JPS5852273A - アコニンアルカロイド、その製造方法及びそれを含有する消炎鎮痛剤 - Google Patents

アコニンアルカロイド、その製造方法及びそれを含有する消炎鎮痛剤

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JPS5852273A
JPS5852273A JP15013481A JP15013481A JPS5852273A JP S5852273 A JPS5852273 A JP S5852273A JP 15013481 A JP15013481 A JP 15013481A JP 15013481 A JP15013481 A JP 15013481A JP S5852273 A JPS5852273 A JP S5852273A
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JP
Japan
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acid
alkaloid
formula
group
compound
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Pending
Application number
JP15013481A
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English (en)
Inventor
Naohiko Ono
尚彦 小野
Hitoshi Murakami
斉 村上
Yushi Yoshimura
吉村 祐志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なアコニジアルカロイド、その製造法及び
それを含有する消炎鎮痛剤に関する。
附子は+シボウゲ科のトリカプト及びその同属植物の球
根であり、古来よシ漢方治療において神経痛、リウマチ
の治療薬として使用されてきた。
この薬効成分は附子中に含有されるアルカロイド成分に
正体があるものと煮えられ、ア]二チン、メサコニチン
、ヒバコニチン□、ジュサアコニチシ等のアコニジアル
カロイドが単離され詳細に検討されている。しかしなが
ら、これらアコニジアルカロイドは、古来毒矢に使用さ
れてきたように、非常に毒性が強く、臨床上上記疾患に
使用する有効量と中毒量が非常に近接してお夛、シかも
その有効量及び中毒量は各個人及びその症候条件によっ
て異なる為、これら疾患に対しての附子の使用は、非常
にむずかしいものとなっていた。
本発明者らは附子とシわけ生附子を修治加工した1g附
子の消炎鎮痛成分について研究を重ねた結果、アコエチ
ルより低毒性かつ効力の優れた新規なアコニジアルカロ
イドを単離するに成功し、ここに本発明を完成するに至
った。
本発明の新規なアコニジアルカロイドは、下記一般式(
I)で表わされる。
(式中R工は低級アル中ル基、R2は水素原子又は水酸
基、R3はリノール酸、バルミチン酸、オレイシー、ス
テアリン酸又はリルイシ酸の各酸残基及びfjzはペン
リイル基を示す。)一般式(I)中R□の低級アル中ル
基の好ましい例としてはメチル基、エチル基等を例示で
きる。
上記一般式(I)に包含される本発明化合物の好ましい
ものとしては、以下の式(n)〜■)で表わされる化合
物を例示することができる。
ocn3utn3 (各式中R3及びBZFI上記と同一の意味を有する。
) 本発明のアコニジアルカロイドは、1乙附子のアルコー
ル抽出液をカラムク0マトタ5フ法によシ分離すること
により得られる。
原料として用いる比附子社、生附子を修治加工して得ら
れる公知のもの例えば生附子を苦汁液に浸し煮沸後砂糖
液に浸し蒸し乾燥して得られるものをいずれも利用でき
る。また上記I乙附子のアルコール抽出液は、該広附子
