JPS583685B2 - 装身具用係止具 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブレスレットなどの輪状に係止して着用する
装身具の係止具に関するものである。

ブレスレッドには、普通のクサリ、帯状のクサリ、連珠
など屈撓性を有する装飾体をその両端に設けた係止具に
より輪状に係止して着用するものと、金、銀、プラチナ
などの貴金属で成形した一対の硬直した彎曲杆の各一端
を軸着して成る装飾体をその両端に設けた係止具により
輪状に係止して着用するものとがある。

前記二種類のブレスレットのうち後者は、軸着された一
対の彎曲杆の各端部を突き合わせるように操作する関係
で、一方の端部には、中空の止め具本体を設け、他方の
端部には、上記止め具本体の中空部へ差し込んで係止す
る係止体を設けた構成より成る係止具が適している。

このような構成を有する係止具として、従来第１図及び
第２図示のように各一端を回転軸１により軸着した一対
の彎曲杆２，３のうち、一方の彎曲杆２の他端には、中
空の本体４の後端をロー付けにより固定し、本体４の先
端は開口して差込口１５を設け、この差込口５の口端縁
のうち上方部分の中心部から差込方向に切り込んだ導入
口６を設け、差込口５の口端縁において導入口６の両側
の内壁から突出するバネ止めダボ７，７を設けて成る止
め具本体８と、他方の彎曲杆３の他端には、弾性金属板
を折り返しその折返端の反対側に相対するバネ端９，１
０を設けた差込バネ体１１の一方のバネ端９をロー付け
により固定し、他方のハネ端１０の中心部には、上記導
入口６へ嵌入しうる押圧突起１２を設けて成る係止体１
３とから成り、係止体１３を差込口５から本体４の中空
部へ差し込むと同時に押圧突起１２を導入口６へ嵌大し
て行き、第３図及び第４図示のようにバネ端１０がバネ
止めダボγ，７の内側へ入ったところで、バネ止めダボ
７，７の先端による押圧が解除されて生ずるバネ圧によ
りバネ止めダボ７，７の内側へ係止するように構成され
たものがあるが、この係止具には、次のような欠点があ
る。

即ち、着用時などにブレスレッドに外力が加わると、回
転軸１と、止め具本体８に差し込まれている係止体１３
とに外力が集中し、それらの部分の変形が起きやすく、
例えば止め具本体８と係止体１３とが第５図示のように
上下方向にズレたり第６図示のように左右方向にズレた
りして、係止体１３が止め具本体８へ差し込めなくなる
などの変形が起り、ひどいときには、回転軸１による軸
着部がゆるんで係止体１３の付根が第７図示のように下
方へ折れ曲ったり、第８図示のように側方へ折れ曲った
りして、破損することがある。

また彎曲杆２と止め具本体８とのロー付け部分に外力が
加わると第８図示のようにヒビ割れ１４が出来やすい。

このロー付け部分は、完全に一体にする必要から、正確
な位置決めができ、ロー付けの強度を高め、ロー付けの
仕上りを良くすることが望ましい。

また上記諸欠点のほか、係止体１３を止め具本体８へ差
し込んだ状態において、差込口５とバネ端９との間に遊
びの空間があるため、止め具本体８と彎曲杆３との突き
合せ端部にガタツキが起きやすく、使用感が悪いという
欠点もある。

本発明は、上記従来の諸欠点を解消しうる装身具用係止
具を提供しようとするものである。

以下図面第９図ないし第１７図にもとずいて本発明の一
実施例を説明すると、１５はブレスレットで、貴金属な
どで成形した一対の彎曲杆から成る装飾体１６，１７を
、それらの各一端を回転軸１８で軸着して、各他端がそ
の軸着部を支点にして開閉するように連結し、一方の装
飾体１６の開閉端には、中空の止め具本体１９をロー付
けにより固定し、他方の装飾体１７の開閉端には、止め
具本体１９の中空部へ差込んで係止する差込バネ体３２
を固定するとともに、止め具本体１９のバネ差込ロへ嵌
入しうる凸部３４を設けて係止体２２を構成して成るも
のである。

