JPS5837398B2 - 表面処理された装飾用アルミニウム製品並にその製造法 - Google Patents

表面処理された装飾用アルミニウム製品並にその製造法

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JPS5837398B2
JPS5837398B2 JP55067162A JP6716280A JPS5837398B2 JP S5837398 B2 JPS5837398 B2 JP S5837398B2 JP 55067162 A JP55067162 A JP 55067162A JP 6716280 A JP6716280 A JP 6716280A JP S5837398 B2 JPS5837398 B2 JP S5837398B2
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anodic oxide
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sealing
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/025Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet
    • B41M5/035Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet by sublimation or volatilisation of pre-printed design, e.g. sublistatic
    • B41M5/0351Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet by sublimation or volatilisation of pre-printed design, e.g. sublistatic on anodized aluminium

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  • Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルミニウムを材料とする各種製品、例えば
化粧品の容器、弁当箱等の日用品、ネームプレート、看
板等の表示品、自動車の車体、サッシ等の建築構築材等
の各種機械器具製品等の表面に転写印刷とその転写印刷
面の内域に外方に突出した、いわゆる浮き彫りの陽極酸
化皮膜による文字、図形等のパターンとの組合せの装飾
表面処理をもつアルミニウム製品とその製造法に関する
従来、弁当箱の外表面の陽極酸化皮膜面全面又は1部を
被覆して抄紙や合或樹脂フイルムを基材としこれに昇華
性印刷インキによって所望の色や図柄、文字等を印刷し
たいわゆる転写紙を重ね、加熱加圧してその酸化皮膜而
全面に該印刷インキを昇華染着し、その全面又は1部に
転写印刷することは行なわれている。
その結果、その製品の表面には単に転写紙の予め定めら
れた色や印刷意匠や特定の社名等の文字を含む意匠の転
写印刷しか現わすことが出来ず、その表面の文字や意匠
は転写紙によって定められてしまうと共に平坦な文字や
意匠の装飾面が得られるのみである。
従って、適当な文字や図形等のパターンを適当に組み合
わさった而も転写印刷面と共に所望の立体的な文字や図
形等のパターンを表示された装飾用アルミニウム製品を
得られることが望ましい。
本発明はか\る点に着目し、転写印刷とは別個に、陽極
酸化皮膜による転写印刷の意匠や文字とは別個の光沢性
、色、図柄、文字等のパターンを転写印刷面内に付与し
、全体として両者の組合せにより、所望の各種意匠、文
字等のパターンを自由に表示した表面処理をもつアルミ
ニウム製品を提供することを目的とし、通常、転写印刷
面内に、これよりもエッチング分だけ突出した必要に応
じ立体感の強い陽極酸化皮膜によるパターンを有する従
来の陽極酸化皮膜の平坦面に転写印刷のみによる意匠や
文字をもつにすぎないものに比し複雑な外観を与える趣
味性の増大した美麗なアルミニウム製品を提供するもの
で、アルミニウム成形基材面に、転写印刷された封孔第
2次陽極酸化皮膜とその内域にこれより外方へ突出した
染色し又はしない封孔第1次陽極酸化皮膜によるパター
ンとをもつことを特徴とする。
又、本発明は、上記のアルミニウム製品を製造するため
に、そのアルミニウムの陽極酸化皮膜面全同に転写紙を
当て常法のように加熱加圧しても、その全面が転写され
ずに自動的に転写印刷面内に所定の陽極酸化皮膜による
パターンをもったアルミニウム製品の製造を能率的に行
なえる方法を提供したもので、アルミニウム成形基材面
に第1次陽極酸化皮膜を形成後これに封孔処理し、該封
孔処理面に所定の文字、図柄等のパターンのマスキング
