JPS5849134A - 女性用生理周期律計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 する外諸種の機能な兼ね備えたコンパクトタイプの女性
用生理周期律針に関するものである。

受胎可能期間（***日）を知るための方法として荻野式
受胎調節法と基礎体温法とが知られている。しか゛しこ
れらの方法には種々の欠点がある。即ち、荻野式計算法
は月経開始日から直前の***期を違算するもので、その
学説′４ｔｌＩｋ拠として次の***期，及び月経開始日
などを予測することができるが、生理周期には長周期と
短周期があり、また、生理不順と称する周期不安定な婦
人においては計算通りにはいかず，受胎調節か困難とな
る。−万基礎体温法は、毎朝定刻に検温作−表する必要
があるのでその手間か大変”ｔ’ｔｏ４；４でなく、風
邪なひいたとき等には利用でｆｉ逓いという欠点かある
。

そこで本発明は、「相補的較正法」と称する電子工学的
手法により上記欠点を超越し、簡単な操作で正確な受胎
調節を可能とするとともに諸種の機能を兼ね備えた女性
用生理周期律針を提供することを目的とするものである
。

本発明は体温針側センサーと計器本体とからなり、計器
本体は増幅器、人−り変換器、マイクロプルセッサー及
びマトリックス構成のスイッチ群を自薦するとともにＬ
　ＣＤＩＩＩＫよる表示部を設け、骸表示部には各月の
カレンダー表示部と基礎体温表描画部とを配し、カレン
ダーには基礎体温法によって得られる***日データを基
礎として荻野式受胎調節法により演算した生理周期等を
表示可能になし、また、描１ｉｉ１１には荻野式により
得られるデリズ補完した基礎体温表をグラフ表示可能に
なしたことを特徴とする女性用生理周期律針であり、そ
のＪｉ［埋（相補的較正法）は、荻野式により得られる
データで基礎体温計測の量子化率（検温精度及び温度し
きい値）Ｖ補完し、また、基礎体温法によって得られる
「***日データ」で荻野式計算法の基礎データとすると
ころにある。図面は不発１ｊ１１を具体化したコンパク
トタイプの生理周期律針の一例を示しており、纂１図が
その正面図で、第２図がその好ましい回路構成である。

図中１は体温計測センサーで、例えばシリコンダイオー
ドチップ等のセンサーチップをポリイミドペースのフレ
キシブルプリント配線板に直接ボンディングしたもので
もよいが、本発明において企図すル［時間計測を実現す
るためには、センサー素子にサーζスタウエハーを用い
たものが好ましい。図示した実施例においてはバイアス
電流（後述するようにセンサ一部温度を加温するための
もの）用リードを含ませ、リードは三線となるのでコネ
クタ一部は三端子とする。なお、全体を７レキシプルに
し、計器本体２に対し押し込むことＫより収納し、使用
時には引き出し【用いることが可能に構成するとよい。

３はセンサー加温回路（センサー駆動回路）で、予めセ
ンサ一部温度な適轟に加温し【短時間計測を可能ならし
めるためのものである。即ち、サーミスタ等の測温抵抗
体は、温度の上昇に伴りて素子の抵抗値か減って（る特
性を持つが、測定周囲温度の低下とともに計測に時間か
かかる。