を例えばメタノールで抽出し次いでり00ホルム−メタ
ノール−水で分配抽出することによシ得られる。本発明
方法は上記抽出液を通常のカラムク0マトク5フイー例
えばシリカゲルを充填したカラムに通し、これを適当な
溶出液例え嵯り00ホルム−酢酸エチル、りOOホルム
−酢酸エチル−メタノール−水で溶出し、溶出液を更に
例えばアルミナを充填し意力5ムに通し、これをベシゼ
シ、ペンゼシーアセトシ尋の溶出液で溶出させることに
より実施される。
その詳細及び上記方法によシ得られる本発明化合物の各
種理化学的性質は、後記実施例に示す通シである。
かくして得られる本発明化合物は、消炎鎮痛活性を有し
、低毒性であり、消炎鎮痛剤として有用なものである。
本発明は、かかる消炎鎮痛剤をも提供するものであする
本発明の消炎鎮痛剤は、上記一般式(I)で表わされる
アコニジアルカロイドを有効成分とし、これと共に任意
の製剤用担体或は賦形剤を用いて、常法に従い適当な製
剤組成物として調製され、使用に供される。上記にシい
て製剤用担体及び賦形剤は、得られる製剤組成物の形態
に応じて、慣用される各種のものを使用できる。例えば
経口投与用の錠剤、力′″55セル剤粒剤、散剤等を得
るに当っては当業界において一般的に用いられている賦
形剤、例えば炭酸カルシウム、リシ酸カルシウム、デシ
づン、ショ糖、乳糖、タルク、ステアリシ酸マグネシウ
ム、ゼ5チシ、ポリビニルピロリドシ、アラビアコム、
ソルビット、微結晶セルロース、ポリエチレジクリコー
ル、カルボ+ジメチルセル0−ス、シリカ、ポリビニル
アセタール、ジエチ゛ルア!ノアセテート、しドロ中シ
づ0ピルメチルセル0−ス、シェラツク等を利用できる
錠剤は当業界において周知の方法でコーティングされて
もよい。
又経口投与用の液体製剤、具体的には水性又は油性の懸
濁液、溶液、シ0ツづ、エリ中シル剤等や、非経口投与
用の注射剤、具体的には水性又は油性の懸濁液、溶液あ
るいは用時溶解する粉末充填剤、凍結乾燥剤等は、通常
の方法によシ調製される。2等液剤の形態に調製するに
当っては、当業界において慣用される希釈剤例えば蒸留
水、エチルアルコール、プロピレンクリコール、エト十
シ化イソステアリルアルコール、ポリオ+シ化イソステ
゛アグルアルコール等のアルコール類等を利用できる。
注射剤は殺菌されまた血液と等張であるのが岐ま゛しく
従って等優性溶液とするために食塩、−ブドウ糖等を添
加されてもよい。
更に製剤組成物は、直腸投与用の坐剤の・形態或は局所
投与用の外用剤例えば軟膏、クリーム、パップ剤等の形
態に調製されてもよい。゛2等形態への調製は常法に従
って行なうことができ、通常の担体を用いることができ
る。例えば、坐剤の形態に調製するに当シ用いられる担
体としてはポリエチレシクリコール、5ノリシ、カカオ
脂、ゼラチシ、脂肪酸クリ上リド等を例示できる・ 上記各種形態の本発明消炎鎮痛剤は、その形態に応じて
各種経路で投与される。その投与量は、勿論投与経路(
投与形態)、患者の病状、年令等に応じ適宜に決定でき
るが、通常有効成分化合物換算で成人1人1日当り約・
0.5〜100011F好ましくは約lO〜500岬の
範囲とすればよく、これを1〜3回に分けて投与すれば
よい。
以下本発明化合物の製造例を実施例として挙げる。
実施例 1 返討1子の粉末18.411にメタノール25tlk加
えて室温で24時間放皺後F遇する。残留物にメタノー
ル251を加えて同様に操作する。この操作を10回繰
返し、ν液を集め、60℃以下で減圧下に溶媒留去して
メタノール抽出工十ス850fを残渣として得る。この
メタノール抽出工十スを、り00ホルム−メタノール−
水(5:6:4 )で分配抽出し、下層のりooホルム
−メタノール層を分取し、減圧下で溶媒を留去し、得ら
れる残渣を2チ塩酸水溶液500dに懸濁し、りoo本
ルム2tで抽出する。り00ホルム層゛を重炭酸ナト?