上記止め具本体１９と係止体２２の構成を具体的に説明
すると次のとおりである。

止め具本体１９は、鋳型により装飾体１６の開閉端に一
連に連なるように彎曲する形状に成形した中空の本体２
３の先端と後端さに鋳型の中子を抜いた開口部を設けて
、先端の開口部をバネ差込口２４とし、後端の開口部を
装飾体結合口２５とし、バネ差込口２４の口端縁のうち
上方部分の中心部からバネ差込方向に切り込んだ導入口
２６を設け、差込口２４の口端から奥へ入り込んだ位置
において導入口２６の両側の内壁から突出し、かつ突出
端から差込口２４の口端側へ傾斜した傾斜面２７を有す
るバネ止めダボ２８，２８を一体に突設して成り、この
止め具本体１９は、第１３図示のように装飾体結合口２
５へ装飾体１６の開閉端の端面に突設した凸部２９を嵌
入させて、装飾体１６の開閉端の端面を装飾体結合口２
５の口端縁に突き当て、その突き当ての隙間及び装飾体
結合口２５の内壁と凸部２９の間へローを流し込んでロ
ー付けすることにより固定してある。

係止体２２は、止め具本体１９のバネ差込口２４から中
空部へ差し込める板幅を有する弾性金属板を折り返して
その折返端の反対側に上下に相対するバネ端３０，３１
を設けた差込バネ体３２の上方のバネ端３０の中心部に
は、導入口２６へ導入しうる押圧突起３３を設け、下方
のバネ端３１は、装飾体１Ｔの開閉端の端面に突き当て
るとともに、同開閉端の端面からバネ差込口２４へ嵌入
しつる大きさに突設した凸部３４の下側面に押し当てて
、ロー付けすることに固定して成る。

次に上記の構成より成る装身具用係止其の作用について
説明すると、第１３図示のように開いた装飾体１６，１
７を両手で持って、装飾体１７を閉じる方向へ回転させ
、係止体２２を止め具本体１９のバネ差込口２４から中
空部へ差し込むとともに、押圧突起２３を導入口２６へ
導入させて行き、差込バネ体３２のバネ端３０がバネ止
めダボ２８，２８の先端を通過する過程では押圧され、
同先端を通過したところで、第１５図示のように押圧が
解除されてバネ端３０がバネ圧を受けてバネ止めダボ２
８，２８の内側突出面へ係止する位置にはね上り、係止
が完了する。

バネ端３０がバネ止めダボ２８，２８に係止する直前に
は、凸部３４がバネ端３１とともにバネ差込口２４を塞
ぐように嵌入し、止め具本体１９と装飾体１７との突き
当て端部のガタツキを防止する。

なお係止体２２を止め具本体１９内へ差し込む際に、差
込バネ体３２の折返端がバネ止めダボ２８，２８に突き
当っても、その突当面が傾斜面２７になっているので、
つかえることなく、傾斜面２７をすべって止め具本体１
９の奥内へスムーズに導かれる。

上記実施例におけるバネ止めダボ２８，２８は、第１８
図示のように導入口２６の両側の内壁から傾斜面のない
直立した形状に突出するバネ止めダボ２８′に置換する
こともできる。

第１９図ないし第２１図には、上記各実施例に示したバ
ネ止めダボの突設位置の変更例が示してあり、それはバ
ネ差込口２４の口端において導入口２６の両側の内壁か
ら直立した形状に突出するバネ止めダボ２８″や、傾斜
面２１′を有する形状に突出するバネ止めダボ２８”´
を設けるものである。

これらの実施例においては、装飾体１７の開閉端の端面
からバネ差込口２４へ嵌入しうる大きさに突設する凸部
は、各バネ止めダボ２８″や２８″′の突出端の真下ま
で嵌入しバネ端３０の押圧の障害にならない大きさの凸
部３４′とする。

以上の実施例では、中空本体２３に導入口２６を設ける
例を示したが、第２２図ないし第２７図には、中空本体
２３に導入口を設けない場合の実施例が示してあり、そ
の説明をすると、第２２図及び第２３図示のようにバネ
差込口２４の口端から奥へ入り込んだ位置において中空
本体２３の上方の内壁の両側から突出し、かつその突出
端からバネ差込口２４の口端側へ傾斜した傾斜面２７を
有するバネ止めダボ２８，２８を一体に突設し、差込バ
ネ体３２のバネ端３０の中心部には、バネ止めダボ２８
と２８の間を通ってバネ差込口２４の外側へ突出する押
圧板３３′を一体に設け、その端部には押圧突起３３を
設け、装飾体１７の端部は二股に成形して押圧板３３′
及び押圧突起３３の押圧時にそれらが入り込める空間部
６０を設け、上記二股に分れた各端部には、バネ差込口
２４へ嵌入しうる凸部３４’，３４’を設ける。

