JPS58501235A - 難燃性組成物、その製造方法ならびにそのワイヤおよびケ−ブル製品 - Google Patents

難燃性組成物、その製造方法ならびにそのワイヤおよびケ−ブル製品

Info

Publication number
JPS58501235A
JPS58501235A JP57502459A JP50245982A JPS58501235A JP S58501235 A JPS58501235 A JP S58501235A JP 57502459 A JP57502459 A JP 57502459A JP 50245982 A JP50245982 A JP 50245982A JP S58501235 A JPS58501235 A JP S58501235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition according
silicone
insulated
cable
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57502459A
Other languages
English (en)
Inventor
ウ−・アレキサンダ−・エフ
Original Assignee
ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ filed Critical ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
Publication of JPS58501235A publication Critical patent/JPS58501235A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/06Ethers; Acetals; Ketals; Ortho-esters
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/30Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
    • H01B3/44Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins
    • H01B3/441Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins from alkenes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 難燃性組成物、その製造方法ならびにそのワイヤおよびケーブル製品 汰−」L−匁一」[ 非常に優れた特性を有する組成物が多数、既に特許を受けた技術によって製造さ れている。そのような組成物の一つが米国特許第4.125,586号および第 4.247゜446号により保護されている。この組成物は優れた特性を有する が、材料成分の点でも材料の処理加工の点でも、そしてまたワイヤの絶縁物とし て適用された最終製品においても、コストが比較的高い。米国特許第4,123 ,586号および第4,247,446号の組成物の高品位材料に含まれるコス ト要因の1つは、加工コストが比較的高れている通りの特異な組合せの特性を達 成するために独特の態様で諸成分を組合せなければならないからである。
従って、望ましい組合せの優れた特性を達成するとともに、それを使用成分また は材料の点でも加工技術の点でも一層低いコストで行うことが当業界の目標であ った。それは、材料の加工の容易さが最終製品のコストに大きく影響するからで ある。例えば、米国特許第4.123,586号で指摘されているように、米国 特許第4.209.566号に記載された方法により難燃成分を別々に加工、調 整する必要があり、か)る条件がこれまで必須とみなされてきた。
米国特許第4.123.586号および第4.247.。
446号の高規格材料の加工は、米国特許第4.209゜566号の難燃成分の 削加工を含めて、所定の労働力と装置との組合せを基準としてコンパウンドの生 産率の低下につながり、従ってコストの上昇につながる。この生産率は実際上本 発明による生産率の半分であるが、米国特許第4123.586号および第4, 247.446号の比較的高コストおよび高規格の材料ならびに米国特許第4, 209.566号によるその加工にはふされしい。
当業界で別に関心が払われているのは、コストが一層低くかつワイヤまたはケー ブル上の最終絶縁層に加工するのが一層容易であるだけでなく、非常に多数の1 質的必要条件、例えば種々の試験機関、例えばアンダーライターズ・ラボラトリ −(IJ nderwriters L aboratory )により確立さ れた標準必要条件、例えばvw−i試験の標準条件をも満足する組成物を見つけ ることである。
