JPS583289B2 - 磁気テ−プ用配向ポリエステルフイルム - Google Patents

磁気テ−プ用配向ポリエステルフイルム

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JPS583289B2
JPS583289B2 JP11740978A JP11740978A JPS583289B2 JP S583289 B2 JPS583289 B2 JP S583289B2 JP 11740978 A JP11740978 A JP 11740978A JP 11740978 A JP11740978 A JP 11740978A JP S583289 B2 JPS583289 B2 JP S583289B2
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inert
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JP11740978A
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茂 塩崎
温 山本
隆雄 中條
幸夫 三石
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は摩耗性、走行安定性が改良された磁気テープ用
ポリエステルフィルムに関する。
更に詳しくは、優れた耐摩耗性、耐疲労性および走行安
定性を有する磁気テープ用配向ポリエステルフィルムに
関する。
ポリエチレンテレフタレートフイルム、ポリエチレン−
2,6−ナフタレートフイルム等のポリエステルフイル
ムは、その優れた性質の故に磁気テープ用途、電気用途
をはじめ種々の用途で広く用いられている。
これらポリエステルフイルムの用途の一つは、電子工学
的応用に用いられるテープのベースとしてである。
ポリエステルフイルム表面に磁性層を塗布し、磁気テー
プとして用いる場合に、そのフイルム表面にしわや傷が
生じてはならない。
何故ならフイルムの製造時や磁性層塗布時、その他フイ
ルムを扱う際に、フイルム表面が傷ついたり、しわが発
生したりすると基材フイルムとして不適当であり、敢え
て使用しても製品歩留りが極めて悪いからである。
更に磁気テープ等に加工した後もテープをリールやカセ
ット等から引出したり巻き上げたりする際にも良好な耐
摩耗性が必要である。
フイルムの摩耗性を改良するには、フイルム面に凹凸を
付与して滑り性を向上すればよく、例えば、フイルム原
料に用いる高分子中に無機微粒子を添加したり、高分子
中に不溶性の触媒残渣を生成せしめたりする。
しかしながら、磁気テープ用ベースフイルム、特にビデ
オテープ等に用いられるベースフイルムはこのような優
れた滑り性が要求されるのみならず、走行性が安定し、
かつ長時間の使用に耐えるよう耐摩耗性に優れていなけ
ればならない。
磁気テープは、テープに記録したり、記録を再生する際
の記録装置や再生装置との接触が多く、この接触により
テープの摩耗が起り易い。
従って、テープに著しく優れた耐摩耗性を付与すること
が望まれる。
磁気テープにおける摩耗の問題は、大きくわけて二つに
わけることができる。
第一は疲労摩耗のタイプであり第二は摩擦摩耗のタイプ
である。
前者は、ポリエステルフイルムをベースとした磁気テー
プの連続走行により生ずる。
磁気テープに於て情報を貯える側に磁性層を塗布する。
磁性層を塗布しない反対面はテープの走行による装置と
の接触で、粉末状ポリエステル破片が生じ、磁性層に貯
えられた情報の読み取りの際に、一時的、或は永久的エ
ラーを惹き起す。
これはテープの巻き上げの結果として生ずるもので、磁
性層を塗布していない面の破片が、磁性層塗布面に沈着
し、情報読み取りヘッドとの離れを惹き起すからである
この破片は、清浄操作等により除去できるので、一時的
誤差を生じたに過ぎないようにみえるが、多くの場合、
巻き上げの際に破片が磁性層に入り込んで、テープ表面
にぎざぎざのへこみを生じ、これらぎざぎざのへこみが
読み取りヘッドと磁性層塗布面との離れを生じ、情報の
損失を惹き起す。
他方、摩擦摩耗はフイルム製造工程、磁性層塗布工程以
前の工程盛は情報再生時にかなりの摩擦抵抗にさらされ
ることにより生ずるもので、異なったスピードで回転す
るロールの間をフイルムを走行させたり、静止ロール、
ガイドロール等にフイルムを走行させると、磁性層を塗
布されていないフイルム表面、にポリエステル破片が白
色粉末の形で生成する。
例えば磁性層を塗布する際に、塗布面にかかる破片を含
んでいると、フイルム面の破片で覆われた部分には磁性
層が塗布されず、破片に塗布された状態になる。