ウム水溶液ついで水で洗浄後、減圧下で溶媒を留去して
クロロホルム抽出工十ス1332を残渣として得る。
得られるりOOホルム抽出工士ス13o2を酢酸エチル
200R1に溶解し、シリカゲル(60〜230メツシ
ユ、メルク社製)+5Ofにまぶして減圧下で溶媒留去
後、シリカゲルカラム(シリカゲJl/ : 1.5K
r160〜230メツシユ、メルク社製)に層積し、り
00ホルム−酢酸エチル(1:l)、900ホルム−酢
酸1予ルーメタノール(5:6:l)ついでりOQホル
ム−酢酸エチル−メタノール−水(5:6:l:1)で
順次溶出する。次いでりOOホルム−酢酸エチル−メタ
ノール−水溶出画分+7fをアルミナ力うムク0マドク
ラフイー〔中性アルミニウムオ+サイド、活性度II 
(ALrnina WomL准N、 Akt ][[)
 l 、7 Kg、1F’oaZra phar罵α社
製〕に付し、ベンゼン次いでベンゼンーアセトシ(10
0:1.50:1.40;1.30:l、20:1及び
10:1)の溶媒系で順次溶出する。各溶離液は薄層り
0マドlj5フイーに基づいて両分を分割し、減圧下に
溶媒を留去する。
かくして前記式(II)の化合物600q、式@)の化
合物630■、式(至)の化合物62011F及び式(
V)の化合物48011Fを得る。
得られた本発明の各化合物の物性値並びに分析結果を示
す。
■ 式<TI)の化合物 1)  (a)J):+12.4(C−1,94、りo
o本ルム)2)赤外吸収スペクトル(り00ホルム)分
析二3503(Ar)、2925.1717.1282
、−1096cm  に吸収の極大を示す。
3)紫外吸収スペクトル(エタノール)分析:227%
[0=16800)K吸収の極大を示す。
4)1H核磁気共鳴スベク斗ル(cnct3)分析:次
のシづナル(J PPIII )を示す。
インのH) 5)  13C核磁気共鳴スペクトル(cnct3)分
析:次のシフナルを示す。
’174.8     (脂肪酸由来のカルボニルのC
)78.9     (14,15位のC)6)FD質
質量スペクト1析析 N/Z−851(R3がオレイシ酸残基である化合物の
分子イオン)、冨/Z−849(R3がリノール酸残基
である化合物の分子イオン)、m/Z=825(R3が
パル!チシ酸残基である化合物の分子イオン)にピーク
を示す。
7)性状及び溶解性: ・無色、無臭の油状物質で、エーテル、り00ホルム、
ベンゼン、エタノール、メタノール、アセトン、酢酸エ
チル、ピリジル、ジメチルスルホ牛シトに可溶で、へ中
サシ、水に不溶である。
8)薄層り0マトク5フイ一分析ニ ジリカゲル6QF25. (pre−coated、 
Q、25諺、メルク社製)を用いた薄層り0マドクラフ
イーにおいて強アシtニア水飽和エーテル:へ中サシ(
3:l)で展開するとRf値0.5を示す。
9)10%ナトリウムメト牛サイドー乾燥メタノールで
加水分解すると、ヂオ士シア]ニン、脂肪酸メチル〔リ
ノール酸メチル(615G)、バルミチン酸メチル(1
9,5チ)、オレイン酸メチル(19,5慢)、ステア
リン酸メチル(像量)、リノール酸メチル(微f))お
よび安息香酸メチルが等tL匈られる。
10)  ジオ+サンー水(1:1)中で120°、4
0分間加熱すると、ベシリイルデオ+シアコニンおよび
脂肪酸(リノール酸、バルミチン酸、オレイン酸、ステ
アリン酸、リルイシ酸)が得られる。
■ 式@)の化合物 1)  [α〕、 +6.0 (C=5.14、り00
ホルム)2)赤外吸収スペクトル(り00ネルム)分析
:3946(Ay、)、2922.1721.1277
゜1097α 、に吸収の極大を示す。
3)紫外吸収スペクトル(エタノール)分析:227a
m、(g=21000)に吸収の極大を示す。
4)1H核磁気共鳴スペクトル(cnct3.)分析:
次のシフナルを示す。
(14位のH) s、)  13C核磁気共鳴スペクトル(CDC13)
分析:次のシフナル(J )を示す。
174.7     (脂肪酸由来のカルボニルのC)
165.6.132.9、」29.9.129.6.1
28.3(ベシリイル基由来のC) のC) 91.4.89.8.83.2.82.1.75.7.
73.9.70.4   (8,16、夏、6.18.
