JPS5852732B2 - 寸法の重なる型番の円錐コロ軸受内外輪用素材の同時製作方法 - Google Patents
寸法の重なる型番の円錐コロ軸受内外輪用素材の同時製作方法Info
- Publication number
- JPS5852732B2 JPS5852732B2 JP1369776A JP1369776A JPS5852732B2 JP S5852732 B2 JPS5852732 B2 JP S5852732B2 JP 1369776 A JP1369776 A JP 1369776A JP 1369776 A JP1369776 A JP 1369776A JP S5852732 B2 JPS5852732 B2 JP S5852732B2
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- Japan
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- outer rings
- ring
- materials
- diameter
- conical roller
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、寸法の重なる型番の円錐コロ軸受内外輪用
素材の棒材からの同時製作方法、即ち外輪小内径が内輪
大鍔径よりも小さく単純にプレス打抜きによる内外輪の
分離が出来ない非分離型の円錐コロ軸受内外輪用素材の
同時成形による製作方法に関するものである。
素材の棒材からの同時製作方法、即ち外輪小内径が内輪
大鍔径よりも小さく単純にプレス打抜きによる内外輪の
分離が出来ない非分離型の円錐コロ軸受内外輪用素材の
同時成形による製作方法に関するものである。
従来から、第１図に示す円錐コロ軸受の内外輪１．２用
の素材は、パイプ材か棒材から削り出されている。
の素材は、パイプ材か棒材から削り出されている。
図面中、３はコロ、４は保持器である。ところが、パイ
プ材は棒材に比べ高価であり、棒材からの素材は切り屑
が多く材料法留りが悪いといった欠点がある。
プ材は棒材に比べ高価であり、棒材からの素材は切り屑
が多く材料法留りが悪いといった欠点がある。
一般に、円錐コロ軸受内外輪には、外輪小内径が内輪大
鍔径より大きい型番（分離型）と外輪小内径が内輪大鍔
径よりも小さい型番（非分離型）とに大別される。
鍔径より大きい型番（分離型）と外輪小内径が内輪大鍔
径よりも小さい型番（非分離型）とに大別される。
そして、前者は、第２図乃至第４図に示すように、外輪
１１の小内径り、が内輪１２の大鍔径ｄ１より所定量大
きいので、内外輪のセット鍛造１３後、プレスポンチ１
４で分離する方式が採用できる。
１１の小内径り、が内輪１２の大鍔径ｄ１より所定量大
きいので、内外輪のセット鍛造１３後、プレスポンチ１
４で分離する方式が採用できる。
図面中、１５は分離用ダイス、１６は底カス部である。
従って、内外輪用素材１１′と１２′の製作に安価な棒
材を歩留り良く使用でき、近年この方式の普及が著るし
い。
材を歩留り良く使用でき、近年この方式の普及が著るし
い。
一方、後者は、第５図乃至第８図に示すように、外輪２
１の小内径Ｄ２が内輪２２の大鍔径ｄ２より所定量小さ
いので、内外輪のセット鍛造は出来るが、プレスによる
分離方式が採用出来ない。
１の小内径Ｄ２が内輪２２の大鍔径ｄ２より所定量小さ
いので、内外輪のセット鍛造は出来るが、プレスによる
分離方式が採用出来ない。
従って、これらの型番の内外輪用素材の成形は、第６図
に示す如き外輪用素材２１′と内輪用素材２２′の別個
鍛造方式か、或は、第７図及び第８図に示す如き、内外
輪のセット鍛造２９後突切り分離する方式が採用されて
いる。
に示す如き外輪用素材２１′と内輪用素材２２′の別個
鍛造方式か、或は、第７図及び第８図に示す如き、内外
輪のセット鍛造２９後突切り分離する方式が採用されて
いる。
図面中、２４は底カス、２６は突切りカスである。
また２６は突切バイトである。しかしながら、内外輪の
別個鍛造方式は、外輪２１′と内輪２２′を別々に鍛造
するため、工程数が多く、外輪、内輪共底カスを生じ材
料歩留りが悪い欠点を持つ。
別個鍛造方式は、外輪２１′と内輪２２′を別々に鍛造
するため、工程数が多く、外輪、内輪共底カスを生じ材
料歩留りが悪い欠点を持つ。
一方、内外輪セット鍛造後の突切り分離方式は、第８図
の如き、旋削分離工程が必要で、突切りによる材料歩留
りも悪い欠点を持つ。
の如き、旋削分離工程が必要で、突切りによる材料歩留
