JPS5836251A - 手芸用の針 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、編み物および組織編み、かぎ編みおよび組織
かぎ編みを行う手芸用の針に関する。

中空針として形成されておりかつ針尖端の範囲に組織糸
用の糸出口開口を有する手芸用の針は公知である。従っ
てこの針を編み針として形成するかまたはかぎ針として
形成するかに依存して、この針により編み物および組織
編みまたはかぎ編みおよび組織かぎ編みを行うことがで
きる。公知の実施形において編み針のグリップ側端部に
、編み目を受取るため可撓の延長ホースが接続されてい
る。これら公知の手芸用の針によれば、編み物と組織編
みだけまたはかぎ編みと組織かぎ編みだけしか行うこと
ができない。さらに公知の実施形によっては主として太
い毛糸しか加工できないことは不利である。なぜなら針
における組織糸の連行のため公知の手芸用の針において
は、組織糸を通すために十分な内部空間を得るため、比
較的太い尖端および比較的大きな直径が必要だからであ
る。このことは、１つの実施形において実現されたホー
ス延長部に関してもあてはまる。

それに対して本発明の課題は、編み物、組織編み、かぎ
編み、チュニジック（ｔｕｎｅｓｉｓｃｈ　）がぎ編み
および組織かぎ編みの任意の組合せが可能であり、しか
も前記の編み技術とかぎ編み技術の間の継目のない移行
を考慮して可能である、初めに述べたような目的の手芸
用の針を提供することにある。さらに新規な手芸用の針
は、組織編みおよび組織かぎ編みの際にさえ任意の太さ
の毛糸、特に比較的細い毛糸の加工に適するようにする
。

この課題を解決するため、本発明は次のことを示してい
る。すなわち可撓線材の一方の側にかぎ針が、また他方
の側に編み針が接続されており、その際接続部は糸を通
すようになっており、また可撓線材が少なくとも１つの
穴を有し、少なくとも１つの組織糸、または組織糸ルー
プがこの穴を通・り抜けることができる。糸を通すよう
にとは、接続が次のように行われていることを表わして
いる。すなわちかぎ編み糸ループがまたは編み糸ループ
が、さ程の障害なしに接続位置をすべって越えることが
できる。本発明の有利な実施形によれば、可撓線材は合
成物質線材であり、その際穴は添え継ぎによって形成さ
れている。可撓線材が合成物質線材である場合、この線
材は、穴の範囲が平らに押しつぶされており、かつ平ら
に押しつぶされたところに穴としてスリットを有する。

本発明は、特にあらゆる編み技術を実現するために本発
明による１対の手芸用の針でよいということを前提とし
ている。簡単な編み物およびかぎ編みおよびその組合せ
は、編み針およびかぎ針で編み目を拾うことによって行
われ、その際編む度に、かぎ編みの度に引続き加工する
ため、編みまたはかぎ編み部分の編み目利を針上で任意
にずらすことができる。同じことは、次のような特徴を
有する本発明による別の実施形にあてはまる。すなわち
編み針が、可撓２重線材を介してかぎ針に接続されてお
り、かつ２重線材が、両方の針の間の中央の範囲におい
て分離防止結合部を有する。

さらに本発明による手芸用の針によれば、まず初めに取
扱った編みおよびかぎ編み技術に、組織編みおよび組織
かぎ編みを続けることができる。

そのため本発明による第１の実施形において編み目は、
可撓線材上で規則的に穴の直前までずらされ、それから
組織糸は、２重にして穴に挿入され、その際組織糸の長
さは作品の幅に相応していなければならない。それから
編み目は穴を越えて動がされ、それによりこの穴は、シ
ャトルの役割を受持つ。本発明による第２の実施形にお
いて編み目は、２重線材上で規則的に結合部の直前まで
ずらされ、それから組織糸は、２重にして結合部の前で
２重線材の間に挿入され、その際組織糸の長さは作品の
幅に相応していなければならない。それから編み目は結
合部を越えて動かされ、それによりこの結合部は、シャ
トルの役目を受持つ。本発明による両方の手芸用の針に
おいて組織糸は、当該の編み目利に自動的に挿入され、
かつ作業の最後に作品の幅に正確に合わせることができ
る。組織編みの際編み針側から開始された編み部は、組
織糸を引込むため穴を越えてかぎ針側へ、かつ続いて編
み針側へ戻されるので、第２の手芸用の針の編み針によ
って引続き作業できる。その際組織糸の輪は、組織糸を
固定するため第１の編み目と共に編まれる。組織かぎ編
みの際かぎ側から開始されたかぎ編み部は、組織糸を引
込むため編み針側へ、かつ続いてかぎ針側へ戻される。

