JPS583817B2 - ホオンカンノ セイゾウホウホウ - Google Patents
ホオンカンノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS583817B2 JPS583817B2 JP50083096A JP8309675A JPS583817B2 JP S583817 B2 JPS583817 B2 JP S583817B2 JP 50083096 A JP50083096 A JP 50083096A JP 8309675 A JP8309675 A JP 8309675A JP S583817 B2 JPS583817 B2 JP S583817B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foamed plastic
- tube
- thermoplastic resin
- inner tube
- foaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/14—Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は発泡プラスチックの層を有する保温管を連続
的に製造する方法に関するものである。
的に製造する方法に関するものである。
鋼管、銅管、アルミニウム管その他流体の輸送に用いら
れる管を断熱被覆するに際し、発泡プラスチックの層を
連続的に形成する方法としては、既に特公昭46−18
231号が知られている。
れる管を断熱被覆するに際し、発泡プラスチックの層を
連続的に形成する方法としては、既に特公昭46−18
231号が知られている。
特公昭46−18231号の方法は、熱可塑性樹脂を丸
ダイからチューブ状に押出し、それと同じ速度で送入す
る内管との間に発泡性樹脂を注入して連続的に保温管を
製造するものであるが、この方法には次のごとき欠点が
ある。
ダイからチューブ状に押出し、それと同じ速度で送入す
る内管との間に発泡性樹脂を注入して連続的に保温管を
製造するものであるが、この方法には次のごとき欠点が
ある。
すなわち、熱可塑性樹脂を押出成形する速度は内管の送
入速度と同じであることが必須条件である。
入速度と同じであることが必須条件である。
しかし熱可塑性樹脂のチューブを押出成形するとき、肉
厚が0.5〜1.0mmのように薄くかつ外径が50m
m以上であれば押出成形速度が大きいと剪断速度が大き
くなり、そのためメルトフラクチャーという脈動現象を
起こし、成形された樹脂被覆の外観が悪くなる。
厚が0.5〜1.0mmのように薄くかつ外径が50m
m以上であれば押出成形速度が大きいと剪断速度が大き
くなり、そのためメルトフラクチャーという脈動現象を
起こし、成形された樹脂被覆の外観が悪くなる。
また、押出速度を大きくするために押出圧力が大きい押
出機が必要になり、かつダイの耐圧強度も大きくしなけ
ればならない。
出機が必要になり、かつダイの耐圧強度も大きくしなけ
ればならない。
逆に、肉厚が3〜5mmのように厚いと押出された後の
冷却が困難になるので、低速度にせざるを得ない。
冷却が困難になるので、低速度にせざるを得ない。
従って熱可塑性樹脂チューブの押出成形が律速になって
保温管の生産速度を大きくすることはできない。
保温管の生産速度を大きくすることはできない。
また、発泡性合成樹脂の発泡は温度によって影響される
が、気泡の径や密度などによって熱伝導度は変化する。
が、気泡の径や密度などによって熱伝導度は変化する。
しかるに、熱可塑性樹脂チューブを高温で押出してから
冷却する工程と発泡性樹脂の注入発泡とが同時に進行す
るので、発泡性樹脂の発泡温度を外管とは独立に、しか
も任意に選択することは困難であり、そのため保温効果
の品質が不安定になることである。
冷却する工程と発泡性樹脂の注入発泡とが同時に進行す
るので、発泡性樹脂の発泡温度を外管とは独立に、しか
も任意に選択することは困難であり、そのため保温効果
の品質が不安定になることである。
そこでこの発明は、これらの欠点をすべて解決し、高速
生産を可能にし、しかも外観の美麗な保温管を製造する
だめの方法を提供するものである。
生産を可能にし、しかも外観の美麗な保温管を製造する
だめの方法を提供するものである。
次にこの発明の方法を図示の例によって述べる。
第1図において、内管2を管軸方向へ矢印のごとく移動
し、かつノズル4の環状のスリット5から内管2の外周
面に発泡プラスチックの各成分を配合調整されたシステ
ム原液からなる発泡可能組成物3を注入塗布する。
し、かつノズル4の環状のスリット5から内管2の外周
面に発泡プラスチックの各成分を配合調整されたシステ
ム原液からなる発泡可能組成物3を注入塗布する。
その発泡可能組成物3はノズル4の後方に連続的に設け
られているサイデイングガイド1の中で次第に発泡し所
