JPS5839972Y2 - 車輌における安全フレ−ム - Google Patents
車輌における安全フレ−ムInfo
- Publication number
- JPS5839972Y2 JPS5839972Y2 JP1836279U JP1836279U JPS5839972Y2 JP S5839972 Y2 JPS5839972 Y2 JP S5839972Y2 JP 1836279 U JP1836279 U JP 1836279U JP 1836279 U JP1836279 U JP 1836279U JP S5839972 Y2 JPS5839972 Y2 JP S5839972Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safety frame
- frame
- engine
- safety
- rear plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トラクタ等の車輌において、転倒時における
運転者の安全を確保するための安全フレームに関する。
運転者の安全を確保するための安全フレームに関する。
従来の安全フレームは、前の前後基端部のみをボルトに
より固定されているので、トラクタ転倒時に安全フレー
ムの基端部に荷重が集中し、安全フレームが変形したり
、更には破損したりして安全フレームとしての用をなさ
なくなる場合があった。
より固定されているので、トラクタ転倒時に安全フレー
ムの基端部に荷重が集中し、安全フレームが変形したり
、更には破損したりして安全フレームとしての用をなさ
なくなる場合があった。
そこで、本考案は、安全フレームの基端部をそれぞれ機
体に固定すると共に、該安全フレームに補強部材を設け
、更に該補強部材の先端に切欠き部を形成し、該切欠き
部をエンジンリヤグレートの側面に当接して固着するこ
とにより、安全フレームに作用する荷重をエンジンリヤ
プレートにて分散支持し得るように構成し、もって前述
欠点を解消した車輌における安全フレームを提供するこ
とを目的とするものである。
体に固定すると共に、該安全フレームに補強部材を設け
、更に該補強部材の先端に切欠き部を形成し、該切欠き
部をエンジンリヤグレートの側面に当接して固着するこ
とにより、安全フレームに作用する荷重をエンジンリヤ
プレートにて分散支持し得るように構成し、もって前述
欠点を解消した車輌における安全フレームを提供するこ
とを目的とするものである。
以下、図面に示す実施例に基づき、本考案を具体的に説
明する。
明する。
トラクタ1は、第1図に示すように、その前部にエンジ
ン2が搭載され、更にエンジン2にはエンジンリヤプレ
ート3を介してクラッチハウジング5が固定されている
。
ン2が搭載され、更にエンジン2にはエンジンリヤプレ
ート3を介してクラッチハウジング5が固定されている
。
クラッチハウジング5にはそれに連接されているフン−
ムロを介してミッションケース7が固定されており、更
にケース7にはその両側にファイナルケース9が固定・
支持されている。
ムロを介してミッションケース7が固定されており、更
にケース7にはその両側にファイナルケース9が固定・
支持されている。
フレーム6及びミッションケース7の上方には運転席1
0が配置されており、運転席10は安全フレーム11に
より囲まれ、保護されている。
0が配置されており、運転席10は安全フレーム11に
より囲まれ、保護されている。
安全フレーム11は前部フレーム12、上部フレーム1
3及び後部フレーム14よりなり、前部フレーム12の
基端部には取付は板16が溶着されており、また後部フ
レーム140基端部にはL字状の取付は板11が溶着さ
れている。
3及び後部フレーム14よりなり、前部フレーム12の
基端部には取付は板16が溶着されており、また後部フ
レーム140基端部にはL字状の取付は板11が溶着さ
れている。
前部フレーム12の取付は板16はエンジン2のシリン
ダブロック側面にシャーシ19と共にボルトにより共線
めされており、また後部フレーム14の取付は板17は
ファイナルケース9にボルトにより固定されている。
ダブロック側面にシャーシ19と共にボルトにより共線
めされており、また後部フレーム14の取付は板17は
ファイナルケース9にボルトにより固定されている。
更に、前部フレーム12及び後部フレーム14の他端に
はそれぞれコ字状の連結片12a、14aが溶着されて
おり、これら連結片12a、14aには上部フレーム1
3の両基端部がボルトにより固定されている。
はそれぞれコ字状の連結片12a、14aが溶着されて
おり、これら連結片12a、14aには上部フレーム1
3の両基端部がボルトにより固定されている。
更に左右両上部フレーム13.13は第3図に示すよう
に、その上部で連結部材15により連結されている。
に、その上部で連結部材15により連結されている。
また、前部フレーム12の中程には、第2図ないし第4
図に示すように、それぞれ内方に突出するように補強部
材20.20が溶着されており、補残部材20の先端は
肉厚の略々半分を切取られた切欠き部20aになってい
る。
図に示すように、それぞれ内方に突出するように補強部
材20.20が溶着されており、補残部材20の先端は
肉厚の略々半分を切取られた切欠き部20aになってい
る。
これら切欠き部20aは、第4図に詳示するように、エ
ンジンリヤプレート3側面に当接され、更にボルト21
により固定されている。
ンジンリヤプレート3側面に当接され、更にボルト21
により固定されている。
なお、エンジンリヤグレート3は切欠き部20aを受け
いれるため、その上部両側面3aが垂直に形成されてい
る。
いれるため、その上部両側面3aが垂直に形成されてい
る。
また、図中22はセルモータ、3bはエンジン取付は孔
、3cはクラッチ・・ウジング取付は孔、3dはセルモ
ータ取付は孔を示す。
、3cはクラッチ・・ウジング取付は孔、3dはセルモ