米国特許第4,123,586号、第4.247,446号および第4.209 .566号は本出願と同じ譲受人に譲渡されている。
の 従って、本発明の1つの目的は、比較的低いコストで優れた難燃性と優れたワイ ヤ絶縁特性とを合せて有する絶縁組成物ならびにその製造方法を提供することに ある。
本発明の別の目的は、加工、ペレット形成およびワイヤへの直接のワイヤ絶縁体 の形成が比較的容易である、第1の目的に記載した通りの組成物を提供すること にある。
もう一つの目的は、例外的な難燃特性およびワイヤに適用するのに良好な物理的 特性を有するだけでなく、それに加えて、ワイヤ絶縁体として用いるのに極めて 望ましい電気的特性も有する組成物を比較的低いコストで提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、高い難燃性を有し、電カケーブルとして35キロボ ルトまでおよびそれ以上の電圧でかつ適当な壁圧で用いるのに適当な特性を有す る組成物、ならびにこれで絶縁された新規なケーブル製品を提供することにある 。
本発明の別の目的は、ぬれた環境および湿気環境下で用いるのに適当であり、同 時に良好な難燃特性を有しかつ比較的低コストである新規な絶縁組成物を提供す ることにある。
もう一つの目的は、原子力用途に用いるのに適当であり、そして特にIEEE− 323およびIEEE−383に規定された試験に合格するワイヤ絶縁組成物を 提供することにある。
4 るLOCA試験に合格する組成物を比較的低コストで提供するという副次目的を 包含する。
本発明の別の目的は、油井用途または機関車用途のようにケーブルが石油製品に さらされる環境で、105℃までおよびそれ以上の用途で、LIL規格条件下で 使用できる組成物を提供することにある。
別の目的は、5または10ミル程度の比較的薄い壁圧で十分な性能を発揮し、従 って電子ワイヤ型用途に用いるのに適当な組成物およびこれで形成されたワイヤ 製品を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、1300ボルト/ミル程度の高い絶縁耐力を有する 絶縁組成物を提供することにある。
別の目的は、シールドされていない電カケーブル構造にてUL VW−1試験お よびUL−1072試験手順に規定された通りの100時間時間ンド試験双方に 合格する絶縁組成物を提供することにある。
他の目的は一部は自明であり、また一部は以下に続く説明で指摘する。
図面の簡単な説明 図面は金属部材のまわりに可撓性ポリオレフィン絶縁物を設けた絶縁導線を示す 斜視図である。
発明の要旨 本発明の目的を達成するには、まず最初ポリオレフィンポリマーを相当割合の有 機臭素化難燃剤;相当割合の鉱物5 特許858−501235 (4)難燃剤 、例えば酸化アンチモン;および相当割合のシリコーン処理クレー材料と組合せ 、さらにこれら成分を比較的小さい割合の鉛安定剤化合物および酸化防止剤混合 物と組合せることにより絶縁組成物を製造する。上述した諸成分をまず組合せた 後、次にこの第10粗合せに、但しより低い温度で、シリコーン油と有機過酸化 物との第2の組合せを添加する。第二回の添加に続いて、この材料をワイヤ1起 させる。
必要に応じて過酸化物成分を除くことができ、高電圧電子を用いるなど放射線に より組成物を架橋させることができる。
好適実施例の説明 本発明で使用するポリオレフィンは好適成分としてポリエチレンを指すが、ポリ オレフィンはエチレンのコポリマーとすることもでき、エチレン−エチルアクリ レート、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、エチレン−プロピレンコポリマー、 −ターポリマーおよびクオドレポリマー、例えばEPDMなどが挙げられるが、 これらに限定されない。また、ポリオレフィンは高密度または低密度ポリエチレ ンいずれでもよく、またはポリアロマ−(polyallomer )でもよい 。
有機ハロゲン化難燃剤はデカブロモジフェニルオキシド3 aytech C0 rpOratiOn から商品名BT−93にて商業経路で販売されているエチ レンビス(テトラブロモフタルイミド)または臭素化度の低い臭素化ジフェニル オキシドとすることもできる。もっと一般的には、安定な有機ハロゲン化難燃剤 、例えばHooker Chen+1cal Corporationから商品 名Q echloraneにて商業経路で人手できる塩素化難燃剤を使用できる 。
本発明に使用する酸化アンチモン難燃剤は慣用のまたは標準的化合物粉末である 。
