JPS5841129B2 - 帯板の張力付加装置 - Google Patents

帯板の張力付加装置

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JPS5841129B2
JPS5841129B2 JP16985680A JP16985680A JPS5841129B2 JP S5841129 B2 JPS5841129 B2 JP S5841129B2 JP 16985680 A JP16985680 A JP 16985680A JP 16985680 A JP16985680 A JP 16985680A JP S5841129 B2 JPS5841129 B2 JP S5841129B2
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JP
Japan
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strip
roll
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constant torque
strip guide
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Expired
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JP16985680A
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English (en)
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JPS5794424A (en
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好正 岡本
昌平 沢田
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Nippon Kinzoku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kinzoku Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、帯板を連続的に熱処理あるいは矯正する際に
使用する帯板の張力付加装置に関する。
なお本発明でいう帯板には、いわゆる帯板のみならず線
材、条材も含む。
帯板を連続的に熱処理あるいは矯正する際に張力付加装
置が使用されるが、従来の装置としてピンチローラ方式
、プライドル方式又はキャプスタン方式のものが挙げら
れる。
ピンチロール方式のものは、第1図に示すようにアンコ
イラ−1とワインダー2との間に可変速モータを連続し
た第1及び第2のピンチロール3a。
3b及び4a、4bを設け、電気的にモータを制御して
第1及び第2のピンチロール3a、3b、:!=4a、
4b間で帯板5に所定の張力を与えるものである。
しかし、この方式は制御に必要とする機械的、電気的設
備費がかかる欠点がある。
又プライドル方式は、第2図に示すようにピンチロール
の代りに第1及び第2のプライドルロール6at6b及
び7a、7bを設け、これらプライドルロール6a 、
7aをモータ駆動して帯板5に張力を付加するものであ
るが、この場合もピンチロール方式と同様に設備費がか
かる欠点がある。
さらにまたキャプスタン方式は、第3図に示すようにピ
ンチロールの代りに第1及び第2のキャプスタン8,9
を設けて、これらキャプスタン8゜9をモータ駆動して
帯板5に張力を付加するものであるが、やはり設備費が
かかる欠点を有している。
更にこれら従来方式のものは、いずれも帯板5の入側と
出側とを機構的に完全に分離し、その各各を独立した駆
動装置で動かしているので、入側と出側の同期をとるの
に高度の技術が必要であるとともに帯板5の移動速度や
張力が大きい場合、大容量のモータが必要となる。
このことから本出願人は、入側のピンチロール等と出側
のピンチロール等とを機械的に連結してこれらが常に同
一速度あるいは同一速度比で回転でき、更に移動自在な
張力付加ロールを設けてこのロールで帯板に張力を付加
する張力付加装置を先に提示した。
このものによれば、装置の構造が簡単で、設備費が廉価
であり、電力費が少なく、誤動作がないなど優れた利点
を有している。
。しかしこの装置は、帯板に加わる張力により塑性のび
、弾性のびが生じて人、出側のピンチロール等の間にあ
る帯板の長さが変わる。
このため長さの変化を吸収するアキュムレーター等が必
要であるが、このものは蓄えられる量に限りがあるため
帯板を長時間連続して処理することが困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、入側のピンチロール等と出側のピンチ
ロール等を定トルク発生装置に連結することにより帯板
にのびが生じても人、出側のピンチロール等の相対的な
回転でこれを吸収することができる帯板の張力付加装置
を得んとするものである。
以下本発明を図示する実施例にもとづいて説明する。
第4図イはプライドル方式の張力付加装置を示したもの
である。
この張力付加装置は、アンコイラ−11とワインダー1
2との間に第1の帯板ガイド部材である第1のプライド
ルロール13,14、アイドルロール15及び第2の帯
板ガイド部材である第2のプライドルロール16,17
とを配設し、更にプライドルロール14と16は、第4
図口のようにこれらのシャツ)41,42に取付けられ
たギヤ43.44及び中間ギヤ45.46を介して定ト
ルク発生装置Aに連結している。
この定トルク発生装置Aは、例えば第5図に示すように
直流モータ18とギヤ14’ 、 16’及びシャフト
20で構成されている。
この直流モータの、ロータ部19はシャフト20に連結
され、このシャフト20はキー21を介してギヤ14′
が取付けられており、上記第1のプライドルロール14
と連結されている。
またこの直流モータのステータ部22はフランジを介し
てギヤ16′に取付けられおり、上記第2のブライドロ