定の厚さと形状が確保され発泡プラスチック層3′が形
成される。
られているサイデイングガイド1の中で次第に発泡し所
定の厚さと形状が確保され発泡プラスチック層3′が形
成される。
サイデイングガイド1は、発泡可能組成物3の注入から
発泡・硬化が完了するまでの時間及び発泡倍率によって
あらかじめ内径や長さが定められる。
発泡・硬化が完了するまでの時間及び発泡倍率によって
あらかじめ内径や長さが定められる。
またサイデイングガイド1は発泡可能組成物3の発泡に
伴う反応熱や圧力に対して充分耐える材料でかつ泡化し
た発泡プラスチック層3′と接着することなく容易に型
離れする材料で作成することが必要である。
伴う反応熱や圧力に対して充分耐える材料でかつ泡化し
た発泡プラスチック層3′と接着することなく容易に型
離れする材料で作成することが必要である。
例えば発泡プラスチックがウレタン樹脂やイソシアヌレ
ート樹脂であり、内管2が鋼管のような場合、発泡プラ
スチックは鋼管の外表面にはよく接着するし、それはむ
しろ好ましい性状であるが、サイデイングガイド1には
発泡プラスチックは接着しないで逆に滑らかに押出され
ることが望ましい。
ート樹脂であり、内管2が鋼管のような場合、発泡プラ
スチックは鋼管の外表面にはよく接着するし、それはむ
しろ好ましい性状であるが、サイデイングガイド1には
発泡プラスチックは接着しないで逆に滑らかに押出され
ることが望ましい。
そのだめ接着しにくい材質としてポリエチレンやポリプ
ロピレンあるいはテフロン加工したガラスや金属でサイ
デイングガイド1を製作する。
ロピレンあるいはテフロン加工したガラスや金属でサイ
デイングガイド1を製作する。
また、発泡プラスチック層3′との接着を防止し潤滑を
促進するために、サイデイングガイド1の壁面に0.1
〜0.5朋の孔を多数あけて外部からパラフィンワック
スのエマルジョンやシリコン乳液を浸透させて潤滑状態
にすればより良好な状態になり、発泡可能組成物3は注
入されてから発泡・硬化するにつれて容易にサイデイン
グガイド1から型離れして内管2を被覆したまま後方に
移送される。
促進するために、サイデイングガイド1の壁面に0.1
〜0.5朋の孔を多数あけて外部からパラフィンワック
スのエマルジョンやシリコン乳液を浸透させて潤滑状態
にすればより良好な状態になり、発泡可能組成物3は注
入されてから発泡・硬化するにつれて容易にサイデイン
グガイド1から型離れして内管2を被覆したまま後方に
移送される。
発泡プラスチックの発泡・硬化が完了した頃から引続き
環状スリット6を持つダイ7から熱可塑性樹脂8が押出
されて保護管8′が形成される。
環状スリット6を持つダイ7から熱可塑性樹脂8が押出
されて保護管8′が形成される。
次にこの発明の方法の実施例を示す。
なお、内管2の中を輸送する流体の温度によっては、発
泡プラスチック層3′に歪を生じ亀裂を発生することが
あるので、内管2と発泡プラスチック層3′との間もし
くは発泡プラスチック層3′と保護管8′との間に接着
剤層を設けて相互によく接着して拘束する必要がある場
合は、接着剤を塗布する工程を入れることも可能である
。
泡プラスチック層3′に歪を生じ亀裂を発生することが
あるので、内管2と発泡プラスチック層3′との間もし
くは発泡プラスチック層3′と保護管8′との間に接着
剤層を設けて相互によく接着して拘束する必要がある場
合は、接着剤を塗布する工程を入れることも可能である
。
この発明によれば、発泡可能組成物3を注入し発泡・硬
化させる工程と外管に相当する熱可塑性樹脂8を押出し
成形する工程とは独立に設けられており、熱可塑性樹脂
8を押出成形する工程では発泡プラスチック層3′は既
に発泡・硬化が完了しているので、熱可塑性樹脂の外管
8′は、従来法のように発泡内圧に耐えて形を整えるた
めの外管としての役割が全く必要でなく、あくまで製品
として発泡プラスチック層3′に対する損傷を防ぎ、吸
湿を防止するだめの保護管としての役割を要するのみで
あるから従来法の場合と比べて目的が異なる。
化させる工程と外管に相当する熱可塑性樹脂8を押出し
成形する工程とは独立に設けられており、熱可塑性樹脂
8を押出成形する工程では発泡プラスチック層3′は既
に発泡・硬化が完了しているので、熱可塑性樹脂の外管
8′は、従来法のように発泡内圧に耐えて形を整えるた
めの外管としての役割が全く必要でなく、あくまで製品
として発泡プラスチック層3′に対する損傷を防ぎ、吸
湿を防止するだめの保護管としての役割を要するのみで
あるから従来法の場合と比べて目的が異なる。
従って熱可塑性樹脂8に対しては押出成形しやすい方法
がとれる。
がとれる。
すなわち従来法の場合は、ダイ7から押出される速度と
成形される速度は同一であったため生産性は低いが、こ
の発明の方法によれば、ダイIから押出すときは肉厚を
厚くかつ径を大きくし、成形速度を押出速度よりも大き
