JPS5851121A - 熱収縮性のフイルム乃至シ−ト - Google Patents

熱収縮性のフイルム乃至シ−ト

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JPS5851121A
JPS5851121A JP14919781A JP14919781A JPS5851121A JP S5851121 A JPS5851121 A JP S5851121A JP 14919781 A JP14919781 A JP 14919781A JP 14919781 A JP14919781 A JP 14919781A JP S5851121 A JPS5851121 A JP S5851121A
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heat
sheet
copolymer rubber
film
ethylene
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Jun Akiyama
順 秋山
Tetsuo Tojo
哲夫 東條
Akira Matsuda
松田 昭
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C61/00Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor
    • B29C61/003Shaping by liberation of internal stresses; Making preforms having internal stresses; Apparatus therefor characterised by the choice of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2023/00Use of polyalkenes or derivatives thereof as moulding material

Landscapes

  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、熱収縮性のフィルム乃至シートに関する。更
に詳しくは、比較的低温でかつ広い温度範囲で熱収縮さ
せることができ、しかもそれによって大きな熱収縮応力
を与えることのできる熟成1− 縮性のフィルム乃至シートに関する。
物品のシール、包装、電線や鋼管の被覆、ガラス瓶のコ
ートなどに用いられる熱収縮性のフィルム乃至シートと
しては、最初ポリ塩化ビニル製のものが使用されていた
が、それが耐候性匠劣シ、可塑剤滲出などの欠点がみら
れるため、分野によってはポリエチレン、架橋ポリエチ
レン、エチレン・1−ブテン共重合体樹脂(%開開55
−71529号公報)などポリオレフィン系のものも使
用されるようになりつつある。
ポリエチレンを素材とする熱収縮性のフィルム乃至シー
トは、耐候性は良いものの熱収縮率が約20〜50%と
小さく、また熱収縮応力も最大約35 kg/cInと
小さい。更に、熱収縮は、約90℃以上で融点以下とい
う比較的高温でかつ狭い温度範囲内でなければ発現せず
、また延伸時にも約100〜120℃という高温を要す
るばかりではなく、厳格な温度制御を必要としている。
かかる欠点を改良する方法として、架橋剤または電子線
を利用して分子間に架橋を生ぜしめたポリエチレンのフ
2− イルム乃至シートについて、これを加熱延伸する方法が
用いられている。このような架橋ポリエチレンを用いタ
ーのは、未架橋のポリエチレン音用いたものと比較して
、熱収縮率は最大約80%程度迄向上するものの、熱収
縮応力は最大約35 kgm”と依然として低い。更に
、架橋低密度ポリエチレンにあっては約70〜120℃
、−1,た架橋中〜高密度ポリエチレンにあっては約9
0〜140℃と比較的高温でなければ熱収縮が発現せず
、その温度範囲も狭く、着た延伸には約100℃以上の
高温を必要とする。
エチレン・l−ブテン共重合ゴムを素材とする熱収縮性
のフィルム乃至シートにあっては、その延伸倍率により
熱収縮率は約35〜80%と広い範囲にわたって任意に
選択でき、しかも熱収縮温度は約60〜90℃と比較的
低温でも熱収縮が発現するが、その反面約90℃以上で
は溶融するため熱収縮温度範囲が狭く、′また熱収縮応
力は約30kg/am”以下と小さい。更に、延伸温度
も約60〜90℃と比較的低温である点は良いが、その
温度範囲は狭い。
かかる状況下に鑑み、本発明者らは、比較的低温でかつ
広い温度範囲で熱収縮させることができ、しかもそれに
よって太き々熱収縮応力を与えることのできる熱収縮性
のフィルム乃至シートを求めて種々検討の結果、エチレ
ンと炭素数4〜10のα−オレフィンとのモル比約85