シIJ :l−>処理クレーはFreeoort Kaolion Compa nyから商品名T ranslink37 clayにて販売されている市販組 成物とすることができる。或はまた、本出願と同一譲受人に譲渡された米国特許 第3.148.1g9号の]ラム2に教示されているような同様のクレー組成物 とすることができる。
本発明の組成物には、所望に応じて、二塩基性フタル酸鉛組成物または成分を使 用でき、この成分は鉛の割合が二塩基性フタル酸鉛の鉛の割合に大体等しいかま たはそれより多い任意の有機鉛化合物とすることができる。例えば、揮発性が低 く、適当な安定化特性をもたらす他の有機化合物を使用することができるが、二 塩基性フタル酸鉛がこの成分として好適な化合物である。安定化は鉛化合物が組 成物から遊離ハロゲンを掃去できることを意味する。
酸化防止成分には、好ましくは、低コスト酸化防止剤、例えば市販のフレクトー ルH(Flectol H) 、市販のサントホワイト・クリスタルズ(San towhite crystals )または後記の第工表の特定実施例に使用 されているような組合せがあり、この場合組成物コストが望ましい比較的低いレ ベルに保たれ、組成物の性能温度も約105℃の比較的低いレベルにある。しか し、もつと高い温度での性能が望まれる場合には、第V表に関連して記載した通 りの酸化防止剤を含有させることによりこのような高温性能を達成することがで きる。
次にシリコーン油成分について考えると、シリコーン油は、米国特許第4,20 9.566号に記載されているような、反応性シリコーンである。
上述したように過酸化物硬化剤は、基準の混合温度より高い高温で分解する、即 ちフリーラジカルを発生する有機過酸化物とすることができ、後記の実施例のよ うにジクミルペルオキシドとするのがよい。或いは、コストはジクミルペルオキ シドより高くなるが、商品名Vul−Cup Rで販売されている材料を使用し てもよい。このような有機過酸化物は当業界でまた本技術分野に関する特許刊行 物で既知であり、一部がここに参考文献として引用した上記特許に記載されてい る。
前記二塩基性フタル酸鉛と同様に、シリコーンガムを任意成分として使用でき、 従って後記の実施例1にそのように含有させである。本発明の新規な組成物に有 用なシリコーンガムが、本出願と同じ諧受入に謬渡された係属中の米国特許出願 第196.989号(1980年10月14日出願)に記載されている。係属中 の米国特許出願第196゜989号は、係属中の米国特許出願(代理人事件番号 41WC−2135,1−981年7月21日出@)と同様に、本発明の参考文 献をなす。この係属中の出願で指摘されている利点が本発明の組成物についても 得られる。
11九−L 第工表に、1組の成分およびこれら成分の割合を(重量部の割合で表示された) 諸成分の好適濃度範囲および使用可能な濃度範囲双方について示す。
第工表に記載した通りの最初の7つの成分を次のようにしてバンバリー(B a nbury)ミキサで完。今に混合する。
7成分をまず、最初温度約150°Fにある強力ミキサ、例えばパンバリミキサ に入れる。強力ミキサの混合作用が組成物に熱を発生し、組成物温度を混合中に 測定する。グラフ、即ち装置温度が約270°Fに達したところで、組成物を強 力ミキサから落とす。組成物が受取った熱は混合の熱で、この温度上昇の目的で 外部熱を加える必要はない。
探針温度約280〜290°Fを示す材料のバッチを、強力ミキサから出した後 、プラスチック用ロール機でロール混練する。プラスチック用ロール機上の材料 をバンド状に巻付け、シートとして取出す。
シート材料を次に液体シリコーン油および\酸化架橋剤、八 特にジクミルペルオキシドの混合物と配合する。この配合は過酸化物架橋剤の分 解温度より低い低温で行う。組成物を約220’Fから最高240°Fの温度で 強力ミキサで配合する。
]ンパウンドへのシリコーン油および過酸化物架橋剤の導入に続いて、組成物を 再びプラスチック用ロール混練してシート状とし、シートをストリップに切断し 、さらに後で押出機に用いるのに適当なようにペレット化する。
ポリエチレン 100 100 デカブロモジフェニル 10−50 20−40オキシド 酸化アンチモン 3−30 10−20シリコ一ン処理クレ一本 5−50 1 0−30二塩基性フタル酸鉛 0−20 5−10シリコーンガム 0−20  0−10 7レクトールH*ネ 0−10 1−5サントホワイト・ O−50−3 クリスタルズ本本本 シリコーン油**** 1〜5 1−3過酸化物架橋剤 1−5 2−5 (ジクミルペルオキシド)  0 本 米国特許第3,148,169号、2欄の教示または類似方法に従って製造 。
本* F 1ectolHは重合した1、2−ジヒドロ−2゜2.4−トリメチ ルキノリンの商品名 * * * S antowhite Ct rystalsは4,4′ −チ オビス−(−6−t−ブチルーーークレゾール)の商品名。
