JPS5844657Y2 - デンキシンゴウシヨリソウチ - Google Patents

デンキシンゴウシヨリソウチ

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Publication number
JPS5844657Y2
JPS5844657Y2 JP1975167069U JP16706975U JPS5844657Y2 JP S5844657 Y2 JPS5844657 Y2 JP S5844657Y2 JP 1975167069 U JP1975167069 U JP 1975167069U JP 16706975 U JP16706975 U JP 16706975U JP S5844657 Y2 JPS5844657 Y2 JP S5844657Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
electrical
signal processing
thickness
resonator
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975167069U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5279076U (ja
Inventor
隆 永田
康夫 中嶋
清和 萩原
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP1975167069U priority Critical patent/JPS5844657Y2/ja
Publication of JPS5279076U publication Critical patent/JPS5279076U/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はFM受信機やテレビジョン受像機等で使用され
る電気信号処理装置に関するものである。
FM受信機やテレビジョン受像機等の電子機器は、空中
より受信した電波信号に対して所要の信号処理を行い、
これをスピーカ、ブラウン管等の変換器を通じて希望の
情報に変換している。
この信号処理において使用される電気信号処理装置は、
従来、第1図にその一部を示すように、配線用導体部1
1a−cを固着した電気端子板1に半導体素子、集積回
路素子などの能動素子と電解コンデンサ、コイルなどの
受動素子を装着すると共に、それらを電気的に接続して
構成されていた。
この信号処理装置において、圧電共振子は電気信号の周
波数選択機能、隋書信号排除機能9全振機能等を持たせ
得るものとして多用されているが、圧電共振子は動作時
に機械振動を伴うため、前記電気端子板1に装着するに
あたっては、第1図において圧電共振子素子20の保持
器21.電気リード端子15 a〜Cなどに関し十分な
対策を施さねばならなかった。
これらの対策のため圧電共振子の構造は圧電共振子素子
に較べて複雑となるばかりかさらには電気信号処理装置
の小形化を阻害する要因となっていた。
本考案は、圧電振動部と信号供給部よりなる、圧電厚み
共振子を用いた電気信号処理装置の構成の簡素化、一体
化を図ることにより、上記の欠点を除去することができ
たものである。
以下それについて、第2図および第3図を用いて詳細に
説明する。
第2図および第3図は、一実施例の構成を示す。
図において、1は配線用導体部11を固着した電気端子
板、20は圧電板7の圧電振動部10と信号供給部12
の主表面にそれぞれ電極2,4、電気引出し端子3,5
を設けてなる圧電共振子、16は圧電共振子20の各電
気引出し端子3,5を対応する配線用導電部11に導電
的に結合すると共に圧電共振子20を電気端子板1に取
り付けるための導電性接着剤である。
また上記説明に用いた数字に付したアルファベットの添
字は同一機能を有し、異なる場所に使用されていること
を表すものである。
圧電板7の板厚は所要の周波数で厚み振動の共振応答を
有し、圧電振動部10と信号供給部12の板厚の関係は
圧電振動部に誘起された希望の厚み振動の波動の伝搬定
数が信号供給部では虚数となって厚み振動が伝搬しない
ような従来公知の条件でみたされているものとする。
各配線用導体部11と圧電共振子20の対応する電気引
出し端子3,5は低融点はんだ、導電性接着樹脂等によ
って導電的に固着される。
圧電共振子20の圧電板7がチタン酸ジルコン酸鉛系圧
電磁器で代表されるような圧電磁器よりなる場合には、
以上の固着過程で圧電磁器のキューリ一温度を越えない
ように留意しなければならない。
第3図において圧電板7の一方の主平面は電気端子板1
