率47.5%)、沸点123〜12
6℃10.8間 元素分析値 HP 計算値(C1□H25PO3) 51.4 8.9
11.1実測値 50.9 9.1 1
0.8(e) ジメチル−2−オキソ−3・3−ジメ
チル−4−メトキシープチルホスホネー)(IVe)ジ
メチルホスホネート722をヘキサン中リチウムブチル
の2モル濃度溶液180mJならびに1・1−ジメチル
−2−メトキシ−プロピオン酸メチルエステル29.2
S’と共に用いる。
透明な油29.4y(収率68%)、沸点122〜12
8℃10.5間、n¥3=1.4458゜元素分析値 CHP 計算値(C9H19PO5) 45.5 8.0 1
2.98実測値 45.2 8.1 12.
7実施例 3 (a)2−オキサ−3−オキシ−6(3′−オキソ−4
′・4′−ジメチル−6′−オキサ−1′−オクテニル
→−7−(4−ビフェニルカルボニルオキシ)−ビシク
ロ〔3・3・0〕オクタン(Va)の合成 無水1・2−ジメトキシエタン50TrLl中水素化ナ
トリウム0.67?(油中080%懸濁液)の上層部分
にアルゴン気流下で15分以内でホスホネー)IVa5
fIを滴下する。
水素の発生を伴って溶解が起る。
さらに40分間かきまぜそして次いでラクトンアルデヒ
ド(m)7.IPを10分以内で滴下する。
さらに1時間かきまぜ、氷酢酸で中和し、少量の獣炭で
透明となし、濾過しそして真空中で濃縮する。
残留物をイソプロパツール80m1から再結晶する。
その際所望の生成物5.11が得られる。
収率54%、融点118℃ 元素分析値 CH 計算値(C29H3005) 75.5 6.8実測
値 74.8 6.7核磁気共鳴スペク
トル(CDC1s中) δ−値1.1 三
重線 3H(−CH2CJぢ)1.12 −重線
6H(CH3’)2.1 〜3.2 多重線 6
H(−CH2−−CH−) 3.4 −重線 2H(−(CH3)2C−
CH20) 3.4 四重線 2H(−0CH,−CH
5) 4.95〜5.55 多重線 2H(−HC−0−CO
−> 6.65〜6.85 多重線 2H(オレフィン性プロ
トン) 7.3 〜8.2 多重線 9H(芳香族性プロト
ン) 赤外線吸収スペクトル(KBr粉砕) 2920.1760(ラクトン−カルボニル)1713
(エステル−カルボニル)、1658(ビニルケトンー
カルボニル)、1625(芳香族系)、1500112
70.1170゜9701740cIfL 0 (b)2−オキサ−3−オキシ−6(3′−オキソ−3
’−(5“−メトキシメチルフリル) l/−プロ
ペニル) −7−(4“−ビフェニルカルボニルオキシ
)−ビシクロ〔3・3・0〕オクタン(vb)の合成 化合物Vaと同様にして化合物IVb5.2?をラクト
ン−アルデヒド■6゜551と反応させる。
後処理後化合物vbとして融点141℃を有する白色結
晶4.8′?(52%)を得る。
元素分析値 CH 計算値(C29H2507) 71.7 5.2実
測値 71.6 5.3核磁気共鳴ス
ペクトル(CDC13中) δ−値2.3 〜3.2
多重線 6H(−CH2>CH−) 3.42 −重線 3H(OCH3)4.5
−重線 2H(CH20)5.0 〜5.7
多重線 2H(HC−0−CO) 6.45〜6.65 二重線 IH(フラン)6.95
〜7.1 二重線 2H(オレフィン性プロトン) 7.2 〜8.2 多重線 10H(芳香族性プロ
トン十フラン) 薄層クロマトグラム(展開溶液:メチレンクロリド−メ
タノール4:1) Rf=0.71薄層クロマトグラ
フィー(展開溶媒:メチレンクロリドー酢酸エチルエス
テル10:1)Rf=0.50 赤外吸収スペクトル(KBr粉砕) 2940.1755(ラクトンカルボニル吸収帯)、1
710(エステル−カルボニル吸収帯)、1680(ビ
ニルケトンカルボニル吸収帯)、1620(芳香族系)
、1270.1165.1105.740゜ (C) 同様な方法でジメチル−2−オキソ−3・3
−ジメチル−4−アリルオキシ−ブチルホスホネート(
IVc)を反応させることにより2−オキサ−3−オキ
シ−6(3′−オキソ−4′・4′−ジメチル−6′−
