JP2001074767A - 加速度センサおよびその製造方法 - Google Patents

加速度センサおよびその製造方法

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JP2001074767A
JP2001074767A JP25026699A JP25026699A JP2001074767A JP 2001074767 A JP2001074767 A JP 2001074767A JP 25026699 A JP25026699 A JP 25026699A JP 25026699 A JP25026699 A JP 25026699A JP 2001074767 A JP2001074767 A JP 2001074767A
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plane
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acceleration
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JP25026699A
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Hiroyuki Baba
啓之 馬場
Shogo Asano
勝吾 浅野
Yasuyuki Nakano
泰之 中野
Toru Fukuda
徹 福田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的構造が簡単であり、低価格で、高い性
能を有する優れた加速度センサを提供することを目的と
する。 【解決手段】 第1検出用電極35aが形成された第1
平面33aと、所定の面積を有する第2検出用電極35
bが形成された第2平面33bと、を有するとともに、
第1および第2平面33aおよび33bと実質的に平行
な方向に分極している板状の圧電セラミックスなどの圧
電素子材からなる加速度検出部31と、加速度検出部3
1の第1平面33aと略等しい形状および面積を有する
底面43aと、所定の質量と、を有する導通用電極45
aと、を有する重り部41と、を備え、重り部41の第
1導通用電極45aが、加速度検出部31の第1検出用
電極35aに導電性接着剤などで接着されて互いに電気
的に接続され、振動を電気信号に変換して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度センサに関
し、特に、車輌等に用いられ、車輌に受けた振動を電気
信号に変換する圧電素子を備えた加速度センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、実用化されている加速度セン
サには、電磁型、圧電型、半導体型等種々の方式により
加速度を検出するものが知られている。圧電型加速度セ
ンサは、振動を電気信号に変換する圧電素子を備えたも
のであり、例えば、図11に示されるようなものがあ
る。この従来の圧電型加速度センサ1は、振動変換器1
0と、振動変換器10と一体となって振動変換器10を
支持する支持プレート11と、振動変換器10と電気的
に接続されるプリント基板13と、プリント基板13と
接続ピン14を介して電気的に接続されるとともに、電
気インピーダンス変換器、アンプ、補正回路などの電気
部品15が搭載されたプリント基板17と、支持プレー
ト11と抵抗溶接等により電気的に接続されるとともに
固定され、振動変換器10、プリント基板13および1
7を収容するケース18と、を備えている。
【0003】支持プレート11とケース18は、一般的
には電気回路のアースと接続され、シールドとして構成
される。
【0004】従来の圧電型加速度センサ1の振動変換器
10は、中心孔3aを有する1対の円盤型の圧電素子3
と、圧電素子3が導電性接着剤等により接着される両面
7aおよび7bを有する円盤型の金属振動板7と、を備
えている。
【0005】各圧電素子3には、少なくとも1つの表面
上に、中心孔を有する円盤状の配線用の大径の電極5a
と、小径の電極5bとが同軸の二重となるように形成さ
れており、この電極5aおよび5bが、ワイヤボンディ
ング等によるワイヤ6によりプリント基板13に電気的
に接続されている。
【0006】各圧電素子3はセラミックス等からなり、
図12に示されるように、圧電素子3の表面に対して実
