JPS5838274A - オキサゾ−ル硫酸塩の製造方法 - Google Patents

オキサゾ−ル硫酸塩の製造方法

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JPS5838274A
JPS5838274A JP57085062A JP8506282A JPS5838274A JP S5838274 A JPS5838274 A JP S5838274A JP 57085062 A JP57085062 A JP 57085062A JP 8506282 A JP8506282 A JP 8506282A JP S5838274 A JPS5838274 A JP S5838274A
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JP
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oxazole
acrylonitrile
sulfuric acid
sulfate
distillation
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JP57085062A
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ロバ−ト・ア−サ−・スマイリ−
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D263/00Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings
    • C07D263/02Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings
    • C07D263/30Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D263/32Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/32Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C253/34Separation; Purification

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オキサゾール硫酸塩の製造方法に関する。オ
キサゾール硫酸塩からはオキサゾールを容易に回収でき
る。
いわゆるアンモキシデージョン法によるアクリロニトリ
ルの製造においては、プロピレンを触媒の存在下に約4
50℃でアンモニアおよび酸素と反応させる。こめ反応
ではオキサゾールを含むいくつかの副キーが生ずる。下
記構造式 を有するオキサゾールは既知化合物であって、繊維を食
する昆虫に対する殺虫剤として有用である(米国特許第
4359.158参照)。
オキサゾ−fi/I/i、アクリロニトリルモノマーの
存在下では着色剤として特徴づけられてきた(たとえば
、米国特許4524,875: 3,686,265 
 および英国特許1,180,556参照)。
オキサゾールをアクリロニトリルから除去する方法とし
ては1分留法(米国特許3,524,875 )。
成る種の金属塩と錯体を形成する方法(米国特許16B
6.265)、オキサゾール含有アクリロニトリルをイ
オン交換樹脂に通す方法(英国特許1.180,556
)、オキサゾールの吸着側(例、アルミナ、粘土)と接
触させる方法(米国特許5.697,576)がある。
米国特許2,555,798の方法によると、アクリロ
ニトリルと不揮発性の多塩基性無機酸を水蒸気蒸留によ
り処理する。ピクリン酸塩および塩酸塩を含む関連性の
ないオキサゾールのいくつかの塩が、 Cornfor
th et ml、J、Chem、8oc、96(19
47)。
96〜102に言及されている。オキサゾールについて
の概論は、 Wi ley、Chem、 nev、、5
7. (1945)。
401〜442に述べられているが、この論文はもっば
ら置換オキサゾール類に関する。
本発明は、オキサゾール硫酸塩の製造方法に関する。こ
の方法は、微量の水その他の不純物が存在シラるアクリ
ロニトリルモノマーからオキサゾールを除去するのに有
用である。
オキサゾールとアクリロニトリルを含有する混合物から
オキサゾールを除去する本発明の゛方法は。
この混合物を硫酸と接触させてオキサゾール硫酸塩を生
成させ、このオキサゾール硫酸塩をアクリロニトリルか
ら分離することからなる。分離は。
蒸留、蒸発、濾過またはデカンテーション、またはこれ
