JPS5852094B2 - デイスクブレ−キヨウエキアツサドウソウチノ ピストン - Google Patents
デイスクブレ−キヨウエキアツサドウソウチノ ピストンInfo
- Publication number
- JPS5852094B2 JPS5852094B2 JP50114238A JP11423875A JPS5852094B2 JP S5852094 B2 JPS5852094 B2 JP S5852094B2 JP 50114238 A JP50114238 A JP 50114238A JP 11423875 A JP11423875 A JP 11423875A JP S5852094 B2 JPS5852094 B2 JP S5852094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- synthetic resin
- disc brake
- core
- hydraulic pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2125/00—Components of actuators
- F16D2125/02—Fluid-pressure mechanisms
- F16D2125/06—Pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は主として車両に使用されるディスクブレーキ用
液圧作動装置のピストンに関するものである。
液圧作動装置のピストンに関するものである。
ディスクブレーキはドラムブレーキから比べればゲイン
が低いために、ブレーキペダルからホイールシリンダに
至る機械的ゲインを高くとる必要がある。
が低いために、ブレーキペダルからホイールシリンダに
至る機械的ゲインを高くとる必要がある。
このために、ディスクブレーキ用液圧作動装置はピスト
ンの受圧面積をドラムブレーキのそれよりも大きくして
いるが、これはピストンをはじめ液圧作動装置全体の重
量を増大することになる。
ンの受圧面積をドラムブレーキのそれよりも大きくして
いるが、これはピストンをはじめ液圧作動装置全体の重
量を増大することになる。
従来のディスクブレーキ用液圧作動装置のピストンは、
軽量化のため第1図に例示するように切削加工または鍛
造によって中空状、ないしカップ状とされている。
軽量化のため第1図に例示するように切削加工または鍛
造によって中空状、ないしカップ状とされている。
このピストン5は、液圧シリンダ4に嵌装され、この開
口端部を裏板8に押付け、摩擦パッド10を制動円板2
に摩擦係合させる一方、この反力により液圧シリンダ4
と一体をなすキャリパ3を固定部材1に対して移動させ
て、裏板7に反力片6を押付け、摩擦パッド9を制動円
板2に摩擦係合させて、制動円板2に制動力を付与する
ようになっている。
口端部を裏板8に押付け、摩擦パッド10を制動円板2
に摩擦係合させる一方、この反力により液圧シリンダ4
と一体をなすキャリパ3を固定部材1に対して移動させ
て、裏板7に反力片6を押付け、摩擦パッド9を制動円
板2に摩擦係合させて、制動円板2に制動力を付与する
ようになっている。
開口端部において、ピストン5は外周を削除されて直径
の小さい部分13が形成され、この小径部分13に円筒
状の可撓性防塵ブーツ12の一端が緊密に外挿支持され
、他端がシリンダ4の環状溝に係止されるようになって
いる。
の小さい部分13が形成され、この小径部分13に円筒
状の可撓性防塵ブーツ12の一端が緊密に外挿支持され
、他端がシリンダ4の環状溝に係止されるようになって
いる。
しかし、軽量化のためには、ピストン5全体について防
塵ブーツを装着する小径部分13とほぼ同等の肉厚とす
ることが望ましいが、このような加工を施すことは工程
が複雑となりコスト上不利である。
塵ブーツを装着する小径部分13とほぼ同等の肉厚とす
ることが望ましいが、このような加工を施すことは工程
が複雑となりコスト上不利である。
本発明の目的は製作が簡単で大幅な軽量化を実現し得る
ディスクブレーキを液圧作動装置のピストンを提供する
ことにある。
ディスクブレーキを液圧作動装置のピストンを提供する
ことにある。
このため、本発明の構成は金属板からなるカップ状の芯
体の開口端部に径外方へ拡がりをもつほぼ長方形の衝合
片を一体に設け、前記芯体の少なくとも底部端壁と衝合
片とにそれぞれ通孔を設け、前記通孔の内部および前記
芯体の外周側および端壁外側に合成樹脂材料からなる本
体を一体的に結合して、シリンダに嵌合する外周面と液
圧作用面とをそれぞれ備えるとともに、前記衝合片に摩
擦パッドに衝合する液圧伝達面を備えたものである。
体の開口端部に径外方へ拡がりをもつほぼ長方形の衝合
片を一体に設け、前記芯体の少なくとも底部端壁と衝合
片とにそれぞれ通孔を設け、前記通孔の内部および前記
芯体の外周側および端壁外側に合成樹脂材料からなる本
体を一体的に結合して、シリンダに嵌合する外周面と液
圧作用面とをそれぞれ備えるとともに、前記衝合片に摩
擦パッドに衝合する液圧伝達面を備えたものである。
本発明を具体的実施例に基づき説明すると、第2.3図
に示すように、ピストン15は鉄、アルミニウムを材料
とする筒状の補強芯体ないし芯体19の周囲に合成樹脂
層18を施して、一体に加圧加熱成形してなるものであ
る。
に示すように、ピストン15は鉄、アルミニウムを材料
とする筒状の補強芯体ないし芯体19の周囲に合成樹脂
層18を施して、一体に加圧加熱成形してなるものであ
る。
芯体19は長方形の薄金属板の中央部分にプレスによる
深絞り加工を施して円筒部分24を形成し、この底部端
面26と円筒部分24とに複数個の通孔22,23を穿
設する。
深絞り加工を施して円筒部分24を形成し、この底部端
面26と円筒部分24とに複数個の通孔22,23を穿
設する。
また外形か長方形をなすフランジないし衝合片21にも
穴29を穿設する。
穴29を穿設する。
合成樹脂層18は円筒部分24の外周部分及び底部端面
26の内外部分に施され、この部分において合成樹脂層
