JPS5852916B2 - 液体充填バルブ - Google Patents
液体充填バルブInfo
- Publication number
- JPS5852916B2 JPS5852916B2 JP10051978A JP10051978A JPS5852916B2 JP S5852916 B2 JPS5852916 B2 JP S5852916B2 JP 10051978 A JP10051978 A JP 10051978A JP 10051978 A JP10051978 A JP 10051978A JP S5852916 B2 JPS5852916 B2 JP S5852916B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filling
- vent tube
- cylinder
- valve
- filling valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体充填機の充填バルブに関する。
従来、充填容器の充填量を調節するヘッドスペースの調
整はベントチューブの先端を切断したりベントチューブ
の先端をネジ式で上下調整しているが、調整を充填液流
出箇所で行うため充填作業を停止しなければならなかっ
たり、調整螺子が脱落して充填容器に入ったり、衛生的
にも好ましくない等の欠陥があり、更に従来の充填管な
し充填バルブの場合、ベントチューブのストロークを変
化させると充填弁の開閉度が変化し、泡立ちの原因にな
り、特に炭酸飲料ではこの傾向が著しく問題がある。
整はベントチューブの先端を切断したりベントチューブ
の先端をネジ式で上下調整しているが、調整を充填液流
出箇所で行うため充填作業を停止しなければならなかっ
たり、調整螺子が脱落して充填容器に入ったり、衛生的
にも好ましくない等の欠陥があり、更に従来の充填管な
し充填バルブの場合、ベントチューブのストロークを変
化させると充填弁の開閉度が変化し、泡立ちの原因にな
り、特に炭酸飲料ではこの傾向が著しく問題がある。
本発明はこれらの欠陥を改善するようにしたもので、充
填筒内に高圧気体の注排で上下動するピストンを設け、
該ピストンに固着されたベントチューブの下側部に充填
筒下端の弁座を開閉する充填弁を設けた充填弁支持筒を
嵌着し、該充填弁支持筒上端とベントチューブとをクッ
ションスプリングで連結し、前記充填筒には充填弁支持
筒のストロークを規制する支持枠を設けると共にベント
チューブにはそのストロークを調整するストッパーを設
けたことを要旨とするものである。
填筒内に高圧気体の注排で上下動するピストンを設け、
該ピストンに固着されたベントチューブの下側部に充填
筒下端の弁座を開閉する充填弁を設けた充填弁支持筒を
嵌着し、該充填弁支持筒上端とベントチューブとをクッ
ションスプリングで連結し、前記充填筒には充填弁支持
筒のストロークを規制する支持枠を設けると共にベント
チューブにはそのストロークを調整するストッパーを設
けたことを要旨とするものである。
本発明の実施例を図面について説明すると、回転式充填
機の環状のタンク液室１の外側部には内部にピストン２
を嵌装しかつ下端に弁座３を形成した充填筒４が設けら
れ、該充填筒４のピストン上側室５は高圧気体室６と連
通孔７、三方切換スプールバルブ８及び連通孔９を介し
て連結され、スプールバルブ８をカム１０，１０で作動
することによりピストン上側室５と高圧気体室６とを連
通して高圧気体を注入したり、ピストン上側室５を大気
と連通して高圧気体を排出できるように形成され、ピス
トン下側室５′はタンク液室１と上下の通孔１１，１２
を介して連通されており、上部通孔１１はタンク液室１
の気体通路に、下部通孔１２は液体通路に末々なってお
り、更にピストン２にはベントチューブ１３が固着され
ている。
機の環状のタンク液室１の外側部には内部にピストン２
を嵌装しかつ下端に弁座３を形成した充填筒４が設けら
れ、該充填筒４のピストン上側室５は高圧気体室６と連
通孔７、三方切換スプールバルブ８及び連通孔９を介し
て連結され、スプールバルブ８をカム１０，１０で作動
することによりピストン上側室５と高圧気体室６とを連
通して高圧気体を注入したり、ピストン上側室５を大気
と連通して高圧気体を排出できるように形成され、ピス
トン下側室５′はタンク液室１と上下の通孔１１，１２
を介して連通されており、上部通孔１１はタンク液室１
の気体通路に、下部通孔１２は液体通路に末々なってお
り、更にピストン２にはベントチューブ１３が固着され
ている。
しかしてベントチューブ１３の下部外側には下端に前記
弁座３を開閉する充填弁１４を上端に開閉度規制ストッ
パー１５を夫々設けた充填弁支持筒１６が摺動自在に嵌
着されると共にその上端とベントチューブ１３に設けた
クッションストッパー１７とはクッションスプリング１
８で連結され、更に充填弁支持筒１６は充填筒４に設け
た支承枠１９に嵌合し、充填弁支持筒１６は開閉度規制
