JPS5834222B2 - 縦型ダイカスト装置 - Google Patents

縦型ダイカスト装置

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Publication number
JPS5834222B2
JPS5834222B2 JP14755478A JP14755478A JPS5834222B2 JP S5834222 B2 JPS5834222 B2 JP S5834222B2 JP 14755478 A JP14755478 A JP 14755478A JP 14755478 A JP14755478 A JP 14755478A JP S5834222 B2 JPS5834222 B2 JP S5834222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
runner
mold
vertical die
casting
plunger
Prior art date
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Expired
Application number
JP14755478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5573453A (en
Inventor
章義 森田
民雄 早坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP14755478A priority Critical patent/JPS5834222B2/ja
Publication of JPS5573453A publication Critical patent/JPS5573453A/ja
Publication of JPS5834222B2 publication Critical patent/JPS5834222B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低圧射出可能で空気の巻き込みが少なく、か
つ装置上部に溶解装置を設けることが可能な縦型ダイカ
スト装置に関する。
ダイカスト装置は、当初、エツケルト型やポーラツク型
など縦型機が主流であったが、近年機械の大型化、油圧
機器の採用、サイクルタイム減少のため横型機が主に用
いられるようになった。
しかし、エツケルト型などの横型機は、型を開いた状態
で注湯を行ない、その後型を閉めてから射出を行なうた
め、注湯がスリーブ内で凝固し易く、またサイクルタイ
ムが長いという欠点があった。
この欠点を解決するために、型締めした状態で注湯でき
る縦型ダイカスト装置が、低圧射出可能、空気の巻き込
み少等の利点と相俟って、カール(carr)の米国特
許第3534802号の提示以来、ここ3〜4年見直さ
れつつある。
しかし、カールのプロセスに代表される従来の縦型ダイ
カスト装置は、型上方から下方に射出する手段を用いて
おり、これはカウンターピストンを必要とし、またスリ
ーブの保温が問題となる上、溶解装置をダイカスト上部
に設けることができず注湯装置を複雑にするという欠点
があった。
本発明は、従来の横型機または縦型機のダイカスト装置
の欠点を解消するために、型締めした状態で注湯して直
ちに射出でき、しかも下方から上方に射出して装置上方
に溶解装置を設けることができるようにした縦型ダイカ
スト装置を提供することを目的とする。
以下に本発明の縦型ダイカスト装置の実施例を図に従っ
て説明する。
第1図は第1の実施例を示したものであり、図中、1は
タイロッドによって下部プレート3上方に固定支持され
た固定プレートである。
下部プレート3と固定プレート1の間には、移動プレー
ト4が型締めシリンダ2によって上下方向に移動可能に
介装されている。
固定プレート1の下面には上金型5が、移動プレート4
の上面には下金型6が取付けられており、移動プレート
4の上下動に伴なし・、上下両金型5,6は互に上下方
向に接近離反する構造となっている。
上金型5には上下方向に延びる湯道7が形成されており
、湯道Tの上端は注湯ロアaとして機能している。
下金型6には、射出スリーブ7bとして機能する湯道I
が、上金型5に形成された湯道Iと同一軸芯上に、かつ
上下方向に延ばして形成されている。
上金型5、下金型6の合せ面には適当箇所に凹部が形成
されており、上下金型5,6が合せられたとき、凹部に
よりキャビティ8が形成されるようになっている。
下金型6には、キャビティ8を湯道7に連通ずる通路9
が形成されている。
上金型5の上方で、かつ湯道7の直上位置には、溶解装
置10が配設されている。
また、下金型6の射出スリーブ7bとして機能する湯道
7には、射出プランジャ13のチップ13aが下方から
摺動自在に嵌挿されており、該射出プランジャ13は射
出シリンダ14をこより上下方向に駆動されるようにな
っている。
上金型5には、湯道7を開閉するシャットオフプランジ
ャ15のストッパ15aが水平方向に移動自在に設けら
れており、シャットオフプランジャ15はシャフトオフ
シリンダ16によって水平方向に往復駆動されるように
なっている。
ストッパ15aの下面は上金型5の下面、すなわち金型
分割面に合せられており、湯道Tがストッパ15aによ
り閉じられて射出プランジャ13が下金型6上端位置迄
上昇したとき、溶湯が湯道Tに残らないようになってい
る。
上金型5には、押出棒1Tがその一端をキャビティ8部
に臨ませて摺動自在に嵌挿されており、押出し棒17は
押出板18を介して押出シリンダ19によって上下方向