13.3位のC)78.7     (14、I5のC
)6)  Fl)質量スペクトル分析: m/Z=867(R3がオレイン酸残基である化合物の
分子イオン)、無/Z−865(R3がリノール酸残基
である化合“物の分子イオン)、ML/Z=841 C
R,がバルミチン酸残基である化合物の分子イオン)に
ピークを示す。
7)性状及び溶解性: 無色、無臭の油状物質で、エーテル、り00ネルム、酢
酸エチル、テトラしド0り5ン、四塩化炭素、ベンゼン
、エタノール、メタノール、アセトン、ピリ!;ン、ジ
メチルスル本生シトに可溶で、へ十サン、水に不溶であ
る。
8)薄層り0マトク5フイ一分析ニ ジリカゲル60F254(Pra −coatgtL、
 0.25藺、メルク社製)を用いた薄層り0マトク5
フイーにおいて強アシモニア水飽和エーテルで展開する
とRf値0.5を示す。
9)10%ナトリウムメト十サイドー乾燥メタノールで
加水分解すると、少コニシ、脂肪酸メチル〔リノール酸
メチル(64%)、バル三チン酸メチル(20%)、オ
レイン酸メチル(169G )sステアリシ酸メチル(
微量)、リノール酸メチル(微量)〕および安息香酸メ
チルが等七ル得られる。
10)  じオ+サンー水(1:I)中で120℃、4
0分間加熱するとベシリイルアコニンおよび脂肪酸(リ
ノール酸、バルミチシ酸、オレイン酸、ステアリシ酸、
リルイン酸)が得られる。
■ 式位)の化合物 1)  (α〕ヵ 、 + 13.5 (C= 4.3
3、り00ホルム)2)赤外吸収スペクトル(り00*
ルム)分析二3511 (Jr、)、 2929.1’
 718.1094cHI−1の吸収の極大を示す。
3)紫外吸収スペクトル(エタノール)分析:227n
vm (a−17000)に吸収の極大を示す。
4)1H核磁気共鳴スペクトル(CDC1,J )分析
:次のシクナ・ルを示す。
のH) (6位のH) 2.33  (3H#  ) (−N−CH,OH)5
)   C核磁気共鳴スペクトル(chct3)分析:
次のシグナル(Jlc)を示す。
174.7    (脂肪酸由来のカルボニルのC)9
1.6.90.1.85.0.83.2.80.0.7
4.0(8,16,1,6,18,13位のC)78.
9   (14,15位のC) 6)FD質量スペクトル分析: wt/Z−837(R,がオレイシ酸残基である化合物
0分子イオン)、m / Z = 835 (R3がリ
ノ〒ル酸残基である化合物の分子イオン)、+a/Z=
811 CR,がバルミチシ酸残基である化合物の分子
イオン)にピークを示す。
7)、性状及び溶解性: 無色、無臭の油状物質でニー゛チル、り00*ルム、ベ
シゼン、酢酸エチル、四塩化炭素、エタノール、テトラ
しドロフラン、メタノール、アセトシ、ピリジン、ジメ
チルスル土中シトに可溶でへ士サシ、水に不溶である。
8)薄層り0マドjラフイ一分析:   。
シリカゲル60F25. (Pry −coated 
、  0.25藺、メルク社製)を用いた薄層り0マド
タラフイーにおいて強アンモニア水飽和エーテル:へ士
サシ(5:1)で展開するRf値0−5を示す。
9)10チナトリウムメト+サイド−乾燥メタノールで
加水分解すると、しバコニシ、脂肪酸メチル〔リノール
酸メチル(58−)、パル三チシ酸メチル(23嘩)、
オレイン酸メチル(19チ)、ステアリリ酸メチル(I
I−1)、リノール酸メチル(微量)〕および安息香酸
メチルが等tル得られる。
■ 式(V)の化合物 1)  〔a〕iに: + 13.8 <c−+、26
、り00*ルム)2)赤外吸収スペクトル(り00*ル
ム)分析:3495(7r、)、2924.1717.
