JPS583981A - 鉄七宝製品の製造法 - Google Patents
鉄七宝製品の製造法Info
- Publication number
- JPS583981A JPS583981A JP10271581A JP10271581A JPS583981A JP S583981 A JPS583981 A JP S583981A JP 10271581 A JP10271581 A JP 10271581A JP 10271581 A JP10271581 A JP 10271581A JP S583981 A JPS583981 A JP S583981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- cloisonné
- cloisonne
- glaze
- oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鉄七宝製品の製造法に関する。
従来より、金属酸七宝製品の素地として鉄を使用するこ
とは公知である。しかしながら、実際の鉄七宝製品の製
造に際しては、鉄素地と七宝釉薬との表面張力、熱膨張
率などが相違して鉄素地と七宝釉薬との完全な調和を得
ることが非常に困錐であって、鉄七宝を焼成した１摩に
ひび割れや剥離を生じ、実用的価値のある完全な鉄七宝
製品を得ることが殆んどできなかった。
とは公知である。しかしながら、実際の鉄七宝製品の製
造に際しては、鉄素地と七宝釉薬との表面張力、熱膨張
率などが相違して鉄素地と七宝釉薬との完全な調和を得
ることが非常に困錐であって、鉄七宝を焼成した１摩に
ひび割れや剥離を生じ、実用的価値のある完全な鉄七宝
製品を得ることが殆んどできなかった。
これを解決するものとして、鉄の表面に３〜５ミクロン
の厚さのニッケルメッキを、その上にンの厚さの銀メッ
キを施したメッキ木地に融点の異なる各種七宝絵具を融
着する鉄の七宝加工法（特公昭４３−２１１２号）が提
案されている。しかしながら、上記加工法は鉄素地をメ
ッキ処理するものであるから非常に加工が面倒であり、
かつ、コスト高となり、必ずしも実用的に優れた加工法
とはいえないものであった。
の厚さのニッケルメッキを、その上にンの厚さの銀メッ
キを施したメッキ木地に融点の異なる各種七宝絵具を融
着する鉄の七宝加工法（特公昭４３−２１１２号）が提
案されている。しかしながら、上記加工法は鉄素地をメ
ッキ処理するものであるから非常に加工が面倒であり、
かつ、コスト高となり、必ずしも実用的に優れた加工法
とはいえないものであった。
本発明者は、鉄素地に七宝釉薬を完全に融着せしめ、実
用的−１ｌＩＬｌ愼の高い鉄七宝製品を簡１更に製造す
るため鋭意研究を重ねた結果、鉄素地面に金属酸化物を
塗付して焼成し、鉄素地面に酸化被膜を形成することに
より、七宝釉薬との表面張力や熱膨張率を調和せしめ、
ひび割れや剥離を生じることなく七宝釉薬を峡話地に完
全に融着せしめることを見出した。本発明は、かがる知
見に基ついてなされたものである。
用的−１ｌＩＬｌ愼の高い鉄七宝製品を簡１更に製造す
るため鋭意研究を重ねた結果、鉄素地面に金属酸化物を
塗付して焼成し、鉄素地面に酸化被膜を形成することに
より、七宝釉薬との表面張力や熱膨張率を調和せしめ、
ひび割れや剥離を生じることなく七宝釉薬を峡話地に完
全に融着せしめることを見出した。本発明は、かがる知
見に基ついてなされたものである。
すなわち、本発明は、鉄素地面に金属酸化物を塗付して
焼成し、鉄素地面に酸化被膜を形成せしめ、該被膜上に
七宝釉薬を焼成することがらなっている。
焼成し、鉄素地面に酸化被膜を形成せしめ、該被膜上に
七宝釉薬を焼成することがらなっている。
本発明における鉄素地としては、軟鋼、高炭素鋼の外、
適宜の合金を使用することができる。そして、その形状
は、常法に従って圧延した板状のままでもよいし、また
、適宜の形状に成形したものでもよい。金属酸化物にム
焼成することにより鉄素地面に酸化第１＃、酸化第２鉄
の酸化被膜層を形成し、鉄素地と七宝釉薬との融着を助
けるもので、該金属酸化物としては、コバルト、ニッケ
ル、マンガン、モｌＪフ７’ンなどが用いられ、特にコ
ノくルト、ニッケルが好適である。そして、該金属酸化
物は、その１棟または２４以上を有機媒体でねってペー
スト状にして鉄紫地団に塗付する。焼成は、７００’Ｃ
〜８５０°Ｃで１分■２分間行う。七宝釉薬は、ｊ、を
石宥鉛丹、硝ばカリを主原料とした公知の含有鉛カリガ
ラスを使用する。七宝釉薬の焼成は、７５０”Ｃ〜８５
０’Ｃで３０秒〜９０秒間行う。
適宜の合金を使用することができる。そして、その形状
は、常法に従って圧延した板状のままでもよいし、また
、適宜の形状に成形したものでもよい。金属酸化物にム
焼成することにより鉄素地面に酸化第１＃、酸化第２鉄
の酸化被膜層を形成し、鉄素地と七宝釉薬との融着を助
けるもので、該金属酸化物としては、コバルト、ニッケ
ル、マンガン、モｌＪフ７’ンなどが用いられ、特にコ
ノくルト、ニッケルが好適である。そして、該金属酸化
物は、その１棟または２４以上を有機媒体でねってペー
スト状にして鉄紫地団に塗付する。焼成は、７００’Ｃ
〜８５０°Ｃで１分■２分間行う。七宝釉薬は、ｊ、を
石宥鉛丹、硝ばカリを主原料とした公知の含有鉛カリガ
ラスを使用する。七宝釉薬の焼成は、７５０”Ｃ〜８５
０’Ｃで３０秒〜９０秒間行う。
以下に、本発明に基つ〈実施例について説明する。
実施例
１０ ｃＩＩＸ １０ ｃηの軟鋼板をは洗いして清１
）にし、乾燥Ｃた。乾燥しだ軟鋼板に、ニッケル、コバ
ルトをペースト状にして全曲に塗付し、’７５０’Ｃで
９０秒間炉中加熱し、軟鋼板に酸化被膜を形成した。つ
いで、該被膜上に公知の銅用七宝軸薬を所要の模様に固
定し、７５０ ’Ｃで５０秒間炉中加熱した。加熱が完
γすると、冷却した後、常法の仕上処理を行い、峡七宝
製品を得だ。得られた鋏七宝製品を７日間、自然放＋Ｉ
したが、七宝のひび割れや剥離は認められなかった。
）にし、乾燥Ｃた。乾燥しだ軟鋼板に、ニッケル、コバ
ルトをペースト状にして全曲に塗付し、’７５０’Ｃで
９０秒間炉中加熱し、軟鋼板に酸化被膜を形成した。つ
いで、該被膜上に公知の銅用七宝軸薬を所要の模様に固
定し、７５０ ’Ｃで５０秒間炉中加熱した。加熱が完
