JPS5848079Y2 - 食肉スライサ−の上部送り装置 - Google Patents

食肉スライサ−の上部送り装置

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JPS5848079Y2
JPS5848079Y2 JP4791677U JP4791677U JPS5848079Y2 JP S5848079 Y2 JPS5848079 Y2 JP S5848079Y2 JP 4791677 U JP4791677 U JP 4791677U JP 4791677 U JP4791677 U JP 4791677U JP S5848079 Y2 JPS5848079 Y2 JP S5848079Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
meat box
side wall
drive shaft
meat
Prior art date
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Expired
Application number
JP4791677U
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English (en)
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JPS53142586U (ja
Inventor
武造 宮崎
秀韶 西村
幸弘 名田
Original Assignee
南常鉄工株式会社
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Publication date
Application filed by 南常鉄工株式会社 filed Critical 南常鉄工株式会社
Priority to JP4791677U priority Critical patent/JPS5848079Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、肉箱の中間部側外側面に互いに同軸」二に
支点軸を設け、この支点軸に支承される左右一対のアー
ムの先端に材料送り駆動軸を両端支持するとともに、こ
の駆動軸に駆動されて肉箱内で材料の上面に接する搬送
体を取り付けたコンベアフレームを枢着した食肉スライ
サーの上部送り装置に関する。
従来のスライサーの上部送り装置には、例えば昭和34
年実用新案公告第19073号のように、肉箱の左右の
側壁の上部にそれぞれの支点軸を有する左右一対の短い
アームに、ローラ等を備えて開放下面を有する箱形のコ
ンベアフレームの基端部を枢着し、該コンベアフレーム
と上記アームとによって実質的に2節リンクに左右一対
のアームを構成したものと、例えば昭和48年実用新案
公開第77487号のように、肉箱の一方の側壁の中間
部外面にアームの基部を枢着して、肉箱の外側に沿って
揺動する一定長の該アームの先端に、材料送り駆動軸の
一端を片持ち支持せしめ、この駆動軸にローラを支持さ
せた1節リンク形のアームを有するものとがある。
前者は、アームが2節リンクで一定長でないために、肉
箱の前端部円内側に案内溝を設けてコンベアフレームの
前端部の下降を案内しなければならない点と、該前端部
が下がるのに従って材料と搬送体との接触が前端部のみ
に限られる点と、スライスを終えたのちに肉箱内からコ
ンベアフレームを起す場合にコンベアフレーム全体を持
ち上げる位の大きな力を要することなどの不便があり、
後者は構造が簡単で、支点が低いためにアームの昇降操
作が軽く容易にできる利点があるが、材料と接するロー
ラが単側で軽く、かつ、片持ち支持であるために、材料
に対する均一な圧着が不足するなど送り機能に欠ける場
合がある。
そのために、1節リンク形のアームの先端に、複列のロ
ーラを備えたコンベアフレームを枢着するようにしたも
のとか、さらには肉箱の周外側中間部に基部を互いに同
一軸線上に枢着した左右のアームの先端にローラ等の上
部り機構を両端支持するようにした1節リンク形の両側
アームのものが出現した。
これらの1節リンク形のアームは、材料の積載に際して
先端を上方へ上げても、上部り機構が肉箱の外方へ回避
しないので使用上に不便がある。
そのために、一側のアームに上部り機構を片持ち支持さ
せた上部送り装置においては、本出願人の先願昭和50
年実用新案願第102522号のようにして肉箱外へ開
放できるようにしたものもあるが、1節リンク形のアー
