JPS5841953Y2 - 床板起伏式寝台に於ける床板の支持機構 - Google Patents
床板起伏式寝台に於ける床板の支持機構Info
- Publication number
- JPS5841953Y2 JPS5841953Y2 JP13839781U JP13839781U JPS5841953Y2 JP S5841953 Y2 JPS5841953 Y2 JP S5841953Y2 JP 13839781 U JP13839781 U JP 13839781U JP 13839781 U JP13839781 U JP 13839781U JP S5841953 Y2 JPS5841953 Y2 JP S5841953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor plate
- leg
- lumbar
- floorboard
- support arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は床板起伏式寝台に於いて、床板の起伏に際して
の所要力を低減することができると共に、かかる床板の
高さを調節することができる床板の支持機構を提供する
ものである。
の所要力を低減することができると共に、かかる床板の
高さを調節することができる床板の支持機構を提供する
ものである。
以下本考案を実施例に基づいて詳細に説明すると次の通
りである。
りである。
符号１は背部床板、２は腰部床板、３は脚部床板であり
、該背部床板１、腰部床板２並びに脚部床板３を夫々屈
曲自在に連結する。
、該背部床板１、腰部床板２並びに脚部床板３を夫々屈
曲自在に連結する。
かかる床板のうち背部床板１は前記腰部床板２との連結
個所４から頭部側に適宜距離ｌ離れた位置５を床板支持
枠６に回動自在に固定した第１の回動支持腕７で支持す
る構成とすると共に、前記腰部床板２並びに脚部床板３
は、それらの連結個所８から離れた位置９で該脚部床板
３と床板支持枠６間に連結した第２の回動支持腕１０と
、該連結個所８または該連結個所８に近い位置１１で前
記脚部床板３あるいは腰部床板２と、前記床板支持枠６
間に連結した第３の回動支持腕１２とにより支持する構
成とする。
個所４から頭部側に適宜距離ｌ離れた位置５を床板支持
枠６に回動自在に固定した第１の回動支持腕７で支持す
る構成とすると共に、前記腰部床板２並びに脚部床板３
は、それらの連結個所８から離れた位置９で該脚部床板
３と床板支持枠６間に連結した第２の回動支持腕１０と
、該連結個所８または該連結個所８に近い位置１１で前
記脚部床板３あるいは腰部床板２と、前記床板支持枠６
間に連結した第３の回動支持腕１２とにより支持する構
成とする。
そして前記第１．第２並びに第３の回動支持腕７゜１０
．１２は前記背部床板１、腰部床板２並びに脚部床板３
が平面状を威す際に平行運動機構を威すように構成する
。
．１２は前記背部床板１、腰部床板２並びに脚部床板３
が平面状を威す際に平行運動機構を威すように構成する
。
図に於いて第１図並びに第２図は、第３の回動支持腕１
２を腰部床板２に連結した実施例、また第４図はそれを
脚部床板３に連結した実施例であり、この他該第３の回
動支持腕１２は前記連結個所８に連結しても良いことは
勿論である。
２を腰部床板２に連結した実施例、また第４図はそれを
脚部床板３に連結した実施例であり、この他該第３の回
動支持腕１２は前記連結個所８に連結しても良いことは
勿論である。
符号Ａは前記第１の回動支持腕７を適宜の角度で固定状
態とするストッパ一手段である。
態とするストッパ一手段である。
該ストッパ一手段Ａは図に於いて、第１の回動支持腕７
にストッパー腕１３を設け、該ストッパー腕１３にス１
〜ツバ−ピン１４を操作するつまみ１５を設けると共に
、床板支持枠６に該ストッパーピン１４を例えばばね１
７の弾発により嵌入させるストッパ一孔１６を設けた構
成であるが、この他その構成は自由である。
にストッパー腕１３を設け、該ストッパー腕１３にス１
〜ツバ−ピン１４を操作するつまみ１５を設けると共に
、床板支持枠６に該ストッパーピン１４を例えばばね１
７の弾発により嵌入させるストッパ一孔１６を設けた構
成であるが、この他その構成は自由である。
しかして第１図並びに第２図ａに示すように第１の回動
支持腕７を回動上昇させた位置でストッパ一手段Ａによ
り固定して、前記背部床板１、腰部床板２並びに脚部床
板３を上方に支持している場合には、背部床板１は前記
第１０回動支持腕７によって回動自在に支持された位置
５を回動支点として図中時計回りに回動することにより
傾斜すると共に、この際連結個所４は時計回りに回動下
降するので腰部床板２並びに脚部床板３は第２並びに第
３の回動支持腕１０．１２に支持されつつ頭部側に移動
し、患者等を背上げの状態とし得る。
支持腕７を回動上昇させた位置でストッパ一手段Ａによ
り固定して、前記背部床板１、腰部床板２並びに脚部床