ータ取付は孔を示す。
本考案は以上のような構成を有するので1、トラクタ運
転中にトラクタ1が転倒すると、大きな衝撃荷重が安全
フレーム11に作用するが、前部フレーム12に作用し
た荷重は取付は板16及び補強部材20に分散して支持
される。
転中にトラクタ1が転倒すると、大きな衝撃荷重が安全
フレーム11に作用するが、前部フレーム12に作用し
た荷重は取付は板16及び補強部材20に分散して支持
される。
特に、補強部材20に加わる垂直荷重はその切欠き部2
0aにより直接エンジンリヤプレート3に作用し、ボル
ト21にせん断力は作用しない。
0aにより直接エンジンリヤプレート3に作用し、ボル
ト21にせん断力は作用しない。
以上説明したように、本考案によれば、安全フレーム1
1に補強部材20を固設し、該補強部材の切欠き部20
aを多数のボルトによりエンジン2に強固に固定されて
いるエンジンリヤプレート3の垂直側面3aに当接させ
たので、トラクタ1の転倒時に作用する衝撃荷重が集中
することなく分散される。
1に補強部材20を固設し、該補強部材の切欠き部20
aを多数のボルトによりエンジン2に強固に固定されて
いるエンジンリヤプレート3の垂直側面3aに当接させ
たので、トラクタ1の転倒時に作用する衝撃荷重が集中
することなく分散される。
従って、安全フレーム11が変形したり破損したりする
ことを防止し得、運転者の安全を確保することができる
。
ことを防止し得、運転者の安全を確保することができる
。
また安全フレーム11の材料を剛性の低いものにするこ
とができ、安全フレーム11の軽量化を図ることができ
ると共に、エンジン2のシリンダブロックに過大な集中
荷重が作用しないので、エンジン2が破損することを防
止し得る。
とができ、安全フレーム11の軽量化を図ることができ
ると共に、エンジン2のシリンダブロックに過大な集中
荷重が作用しないので、エンジン2が破損することを防
止し得る。
更に、補強部材20の連結ボルト21にせん断荷重が加
わらないので、細径のボルトを使用することができ、ま
たその数も少数で足り、取付けを容易に行なうことがで
きる。
わらないので、細径のボルトを使用することができ、ま
たその数も少数で足り、取付けを容易に行なうことがで
きる。
第1図は本考案による安全フレームが適用されているト
ラクタを示す側面図、第2図はその■−■線による断面
図、第3図はその正面図、第4図は本考案の要部を示す
斜視図である。 1・・・・・・車輌(トラクタ)、2・・・・・・エン
ジン、3・・・・・・エンジンリヤプレート、3a・・
・・・・側面、9・・・・・・機体(ファイナルケース
)、11 、12,13゜14・・・・・・安全フレー
ム、19・・・・・・機体(シャーシ)、20・・・・
・・補強部材、20a・・・・・・切欠き部。
ラクタを示す側面図、第2図はその■−■線による断面
図、第3図はその正面図、第4図は本考案の要部を示す
斜視図である。 1・・・・・・車輌(トラクタ)、2・・・・・・エン
ジン、3・・・・・・エンジンリヤプレート、3a・・
・・・・側面、9・・・・・・機体(ファイナルケース
)、11 、12,13゜14・・・・・・安全フレー
ム、19・・・・・・機体(シャーシ)、20・・・・
・・補強部材、20a・・・・・・切欠き部。
Claims (1)
- エンジンに固定されているエンジンリヤプレート及び運
転席を囲むように配設されている安全フレームを有する
車輌において、該安全フレームの基端部をそれぞれ基体
に固定すると共に、該安全フレームに補強部材を設け、
更に該補強部材の先端に切欠き部を形成し、該切欠き部
を前記エンジンリヤプレートの側面に当接して固着し、
前記安全フレームに作用する荷重を前記エンジンリヤプ
レートにて分散支持し得るように構成した車輌における
安全フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1836279U JPS5839972Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 車輌における安全フレ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1836279U JPS5839972Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 車輌における安全フレ−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55119274U JPS55119274U (ja) | 1980-08-23 |
JPS5839972Y2 true JPS5839972Y2 (ja) | 1983-09-08 |
Family
ID=28845482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1836279U Expired JPS5839972Y2 (ja) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | 車輌における安全フレ−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839972Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6424585B2 (ja) * | 2014-11-26 | 2018-11-21 | 井関農機株式会社 | トラクタ |
-
1979
- 1979-02-15 JP JP1836279U patent/JPS5839972Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55119274U (ja) | 1980-08-23 |
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