ール16に連結されている。
このギヤ16′はベアリング23を介して上記シャフト
20に回転自在に装着されている。
従って第4図イの第1及び第2のプライドルロール14
゜16は、定トルク発生装置Aの作動により相互に逆方
向の回転力が与えられ、その回転トルクが一定となるよ
うに作用している。
なお第5図中24は定トルク発生装置Aを保持するケー
シングである。
なお定トルク発生装置Aは、直流モータに限らず、油圧
モータ等定トルクを発生するものであればよい。
またアイドルロール15は、固定されているものに限ら
ず、移動可能として張力を与えられるようにしたもので
もよい。
この張力付加装置において、アンコイラ−11、ワイン
ダー12及び定トルク発生装置Aを駆動すると、アンコ
イラ−11から巻戻された帯板25は、第1のプライド
ルロール13 、14、アイドルロール15及び第2の
プライドルロール16゜17を経て、ワインダー12に
巻取られる。
ここで定トルク発生装置Aは、第1のプライドルロール
14に対しては点線の矢印方向に、第2のプライドルロ
ール16に対してはこれと逆方向に回転力を与え、これ
ら第1及び第2のプライドルロール14.16間の帯板
に一定の張力が作用するようにしている。
このため帯板25が塑性変形したような場合にも、回転
速度比力相動的に変化してこれをプライドルロール14
.16の相対的な回転で吸収できる。
第6図及び第7図は本発明の他の実施例を示すキャプス
クン方式の張力付加装置を示す。
この装置は、1対の直流モータ18,18を上下に配設
し、これらの直流モータ1B、1Bには第5図のギヤ1
4’、 16’のかわりにロール状の第1の帯板ガイド
部材31及び第2の帯板ガイド部材32を直接取付けて
いる。
またこの装置は、アイドルロール15を設けるとともに
加熱装置33、冷却装置34及び乾燥装置35を設けて
いる。
アンコイラ−11から巻戻された帯板25は、第1の帯
板ガイド部材3L31を経て、加熱装置33及び冷却装
置34に入り、ここからアイドルロール15、乾燥装置
35を経てワインダー12に巻取られる。
この張力付加装置においても、定トルク発生装置で、帯
板25ののびを吸収でき、常に所望の張力を帯板に付加
することができる。
とくにこの装置は、細幅の帯鋼や線材の形状矯正に好適
である。
なお上記実施例では、プライドル方式及びキャプスタン
方式に適用した張力付加装置を示したが、例えばピンチ
ロール方式のものにも適用できる。
また上記実施例では、単に引張り力のみを与えて帯板の
矯正をおこなう張力付加装置、あるいは引張りと加熱と
を同時におこなって帯板の矯正をおこなう張力付加装置
について示したが、引張りと曲げとを同時におこなって
帯板を矯正する装置にも適用することができる。
またこの装置は、帯板の張力の付加を必要とするもので
あるならば矯正に限らず他の装置、例えば熱処理装置に
も適用できる。
また実施例とは逆に、ロータ部に第2の帯板ガイド部材
を、ステータ部に第1の帯板ガイド部材をそれぞれ連結
してもよい。
以上の如く本発明によれば、第1及び第2の帯板ガイド
部材を定トルク発生装置に連結したので、張力付加によ
り帯板にのびが生じても、定トルク発生装置でこれを吸
収し、常に定トルクで帯板に張力を付加できる。
またアイドルロールには、張力を付加する機能を持たせ
る必要がないので、アイドルロールを固定し、あるいは
移動量を少くすることができる。
従って帯板を長時間連続して処理することが容易である
など顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ異なる従来の張力付加装
置の説明図、第4図イ及び同図−ま本発明の一実施例を
示したプライドル方式の張力付加装置の説明図、第5図
は同装置に用いる定トルク発生装置の断面図、第6図は
本発明の他の実施例を示したキャプスタン方式の張力付
加装置の正面図、第7図は同装置の要部正面図である。 11・・・・・・アンコイラ−112・・・・・・ワイ
ンダー13.14・・・・・・第1のプライドルロール
、15・・・・・・アイドルロール、16,17・・・
・・・第2のプライドルロール、18・・・・・・直流
モータ、A・・・・・・定トルク発生装置、19・・・
・・・ロータ部、20・・・・・・シャフト、21・・
・・・・キー、22・・・・・・ステータ部、23・・
・・・・ベアリング、24・・・・・・ケーシング、2
5・・・・・・帯板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帯板のアンコイラ−とワインダーとの間に、ロール
    状又はドラム状の第1の帯板ガイド部材と、アイドルロ
    ールと、ロール状又はドラム状の第2の帯板ガイド部材
    とを順に配設し、かつ上記第1の帯板ガイド部材に定ト
    ルク発生装置のロータ部又はステータ部の一方を、上記
    第2の帯板ガイド部材に該定トルク発生装置のロータ部
    又はステータ部の他方を相互に回転自在に連結し、上記
    定トルク発生装置で第1及び第2の帯板ガイド部材が連
    動するとともに、第1及び第2の帯板ガイド部材とアイ
    ドルロールとの間に張設した帯板に張力を付加するよう
    にした帯板の張力付加装置。 2 第1の帯板ガイド部材が、ピンチロール、プライド
    ルロール又はキャプスタンである特許請求の範囲第1項
    記載の帯板の張力付加装置。 3 第2の帯板ガイド部材が、ピンチロール、プライド
    ルロール又はキャプスタンである特許請求の範囲第1項
    記載の帯板の張力付加装置。 4 定トルク発生装置は、電気的モータ、油圧モータで
    ある特許請求の範囲第1項記載の帯板の張力付加装置。 5 アイドルロールは、可動自在で定張力付加可能に設
    けられ、又は固定している特許請求の範囲第1項記載の
    帯板の張力付加装置。
JP16985680A 1980-12-02 1980-12-02 帯板の張力付加装置 Expired JPS5841129B2 (ja)

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