板３を上方に支持している場合には、背部床板１は前記
第１０回動支持腕７によって回動自在に支持された位置
５を回動支点として図中時計回りに回動することにより
傾斜すると共に、この際連結個所４は時計回りに回動下
降するので腰部床板２並びに脚部床板３は第２並びに第
３の回動支持腕１０．１２に支持されつつ頭部側に移動
し、患者等を背上げの状態とし得る。
本考案ではこのように背部床板１は前記腰部床板２との
連結個所４から頭部側に適宜離れた位置５を回動支点と
しているので、患者等の腰部の重さは該背部床板１を回
動上昇させる方向に作用し、前述した様に背部床板１並
びに腰部床板２を起伏させるための所要力が小さい。
連結個所４から頭部側に適宜離れた位置５を回動支点と
しているので、患者等の腰部の重さは該背部床板１を回
動上昇させる方向に作用し、前述した様に背部床板１並
びに腰部床板２を起伏させるための所要力が小さい。
この為本考案は駆動力の小さな駆動装置（図に於いては
省略している。
省略している。
）を使用し得るのは勿論の事、前記位置５を、上半身と
腰部との重量バランスのとれた位置とすれば、患者等の
頭部側の体重を腰部側に移動することだけで前記した床
板の起伏を行なうこともでき、この場合には例えばガス
スプリング等の駆動装置に代って適宜のストッパー装置
（図に於いて省略している。
腰部との重量バランスのとれた位置とすれば、患者等の
頭部側の体重を腰部側に移動することだけで前記した床
板の起伏を行なうこともでき、この場合には例えばガス
スプリング等の駆動装置に代って適宜のストッパー装置
（図に於いて省略している。
）だけで床板起伏式寝台を構成することができる。
本考案はこのように床板の起伏に際しての所要力が小さ
いので、駆動装置を省略したりもしくは小さな能力の駆
動装置を使用することができ、床板起伏式寝台の構成を
簡素化して価格を低減し得る効果がある。
いので、駆動装置を省略したりもしくは小さな能力の駆
動装置を使用することができ、床板起伏式寝台の構成を
簡素化して価格を低減し得る効果がある。
次に前記駆動装置やストッパー装置により背部床板１、
腰部床板２並びに脚部床板３を平面状に維持している状
態に於いては、前記第１．第２並びに第３の回動支持腕
７，１０．１２は平行運動機構を威しているので、前記
ストッパ一手段Ａによる固定を解除して第１の回動支持
腕７を回動自在とすることにより前記床板全体１，２．
３を平行に昇降させることができる。
腰部床板２並びに脚部床板３を平面状に維持している状
態に於いては、前記第１．第２並びに第３の回動支持腕
７，１０．１２は平行運動機構を威しているので、前記
ストッパ一手段Ａによる固定を解除して第１の回動支持
腕７を回動自在とすることにより前記床板全体１，２．
３を平行に昇降させることができる。
第２図すは第２図ａから下降させた状態を示すものであ
る。
る。
このようにして本考案は床板全体１，２．３の高さを適
宜に調節することができる。
宜に調節することができる。
尚、本考案は第２図Ｃの状態に於いて、前記駆動装置や
ストッパー装置を操作して背部床板１を持ち上げて傾斜
させるようにすることもでき、またこうして前記ストッ
パ一手段Ａによって第１の回動支持腕７を固定した後、
背部床板１の傾斜を緩めて第２図ａの状態とすることも
できる。
ストッパー装置を操作して背部床板１を持ち上げて傾斜
させるようにすることもでき、またこうして前記ストッ
パ一手段Ａによって第１の回動支持腕７を固定した後、
背部床板１の傾斜を緩めて第２図ａの状態とすることも
できる。
更に、図に於いては前記第１．第２並びに第３の回動支
持腕７，１０．１２は頭部側に傾斜させているが、場合
によってはこの逆であっても良い。
持腕７，１０．１２は頭部側に傾斜させているが、場合
によってはこの逆であっても良い。
前者、即ち図示の実施例の場合には、前述した通り背部
床板１を傾斜させる際に、それと腰部床板２との連結個
所４が下降すると同時に、第２並びに第３の回動支持腕
１０．１２によって支持された腰部床板２並びに脚部床
板３の位置９，１１が下降するので、患者等の腰部のみ
が落ち込むということがなく、自然で安楽な姿勢とする
ことができるという特徴がある。
床板１を傾斜させる際に、それと腰部床板２との連結個
所４が下降すると同時に、第２並びに第３の回動支持腕
１０．１２によって支持された腰部床板２並びに脚部床
板３の位置９，１１が下降するので、患者等の腰部のみ
が落ち込むということがなく、自然で安楽な姿勢とする
ことができるという特徴がある。
本考案は以上の通り、背上げに際しての所要力が小さい
ので、その駆動装置は駆動力の小さいものでも十分であ
るばかりでなく、これを省略してストッパー装置だけで
床板起伏式寝台を構成することができるという特徴があ
る。
ので、その駆動装置は駆動力の小さいものでも十分であ
るばかりでなく、これを省略してストッパー装置だけで
床板起伏式寝台を構成することができるという特徴があ