こうした点を考慮し、予め素子に通電して自己加熱＃Ｃ
より、例えば３０’Ｃ程度まで加熱しておくと、測定時
間が速くなると同時に周囲温度による計測時間のズレな
抑えることができるのである。具体的には、スイッチマ
トリックス４により「体温針」モードが指定されると、
マイ１．り四プロセッサー（ＭＰＵ）５は検温レンジ制
御信号を出力して体温計測ルーチンへ移行する。そして
、センサー駆動回路は例えば３１ｆ’ＣＫ達するまで急
速にセンサーチップを加温するよう／（イアスミ流なコ
ントロールする。６は前置増幅器で、体温計測センサー
ｌからのアナｐグ信号を適度に直流増幅（電流−電圧変
換増幅）し、人−Ｄ変換器７に入力する。人−り変換器
７とし【は、通例８ビットバイナリ−出力の二重積分鑞
な用いるが、他の方式のものであり【も差支えないこと
勿論である。８はＡ−Ｄ変換器制御回路で、Ａ−Ｄ変換
器７の基準電圧をコントロールして検温領域なａｓ’ｃ
−ｒｃの範囲に設定する。Ａ−Ｄ変換器７の出力は直接
マイクｐプロセッサーＳＫ入力される。スイッチマトリ
ックス４は設定スイッチ及び操作スイッチのスイッチ群
で、マトリックス構成としてマイクロプロセッサ−５に
よりて駆動し、スイッチ、モニタープルグラム（後記参
照）によりマイクロプロセッサ−５内に読み込ませる。

マイクロプロセッサ−５としてはＣ−ＭＯ８４ビットマ
イクＣＩコンピューターを用いることかでき、またＬＣ
Ｄ表示部９の駆１１１Ｊ＠路内＊ｍのものを用いてもよ
い。なお、表示素子としてＬＣＤ以外のものを使用して
もよいこと勿論である。マイクロプロセッサ−５からの
出力は、ＬＣＤ表示用ゲイジット信号、同セグメント信
号、スイッチ用ディジット信号、圧電ブザー用駆動信号
、及び体温計測センサーコントロ＝ル信勺の５系統であ
る。ＬＣＤＣＤ表示線９例えばセグメント信号の６状態
とディジット信号のｎ状態とＫよりて分圧駆動され、点
灯時のデエーテイーナイクルは１／３２となる。ＬＣＤ
表示部９には月毎のカレンダーを表示するためのカレン
ダー表示部人と、基礎体温表を描画するための描画ＷＢ
を設ける。描画部１３Ｃは基礎体亀表の外、時刻、日付
、体温等も表示可能とすることか望ましい。なお、ディ
ジット信号を槌状態、デエーテイーサイクルを１１５Ｇ
とする等により、描画＠１３Ｃ体温表とともに変移して
い（日付を表示することもできる。１０はＬＣＤ駆動回
路、１１は水晶振動子、１２は圧電プず−ｔある。

上記ハードウェアの１１１１ＥＫ対するソフトウェア（
グログラム群〕は次の通りである。

Ｈ）スイッチ峰二ターフ四グラム スイッチか押され【いるかど５か。もし押されているな
らどのスイッチが押されたかを判定し、マルチジャンプ
のためのフラッグをコントロールする。このプログラム
は他の全てのプログラムに優先する必要かあり、通常、
メインルーチンの中で使用される。

（ロ）メインルーチンプログラム 通常マイクロプロセッサ−５内部のタイマー／カウンタ
ーによりロックパルスな計数し、時刻データ格納用メモ
リー領域にデータをセットする。更にデータテーブル内
のカレンダーデータの読み出し、「表示プログラム」へ
のジャンプ、「スイッチモニタープログラム」の実行な
どを行なう。

ｅ→相補的較正プログラム 初期条件役定（イニシャライズ）時に、は、「前回月経
開始日データ」を荻野式計算法により「***期データ」
に変換し、同データ格納用メモリーエリアに保存する。

次忙「＃卵期データ」より、１日が低温期であるか高温
期ｔあるかを加算命令等により演算シエξレートシ、「
温度シ５−５レートデータ」として保存する。この作業
は毎日１■１例えば午前○時ｏＯ分に行なうようメイン
ルーチン内でコントルールされる。′１ｌＫｒＩＪＳ１
５Ｌ電レートテータにより、体温計測用検温精度及び温
度しきい値（スレツシエホールドレベル）を決定する等
の内容を持つ、この点は本発明の骨子であるので後に詳
述する・ に）基礎体温計測プ宵グラム 基礎体楓表を自動作表し、ＬＣＤ表示器にグラフ表示す
るためのプログラムで、計測データの推移＆−判定し、
基礎体温法による***期と推定される日を以【「相補的
較正プログラム」の中１使用される「荻野式針算法によ
る***期データ」を置換（実際の作業は加重平均）する
作業等も含まれる。