/15〜9 ’7/3 (1’)エチレン・α−オレフ
ィンランダム共重合ゴムの架橋物からなる熱収縮性のフ
ィルム乃至シートがかかる目的を十分にa1足させるこ
とを見出した。
ガお、ここでフィルムとシートとけ、それらの厚みが異
なり、しかもその厚みは両者間で連続的に変化するもの
であシ、それらの形状もフラット状のものばかりではな
く、チューブ状のものなども包含する。
かかる特定モル比のエチレン・α−オレフィンランダム
共重合ゴムを架橋および延伸して得ら着る熱収縮性のフ
ィルム乃至シートは、延伸倍率を制御することによって
、熱収縮率を約35〜80%と広い範囲にわたって任意
に選択することができる。また、架橋されているので、
約90℃以上でも溶融することがなく、従って熱収縮温
度は約60〜130℃という比較的低温から高温迄の広
い温度範囲にわたっている。更に、熱収縮応力も、この
共重合ゴムに配合される充填剤の種類および配合量を適
宜選択することによシ、最大約90−、kg76m9)
と従来のポリオレフィン系熱収縮性フィルム乃至シート
では得ることのできなかった高い値のものを得ることが
できる。
1次、操作上からみても、延伸を約60〜130℃とい
う比較的低温域から高温域迄の温度で行なうことができ
、非架橋物と比較して温度範囲が広く、厳密な温度制御
を必要とせず、熱収縮も約60〜130℃で行ない得る
こと上記の如くであるので、かかる広い温度幅は熱収縮
操作に対して大きな自由度を与えるものであり、更に延
伸倍率の制御により熱収縮応力も変えることができ、そ
の値を大きくして強固な包装および被僚などを可能とす
る。
エチレン・α−オレフィンランダム共m e コムは、
エチレンと炭素数4〜10のα−オレフィン、例工H1
−フテン、1−ベンゾン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン、1−デセンおよびこれら
の混合物、好ましくは1−ブテンとのランダム共重合体
でアシ、エチレンとα−オレフィンとけ約85/15〜
97/3、好ましくは約85/15〜9515のモル比
で共重合されている。エチレンのモル比が約85以下で
は、延伸による分子配向が稈留されないため、熱収縮性
が発現しない。一方、エチレンのモル比が約97以上で
は、得られるフィルム乃至シートの熱収縮応力が低くな
る。
これらのエチレン・α−オレフィンランダム共重合体中
には、更にヨウ素価表示で約50以下、好ましくは約4
0以下となる量のポリエン金共重合させることができる
。ポリエンとしては、1,4−へキサジエン、]16−
オクタジエン、2−メチル−1,5−へキサジエン、6
−メチル−1,5−ヘプタジエン、7−メチル−1,6
−オクタジエンのような鎖状非共役ジエン、シクロヘキ
サジエン、ジシクロペンタジェン、メチルテトラヒドロ
インデン、5−ビニルノルボルネン、5−エチリデン−
2−ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネン、
5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、6−クロル
メチル−5−インプロベニル−2−ノルホルネンのよう
々環状非共役ジエン、2.3−ジインプロピリデン−5
−ノルボルネン、2−エチリデン−3−インプロピリデ
ン−5−ノルボルネン、2−プロペニル−2,2−ノル
ボルナジェン、]、3.’i’−オクタトリエン、l、
4.9−デカトリエンのようカi・ジエンが例示され、
その中でも環状非共役ジエン、特にジシクロペンタジェ
ンおよび5−エチリデン−2−ノルボルネンが好適に用
いられる。そし2て、これらの共重合ゴムの分子量の目
安である極限粘度〔η)(135℃、デカリン中)は、
約05〜6dl/g、好甘しくけ約1〜4dl/gであ
るものが推奨される。
共重合ゴムの架橋は、架橋剤せたは電子線を用いて行わ
れる。架橋剤を用いる方法では、イオウ、塩化イオウ、
二塩化イオウ、モルホリンジスルフィド、アルキルフェ
ノールジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィ
ド、ジメチルジチオカルバミン酸セレンなとのイオウ化
合物、ジクミルペルオキシド、2.5−ジメチル−2,
5−ジ(第3ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン
、2゜5−ジメチル−2,5−ジ(第3ブチルペルオキ
シ)ヘキシン−3、ジ第3ブチルペルオキシド、ジ第3
ブチルペルオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サン、第3ブチルヒドロペルオキシドなどの有機過酸化
物などが架橋剤として用いられ、その中でもイオウおよ
びジクミルペルオキシド、ジ第3ブチルペルオキシド、