らの分離手段の2以上の組み合せ、または当業者が想到
しうる任意の他の手段により実施できる。
硫酸は、濃度が70チよや高いことが必要であり、そう
で表いとオキサゾールと反応しないことが判明した。蒸
留のような手段を利用する分離法の具体例では、水がア
クリロニ) IJシル−共沸混合物として除去されてし
まうために、希硫酸が70チより高い強さく力価)K濃
縮される。
オキサゾールと硫酸の反応生成物であるオキサゾール硫
酸塩(または硫酸オキサゾール)は新規物質である。こ
の硫酸塩からは、加水分解と蒸留(塩基と硫酸塩を生成
するための塩基性化付随させるか、又はさせずK)Kよ
って、オキサゾールを分離することができる。オキサゾ
ールは水と共沸混合物(水分的3 ’lla p b−
p−68℃)を形成し。
との共沸混合物からは乾燥剤または他の適当々手段を用
いて水を除去することができる。オキサゾールは、水ま
たは希硫酸による抽出によってはアクリo二)リルから
除去することができカい。
開始時に希硫酸を用いる蒸留操作によりアクリロニトリ
ルからオキサゾール硫酸塩を分離する場合には、アクリ
ロニトリル留出物が所望の低いオキサゾール濃度を有す
るようになるまで希硫酸または濃硫酸と共に連続的に蒸
留操作をくり返すことができることは明らかであろう。
オキサゾール塩からアクリロニトリルを分離する処理を
、たとえば蒸留により行なう場合には。
オキサゾールに対してモル過剰の硫酸を使用するのが好
ましい。硫酸ニオキサゾールの好tしいモル比は、約2
:1ないし15:1である。アクリロニ) IJルとオ
キサゾールの無水混合物では、過剰の硫酸はアクリロニ
トリル中でのオキサゾール硫酸塩の溶解度を増大させる
ので、硫酸ニオキサゾールの化学量論比の量が好ましい
オキサゾール硫酸塩は、融点99〜995℃の白色の結
晶質固体である。これは水溶性で、水中では加水分解し
てオキサゾールと硫酸に戻る。本明細書で詳細に述べる
オキサゾール硫酸塩の製造単離法のほかに、オキサゾー
ル硫酸塩をとかさない無水媒質(例、ケトンおよび炭化
水素)中でオキサゾールを濃硫酸または発煙硫酸で中和
することによっても、オキサゾール硫酸塩を製造するこ
とができる。
アンモキシデージョン反応法により製造されたアクリロ
ニトリルからオキサゾールを除去する処理゛け、このプ
ロセスの最終段階においてアクリロニトリルを高沸点副
生物から分離する工程の直前に設けられた分離装置で行
なうことがで★る。
たとえば、このプロセスの最後から2番目の工程が共沸
蒸留によるアクリロニトリルの乾燥である場合9本発明
の分離処理は、この乾燥工程と最終工程(アクリロニト
リルの精製)との間に設けられた蒸発器で実施すること
ができる。乾燥工程からの生成物を蒸発器に導入し、こ
れ如硫酸も同時忙加える。生成したオキサゾール硫酸塩
は、蒸発器の塔底付近から取り出され、オキサゾールを
ほとんど或いはまったく含有しないアクリロニトリルは
製品基に送られ、ここでアンモキシデージョンプロセス
の最終工程としてアクリロニトリルが高沸点不純物から
分離される。オキサゾールの除去は、硫酸を最終の製品
基に直接添加するととKよっても行なうことができる。
アクリロニトリルの貯蔵安定性および着色のないことは
、このモノマー中に存在するオキサゾールの量によって
左右される。本発明の方法は、オキサゾールを任意の所
望水準まで除去するのに利用でき、最終製品中のオキサ
ゾールの量は監視できる。オキサゾールは完全に除去す
ることができるが、約75ppmまでの少量からアクリ
ロニトリル中に残っていても構わない場合がある。すな
わち、除去費用と、アクリロニトリル中忙容認されうる
着色度とのかねあいでこのような少量のオキサゾールが
許容されると決定された場合である。
オキサゾールと色の発現に関連して、アンモキシデージ
ョンプロセスの最終工程にあるアクリロニトリルは、そ
のオキサゾールの含有量に関係なく無色であることを指
摘しておく。色は時間と共に発現する。着色のメカニズ
ムはわかっていないが、オキサゾールとアクリロニトリ
ルとの反応を伴なう。
オキサゾールとアクリロニトリルの反応生成物は、ナイ
ロン、絹および羊毛ならびKその他の天然および合成基
材の染色に有用であることが判明した。ナイロン上では
、オキサゾールーアクリロニ)+34染料は紫外光線の
もとて螢光を発することが認められた。
本明細書で着色度を表わすのに用いた単位は。
APRA単位である。APHAとは、アメリカ公衆衛生
協会の略称であり、 APHA単位の測定は、アメリカ
公衆衛生協会(米国、ニューヨーク)発行のテキスト:
[水、下水および産業廃棄物の標準検査法」第11版(
1955)にしたがって行なった。