質的に垂直な矢印D1およびD2に示される方向にそれ
ぞれ分極している。
【0007】図12の等価結線図に示されるように、従
来の加速度センサ1において、振動変換器10の一対の
圧電素子3は、互いに電極5aおよび5bを介して電気
的に並列に接続されている。電極5aは、外部の発振器
19に電気的に接続され、必要に応じて外部発振器19
から所定の電圧を印加することにより、振動板7を振動
させる。これは、後述する自己診断機能用の電極であ
る。一方、電極5bを介して、振動板7の振動に応じて
圧電素子3に生じた電位を外部へ取り出すようになって
いる。このようにして加速度センサ1にかかる加速度
が、振動板7の振動に応じて電極5bを介して電気信号
として取り出され、検出される。
【0008】また、一方の電極5aに外部から所定の電
圧を印加して振動体7を振動させ、振動によって発生し
た電位を他方の電極5bから取り出すことにより、加速
度センサのレベル校正や、センサ機能の良否の自己診断
機能を実現することができる。
【0009】図13は、加速度センサの振動に対する一
定加速度における周波数特性の例であり、図に示される
ように、共振点f0付近では、高いQを有するが、中お
よび低周波数領域では平坦な特性を示す。一般的には、
加速度センサの使用目的により、平坦部または共振点f
0近傍の振動出力を選択して使用する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の加速度センサ1においては、構造が複雑
で、かつ圧電素子3の振動板7への接着が必要であり、
コストが高くなってしまうといった問題点があった。
【0011】さらに、振動変換器10は、金属振動体7
と圧電素子3を組み合わせて一体品として構成されるた
め、その感度および特性にばらつきが生じ易く、また、
温度特性の劣化を生じ易いといった問題点があった。
【0012】さらに、従来の加速度センサ1において
は、圧電素子3内の分極方向が素子平面に垂直な方向な
ため、電極5aおよび5bが設けられている平面上に焦
電気が発生する。この焦電効果をキャンセルするべく、
圧電素子3内の分極方向が逆方向となるように電極5a
および5bがそれぞれ電気的に直列または並列接続され
るが、それでも完全に焦電効果をキャンセルすることは
できず、特に、極低い周波数で加速度センサを使用する
場合、電気回路の動作点等に悪影響を与えるといった問
題点があった。
【0013】また、従来の加速度センサ1においては、
上記の焦電効果の悪影響を抑制するために、複数枚の圧
電素子が必要であることから、構造が複雑で作製に手間
が掛り、コスト高になってしまうという問題点があっ
た。
【0014】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
なされたものであり、比較的構造が簡単であり、低価格
で、高い性能を有する優れた加速度センサを提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、上記課題を解決するために、加速度センサが、第1
検出用電極が形成された第1平面と、この第1平面と反
対側で、第2検出用電極が形成された第2平面と、を有
するとともに、前記第1および第2平面と実質的に平行
な方向に分極している板状の圧電素子材からなる加速度
検出部と、前記第1検出用電極の表面と略等しい形状お
よび面積を有する導通用電極が形成された、前記第1平
面と略等しい形状および面積を有する底面と、所定の質
量と、を有する重り部と、を備えるとともに、この重り
部の底面と前記第1平面が、対向するように配置され、
前記導通用電極が、前記第1検出用電極に電気的に接続
され、前記第1および第2検出用電極間の電位差を検出
することを特徴とする。
【0016】この構成によれば、加速度検出部の第1お
よび第2検出用電極が、加速度検出部の圧電素子材の分
極方向と平行する位置に配置されているため、分極方向
先端の表面に生じる焦電気の悪影響が電極に及ぶのを低
減でき、安定した高性能な加速度センサが得られる。ま
た、構造が簡単であるので、量産性が高く、製造コスト
も低く抑えられる。
【0017】圧電素子材は、振動を電気信号に変換する
特性を有するもので、圧電セラミックスまたは、水晶な
どの単結晶性圧電素子材からなる。水晶などを用いた場
合、加速度検出部の第1および第2検出用電極を、加速
度検出部の圧電素子材の電気軸と平行する位置に配置す
れば、圧電素子材を分極させる手間を省くこともでき、
製造工程が簡略化できるとともに、構成の自由度が拡大