ジ第3ブチルペルオキシ=3.へ5−トリメチルシクロ
ヘキサンが好ん、で用いられる。
イオウおよびイオウ化合物は、一般に共1合ゴム100
重量部に対し約01〜10M量部、好ましくは約05〜
5重量部の割合で用いられ、また有機過酸化物は同様に
約01〜15z3q部、好ましくは約05〜8重量部の
割合で用いら°れ、この使用割合が共重合ゴムの架橋度
を支配する。
更に、必要に応じて、これらのイオウ捷たはイオウ化合
物架橋剤と併用して、架橋促進剤が使用される。架橋促
進剤としては、例えばN−シクロヘキシル−2−ベンゾ
テアソリルースルフェンアミド、N−オキシジエチレン
−2−ペンツチアゾリルスルフェンアミド、N、N−ジ
イソプロピル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド
、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−(2,4−ジ
ニトロフェニル)メルカプトベンゾチアゾール、2−(
2,6−ジエテルー4−モルホリノチオ)ベンゾチアゾ
ール、ジベンゾチアジル−ジスルフィドなどのチアゾー
ル糸ニジフェニルグアニジン、トリフェニルグアニジン
、ジオルソトリルグアニジン、オルソトリルバイ グア
ナイド、ジフェニルグアニジンフタレート碌どのグアニ
ジン糸:アセトアルデヒド−アニリン反応物、ブチルア
ルデヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレンテトラミン
、アセトアルテヒドーアンモニアなどのアルデヒド−ア
ミンlcはアルデヒド−アンモニア糸:2−メルカプト
イミダシリンなどのイミダシリン系;チオカルバミン酸
、ジエチルテオユリア、ジフテルチオユリア、トリメチ
ルテオユリア、ジオルソトリルチオユリア々どのチオユ
リ子糸;テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラ
メチルチウラムジスルフィド、テトラエテルチウラムジ
スルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、ペン
タメチレンチウラムテトラスルフィドなどのチウラム系
;ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカ
ルバミン酸亜鉛、ジ−n−ブチルジチオカルバミン酸亜
鉛、エチルフェニルジチオカフ+/ハミ、’7 酸亜J
 ブチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジ
チオカルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミ
ン酸セレン、ジエチルジチオカルバミン酸テルルなどの
ジテオ酸塩系;ジブチルキサントゲン酸亜鉛などのザン
テート系;その他に亜鉛華、酸化マグネシウム、リサー
ジ、炭酸亜鉛、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛などを
挙げることができる。これらの架橋促進剤は、共重合ゴ
ムl Oox量部に対し一般に約α1〜2゜重量部、好
ましくは約0.2〜10重鼠部の割合で用いられる。
!た、有機過酸化物による架橋に際しては、イオウ、酸
化亜鉛、酸化マグネシウム、鉛丹などの金属酸化物、p
−キノンジオキシムなどのキノンジオキシム、ポリエチ
レングリコールジメタクリレートなどのメタクリレート
、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレートなどの
アリル化合物、その他マレイミド、ジビニルベンゼンな
どの架橋助剤を使用することができ、その使用割合は使
用される架橋助剤によって変シ得る。
架橋は、熱空気などによ如約1so〜220℃に加熱さ
れた加熱槽内にフィルム乃至シートを連続的に導入し、
約0.5〜10分間程度加熱することによ9行われる。
電子l1Mt用いる架橋方法では、共重合ゴムのフィル
ム乃至シートに、約01〜10メガエレクトロンボルト
、好ましくは約03〜2.0メガエレクトロンボルトの
エネルギーを有する電子線を、吸収線−が約α5〜35
メガラツド、好1しくは約05〜10メガランドになる
ように照射することによシ架橋が行われる。この際、前
記架橋剤としての有機過酸化物と併用される架橋助剤を
、共電ることが好ましい。
このようにして、架橋剤または電子線によって架橋せし
めた共重合ゴムのフィルム乃至シートは、分子配向を保
留せしめ、熱収縮性を保持せ1−めるために、延伸工程
に付される。延伸は、前述の如く約60〜130℃、好
ましくは約’70〜100℃の温度条件下で行われる。
延伸温度がこれよシ低いと熱収縮率が低下し、一方これ
よシ高いと引張強度が低下し、延伸中に破断し易く在る