の主平面と相対し、電極4.配線用導体部11を介して
接するように配置される。
電極4.配線用導体部11の厚さは実用上無視できる程
度の薄膜にできるので、実質的には圧電板7と電気端子
板1とは相接して配置されることになり、電気端子板1
が必然的に圧電板7の機械強度の補強の役割を果すこと
になる。
一方、圧電板7の圧電振動部10の主平面は希望の厚み
振動の共振周波数において機械振動の変位が最大となる
性質を有するが、本考案によれば、かかる圧電共振子の
主平面を電気端子板の主平面に接するように配置し、上
に述べた方法で固着させても圧電共振子の共振応答はほ
とんど損われないという顕著な事実が判明した。
このような電気端子板としては、通常の信号処理装置の
配線基板として用いられる樹脂1紙などを基板とする印
刷配線基板が用いられる。
圧電共振子に用いられる圧電磁器材料などの圧電材料は
、通常、優れた耐湿特性を有するので、FM受信機やテ
レビジョン受像機などの信号処理装置として使用される
周囲条件においては特に密封するなどの必要のない場合
が多い。
周囲条件に対する特性改善のためには、第4図に示すよ
うに圧電共振子のみを局部的に密封することが可能であ
る。
第4図で、第2図および第3図と同一の符号で示す部分
は同一の機能をもつものであることを示し、18は振動
遮断膜、19は密封用樹脂である。
振動遮断膜としてはプラスチックフィルム、紙フィルム
などの薄膜が使用でき、密封用樹脂としては通常の被覆
用の樹脂材料が適用される。
圧電振動部で誘起された振動が被覆樹脂に伝搬して特性
劣化の生ずることを防ぐために、本考案によれば、プラ
スチックフィルム、紙フィルムなどの薄膜を振動遮断板
として少なくとも圧電振動部の電極面に前記遮断膜を介
在させ、この電極と被覆樹脂が直接固着することを防ぐ
だけで十分な効果が得られることが判明した。
上記の密封構造は、圧電振動部に空隙を設けることなく
密封する方法を述べたが、金属キャップなどを用い少な
くとも圧電振動部に空隙を設けるような封入構造によっ
て圧電共振子の封入を行うこともできることはいうまで
もない。
以上に詳細な説明で明らかなように、本考案で得られる
効果として、従来必要不可欠であった圧電共振子の保持
器、リード線を削除することができること、圧電共振素
子を信号処理基板に直接取り付けられるので大幅に小形
化することができること、信号処理基板上の圧電共振子
のみを局部的に封入することが容易であること、および
信号処理基板上に圧電共振子のリード線を固着させるた
めの貫通孔などを設ける必要が全くないことをあげるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気信号処理装置を示す図、第2図は本
考案の電気信号処理装置における一実施例の主要部を示
す斜視図、第3図は同じくその側断面図、および第4図
は本考案の電気信号処理装置の他の実施例を示す断面図
である。 1・・・・・・電気端子板、2,4・・・・・・電極、
3,5・・・・・・電気引出し端子、7・・・・・・圧
電板、11・・・・・・配線用導体部、16・・・・・
・導電性接着剤、18・・・・・・振動遮断膜、20・
・・・・・圧電共振子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半導体素子、集積回路素子などの能動素子と電解コンデ
    ンサ、コイルなどの受動素子を装着し、かつ前記能動素
    子および受動素子の各電気端子を導電的に結線する配線
    用導体部を設けた電気端子板と、圧電板の両生平面に電
    極を形成して所要の周波数で厚み振動の共振応答を行う
    圧電振動部と厚み振動を誘起するための信号供給部を設
    けた圧電厚み共振子を備え、前記電気端子板の配線用導
    体部と前記圧電厚み共振子の信号供給部の電気引出し端
    子を導電的に固着することにより前記電気端子板に前記
    圧電板を相接して取り付けると共に、前記圧電厚み共振
    子の共振応答を利用して所要の信号処理を行なうように
    構成したことを特徴とする電気信号処理装置。
JP1975167069U 1975-12-10 1975-12-10 デンキシンゴウシヨリソウチ Expired JPS5844657Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5279076U JPS5279076U (ja) 1977-06-13
JPS5844657Y2 true JPS5844657Y2 (ja) 1983-10-11

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