一表示プ四グツム 通常は時刻データや生活カレンダーを表示するか、「ス
イッチ罎二タープ四グラム」Ｋ１りて得られるマルチジ
ャｙブフラッグｔ＃峰二ターし、もし、グラフ表示、あ
る−１は体温表示をする必要があれば、それらのデータ
を表示する。このプログラム群、基本的にはＬＣＤ駆動
用のグラフィック表示プルグラムであす、割込機能のあ
るマイク四プロセッサーを用いる場合には割込プログラ
ム内に設定されるＯ （へ）エラー表示プログラム 針ｓｔやデータセットにエラーがあったと判定されたと
きは、エラーメツセージを表示する、メツセージの方法
は表示部（ＬＣ’Ｄ上）Ｋ、例えば［Ｅｒｒｏｒ　Ｊと
表示し、かつ、工２−用音調で圧電プず−を吹鳴させる
もので、ユーザーに対して、本機が正常に機能し得ない
状態ｔあることを告知し、正常な状態にリセットするこ
とを促すｔものである・ （ト）体温計測ルーチンプログラム 以上の７つのプログラムの外、これらのグログラム群を
修飾するプログラム群かあり、それらを連結し【本発明
におけるソフトウェアとする次いセ上記した「相補的較
正法」九ついて詳述する。この手法は荻野式と基礎体温
法の欠点を補い合うためのもので、体温計測に当って検
温領域を低温期用レンジと高温期用レンジとに分け、荻
野式計算法で予測される次回の***期内において計測す
る場合、低温期用レンジに自動的に切り替わるようＫし
たものである。また逆に高温期用レンジへの切り替わり
も自動的に行なわれる。即ち、通常の体温針は３５”Ｃ
−ｒｅの、ｍｍ、が可能であるが、本発明における場合
（も同様のレンジを持たせる。しかし、基礎体温計側は
このレンジよりも狭（，３５，５°Ｃ−羽、５６Ｃの範
囲で実用上十分であり、むしろこのレンジ内の分解能ｔ
−より向上させる必要がある。そこで基礎体温計測ルー
チンでは、３５．５’Ｃ〜３７．５’Ｃの低温レンジと
蕊、５°Ｃ〜羽、５°Ｃの高温レンジな設ける。このレ
ンジ内な８ビツトで分解すると、２’Ｃの温度差ｖ２５
５段階に分解できることになり、１段階壱り理論値では
８／１ｏｏｏＯＣ程度まで向上させることができる。か
かる方法は、直線性のよくないセンサーでも温度レンジ
が狭小なため実用上問題とならない等の利点もある。

このように検温領域を分けておき、荻野式計算法によっ
て予測される***期（一般的に低温期である）Ｋ低温レ
ンジに切換え、検温精度を向上させるとともに、センサ
ーへのバイアス加熱温度及び統計学的、推計学的に勘案
された「温度上昇シュミレート曲線補完データテーブル
」を低温期用に切換える等の作業を自動的に処理する。

また−万、基礎体温計測プログラムにより、体温計測デ
ータの推移を判定し、基礎体温法による***期と推定さ
れる日を以て荻野式計算法による***期データを加重平
均して置換する。かかる意味において相補的（コンブリ
メンタリーンであるといえる。

不発９８Ｋかかる計器の使用に際し゛、イニシャライズ
項目として「月経開始日の入力」があり、購入時に一度
だけセットする必要がある。これは荻野式に基く生理周
期カレンダーを作成するための手順で、操作する日から
遡って最も近い（即ち、前回の）月経の開始日を入力す
ることにより、自動的に前回の***期、今回の***期、
月経予欄期などを荻野式計算法で演算し、歯刃カレンダ
ーから順繰りに毎月のカレンダー上にカーソルとして表
示可能になす。まに、基礎体温計測に係る「相補的較正
」のイニシャライズも自動的に行なわれるようにする。