。また、延伸倍率の制御によpl一定の範囲内において
任意の熱収縮率および熱収縮応力のものを得ることがで
きる。即ち、通常の被覆用途に用いるために約50%以
上の熱収縮率を得る上からは、約100%以上延伸する
ことが好ましく、また延伸加工時の切断を防ぐ目的から
は、約4’OO%以下の延伸倍率をとることが好ましい
フィルム乃至シート状で架橋および延伸される共重合ゴ
ム中には、充填剤、軟化剤その他任意の姉加剤を配合す
ることができる。
充填沖1としては、例えは微粉けい酸、炭酸カルシウム
、タルク、クレー、カーボンブランクなどが用いられる
。これらの充填剤は、共重合ゴム100重餡部当p最大
約250重量部迄配合される。配合割合がこれ以上にな
ると、加工性が低下し、また熱収縮性のフィルム乃至シ
ートの熱収縮率および熱収縮応力が低下する。中でも、
通常力nmゴムの強度を上昇させる目的で配合される補
強性充填剤、例えばカーボンブランク、微粉けい酸々ど
の配合は、熱収縮応力の向上に寄与し、共重合ゴム10
0!it部当りカーボンブランクで約50〜150重量
部、微粉けい酸で約10〜6ozg部配合すると、熱収
縮応力は一段と向上する。
軟化剤としては、通常ゴムに使用される軟化剤がその−
it用いられ、例えばプロセスオイル、潤ff4A11
、ハラフィン、流動ハラフィン、石41+アスクアルド
、ワセリン々との石油系軟化剤、コールタール、コール
タールピンチなどのコールタール系軟化剤、ヒマシ油、
アマニ油、ナタネ曲、ヤシ油、トール曲などの脂肪曲糸
軟化剤、サブ、密ロウ、カルナウバロウ、ラノリンなど
のロウ類、リシノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸
バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛な
どの脂肪酸およびその金槁塩、石油樹脂、アタクチンク
ボリプロビレン、クマロンインデン樹脂などの合成高分
子物質などが挙げられ、中でも石油系軟化剤、特にプロ
セスオイルが好んで用いられる。
これらの軟化剤は、共重合ゴム100重量部当シ約10
0重量部迄配合することができ、これ以上配合すると熱
収縮性のフィルム乃至シートの熱収縮率および熱収縮応
力を低下させる。
これ以外にも、老化防止剤、増粘剤、更には本発明で用
いられる共重合ゴム以外のエチレン・α−オレフィン(
・ポリエン)共重合ゴム、ポリエチレン、エチレン・酢
酸ビニル共重合体などのポリオレフィン類などを、本発
明の目的を損わない範囲において配合することができる
−!た、通常のゴム発泡体製造用の発泡剤を配合し、架
橋剤の存在下捷たけ電子線の照射により架橋発泡したフ
ィルム乃至シート’を一口成形し、これを延伸すること
によって発泡状の熱収縮性フィルム乃至シートとするこ
ともできる。
フィルム乃至シートへの成形は、バンバリーミキツー々
どのミキサー類を用いて、共重合ゴムおよび必要に応じ
て配合される充填剤、軟化剤などを約90〜150℃の
温I屍で約4〜lO分間程度混練した後、架橋剤による
架橋の場合には架橋剤、架橋促進剤、架橋助剤などを適
宜加え、オープンロールなどのロール類を用いて、ロー
ル温度約40〜100℃で混合し、混合されたシート状
またはリボン状の未架橋配合ゴムを約90〜110℃に
加熱された押出機に供給し、7ラント状またはチューブ
状に押出すことによシ行われる。このようにして成形さ
れたフィルム乃至シートは、この後前述の如くにして架
橋および延伸せしめる。
次に、実施例について本発明を説明する。
実施例1〜+7 後記衣1に示される性状のエチレン・1−ブテン・5−
ニーy−IJ テン−2−ノルボルネンランダム3元共
重合体(〔η) −]−、25clil/g) 600
 Jilを用い、同表に示される配合に従い、配合物を
ロー/ii[’i’5〜80℃(フロントロール)78
0〜85℃(バンクロール)の8インチオープンロール
で約20〜30分間混練し、未架橋の配合ゴムを調製し
た。
この未架橋配合ゴムを、160℃に加熱されたプレスを
用い、]、 OOkgycyrPの加圧下に30分間加
熱してイオウ架橋剤による架橋を行ない、14儂×12
(1)×2韮の架橋シートを成形した。このシートから
12cmX4cmの試験片を打ち抜き、とnの長手方向
に10cIn間隔の標線を入れ、80℃または100℃
の延伸温度で後記式(1)に規定される延伸倍率で長手
方向に200%−または300%延伸し、熱収縮性のシ
ートを作製した。
得られた熱収縮性のシートの標線間部分から10硼X2
確の試験片を切り出し、これを80℃または100℃に
加熱された熱空気加熱槽に180秒間入れた後、25℃
の温度雰囲気下に5分間放冷してその長辺の長さを測定
することによシ、熱収縮率を式(2)によって算出した
また、熱収縮応力は、前記熟成動性のシートに80℃ま