**牢*米国特許第4.123.586号および第4゜247.446号 1. 。
号に記載されているようなシリコーン油または類似組成物。
支1九−1 このように製造した組成物を#14AWGワイヤのまわりに30ミルの絶縁外装 として押出Qした。ワイヤ絶縁物を加圧下で加熱することによりこの組成物を架 橋させた。
架橋した組成物が、2100psi以上の高い引張試験および400%以上の高 い伸び率値を含めて、ワイヤ絶縁物として用いるのに非常に良好な物理的特性を 有することが実証された。
データを表にして第■表に示すが、これは前述した通りの本発明の方法に従って 形成したワイヤ絶縁物に行った一連の標準試験の試験結果を示す。
1 監−」ニョ【 試JLL二謬り 構造 #14中実裸線、 壁厚0.03インチ 試験片識別記号 IQ−92−44−1初期引張強さ、psi 2143 初期伸び、% 447 高温モジュラス本 88.5 標準UL試験手順に基づく加熱老化 7日問 121℃、 %RT/%RE*ネ 103/98136℃、 %RT/%RE  100/93158℃、 %RT/%RE 95/7297℃ 30日、%RT/%RE 103/9860日、 〃 92/76 90日、 〃 105/94 120日、 〃 102/83 150日、 〃 100/82 113℃ 30日、 n 105/79 12 60日、 〃 103/85 標準UL試験による酸素指数 酸素濃度%表示 29.5 標準UL試験によるVW−1合格 低温曲げ、−65℃、1時間 合格 #2ASTMオイル、70℃、4時間 膨潤率% 4.6 %RT/%RE本* 86/92 42時間空気ボンベ、%RT/%RE 102/87(標準LIL試験) 標準tJL試験による導体腐食 121℃で7日間 合格 136℃で7日間 合格 絶縁耐力、V/ミル 1382 13 特許昭58−501235 (6)IJLおよびl CEA標準試験に従 って500ボルト/秒で急速昇圧 I CEA標準試験による絶縁抵抗 に定数 82.765 ULおよびI CEA標準試験による EM−60水試験(75℃) 1日:比誘電率 2.35 80■/ミルでの誘電力率% 0.93安定率 0.04 7日:比誘電率 2.34 80V/ミルでの誘電力率% 0.6614日:比誘電率 2.35 80V/ミルでの誘電力率% 0.57安定率 0.02 比誘電率の増加率% 1〜14日 0 7〜14日 0.43 4 IEEE383および323適否 40年熱寿命をシミュレートする 加熱老化後、33日のLOCAサ イクル前に、220メガランドの ガンマ線で被曝、次いで2.4に ■/分にハイボット(hipot ) 合格* 150℃で初期長さの100% に延伸し、引張強さをpsiで測定。
**%RT/%RE=初期引張強さ保留率(%)と初期伸び保留率(%) 上の第■表に報告された実験結果に言及すると、架橋した組成物のワイヤおよび ケーブル絶縁体としての効果に関して多数の重要な考察をなすことができる。
まず第1に気が付くのは、出願人の知る限りでは、VW−1特性を示す(VW− 1試験に合格する)組成物で、シールドしてないケーブル上に絶縁体として使用 したときりベンド試験に合格する可能性もあるものが従来なかったことである。
VW−1試験に合格した絶縁層を有する従来のケーブルは、シールドシースをか ぶせなければUベンド試験に合格しなかった。従って、本絶縁組成物およびこの 組成物から形成したケーブルはまったく新規かつ独特である。
Uベンド試験およびVW−1試験双方に合格するシールドなしのケーブルの独特 の組合せに加えて、第■表の試験] 5 結果は本発明の新しい組成物が酸素指数29.5を有することを示しており、こ の値は他の組合せの特性を有する組成物にとって極めて高い値である。
第■表のデータに関してもう一つ気がつくのは、絶縁耐力が難燃性材料としては 、特にVW−”!等級の材料とし−Cは、さらに特に酸素指数29,5を有する 材料としては′1常に高いことである。このような組合せの特性により、本発明 の新しい組成物は電カケーブルに用いるのに極めて適当になっている。電カケー ブルへの使用が特に適当なのは、この新しい組成物が比較的低コストであり、従 っにの新しい組成物で絶縁された電カケーブルが比較的λコストであるからであ る。
この新しい組成物の]ストが低いのは、一部には、この組成物の加工の簡単さに 由来する。例えば、得られるフンパウンドはまったく独特かつ新規であるにもか )わらず、標準装置および標準加工工程を採用することができる。
第■表かられかるように、113℃での加熱老化の試験から得た結果は、時間の 関数としての物理的特性、特に引張および伸び特性の低下が非常にゆっくりであ ることを証明している。組成物の105℃での使用適性を保証するUL加熱老化 試験としては、113℃での30.60および90日間加熱老化においても試験 特性の大きな低下がないことである。第■表の結果は、本発明の新しい組成物が UL試験に楽に合格するだけでなく第■表のデータが90日16 を越えてもそして実際120および150日でも特性の僅かな低下しか示さない 点で、LIL試験基準よりまさっていることを証明している。