りも悪い欠点を持つ。
この発明は、上記従来方法の欠点に鑑みて、その問題点
を究明し開発したもので、以下第９図乃至第１２図に示
す実施例に従って説明する。
を究明し開発したもので、以下第９図乃至第１２図に示
す実施例に従って説明する。
図面において、３０は外輪、３２は内輪である。
即ち、第９図に示す如く、この発明の対象とする内外輪
３０と３２は、外輪３０の小内径Ｄ２が内輪３２の大鍔
径ｄ２より所定量小さい最終形状を持つが、外輪３０は
最初内径が第９図の鎖線３０′及び第１０図に示す如き
セット鍛造３３が可能な大きさＤ２′に設定される。
３０と３２は、外輪３０の小内径Ｄ２が内輪３２の大鍔
径ｄ２より所定量小さい最終形状を持つが、外輪３０は
最初内径が第９図の鎖線３０′及び第１０図に示す如き
セット鍛造３３が可能な大きさＤ２′に設定される。
そして第１１図に示すプレスポンチ３５で以って打抜き
分離される。
分離される。
尚、図面中、３４は底カス、３６は分離用ダイスである
。
。
次いで、このように予め大きく鍛造分離された内外輪用
素材３０“、３２′のうち、外輪用素材３０“は、第１
２図に示すプレスラム３７に取付けられたポンチ３８で
、円錐状の孔型３９を押し通すことにより、半径方向の
圧縮を受けて所要寸法に成形される。
素材３０“、３２′のうち、外輪用素材３０“は、第１
２図に示すプレスラム３７に取付けられたポンチ３８で
、円錐状の孔型３９を押し通すことにより、半径方向の
圧縮を受けて所要寸法に成形される。
その成形の具体的条件の１例として、外径８０間、肉厚
２４關の環状物品を外径７２關、肉厚２６闘に成形する
場合では、約１２元のポンチ荷重を加えれば冷間で本発
明の目的は達成できる。
２４關の環状物品を外径７２關、肉厚２６闘に成形する
場合では、約１２元のポンチ荷重を加えれば冷間で本発
明の目的は達成できる。
尚、図面中、４０は受圧板、４１はポンチホルダ、４２
は型ホルダ、４３は下プレート、４４はボルスタ、４５
はベットである。
は型ホルダ、４３は下プレート、４４はボルスタ、４５
はベットである。
以上説明したように、この発明は外輪の小内径が内輪の
大鍔径より小さい型番の円錐コロ軸受内外輪用素材を素
材から同時に製作するために、先ずプレスでの分離を可
能とするように、外輪小内径寸法を内輪大鍔径寸法より
若干大きく設定して内外輪のセット鍛造成形し、鍛造成
形後プレスで内外輪用素材を分離し、次いで分離後の内
外輪用素材のうち、外輪用素材を、正規の寸法まで円錐
状の孔型を通して半径方向に圧縮することを特徴する寸
法の重なる型番の円錐コロ軸受内外輪用素材の同時製作
方法に係り、外輪小内径が内輪大鍔径より大きい分離型
の円錐コロ軸受内外輪用素材を同時製作する時に用いら
れる内外輪セット鍛造後のプレス分離方式の優位性を生
かし、棒材から歩留り良く同時成形できる。
大鍔径より小さい型番の円錐コロ軸受内外輪用素材を素
材から同時に製作するために、先ずプレスでの分離を可
能とするように、外輪小内径寸法を内輪大鍔径寸法より
若干大きく設定して内外輪のセット鍛造成形し、鍛造成
形後プレスで内外輪用素材を分離し、次いで分離後の内
外輪用素材のうち、外輪用素材を、正規の寸法まで円錐
状の孔型を通して半径方向に圧縮することを特徴する寸
法の重なる型番の円錐コロ軸受内外輪用素材の同時製作
方法に係り、外輪小内径が内輪大鍔径より大きい分離型
の円錐コロ軸受内外輪用素材を同時製作する時に用いら
れる内外輪セット鍛造後のプレス分離方式の優位性を生
かし、棒材から歩留り良く同時成形できる。
第１図はコロ及び保持器と組立てられた円錐コロ軸受用
内外輪を示す断面図である。 第２図は外輪小内径が内輪大鍔径より大きい型番の内外
輪の寸法関係を示す断面図である。 第３図及び第４図は第２図に示す内外輪用素材の製作方
法を示す断面図である。 第５図は外輪小内径が内輪大鍔径より小さい型番の内外
輪の寸法関係を示す断面図である。 第６図と第１図及び第８図は第５図に示す内外輪の従来
の２種の製作方法を示す断面図である。 第９図乃至第１２図はそれぞれこの発明に係る内外輪の
寸法関係と製作の各工程を示す図面である。 ３０″′・・・・・・最終寸法の外輪用素材、３０“・
・・・・・途中寸法の外輪用素材、３２′・・・・・・
内輪用素材、３３・・・・・・セット鍛造された内外輪
用素材、３４・・・・・・底カス、３５・・・・・・プ
レスポンチ、３６・・・・・・分離用ダイス、３７・・
・・・・プレスラム、３８・・・・・・ポンチ、３９・
・・・・・円錐状の孔型、４０・・・・・・受圧板、４
１・・・・・・ポンチホルダ、４２・・・・・・型ホル