くして引落率を大きくすることによって生産速度は大き
くなる。
成形される速度は同一であったため生産性は低いが、こ
の発明の方法によれば、ダイIから押出すときは肉厚を
厚くかつ径を大きくし、成形速度を押出速度よりも大き
くして引落率を大きくすることによって生産速度は大き
くなる。
またこの発明の場合は、ダイ7のスリット6は成形品よ
りも大きくとれるので、圧損が小さくかつ剪断速度も小
さくなり、そのだめ押出圧力が小さい押出機を使用でき
ると共に成形性も優れている。
りも大きくとれるので、圧損が小さくかつ剪断速度も小
さくなり、そのだめ押出圧力が小さい押出機を使用でき
ると共に成形性も優れている。
さらに前述のように、発泡可能組成物3を注入し発泡・
硬化させる工程と外管に相当する熱可塑性樹脂8を押出
し成形する工程とは独立しているため、発泡可能組成物
を注入して発泡・硬化させる工程は、それに最も好まし
い状態に温度を設計できるので方向性の少ない品質が得
られる。
硬化させる工程と外管に相当する熱可塑性樹脂8を押出
し成形する工程とは独立しているため、発泡可能組成物
を注入して発泡・硬化させる工程は、それに最も好まし
い状態に温度を設計できるので方向性の少ない品質が得
られる。
第1図はこの発明を実施して保温管を製造している状態
を示す縦断側面図である。 図において、1はサイデイングガイド、2は内管、3は
発泡可能組成物、3′は発泡プラスチックi層、4はノ
ズル、7はダイ、8は熱可塑性樹脂、8′は保護管であ
る。
を示す縦断側面図である。 図において、1はサイデイングガイド、2は内管、3は
発泡可能組成物、3′は発泡プラスチックi層、4はノ
ズル、7はダイ、8は熱可塑性樹脂、8′は保護管であ
る。
Claims (1)
- 1 サイデイングガイド1とそのサイデイングガイド1
内を通過する内管2との間に発泡可能組成物3を注入し
、発泡・硬化せしめて内管2を発泡プラスチック層3′
で被覆したのち、サイデイングガイド1の後方に配置し
た押出成型機により前記発泡プラスチック層3′の外周
を熱可塑性樹脂で連続的に被覆することを特徴とする保
温管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50083096A JPS583817B2 (ja) | 1975-07-08 | 1975-07-08 | ホオンカンノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50083096A JPS583817B2 (ja) | 1975-07-08 | 1975-07-08 | ホオンカンノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS527061A JPS527061A (en) | 1977-01-19 |
JPS583817B2 true JPS583817B2 (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=13792642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50083096A Expired JPS583817B2 (ja) | 1975-07-08 | 1975-07-08 | ホオンカンノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583817B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03814U (ja) * | 1989-05-25 | 1991-01-08 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0325946Y2 (ja) * | 1986-12-13 | 1991-06-05 | ||
ITVR20120162A1 (it) * | 2012-08-07 | 2014-02-08 | Roverplastik S P A | Procedimento per la produzione di un profilato e relativo impianto |
-
1975
- 1975-07-08 JP JP50083096A patent/JPS583817B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03814U (ja) * | 1989-05-25 | 1991-01-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS527061A (en) | 1977-01-19 |
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