このようになると、不均一なテープ表面を生成する。
本来平滑であるべき表面に付着した破片に磁性層が塗布
されるととにより生じた瘤が起録情報の損失を惹き起す
要するに疲労損失摩耗や摩擦摩耗を少くしなければなら
ない。
耐摩耗性に優れたフイルムは走行性が安定し好ましい。
さらに配向ポリエステルフイルム面に磁性層を塗布して
磁気記録テープとしたときに、電磁特性に優れていなけ
ればならない。
近年磁気記録テープの単位容積当りの記録密度を向上す
るための工夫および技術革新が行われている。
例えば、ベースフイルムの厚みを薄くするとか、塗布磁
性層厚みを薄くするとか、又は磁気テープの走行スピー
ドを遅くするとかがこれらである。
もつとも、単位容積当りの磁気記録密度を高くすべく塗
布磁性層を薄くすると、フイルム表面の凹凸を完全に塗
布しきれず電磁特性を悪化せしめる。
これら滑り性、耐摩耗性と電磁特性の相反する性質を同
時に満足することは難しい。
本発明者はこのような問題を生じないフイルムについて
鋭意検討した結果、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、 (イ)平均粒径が0.8μm以下のケイ酸アルミニウム
、燐酸カルシウム、シリカの不活性物質(A)0.01
〜0.28重量%と、 (ロ)平均粒径が前記不活性物質(A)よりも大きくか
つ、1.8μm以下の炭酸カルシウム(B)0.002
〜0.019重量% とを含有してなる配向ポリエステルフイルムである。
かかる不活性物質が添加されたポリエステルを製膜、延
伸配向せしめたものは、滑り性、耐摩耗性及び走行安定
性に極めて優れている特徴がある。
そして、本発明の配向ポリエステルフイルムは、その粗
な表面の動摩擦係数μkが 0.05≦μk≦0.18 の範囲にある特徴を有している。
本発明にいうポリエステルとは、テレフタル酸、イソフ
タル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸等の如き芳
香族ジカルボン酸とエチレングリコール、ジエチレング
リコール、テトラメチレングリコール、ネオペンチレン
グリコール等の如きグリコールとを重縮含させて得るこ
とのできるポリマーである。
該ポリエステルは芳香族ジカルボン酸とグリコールとを
直接重縮合させて得ることのできるポリマーである。
該ポリエステルは芳香族ジカルボン酸とグリコールとを
直接重縮合させて得られるほか、芳香族ジカルボン酸ジ
アルキルエステルとグリコールとをエステル交換反応さ
せた後重縮合せしめてもよい。
或いは芳香族ジカルボン酸のジグリコールエステルを重
縮合せしめる等の方法によっても得られる。
該ポリマーの代表的なものとして、ポリエチレンテレフ
タレートやポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボ
キシレート等が例示される。
該ポリマーは、共重合されないホモ・ポリマーであって
もよく、またジカルボン酸成分の15モル%以下が非芳
香族ジカルボン酸成分であり及び/又はジオール成分の
15モル%以下が脂肪族グリコール以外のジオール成分
であるような共重合ポリエステルであってもよい。
また前記ポリエステルは必要に応じて、安定剤、着色剤
、酸化防止剤等の添加剤を含有するものであってもよい
本発明の配向ポリエステルフイルムは、特定平均粒径範
囲の特定量の不活性物質を、2種類(以上)添加したも
ので、2種類の不活性物質の粒径が互に異なる特質を有
する。
すなわち、特定の組合せの不活性物質粒子を特定量併用
せしめることによって、不活性物質単独あるいは他の組
合せでは到底達成し得ないような滑り性、耐摩耗性及び
走行安定性が顕著に優れたフイルムが得られるという驚
くべき事実がある。
不活性物質(A)としては、ケイ酸アルミニウム、燐酸
カルシウム及びシリカが挙げられる。
ケイ酸アルミニウムは焼成物でも水和物でも良い。
焼成ケイ酸アルミニウムとしては例えば、焼成クレー等
が挙げられる。
水和ケイ酸アルミニウムとしては、例えばろう石や、カ
オリナイト結晶からなるカオリナイト、カオリン、クレ
ー等が挙げられる。
またシリカは結晶状でも非晶質でもよい。
不活性物質(イ)の平均粒径は0.8μm以下、好まし
くは0.55μm以下、さらに好ましくは0.43μm
以下が良い。
平均粒径の下限は特に限定されないが通常0.1μmで
ある。
不活性物質(A)の粒径が最大2.5μm程度で粒径〔
d(単位μm)〕比率が以下の範囲を満足することがよ
い。
2.5≧d>1.5・・・・・・0〜8%1.5≧d>
0.5・・・・・・20〜50%0.5≧d・・・・・
・40〜80% このとき不活性物質(A)の添加量は、0.01〜0.