1280.1099clII  に吸収の極大を示す。
3)紫外吸収スペクトル(エタノール)分析=227 
nor (#= 18700 )に吸収の極大を示す。
4)1H核磁気共鳴スペクトル(chct、 )分析:
次のシグナル(J ppv* )を示す。
2.31  (3H’  I)   (> A’ −C
H30H)5)  13C核磁気共鳴スペクトル(cD
ct3)分析:次のシグナル(δC)を示す。
174.9      (脂肪酸山菜のカルボニルC)
165.8.133.2.129.7.129.4.1
28.4(ベンリイル基由来のC) 78.8      (14,15位のC)6)FD質
量スペクトル分析: m/Z=853(Rsがオレイシ酸残基である化合物の
分子イオン) 、III/Z=851 (R3がリノー
ル酸残基である化合物の分子イオン)、w、/Z=82
7(R,がバルミチン酸残基である化合物の分子イオン
)にピークを示す。
7)性状、及び溶解性: 無色、無臭の油状物質で、エーテル、り00ホルム、酢
酸エチル、テトラしド0フ5シ、四塩化炭素、ベンゼシ
、エタノール、メタノール、ア七トシ、ピリジン、ジメ
チルスル本生シトに可溶で、へ牛サン、水に不溶である
8)薄層り0マトク5フイ一分析ニ ジリカゲル6Q F254(Pre −coated 
、  0.25U、メルク社製)を用いた薄層りOマド
クラフィーにおいて強アンモニア水飽和エーテルて展開
するとRf値0.4を示す。
9)SOSナトリウムメト+サイド−乾燥メタノールで
加水分解すると、メサコニン、脂肪酸メチル〔リノール
酸メチ、ル(57チ)、バルミチシ酸メチル(32%)
、オレイン酸メチル(11チ)、ステアリン酸メチル(
1!量)、リルイシ酸メチル(微量)〕および安息香酸
メチルが等℃ル得られる。
唱 10)  ジオ+サンー水(g:I)中−t’120℃
、40分間加熱すると、ベシリイルメサコニシおよび脂
肪酸(リノール酸、パル三チシ酸、オレイン酸、ステア
リン酸、リルイン酸)が得られる。
次に本発明の製剤例を示す。
製剤例 I 式av)ノ化合物50wIg 乳   糖               650 !
トウ七〇コシデシプシ          280 l
Ivヒト0+シブ0ピルセル0−ス      20q
l包当り 10100O 上記配合−合で顆粒剤を調、製する。
製剤例 2 式(V)の化合物        0.5 q乳   
糖               90.5 W結晶t
ル0−ス         54svしドロ+シづ0ピ
ルスターチ       30岬タ  ル  り   
                        4
 qステアリン酸マクネシウム         l雫
1錠当り  180q 上記配合割合で錠剤をamする。
製剤例 3 式(Y)の化合物         10℃商品名) 1個当シ 1000岬 上記配合割合で全開を調製する。
製剤例 4 式(II)の化合物        1.Of白色ワセ
リン         24.Ofステアリルアルコー
ル         22.0 fづ0ピレングリコー
ル          12゜Of5ウリル硫酸ナトリ
ウム          1.5fバラオ十シ安息香酸
エチル      0.0025 tパラオ+シ安息香
酸づ0ピル     0.0015 F精製水    
  適量 全量 100 f 上記配合割合で軟膏剤を調製する。
次に本発明化合物及び対照のためアコニチン及びメサコ
ニチンにつき、之等の急性毒性と薬理作用についての実
験例を示す。
実験例1 (急性毒性) 体重22f前後0ddy系雄性マウスに被検薬を皮下投
与し、投与後1時間の致死数からLD5oを求めた。結
果を下記第1Hに示す。
第  1  表 同−試験を本発明の式(璽)乃至弐■の化合物につき行
なった結果、之等はいずれも上記式(v)の化合物と同
様のLD5゜値を示した。
上記結果より本発明化合物は、対照とするアコニチン及
びメサコニチンに比し、実に20〜200倍も低毒性で
あることが判る。
実験例2 (力5ゲニシ浮腫抑制作用)体重130を前
後のウィスター(t’z z tαr)系雄性ラットの
右足の容積を測定後、直ちに被検薬を投与した。0.5
時間後に起炎剤としてカラザニジ(1%)0.1dを右
彼肢足跳皮下に注射して腫張を惹起せしめ、2時間後お
よび3時間後に足の容積を測定した。
浮腫率(%)は、起炎側注射2時間又は3時間後の定数
容積CVt)と起炎割注l射前の足歇容積(Fa)より
次の如くして求めた。
浮腫率(*) = −X 100 r路 結゛果を下記第2表に示す。
実験例3 (鎮痛作用) 体重22f前後のdcLy系雄性マウスに被検薬を皮下
投与し、30分後に0.61 !l’l−酸をQ、 l
 ml/ 10を腹空内投与し、その亀”0分後より1
0分間のライティング(W’ritkiす)回数を測定
した。   ゛結果を下紀第2表に示す。
第  2  表 同−試験を本発明の式(1)乃至(5)の化合物につき