カレンダー機構は例、えば、実歴補正による加年−デー
タテーブルを用いる。そし【、通常は当月カレンダーと
してミロに相当するカーソルを点滅させ、グラフ表示用
スイッチを押すことＫより、押している時間だけ生理周
期カーソルか表示されるようにする。なお、本発明にお
いては付加的機能として時刻や日付をデジタル表示した
り、目覚まし時計としての機能を持たせたり、普通の体
温針としても使用可能にすることができる。

不発１１に係る計器の動作の種ＩＩ（モー゛ド）は次の
通りである。

暑一般体温計測モード スイッチマトリクス４に、、Ｃり体温針モードか指定さ
れると、マイク１１セツサー５は検温レンジ制御信号を
出力して体温計測ルーチンへ移行する。センサー駆動回
路３は、　３０”Ｃに違するまで急速にセンサーチップ
を加温するようバイアス電流ｖ＝Ｉントｐ−ルする。−
万、ム一り変換器制御回路８は、Ａ−Ｄ変換器７の基準
電圧をコントロールして検温領域なりＣ〜４２”Ｃの範
Ｉ８に設定する。そして、体温計測ルーチンプログラム
ＫＪ：り検温モニターを開始したマイクロブ京セッサー
５は、センサーの温度上昇率を演算し、推計学的に処理
された値（通常６３−の体温）ｔ′検出して、正確な体
温の真値（通常郭、５−．以上）を演算し、ＬＣＤ表示
部９上に表示する。こうした一連の処理により、体温計
測Ｌ／ｃｌ！する時間が大幅に節約され、同時に高精度
な計測か期待できる。

ｂ基礎体温計測モード マイク−プルセッサー５か時計ルーチンで動作し【おり
、かつ、基礎体温計測時刻に達すると計測時刻用の音１
１１”ｅ圧電ブザーを駆動し、基礎体温計測ルーチンへ
移行する。そして、相補的較正法によりて得られたデー
タを参照し、検温レンジを決定する。例えば、同データ
が高温期を予測していたとすると、人−り変換器制御回
路８は検温領域な高温期用レンジ（例えば、蕊、５°Ｃ
−３７，５＠Ｃ）　Ｋ設定すル。以下、体温計測ルーチ
ンプログラムにより正しい体温を計測する。計測された
データが基礎体温データ格納量メモリー領域に保存され
ｙ：後、マイクロプロセッサ−５は時計ルーチンに戻り
通常動作を継続する。

Ｃカレンダ一時計モード メインルーチンであり、歯刃カレンダー及び時、分を表
示する。また、目覚まし、基礎体温計測等の７ツーム処
理、毎正時のアラーム等を行なう。

ｄ生理周期律表表示モード スイッチマトリクスによりグラフィックモードが指定さ
れると、スイッチか押されている期間、基礎体温表及び
生理周期カレンダーかＬＣＤ表示部９に表示さ九る。相
補的較正法によって精度を維持された生理周期カレンダ
ーは、受胎可能期間、次回月経開始予想日等をカーソル
の点滅によって表示する。また、基礎体温表は過去２ケ
月のデータをＬＣＤ表暮 示ＩＳ９に表示するが、特に表示か見易くなるよう次の
ような処理がなされる。即ち、高温期体温の平均値及び
低温期体温の平均値を算出し、その中間値を演算して温
度目盛を表示することとする（第３Ｉ！Ｉ参照）。第３
ＷＡ（ａ）においてＨは高温期の平均値、Ｌは低温期の
平均値、ＴＩ）は中間値で、　Ｔｈ＝　ｈ＋Ｌで算出す
る。−万、基礎体温データは各平均値との差異を求め指
数として表わす。例えば、Ｈ：泣、０°Ｃ、Ｌ　：３６
，４°ＣとするとＴｈ（温度しきい値）は３６．７’Ｃ
となり、表示すべきメモリー領域の基礎体温データか３
６．８″Ｃであったとき、次のようにして表示指数を求
める。