に摺動自在に駆動されるようになっている。
上記構成を有する装置の作用について説明する。
まず、型締めシリンダ2で移動プレート4が押し上げら
れ、上下金型5,6は型締めされる。
この時シャットオフプランジャ15は開かれている。
溶解装置10で溶解された溶湯が、注湯ロアaを通って
注湯された後、直ちにシャットオフシリンダ16が作動
され、ストッパ15aによって湯道7は遮断される。
その後射出プランジャチップ13aが上昇駆動され、射
出スリーブ7b内の溶湯はキャビティ8内に充填される
凝固後、下金型6は下方に移動せられ、押出しシリンダ
19により製品は押し出される。
第2図は、本発明の第2の実施例装置を示したものであ
り、第1実施例に準じる部分については第1図と同一の
符号を付すことによりその説明を省略し、第1実施例と
異なる部分についてのみ説明する。
まず、上下金型5,6は下部プレート3と移動プレート
4との間に介装され、上金型5は移動プレート4の下面
に、下金型6は下部プレート3の上面に取付けられてい
る。
湯道7は上下金型5゜6の周辺部近傍に形成されており
、中央部にはキャピテイ8が形成されている。
固定プレート1の下部には下方に向って延びる押出棒2
0が植立されており、該押出棒20は移動プレート4に
設けた孔を挿通して押出板18を押すようになっている
この構成を有する装置の作用は第1実施例装置の作用に
準じるが、製品の押出しは移動プレート4を押し上げ、
押出棒20を押出板18に当てることにより行なわれる
このため第1実施例の押出しシリンダ19は不要となる
本発明の縦型ダイカストによるときは、通常の縦型ダイ
カスト機の効果すなわち低圧射出可能、空気の巻込みが
小という効果を悉く具備する他、上下方向に延びる湯道
の下方から射出プランジャを嵌挿したので装置上方にか
つ湯道の直上に、射出プランジャとの干渉なしに溶解装
置を設けることができ、装置の単純化、注湯の容易化を
図ることができる。
また、湯道に、水平方向に移動して湯道を開閉するシャ
ットオフプランジャを設けたので、注湯後直ちに湯道を
遮断して直ちに射出でき、スリーブ内凝固を防止できる
他、サイクルタイムの縮小化を図ることができる。
更に、シャットオフプランジャのストッパの下面を金型
分割面に合せたので、溶湯の歩溜りの向上を図ることが
できる他、熱膨張の問題も無理なく処理することができ
る。
なお、この装置は、とくに高融点金属のダイカストに向
いているが、他の通常のダイカストにおいても効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の縦型ダイカスト装置の第1の実施例の
断面図、第2図は本発明の縦型ダイカスト装置の第2の
実施例の断面図、である。 1・・・固定プレート、4・・・移動プレート、5・・
・上金型、6・・・下金型、7・・・湯道、7b・・・
射出スリーブ、8・・・キャビティ、10・・・溶解装
置、13・・・射出プランジャ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 縦型ダイカストの上下金型に上下方向に湯道を形成
    し、湯道上方に溶解装置を設けるとともに湯道に下方か
    ら射出プランジャを嵌挿し、上金型に、湯道を開閉する
    シャットオフプランジャのストッパ下面を金型分割面に
    合せて水平方向に移動可能に設けたことを特徴とする縦
    型ダイカスト装置。
JP14755478A 1978-11-29 1978-11-29 縦型ダイカスト装置 Expired JPS5834222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14755478A JPS5834222B2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29 縦型ダイカスト装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14755478A JPS5834222B2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29 縦型ダイカスト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5573453A JPS5573453A (en) 1980-06-03
JPS5834222B2 true JPS5834222B2 (ja) 1983-07-25

Family

ID=15432949

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14755478A Expired JPS5834222B2 (ja) 1978-11-29 1978-11-29 縦型ダイカスト装置

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JP (1) JPS5834222B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3808167B2 (ja) * 1997-05-01 2006-08-09 Ykk株式会社 金型で加圧鋳造成形された非晶質合金成形品の製造方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5573453A (en) 1980-06-03

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