JPH0437462A - 横射出形ダイカストマシンの射出方法 - Google Patents

横射出形ダイカストマシンの射出方法

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Publication number
JPH0437462A
JPH0437462A JP14375190A JP14375190A JPH0437462A JP H0437462 A JPH0437462 A JP H0437462A JP 14375190 A JP14375190 A JP 14375190A JP 14375190 A JP14375190 A JP 14375190A JP H0437462 A JPH0437462 A JP H0437462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger tip
injection
molten metal
sleeve
hot water
Prior art date
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Pending
Application number
JP14375190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kumaru Boshiyu Suwapon
スワポン・クマル・ボシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ahresty Corp
Original Assignee
Ahresty Corp
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、横射出形コールドチャンバダイカストマシ
ンの射出方法に関し、詳しくは射出スリーブ内に給湯さ
れた溶湯をプランジャチップの低速前進と自動的に切換
る高速前進によって金型キャビティ内に射出する二段射
出方式にて行なう射出方法に関するものである。
〈従来の技術背景及び問題点〉 従来、此種の横射出形ダイカストマシンにおける射出方
法は溶湯を射出スリーブ内に給湯し、得る程度の大きさ
に該スリーブの上部に開口した給湯口の後方側にプラン
ジャチップを停止待機、即ちプランジャチップに射出動
作(ピストン運動)を与える射出シリンダ側に位置する
給湯口の後方にプランジャチップを停止待機させて射出
スリーブ内に溶湯を給湯した後に、給湯された溶湯のス
リーブ内充填率が100%になる範囲まで(厳密にいえ
ばスリーブ内を充満した溶湯の漏光が金型湯口にに達す
るまで)プランジャチップを低速前進させ、スリーブ内
充填率が100%に達した後高速前進させて金型キャビ
ティ内に溶湯を射出する様にしている。
然るに、従来はスリーブ縦断面積に対して30〜35%
の充填率で射出スリーブ内に溶湯を給湯し、充填率30
〜35%の溶湯が充填率100%になる前進位置までプ
ランジャチップをその後退停止位置から低速前進させて
溶湯の波立ち(脈動)を阻止、換言すればスリーブ内溶
湯の上部に層となって流入停滞している空気が溶湯中に
巻き込まれない様に充填率30〜35%の溶湯を充填率
100%までプランジャチップの低速射出にて行ない、
そして充填率100%に達した溶湯をプランジャチップ
の高速前進にて金型キャビティ内に射出する様にしてい
た。
しかし乍ら、実際の問題として充填率30〜35%で射
出スリーブ内に給湯された溶湯をプランジャチップの低
速射出にて充填率100%までもっていく該プランジャ
速度には限度あり、このプランジャ速度をあまり遅くす
ると溶湯温度の温度の低下が大きく、スリーブの下部壁
内周面に接する溶湯が部分的に凝固して金型キャビティ
内への充填不足や凝固膜(凝固片)が製品中にとけ合わ
ないで侵入混在して製品組織に大きな影響を与え、製品
の強度等が損われたり、鋳肌の欠陥を生じる。逆にプラ
ンジャ速度を速くすると溶湯の波立ちによって空気を巻
き込み、鋳巣やピンホールが多く発生する。
依って、従来の射出方法は上記一方の問題点を解決しよ
うとすると他方に多大な悪影響を及ぼすと入った双方の
問題点を解決して健全な製品を得る溶湯の金型キャビテ
ィ内への射出は困難且つ不可能であった。
又、従来射出方法は射出スリーブ内に給湯された溶湯が
プランジャチップの射出動作によって金型キャビティ内
に射出される過程で射出スリーブの下部壁は上部壁に比
べて溶湯が給湯口から給湯された時点からプランジャチ
ップが低速から高速射出に切換って金型キャビティ内へ
の射出終了時点までの長い間溶湯の高熱にさらされ、上
部壁に比べて高温度に加熱されて熱膨張が大きく、その
上下壁の熱膨脹差によって射出スリーブの長さ方向(部
方向)全体は下方に弓形状に変形を起し、プランジャチ
ップとの間に大きな芯ズレが生じて該プランジャチップ
の射出動作時に射出スリーブの内周面をかじってスリー
ブの寿命を短(したり、チップ自体が損傷して同じく寿
命を短くする原因になったり、最悪の場合にはプランジ
ャチップの後退停止位置への復帰不能等という原因とな
るものであった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は上記した様な従来の問題に鑑みてなされたもの
であり、その解決しようとする技術的課題は、給湯時に
スリーブ内充填率100%にして金型キャビティ内への
射出を可能にした射出方法を提供して、健全な製品を作
る上で要求される空気の巻込み防止と溶湯温度の低下防
止との確実性を図り、しかも上下壁の熱膨脹差をなくし
てプランジャチップを円滑に射出動作させた溶湯の金型
キャビティ***出を実現することにある。
く技術的課題を達成するための手段〉 上記課題を達成するために本発明が講じる技術的手段は
、横射出形射出スリーブの上壁に開口される給湯口の開
口形状を、プランジャチップの長さよりもはるかに大き
い平面横長状に形成し、プランジャチップを横長給湯口
の開口方向他端側に停止待機させて射出スリーブ内に充
填率100%にて溶湯を給湯した後に、プランジャチッ
