JPS5842292Y2 - 静電気除去性袋体 - Google Patents
静電気除去性袋体Info
- Publication number
- JPS5842292Y2 JPS5842292Y2 JP3096080U JP3096080U JPS5842292Y2 JP S5842292 Y2 JPS5842292 Y2 JP S5842292Y2 JP 3096080 U JP3096080 U JP 3096080U JP 3096080 U JP3096080 U JP 3096080U JP S5842292 Y2 JPS5842292 Y2 JP S5842292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal foil
- static electricity
- bag
- layer
- sealant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子部品やＸ線の感光フィルムの如き静電気を
嫌う物品の包装の用に供される静電気除去性袋体に係る
ものであって、その主たる目的とするところは、収納物
の静電気破壊を防止し且つ収納物の荷重に耐え得るに必
要な強度を有する静電気除去性袋体を提供することにあ
る。
嫌う物品の包装の用に供される静電気除去性袋体に係る
ものであって、その主たる目的とするところは、収納物
の静電気破壊を防止し且つ収納物の荷重に耐え得るに必
要な強度を有する静電気除去性袋体を提供することにあ
る。
従来、電子部品やＸ線の感光フィルムの如き静電気を嫌
う物品の袋体としては合成樹脂フィルムが使用されてい
たが、搬送時や取扱い時における収納物の摩擦等に起因
して発生する静電気により各種静電気破壊を生じ、品質
が著しく低下していた。
う物品の袋体としては合成樹脂フィルムが使用されてい
たが、搬送時や取扱い時における収納物の摩擦等に起因
して発生する静電気により各種静電気破壊を生じ、品質
が著しく低下していた。
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、以下本考
案を図面に示す一実施例に基づき詳細（こ説明すれば、
第１図は本案品の一部欠截斜視図で第２図は第１図の一
部拡大断面図であって、これら図面（こおいて、１，１
′は合成樹脂フィルムよりなる補強層であって、密度０
．９４ ｇ／ｃｃ以上の高密度ポリエチレンを素材とし
たフィルムを横軸方向に６〜１６倍延伸した厚さ１０〜
１００μ程度の合成樹脂−軸延伸フイルムの使用が好ま
しく、２．２′は補強層１，１′の一面に成層されたア
ルミニウム箔の如き金属箔であって、厚さ７〜５０μ程
度のものの使用が好ましく、３は一方の金属箔２′の面
上に成層されたシーラント層であって、低密度ポリエチ
レンフィルム、ＥＶＡフィルム、アイオノマー樹脂フィ
ルムを金属箔の全面若しくは周縁部（こ成層してなるも
のであり、４は上記により補強層１の一面に金属箔２を
成層してなる金属箔積層シートで、５は補強層１′の一
面に金属箔２′を成層するとともにその面上にシーラン
ト層３を成層してなるシーラント積層シートであり、６
は袋体を形成すべく上記金属箔積層シート４とシーラン
ト積層シート５とを双方の補強層１，１′が袋体の外表
面層に位置し、且つ延伸方向が同方向になるように引揃
えて対面させて重ね合せ、その周縁部を溶融貼着（こよ
り一体となした溶着部である。
案を図面に示す一実施例に基づき詳細（こ説明すれば、
第１図は本案品の一部欠截斜視図で第２図は第１図の一
部拡大断面図であって、これら図面（こおいて、１，１
′は合成樹脂フィルムよりなる補強層であって、密度０
．９４ ｇ／ｃｃ以上の高密度ポリエチレンを素材とし
たフィルムを横軸方向に６〜１６倍延伸した厚さ１０〜
１００μ程度の合成樹脂−軸延伸フイルムの使用が好ま
しく、２．２′は補強層１，１′の一面に成層されたア
ルミニウム箔の如き金属箔であって、厚さ７〜５０μ程
度のものの使用が好ましく、３は一方の金属箔２′の面
上に成層されたシーラント層であって、低密度ポリエチ
レンフィルム、ＥＶＡフィルム、アイオノマー樹脂フィ
ルムを金属箔の全面若しくは周縁部（こ成層してなるも
のであり、４は上記により補強層１の一面に金属箔２を
成層してなる金属箔積層シートで、５は補強層１′の一
面に金属箔２′を成層するとともにその面上にシーラン
ト層３を成層してなるシーラント積層シートであり、６
は袋体を形成すべく上記金属箔積層シート４とシーラン
ト積層シート５とを双方の補強層１，１′が袋体の外表
面層に位置し、且つ延伸方向が同方向になるように引揃
えて対面させて重ね合せ、その周縁部を溶融貼着（こよ
り一体となした溶着部である。
尚、シーラント層３としては金属箔２′の周縁部のみに
成層するよう（こなしたものが放電性よりして好ましい
。
成層するよう（こなしたものが放電性よりして好ましい
。
上述の如く、本考案は補強層１の一面にアルミニウム箔
の如き金属箔２を成層してなる金属箔積層シート４と、
補強層１′の一面にアルミニウム箔の如き金属箔２′を