オキサ−1′・8′−ノナジェニル)−7−(4“−ビ
フェニルカルボニルオキシ)−ビシクロ〔3・3・0〕
オクタン(Vc)が製造される。
融点108℃を示す白色結晶(55%)。
元素分析値 CH 計算値(C30H3206) 73.86.5実測
値 73.76.7核磁気共鳴スペク
トル(CDC13中) δ−値1.1〇 −重線
6H(CH3) 2.0〜3.1 多重線 6H(−CH2−’IIH
−’)3.4 −重線 2H(−(CH3)2C
CH2−0−) 3.9 二重線 2H(CH2=CH−CH2
0−) 4.9〜6.4 多重線 5H(CH2=CH−およ
びHC−0−CO−) 6.6〜6.9 多重線 2H(オレフィン性プロト
ン) 7.3〜8,2 多重線 9H(芳香族性プロトン)
薄層クロマトグラフィー(展開溶液:メチレンクロリド
4酸エチルエステル10:1) Rf=0.4 (d) 同様な方法でジメチル−2−オキンー3・3
−ジメチル−4−インブトキシ−ブチルホスホネート(
Vd)を反応させることにより2−オキサ−3−オキシ
−6(3′−オキンー4′・4′−ジメチル−6フーオ
キサー87−メチル−1′−ノネニル) 7 (4
//−ビフェニルカルボニルオキシ)−ビシクロ〔3・
3・0〕オクタン(Vd)が製造される。
融点110℃を示す白色結晶(53%)。
元素分析値 CH 計算値(C30H3206) 73.8 7.2実
測値 73.7 6.9(e) 同
様な方法でジメチル−2−オキンー3・3−ジメチル−
4−メトキシ−ブチルホスホネート(IVe)を反応さ
せることにより2−オキサ−3−オキシ−6(3′−オ
キソ−4′・4′−ジメチル−6′−オキサ−1′−へ
ブテニル)−7−(441、ビフェニルカルボニルオキ
シ)−ビシクロ〔3・3・O〕オクタン(Ve)が製造
される。
イングロパノールから白色結晶(47%)を得る。
核磁気共鳴スペクトル(CDCI、中) δ−値11
−重線 6H(CH3) 2.0〜3.2 多重線 6H(−CH2−>CH−
) 3.25 −重線 3H(OCH3’)3.4
−重線 2H(−0CH2−)4.9〜5.7 多
重線 2H(>CH−OCO−’)6.6〜6.8
多重線 2H(オレフィン性プロトン) 7.3〜8.2 多重線 9H(芳香族性プロトン)
さらにこれ以上の反応はそれぞれ化合物Va〜Veから
出発し同様の方法で実施される。
しかしながら以下の実施例4〜13においては化合物V
aから出発する反応のみを詳細に記す。
実施例 4 2−オキサ−3−オキシ−6−(3’−ヒドロキシ−4
′・4′−ジメチル−6′−オキサ−1′−オクテニル
)−7−(4″−ビフェニルカルボニル)−ビシクロ〔
3・3・O〕オクタン(VI)の台底 化合物Va3.8fを1・2−ジメトキシエタン45−
中に溶解する。
0℃で水素化硼素亜鉛0.5モル溶液(調製法は1・2
−ジメトキシエタン45縦中に塩化亜鉛2.82を懸濁
させ、冷却下でかきまぜながら水素化硼素ナトリウム1
.52Pを加え、1″2時間かきまぜそして不溶物をア
ルゴン気流下にすばやくp去することからなる)30−
を加える。
室温で2時間半かきまぜる。次いで過剰の試薬を氷酢酸
を用いて0℃で分解する。
酢酸エステル−水を用いて所望生成物を抽出する。
有機相をMgSO4で乾燥し1.濾過しそして真空中濃
縮する。
化合物■の収量は無色油として3.652(98%)で
ある。
精製ジエチルエーテルを用いるカラムクロマトグラフィ
ーにより15Sおよび15Rエピマーが容易に分離され
得る。
薄層クロマトグラム(溶媒前線30c1rLの進展距離
)(エーテル)中のRf値 15S−エピマー Rf=0.28 15R−エピマー Rf=0.21 赤外線吸収スペクトル(溶媒なし) 3450(OH吸収帯)、2920.1775(ラクト
ン−カルボニル)、1720(エステル−カルボニル)
、1620(芳香族系)、1280.1190.975
.865crrL−1゜核磁気共鳴スペクトル(CDC
Is中) δ−値0.85 二重線 6H(CH8
) 1.15 三重線 3H(CH3CH2−’)2.