する。
【0018】請求項1に記載の加速度センサにおいて、
前記第1検出用電極と、前記導通用電極と、が導電性接
着剤により接着されてもよい。さらに上述の加速度セン
サにおいて、前記重り部が、前記圧電素子材と実質的に
同程度の線膨張係数を有してもよい。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記課題を解決
するために、加速度センサの製造方法が、第1平面と、
この第1平面と反対側の第2平面と、を有するととも
に、前記第1および第2平面に実質的に平行な方向に分
極している短冊状の圧電素子材を準備する第1の準備ス
テップと、この第1準備ステップで準備された前記圧電
素子材の前記第1平面上に、第1検出用電極と、前記第
2平面上に第2検出用電極と、を形成する第1の電極形
成ステップと、前記第1平面と略等しい形状および面積
を有する底面と、所定の質量と、を有する重りを準備す
る第2の準備ステップと、前記第1の電極形成ステップ
で形成された前記第1検出用電極の表面と略等しい形状
および面積を有する導通用電極を前記第2の準備ステッ
プで準備された前記重りの底面上に形成する第2の電極
形成ステップと、前記導通用電極と、前記第1検出用電
極と、を導電性接着剤により接着して加速度検出素子ブ
ロックを形成するブロック形成ステップと、前記ブロッ
ク形成ステップで形成された前記加速度検出素子ブロッ
クを、長さ方向に実質的に直交する面で切断し、複数の
加速度検出素子を形成する加速度検出素子形成ステップ
と、を備えたことを特徴とする。
【0020】この方法によれば、第1および第2検出用
電極が、圧電素子材の分極方向と平行する位置に配置さ
れるため、分極方向先端の表面に生じる焦電気の悪影響
が電極に及ぶのを低減でき、安定した高性能な加速度セ
ンサを製造できる。また、構造が簡単であるので、作業
が容易であり、量産性が高く、製造コストも低く抑えら
れる。
【0021】圧電素子材は、振動を電気信号に変換する
特性を有するもので、圧電セラミックスまたは、水晶な
どの単結晶性圧電素子材からなる。水晶などを用いた場
合、第1および第2検出用電極を、圧電素子材の電気軸
と平行する位置に配置すれば、圧電素子材を分極させる
手間を省くこともでき、製造工程が簡略化できるととも
に、構成の自由度が拡大する。
【0022】上述の加速度センサの製造方法において、
前記第1の電極形成ステップが、前記第1および第2検
出用電極をメッキ又は蒸着により形成するステップを含
んでも良い。上述の加速度センサの製造方法において、
前記第2の電極形成ステップが、前記導通用電極をメッ
キ又は蒸着により形成するステップを含んでも良い。上
述の加速度センサの製造方法において、前記第2の準備
ステップで準備される重りが、前記第1の準備ステップ
で準備される圧電素子材と実質的に同程度の線膨張係数
を有しても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係る加速度センサは、第
1検出用電極が形成された第1平面と、この第1平面と
反対側で、第2検出用電極が形成された第2平面と、を
有するとともに、前記第1および第2平面と実質的に平
行な方向に分極している板状の圧電素子材からなる加速
度検出部と、前記第1検出用電極の表面と略等しい形状
および面積を有する導通用電極が形成された、前記第1
平面と略等しい形状および面積を有する底面と、所定の
質量と、を有する重り部と、を備えている。この加速度
センサにおいて、この重り部の底面と前記第1平面が、
対向するように配置され、前記導通用電極が、前記第1
検出用電極に電気的に接続される。
【0024】このように構成された加速度センサによれ
ば、加速度検出部の第1および第2検出用電極が、加速
度検出部の圧電素子材の分極方向と平行する位置に配置
されているため、分極方向先端の表面に生じる焦電気の
悪影響が電極に及ぶのを低減でき、安定した高性能な加
速度センサが得られる。また、構造が簡単であるので、
量産性が高く、製造コストも低く抑えられる。
【0025】圧電素子材は、振動を電気信号に変換する
特性を有するもので、圧電セラミックスからなる。ある
いは、他の実施の態様として、加速度検出部の圧電素子
材を水晶などの単結晶性圧電素子材から構成してもよ
く、この場合、加速度検出部の圧電素子材が、第1およ
び第2平面と実質的に平行な方向に電気軸を有する。
【0026】この構成によれば、加速度検出部の第1お
よび第2検出用電極を、加速度検出部の圧電素子材の電
