JPS5853168Y2 - 鋳造機等の型締装置 - Google Patents

鋳造機等の型締装置

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Publication number
JPS5853168Y2
JPS5853168Y2 JP7827680U JP7827680U JPS5853168Y2 JP S5853168 Y2 JPS5853168 Y2 JP S5853168Y2 JP 7827680 U JP7827680 U JP 7827680U JP 7827680 U JP7827680 U JP 7827680U JP S5853168 Y2 JPS5853168 Y2 JP S5853168Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold clamping
mold
plate
movable plate
fixed plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP7827680U
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English (en)
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JPS5721468U (ja
Inventor
重男 海保
恒雄 石原
昇克 内田
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋳造機等の型締装置に関するもので、特に型締
シリンダを固定板のダイパー近傍に配設するとともに、
該シリンダと型締時に繋がるロックバーを可動板に設け
、且つロックバーを型開き時に固定板と干渉しないよう
にし、均等な型締力を得ること、型締装置のコンパクト
化を図った型締装置に関する。
鋳造機、特に縦型ダイカストマシンでは、上型を可動板
に、下型を下の固定板に取り付け、可動板を上の固定板
に設けた型開閉シリンダでダイパーにガイドさせて昇降
動させ、型開閉を行うとともに、上固定板に設けた型締
シリンダで型閉め状態の型締を行う。
かかる型締シリンダのストロークのみで型締を行った場
合、型締シリン:ダのストロークは大きくなり、型締ス
トロークに大きなものを必要とする結果型締装置、延い
ては鋳造機の縦寸法が大きくなり、大型化し、これは単
なる大型化の他に各部の強度、剛性を不必要に大きくな
る等の不都合をももたらし、コストカ塙くなる。
上記を改善すべく例えば実開昭52−406号が提案さ
れるが、キー、ガイド板で型締力を受けるためそれ自身
相当の強度、換言すれば型締力に相当する強度を必要と
し、又型締シリンダとダイパーとがオフセットされてお
り曲げが発生し、更に固定ガイド板等が厚くなり、構造
的にも大型化し、型締力にも影響を及ぼす等の問題があ
る。
本考案者等は従来のこの種型締装置における以上の如き
問題点を解決すべく本考案をなしたものである。
本考案の目的は、型締シリンダを固定板のダイパー近傍
に配設し、可動板に回転部材を介してロックバーを付設
し、且つ固定板には前記ロックバーと干渉しない逃げ孔
を設け、型閉時に可動板の回転部材を回動せしめてロッ
クバーと型締シリンダとを係合せしめ、型締めを行うよ
うにし、型締力を均等に可動部材に働かせること、型締
装置、鋳造機等をコンパクト化し得ること、構造簡単化
を図ることができること等の利点を有する鋳造機等の型
締装置を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1″図は型開き状態の鋳造機の要部破断正面図、第2
図は型閉且つ型締状態の要部破断側面図で、鋳造機1は
下の基板2、これと四隅に起設したダイパー3・・・で
上端に固設支持された固定板4と、上下の基板、固定板
間にあって、ダイパー3・・・でガイドされて上下動す
る可動板5とからなる。
基板2上には下型6が、又可動板5の下面には上型7が
各付設され、可動板5は固定板4の中央部上に付設され
た型開閉シリンダユニット8のロッド8a下端に連結さ
れ、ユニット8の駆動でダイパー3・・・にガイドされ
て上下動し、上動で第1図の如く型を開き、下動で第2
図の如く型を閉じる。
以上の固定板4のダイパー3・・・に離接した各内側に
は型締シリンダユニット9・・・を図示例ではダイパー
3・・・と同数の四個配設し、ユニット9・・・は下向
きに可動板5側にストロークするロッド9aを各備える
一方、可動板5上には各ユニット9・・・と対向する四
本のロックパー10・・・が起設され、ロックパー10
の長さは型閉じ時に前記ユニット9・・・のロッド9a
下端とその上端か衝合する長さとし、ロックパー10は
可動板5上に平面内で回動する如く設けて回動板11上
に設けられている。
回動板11部分の詳細は第4図及び第5図に示される如
くで、回動板11は中央の円孔11a内縁を複数個のガ
イドローラ12・・・でガイドして中心8aを中心とし
た回動を保障され、且つ可動板5上に起設したストッパ
13で浮動を拘束され、可動板5上に付設された回動シ
リンダユニット14のロッド14aに連結され、これの
ストロークでローラ12・・・にガイドされた回動し、
かかる回動板5の四個所にロックパー10・・・が起設
されている。
一方、固定板4にはダイパー3・・・及び型締シリンダ
ユニット9・・・と位相をズラせてロックパー10・・
・と対応する四個の逃げ孔15・・・が上下方向に貫通
穿設され、ユニット9・・・及び逃げ孔15・・・はロ
ックパー10・・・の回転軌跡上に位相をズラせて設け
られている。
次にその作用、効果を詳述すると、可動板5の上昇時の
型開き時にはロックパー10・・・が逃げ孔15・・・
に遊合し、バー10・・・は固定板4上にその先端が突
出して可動板5と固定板4は接近し、型開き状態を維持
する。
ロックパー10・・・が固定板4に遊合しているため、
該バー10とユニット9のロッド9aを合算した最小ス
トロークを可動板5と固定板4間に確保する必要がなく
、固定板4と可動板5を可及的に近接させることができ