2〜3.0 多重線 7H(−CH2−−CH−およ
び0H) 3.25 −重線 2H(−(CH3)2C−CH2
−0−) 3.4 四重線 2H(−0CH2CH3)3
.8〜4.1 多重線 IH(HC−OH)4.9〜
5.5 多重線 2 H(−HC−0−CO−)5、
6−5.8 多重線 2H(オレフィン性プロトン) 多重線 9H(芳香族性プロトン)。
7.3〜8.3 実施例 5 2−オキサ−3−オキシ−6(3′−ヒドロキシ−4′
・4′−ジメチル−6′−オキサ−17−オクテニル)
−7−ヒトロキシービシクロ〔3・3・O〕オクタン(
■)の合成 化合物VI3.6S’を無水メタノール601rLl中
に溶解し、次いで室温で最も微細に粉末化された炭酸カ
リウム1.21を加えそしてアルゴン気流下に2時間半
かきまぜる。
その際p−ジフェニルカルボン酸メチルエステルが結晶
性沈殿として沈殿する。
水冷下にIN塩酸を用いてpH2に酸性化し、pジフェ
ニルカルボン酸メチルエステルを吸引1過しそしてP液
に酢酸エステル−水を加える。
有機相を抽出後分離し、MgSO4で乾燥しそして溶媒
を真空中除去する。
化合物■の収量は無色油1.86P(83%)である。
薄層クロマトグラム(展開溶液としてメタノール−クロ
ロホルム2:8、スプレー試薬としてりんモリブデン酸
使用)Rf=0.72 核磁気共鳴スペクトル(C1)C13中) δ−値0.
9 −重線 6H(CH3) 1.18 三重線 3 H(CiちCH2)1.6
〜2.8 多重線 6H(−C)ち−−CH−)3.
15 −重線 2H(OH) 3.3 −重線 2H((CH3)2C−Ci1
2−o−) 3.45 四重線 2 H(−0−%−CH5)3
.8〜4.2 多重線 2H(−HC−OH)4.8
〜5.1 多重線 IH(HC−0−Co−)5.4
〜5.7 多重線 2H(オレフィン性H)実施例
6 2−オキサ−3−オキシ−6(3′−テトラヒドロピラ
ニルオキシ−4′・4′−ジメチル−6フーオキサー1
7−オクテニル)−7−チトラヒドロピラニルオキシー
ビシクロ〔3・3・0)オクタン(■)の合成 化合物■1.8りを無水メチレンクロリド45m1中に
溶解し、次で2・3−ジヒドロピラン6.31およびメ
チレンクロリド中のp−トルエンスルホン酸0.5%溶
液1就を加える。
室温で3時間かきまぜ、次いで酢酸エステルを加えそし
て飽和重炭酸ナトリウム溶液を加える。
有機相を分解し、硫酸マグネシウムで乾燥しそして溶媒
を真空中除去する。
残留物(無色油2.99)をシリカゲル(メルク社)で
のカラムクロマトグラフィーに付する。
フラクション155〜305に化合物■1.81r(6
5%)が無色油として包含される。
薄層クロマトグラム(展開溶液:ベンゼンー酢酸エステ
ル4:1) Rf=o、1s 核磁気共鳴スペクトル(CDC13中) δ−値0・8
5 −重線 6H(CH3)、1.12 三
重線 3H(C)も−CH2−)、1.4 〜1.7
多重線 12H(THP−% −)、1.7 〜2.
8 多重線 6H(−CH,−CH−)、 3.2 −重線 2H(−(CH3)2C−C
H2−0−)、 3.42 四重線 2H(−0−CH2−CH3
)、 3.55〜4.2 多重線 2H(>CH−OTHP
)、4.5 〜4.8 多重線 H2H(
−)、 4.8 〜5.2 多重線 IH(−C旦−〇−CO
−>、 5.4 〜5.7 多重線 2H(オレフィン性H)
実施例 7 2−オキサ−3−ヒドロキシ−6(3/−テトラヒドロ
ピラニルオキシ−4′・4′−ジメチル−6′−オキサ
−17−オクテニル)−7−チトラヒドロピラニルオキ
シービシクロ〔3・3・O〕オクタン(IX)の合成 化合物■1.72?をトルエン25rILl中に溶解し
、次いで一70℃に冷却し、トルエン中の水素化アルミ
ニウムジイソブチル1M溶液10鮮をアルゴンからなる
雰囲気中3分以内で滴下する。
2時間−70℃でさらにかきまぜ、次いでメタノール1
077!7!!を用いて過剰の水素化試薬を分解する。
酢酸エステルおよび半飽和塩化ナトリウム溶液を用いて
反応生成物を抽出する。
有機相を分離し、硫酸マグネシウムで乾燥しそして溶媒
を真空中除去する。
化合物■の収量は無色油1.669(95%)である。
薄層クロマトグラム(展開溶液:ベンゼンー酢酸エステ
ル4:1) Rf=0.06 赤外線吸収スペクトル(溶媒なし) 3400(OH吸収帯)、2930.カルボニル吸収帯
なし、1450.1200,1120.1030.98
0cIrL。
実施例 8 9α−ヒドロキシ−11α・15α−ジテトラヒドロピ
ラニルオキシ−16・16−ジメチルー18−オキサ−
5−シス−13−トランス−プロスタジエン酸(X)の
合成 水素化ナトリウム0.39y(油中080%懸濁液)に
アルゴン気流下で無水ジメチルスルホキシド5mlを加
えそして水素の発生が止むまで1時間60℃でかきまぜ
る。
室温に冷却後との溶液に無水ジメチルスルホキシド5m
l中に溶解した4−カルボキシブチルトリフェニル−ホ
スホニウム−プロミド(120℃で高真空下に乾燥)2
.85Fを滴下する。
その際強(赤色に着色してウイテイツヒ反応に必要なホ
スホルイリドが形成される。
さらに30分間30℃でかきまぜる。
次いでジメチルスルホキシド5ml中の化合物IX1.