気軸と平行する位置に配置すれば、圧電素子材を分極さ
せる手間を省くこともでき、製造工程が簡略化できると
ともに、構成の自由度が拡大する。
【0027】さらに、本発明に係る加速度センサの製造
方法は、(a)第1平面と、この第1平面と反対側の第
2平面と、を有するとともに、前記第1および第2平面
に実質的に平行な方向に分極している短冊状の圧電素子
材を準備する第1の準備ステップと、(b)この第1準
備ステップで準備された前記圧電素子材の前記第1平面
上に、第1検出用電極と、前記第2平面上に第2検出用
電極と、を形成する第1の電極形成ステップと、(c)
前記第1平面と略等しい形状および面積を有する底面
と、所定の質量と、を有する重りを準備する第2の準備
ステップと、(d)前記第1の電極形成ステップで形成
された前記第1検出用電極の表面と略等しい形状および
面積を有する導通用電極を前記第2の準備ステップで準
備された前記重りの底面上に形成する第2の電極形成ス
テップと、(e)前記導通用電極と、前記第1検出用電
極と、を導電性接着剤により接着して加速度検出素子ブ
ロックを形成するブロック形成ステップと、(f)前記
ブロック形成ステップで形成された前記加速度検出素子
ブロックを、長さ方向に実質的に直交する面で切断し、
複数の加速度検出素子を形成する加速度検出素子形成ス
テップと、を備えている。
【0028】この加速度センサの製造方法によれば、加
速度検出部の第1および第2検出用電極が、加速度検出
部の圧電素子材の分極方向と平行する位置に配置される
ため、分極方向先端の表面に生じる焦電気の悪影響が電
極に及ぶのを低減でき、安定した高性能な加速度センサ
を製造できる。また、構造が簡単であるので、作業が容
易であり、量産性が高く、製造コストも低く抑えられ
る。
【0029】
【第1実施例】図1は、本発明に係る加速度センサの振
動変換部の第1実施例の斜視図である。同図に示される
ように、本実施例の振動変換器30は、加速度検出部3
1と、重り部41と、から構成される。重り部41は、
加速度検出部31の上部に配置され、本発明に係る加速
度センサにかかる加速度を加速度検出部31で効率良く
検出するための重りの役割を果たす。尚、すべての図面
において、同様な構成要素は同じ参照記号および符号を
用いて示してある。
【0030】加速度検出部31は、所定の厚さと、第1
平面33aと、第1平面33aと反対側の第2平面33
bを有する板状の圧電素子材からなる圧電素子33を有
する。圧電素子材は、振動を電気信号に変換する特性を
有する。加速度検出部31は、さらに圧電素子33の第
1平面33a上に形成された所定の面積を有する第1検
出用電極35aと、圧電素子33の第2平面33b上に
形成された所定の面積を有する第2検出用電極35b
と、を有する。本実施例では、第1および第2平面33
aおよび33bの形状は、矩形であるが、これに限定さ
れるものではなく、どのような形状であっても良い。
【0031】本実施例において、第1および第2検出用
電極35aおよび35bは、メッキまたは蒸着などによ
り形成される。第1検出用電極35aは、圧電素子33
の第1平面33aの一面に亘って形成される。一方、第
2検出用電極35bは、図2の振動変換器30の底面図
に示されるように、圧電素子33の第2平面33bの両
端部33cおよび33dから幅dだけ僅かに内側に位置
するように形成されている。第2検出用電極35bを圧
電素子33の第2平面33bの端部より内側に形成する
理由は、後述する振動変換器30をプリント基板などへ
実装する際、第2検出用電極35bが後述する第1検出
用電極35aから導かれた導線との間でショートおよび
リーク等を防止するためである。従って、他の実施例に
おいて、第2検出用電極35bと導線との間を絶縁部材
などにより絶縁するように構成すれば、第2検出用電極
35bを圧電素子33の第2平面33bの両端部33c
および33dまで形成してもよい。
【0032】本実施例では、加速度検出部31の圧電素
子33は、圧電セラミックスからなり、図1の矢印D3
で示されるように第1平面33aおよび第2平面33b
と実質的に平行な方向に分極している。分極方向は、第
1および第2平面33aおよび33bと平行であれば良
く、向きは特に限定はされない。
【0033】他の実施例では、加速度検出部31の圧電
素子33は、水晶などの単結晶圧電素子材であってもよ
く、単結晶性圧電素子材の電気軸が、圧電素子33の第
1および第2平面33aおよび33bと実質的に平行な