この実施例におけるバネ止めダボ２８，２８は、第２４
図示のように中空本体２３の上方の内壁の両側から傾斜
面のない直立した形状に突出するバネ止めダボ２８′に
置換することもできる。

また第２５図及び第２７図示のようにバネ差込口２４の
口端において中空本体２３の上方の内壁の両側から直立
した形状に突出するバネ止めダボ２８″や傾斜面２７′
を有する形状に突出するバネ止めダボ２８″′を設け、
差込バネ体３２のバネ端３０の中心部には、バネ止めダ
ボ２８″と２８″の間や２８´´´と２８´´´の間を
通ってバネ差込口２４の外側へ突出する押圧板３３′を
一体に設け、その端部には押圧突起３３を設け、装飾体
１７の端部は二股に成形して押圧板３３′及び押圧突起
３３′の押圧時にそれらが入り込める空間部６０を設け
、上記二股に分れた各端部には、バネ差込口２４″の口
端からバネ止めダボ２８”，２８”や２８´´´，２８
´´´の突出端の真下まで嵌太しバネ端３０の押圧の障
害にならない大きさの凸部３４’，３４’を設ける。

第２８図ないし第４１図には、本発明に係る係止具と装
飾体もしくは装飾体連結用部材との結合部の変更実施例
を示してあり、その説明をすると第２８図には、最初の
実施例に示した止め具本体１９の装飾体結合口２５の口
端縁外周にロー返し突条３５を設けて、装飾体１６をロ
ー付けした例が示してあり、上記各実施例のようにロー
返し突条を設けずに装飾体１６をロー付けする場合は、
止め具本体１９と装飾体１６及び凸部２９との隙間へ流
し込むローの一部が止め具本体１９と装飾体１６の結合
部付近の表面に流れ出して、ロー付け不良を起したり、
止め具本体１９や装飾体１６の表面に模様その他のデザ
インが施されている場合には、その模様やデザインをロ
ーで汚すおそれがあるが、第２８図示のようにロー返し
突条３５を設けると、止め具本体１９と装飾体１６及び
凸部２９との隙間へローを十分に流し込むことができて
ロー付け不良を防ぐことができ、止め具本体１９や装飾
体１６の表面に模様その他のデザインが施されている場
合でも、その模様やデザインの上にローが流れ出して汚
すようなおそれがないなどの利点を有する。

第２９図には、第２８図示の装身具用係止具において、
係止体２２のバネ端３１に装飾体連結用部材３６をロー
付けした例が示してあり、部材３６の先端には、バネ差
込口２４へ嵌入しうる凸部３４を設け、後端の端面には
、結合口３７を設け、後端の外周には、ロー返し突条３
８を設け、結合口３７へ装飾体１７の結合端面に突設し
た凸部３９を差し込んでロー付けしてある。

第３０図には、第２９図示の装身具用係止具において、
止め具本体１９の装飾体結合部に止め具本体１９より細
身の装飾体４０をロー付けした例が示してあり、装飾体
結合口２５の口幅を拡大して止め具本体１９の内壁に段
差部４１を設け、装飾体４０の端部を結合口２５へ差し
込んで段差部４１に突き当て、装飾体結合口２５の口端
縁４２をロー返し突条に利用してロー付けしてある。

なお第２８図ないし第３０図に示したロー返し突条３５
，３８はロー付け後、削り落してもよく、削り落さず装
飾用の突条として利用してもよい。

第３１図には、第３０図示の装身具用係止具において、
装飾体連結用部材３６に同部材３６より細身の装飾体４
３をロー付けした例が示してあり、部材３６の端面に結
合口４４を設け、それへ装飾体４３の端部を差し込み、
結合口４４の口端縁をロー返し突条に利用してロー付け
してある。