プを横長給湯口の開口方向一端開口縁に至るまで低速前
進させると共に該開口縁通過後高速前進させる様にした
ことである。
〈作用〉 而して、上記した本発明の技術的手段によれば、溶湯を
充填率100%で射出スリーブ内に給湯した後に、プラ
ンジャチップを後退停止位置から横長給湯口の開口方向
一端開口縁に至るまで低速前進させると、この低速前進
時に溢れた溶湯は横長給湯口から射出スリーブ外に流れ
落ることなくプランジャチップの低速前進に伴い該チッ
プの上部を越えて横長給湯口の開口方向他端側から射出
スリーブ内に流れ落ちる。それによって、射出スリーブ
内に充填率100%に溶湯を給湯し、低速から高速前進
に切換るプランジャチップの射出動作により金型キャテ
ィ内に射出する。
〈実施例〉 本発明の実施の一例を図面に基づいて以下説明すると、
射出スリーブAは横形ダイカストマシンの固定プランC
に貫通水平状に組込まれ、その開口部一方何の上部にマ
シンショット毎にて溶湯mを自動給湯するための給湯口
1を開口する周知の構造を呈し、該給湯口1をプランジ
ャチップBの長さよりもはるかに大きい平面横長状に形
成する。
上記給湯口1は、金型りに嵌合接続される射出スリーブ
Aの開口部他端側に位置する開口方向−側を平面円形状
に開口して当該部を溶湯給湯部1暑とし、残る部分を該
給湯部11の開口幅依りも幅狭くフランシャチップBの
長さよりも大きい平面横長状に連設開口した溢れ湯流出
部1bとしてなり、前記溶湯給湯部18と該溢れ湯流出
部1bとの連設基部にチップ湯押し面2を位置させてプ
ランジャチップBを停止待機させ、溶湯給湯部1aより
射出スリーブA内に溶湯mを充填率100%にて給湯す
る。
而して、本実施例の射出方法によれば、プランジャチッ
プBの湯押し面2を給湯口1の開口方向における溶湯給
湯部1aと溢れ湯流出部1bとの連設基部に位置させて
プランジャチップBを射出スリーブA内に停止待機、即
ち当該遠投基部をプランジャチップBの後退停止位置と
して待機させ(第1図参照)、溶湯給湯部1!より射出
スリーブA内に充填率100%にて溶湯mを給湯した後
(第3図(イ)参照)、前記後退停止位置から溶湯給湯
部1bの開口縁にプランジャチップBの湯押し面2が差
し掛るまで該プランジャチップBを低速前進させる(第
3図(ロ)参照)。このとき、プランジャチップBの低
速前進に伴いチップの上部に溢れた溶湯m゛は溢れ湯流
出部1bを通って該流出部1bより射出スリーブA内に
流れおる。
そして、溶湯給湯部1bの開口縁に差し掛って当該部を
通過した後、プランジャチップBを低速から高速前進に
切換えてその前進限まで高速前進させ(第3図(ハ)参
照)。充填率100%にて給湯された溶湯mを金型キャ
ビティ3内に射出するものである。
尚、本実施例において充填率100%にて射出スリーブ
A内に給湯される溶湯mの体積を金型キャビティ3内の
容積、換言すればダイカスト製品の体積に比例させる手
段として既設の横射出形射出スリーブの長さを短くして
スリーブ内容積を金型キャビティ3内容積に比例させる
か、或いは射出スリーブの太さ(内径)を細くして比例
させるかのいずれかの手段をもって行なうものであり、
前者の場合は図示した様に給湯口1が固定プラテンC内
に入り込む形態となっても自動給湯装置による給湯が困
難になるため、溶湯給湯部1aの開口に至る給湯ホッパ
ー4を設置して既設の自動給湯装置により溶湯mを自動
給湯出来る様にしである。
又、上記した実施例にあっては給湯口1の開口形状を丸
形の溶湯給湯部1aと溝状の溢れ湯流出部lbとから略
鍵穴形状に開口したが、斯る形状に限定されるものでは
なくプランジャチップBの長さよりもはるかに大きい平
面横長状で該チップBの上部を越える溢れ湯がスリーブ
外に流れおる虞れのない開口形状であればよい。更に、
プランジャチップBを越えて射出スリーブAの内周面や
プランジャロッド5上に流れ落た溢れ溶湯m°の塊はダ
イカストマシンのショット毎に所望の除去手段にて取り
除くものである。
〈発明の効果〉 本発明の射出方法は斜上の如く、プランジャチップを平
面横長状に形成した給湯口の開口方向略中央に停止待機
させてスリーブ内充填率100%にて溶湯を金型キャビ
ティ内に射出する様にしたがら、空気の巻込み防止と溶
湯温度の低下防止との確実性を図りながら且つ射出スリ
ーブの上下壁の熱膨張差をなくしたプランジャチップの
円滑な射出動作のもとて金型キャビティ内に溶湯を射出
することが出来る。
従って、健全な製品を作る上で要求される射出条件、凝
固膜(凝固片)の製品内部への侵入混在と空気の巻き込
みを防止でき、しがも芯ズレによる射出スリーブの内周
面のかじりゃそれに起因するプランジャチップの損傷を
防止することが出来る。
依って、所期の目的を達成し得た。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の射出方法を実施する射出スリーブの一例
を示し、第1図は縦断正面図、第2図は第1図の(n)
 −(II)線平面図、第3図(イ)(ロ)(ハ)は射
出動作を示す模式図である。 尚、図中 A:射出スリーブ  Bニブランジャチップ1:給湯口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 横射出形射出スリーブの上壁に開口される給湯口の開口
    形状を、プランジャチップの長さよりもはるかに大きい
    平面横長状に形成し、プランジャチップを横長給湯口の
    開口方向略中央に停止待機させて射出スリーブ内に充填
    率100%にて溶湯を給湯した後に、プランジャチップ
    を横長給湯口の開口方向一端開口縁に至るまで低速前進
    させると共に該開口縁通過後高速前進させる様にしたこ
    とを特徴とする横射出形ダイカストマシンの射出方法。
JP14375190A 1990-05-31 1990-05-31 横射出形ダイカストマシンの射出方法 Pending JPH0437462A (ja)

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