方向となるように構成される。この場合、圧電素子33
を分極させる手間が省けるので、より製造工程が簡略化
できるとともに、構成の自由度が拡大する。
【0034】重り部41は、加速度検出部31の第1平
面33aと略等しい形状および面積の底面43aと、所
定の質量と、を有する重り43を有する。本実施例にお
いて、重り43は直方体であるが、これに限定されるも
のでない。重り43は金属体または圧電素子材からな
り、圧電素子33の圧電素子材と実質的に同程度の線膨
張係数を有するのが好ましい。重り43の質量をm、加
速度センサにかかる加速度をGとすると、加速度センサ
には、F=mGの力が働くことになる。従って、加速度
センサの加速度検出感度を高くするには重り43の質量
mを大きくすればよい。
【0035】重り部41は、重り43の底面43aの全
面を覆うように形成された第1導通用電極45aと、第
1導通用電極45aの2つの対向する端部から一体とな
って、重り43の両側面および上面にわたって延在して
形成される第2導通用電極45bと、をさらに有する。
重り部41の第1および第2導通用電極45aおよび4
5bは、メッキ又は蒸着などにより形成される。このよ
うにして形成された第1導通用電極45aは、加速度検
出部31の第1検出用電極35aと略等しい形状および
面積を有する。一方、第2導通用電極45bは、特に重
り部41の表面上に延在して形成される必要は無く、第
1導通用電極45aからの電気信号を取り出せれば良
い。すなわち、第2導通用電極45bの代わりに、第1
導通用電極45aから半田付けまたはワイヤボンディン
グなどにより直接、回路基板上の端子などに電気的に接
続されてもよい。また、他の実施例においては、第2導
通用電極45bは、重り部41の周囲全体を覆うように
形成されてもよい。この場合も、前記の第1検出用電極
35aを、第2導通用電極45bから導かれた導線とシ
ョートしないように形成する必要がある。
【0036】加速度検出部31の圧電素子33の第1平
面33aと、重り部41の底面43aと、が対向するよ
うに配置され、加速度検出部31の第1検出用電極35
aと、重り部41の第1導通用電極45aが、導電性接
着剤などにより接着される。
【0037】このように構成された加速度センサでは、
加速度検出部31が、重り部41の重り43による力F
を利用して、圧電素子33の滑り効果による起電力を第
1検出用電極35aおよび第2検出用電極35bを介し
て検出することになる。加速度検出部31の第1検出用
電極35aは、重り部41の第1導通用電極45aを介
して重り部41の第2導通用電極45bに電気的に導通
される。このように本実施例の加速度センサの振動変換
器30は、重り部41の第2導通用電極45bを介し
て、加速度センサにかかる加速度により発生した電気信
号を取り出す。
【0038】このように本実施例の加速度センサでは、
電気信号を検出する第1および2検出用電極35aおよ
び35bが、圧電素子33の分極方向D3と、平行な平
面上に形成されているため、分極方向D3の矢印の先端
方向の表面に発生する焦電気の影響を殆ど受けることな
く、電気信号を検出することが可能となり、安定した高
性能な加速度センサを得ることができる。
【0039】図3は、本実施例の加速度センサの振動変
換器30を回路パターンが形成されたプリント基板51
上に実施した場合の例である。同図によれば、例えば導
電性接着剤とエポキシ樹脂の接着剤を併用した接着層5
2を介して、プリント基板51の回路パターンに振動変
換器30の加速度検出部31の第2検出用電極35bを
導通固定することにより、振動変換器30の加速度検出
部31の第2検出用電極35bが、プリント基板51上
に形成された回路パターンの端子53と電気的に接続さ
れる。また、振動変換器30の重り部41の第2導通用
電極45bが、図3のように導電性接着剤56を使用し
て、プリント基板51上に形成された回路パターンの端
子55と電気的に接続される。他の実施例として、半田
付けまたはワイヤボンディングなどにより電気的に接続
してもよい。
【0040】以上のように構成された加速度センサの振
動変換器30は、図11に示された従来の加速度センサ
1と同様に、電気回路部品の一つとしてプリント基板に
接着剤などで固定され、加速度検出部31の第2検出用
電極35bと、重り部41の第2導通用電極45bをプ
リント基板上の端子にそれぞれ電気的に接続することに
より、図示されない加速度センサを構成するものであ
る。
【0041】以下、本実施例の振動変換器30を製造す