■蕊、？　−３６，８＝−０，１ この場金負符号か付くので高温データ０゜■３７．０−
３６．８　＝　０．２ 負符号か付かないので平均以下ｔある何。

即ち、基礎体温データ箕、８°Ｃは表示指数−０゜２と
なり、その表示は第３図（ｂ）の白丸のようＫなる。な
お、肋及びＷ領域に相轟するデータはすべてＨあるいは
Ｌと平均値表示とする（例えば同図において左から二誉
目の如し）。これは、基礎体温法におい【最も重要なの
は低温期と高温期の繰り”返しパターンであり、その絶
対値（実際の体温）は大して重畳ではないという点に着
目した合理的、かつ、見易い表示方法である。

不発Ｗ１４は上述した通りｔあり、簡単な操作で受胎可
能期、月経開始日等の正確な情報か得られ、カレンダー
や目覚まし時計等としても利用しうる効果かある。

【図面の簡単な説明】

第ｉｍｌは本発明の実施例の正ｍ図、第２図は七の回路
構成図、第３図（ａ）、（ｂ）は基礎体温表の表示方法
を示す図である。 （ａ）　　　　　　　　　　　　・（ｂ）手続補正書 昭　和　５７．＄４　　　月　　２８ＥＩ昭和５６ｉｆ
−特　Ｈ’ｆ　　　＠　　１１４ｓｏ２ｓ号２、発明の
名称 女性用生理周期律針 Ｓ（、補正をする者 １１ｉ−件との関係　　特許出願人 ４、代　　理　　へ　　〒１１ 添付別紙の通り 明　　　　細　　　書 １発明の名称 女性用生理周期律針 ２、特許請求の範囲 各月のカレンダーを表示するカレンダー表示部と、体温
表及び時刻な表示する表示部と、数値な入力するための
入力スイッチと、更に必ｌ！に応じてこの入力スイッチ
Ｋ【設定された時ｍＫ報音を行なうアラーム機構とを備
え、前記カレンダー表示部には前記体温表を表示するに
めのデータより求めた日Ｋｌｌする情報がカーソル表示
されることｖ４Ｉ像とする女性用生理周期律針３、発明
の詳細な説明 する外、諸種の機能を兼ね備えたコンパクトな女性用生
理周期律針に関するものである。 受胎可能期間な知るための方法とし【は、荻野式受胎調
節法と基礎体温法とが知られているが、前者にありては
所要の日数計算が必要であり、また、後者にありては長
期間に亘りて一定時刻に注意深く検温上行ない記鍮して
おかなければならない煩わしさがある。加えてこれら二
つの方法にて求めた値又はデータを機能的に表示できる
コンパクトな女性用生理周期律針なるものは未だ開発さ
れるに至りていない６Ｃい。 そこで本発明は、生理開始日、受胎可能期間等を機能的
に表示できる女性用生理周期律針を提供することｔ−目
的とするものである。 本発明は各月のカレンダーを表示するカレンダー表示部
と、体温表及び時刻を表示する表示部と、数値上入力す
るにめの入力スイッチと、更に必要に応じてこの入力ス
イッチにて設定された時刻に報音を行なうアラーム機構
とを備え、前記カレンダー表示部には前記体温表を表示
するためのデータより求めた日に関する情報がカーソル
表示されることＶＱＩ黴とする女性用生理周期律針であ
り、図面はその好適な実施例を示すものである。第１図
は本発明をカード形の装置２に具現化した一実施例の正
面図である。 図中９は液晶表示装置を用いたＬＣＤ表示部であって、
月毎のカレンダーを表示するカレンダー表示部人と、基
礎体温機、時刻、日付、体温等を表示する描画部Ｂとか
らなる。第２図は本発明に係る計器の一実施例のブロッ
ク図であり、そとにおいて１は体温計測センサーで、例
えばシリコンダイオードチップ等のセンサーチップなポ
リイミドベースのフレキシブルプリント配線板に直接ボ
ンディングしたものでもよいが、本発明において企図す
る短時間計測を実現するためには、センサー素子にサー
ミスタクエハーを用いたものが好ましい。図示した実施
例においてはバイアス電流（後述するようにセンサ一部
温度を加温するためのもの）用リードを含ませ、リード
は三線となるのでコネクタ一部は三端子とする。なお、
全体を７レキシプルにし、装置２に対し押し込むことに
より収納し、使用時には引き出して用いることが可能に
構成するとよい。３はセンサー加温回路（センサー駆動
回路）で、予めセンサ一部温度を適当に加温して短時間
計測を可能ならしめるためのものである。即ち、サーミ
スタ等の測温抵抗体は、温度の上昇に伴って素子の抵抗