る。
また本考案は床板の起伏用の回動支持腕を合理的に使用
して床板全体を平行に昇降させることができ、診察、処
置あるいはベッドメーキングまたは患者等の乗り降りに
適した高さに調節することができるという特徴がある。
して床板全体を平行に昇降させることができ、診察、処
置あるいはベッドメーキングまたは患者等の乗り降りに
適した高さに調節することができるという特徴がある。
本考案は更に床板の起伏と昇降を極めて合理的に一体化
したので構造が簡単であり、安価に供給し得るという特
徴がある。
したので構造が簡単であり、安価に供給し得るという特
徴がある。
第１図は本考案の一実施例の全体説明斜視図、第２図ａ
、ｌ）、ｃは一実施例の動作を示す説明的正面図、第３
図はストッパ一手段の要部説明的断面図、第４図は他実
施例の説明的正面図である。 符号 １・・・・・・背部床板、２・・・・・・腰部床
板、３・・・・・・脚部床板、４，８・・・・・・連結
個所、５，９．１１・・・・・・位置、６・・・・・・
床板支持枠、７・・・・・・第１の回動支持腕、１０・
・・・・・第２の回動支持腕、１２・・・・・・第３の
回動支持腕、１３・・・・・・ストッパー腕、１４・・
・・・・ストッパーピン、１５・・・・・・つまみ、１
６・・・・・・ストッパ一孔、１７・・・・・・ばね、
Ａ・・・・・・ストッパ一手段。
、ｌ）、ｃは一実施例の動作を示す説明的正面図、第３
図はストッパ一手段の要部説明的断面図、第４図は他実
施例の説明的正面図である。 符号 １・・・・・・背部床板、２・・・・・・腰部床
板、３・・・・・・脚部床板、４，８・・・・・・連結
個所、５，９．１１・・・・・・位置、６・・・・・・
床板支持枠、７・・・・・・第１の回動支持腕、１０・
・・・・・第２の回動支持腕、１２・・・・・・第３の
回動支持腕、１３・・・・・・ストッパー腕、１４・・
・・・・ストッパーピン、１５・・・・・・つまみ、１
６・・・・・・ストッパ一孔、１７・・・・・・ばね、
Ａ・・・・・・ストッパ一手段。
Claims (1)
- 背部床板、腰部床板並びに脚部床板を夫々屈曲自在に連
結し、背部床板は前記腰部床板との連結個所から頭部側
に適宜距離能れた位置を床板支持枠に回動自在に固定し
た第１の回動支持腕で支持する構成とすると共に、前記
腰部床板並びに脚部床板は、それらの連結個所から離れ
た位置で該脚部床板と床板支持枠間に連結した第２の回
動支持腕と、該連結個所または該連結個所に近い位置で
前記脚部床板あるいは腰部床板と、前記床板支持枠間に
連結した第３の回動支持腕とにより支持する構成とし、
前記第１．第２並びに第３の回動支持腕は前記背部床板
、腰部床板並びに脚部床板が平面状を威す際に平行運動
機構を威すように構成し、前記第１の回動支持腕を適宜
の角度で固定して回動不能とするストッパ一手段を設け
たことを特徴とする床板起伏式寝台に於ける床板の支持
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13839781U JPS5841953Y2 (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 床板起伏式寝台に於ける床板の支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13839781U JPS5841953Y2 (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 床板起伏式寝台に於ける床板の支持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5843431U JPS5843431U (ja) | 1983-03-23 |
| JPS5841953Y2 true JPS5841953Y2 (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=29931624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13839781U Expired JPS5841953Y2 (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | 床板起伏式寝台に於ける床板の支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841953Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP13839781U patent/JPS5841953Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5843431U (ja) | 1983-03-23 |
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