第■表から、高い絶縁耐力が10ミルまた5ミルさえもの薄壁絶縁体を可能にし 、従って本発明の絶縁体で形成された製品を電子用途に使用できることも明らか である。さらに、本発明の組成物の加工が容易であるのでか)る電子用ワイヤの 製造が実用可能になる。
fi 30ミル絶縁被覆で絶縁された#14AWG導体のス。
ランド7本を用いて7本導体制御ケーブルを製作した。個々の絶縁導体は第工表 に報告された試験を行うのに上で用いたものと同じであった。次に制御ケーブル に燃焼試験を行った。次のデータを得た。
7本導体制御ケーブル構造への 210.0OOBTUのIEE 合格 E鉛直火炎試験 支I九−先 上記第工表に関連して説明した通りに製造した組成物を用いてケーブル物品を製 造した。ケーブルを#2AWG銅導体で形成した。上記第1表中の好適な組成物 を配合し、導体のまわりに押出すことによって、厚さ205ミルの絶縁層を形成 し、次いでコンパウンドを過酸化物の活性化部17 特許558−501235  (7)度より高い温度に加熱するとともにケーブルを当業界でよく知られたや り方で加圧した。
上述した通りに製造したケーブル製品に次に多数の試験を行った。試験結果を次 の第■表に報告する。
75℃の水に14日間浸漬し、次いで ケーブルをUベンド試験率に15キロ 合格ボルトで350時間供する 形成されたま)のケーブルを、水に浸 漬することなく、乾式Uベンド試験に 合格20キロボルトで100時間供する 壁厚さ205ミルの本例のケーブルへ の210,0OOBTLIの鉛直火炎、試量 合格*Uベンド試験は、シールド な・しの電カケーブル構造についてLIL−1072試論手順として規定されて いる。
上記の結果、特に第■表に記載された結果は基準作動温度約105℃で使用され また使用できる絶縁組成物について報告されている。組成物の実際の作動温度は 105℃より高くできるが、ここで105℃に言及したのは、当業界で認められ ているLIL規格の基準になっているからである。
8 上述したように本発明の組成物は工業規格を満たし、105℃絶縁組成物として 十分に機能する。
しかし、本組成物は本来、もっと高い温度およびもっと高い温度等級でその機能 を果すこともできる。例えば、本発明の組成物は125℃およびそれ以上の温度 で機能を果し、この温度125℃も絶縁組成物についての標準tJL温度等級で ある。上述した通りの組成物を125℃組成物と酸物作用するようにするには、 組成物に次のような酸化防止剤の組合せを練込む。
ポリエチレン 100 100 臭素化芳香族化合物 10−50 20−40酸化アンチモン 3−30 10 −20シリ]−ン処理クレー 5−50 10−30二塩基性フタル酸鉛 0− 20 5−10シリコーンガム 0−20 0−10 0−1O2* 1−10 1−5 Ir(llanOX1010** 1−5 0−3シリコーン油 1−5 1− 3 過酸化物架橋剤 1−5 2−5 ジクミルペルオキシド 本 メルカプトイミダゾールの亜鉛塩 本本立体障害ジ−t−ブチルフェノール 9 本および木本を付した成分は、本発明の参考文献として引用した米国特許第4. 260.661号に記載されている通りである。
えると、絶縁組成物をより高い使用温度で用いた場合には、通常、第7表に列挙 した酸化防止剤成分をもつと多量に第■表の組合せに使用して、より高い予定使 用温度を保証しなければならない。
具体的には、使用温度125℃が欲しいなら、第7表に記載された低い方の値の 範囲に規定される通りの比または割合のZMS−2成分とl rllanOX成 分とを使用すべきであ止剤について記載した高い方の濃度範囲で使用すれば、そ のようなより高い使用温度を達成することができるであろう。
前述したように、本組成物の過酸化物成分を除外してもよく、こ場合、高エネル ギー放射線、例えば高エネルギー電子を用いて、当業界でよく知られた方法によ り被覆組成物に架橋および硬化を起させることができる。
図面に示す通り、中心導体12のまわりには、本発明に従って製造した絶縁層1 4が形成されている。絶縁層14は硬化可能状態または硬化製状態いずれにあっ てもよい。
20 また硬化済絶縁層は化学的に硬化させるか、または高エネルギー放射線により硬 化させることができる。図示の製品は絶縁導線10で、その導体は図示のように 中実でも撚線でもよい。