値が減りてくる特性を持つか、測定周囲温度の低下とと
もに計測に時間がかかる。こうした点ｔ’＊ａｔ、、予
め素子に通電して自己加熱により、例えばガＣ程度まで
加熱しておくと、測定時間が速くなると同時に周囲温度
による計測時間のズレを抑えることができるのである。 具体的には、カード型の装置２０表面に設けたスイッチ
４ａｙ押下することにより、スイッチマトリックス４に
おける回路が形成されて「体温計」モードが指定される
と、マイクロプロセッサ−（ＭＰＵ）５は検温レンジ制
御信号を出力して体温計測ルーチンへ移行する。そして
、センサー駆動（９）路は例えばガＣＫ違するまで急速
にセンサーチップを加温するようバイアス電流ｔコント
ロールする。 そして、体温計測ルーチンプログラムにより検温モニタ
ーを開始したマイクロプロセッサ−５は、センサーの温
度上昇率を演算し、推計学的に処理された値（通常６３
参の体温）ｔ−検出して正確な体温の真値（通常郭、５
−以上）Ｖ演算し、ＬＣＤ表示部９上に表示する。こう
した一連の処理により、体温計測Ｋｌ！する時間が大幅
に節約され、同時に高精度な計測が期待できる。 ６は前置増幅器で、体温計測センサーｌからのアナログ
信号を適度に直流増幅（電流−電圧変換増幅ンし、Ａ−
Ｄ変換器７に入力する。Ａ−Ｄ変換器７としては、通例
８ビットバイナリ−出力の二重積分ｍｖ用いるが、他の
方式のものであっても差支えないこと勿論である。８は
人−Ｄ変換器制御回路で、Ａ−Ｄ変換器７０基準電圧ｔ
コントロールして検温領域を３５０Ｃ〜４２”Ｃ’の範
８に設定する。Ａ−Ｄ変換器７の出力は直接マイクロプ
ロセッサ−５に入力される。スイッチマトリックス４に
おけるマトリックスの形成は、設定スイッチ及び操作ス
イッチ４８により行なわれ、スイッチモニタープログラ
ムによリスイッチの動作がマイクロプロセッサ−５内に
読み込まれる。マイク四プロセッサー５としてはＣ−Ｍ
Ｏ８４ビットマイクロコンビ島−ターを用いることがで
き、まｒ、　Ｌ　ＣＤ表示部９の駆動回路内＊Ｉｌのも
のｔ用い【もよい。なお、表示素子としてＬＣＤ以外の
ものを使用してもよいこと勿論である。マイク四プロセ
ッサー５からの出力は、ＬＣＤ表示用ディジット信号、
同セグメント信号、スイッチ用ディジット信号、圧電ブ
ザー用駆動信号、及び体温針側センサーコントロール信
号の５系統である。ＬＣＤ表示ｓ９は、セグメント信号
とディジット信号とによって駆動され、例えば１／３２
のデー−ティーサイクルで点灯する。ＬＣＤ表示部９に
は前述の如く月毎のカレンダーを表示するためのカレン
ダー表示部人と、基礎体温機ｖ＊ｉｉｉするための描画
ｌ５ＢＹ設ける。また、描画部ＢＫは基礎体温機の外、
時刻、日付、体温等も表示可能とする。なお、ディジッ
ト信号を例えば槌状態、デエーティーサイクルｋｌ／ｓ
ｏとする等により、描画１！ＢＥ体温表とともに変移し
ていく日付を表示することもできる。１０はＬＣＤ駆動
回路、１１は水晶振動子、１２は圧電ブザーである。 なお、Ａ−Ｄ変換器制御回路８は、Ａ−Ｄ変換器７の基
準電圧ｔコントロールして通常の体温測定時には３５°
Ｃ〜４ｔＣの検温領域をカバーさせるか、基礎体温の計
測時には、あ、５°Ｃ−訂、５°Ｃ（低温期］とあ、５
°Ｃ−あ、ｓ″ｃ（高温期）の何れかの領域ｔカバーさ
せる。即ち、同一の分解能を有するＡ−Ｄ変換器χ用い
た場合、測定温度領域を狭くすることにより測定精度が
高まるので、低温期における基礎体温の測定はア、５°
Ｃ〜３７．５’Ｃのレンジで行ない、高温期における基
礎体温の測定はア、５°Ｃ−３８，５°Ｃのレンジに切
換えて行なう。 次に、荻野式計算法による***期の推定法と基礎体温法
による***日の確定法との相補的較正につき説明する。 例えば、当日が１月１日で前回の月経開始日が前年の１
２月旬日でありｋとすると、田日型生理周期の婦人の前
回の***期は、荻野式計算法によって１２月４日から８
日までの５日間となり、今回の***期が１月１日から５
日までの５日間であることが推定される。 これらの計算は、キーマトリックススイッチ４ａＫより
月・日データを入力することによりマイクロプロセッサ