る工程を図4〜8を用いて詳細に説明する。
【0042】まず始めに、圧電セラミック素子材や、水
晶などの単結晶性圧電素子材などの圧電素子材からなる
直方体の圧電素子部材61を準備する。図4に示される
ように、この圧電素子部材61を所定の厚さW1と、所
定の長さLと、所定の高さHと、を有する短冊状に切り
出し加工した複数の圧電素子ブロック63を準備する。
【0043】本実施例では、各圧電素子ブロック63
は、矢印D3で示されるように、その両面63aおよび
63bと実質的に平行な方向で、かつ圧電素子ブロック
63の長さ方向に実質的に垂直な方向に分極している。
また、圧電素子ブロック63が単結晶性圧電素子材の場
合は、その電気軸が、両面63aおよび63bと実質的
に平行な方向で、かつ圧電素子ブロック63の長さ方向
に実質的に垂直な方向となるように切り出される。
【0044】次いで、図5に示されるように、切り出さ
れた各圧電素子ブロック63の一方の平面63a上に、
所定の面積を有する第1検出用電極層65aと、平面6
3aと反対側の他方の平面63b上に所定の面積を有す
る第2検出用電極層65bと、を形成する。第1検出用
電極層65aおよび第2検出用電極層65bは、メッキ
又は蒸着などにより形成される。ここで、第2検出用電
極層65bは、圧電素子ブロック63の長さ方向の両端
部から幅dだけ僅かに内側に位置するように形成され
る。
【0045】次に、金属または圧電素子材からなる直方
体の重り部材71を準備する。図6に示されるように、
この重り部材71を所定の厚さW2と、圧電素子ブロッ
ク63と略同じ長さLおよび高さHと、を有する短冊上
に切り出し加工して複数の重りブロック73を準備す
る。
【0046】次いで、図7に示されるように、各重りブ
ロック73の底面73aの全面を覆うように形成された
第1導通用電極層75aと、第1導通用電極75aと電
気的に接続された第2導通用電極75bと、を形成す
る。本実施例では、各重りブロック73の外側をメッキ
又は蒸着などにより覆い、第1および第2導通用電極層
75aおよび75bを一体として形成している。
【0047】次に、図8に示されるように、重りブロッ
ク73の第1導通用電極75aと、圧電素子ブロック6
3の第1検出用電極65aと、を導電性接着剤により接
着して加速度検出素子ブロック81を形成する。この加
速度検出素子ブロック81を、更に長さL方向に実質的
に直交する複数の切断面83で切断し、これにより本実
施例の複数の振動変換器30が形成される。
【0048】このように本実施例の加速度センサの製造
方法によれば、構造および製造工程が簡単で、製造コス
トが低く、量産性の高い、高性能な優れた加速度センサ
を製造することができる。
【0049】
【第2実施例】図9および10は、本発明に係る加速度
センサの振動変換器の第2実施例を示す図である。上述
の第1実施例の振動検出器30は、加速度を検出する機
能のみを有しているが、第2実施例の振動変換器90
は、自己診断機能を有し、図9に示されるように、各電
極部を分割して、各々独立した圧電素子のコンデンサを
形成するように構成される。第1実施例と同じ構成には
同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0050】詳細には、第2実施例の振動変換器90
は、加速度検出部91と、重り部101と、から構成さ
れる。重り部101は、加速度検出部91の上部に配置
され、本発明に係る加速度センサにかかる加速度を加速
度検出部91で効率良く検出するための重りの役割を果
たすことは、第1実施例と同じである。
【0051】加速度検出部91は、第1実施例と同じ圧
電セラミックスなどの圧電素子材からなる圧電素子33
を有する。
【0052】図10の振動変換器90の側面図に示され
るように、加速度検出部91は、さらに圧電素子33の
第1および第2平面33aおよび33b上にそれぞれ形
成された第1および第2検出用電極95aおよび95b
と、同じく圧電素子33の第1および第2平面33aお
よび33b上にそれぞれ形成された第1および第2入力
用電極97aおよび97bと、を有する。第1および第
2検出用電極95aおよび95bと、第1および第2入
力用電極97aおよび97bは、互いに圧電素子33の
分極方向D3と平行な方向で平行して並ぶように形成さ
れている。また、第1実施例と同様に、第2検出用電極
95bおよび第2入力用電極97bは、圧電素子33の
第2平面33bの両端部33cおよび33dから幅dだ