ストッパー１５が支承枠１９に衝接するまで下降して充
填弁１４を開き充填筒４内の液体を流出するように構成
されている。
弁座３を開閉する充填弁１４を上端に開閉度規制ストッ
パー１５を夫々設けた充填弁支持筒１６が摺動自在に嵌
着されると共にその上端とベントチューブ１３に設けた
クッションストッパー１７とはクッションスプリング１
８で連結され、更に充填弁支持筒１６は充填筒４に設け
た支承枠１９に嵌合し、充填弁支持筒１６は開閉度規制
ストッパー１５が支承枠１９に衝接するまで下降して充
填弁１４を開き充填筒４内の液体を流出するように構成
されている。
また前記ベントチューブ１３の透孔２０の上端は充填筒
４上部に設けた連通孔２１、三方切換スプールバルブ２
２及び連通孔２３を介してタンク液室１上部と連結され
、三方切換スプールバルブ２２をカム２４，２４で夫々
切換えることにより、ベントチューブ１３の透孔２０を
タンク液室１と連通したり、大気に連通したりできるよ
うに構成されていると共にベントチューブ１３の充填筒
４から上方に突出した部分には該ベントチューブ１３の
ストロークを規整するストッパー２５が調節自在に螺着
されている。
４上部に設けた連通孔２１、三方切換スプールバルブ２
２及び連通孔２３を介してタンク液室１上部と連結され
、三方切換スプールバルブ２２をカム２４，２４で夫々
切換えることにより、ベントチューブ１３の透孔２０を
タンク液室１と連通したり、大気に連通したりできるよ
うに構成されていると共にベントチューブ１３の充填筒
４から上方に突出した部分には該ベントチューブ１３の
ストロークを規整するストッパー２５が調節自在に螺着
されている。
また充填筒４の弁座３の外側に穿設された連通孔２６の
他端にはカム２７の作動で大気と連通ずるスニフトバル
ブ２Ｂが設けられており、更にピストン２と支承枠１９
との間には補助スプリング２９が介装されピストン２を
上方に附勢している。
他端にはカム２７の作動で大気と連通ずるスニフトバル
ブ２Ｂが設けられており、更にピストン２と支承枠１９
との間には補助スプリング２９が介装されピストン２を
上方に附勢している。
なお図中３０は充填筒４下端に装着したラバーパッド、
３１は高圧気体供給パイプ、３２は低圧気体供給パイプ
、３３はリフター ３４は充填容器である。
３１は高圧気体供給パイプ、３２は低圧気体供給パイプ
、３３はリフター ３４は充填容器である。
本発明実施例は上記のように構成されているので、タン
ク液室１を１．５〜２ｋｇ／ｆｆｌの圧力に保持してこ
れに炭酸飲料を収容し、リフター３３で容器３４を上昇
して充填筒４のラバーパット３０に当接してシールする
と、先づスプールバルブ２２がカム２４．２４で作動さ
れてベントチューブ１３の透孔２０はタンク液室１上部
の気体部と連通し容器３４内を充填筒４及びタンク液室
１と同圧にする。
ク液室１を１．５〜２ｋｇ／ｆｆｌの圧力に保持してこ
れに炭酸飲料を収容し、リフター３３で容器３４を上昇
して充填筒４のラバーパット３０に当接してシールする
と、先づスプールバルブ２２がカム２４．２４で作動さ
れてベントチューブ１３の透孔２０はタンク液室１上部
の気体部と連通し容器３４内を充填筒４及びタンク液室
１と同圧にする。
次いでスプールバルブ８がカム１０，１０で作動されて
高圧気体室６から連通孔９，７を介して高圧気体をピス
トン上側室５に送り込みピストン２を圧送してベントチ
ューブ１３を下降し、これとクッションスプリング１８
で連結されている充填弁支持筒１６を下方移動し充填弁
１４をその上端の開閉度規制ストッパー１５が支承枠に
衝接するまで開放して液体を充填筒４から容器３４に充
填する一方、ベントチューブ１３はピストン２の下降作
用により更にクッションスプリング１８を圧縮しながら
ストッパー２５が充填筒４の上端に衝接するまで下降し
て容器３４内上部のヘッドスペースを設定規制して容器
３４内への液体の充填が完了する。
高圧気体室６から連通孔９，７を介して高圧気体をピス
トン上側室５に送り込みピストン２を圧送してベントチ
ューブ１３を下降し、これとクッションスプリング１８
で連結されている充填弁支持筒１６を下方移動し充填弁
１４をその上端の開閉度規制ストッパー１５が支承枠に
衝接するまで開放して液体を充填筒４から容器３４に充
填する一方、ベントチューブ１３はピストン２の下降作
用により更にクッションスプリング１８を圧縮しながら
ストッパー２５が充填筒４の上端に衝接するまで下降し
て容器３４内上部のヘッドスペースを設定規制して容器
３４内への液体の充填が完了する。
このようにして充填が完了するとスプールバルブ８がカ
ム１０．１０で再で作動してピストン上側室５を大気と
連通しピストン２は補助スプリング２９及びタンク液室
１内の内圧で上昇しこれに伴い充填弁支持筒１６もベン
トチューブ１３と共に上昇して充填弁１４は閉鎖され、
次いでカム２７でスニフトバルブ２８が開放され容器３
４内を常圧にすると同時にスプールバルブ２２が再びカ