18は穴22,23を通じて芯体19に密に結合される
。
26の内外部分に施され、この部分において合成樹脂層
18は穴22,23を通じて芯体19に密に結合される
。
円筒部分24の内部は中空とされる。
また衝合片21の部分においても合成樹脂が穴29内に
まで充填され密接に結合される。
まで充填され密接に結合される。
このようにして芯体19の底部端面26に平行して液圧
の作用する液圧作用面27が合成樹脂層18に形成され
、また衝合片21の外端面は摩擦パッドの裏板に衝合す
る液圧伝達面とされる。
の作用する液圧作用面27が合成樹脂層18に形成され
、また衝合片21の外端面は摩擦パッドの裏板に衝合す
る液圧伝達面とされる。
合成樹脂層18の外周面17は液圧シリンダに嵌合され
、摺動面を構成する。
、摺動面を構成する。
周面17の衝合片21に隣接する部分には、防塵ブーツ
を係合するための環状溝16が形成される。
を係合するための環状溝16が形成される。
合成樹脂層18を構成する材料としては、アセタールホ
モポリマ、アセタールコポリマ、ノリル樹脂、ポリイミ
ド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂等を用いるこ
とができる。
モポリマ、アセタールコポリマ、ノリル樹脂、ポリイミ
ド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂等を用いるこ
とができる。
これらの樹脂は加圧加熱成形に上る表面が極めて堅く、
耐摩耗性に富むものであるから、そのまま゛後圧シリン
ダとの摺動面として用いることが可能である。
耐摩耗性に富むものであるから、そのまま゛後圧シリン
ダとの摺動面として用いることが可能である。
しかし、必要ならばこの部分に例えば硬質クロムメッキ
を施すことによって、一層液圧シリンダとの摺動に対す
る強度を高めることができる。
を施すことによって、一層液圧シリンダとの摺動に対す
る強度を高めることができる。
また、これらの合成樹脂には、ガラス繊維もしくは鋼、
アルミニウム、その他の金属繊維または金勇給末ダ混入
することによって強度を一層高めることができる。
アルミニウム、その他の金属繊維または金勇給末ダ混入
することによって強度を一層高めることができる。
金属繊維として鋼を用いる場合には合成樹脂材料との相
関において、錆などの問題があれば予め表面処理、例え
ばメッキまたはコーティングを施した後、合成樹脂材料
に混入するものとする。
関において、錆などの問題があれば予め表面処理、例え
ばメッキまたはコーティングを施した後、合成樹脂材料
に混入するものとする。
実際にピストンに製作するには前述した合成樹脂材料に
、補強材としてガラス繊維または金属粉を混入した七、
この材料を型内に充填し、さらにその材料の内部に芯体
19を埋入し、加熱加圧して成形する。
、補強材としてガラス繊維または金属粉を混入した七、
この材料を型内に充填し、さらにその材料の内部に芯体
19を埋入し、加熱加圧して成形する。
この加熱加圧工程により、防塵ブーツを装着するための
溝16は同時に形成される。
溝16は同時に形成される。
本発明による液圧作動装置のピストンは、合成樹脂材料
を使用することによって、従来の鋼柱ピストンに比べて
大幅に軽量化を図り得るものであり、防塵ブーツを装着
するための環状溝及び摩擦パッドに液圧力を伝達する衝
合片を開口端部に一体にかつ容易に形成することができ
る。
を使用することによって、従来の鋼柱ピストンに比べて
大幅に軽量化を図り得るものであり、防塵ブーツを装着
するための環状溝及び摩擦パッドに液圧力を伝達する衝
合片を開口端部に一体にかつ容易に形成することができ
る。
特に衝合片21は摩擦パッドの裏板の形状に合せて、長
方形に限らず、例えば扇形とすることができ、これは合
成樹脂層19と一体に結合されるから、ピストンから摩
擦パッドに伝達される液圧力をより均一に分布させるこ
とができるという効果がある。
方形に限らず、例えば扇形とすることができ、これは合
成樹脂層19と一体に結合されるから、ピストンから摩
擦パッドに伝達される液圧力をより均一に分布させるこ
とができるという効果がある。
第1図は従来のピストンを備えるディスクブレーキを例
示する縦断面図、第2図は本発明に係る液圧作動装置の
ピストンの縦断面図、第3図は同ピストンの左側面図で
ある。 15:ピストン、18二合戊樹脂層、19:芯体、21
:衝合片、22,23:連子L 24:円筒部分、26
:端面、27:液圧作用面、29:連子に
示する縦断面図、第2図は本発明に係る液圧作動装置の
ピストンの縦断面図、第3図は同ピストンの左側面図で
ある。 15:ピストン、18二合戊樹脂層、19:芯体、21
:衝合片、22,23:連子L 24:円筒部分、26
:端面、27:液圧作用面、29:連子に
Claims (1)
- 1 金属板からなるカップ状の芯体の開口端部に径外方
へ拡がりをもつほぼ長方形の衝合片を一体に設け、前記
芯体の少なくとも底部端壁と衝合片とにそれぞれ通孔を
設け、前記通孔の内部および前記芯体の外周側および端
壁外側に合成樹脂材料からなる本体を一体的に結合して
、シリンダに嵌合する外周面と液圧作用面とをそれぞれ
備えるとともに、前記衝合片に摩擦パッドに衝合する液
圧伝達面を備えたことを特徴とするディスクブレーキ用
液圧作動装置のピストン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50114238A JPS5852094B2 (ja) | 1975-09-23 | 1975-09-23 | デイスクブレ−キヨウエキアツサドウソウチノ ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50114238A JPS5852094B2 (ja) | 1975-09-23 | 1975-09-23 | デイスクブレ−キヨウエキアツサドウソウチノ ピストン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5239072A JPS5239072A (en) | 1977-03-26 |