第３２図ないし第３５図には、止め具本体１９と係止体
２２とに装飾体連結用部材を結合した例が示してあり、
止め具本体１９には、結合口２５の口幅を拡大して止め
具本体１９の内壁に段差部４１を設け、第３２図示のよ
うに装飾体４５の一端を連結した連結子４６を結合口２
５に嵌合してロー付けしたり、第３３図示のように装飾
体連結環４７を一体成形した連結子４８を結合口２５に
嵌合してロー付けしたり、第３４図示のように装飾体４
９の一端を連結した連結部５０の先端に直角に折曲して
形成した連結子５１を結合口２５に嵌合してロー付けし
たり、第３５図示のように装飾体５２の一端を突き当て
るように連結した連結子５３を結合口２５に嵌入してロ
ー付けし、係止体２２には、先端に止め具本体１９のバ
ネ差込口２４へ嵌入しうる凸部３４を有する連結子３６
をロー付けし、この連結子３６の後端には、第３２図示
のように装飾体４５の他端を連結したり、第３３図示の
ように装飾体連結環４７を一体に成形したり、第３４図
示のように装飾体４９の他端を連結した連結部５０を一
体に成形したり、第３５図示のように装飾体５２の他端
を突き当てるように連結してある。

第３６図及び第３７図には、係止体２２のバネ端３１を
、装飾体１７の結合端面に設けた差込孔または差込溝５
４に差し込むとか、装飾体結合部材３６の結合端面に設
けた差込孔または差込溝５５に差し込んでそれぞ゛れロ
ー付けし、係止体２２の結合強度を高めた例が示してあ
る。

第３８図には、第２８図及び第２９図に示した結合口２
５の変更例が示してあり、結合口２５の口幅を拡大して
止め具本体１９の内壁に段差部２５を設けて成る。

第３９図ないし第４１図には、止め具本体１９に装飾体
もしくは装飾体連結用部材の結合口を設ける代わりに結
合端部を設ける例が示してあり、第３９図示のように止
め具本体１９の結合口２５の口幅を拡大し、その結合口
全体を閉塞する端板５６を嵌合し、結合口２５の口端縁
と端板５６の端面とに装飾体もしくは装飾体連結用部材
５７の結合端面を突き当ててロー付けしたり、第４０図
示のように止め具本体１９に傾斜面を有する結合端部５
８を設け、その傾斜面に、装飾体もしくは装飾体連結用
部材５７の結合端に設けた傾斜面を接合してロー付けし
たり、第４１図示のように止め具本体１９に段状の結合
端部５９を設け、その結合端部５９に装飾体もしくは装
飾体連結用部材５７の結合端に設けた段部を接合してロ
ー付けしてある。

以上第２８図ないし第４１図示の実施例は第１８図ない
し第２７図示の実施例にも採用しうる。

以上の実施例に示した装身具用係止具は、硬直した一対
の彎曲杆から成る装飾体の各一端を軸着したブレスレッ
トだけでなく、クサリや連珠のように屈撓性を有するブ
レスレットにも使用することができ、その場合は、止め
具本体を彎曲させず真直に成形したものを使用すること
ができる。

本発明は、叙上のように係止体には、差込バネ体のバネ
端とともに止め具本体のバネ差込ロへ嵌入させる凸部を
設けたから、係止具を止め具本体内へ差し込んで係止し
た状態において、止め具本体のバネ差込口の口端部と、
その口端部に突き当る装飾体もしくは装飾体連結用部材
の端部とをガタツキなしに接合させることができ、その
接合強度が増大し、硬直した一対の彎曲杆を軸着して成
るブレスレットにおいては、がっちりした輪形を以って
着用することができ、同ブレスレットに外力が加わった
場合、装飾体の変形を防ぐばかりでなく、差込バネ体に
その外力が及ぶのを防ぎ、差込バネ体の変形やそれの付
根部が折れ曲るなどの破損を防ぐことができる。

またバネ止めダボをバネ差込口の口端から奥へ入り込ん
だ位置に設けることにより、バネ差込口をできるだけ大
きくして係止体を差し込みやすくすることができ、また
バネ止めダボにその突出端からバネ差込口の口端側へ傾
斜した傾斜面を設けることにより、係止体をバネ止めダ
ボにつかえることなくスムーズに止め具本体内へ導くこ
とができる。