具体的には、 APHA着色度の測定に用いる方法は次
のとおりであった。
液体試料をCarey分光光度計の1crILのセルに
入れ、別のビーム経路に置かれた対照用の1cILのセ
ルには蒸留水を入れる。装置を可視光線形式にセットす
る。波長600 nmでゼロ吸光度調整を行かい、その
後2分光光度計を600 nmから500 nmへ50
nm/分の速度で下降させながら、連続吸光度記録を取
る。得られた記録計のチャートから580 nmでの吸
光度を読み取り9次の計算式によってAPHA着色度に
換算する。
APHA着色度=380nmでの吸光度×568”56
8”という数は、1cxのセルでの580 nmの吸光
度を、もともとのAPRA着色度規格のより大きなセル
長さに対応させるための因子である。
15未満のAPHA着色度は人間の視覚にとって無色で
あるが、これより高い値は黄色の濃淡を示し、数値が大
角いほど、黄色の強さが大きい。0ないし500のスケ
ールで9色の強さけ、無色。
微淡黄色、淡黄色、黄色、濃黄色および強濃黄色にわた
る。
以下、実施例により本発明を例示する。
実施例1〜9および比較例A−D 200IL7!の丸底フラスコと、冷却管つきの蒸留ヘ
ッドからなる簡単な蒸留装置を組み立てた。この中で一
連、の同一の蒸留操作を行なった。各蒸留は640pp
m(0,064チ)のオキサゾールを含有する乾燥アク
リロニトリル100WLlで開始し、蒸留の前に各種の
酸または各種の濃度および量の硫酸を添加した。各蒸留
(大気圧で)中に正確[751の留出物を捕集し、留出
物中のオキサゾール濃度を気相クロマトグラフィー(”
 Chromosorb”104を充填した10フイー
)Xi/8イ/チ、す々わち3.05mX3.2鯨のカ
ラム、160℃で等温測定、 )ievrlett−P
ackard 5730 A型、フレーム電離検出器)
で測定した。結果は次の表に示す□100m#)7クリ
o二) IJル=80g(1,51モル)0.064%
X 80 = 0.05129(r)オキサゾール(α
00074モル) 表 対照  な  し      −−740実施例 1 120*H,8040,55(Q、004)   
 5.4     14()2 961Ht80a 0
.42C0,004)    5.4      50
396チHtSOa 0.63(0,006)    
8.1      104 96SH2So、 0.2
1(0,002)    2.7     2005 
961 H!804 α15(0,0015)   2
.0     5206 51%HtSO4Q、84(
0,004)    5.4      607 40
%H,8041,05(0,004)    5.4 
     908 2O−Hz8042.1  ((1
004)    5.4     1009 10%B
、80.4.2 (0,004)    5.4   
  150比較例 A 85%)I、Tlo、   0.49(0,004
)   5,4 46OB ベンゼンスルホン酸0.6
8(α004)   5.4   留出せず(1)Cト
ルエンスルホン酸0.74(0,004)   5.4
    留出せず(1)])  メ))7スに*7酸 
0.41(0,004)   5.4    留出せず
(1)(1)急速な重合が起って、留出物は生じなかっ
た。
上のデータは、[酸はオキサゾールの除去に有用である
の忙対し、リン酸は比較的効果かカ<。
他のスルホン酸類は固体を生成する反応を引き起すこと
を示している。10%程度の弱い硫酸も蒸留法では使用
できるが、効果はよ9高濃度の硫酸に比べて低くなる。
オキサゾール&llする硫酸ノモル過剰量が大きい程、
オキサゾールの除去の効果はより大きくなる。モル比が
2では、除去量は最初のオキサゾニルの半分にも達しな
いが9モル比が8になると989b以上のオキサゾール
の減少率が得られる。すなわち、 H,So、 /オキ
サゾールのモル比が8以上では完全に近いオキサゾール
の除去が達成されうる。
上の表に示した各濃度で)1,190.が有用であるの
け、蒸留中に濃度が70チよシ高濃度に増大すること忙
帰因する。後出の実施例15では、 I(、So。
の濃度が70Isをこえかいとオキサゾール硫酸塩が生
成しないことが実証されている。
実施例 10 プラントの蒸留塔から採取したアクリロニトリルの実質
的に乾燥し九試料をガスクロマトグラフィーで分析した
ところ、720ppmのオキサゾールを含有することが
認められた。
オキサゾールα036g(0,0O052+−y)を含
有することKなる50g(0,9423モル)の上記試
料を、96%硫酸o、s o y (無水基準で硫酸0
.481を含有、0.00488モル)と共に蒸留装置