組織糸の輪は、第１の編み目と共に編まれ、すなわち固
定される。

次に本発明にとって重要な別の特徴について説明する。

本発明は、可撓線材が合成物質から成り、また２重線材
が２つの金属線材または２つの合成物質から成るように
なっている。合成物質線材としては、なるべく特に曲が
り易くかつ摩耗し難い熱可塑性合成物質から成るものが
使われる。

結合部は、なるべく粘着結合部、収縮フィルムまたは締
付はリングから成る。粘着結合は、両方の針の間の中央
範囲において両方の線材を溶着するだけで行ってもよい
。しかし収縮フィルムによって、いわば固定的に締付け
られた結合部または締付は部も実現できる。目的に合う
ように針は、両方の実施形において合成物質被覆を備え
た中空針として、または少なくとも端部において中空針
として形成されており、その際中空針端部に可撓線材ま
たは２重線材が取付けられており、この取付けは、簡単
な接着等によって行うことができる。

２重線材の場合には線材端部はあらかじめ溶着され、ま
たは収縮フィルムによって被覆される。本発明による手
芸用の針を後で支障なく使用するため、可撓線材または
２重線材からそれぞれの針への移行部、および可撓線材
または２重線材の包囲範囲の抵抗は、作るべき作品の編
み目ができるだけ抵抗なく針からそれぞれの線材区間へ
、また組織編みおよび組織かぎ編みの場合には穴また（
ま結合部を越えかつ再び針に戻るように動くことカーで
きる程小さい、ということが非常に重要である。

そのためさらに針の端部は円すい形光細部を有し、この
先細部は、針と線材または２重線材の間のむらのない移
行部を形成し、かつこの接続部に糸を通し易くする。

本発明の枠内において２つの編み針また（マ２つのかぎ
針を可撓線材または２重線材を介して互いに接続しても
よい。この場合本発明による手芸用の針は、もっばら編
み物または組織編みだけに、または２つの側の同時かぎ
編みまた（″！組織力・ぎ編みだけに適している。それ
により例え（イ作品のそれぞれの側が部分的な進み列と
１部分的な戻り列を示すことにより、単色および／また
は多色のノ（ソチワ下り効果が得られる。組織糸を組込
むことによって付加的な効果が得られる。

本発明によって得られる利点は主として次の点にある。

すなわち本発明による手芸用の針によれば、編み物およ
び組織編み、かぎ編みおよび組織かぎ編みおよびさらに
チュニジツクかぎ編みの種々の技術を互いに任意に組合
わせることができる。さらにこれら編入技術とかぎ編み
技術の間の継目ない移行が可能であり、その際編み糸、
力・ぎ編み糸および組織糸は、互いに任意に交換できる
。

さらに組織糸は、作品の全幅を通って強制的に引張る必
要はなく、それにより例えば全く新しく・模様の変形が
可能である。このような模様は、組織かぎ編みの際にも
組織編みの際にも次のようにして得られる。すなわち種
々の色の組織糸が、数ノくターンに従って平織加工した
単色地上に作品を通って引かれ、それにより図形的また
は図式的な効果が生じるようにする。さらに本発明によ
る手芸用の針において編み針およびかぎ針は比較的小さ
な外径を持つように構成されているので、編み物または
組織編みおよびかぎ編みまたは組織かぎ編みの際、任意
の太さの毛糸および特に非常に細い毛糸を加工すること
ができ、このことは、針の内部空間を通して組織糸を案
内するので、組織編みおよび組織かぎ編み用の従来周知
の手芸用の針では不可能である。任意のかぎ編み技術に
基いて本発明による手芸用の針によれば、模様の可能性
および同時に色変化の可能性により従来の手芸の範囲を
大幅に越えた毛糸用の全く新しい加工が可能である。

本発明の実施例を以下図面によって説明する。

図には、編み物および組織編み、かぎ編みおよび組織か
ぎ編み、およびチュニジックかぎ編みを行う手芸用の針
が示されている。第１図による手芸用の針において編み
針１は、可撓線材２を介してかぎ針３に接続されている
。線材２は、両方の針の間の中央範囲に穴４を有する。

線材２は、なるべ（熱可塑性合成物質から成る。穴４は
、スリットを備えかつ平らに押しつぶされた線材２の部
分から成ることができる。図示′された実施形において
穴４は添え継ぎによって形成されている。

針ｌ、３は、合成物質被覆５を備えた中空針として形成
されている。線材２は、中空の針端部に取付けられてい
る。針ｌ、３は、接続部として円すい形光細部を有し、
この先細部は、針と線材２の間で編み目を動かすためむ
らのない移行部を形成している。