を施した後、マスキング部以外の前記第1次陽極酸化皮
膜を侵蝕除去してその下のアルミニウム素材生地面を露
出せしめ、次でこの前記マスキング部を除去し又はしな
いまX1アルミニウム生地面に第2次陽極酸化皮膜を形
成し封孔処理することなくそのまへとし、次で昇華性を
有する染料を含むインキで印刷された転写紙を前記第2
次陽極酸化皮膜面に重合し該フイルムを加熱圧着せしめ
て該第2次陽極酸化皮膜面に該印刷インキを転写し、次
で封孔処理を施すことを特徴とする転写印刷と外方に突
出した封孔第1次陽極酸化皮膜のパターンをもつことを
特徴とする。
次に本発明の実施例を添付図面につき説明する。
図面で1は、表面処理すべきアルミニウム板状素材を示
し、該アルミニウム素材1はそのま\或は必要に応じ表
面を光沢処理した後、これを常法に従って陽極酸化皮膜
処理を行ない厚さ例えば10ミクロン程度の陽極酸化皮
膜2を形成する(第1図A及びB)。
以下これを第1次陽極酸化皮膜2と云う。
この第1次陽極酸化皮膜2面に常法により染色し、図示
の如き染色により図柄と文字から或るパターン2aを施
し(第2図)、次で該皮膜2に封孔処理を施し該パター
ン2a染色部を封じ込める。
次でこのパターン2aの上面をマスキング処理を施す。
3はそのパターンマスキング部を示す。尚、パターン2
aは染色によることなく、該封孔第1次陽極酸化皮膜2
面にマスヰングで所望の文字、図形、図柄等を描くこと
によっても施すことが出来、例えば板1の周縁に枠状マ
スキング部3を施しその下面被覆部を枠状の封孔第1次
陽極酸化皮膜のパターン2aを形或する(第3図A及び
B)。
該マスキング部3の塗付は、耐薬品性の樹脂膜を用いた
写真感光法や耐酸、耐アルカリ性レジストインキをオフ
セット印刷又はスクリーン印刷を行なうことにより得ら
れる。
次に、上記処理したアルミニウム板1をアルカリ溶液等
のエッチング液に所定時間浸漬し、マスキングされない
該第1次陽極酸化皮膜面部を侵食除去してその下のアル
ミニウム素材生地面4を露出せしめる(第4図)。
このエッチング処理は、該皮膜2の厚さ分だけを除くに
留めるだけの短時間であれば、その生地4面は光沢を保
持しているものが得られ、又それより更に浸漬時間をか
けるとその光沢は失なわれ、侵食が深くなると艶のない
梨地面として得られると共に、浸漬時間が長いほどエッ
チング処理されない、マスキングされた部分の第1次陽
極酸化皮膜パターン2a面との段差が大きくなり立体感
が増大する。
図示例の場合は梨地面のアルミニウム生地面4を得るま
で深くエッチング処理した。
次で、これを常法によりそのエッチング生地而4に第2
次陽極酸化皮膜5を例えば10ミクロン程度の厚さを形
成する(第5図)。
この場合更にこの面に必要に応じ、着色処理を施しても
よい。
次に、前記マスキング部3のインキの剥離又は溶解によ
る除去処理を行ない封孔第1次陽極酸化皮膜パターン2
aを表面に露出させる。
しかしこのマスキング部3の除去は必ずしもこの時点で
行なう必要はない。
かくして得られたアルミニウム板は、第2次陽極酸化皮
膜5面内に着色した封孔第1次陽極酸化皮膜2が浮彫り
突出したパターンを有すると共にその皮膜5周面に該梨
地面5とは対照的にアルミニウムの金属色光沢のある無
着色の封孔された第1次陽極酸化皮膜の枠状パターン2
aを有するものに加工される。
次にこのように加工されたアルミニウム板1の上面に、
例えば別に用意した転写紙6を第6図A及び第6図B示
の如くその全面に亘り常法のように重ね、加熱圧着せし
める。
該転写紙6は例えば抄紙やポリエステルの如き合戒樹脂
フイルムの基材面6aに昇華性を有する染料から或るイ
ンキを用いて所要の図柄や文字又はこれらの組合せ等の
所望のパターンをオフセット印刷又はグラビア印刷した
もの6bから成り、これを180℃〜220℃程度で加
熱圧着処理するとき、該印刷面6bの染色性インキは昇
華しアルミニウム素板1側へいわゆる転写されるもので
あるが、本発明によるときは、上記の如く、予め、封孔
処理されている第1次陽極酸化皮膜部から成るパターン
2aと封孔処理されないま\の第2次陽極酸化皮膜面5
とに形成されているので、前記転写紙6の印刷面6bは
、該パターン2a面には染着されない反面、該第2次陽
極酸化皮膜面5に昇華染着される。
即ち転写されることとなる。
かくして、加熱圧着完了後、該転写紙6を該アルミニウ
ム板1面より剥がせば、第7図示のように、該第2次陽
極酸化皮膜面5にのみ転写紙6の転写印刷6bが転写さ
れたもの即ち板1面全体として、部分的な転写印刷6b
が得られる。
尚、必要に応じ再度この印刷面6bを1508C〜18
0℃で10分〜20分の加熱加圧処理を行ない転写印刷
処理を更に充分行なうようにしてもよい。
尚、上記作業に於で、アルミニウム素板1外周の光沢枠
2b部も封孔処理されているので、勿論転写印刷が行な
われないその光沢面を維持した状態で得られる。