に入れ。
沸点77℃の留出物Sodが集まるまで大気圧でフラッ
シュ蒸留した。硫酸/オキサゾールのモル比は無水基準
で94であった。留出物を分析すると、約10 ppm
のオキサゾールを含有することが判明した。
実施例 11 実施例10の方法によって、96チ硫酸0.25#(0
,00244モル)を添加した試料をフラッシュ蒸留し
た(硫酸/オキサゾールのモル比4.6)。留出物は9
0ppmのオキサゾールを含有していた。
この留出物からオキサゾールをさらに除去するために、
留出物を追加の硫酸と共に、所望のオキサゾールの低濃
度が得られるまで、1回またけ2回以上再蒸留してもよ
い。各再蒸留処理において。
硫酸の濃度および硫酸/オキサゾールのモル比は上述の
ように変更できる。
実施例 12 実施例10の方法によって、96チ硫酸0.786g(
0,00770モル)を添加した試料をフラッシュ蒸留
した(硫酸/オキサゾールのモル比14.8)。
留出物は検出しうるオキサゾールを含有1.ていなかっ
た。
実施例 13 市販のアクリロニトリルモノマーの試料をガスクロマト
グラフィーで分析すると、370ppmのオキサゾール
を含有することが判明した。
オキサゾール0.074.9(α00107モル)を含
有すること忙なる200JH:3.77モル)の上記試
料を、96チ硫酸0.4 g (無水基準で0.384
#。
0.0059モルの硫酸を含有)と共に蒸留装置に入れ
、5段オルダーショー(Oldershaw)塔を通し
て200 WHgで蒸留した。38〜69℃の沸点の留
出物を捕集した。硫酸/オキサゾールのモル比は五65
であった。留出物を分析すると、0.07−の水を含有
し、検出可能なオキサゾールを含有していなかった。
実施例 14 純オキサゾールへ9 fi (0,1モル)を200−
の無水アクリロニトリルにとかした溶液に、9.89の
100チ硫酸(0,1モル)を添加した。生成した固体
を吸引V過器で枦取し、200鮮のアセトン中にスラリ
ー化し、再濾過した。このテ過ケーキを5時間真空乾燥
した。乾燥したオキサゾール硫酸塩は、シャープ[99
〜995℃の融点を示した。この固体は水にすぐ溶解し
、これはガスクロマトグラフィーによる分析でオキサゾ
ールの存在を示したデユーテロ化ジメチルスルホキシド
中でのオキサゾール硫酸塩のNMRスペクトルは。
6@のオキサゾールプロトンと、2個の硫酸のプロト/
を示した。したがって、オキサゾール硫酸塩の構造は次
のように表わせる。
\/1 実施例 15 本実施例は、オキサゾールと反応するKFi硫酸の濃度
が70%をこえていなくてはならないということを示す
ジフェニルアミンとオキサゾールは塩基の強さが同程度
である。オキサゾール(pkao、8)K関しては、 
J、Chem、8oc、(8)1969.p、275を
、ジフェニルアミン(pkaO,79)に関してけ、 
Gordon etal、The Chemist’s
 Companion、 filey(1972)p、
59を参照されたい。したがって、ジフェニルアミンと
反応してジフェニルアミン塩を形成する酸と実質的に同
一強度の酸は、オキサゾールと反応してオキサゾール塩
を形成しよう。
小びんに入れた各種強度の硫酸10gに、111のジフ
ェニルアミンを添加した。各びんを激しく振秒まぜて、
固体のアミンを酸と十分に混合した0結果は次のとおり
であった。
96チ硫酸−溶液 90チ硫酸−溶液 8Dチ硫酸−溶液 70チ硫酸−ジフェニルアミンは不溶性のまオ6o S
5N酸−ジフェニルアミンは不溶性のまま50チ硫酸−
ジフェニルアミンは不溶性のまま40チ硫酸−ジフェニ
ルアミンは不溶性のまますなわち、ジフェニルアミンの
溶解(恐らくジフェニルアミン硫酸塩を生成)Kは、7
0チをこえる濃度の硫酸が必要である。上記の70%H
,So。
のスラリーを、追加の70チI(2So、で100gK
希釈したが、固体分は未溶解のままであった。これはア
ミンの塩が生成していなかったことを示す0アミン塩が
生成していれば、追加の70 % H2SO4を添加し
たときに溶解するはずである。オキサゾールとジフェニ
ルアミンはpkaが同様であるから。
オキサゾールは71:l硫酸では塩を形成しないと断定
で負る。
実施例 16 0.421のオキサゾールを含有するアクリロニトリル
を、容量40ガロン(151,4/)の10段光子ん塔
での共沸蒸留により乾燥した。ノ・−トカット留出物の
1ガロン(5,785j)づつのカットを採増し、オキ
サゾールについて分析した。オキサゾールを0.6@以
上含有している(最大5俤含有)カットをすべて1ガロ
ンのガラスびんに入れた。各びんに工業用の96 % 