たは100℃に加熱された熱空気加熱槽内で、ロードセ
ルに直結したチャンクに結合し、熱収縮により生じた応
力を測定して求めた。
L−1’0 延伸倍率幅、) −−×100     式(1)L:
延伸後の標線間の長さくCm) 熱収量率(%) −−一−−−−X ]、 OO式(2
)A:熟成網後の長辺の長さ−) 実施例8 後記衣1に示さJする性状のエチレン・l−ブテン・ジ
シクロペンタジェンランダム3元共重合体(〔η) −
1,12dl/9 ) 600 /lを用い、実施例1
〜7と同様の操作が行われた。ただし、架橋は有機過酸
化物を用いて行われ、延伸および熱収縮はいずれも80
℃で行われた。
実施例1〜8で得られた結果は、次の表1に示される。
この結果から、次のようなことがいえる。
(1)カーボンブランクなどの補強性充填剤の添加は、
熱収縮率を殆んど変化させることなく、熱収縮応力を更
に一段と改善される(実施例1と4参照) (2)延伸温度を変えても、同じ延伸倍率ならは、同等
の熱収縮率および熱収縮応力を示す(実施例3と6.5
とツ参照) (3)延伸倍率を高めると、同一延伸温度条件下では、
熱収縮率は若干高くなシ、熱収縮応力は顕著に増加する
(実施例3と5.6と7参照)(4)熱収縮温度を低く
すると、同一延伸条件下では、熱収縮率は若干高くなシ
、熱収縮応力もかなり増加する(実施例2と3.4と5
参照)比較例1〜2 実施例1において、3元共重合ゴムの架橋を行わなかっ
た。
比較例3〜4 実施例2〜7において、3元共重合ゴムの架橋を行わな
かった。
19− 比較例5〜6 本発明で規定される以外のエチレン/α−オレフィンの
モル比を有する3元共重合ゴムを用いた他は、実施例2
〜7と同様に操作された。
比較例7 ゛α−オレフィンとしてプロピレンを用いた3元共1合
ゴムについて、実施例2〜7と同様の操作が行われた。
以上の比較例1〜7で得られた結果は、次の衣2に示さ
れる。
以下余白 20− −21− 表1と表2に示された結果の対比から、本発明に係る熱
収縮性のシートが、比較的低い熱収縮温度でも良好な熱
収縮応力を与えることを示している。
実施例9 エチレン11−ブテン・ジシクロペンタジェンランダム
5元共重合ゴム(エチレン/1−ブテンのモル比89/
11、ヨウ素価10、〔η)−1,126il& ) 
100重量部にジクミルペルオキシド2.7部を加え、
実施例1〜7と同様にして、未架橋の配合ゴムを調製し
た。
この未架橋配合ゴムを、バレル温度90℃、ダイ温[1
00℃に加熱された押出機を用いて、厚さ100μmの
フィルムに押出し、これを220℃で1分間加熱した後
、80℃で100%l軸延伸し、水冷して熱収縮性のフ
ィルム(厚さ71μm1ヘイズ4,5%)を成形した。
得られた熱収縮性フィルムから延伸方向の長さが10c
mのフィルムを切り取り、80℃の熱空気加熱槽に30
秒間入れた後、5分間室温に放冷し、22− 延伸方向のフィルムの長さを測定して、熱収縮率を次式
(3)から算出すると、48%の値が得られた。
なお、測定技術上熱収縮応力の測定は困難である。
0−B 熱収縮率(%−−X No O式(3)] B:熱収縮後の延伸方向のフィルムの長さ@)実施例1
O〜]1 実施例1〜7まfcは実施例日と同様にして調製された
未架橋の配合ゴムを、実施例9と同一の操作により、内
径5mm、外径a 5 u+のチューブに押出し、22
0℃で3分間加熱した後、内径を2倍に拡大し、水冷し
−C1熱収縮性のチューブを成形した。
この熱収縮性チューブを、100℃の水中に30秒間浸
漬し、その後25℃の空気中に5公開放冷し、チューブ
の内径を測定することにより、次式(4)によって熱収
縮率を算出した。得られた結果は、次の表3に示される
熱収縮率(%) −−×100  式(4)C:熱・収
縮後のチューブの内径−リ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1エチレンと炭素数4〜10のα−オレフィンとのモル
    比約85/ユ5〜97 /3のエチレン・α−オレフィ
    ンランダム共重合ゴムの架橋物からなる熱収縮性のフィ
    ルム乃至シート。 2、ホリエンが更に共重合されているエチレン。 α−オレフィンランダム共重合ゴムの架橋物からなる特
    許請求の範囲第1頓記載の熱収縮性のフィルム乃至シー
    ト。 &補強性充填剤を含有している特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の熱収縮性のフィノトム乃至シート。
JP14919781A 1981-09-21 1981-09-21 熱収縮性のフイルム乃至シ−ト Granted JPS5851121A (ja)

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