−５にて行なわれる。なお、計算結果、即ち、***期デ
ータはマイクロプロセッサ−５とともに設けたメモリー
にストアされる（第３図参照）。ところで、当日１月１
日は***期と推定されているので、当日の基礎体温を測
定する場合測定レンジは低温期レンジ（ア、５°Ｃ−３
７，５’Ｃ）に設定される。この際風邪熱等で、測定し
た体温が予めメモリーに記憶された所定範囲内の値でな
い場合は、推定される値に近い値に自動的に変更される
ようにリニアライズを行なりてからメモリーにストアす
る。このフローチャートを第４図に示す。同様にして基
礎体温の測定が行なわれ、Ｉ８分以上のデータがメモリ
ーにストアされると、実際に低温期から高温期に移った
日、即ち、***日が求められるので、この日に関するデ
ータをメモリーにストアする（第５図参照ン。次いでこ
の***日に基いて荻野式計算法による***期の推定日を
必要により修正する。この修正は自動的に行なわれる。 ここでスィッチ４ａＹ操作すると、スイッチが押されて
いる期間、基礎体電機及び生理周期カレンダーがＬＣＤ
表示部９に表示される。また、相補的較正法によって精
度Ｙ維持された生理周期カレンダーλ上に、受胎可能期
間、次回月経開始予想日等がカーノルの点滅によって表
示される。更に、長期に亘って測定された基礎体温のう
ち、過去２ケ月のデータのみｔ基礎体電機として表示部
Ｂに表示するが、特に表示が見易くなるよう次のような
処理がなされる。即ち、高温期体温の平均値及び低温期
体温の平均値を算出し、その中゛開催を演算して温度目
盛を表示することとする（第６図参照ン。第６図（ａ）
においてＨに高温期の平均値、Ｌは低温−Ｌ 期の平均値、Ｔｈは中間値で、Ｔｈ　＝　　２＋Ｌで算
出する。一方、基礎体温データは各平均値との差異な求
め指数として表わ丁。例えば、Ｈ：訂、０°Ｃ、Ｌ　：
　３６，４’Ｃとすると’Ｉ’ｈ（温度しきい値）はア
、７°Ｃとなり、表示すべきメモリー領域の基礎体温デ
ータかぁ、８ＤＣであったとき、次のよ５Ｋｔ、て表示
指数を求める。 ■あ、７−３６．８　＝　−０，１ この場合負符号が付くので高温データ（Ｈ）。 ■群、０−３６．８　＝　０．２ 負符号が付かないので平均以下である（Ｄ）。 即ち、基礎体温データ３６．８’Ｃは表示指数ＨＤ０．
２となり、その表示は第６図（ｂ）の白丸のようになる
。なお、部及びＬＤ領領域相白するデータはすべてＨあ
るいはＬと平均値表示とする（例えば同図において左か
ら二番目の如し）。これは、基礎体温法において最も重
要なのは低温期と高温期の繰り返しパターンであり、そ
の絶対値（実際の体温）は大して重要ではないという点
に着目した合理的、かつ、見易い表示方法である本発明
の一実施例の装置には、報時のため圧電ブザー１２が組
み入れられ、基礎体温針側時刻に達すると計測時刻用の
音調で圧電ブザー１２が駆動され、基礎体温計測ルーチ
ンへ移行する。 そして、相補的較正法によりて得られたデータが参照さ
れた後、検温レンジが決定されて正しい体温が計測され
、計測されたデータが基礎体温データ格納用メモリー領
域に保存される。 上述の如く本発明はカレンダー表示部、時刻及び基礎体
電機表示部を同一面上に配−ｇ″るとともに、カレンダ
ー表示部には基礎体温データにて求めた次回生理日、受
胎可能期間等をカーソル表示するので、コンパクトで扱
い易くデータを把握し易い。また、検温時刻を知らせる
アラーム機能も備える場合には、検温を促されるという
効果もある。 ４図面の簡単な説明 第１図は本発明ｔカード形の装置に具現化しに一実施例
の正面図、纂２図は本発明に係る計器の一実施例のブロ
ック図、第３図は１８２図に示す計器のイニシャルルー
チンを示す７０−図、第４図は同体温計測ルーチンを示
すフロー図、。 第５図は同***日確定ルーチンな示すフロー図、第６図
（ａ）、（ｂｌは体温の表示方法を示す説明図である。 符号の説明 １・・・体ＩＩ　計ＩＩセンサー、５・・・マイクロプ
ロセッサ−１７・・・Ａ−Ｄ変換器、８・・・Ａ−Ｄ変
換器制御回路、９・・・ＬＣＤ表示部、ｌＯ・・・ＬＣ
Ｄ駆動回路、１２・・・圧電ブザー 身 オ　６　図 （ａ）　　　　　　　　　　　（ｂ）　　　、。。。 Ｊ命