け僅かに内側に位置するようにそれぞれ形成されてい
る。
【0053】重り部101は、加速度検出部91の圧電
素子33の第1平面33aと略等しい形状および面積の
底面43aと、所定の質量と、を有する第1実施例の振
動変換器30と同じ重り43を有する。重り部101
は、加速度検出部31の第1検出用電極95aと略等し
い形状および面積を有する第1導通用電極105aと、
第1導通用電極105aの2つの対向する端部から一体
となって、重り43の両側面および上面にわたって延在
して形成される第2導通用電極105bと、を有する。
さらに重り部101は、加速度検出部31の第1入力用
電極97aと略等しい形状および面積を有する第3導通
用電極107aと、第3導通用電極107aの2つの対
向する端部から一体となって、重り43の両側面および
上面にわたって延在して形成される第4導通用電極10
7bと、を有する。重り部101の第1乃至第4導通用
電極105a、105b、107aおよび107bは、
メッキ又は蒸着などにより形成される。第2および第4
導通用電極105bおよび107bは、本実施例の形態
に限定されるものではなく、第1実施例の第2導通用電
極45bと同様に、第1および第3導通用電極105a
および107aから電気信号を入出力できれば良い。
【0054】このように構成された加速度センサによれ
ば、第1および第2検出用電極95aおよび95bと、
第1および第2入力用電極97aおよび97bからそれ
ぞれ構成される圧電素子の2つのコンデンサを独立して
形成することができる。第1および第2入力用電極97
aおよび97bを介して加速度検出部91に所定の電圧
を印加して圧電素子33を振動させ、振動によって発生
した電位を第1および第2検出用電極95aおよび95
bから取り出すことにより、加速度センサのレベル校正
や、センサ機能の良否の自己診断機能を実現することが
できる。
【0055】本実施例においても、第1実施例と同様
に、圧電素子材を水晶などの単結晶性圧電素子材から構
成してもよい。
【0056】このように第2実施例の加速度センサによ
れば、比較的簡単な構成で、自己診断機能を有する、よ
り信頼性の高い加速度センサを得ることができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、加速度検出部の第1お
よび第2検出用電極が、加速度検出部の圧電素子材の分
極方向と平行する位置に配置されているため、分極方向
先端の表面に生じる焦電気の悪影響が電極に及ぶのを低
減でき、安定した高性能な加速度センサが得られる。ま
た、構造が簡単であるので、量産性が高く、製造コスト
も低く抑えられる。
【0058】また、加速度検出部の第1および第2検出
用電極が、加速度検出部の圧電素子セラミックスなどの
圧電素子材の分極方向と平行する位置に配置すれば、分
極方向先端の表面に生じる焦電気の悪影響が電極に及ぶ
のを低減でき、安定した高性能な加速度センサを製造で
きる。また、構造が簡単であるので、作業が容易であ
り、量産性が高く、製造コストも低く抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加速度センサの第1実施例の振動
変換器の斜視図である。
【図2】図1に示された加速度センサの振動変換器の底
面図である。
【図3】図1に示された加速度センサの振動変換器のプ
リント基板への取付例を示す正面図である。
【図4】図1に示された振動変換器の製造工程で準備す
る圧電素子部材の斜視図である。
【図5】図1に示された振動変換器の製造工程で形成さ
れる圧電素子ブロックの斜視図である。
【図6】図1に示された振動変換器の製造工程で準備す
る重り部材の斜視図である。
【図7】図1に示された振動変換器の製造工程で形成さ
れる重りブロックの斜視図である。
【図8】図1に示された振動変換器の製造工程で形成さ
れる加速度検出素子ブロックの斜視図である。
【図9】本発明に係る加速度センサの第2実施例の振動
変換器の斜視図である。
【図10】図9に示された振動変換器の側面図である。
【図11】従来の加速度センサの断面立面図である。
【図12】従来の加速度センサの振動変換器の等価的結
線図である。
【図13】一般的な加速度センサの周波数特性を説明す
るための図である。
【符号の説明】
