JPS583423B2 - 分周回路 - Google Patents

分周回路

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JPS583423B2
JPS583423B2 JP5825177A JP5825177A JPS583423B2 JP S583423 B2 JPS583423 B2 JP S583423B2 JP 5825177 A JP5825177 A JP 5825177A JP 5825177 A JP5825177 A JP 5825177A JP S583423 B2 JPS583423 B2 JP S583423B2
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JP
Japan
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voltage
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frequency
accumulator
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JP5825177A
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JPS53143155A (en
Inventor
田中英吉
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は累算器を使用しているが位相ジツタの少ない分
周出力が得られる分周回路に関するものである。
従来から分周回路には各種の回路が使用されている。
このうち、累算器を使用したものは分周比がM/Nの出
力で得られることが知られている。
ここに、M,Nは自然数で1<M<Nである。
第1図は累算器を使用した従来の分周回路の系統図であ
る。
第1図で1は基準周波数、2は設定器、3は累算器であ
る。
基準周波数1は分周される周波数であり、その周波数を
f。
とする。設定器2は分周出力を得るために設定するもの
で、その設定値をAfとする。
設定値Afは任意の値を設定することができる。
累算器3は周波数f。に相当する数値Afoの容量をも
ち、累算値が数値Afoをこえるごとに1個のオーバー
フローパルスを出す。
第2図は第1図の動作説明図の1例である。
第2図の縦軸は累算器3の加算内容を示し、横軸は時間
を示す。
第2図では数値Afo=1000、設定値Af= 3
0 0とした場合が示されている。
すなわち、基準周波数1は1000Hzであり、分周比
1 0 0 0/3 0 0=3.3 3・・・で分周
出力として300Hzが得られる場合の説明図が示され
ている。
累算器3には設定器2の設定値Afが時間t0ごとに累
積加算されていく状態が第2図に階段状の図形として示
される。
ここに時間t0=1/f0で、第2図の場合はt0=1
mSである。
この場合、累算器3の最初の剰余項A1=40の場合が
例示されている。
したがって、累算器3の累算値は40,340、640
,940となり、累算値が1 000に達するとオーバ
ーフローパルスを時刻T10で1個だし、このときの剰
余項A2=240となる。
以下、同様にして時刻T20、T30でオーバーフロー
パルスを出し、そのときの剰余項A3=140,A4=
40となり、最初の剰余項A1=40と同じになる。
第2図からわかるとおり、時刻T30までの時間は時間
t0の10倍であり、この間にパルスを3個送出してい
るから、基準周波数1が1000Hzの場合は累算器3
からのオーバーフローパルス数は300個/秒となり、
オーバーフローパルス信号の周波数が求める分周周波数
になる。
しかしながら、第2図の原点から時刻T10までの時間
は4toであり、時刻T10から時刻T20までの時間
および時刻T20から時刻T30までの時間はそれぞれ
3toである。
したがって、第1図のような累算器を使用した分周回路
では、分周出力が均一な間隔で得られない場合があり、
PMジツタが生ずることとなる。
第1図の分周回路を周波数シンセサイザなどに使用する
と、前記位相ジツタは不要周波数成分となり、特性劣化
の一因となる。
分周比が大であれば、位相ジツタはほとんど無視できる
が、分周比が大のときは分周周波数の上限が制限された
り、基準周波数1を高くする必要があるなどの欠点があ
った。
本発明は前記欠点をなくすためになされたものであり、
累算器を使用した分周回路出力から位相ジツタを除去す
るものである。
第2図で階段状の図形に接した斜線L1 ,L2,L3
の傾斜はそれぞれAf/t0である。
ここで、斜線L1, L2, L3が第2図の横軸と交
わる点をそれぞれP1,P2,P3とすれば、点P1,
P2,P3と時刻T10、T20、T30との差の時
間t1,t2,t3はそれぞれ次のようになる。
t1=(to/Af)×A2=(1mS/300)×2
40t2=(to/Af)×A3=(1mS/300)
×140t3=(to/Af)×A,=(1mS/30
0)×40したがって、点P1と点P2の間の時間は、
3 t0+tl−t2=( 10/3 )msまた、点
P2と点P3の間の時間は、 3 t0+t2 − t3=( 1 0/3 )msこ
れから斜線L1, L2, L3の横軸方向の時間間隔
は互いに等しいことがわかる。
したがって点P1,P2,P3の位置でパルスを発生さ
せれはジツタのない分周信号が得られることになる。
なお、第2図で時間t3が2つ示されているが、これは
同じ状態が繰り返されることを示している。
第3図は本発明の構成を示す系統図である。
第3図で1.2.3は第1図と同じであり、4は第1図
の設定器2の設定値Afに比例した電圧を発生する電圧
発生器、5は積分器、6は記憶器、7はD−A変換器、
8は電圧比較器である。
第4図は第3図の動作説明図の1例である。
第4図の縦軸は電圧表示であり、横軸は第2図と同じで
時間を示す。
累算器3の累算値が数値Afoに達するとオーバーフロ
ーパルスが1個送出される。
このパルスが送出される時刻は第2図と同じように時刻
T10 、 T20 + T30 、・・・である。