、従って鋳造機1の全高は可及的に小さくなり、全体と
してコンパクト化する。
型開閉シリンダユニット8の駆動で可動板5を下動させ
、型6,7は閉じ、この状態で回動板11を可動板5上
で第4図中時計方向に回動させ、これはユニット14の
後退ストロークでなされる。
回動限テロツクパー10・・・は型締シリンダユニット
9・・・のロッド9a直下に近接して位置し、爾後ユニ
ット9・・・を駆動せしめ、ロッド9aの圧下動により
ロックパー10・・・とユニット9・・・とは衝合して
係合し、ユニット9・・・の圧力はロックパー10・・
・に伝達され、可動板5を圧下し、即ち型6゜7は型締
めされることとなり、これを第2図及び第6図で示した
このようにロックパー10・・・とユニット9との必要
時の係合で型締めストロークは僅少で足りる。
鋳造後型開きに先立って型締シリンダユニット9を解除
し、回動板11を第6図から反時計方向の所定位置迄回
動させてロックパー10・・・を固定板4の逃げ孔15
・・・に適合させ、第4図の如き状態とした後可動板5
を上動させ、型開きして製品を取り出し、ロックパー1
0・・・は逃げ孔15・・・に遊合して固定板5と干渉
することはない。
以上図示例では型締シリンダユニット9を固定板側に、
又ロックパー10を可動板側に設けたが、これは逆でも
良く、又回動板11の回動機構は上記に限られるもので
はない。
尚、本考案に係る型締装置は実施例の如き鋳造機のみな
らず、インジェクションマシン等の成形機の型締装置と
して採用し得ることは勿論である。
以上で明らかな如く本交案によれば、型締装置は伝達部
と駆動部とに分割されているため型締ストロークは極小
で足り、従って型締装置、鋳造機等のコンパクト化を図
ることができるとともに、型締シリンダユニットをダイ
パーに近接して設けたため、型締力を型に均等に付与す
ることができ、良好な鋳造が期待できる他、従来のコン
パクト化の如く構造が複雑化せず、構造簡単に安価に所
期の目的を達成することができる等の多大の利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は型開き
状態の鋳造機の要部破断正面図、第2図は同型閉じ、型
締状態の側面図、第3図は鋳造機の平面図、第4図は可
動板の平面図で型開き状態の図、第5図は同部分破断正
面図、第6図は型閉じ、型締状態の第4図と同様の図で
ある。 尚図面中1は鋳造機、2は基板、3はダイパー4は固定
板、5は可動板、8は開閉シリンダ、9は型締シリンダ
、10はロックパー 11は回転板、15は逃げ孔であ
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)固定板と基板との間の可動板をダイパーにガイド
    させて移動させて型開閉シリンダにより型開閉を行うよ
    うにした鋳造機等の型締装置において、固定板、可動板
    の一方にダイパーに隣接して複数の型締シリンダを配設
    し、他方に回動板を付設し、回動板の回動所定位置で型
    締シリンダと係合する同数のロックバーを該回動板に付
    設するとともに、前記型締シリンダを設けた部材に回動
    板の回動所定位置でロックバーと該部材との干渉を避け
    る部分を設けたことを特徴とする鋳造機等の型締装置
  2. (2)前記型締シリンダは固定板に設けられ、前記ロッ
    クバーは可動板に設けられ、ロックバーの逃げ孔を固定
    板に設けた前記実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の鋳造機等の型締装置。
JP7827680U 1980-06-05 1980-06-05 鋳造機等の型締装置 Expired JPS5853168Y2 (ja)

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JP7827680U JPS5853168Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05 鋳造機等の型締装置

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JP7827680U JPS5853168Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05 鋳造機等の型締装置

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Publication Number Publication Date
JPS5721468U JPS5721468U (ja) 1982-02-03
JPS5853168Y2 true JPS5853168Y2 (ja) 1983-12-03

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ID=29440803

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JP7827680U Expired JPS5853168Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05 鋳造機等の型締装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01171829A (ja) * 1987-12-25 1989-07-06 Meiki Co Ltd 射出成形機の型締装置
JP5595755B2 (ja) * 2010-03-02 2014-09-24 キヤノン電子株式会社 型締め方法およびその装置ならびにこれを用いた射出成形機

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Publication number Publication date
JPS5721468U (ja) 1982-02-03

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