28重量%、好ましくは0.03重量%以上、更に好ま
しくは0.05重量%以上で、上限は0.25重量%以
下であることが好ましい。
これらの範囲を逸脱すると滑り性、耐摩耗性及び走行安
定性が改善されない。
不活性物質(B)の平均粒径は不活性物質(A)よりも
大きくかつ1.8μm以下の範囲にある必要がある。
好ましくは1.7μm以下、さらに好ましくは1.6μ
m以下である。
平均粒径の下限は特に限定されないが通常0.3μmで
ある。
不活性物質(B)の平均粒径は物質(A)の平均粒径よ
り大きいことが好ましく、両者の平均粒径比(B)/(
A)の比は、特に限定されないが2〜8が好ましい。
不活性物質(B)の粒径が最大10μm程度で粒径〔d
(単位μm)〕比率が以下の範囲を満足することがよい
10≧d>5・・・・・・ 0〜5重量%5≧d>
2.5・・・・・・ 2〜30〃2.5≧d・・・・・
・ 65〜98〃このとき不活性物質(B)の添
加量は、0.002〜0.019重量%、好ましくは0
.004重量%以上、さらに好ましくは0.006重量
%以上であり、上限添加量は0.018重量%以下が良
い。
不活性物質(B)の添加量が0.002重量%未満であ
るとフイルムの滑り性、耐摩耗性及び走行安定性が劣る
一方前記配向ポリエステルフイルム表面に磁性層を塗布
してビデオ用磁気テープとして用いる場合には、粒径1
0≧d>5のものの占める割合が3重量%以下であるこ
とが望ましい。
不活性物質(B)の添加量が0.019重量%を越える
と電磁特性(C/N比)が悪く、ビデオ用磁気テープと
しての使用に耐えない。
塗布磁性層厚みは10μm以下、特に8μm以下、さら
には6μm以下と薄くなるに従って、不活性物質(B)
の粒径分布や添加量の影響が顕著に発生し、電磁特性は
悪化する。
従ってビデオ用磁気テープとして使用する場合には、電
磁特性との関係から不活性物質(B)の添加量は、0.
019重量%以下がよく、更に好ましくは0.018重
量%以下であることが良い。
本発明のポリエステルからなるベースフイルムは、ビデ
オ用磁気テープの如き低速テープ送り速度(0.5〜4
0cm/sec)の条件でしかも低テンション(5〜5
0g)下で特に滑り性、耐摩耗性及び走行安定性に優れ
る。
なお、本文明細書中でいう低テンション域(5〜50g
)とは、走行系入口テンションT1(図1を参照)で示
すテンション域を指し、フイルム巾が1/2インチ当り
を基準にしたものである。
従ってフイルム巾が1インチのものであれば低テンショ
ン域は(10〜100g)を指す。
なお本発明に用いられるフイルムは、その巾が特に限定
されるものではないが、通常3/20インチ(3.8m
m)〜5インチ(127mm)の範囲の巾のフイルムが
好適に用いられる。
上述の如き低速、低テンション域で、ベースフイルムの
摩擦係数μkが0.05〜0.25の範囲にある場合、
特にμkが0.05〜0.18の範囲にある場合には、
フイルム走行時の入口テンション及び出口テンションの
変化は少く、特に滑り性、走行安定性に優れ、併せて耐
摩耗性にも優れるので好ましい。
不活性物質(イ)及び(B)の添加量は先に規定した条
件を満足すればよいが、不活性物質(A)の添加量は不
活性物質(B)の添加量より多い方が好ましい。
不活性物質(A)は、先に規定した条件を満足する範囲
で、2種または3種の不活性物質を混合して用いること
も可能である。
本発明フイルムの特徴は、不活性物質(A)および(B
)が前述の如く規定した条件を満足してフイルムに含有