第３図による手芸用の針において編み針１は、可撓２重
線材６または同じ長さの２本の線材を介してかぎ針３に
接続されている。２重線材６は、両方の針の中央の範囲
に分離防止結合部７または締付は部を有する。２重線材
６は、２つの金属線材から成ることができるが、熱可塑
性合成物質から成る２つの合成物質線材を使用すること
も有利である。結合部７は、粘着結合部または収縮フィ
ルムから成ることができるが、締付はリングが図示され
ている。針１．３は、同様に合成物質被覆５を備えた中
空針として形成されている。２重線材６は、中空針端部
に取付けられている。針１．３は、この実施形において
も端部に円すい形光細部８を有し、この先細部は、針と
２重線材との間で編み目を動かすむらのない移行部を形
成している。

原則的に２つの編み針］または２つのかぎ針３を線材２
を介して互いに接続してもよいが、このことは図示され
ていない。

第２図および第４図に、組織かぎ編みにおける複数の段
階が示されており、これら段階は図から明らかである。

組織かぎ編み過程は、図の順序ａ）ないし１）に従う。

手芸用の針は、すでに説明した符号を有する。かぎ編み
糸は符号ＨＦを有し、組織糸は符号ＷＦを有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、編み針とかぎ針を備えた本発明による手芸用
の針の図、第２ａ図、第２ｂ図、第２Ｃ図、第２ｄ図、
第２ｅ図、第２ｆ図、第２ｇ図、第２ｈ図および第２１
図は、第１図の対象に関する組織かぎ編み過程の略図、
第３図は、第１図の対象の変形実施例を示す図、第４ａ
図、第４ｂ図、第４ｃ図、第４ｄ、図、第４ｅ図、第４
ｆ図、第４ｇ図、第４ｈ図および第４１図は、第３図の
対象に関する組織かぎ編み過程の略図である。 １・・・編み針、２・・・線材、３・・・がぎ針、４・
・・穴、６・・・２重線材、７・・・結合部、８・・・
・・先細部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）可撓線材（２）の一方の側にかぎ針（３）が、ま
   た他方の側に編み針（１）が接続されており、その際接
   続部（３）は糸を通すようになっており、また可撓線材
   （２）が少なくとも１つの穴（４）を有し、少なくとも
   １つの組織糸（ｗｉｙ）、または組織糸ループがこの穴
   を通り抜けることができることを特徴とする、編み物お
   よび組織編み、かぎ編みおよび組織かぎ編みを行う手芸
   用の針。 （２）可撓線材（２）が合成物質線材として構成されて
   おり、かつ穴（４）が添え継ぎによって形成されている
   、特許請求の範囲第１項記載の手芸用の針。 （３１可撓線材（２）が合成物質線材として構成されて
   おり、この線材が、穴（４）の範囲において平らに押し
   つぶされており、かつスリットを有する、特許請求の範
   囲第１項記載の手芸用針。 （４）針（ｌ、３）が、合成物質被覆（５）を備えた中
   空針として、または少なくとも端部において中空針とし
   て形成されており、かつ中空針端部に線材（２）が取付
   けられている、特許請求の範囲第１項ないし第３項の１
   つに記載の手芸用の針。 （５）針（ｌ、３）の端部が円すい形光細部（８）を有
   し、この先細部が、針と線材の間のむらのない移行部を
   形成している、特許請求の範囲第１項ないし第４項の１
   つに記載の手芸用の針。 （６）編み針（１）またはかぎ針（３）が、線材（２）
   を介して互いに結合されている、特許請求の範囲第１項
   ないし第３項記載の手芸用の針。 （７）編み針（１）が、可撓２重線材（６）を介してか
   ぎ針（３）に接続されており、かつ２重線材（６）が、
   両方の針の間の中央の範囲において分離防止結合部（７
   ）を有することを特徴とする、編み物および組織９編み
   、かぎ編みおよび組織かぎ編みを行う手芸用の針。 （８）２重線材（６）が、２つの金属線材または２つの
   合成物質線材から成る、特許請求の範囲第７項記載の手
   芸用の針。 （９）結合部（７）が、粘着結合部、収縮フィルムまた
   は締付はリングから成る、特許請求の範囲第７項または
   第８項記載の手芸用の針。 １［１針（１，３）が、合成物質被覆（５）を備えた中
   空針として、または少なくとも端部において中空針とし
   て形成されており、かつ中空針端部に２重線材（６）が
   取付けられている、特許請求の範囲第７項ないし第９項
   の１つに記載の手芸用の針。 θυ針（ｌ、３）の端部が円すい形光細部（８）を有し
   、この先細部が針として２重線材の間のむものない移行
   部を形成している、特許請求の範囲第７項ないし第１０
   項の１つに記載の手芸用の針。 ０３編み針（１）またはかぎ針（３）が、２重線材（６
   ）を介して互いに結合されている、特許請求の範囲第７
   項または第８項記載の手芸用の針。