γすると、冷却した後、常法の仕上処理を行い、峡七宝
製品を得だ。得られた鋏七宝製品を７日間、自然放＋Ｉ
したが、七宝のひび割れや剥離は認められなかった。
以」二のようにして得られだ峡七宝製品を図面に基つい
て説明する。
て説明する。
（１）は軟鋼板、（２）は軟鋼板（１）の表面に形成さ
れた酸化被膜、（３）は七宝釉薬を示す。
れた酸化被膜、（３）は七宝釉薬を示す。
本発明眞よれば以−Ｆの次第で、鉄素地１用に金属１浚
化物を塗付して焼成し、鉄素地面に酸化被膜を形成せし
め、該被膜上に七宝釉薬を焼成するものであるから、鉄
素地と七宝釉薬との表面張力や熱膨張率を調和せしめ、
鉄素地と七宝釉薬とを完全に融着せしめることができ、
長期の（３） 使用に際してもひび割れや剥離を生じることなく、実用
的価値を有する鉄七宝製品を得ることができる。捷だ、
従来のメッキ法に比して操作が簡単であり、１ｄ便に鉄
七宝製品を得ることができる。さらに、鉄は銀、銅、丹
銅などに比して廉価であるため安価に提供することがで
きるのみならず、軽量であり、かつ強度的にも優れたも
のである。
化物を塗付して焼成し、鉄素地面に酸化被膜を形成せし
め、該被膜上に七宝釉薬を焼成するものであるから、鉄
素地と七宝釉薬との表面張力や熱膨張率を調和せしめ、
鉄素地と七宝釉薬とを完全に融着せしめることができ、
長期の（３） 使用に際してもひび割れや剥離を生じることなく、実用
的価値を有する鉄七宝製品を得ることができる。捷だ、
従来のメッキ法に比して操作が簡単であり、１ｄ便に鉄
七宝製品を得ることができる。さらに、鉄は銀、銅、丹
銅などに比して廉価であるため安価に提供することがで
きるのみならず、軽量であり、かつ強度的にも優れたも
のである。
図面は本発明品を示す断面凶である。
ｉｌ＋ −−一軟鋼板、＋２１−−一酸化被膜、＋３１
−−一七宝軸薬。 以 上 特許出願人 株式会社モアイ 代理人 弁理士 中 島 正 （４）
−−一七宝軸薬。 以 上 特許出願人 株式会社モアイ 代理人 弁理士 中 島 正 （４）
Claims (1)
- 鉄素地面に金属酸化物を塗付して焼成し、鉄素地面に酸
化被膜を形成せしめ、該被膜上に七宝釉薬を焼成するこ
とを特徴とする鉄七宝製品の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10271581A JPS583981A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 鉄七宝製品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10271581A JPS583981A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 鉄七宝製品の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS583981A true JPS583981A (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=14334957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10271581A Pending JPS583981A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | 鉄七宝製品の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583981A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61270232A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-11-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光フアイバ母材の処理方法 |
| JPH04270130A (ja) * | 1990-08-16 | 1992-09-25 | Corning Inc | 高純度溶融シリカガラスの非多孔質体を作成する方法 |
| CN108749447A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-06 | 河南梦祥纯银制品有限公司 | 一种银胎珐琅及其制作方法 |
| CN110497256A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-11-26 | 张航航 | 掐丝珐琅工艺品的制作方法及其制得的掐丝珐琅工艺品 |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP10271581A patent/JPS583981A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61270232A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-11-29 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光フアイバ母材の処理方法 |
| JPH0442340B2 (ja) * | 1985-01-14 | 1992-07-13 | Furukawa Electric Co Ltd | |
| JPH04270130A (ja) * | 1990-08-16 | 1992-09-25 | Corning Inc | 高純度溶融シリカガラスの非多孔質体を作成する方法 |
| CN108749447A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-06 | 河南梦祥纯银制品有限公司 | 一种银胎珐琅及其制作方法 |
| CN110497256A (zh) * | 2019-09-03 | 2019-11-26 | 张航航 | 掐丝珐琅工艺品的制作方法及其制得的掐丝珐琅工艺品 |
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