また止め具本体に設けられる装飾体もしくは装飾体連結
部材の結合部に、本体の端部を開口した結合口を採用し
、その日幅を拡大して本体の内壁に段差部を設けたり、
口端縁の外周にロー返し突条を設けることにより、ロー
回りの不良を防いでロー付けを確実にし、口−付け強度
を増大することができるなどの諸効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図は従来品を示すもので、第１図は従
来の装身具用係止具をロー付けしたブレスレットの平面
図、第２図は同ブレスレットの一部切欠正面図、第３図
は同ブレスレットの係止状態の平面図、第４図は同状態
の一部切欠正面図、第５図は第１図示のブレスレットの
変形による装身具用係止具のズレの一例を示す図、第６
図は同ズレの別の例を示す図、第７図は第１図示のブレ
スレットの変形による差込バネ体の破損の一例を示す図
、第８図は同破損の別の例を示す図、第９図ないし第１
７図は本発明の一実施例を示すもので、第９図は本発明
に係る装身具用係止具をロー付けしたブレスレットの斜
視図、第１０図は同ブレスレットの装身具用係止具をは
ずした状態の斜視図、第１１図は止め金具本体の一部を
切欠した拡大斜視図、第１２図は同ブレスレットの装身
具用係止具をはずした状態の平面図、第１３図は同状態
の一部切欠正面図、第１４図は同ブレスレットの装身具
用係止具を係止した状態の平面図、第１５図は同状態の
一部切欠正面図、第１６図は装身具用係止具の拡大平面
図、第１７図は装身具用係止具の拡大断面図、第１８図
ないし第４１図は本発明の変更実施例をそれぞれ示す図
である。 １６，１７・・・・・・装飾体、１９・・・・・・止め
具本体、２３・・・・・・中空本体、２４・・・・・・
バネ差込口、２５・・・・・・装飾体結合口、２６・・
・・・・導入口、２７・・・・・・傾斜面、２８・・・
・・・バネ止めダボ、２２・・・・・・係止体、３０
，３１・・・・・・バネ端、３２・・・・・・差込バネ
体、３３・・・・・・押圧突起、３４・・・・・・凸部
、３５・・・・・・ロー返し突条、３６，４６，４８，
５１，５３・・・・・・装飾体連結用部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 中空本体の一端にバネ差込口を設け、同本体の他端
   には、装飾体もしくは装飾体連結用部材の結合部を設け
   、上記バネ差込口の口端または口端から奥へ入り込んだ
   位置には、中空本体の内壁から突出するバネ止めダボを
   設けて成る止め具本体と、上記バネ差込口から中空本体
   内部へ差し込める板幅を有する弾性板を折り返してその
   折返端の反対側に相対するバネ端を設けた差込バネ体の
   一方のバネ端には、押圧突起を設け、他方のバネ端は、
   上記バネ差込口の口端端縁へ突き当てる突当面を有する
   装飾体もしくは装飾体連結用部材の突当面に固定し、同
   突当面には、上記バネ差込口へ嵌入しうる凸部を設けて
   成る係止体とから成る装身具用係止具。 ２ 第１項記載の装身具用係止具において、バネ止めダ
   ボが、バネ差込口の口端端縁の一部からバネ差込方向に
   切り込んで成る導入口の両側の内壁から突出して成り、
   押圧突起が上記導入口へ導入しうる押圧突起から成る装
   身具用係止具。 ３ 第１項または第２項記載の装身具用係止具において
   、バネ止めダボが、その突出端からバネ差込口側へ傾斜
   した傾斜面を有するバネ止めダボから成る装身具用係止
   具。 ４ 第１項または第２項または第３項記載の装身具用係
   止具において、中空本体に設けられる装飾体もしくは装
   飾体連結用部材の結合部が、中空本体の端部を開口し、
   その開口部に装飾体もしくは装飾体連結用部材の結合端
   面に突設した凸部を嵌大してロー付けする構成より成る
   装身具用係止具。 ５ 第１項または第２項または第３項または第４項記載
   の装身具用係止具において、中空本体に設けられる装飾
   体もしくは装飾体連結用部材の結合部が、中空本体の端
   部を開口し、かつその端部外冫周にロー返し用の突条を
   設け、上記開口部に装飾体もしくは装飾体連結用部材の
   結合端面に突設した凸部を嵌入してロー付けする構成よ
   り成る装身具用係止具。