このときの剰余項Aを記憶器6に記憶する。
オーバーフローパルスが送出された後一定時間経過して
から積分器5が積分を開始する。
この一定時間は第4図では時間tLで示され、記憶器6
からD−A変換器7の動作が完了するまでの時間に余裕
をもたせるために設けられる。
なお、第3図の基準周波数1の上限は累算器3やD−A
変換器7などの特性から通常は数MHz度である。
積分器5の充電電圧は電圧発生器4により設定値Afに
比例するので、積分波形の傾斜角θはtanθ=Af/
t0で表わすことができる。
記憶器6に記憶された剰余項A(第2図でA1,A2,
A3で示されているもの)はD−A変換器7により電圧
VA(第4図では■A1,■A2,■A3で示されてい
るもの)に変換される。
D−A変換器7の出力電圧VAは電圧■0から引算され
、電圧(■0一■A)となって電圧比較器8に加えられ
る。
ここに電圧V0は電圧■Aよりも大きい任意の電圧であ
るが、電圧(V0−VA)は積分器5の最大積分出力よ
りも小さくなるように設定される。
第4図の9は電圧(V0−VA)を示す線であり、たと
えば時刻T10から時刻T20までの間で線9が曲がっ
ているのはD−A変換器6が動作して電圧(V0−■A
1)から電圧(V0−VA2)までに達する経過を示す
ものである。
電圧■。を増減すると、第4図で線9は縦軸方向に平行
移動する。
平行移動することができる範囲は前記したとおり電圧■
が電圧■Aより大で、かつ電圧(V0−VA)が積分器
5の最大出力よりも小の範囲である。
この理由は第4図の積分器5の出力である斜線の傾斜角
がいずれも等しいことから明らかである。
また、電圧(V0一VA)の意味は第2図の時間t1,
t2+t3がいずれも時刻T10+T20 、 T30
に対して負の方向にあり、第4図で第2図と同じ条件を
設定するためには電圧■Aが負方向にならなければなら
ないからである。
積分器5の出力波形は傾斜角θで上昇し、積分電圧が電
圧(■0−■A)に達するごとに電圧比較器8の出力は
反転する。
この反転した時刻にパルスを1個出力端子に送出する。
さらに積分器5の積分動作が進み時刻T10 + T2
0 + T30・・・に達すると積分器5はクリヤされ
、ふたたび時間tLが経過した後に積分を開始する。
第4図の10に矢印で示した時刻に電圧比較器8の出力
は反転する。
第4図に示す時間t1+t2+t3はそれぞれ第2図の
時間t1,t2.t3に対応する。
すなわち、第4回では第2図の時間t1,t2,t3を
得るために積分器5から第2図の斜線LI 、 L2
,L3に相当する積分出力電圧を得、さらにこの積分器
5の出力と電圧(V0−VA)とを比較する。
第4図の時間t1は電圧VA2の間だけ積分器5の積分
出力がでている時間と同じであり、第2図の時間t1が
第3図の構成により置換して得られたことを示す。
第4図の時間t2,t3についても全く同様である。
したがって、第4図の10に矢印で示した時刻に発生す
るパルスの時間間隔tDはいずれも等しくなり、このパ
ルスが求める分周出力となる。
なお、第4図で時間t3が時間t1の前にあるが、第4
図の時間t3は時間t1の前周期のものが示されており
、時間t1,t2,t3が連続して繰り返す場合の状態
を示したものである。
以上詳細に説明したとおり、本発明にかかる分周回路を
使用すれば累算器を使用しているにもかかわらず分周出
力は均一間隔で得られるので分周出力からPMジツタを
除去することができ、さらにD−A変換器を使用してい
るがD−A変換器は分周出力の時間間隔で動作すればよ
いので比較的低速のものを使用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は累算器を使用した従来の分周回路の系統図、第
2図は第1図の動作説明図の1例、第3図は本発明の構
成を示す系統図、第4図は第3図の動作説明図の1例で
ある。 1は基準周波数、2は設定器、3は累算器、4は電圧発
生器、5は積分器、6は記憶器、7はD−A変換器、8
は電圧比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 分周される基準周波数1の周波数値に比例した容量
    をもつ累算器3と、分周周波数の周波数値を設定する設
    定器2と、分周周波数の周波数値に比例した電圧を発生
    する電圧発生器4と、電圧発生器4の出力を積分する積
    分器5と、累算器3がオーバーフローするごとに累算器
    3の剰余項を記憶する記憶器6と、記憶器6の出力を電
    圧に変換するD−A変換器7と、積分器5の出力とD−
    A変換器7との出力を比較する電圧比較器8とからなり
    、基準周波数1の1周期ごとに設定器2の数値を累算器
    3で累算し、累算器3がオーバーフローするごとに電圧
    発生器4の電圧を積分器5で積分した出力と、累算器3
    の剰余項を電圧に変換したD−A変換器7の出力とを電
    圧比較器8で比較し、積分器5の出力が増えていきD−
    A変換器7の出力と一致するときに電圧比較器8から出
    力を出すことを特徴とする分周回路。
JP5825177A 1977-05-20 1977-05-20 分周回路 Expired JPS583423B2 (ja)

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JP5825177A JPS583423B2 (ja) 1977-05-20 1977-05-20 分周回路

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JPS53143155A JPS53143155A (en) 1978-12-13
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JPH0630438B2 (ja) * 1987-07-06 1994-04-20 横河電機株式会社 パルス発生回路
JPH01108807A (ja) * 1987-10-21 1989-04-26 Fujitsu Ten Ltd パルス発生回路

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