ムを両側に具えて上部り機構を両端支持するようにした
食肉スライサーの上部送り装置にあっては、開放時に肉
箱外へ上部り機構を回避できるものがなかった。
本考案は、前記1節リンク形のアームを具えた上部送り
装置の利点を少しも妨げることなく、両側にアームを有
するこの種の上部送り装置における上記の課題を解決し
たものである。
すなわち、本考案は、肉箱の両側壁の中間部外面にそれ
ぞれの基部を同一軸線上に枢着したそれぞれ1節リンク
形の左右一対のアームを具え、このアームの先端に材料
送り駆動軸を両端支持するとともに、この材料送り駆動
軸に駆動される搬送体のコンベアフレームを枢着した食
肉スライサーの上部送り装置において、上記材料送り駆
動軸を肉箱の復動時に駆動するためのチェン伝動機構を
有する一方のアームの基部を、向いの一方の側壁に設け
たブラケットに垂直に支承させた垂直軸に連結し、他方
のアームを、肉箱の他方り側壁に一端を枢着した基杆部
と、この基杆部に連らなり先端に前記材料送り駆動軸の
軸端を支承して、材料送り時に上記側壁の内面へ嵌入す
る支杆部とによって形成するとともに、上記基杆部と支
杆部との固定連結部が、肉箱内で前記搬送体が最低位に
位置するときにも側壁の上方に位置するように大きく屈
曲形成されており、かつ、上記基杆部と側壁との枢着部
に上記アームの掛止機構を設ける一方、前記一方のアー
ムから肉箱の上方を横断するようにL字形に延設したバ
ンドルの先端を、他方のアームの上記固定連結部に接続
することによって、肉箱内で材料の前部に上方から接す
る搬送体と、それを支承するコンベアフレームと、材料
送り駆動軸とからなる上部り機構を安定よく支承し、か
つ、肉箱内での昇降操作を用意にするとともに、材料の
積載時等には上記上部り機構の全体を肉箱の上方から外
方へ回避することができるようにした食肉スライサーの
上部送り装置を提供したものである。
以下に実施例を図面について説明する。
図において、Bは機台に立設されて回転する丸刃Aに向
けて往復する肉箱、1,2は、それぞれの基部1’、2
’を肉箱Bの両側壁Ba、Bbの中間部外面に同一軸線
上に枢着したそれぞれ1節リンク形の左右一対のアーム
、3はこのアーム1,2の先端に両端を軸受けされて横
架した断面六角形の材料送り駆動軸、fはこの駆動軸3
に前端を枢着したコンベアフレーム、Cは、コンベアフ
レームfの間で駆動軸3に嵌合して一体回転する前部ロ
ーラaと、同フレームfの後端に横架され歯車伝動機構
gを介して前部ローラaに従動回転する後部ローラbと
からなる搬送体である。
上記材料送り駆動軸3は、一方のアーム1の枢着基部1
′に設けた図示省略のチェン伝動機構とを具え内箱Bの
復動時に一方回転するものであるが、その駆動機構は従
来周知であるので説明を省略する。
この一方のアーム1の基部1′は、肉箱Bの一方の側壁
Baに付設したブラケット4に垂直に遊嵌支承させた垂
直軸5の上部に枢着軸支されている。
また、他方のアーム2は、L字形に大きく屈曲した固定
連結部10により角度を固定されて連らなる基杆部2a
と支杆部2bとからなる。
支杆部2bは先端に前記材料送り駆動軸3の軸端を軸愛
し、第1図に図示するように、材料送り時には側壁Bb
の内面に嵌まり込む。
また、固定連結部10は前記搬送体Cが図示のように肉
箱Bの最低位に位置するときも肉箱Bの上方に位置する
また基杆部2aの基端部2侃には、第2図に示すように
、同基端部2/ aに設けた軸孔7に外から通ずる切欠
き6aと、側壁Bbから突出する頭付きの固定ピン6b
とコイルばね6Cと、固定ピン6bに遊嵌した弾性摺動
筒軸6dとからなる従来公知の掛止機構6が設けられて
いる。
8はこの掛止機構6を具えた側の側壁Bbの後端の中間
部から上部を切除した切欠部、9は、一方のアーム1か
ら肉箱Bの上方を横断するようにL字形に延設され、先
端を他方のアーム2の前記固定連結部10に接続した開
閉用のハンドルである。
上記のように構成した本考案は、材料送り駆動軸3と搬
送体Cのコンベアフレームfを左右一対のアーム1,2
で両端支持するので構造が簡単であるとともに重量を増
しても安定した使用ができ、かつ、耐久性にも優れてい
る。
上記左右一対のアーム1,2は肉箱Bの両側壁Ba 、
Bbの中間部外面にその基部1’、2’を枢着されてい
るので、上部送り装置の肉箱B内での昇降操作が軽く容
易にできる。
さらに、上記アームのうちの他方のアーム2を、L字形
に大きく屈曲して、搬送体Cが肉箱B内の最低位にあっ
ても肉箱Bの上方に位置する連結固定部10を介して連
結された基杆部2aと、側壁Bbの内面に沿って嵌合す
る支杆部2bとによって形成したので、他方の側壁Ba