本発明を幾つかの特定実施例に関して説明したが、多数の変更が可能であり、本 発明の要旨に入るすべての変更例を包含することが望まれる。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記成分: 成分 範囲 デカブロモジフェニルオキシド 10−50酸化アンチモン 3−30 シリコーン処理クレー 5−5〇 二塩基性フタル酸鉛 0−20 サンホワイト・クリスタルズ O−5 シリコーン油 1−5 よりなる、絶縁材料として適当な特性を有する架橋性組成物。 2.請求の範囲第1項記載の架橋済組・酸物。 3、請求の範囲第1項記載の組成物で被覆されたケーブル。 4、請求の範囲第2項記載の組成物で絶縁されたケーブル。 デカブロモジフェニルオキシド 10−50酸化アンチモン 3−30 シリコーン処理クレー 5−5〇 二塩基性フタル酸鉛 0−20 シリコーンガム o−20 2 フレクトールH0−10 サントホワイト・クリスタルズ 0−5シリコーン油 1−5 過酸化物架橋剤 1−5 (ジクミルペルオキシド) よりなる、適当な絶縁特性を有する架橋性組成物。 6、請求の範囲第5項記載の硬化済組成物。 7、請求の範囲第5項記載の組成物の層を上に有する電気製品。 8、請求の範囲第5項記載の組成物の被覆をまわりに有するケーブル製品。 9、請求の範囲第6項記載の組成物で絶縁された電気製品。 10、請求の範囲第2項記載の組成物で厚さ5ミル以上まで絶縁された電子用ワ イヤ。 11、請求の範囲第2項記載の組成物で厚さ30ミル以上まで絶縁された高電圧 ケーブル。 12、下記成分: 1−−1 LJL ポリエチレン 100 デカブロモジフェニルオキシド 20−40酸化アンチモン 10−20 シリコーン処理クレー 10−30 二塩基性フタル酸鉛 5−10 シリコーンガム O−10 23 フレクトールH1−5 サントホワイト・クリスタルズ O〜3シリコーン油 1−3 よりなる、絶縁材料として適当な特性を有する架橋性組成物。 13、請求の範囲第12項記−載の架橋済組成物。 14、請求の範囲第12項記載の組成物で被覆されたケーブル。 15、請求の範囲第13項記載の組成物で絶縁されたケーブル。 16、灰−−」L ILJL ポリエチレン 100 デカブロモジフェニルオキシド 20−40酸化アンチモン 10−20 シリコーン処理クレー 10−30 二塩基性フタル酸鉛 5−10 シリコーンガム 0−10 7レクトールH1−5 サントホワイト・クリスタルズ 0−3シリコーン油 1−3 過酸化物架橋剤 2−5 (ジクミルペルオキシド) よりなる、適当な絶縁特性を有する架橋性組成物。 17、請求の範囲第16項記載の硬化済組成物。 24 *eQ58−501235 (2、特許請求の範囲第17項記載の組成物 の層を上に有する電気製品。 19、請求の範囲第18項記載の組成物の被覆をまわりに有するケーブル製品。 20、請求の範囲第19項記載の組成物で絶縁された電気製品。 21、請求の範囲第13項記載の組成物で厚さ5ミル以上まで絶縁された電子用 ワイヤ。 22、請求の範囲第13項記載の組成物で厚さ30ミル以上まで絶縁された高電 圧ケーブル。 23、炙−にL ILJL ポリオレフィン 100 臭素化芳香族化合物 10−50 酸化アンチモン 3−30 シリコーン処理クレー 5−50 二塩基性フタル酸鉛 0−20 シリコーンガム 0−20 メルカプトイミダゾールの亜鉛塩 1−10立体障害ジーt−ブチルフェノール  1−5シリコーン油 1−5 よりなる、適当な絶縁特性の硬化性ポリオレフィンポリマーコンパウンド。 24、請求の範囲第23項記載の架橋済組成物。 25、請求の範囲第24項記載の組成物で絶縁された導電5 性物品。 26、1−−1 1LJL ポリオレフイン 100 臭素化芳香族化合物 10−50 酸化アンチモン 3−30 シリコーン処理クレー 5−5〇 二塩基性フタル酸鉛 0−20 シリコーンガム 0−20 メルカプトイミダゾールの亜鉛塩 1−10立体障害ジーt−ブチルフェノール  1−5シリコーン油 1−5 過酸化物架橋剤 1−5 ジクミルペルオキシド よりなる、適当な絶縁特性の硬化性ポリオレフィンポリマーコンパウンド。 27、請求の範囲第26項記載の架橋済組成物。 28、請求の範囲第26項記載の組成物で絶縁されたケーブル。 29、灰−jL 範−」「 ポリエチレン 100 臭素化芳香族化合物 20−40 酸化アンチモン 10−20 シリコーン処理クレー 10−30 二塩基性フタル酸鉛 5−10 6 イルガノックス1011 0−3 シリコーン油 1−3 よりなる、適当な絶縁特性の硬化性ポリオレフィンポリマーコンパウンド。 30、請求の範囲第29項記載の架橋済組成物。 31、請求の範囲第29項記載の組成物で絶縁されたクー臭素化芳香族化合物  20−40 酸化アンチモン 10−20 シリコーン処理クレー 10−30 二塩基性フタル酸鉛 5−10 シリコーンガム 0−10 メルカプトイミダゾールの亜鉛塩 1−5立体障害ジーt−ブチルフェノール  O−3シリコーン油 1−3 過酸化物架橋剤 2−5 ジクミルペルオキシド よりなる、適当な絶縁特性の硬化性エチレンベースポリマーコンパウンド。 33、請求の範囲第32項記載の架橋済組成物。 2、 特許請求の範囲第32項記載の組成物で絶縁されたケーブル。