成層するとともにその面上にシーラント層３を成層して
なるシーラント積層シート５とを双方の補強層１，１′
が袋体の外表面に位置するように対面させて重ね合わせ
て上記シーラント層３を溶融して貼着することにより袋
状Ｏこ形成せしめてなる構成よりなるため、搬送時や取
扱い時における収納物の摩擦等により発生する静電気は
収納物と接触するように袋体の内表面に設けられた金属
箔２，２′により放電され、これより従来みられる収納
物の静電気破壊が防止せしめられまた外表面補強層１，
１′が成層されているため金属箔２の損傷、これによる
破袋もなく、更には補強層１，１′として延伸方向が引
揃えられた合成樹脂延伸フィルムを使用することにより
引裂性および引裂方向性に優れ、加え補強層１′の一面
にシーラント層３を一体に有することから、製袋に当り
量産が可能である等の特徴をも合せ具有するものである
。
の如き金属箔２を成層してなる金属箔積層シート４と、
補強層１′の一面にアルミニウム箔の如き金属箔２′を
成層するとともにその面上にシーラント層３を成層して
なるシーラント積層シート５とを双方の補強層１，１′
が袋体の外表面に位置するように対面させて重ね合わせ
て上記シーラント層３を溶融して貼着することにより袋
状Ｏこ形成せしめてなる構成よりなるため、搬送時や取
扱い時における収納物の摩擦等により発生する静電気は
収納物と接触するように袋体の内表面に設けられた金属
箔２，２′により放電され、これより従来みられる収納
物の静電気破壊が防止せしめられまた外表面補強層１，
１′が成層されているため金属箔２の損傷、これによる
破袋もなく、更には補強層１，１′として延伸方向が引
揃えられた合成樹脂延伸フィルムを使用することにより
引裂性および引裂方向性に優れ、加え補強層１′の一面
にシーラント層３を一体に有することから、製袋に当り
量産が可能である等の特徴をも合せ具有するものである
。
第１図は本案量の一部欠截斜視図、第２図は同上一部拡
大断面図を示すものである。 １．１′・・・・・・補強層、２，２′・・・・・・金
属箔、３・・・・・・シーラント層、４・・・・・・金
属箔積層シート、５・・・・・・シーラント積層シート
。
大断面図を示すものである。 １．１′・・・・・・補強層、２，２′・・・・・・金
属箔、３・・・・・・シーラント層、４・・・・・・金
属箔積層シート、５・・・・・・シーラント積層シート
。
Claims (3)
- （１）補強層の一面にアルミニウム箔の如き金属箔を成
層してなる金属箔積層シートと、補強層の一面にアルミ
ニウム箔の如き金属箔を成層するとともにその白土にシ
ーラント層を成層してなるシーラント積層シートとを双
方の補強層が袋体の外表向に位置するように対面させて
重ね合わせて上記シーラント層を溶融して貼着すること
により袋状に形成せしめてなる静電気除去性袋体。 - （２）補強層が一軸方向に配向された合成樹脂延伸フィ
ルムである実用新案登録請求の範囲第１項記載の静電気
除去性袋体。 - （３）シーラント層が金属箔の周縁部のみに成層された
テープ状物である実用新案登録請求の範囲第１項記載の
静電気除去性袋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3096080U JPS5842292Y2 (ja) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | 静電気除去性袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3096080U JPS5842292Y2 (ja) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | 静電気除去性袋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56131342U JPS56131342U (ja) | 1981-10-05 |
| JPS5842292Y2 true JPS5842292Y2 (ja) | 1983-09-24 |
Family
ID=29626848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3096080U Expired JPS5842292Y2 (ja) | 1980-03-10 | 1980-03-10 | 静電気除去性袋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842292Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-10 JP JP3096080U patent/JPS5842292Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56131342U (ja) | 1981-10-05 |
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