に見られるような材料送り駆動軸3が嵌合する円弧形の
溝の形成を要せず、スライス時に材料の押し勝手となる
他方の側壁Bbへの材料圧着機能が少しも損なわれない
さらに一方のアーム1からL字形に延設され、肉箱Bの
上方を横断して上記連結固定部10と接続したハンドル
9を有するので、前記肉箱B内での搬送体Cの昇降操作
が容易にできる。
さらに、前記他方のアーム2の基部2′(基杆部2aの
基端部2′a)を掛止している掛止機構6を開放すれば
、肉箱Bの上方へ引き上げた搬送体Cとコンベアフレー
ムfおよび材料送り駆動軸3を上記アーム2と共に垂直
軸5を支点として水平に回し、第1図中に虚線で示すよ
うに肉箱Bの外方(使い勝手の反対側)へ回避させるこ
とができる。
その場合、L字形の前記ハンドル9を有することによっ
て、両側のアーム1,2同士が強固に連結されており、
上記水平回転操作を安定して行わせることができ、材料
の積載時や肉箱B内の清掃作業をし易くする。
本考案によれば以上のような利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はその一部
切欠立面図、第2図は他方のアームの基部と側壁との間
に設けた掛止機構の拡大断面図である。 B・・・・・・肉箱、Ba、Bb・・・・・・側壁、1
,2・・・・・・アーム、1′、2′・・・・・アーム
の基部、2a・・・・・・基杆部、2′a・・・・・・
基端部、2b・・・・・・支杆部、3・・・・・・材料
送り駆動軸、4・・・・・・ブラケット、5・・・・・
・垂直軸、6・・・・・・掛止機構、6a・・・・・・
切欠き、6b・・・・・・固定ピン、6c・・・・・・
コイルばね、6d・・・・・・弾性摺動筒、7・・・・
・・軸孔、8・・・・・・切欠部、9・・・・・・ハン
ドル、10・・・・・・固定連結部、f・・・・・・コ
ンベアフレーム、C・・・・・・搬送体、a・・・・・
・前部ローラ、b・・・・・・後部ローラ、g・・・・
・・歯車伝動機構、A・・・・・・丸刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肉箱Bの両側壁Ba、Bbの中間部外面にそれぞれの基
    部1′、2′を同一軸線上に枢着したそれぞれ1節リン
    ク形の左右一対のアーム1,2を具え、このアーム1,
    2の先端に材料送り駆動軸3を両端支持するとともに、
    この材料送り駆動軸3に駆動される搬送体Cのコンベア
    フレームfを枢着シた食肉スライサーの上部送り装置に
    おいて、上記材料送り駆動軸3を肉箱Bの復動時に駆動
    するためのチェン伝動機構を有する一方のアーム1の基
    部1′を、肉箱Bの一方の側壁Baに設けたブラケット
    4に垂直に支承させた垂直軸5に連結し、他方のアーム
    2を、肉箱Bの他方の側壁Bbに一端を枢着した基杆部
    2aと、この基杆部2aに連らなり先端に前記材料送り
    駆動軸3の軸端を支承して、材料送り時に上記側壁Bb
    の内面へ嵌入する支杆部2bとによって形成するととも
    に、上記基杆部2aと支杆部2bとの固定連結部10が
    、肉箱B内で前記搬送体Cが最低位に位置するときにも
    側壁Bbの上方に位置するように大きく屈曲形成されて
    おり、かつ、上記基杆部2aと側壁Bbとの枢着部に、
    上記アーム2の掛止機構6を設ける一方、前記一方のア
    ーム1から肉箱Bの上方を横断するようにL字形に延設
    したバンドル9の先端を、他方のアーム2の上記固定連
    結部10に接続したことを特徴とする上部送り装置。
JP4791677U 1977-04-15 1977-04-15 食肉スライサ−の上部送り装置 Expired JPS5848079Y2 (ja)

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JP4791677U JPS5848079Y2 (ja) 1977-04-15 1977-04-15 食肉スライサ−の上部送り装置

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Publication Number Publication Date
JPS53142586U JPS53142586U (ja) 1978-11-10
JPS5848079Y2 true JPS5848079Y2 (ja) 1983-11-01

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