JP57502459A 1981-07-29 1982-07-06 難燃性組成物、その製造方法ならびにそのワイヤおよびケ−ブル製品 Pending JPS58501235A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US28796981A 1981-07-29 1981-07-29
US287969USNL 1981-07-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58501235A true JPS58501235A (ja) 1983-07-28

Family

ID=23105167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57502459A Pending JPS58501235A (ja) 1981-07-29 1982-07-06 難燃性組成物、その製造方法ならびにそのワイヤおよびケ−ブル製品

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0084048A4 (ja)
JP (1) JPS58501235A (ja)
IT (1) IT1195936B (ja)
NL (1) NL8220273A (ja)
WO (1) WO1983000488A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01252643A (ja) * 1988-03-31 1989-10-09 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 難燃性樹脂組成物
JP2014169388A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Fujikura Ltd 難燃剤、及びこれを用いた難燃性樹脂組成物の製造方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU568802B2 (en) * 1981-10-26 1988-01-14 Vulkor, Incorporated Flame retardant wire with high insulation resistance
EP0163819B1 (en) * 1984-03-19 1991-02-06 Vulkor, Incorporated Polyolefin compounds having improved thermal stability and conductors coated therewith
US4983685A (en) * 1986-06-10 1991-01-08 Sumitomo Chemical Company, Limited Methods for production of crosslinked rubber products
US5284889A (en) * 1992-11-20 1994-02-08 Minnesota Mining And Manufacturing Company Electrically insulating film backing
CA2528755C (en) * 2003-06-12 2009-12-22 Dow Global Technologies Inc. Fire retardant composition
CN105037893A (zh) * 2015-08-21 2015-11-11 安徽吉安特种线缆制造有限公司 一种耐腐蚀耐虫蚁的电力电缆料及其制备方法
CN109705510B (zh) * 2018-12-26 2021-09-21 上海至正新材料有限公司 一种耐刮磨薄壁机车用低烟无卤阻燃电缆料及其制备方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3148169A (en) * 1960-12-01 1964-09-08 Gen Electric Curable polyethylene composition comprising a peroxide containing tertiary carbon atos, clay filler, and an electrical conductor insulated with the composition