66Pを滴下する。
これを2時間半室温でかきまぜそして続いてジエチルエ
ーテルを重層した氷水中に入れる。
中性物質を抽出し、水溶液を水冷下で5%硫酸水素ナト
リウム溶液を用いてpH2に酸性化しそして直ちにエー
テルで抽出する。
次いでエーテル溶液を0.5N苛性ソーダで抽出し、水
性アルカリ相を分離しそして新たに水冷下で酸性化し、
エーテルで抽出し、エーテル溶液を硫酸マグネシウムで
乾燥し、r過しそして真空中濃縮する。
化合物■の収量はシリカゲル250)でのカラムクロマ
トグラフィー(溶媒系二酢酸エステルー酢酸97.5:
2.5)後に淡黄色油1.76y(90%)に達する。
薄層クロマトグラム(展開溶液:酢酸エステル−酢酸9
7.5 : 2.5 ) Rf =0.56赤外線吸収
スペクトル(溶媒なし) 3400(QH吸収帯)、2950.1715(カルボ
ニル吸収帯)、1440.1240.1120.102
5.970CIrL−1゜実施例 9 9−オキソ−11a・15−ジテトラヒドロピラニルオ
キシ−16・16−シメチルー18−オキサ−5−シス
、13−)ランスープロスタジエ巧竣(16・16−シ
メチルー18−オキサ−PGE2a−11・15−ビス
テトラヒドロピラニルエーテル) (XI)の合成 化合物)(ao、85yをアセトン301rLl中に溶
解する。
ジョーンズ試薬(クロム酸2.1?、水6rrLl、濃
硫酸1.7ml)2mlをアルゴン気流下に−20〜−
25℃で滴下する。
30分間かきまぜ、次いでイソプロパツール3rrLl
を加えそして過剰の酸化剤を分解させるためにさらに1
0分間かきまぜる。
次いでメチレンクロリド1oorrLlおよび水100
m1を加え、振盪し、相を分離し、有機抽出物をMgS
O4で乾燥しそして溶媒を真空中最高5℃で濃縮する。
化合物■の収量はほとんど無色の透明な油0.72S’
(85%)である。
薄層クロマトグラム(酢酸エチルエステル−酢酸=97
.5 : 2.5)Rf冨0.69 赤外線吸収スペクトル(NaC1板) 2950.1745(ケトン−カルボニル)、1720
(酸−カルホニル)、1115.1040゜970゜ 実施例 10 (a)9−オキソ−11a・15−ジヒドロキシ16・
16−シメチルー18−オキサ−5−シス、13−1ラ
ンス−プロスタジエン酸(16・16−シメチルー18
−オキサ−PGE2a)15S−および15R−エピマ
ー(IB)の合成 化合物XIa0.72yをテトラヒドロフラン5ml中
に溶解し、酢酸−水(2:1)の混合物を15m1加え
そして40 ’Cで4時間かきまぜる。
次いで溶媒を真空中ベンゼンを数回添加して除去するが
その除温度は+5℃を越えてはならない。
化合物IBの収量は透明な油0.61である。シリカゲ
ル−メルク社製(70〜230メツシユ)−上でクロロ
ホルム−メタノール(22:1)を用いてカラムクロマ
トグラフィーに付すと、フラクション(1フラクシヨン
2d)130〜170に15R−4ピマーIB 1o4
rn9およびフラクション170〜28oに15S−エ
ピマーlB102■が得られる。
収量0.2061(41,5%)。
H/D変換により5.9〜6.4 ppm、 (1)シ
グナルが除去され得る。
(b) 同様な方法で9−オキソ−11α・15−ビ
ス−テトラヒドロピラニルオキシ−16・16−シメチ
ルー18−オキサ−5−シス、13−トランス−20−
ツループロスタジエン酸38?から9−オキソ−11α
・15−ジヒドロキシ−16・16−シメチルー18−
オキサ−5−シス、13−トランス−20−ツループロ
スタジエン酸(IB ) 2.offが製造される。
カラムクロマトグラフィーにより 15R−,111mピマー(IB ) 8001r1g
15S−−[−ピマ−(IB ) 750rr1gが得
られる。
核磁気共鳴スペクトル(CDC13中)δ−値0.9
−重線 6H(CH3)、1.3 〜2.8
多重線 12H(CH2−>CH−)、 3.25 −重線 2H(−0CH2−)、3.3
5 −重線 3H(−0CH3)、3、8 〜4.