次に、上記転写印刷部を有する板1を常法の封孔処理を
施し、染着した第2次陽極酸化皮膜5の該印刷面6bを
封孔固定し、かくして第7図示の本発明製品が得られる
かくして図示のこの製品は、外観上、一見してその表所
は、オフセット印刷やグラビア印刷等による絵柄の転写
印刷面6bとその内域面に転写印刷されない第1次陽極
酸化皮膜から戒る文字のパターン2aとの組み合わせか
ら成る処理面をもつアルミニウム装飾板が得られ、而も
その第1次陽極酸化皮膜パターン2a面は、その外周の
転写印刷6bをもつ第2次陽極酸化皮膜5面よりエッチ
ング分だけ突出したパターンとなるので、従来の平坦な
陽極酸化皮膜面に単に転写印刷されたアルミニウム装飾
板に比し両パターン6b,2aの組合わせられた複雑且
つ重厚な感じを与える表面処理をもったアルミニウム製
品として得られる。
尚、本発明の上記製品ではその外周にアルミニウム金属
光沢のある枠状パターン2aをもちその装飾効果を増大
せしめた。
このように本発明によるときは、アルミニウム戒形基材
を予め封孔処理した第1次陽極酸化皮膜から戒るパター
ンと封孔処理しない第2次陽極酸化皮膜から成る部分と
に表面処理したので、これに転写紙を重合加熱圧着する
だけで、自動的に該アルミニウムの陽極酸化皮膜面にそ
の1部分のみに転写印刷が得られると共にこの皮膜面よ
り突出した封孔第1次陽極酸化皮膜のパターンとの組合
わせから或る図柄、文字等の複雑な表面表示が得られる
効果を有し、更に次の利用が可能となる。
転写紙の図柄等に拘束されずに、第1次陽極酸化皮膜に
よる図柄、文字、染色、材質感等を自由に組合せること
が出来る。
製品にタイトル、社名等の文字や図形等を必要とする場
合、転写紙の印刷面にこれらを印刷しなくてもすむ。
即ち、転写紙の製作は、製版印刷にコストがか\るため
犬量生産しコストを可及的に低下せしめるため木目模様
、マーブル模様等の汎用タイプの柄をもつものを用意し
、社名、商標等の特定の文字、図形のパターンは比較的
低コストで表示できる第1次陽極酸化皮膜で表示し、こ
れに前記汎用タイプ転写紙を転写印刷する組合わせによ
り、多種少量の特定デザインをもつ製品が比較的低コス
トで得られる効果を有し、又エッチングの度合によって
、処理表面デザインの凹凸面に強弱や光沢、艶消し度合
等を所望により調節できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明製品の1例の製造工程図を示
し、第1図A図は第1次陽極酸化皮膜処理したアルミニ
ウム素板の平面図、第1図Bはその側面図、第2図は染
色でパターンを施した工程の平面図、第3図Aはマスキ
ング工程の平面図、第3図BはそのA−A線截断面図、
第4図はエッチング処理後の仝断面図、第5図は第2次
陽極酸化皮膜処理後の仝断面図、第6図Aは転写紙を重
量加熱圧着の転写時の断面図、第6図BはそのB一B線
截断面図、第7図は製品の平面図を示す。 1・・・・・アルミニウム素材、2・・・・・・第1次
陽極酸化皮膜、2a・・・・・・封孔第1次陽極酸化皮
膜パターン、3・・・・・・パターンマスキンク部、4
・・・・・・エッチング生地面、5・・・・・・第2次
陽極酸化皮膜、6・・・・・・転写紙、6a・・・・・
・転写紙基材面、6b・・・・・・印刷面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルミニウム成形基材面に、転写印刷された封孔第
    2次陽極酸化皮膜とその内域にこれより外方へ突出した
    染色し又はしない封孔第1次陽極酸化皮膜によるパター
    ンとをもつことを特徴とする表面処理された装飾用アル
    ミニウム製品。 2 アルミニウム或形基材面に第1次陽極酸化皮膜を形
    或後これに封孔処理し、該封孔処理面に所定の文字、図
    柄等のパターンのマスキングを施した後、マスキング部
    以外の前記第1次陽極酸化皮膜を侵蝕除去してその下の
    アルミニウム素材生地面を露出せしめ、次でこの前記マ
    スキング部を除去し又はしないま\、アルミニウム生地
    面に第2次陽極酸化皮膜を形成し封孔処理することなく
    そのまXとし、次で昇華性を有する染料を含むインキで
    印刷された転写紙を前記第2次陽極酸化皮膜面に重合し
    該フイルムを加熱圧着せしめて該第2次陽極酸化皮膜面
    に該印刷インキを転写し、次で封孔処理を施すことを特
    徴とする転写印刷と外方に突出した封孔第1次陽極酸化
    皮膜のパターンをもつ装飾用アルミニウム製品の製造法
JP55067162A 1980-05-22 1980-05-22 表面処理された装飾用アルミニウム製品並にその製造法 Expired JPS5837398B2 (ja)

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