JPS5849914B2 - ブツピンルイノシハライ アルイハ アズケイレキ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物品類の支払い、あるいは預入れ機の改良に関
する。

一般に、物品類の支払い、あるいは預入れ機においては
カードをカード挿入口より入れ、機器の内部に設けられ
た読取り機構で、挿入されたカードが真正なものか否か
チェックし、あるいは更に、カードに予め記録されてい
るデータを読み出すと共に利用者がその暗証番号を入力
し、カードを提示した者が本人であるかをチェックした
のち、パネル操作により所望の物品類の支払い、あるい
は預入れを行なうものである。

しかしながら、これらの機器は常時店外に出ており、更
にカード挿入口が開いているため、異物がつめこまれた
り、操作パネルの押ボタン、ランプなどがこわされ、操
作が不能になるなどの欠点があった。

本発明は以上の欠点を除去するもので、以下本考案に係
る一実施例を図面にしたがって説明する。

以下、一例として紙幣類支払機の場合について説明する
。

第１図は本発明に係る紙幣類支払機の利用者側の操作パ
ネルの一実施例を示す平面図で、図において、１はカー
ド２の挿入口、３は紙幣類支払口、４は利用者の暗証番
号、引出したい金額などをセットするキーボード、５は
このキーボード４にセットした利用者の暗証番号を表示
する番号表示部、６はキーボード４にセットした金額を
表示する金額表示部、７はこの操作パネルの全面を被う
シャツタで、図示せぬ駆動機構の動作によって開くよう
に構成されている。

８は外壁である。第２図は第１図のＡ−Ａ断面図で、９
ａおよび９ｂはカード２を給送するフィードローラ、１
０はカード２が真正なものか否か、例えば、カードの幅
、厚さ、あるいはカードの中に埋めこまれた磁性片など
の検査データを読取る読取り機構、１１は外壁８に埋め
こまれ、読取り機構１０を保護すると共にカード２上の
真偽判断をするための障害とならないように構成された
、例えば強化ガラスなどの保護部材、１２はカード２に
記録されたデータを読出し、あるいは書込む記録再生ヘ
ッドである。

次に、上記構成の動作について説明する。

まず、カード２を透明な保護部材１１上にセットすると
、読取り機構１０が働らき、カード２の検査データを読
み取り、図示せぬ判定回路に送る。

そして、判定の結果、カード２が真正なものと判断され
ると、判定回路から出力が送出され図示せぬ駆動機構が
動作する。

したがって、シャッタ７が開く。次にこの保護部材１１
上のカード２を取り上げて、カード挿入口１に挿入する
。

そしてカード２上のデータは記録再生ヘッド１２で読み
出される。

一方、利用者は暗証番号をキーボード４から入力する。

そしてカード所有者が本人であるか否かを照合したのち
本人と確認されると、引出したい金額をキーボード４に
セットすると、その金額の紙幣が支払口に出される。

そして、操作者がその紙幣を取ったことを検出し、シャ
ツタ７が閉じて、操作パネルを保護することができる。

なお、紙幣類支払機の詳細な内都機構およびその動作は
特公昭４５−２１５７号に記載されているので、ここで
はその詳細な説明を省略する。

また、以上の読取り機構１０はカード２の検査データを
読みとっていたが、更にカード２に記録されたデータを
読出し、あるいは記録する機構を付加してもよく、その
場合にはカード挿入口１、フイードローラ９ａ，９ｂ、
記録再生ヘッド１２を省略することができる。

そして、読取り機構１０には更に本人確認のための入力
機構、例えば保護部材上に手を置き、例えば４単位で投
光されている光を指で適宜遮断して本人の暗証番号を入
力してもよく、その他種々の機構を適用することができ
ることはもちろんである。

以上は支払機について説明したが、紙幣、紙幣を入れた
封筒、各種カード、入場券、小切手、各種の物品の支払
機、更にはこれらの預入れ機についても同様にできるこ
とはもちろんである。

以上、詳細に説明したように、本発明に係る物品類の支
払いおよび預入れ機によれば、利用者側の操作パネルの
前面にはいつもシャッタが閉じており、利用者が真正の
カードを示したときのみ開くので機器を有効に保護する
ことができるなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る紙幣類支払機および預入れ機の利
用者側パネルの一実施例を示す図、第２図は第１図のＡ
−Ａ断面を示す図である。 １・・・・・・カード挿入口、２・・・・・・カード、
３・・・・・・紙幣類支払口、４・・・・・・キーボー
ド、５・・・・・・番号表示部、６・・・・・・金額表
示部、７・・・・・・シャッタ、８・・・・・・外壁、
９ ａ ， ９ ｂ・・・・・・フイードローラ、１０
・・・・・・読取り機構、１１・・・・・・保護部材、
１２・・・・・・記録再生ヘッドである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ カードが真正なものであるかを確認し、あるいはカ
   ードを提示した者が本人であるかを確認したのち、操作
   パネルの操作により所望の物品類の支払い、あるいは預
   入れを行なう物品類の支払い、あるいは預入れ機におい
   て、利用者側の操作パネルの全部を被う開閉自在のシャ
   ッタと、このシャツタより隔れた位置の外壁に埋めこま
   れた保護部材と、この保護部材の内側にあって保護され
   、カードの材質、厚さ、大きさなどの検査データ、ある
   いはカードに記録された内容を読取る読取り機構とから
   構戒され、通常シャックは閉じて操作パネル全体を被っ
   ているが、カードを保護部材上に提示し、この提示した
   カードが真正なものであるとき、あるいはカードを提示
   した者が本人であるとき、上記シャッタを開き、操作パ
   ネルの操作を可能にする物品類の支払いあるいは預入れ
   機。