)1280.を添加してオキサゾールを中和した。1晩
放置後、析出したオキサゾール硫酸塩を各びんの1ガロ
ンの液体からp別し、いっしょに[2て、真空乾燥器の
中でアクリロニ) IJルの除去(乾燥)を行なった。
次に単離工程として、449.9のオキサゾール硫酸塩
を200m/の蒸留水に加えてスラリー化し。
500藁/の濃N)(,0)1を攪拌および冷却下に滴
下した。中和後、オキサゾールを40段の1インチ(2
54α)オルダシヨー塔から大気圧で留出させ。
−宇沸点のオキサゾール留出物152gを捕集した(回
収率82チ)。オキサゾールの沸点は68℃であった。
分析により、オキサゾール生成物中に約5チの水の存在
が示され、これは4A型分子ふるい上での乾燥により除
去された。オキサゾールの屈折率(nM)は1.424
8であった。
実施例 17 S 9 (] ppmのオキサゾールを含有するアクリ
ロニトリル約201117をビー力に入れ、96チH,
So。
を1滴たらした。白濁状の沈澱が生成したが、熱は発生
せず、またアクリロニトリルの重合の像候もなかった。
濾過後の透明なろ液のガスクロマトグラフィー分析によ
るとt301)l’3mのオキサゾールしか残っていな
かった。酸をもう1滴添加すると、目に見える効果はな
かったが、ガスクロマトグラフィー分析の示すオキサゾ
ール濃度は20ppmに減少していた。
次Vc、 390 ppmのオキサゾールを含有する同
じ無水アクリロニトリル5Qm、I!に、約10滴の9
6チH,So4を滴下した。色の変化は起らず9発熱も
なかったが、少量の白いふわふわした沈澱が生成した。
これを大気圧で約1ON/の留出物が捕集される寸で蒸
留した。蒸留ポットに色の変化は起らず、水が残ってい
る残留液体は透明であった。ガス・クロマトグラフィー
分析によると、留出物にオキサゾールは含まれていなか
った。
実施例 1B 0.22%のオキサゾールを含有する乾燥(水分0.0
7%)アクリロニトリルに96%)I、So、を添加し
て、固体状のオキサゾール硫酸塩を単離した。
オキサゾール硫酸塩は、F別および乾燥の容易な白色結
晶性固体と1〜で分離された。
実施例 19 各種の量のオキサゾールを含有するアクリロニトリル(
40ppmの重合禁止剤も含有)K対して。
43℃での加速された着色安定性試験を行ηつだ。
結果は次のとおりである。
オキサゾール     APHA着色度200    
216   449   471100    34 
  260   59250    12    85
   12825     4    18    3
712.5   0   4   重合 この試験は、一般的産児て、オキサゾールの量と着色の
程度および速度との関係を示している。
オキサゾール分の低い試料の6ケ月後の重合は。
このような低濃度のオキサゾールを含有するアクリロニ
トリルの重合性が、より高濃度のオキサゾールを含有す
るアクリロニトリルに比べて高いことを示すのかもしれ
ない。所望に応じて、このような低濃度のオキサゾール
を含有するアクリロニトリルの重合を阻止するために、
より高濃度の重合禁止剤を使用してもよい。
特許出願人 イー・アイ・デュ・ボン・ドウ・ヌムール
・アンド0カンパニー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 オキサゾールを7(Mlより高濃度の硫酸と接触
    させることからなるオキサゾール硫酸塩の製造方法。
JP57085062A 1978-07-31 1982-05-21 オキサゾ−ル硫酸塩の製造方法 Pending JPS5838274A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US05/929,774 US4208329A (en) 1978-07-31 1978-07-31 Oxazole removed from acrylonitrile as oxazole sulfate
US929774 1978-07-31

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JPS5838274A true JPS5838274A (ja) 1983-03-05

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JP9620679A Granted JPS5520791A (en) 1978-07-31 1979-07-30 Method of removing oxazol from acrylonitrile
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