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１１体温体温計測センナ計器本体とからなり、計器本
   体は増幅器、Ａ−Ｄ変換器、マイクロプロセッサ−及び
   マトリックス構成のスイッチ群を内蔵するとともにＬＣ
   Ｄ等＃Ｃよる表示部を設け。 該表示部には各月のカレンダー表示部と基礎体温表描和
   牡看配し、カレンダーには基礎体温法にＪ、−）て得ら
   れる***日データを基礎として荻野式受胎調節法により
   演算した生理周期等を表示可能になし、また、描画部に
   は荻野式ＫＪ：り得られるデータで補完した基礎体温表
   をグラフ表示可能になしにことを特徴とする女性用生理
   周期律針。 （２）計器本体内にセンサー加１ｉｉＩｉＡ路を配し、
   検温に際して体温計測センナ−を加温可飽和した特許請
   求の範囲第１項記載の女性用生理周期律針。 （３）基礎体温表描画部におい【、高温期体温の平均値
   及び低温期体温の平均値を算出し、その中間値を演算し
   て温度目盛を表示するようにした特許請求の範１１纂１
   項又は籐２項記載の女性用生理周期律針。 （４）計器本体に対し体温計測センサーを収納可能和し
   た特許請求の範８第１項、第２項又は第３項記載の女性
   用生理周期律針。