30、90 振動変換器(加速度検出素子) 31、91 加速度検出部 33 圧電素子 35a 第1検出用電極 35b 第2検出用電極 41、101 重り部 43 重り 45a 第1導通用電極(導通用電極) 45b 第2導通用電極 61 圧電素子部材 63 圧電素子ブロック 65a 第1検出用電極層 65b 第2検出用電極層 71 重り部材 73 重りブロック 75a 第1導通用電極層 75b 第2導通用電極層 81 加速度検出素子ブロック 95a 第1検出用電極 95b 第2検出用電極 97a 第1入力用電極 97b 第2入力用電極 105a 第1導通用電極(導通用電極) 105b 第2導通用電極 107a 第3導通用電極 107b 第4導通用電極
フロントページの続き (72)発明者 中野 泰之 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 福田 徹 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1検出用電極が形成された第1平面
    と、この第1平面と反対側で、第2検出用電極が形成さ
    れた第2平面と、を有するとともに、前記第1および第
    2平面と実質的に平行な方向に分極している板状の圧電
    素子材からなる加速度検出部と、 前記第1検出用電極の表面と略等しい形状および面積を
    有する導通用電極が形成された、前記第1平面と略等し
    い形状および面積を有する底面と、所定の質量と、を有
    する重り部と、を備えるとともに、 この重り部の底面と前記第1平面が、対向するように配
    置され、 前記導通用電極が、前記第1検出用電極に電気的に接続
    され、前記第1および第2検出用電極間の電位差を検出
    することを特徴とする加速度センサ。
  2. 【請求項2】 前記第1検出用電極と、前記導通用電極
    と、が導電性接着剤により接着されたことを特徴とする
    請求項1に記載の加速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記重り部が、前記圧電素子材と実質的
    に同程度の線膨張係数を有することを特徴とする請求項
    1または2の何れかに記載の加速度センサ。
  4. 【請求項4】 第1平面と、この第1平面と反対側の第
    2平面と、を有するとともに、前記第1および第2平面
    に実質的に平行な方向に分極している短冊状の圧電素子
    材を準備する第1の準備ステップと、 この第1準備ステップで準備された前記圧電素子材の前
    記第1平面上に、第1検出用電極と、前記第2平面上に
    第2検出用電極と、を形成する第1の電極形成ステップ
    と、 前記第1平面と略等しい形状および面積を有する底面
    と、所定の質量と、を有する重りを準備する第2の準備
    ステップと、 前記第1の電極形成ステップで形成された前記第1検出
    用電極の表面と略等しい形状および面積を有する導通用
    電極を前記第2の準備ステップで準備された前記重りの
    底面上に形成する第2の電極形成ステップと、 前記導通用電極と、前記第1検出用電極と、を導電性接
    着剤により接着して加速度検出素子ブロックを形成する
    ブロック形成ステップと、 前記ブロック形成ステップで形成された前記加速度検出
    素子ブロックを、長さ方向に実質的に直交する面で切断
    し、複数の加速度検出素子を形成する加速度検出素子形
    成ステップと、を備えたことを特徴とする加速度センサ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の電極形成ステップが、前記第
    1および第2検出用電極をメッキ又は蒸着により形成す
    るステップを含むことを特徴とする請求項4に記載の加
    速度センサの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の電極形成ステップが、前記導
    通用電極をメッキ又は蒸着により形成するステップを含
    むことを特徴とする請求項4または5に記載の加速度セ
    ンサの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の準備ステップで準備される重
    りが、前記第1の準備ステップで準備される圧電素子材
    と実質的に同程度の線膨張係数を有することを特徴とす
    る請求項4乃至6の何れかに記載の加速度センサの製造
    方法。
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