ム２４，２４で作動されてベントチューブ１３を大気と
連通せしめるので、この透孔２０内に上昇していた液体
は容器３４内に重力で流下して充填作業は終り、リフタ
ー３３は容器３４を下降せしめるものである。
ム１０．１０で再で作動してピストン上側室５を大気と
連通しピストン２は補助スプリング２９及びタンク液室
１内の内圧で上昇しこれに伴い充填弁支持筒１６もベン
トチューブ１３と共に上昇して充填弁１４は閉鎖され、
次いでカム２７でスニフトバルブ２８が開放され容器３
４内を常圧にすると同時にスプールバルブ２２が再びカ
ム２４，２４で作動されてベントチューブ１３を大気と
連通せしめるので、この透孔２０内に上昇していた液体
は容器３４内に重力で流下して充填作業は終り、リフタ
ー３３は容器３４を下降せしめるものである。
なお上記実施例におけるベントチューブのストッパー２
５はその上端に設けているが、その装置はこれに限定さ
れるものではなく、ベントチューブの下端でなければ良
く、例えばピストン２の下側における充填筒４内に偏心
輪を設けてこれを外部から回動することによりピストン
２の下降ストロークを調節することもできる。
５はその上端に設けているが、その装置はこれに限定さ
れるものではなく、ベントチューブの下端でなければ良
く、例えばピストン２の下側における充填筒４内に偏心
輪を設けてこれを外部から回動することによりピストン
２の下降ストロークを調節することもできる。
本発明は上記のように充填筒内の圧力差により上下動す
るベントチューブの下端に設けた充填弁をベントチュー
ブの上下動で開閉するに当り、特にベントチューブと充
填弁の上下動ストロークを夫々別個規制するようにした
ので充填弁の開閉度は常に一定に保持した状態でベント
チューブのストロークを任意に調整して容器内の液体充
填量を容易に調整できると共にその調節手段も液体の流
出する充填弁部分で行わないので充填作業を停止するこ
ともなく容易にできると共に極めで衛生的であり、特に
泡立ち液体の充填に好適である。
るベントチューブの下端に設けた充填弁をベントチュー
ブの上下動で開閉するに当り、特にベントチューブと充
填弁の上下動ストロークを夫々別個規制するようにした
ので充填弁の開閉度は常に一定に保持した状態でベント
チューブのストロークを任意に調整して容器内の液体充
填量を容易に調整できると共にその調節手段も液体の流
出する充填弁部分で行わないので充填作業を停止するこ
ともなく容易にできると共に極めで衛生的であり、特に
泡立ち液体の充填に好適である。
図面は本発明の縦断正面図である。
２・・・・・・ピストン、３・・・・・・弁座、４・・
・・・・充填筒、１３・・・・・・ベントチューブ、１
４・・・・・・充填弁、１５・・・・・・開閉度規制ス
トッパー、１６・・・・・・充填弁支持筒、１８・・・
・・・クッションスプリング、１９・・・・・・支承枠
、２５・・・・・・ストッパー。
・・・・充填筒、１３・・・・・・ベントチューブ、１
４・・・・・・充填弁、１５・・・・・・開閉度規制ス
トッパー、１６・・・・・・充填弁支持筒、１８・・・
・・・クッションスプリング、１９・・・・・・支承枠
、２５・・・・・・ストッパー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 充填筒内に高圧気体の注排で上下動するピストンを
設け、該ピストンに固着されたベントチューブの下側部
に充填筒下端の弁座を開閉する充填弁を設けた充填弁支
持筒を嵌着し、該充填弁支持筒上端とベントチューブと
をクッションスプリングで連結し、前記充填筒には充填
弁支持筒のストロークを規制する支承枠を設けると共に
ベントチューブにはそのストロークを調整するストッパ
ーを設けた液体充填バルブ。 ２ ベントチューブを充填筒上部に貫通突出せしめ該貫
通突出部にベントチューブのストロークを調整するスト
ッパーを調節自在に螺着した特許請求の範囲第１項記載
の液体充填バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10051978A JPS5852916B2 (ja) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | 液体充填バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10051978A JPS5852916B2 (ja) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | 液体充填バルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5529460A JPS5529460A (en) | 1980-03-01 |
| JPS5852916B2 true JPS5852916B2 (ja) | 1983-11-25 |
Family