JPS5852094B2 true JPS5852094B2 (ja) | 1983-11-19 |
Family
ID=14632712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50114238A Expired JPS5852094B2 (ja) | 1975-09-23 | 1975-09-23 | デイスクブレ−キヨウエキアツサドウソウチノ ピストン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852094B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5651337A (en) * | 1979-10-02 | 1981-05-08 | Achilles Corp | Manufacture of highly elastic foamed styrene resin molding |
JPS6224118Y2 (ja) * | 1981-04-30 | 1987-06-19 | ||
JPS614040U (ja) * | 1984-06-15 | 1986-01-11 | 東京部品工業株式会社 | デイスクブレ−キにおけるピストン |
JPH0573357U (ja) * | 1992-03-12 | 1993-10-08 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 作動シリンダ用のピストン |
FR2969085B1 (fr) * | 2010-12-21 | 2013-04-12 | Bosch Gmbh Robert | Piston primaire plastique a insert pour maitre-cylindre tandem a penetration et maitre-cylindre muni d'un tel piston |
-
1975
- 1975-09-23 JP JP50114238A patent/JPS5852094B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5239072A (en) | 1977-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3682277A (en) | Disc brakes and mounting structure therefor | |
US6382367B1 (en) | Actuating piston for a hydraulically and mechanically actuable, spot type disc brake | |
US3563347A (en) | Disk brake with noise-limiting brakeshoe | |
US1781074A (en) | Brake member | |
US3321049A (en) | Mechanical floating head brake | |
US4055238A (en) | Anti-squeal device in disc brake | |
JPS5852094B2 (ja) | デイスクブレ−キヨウエキアツサドウソウチノ ピストン | |
JPH043135U (ja) | ||
US3476220A (en) | Hydraulic disc brake apparatus and multiple operators therefor | |
US5484041A (en) | Composite brake piston with internal cushion and stop | |
GB2085101A (en) | Light weight disc brake caliper | |
JPS6234968B2 (ja) | ||
JPS599773B2 (ja) | デイスクブレ−キヨウエキアツサドウソウチ ノ ピストン | |
US20220010852A1 (en) | Disc brake offering a balanced distribution of thrust forces applied by a piston onto at least one brake pad | |
SK11202000A3 (sk) | Ovládací piest hydraulicky a mechanicky ovládateľnej kotúčovej brzdy s deleným obložením | |
US4776435A (en) | Disk brake with pair of guide pins and with center of gravity positioned to minimize uneven brake lining wear | |
JPS5850123Y2 (ja) | デイスクブレ−キ用液圧作動装置のピストン | |
US3553007A (en) | Method of treating brake disks | |
US20200182320A1 (en) | Brake piston having a non-circular end face for a disc brake assembly with an electric parking brake | |
JPS6224118Y2 (ja) | ||
FR2441100A2 (fr) | Procede de fabrication de garnitures pour freins a disques | |
JPH0447452Y2 (ja) | ||
JPS5813765B2 (ja) | ブレ−キシリンダソウチ | |
JPH0351527A (ja) | ディスクブレーキ用ピストン | |
US20040211630A1 (en) | Disc brake |