ダ、４３・・・・・・下プレート、４４・・・・・・ボ
ルスタ、４５・・・・・・ベット。
内外輪を示す断面図である。 第２図は外輪小内径が内輪大鍔径より大きい型番の内外
輪の寸法関係を示す断面図である。 第３図及び第４図は第２図に示す内外輪用素材の製作方
法を示す断面図である。 第５図は外輪小内径が内輪大鍔径より小さい型番の内外
輪の寸法関係を示す断面図である。 第６図と第１図及び第８図は第５図に示す内外輪の従来
の２種の製作方法を示す断面図である。 第９図乃至第１２図はそれぞれこの発明に係る内外輪の
寸法関係と製作の各工程を示す図面である。 ３０″′・・・・・・最終寸法の外輪用素材、３０“・
・・・・・途中寸法の外輪用素材、３２′・・・・・・
内輪用素材、３３・・・・・・セット鍛造された内外輪
用素材、３４・・・・・・底カス、３５・・・・・・プ
レスポンチ、３６・・・・・・分離用ダイス、３７・・
・・・・プレスラム、３８・・・・・・ポンチ、３９・
・・・・・円錐状の孔型、４０・・・・・・受圧板、４
１・・・・・・ポンチホルダ、４２・・・・・・型ホル
ダ、４３・・・・・・下プレート、４４・・・・・・ボ
ルスタ、４５・・・・・・ベット。
Claims (1)
- １ 外輪の小内径が内輪の大鍔径より小さい型番の円錐
コロ軸受内外輪用素材を棒材から同時に製作するために
、先ずプレスでの分離を可能とするように、外輪小内径
寸法を内輪大鍔径寸法より若干大きく設定して内外輪の
セット鍛造成形し、鍛造成形後プレスで内外輪用素材を
分離し、次いで分離後の内外輪用素材のうち、外輪用素
材を、正規の寸法まで円錐状の孔型を通して半径方向に
圧縮することを特徴とする寸法の重なる型番の円錐コロ
軸受内外輪用素材の同時製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1369776A JPS5852732B2 (ja) | 1976-02-09 | 1976-02-09 | 寸法の重なる型番の円錐コロ軸受内外輪用素材の同時製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1369776A JPS5852732B2 (ja) | 1976-02-09 | 1976-02-09 | 寸法の重なる型番の円錐コロ軸受内外輪用素材の同時製作方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5296965A JPS5296965A (en) | 1977-08-15 |
| JPS5852732B2 true JPS5852732B2 (ja) | 1983-11-25 |
Family
ID=11840376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1369776A Expired JPS5852732B2 (ja) | 1976-02-09 | 1976-02-09 | 寸法の重なる型番の円錐コロ軸受内外輪用素材の同時製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852732B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101677373B1 (ko) * | 2015-06-16 | 2016-11-17 | 셰플러코리아(유) | 테이퍼 베어링용 외륜 및 내륜용 부재 가공방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013240819A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Kotani:Kk | 軸受素材の製造方法及び装置 |
-
1976
- 1976-02-09 JP JP1369776A patent/JPS5852732B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101677373B1 (ko) * | 2015-06-16 | 2016-11-17 | 셰플러코리아(유) | 테이퍼 베어링용 외륜 및 내륜용 부재 가공방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5296965A (en) | 1977-08-15 |
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