ID=14276193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10051978A Expired JPS5852916B2 (ja) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | 液体充填バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852916B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2518498B2 (ja) * | 1992-10-16 | 1996-07-24 | 井関農機株式会社 | 施肥装置付き田植機 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2773260B2 (ja) * | 1989-06-30 | 1998-07-09 | 澁谷工業株式会社 | 重力式充填装置の自動空寸調整装置 |
| KR200485150Y1 (ko) | 2017-07-18 | 2017-12-04 | 선일터미날주식회사 | 하역 용기 장치 |
-
1978
- 1978-08-18 JP JP10051978A patent/JPS5852916B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2518498B2 (ja) * | 1992-10-16 | 1996-07-24 | 井関農機株式会社 | 施肥装置付き田植機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5529460A (en) | 1980-03-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0138234B1 (en) | Apparatus for filling fixed amount of liquid into containers | |
| US4270585A (en) | Filling device having an air return pipe for filling containers with gas-containing liquid | |
| US4319613A (en) | Valve arrangement for filling containers with gas-containing liquid | |
| JPH09142403A (ja) | 液体定量充填装置 | |
| US5402833A (en) | Apparatus for filling bottles or similar containers | |
| JPS5852916B2 (ja) | 液体充填バルブ | |
| US3415295A (en) | Bottle filling apparatus | |
| JP3484760B2 (ja) | 充填バルブ | |
| US3523401A (en) | Filling apparatus for containers of thermoplastic material | |
| US3500880A (en) | Container filling apparatus | |
| US2652965A (en) | Liquid filling valve | |
| US2894665A (en) | Mechanism for dispensing liquid | |
| US3211192A (en) | Valve for bottling gasified liquids | |
| US7011120B2 (en) | Liquid filling device and method | |
| US2639077A (en) | Vacuum filling stem | |
| US2721021A (en) | Filling head | |
| JP4350224B2 (ja) | 液体充填装置および方法 | |
| JP3864290B2 (ja) | 液体定量充填装置 | |
| JPH074161Y2 (ja) | 液体定量充填装置 | |
| US2514072A (en) | Bottle filler valve | |
| JP4378969B2 (ja) | 充填バルブおよびこの充填バルブを備えた充填設備 | |
| US4307762A (en) | Arrangement for filling beverages into containers | |
| US2226619A (en) | Bottle filler valve | |
| US2261706A (en) | Filling machine for containers | |
| CN209089913U (zh) | 雪花冰机饮料瓶封闭式自动下液装置 |