3 多重線 3H(>CH−OH)、薄層クロマトグ
ラム(溶媒:酢酸エチルエステル−酢酸97.5:2.
5)(シリカゲル板−メルク社) 15R−エピマーRf=0.36 15S−エピマーRf=0.28 IBの15R−および15S−エピマーのスペクトルは
慣用の溶解の範囲で事実上同一である。
赤外線吸収スペクトル(NaC1板) 3450(OH吸収帯)、2950,1745(ケトン
−カルボニル)、1720(酸−カルボニル)、111
0,1040.970゜核磁気共鳴スペクトル(CDC
13中) δ−値0.9 −重線 6H(C
H3)、1.18 三重線 3H(CH3CH
2−)、1.4 〜2.7 多重線 12H(−C
H2−>CH−)、 3.28 −重線 2H(−(CH3)2cmC
H2−0−)、 3.46 四重線 2H(−oCH2CH3)
、3.8 〜4.4 多重線 2H(>CH−OH
)、5.25〜5,75 多重線 4H(オレフィン性
H)、 5.9 〜6.4 巾広い 3H(2XOH11−
重線 XC00H)。
5.2 〜5.8 多重線 4H(オレフィン性プ
ロトン)、 6.5 〜6.8 巾広い 3H(2XOH。
−重線 C00H)。
C)同様の方法で9−オキソ−11α・15−ビス−テ
トラヒドロピラニルオキシ−16・16・20・20−
テトラメチル−18−オキサ−5−シス、13−)ラン
ス−プロスタジエン酸4.9tから9−オキソ−11α
・15−ジヒドロキシ−16・16・20・20−テト
ラメチル−18−オキサ−5−シス、13−トランス−
プロスタジエン酸(IB )1.9fが製造される。
核磁気共鳴スペクトル(CDC13中) δ−値0.9
0〜1.1 二重の 12H(CH3)−重線 1.3 〜2.8 多重線 13H(CH2,>CH
−)、3.2 −重線 2 H(−0CH2−
)、3.4 二重線 2H(−0−CH2−
)、3.6 〜4.3 多重線 3H(>CHOH)
、5.3 〜5.8 多重線 4H(オレフィン性プ
ロトン)、 5.9 〜6.5 巾広い 3H(2XOH。
−重線 C00H)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 (式中、R3は1〜4個の炭素原子を有する直鎖状もし
    くは分枝状のアルキル残基を意味しそしてR4およびR
    5は異なっておりそれぞれは水素もしくはヒドロキシル
    基を意味する)を有する化合物を酸化し次に式 (式中R3は前記の意味をあられす)を有する得られた
    化合物中のテトラヒドロピラニル保護基を開裂させて後
    記式Iの化合物を得、そして所望によりこの式Iの化合
    物を生理学的に許容し得る塩もしくはエステルに変換す
    ることを特徴とする、式I イネマン・メジカル・ブツクス・リミテッド、ロンドン
    、1973年)参照〕。 薬理学的作用の多数が天然のブロスタン酸と相違する天
    然に存在しないブロスタン酸類縁体の合成はその意義が
    近来増大している。 本発明は式I (式中、R1およびR2は異なっておりそれぞれは水素
    もしくはヒドロキシル基を意味しそしてR3は前記の意
    味をあられす)を有する化合物ならびにそれらの生理学
    的に許容し得る塩およびエステルの製法。
JP50040748A 1974-04-03 1975-04-03 シンキプロスタグランジンルイエンタイノセイホウ Expired JPS5854140B2 (ja)

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