行なった結果、略々同様の浮腫率(−)及び鎮痛作用を
示した。
1記結果より、本発明化合物が優れ九九5ゲニシ浮腫抑
制作用及び鎮痛作用を有することは明らかである。また
この第21!l!に示す結果と上記第1表に示す結果と
を勘案すれに、本発明化合物社対照とするアコニチン及
びメサコニチンに比し、顕著に優れた消棗鎮痛剤として
利用できることが判る。
(以 上) 手続補正書(自船 1、事件の表示 昭和56年特 許 願第150134  号3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 大鵬薬品工業株式金社 (ほか1名) 4代理人 5 補正命令の日付 自   発 6、補正により増加する発明の数 補正の内容 l 明細書中「特許請求の範囲」の項の記載を2紙の通
り訂正する。
2 明細1iF第4頁に記載の「一般式(I)」を下藤
の通り訂正する。
「 」 3 明細書第5頁及び第6頁に記載の「式(I)」乃至
1式(V)」を、夫々以下の通り訂正する。
」 4 明細書第12頁第6行に[Almima Wotl
m J  とあるを1−Alumima Wazlm 
J  と訂正する。
5 明細書第27頁最下行に「1時間」とあるを「24
時間」と訂正する。
6 明細書第29N第12行「腹空内投与」とあるを「
腹腔内投与」と訂正する。
7 明細書第29ji第12−13行に[うイテインク
(Writkiす)」とあるを[ライジシジ(Writ
kigy ) Jと訂正する。
(以 上) ■ 一般式 (式中R□は几吸アル+ル基、R2は水素原子又は水酸
基、R3はリノール酸、バルミチン酸、オレイン酸、ス
テアリン酸又はリルイン酸の各酸残基及びB1はペンリ
イル基を示す。) で表わされるアコニンアルカロイド。
■ r乙附子のアルコール抽出液をカラムクロマドグラ
フ法により分離して一般式 (式中Riンま低級アル+ル嫉、R2は水素原子又は水
酸基、R3はリノール酸、バルミチン酸、オレイン酸、
ステアリン酸又はリルイン酸の各酸残基及びHgはベン
リイル基を示す。) で表わされるアコニンアルカロイドを得ることを特徴と
するアコニンアルカロイドの製造方法。
■ 一般式 (式中R1は低級アル+ル基、R2は水素原子又は水酸
基、R3はリノール基、バルミチン酸、オレイン酸、ス
テアリン酸又はリノしイン酸の各酸残基及びBzはベン
リイル基を示す。) で表わされるアコニンアルカロイドを含有する消炎鎮痛
剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 (式中R□は低級アル中ル基、R2Fi水素原子又は水
    酸基、R3はリノール酸、パル三チシ酸、オレイン酸、
    ステアリン酸又はリルイン酸の各酸残基及びlJxはベ
    シリイル基を示す。)で表わされるアコニジアルカロイ
    ド。 ■ 化附子のアルコール抽出液をカラムク0マトタ5フ
    法により分離して一般式 (式中R□は低級アル+ル基、R2は水素原子又は水酸
    基、R3はリノール酸、パル三チシ酸、オレイン酸、ス
    テアリン酸又はリルイシ酸の各酸残基及び13zはベン
    リイル基を示す。)で表わされるアコニジアルカロイド
    を得ることを特徴とするアコニジアルカロイドの製造方
    法。 ■ 一般式 (式中R□は低級アル士ル基、R2は水素原子又は水酸
    基、R3はリノール酸、バルミチン酸、オレイン酸、ス
    テアリン酸又はリルイン酸の各酸残基及びBzはベシジ
    イル基を示す。)で表わされるアコニジアルカロイドを
    含有する消炎鎮痛剤。
JP15013481A 1981-09-21 1981-09-21 アコニンアルカロイド、その製造方法及びそれを含有する消炎鎮痛剤 Pending JPS5852273A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01254625A (ja) * 1988-04-05 1989-10-11 Tsumura & Co 抗アレルギー剤
WO1995025517A1 (fr) * 1994-03-18 1995-09-28 Tsumura & Co. Remede contre les maladies infectieuses
CN102920797A (zh) * 2012-11-15 2013-02-13 沈阳药科大学 草乌活性成分的提取纯化工艺
CN102973679A (zh) * 2012-12-21 2013-03-20 四川省中医药科学院 乌头属药材或其加工品中总生物碱提取物的制备方法
CN103893296A (zh) * 2014-04-02 2014-07-02 甘肃陇神戎发药业股份有限公司 一种微波辅助提取松潘乌头生物碱的方法

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