US4209566A (en) * 1977-07-18 1980-06-24 General Electric Company Method of improving the electrical properties of polymeric insulations containing polar additives, and the improved polymeric insulation product thereof
US4274990A (en) * 1977-10-19 1981-06-23 Mackenzie Jr Burton T Dielectric insulating polyolefin compositions containing nitrile polysiloxane fluid, and conductor products insulated therewith
US4247446A (en) * 1979-06-01 1981-01-27 General Electric Company Flame-resistant composition, and electrical product thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01252643A (ja) * 1988-03-31 1989-10-09 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 難燃性樹脂組成物
JP2014169388A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Fujikura Ltd 難燃剤、及びこれを用いた難燃性樹脂組成物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0084048A1 (en) 1983-07-27
WO1983000488A1 (en) 1983-02-17
NL8220273A (nl) 1983-06-01
EP0084048A4 (en) 1983-12-22
IT1195936B (it) 1988-11-03
IT8222381A0 (it) 1982-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104072854B (zh) 无卤铁道车辆用特别高压电缆
US4797323A (en) Flame retardant wire with high insulation resistance
JPS58501235A (ja) 難燃性組成物、その製造方法ならびにそのワイヤおよびケ−ブル製品
US4693937A (en) Flame retardant wire with high insulation resistance
US3772455A (en) Flame and moisture resisting impregnating composition for fibrous materials, and products thereof
DE69817386T2 (de) Elektrisches kabel und ein verfahren sowie zusammensetzung zu dessen herstellung
DE3228119C2 (ja)
DE2801542A1 (de) Elektrisches kabel
JP2001226530A (ja) ノンハロゲン難燃性ゴム組成物および成形物
JPH03203123A (ja) 難燃性電線・ケーブル
DE102020122063A1 (de) Elektrisch isoliertes kabel
CN105869764A (zh) 船用耐油耐涂漆老化电力电缆及其制造方法
CN105949654A (zh) 船用耐油耐涂漆老化独立屏蔽电力电缆及其制造方法
CN105869756A (zh) 船用耐油耐涂漆老化控制电缆及其制造方法
JP4754187B2 (ja) 耐熱性と耐電圧特性に優れた難燃性組成物及び電線
JP3943795B2 (ja) ポリ塩化ビニル組成物およびこれを用いた電線ケーブル
JP2001266650A (ja) 電気絶縁組成物および電線ケーブル
CN105845248A (zh) 船用耐油耐涂漆老化整体屏蔽控制电缆及其制造方法
JP4964412B2 (ja) ノンハロゲン難燃性組成物及び電線
JPS5851415A (ja) 難燃性絶縁電線
CN106098181A (zh) 船用高强度柔软耐涂漆老化仪表电缆及其制造方法
CN105845202A (zh) 船用耐油耐涂漆老化仪表电缆及其制造方法
JPH0342576Y2 (ja)
JP3884598B2 (ja) 耐熱性電気絶縁組成物および耐熱性電線ケーブル
JPH0337909A (ja) 難燃性電線・ケーブル