されることによって耐摩耗性が飛躍的に向上するという
事実である。
なかでも、不活性物質(A)および(B)の体積形状係
数が以下の範囲を満足するものがフイルムとしての滑り
性、耐摩耗性、走行安定性に特に優れる。
不活性物質(A)の体積形状係数fAは0.08未満、
不活性物質(B)の体積形状係数fBは0.08以上で
あることが好ましい。
但し体積形状係数fは、夫夫の不活性物質粒子の投影面
における最大径D(μm)と粒子体積u(um3)とに
f=u/D3として表わされる。
fAの下限は特に限定されないが通常0.003である
fBは、好ましくは0.10以上であり、その上限は0
.4程度である。
不活性物質は、添加剤の粉砕および混合操作を含むこの
分野に精通した人々により行うことのできる種々の方法
で得ることができる。
例えば炭酸カルシウム、シリカ、ケイ酸アルミニウムの
場合は、エチレングリコールのスラリーとして、分級装
置(例えば巴工業社製P−660スーパーデカンター)
等を用いて分級すると得られる。
燐酸カルシウムの場合は、市販の燐酸塩の分散液を調製
し、サンド・ミル中で分散燐酸塩を粉砕する。
分散液は粉砕操作を一回、又はそれ以上の回数反復して
スラリー中の添加剤の粒度を所望の粒度まで下げること
により得ることができる。
なお、本発明にいう粒径はStokes径を採用する(
後述)。
平均粒径は、粒径(Stokes径)構成比を求め、積
算曲線を作製し、積算率50%で示す粒径を平均粒径(
μm)とする(後述)。
なお、不活性物質(A)および(B)は、前述の最大粒
径2.5μmおよび10μmをそれぞれ越える粒径の不
活性物質が少量存在するとしても本発明の目的は達成で
きるとも考えられ、不活性物質のスラリー調製を工業的
に行なう際、かかる粒径の粒子を存在させないよう調製
することは実用的でない。
得られた不活性物質(A)および(B)はポリエステル
に添加する。
添加時期はポリエステル重合前でもよく、重合反応中で
もよく、また重合終了後ペレタイズする時に押出機中で
混練させてもよく、さらにシート状に溶融押出しする際
に添加し、押出機中で分散してもよいが、重合前に添加
するのが好ましい。
本発明の対象とするポリエステルフイルムは二軸配向フ
イルムである。
該フイルムは二軸方向(例えば縦及び横方向)に、それ
ぞれ延伸温度(70〜120)℃で延伸倍率(3〜5)
倍、面積倍率(8〜22)倍で延伸し、(190〜23
0)℃で(1〜30)秒熱固定すると得られる。
二軸方向の延伸倍率は相等しくても、等しくなくてもよ
く、縦延伸、横延伸、再縦延伸または横延伸、縦延伸等
の方法も含むものである。
フイルム膜厚は3〜100μm、好ましくは4〜50μ
mのものがよく用いられ、特に膜厚8〜25μmのもの
が最も好ましく用いられる。
なお、フイルム片面だけと金属ロールが接触するような
場合は、接触面のみを本発明の不活性物質(A)および
(B)を含有せしめ他面は目的に応じ、不活性物質を添
加せしめても良いし、添加せしめなくともよい。
本発明の配向ポリエステルフイルムは、耐摩耗性に優れ
るので、従来から用いられるポリエステルフイルムのあ
らゆる用途に用い得るが、低速走行する磁気テープに最
適である。
耐摩耗性、走行性と電磁特性の観点から磁気テープ用ベ
ースフィルム、特にコンピューター大容量記憶システム
のデーターカートリッジ用やVTR等の磁気テープ用ベ
ースフイルムに好ましく用いられる。
以下に本発明における物性測定法を示す。
1.不活性物質の粒径および構成比 島津自動沈降天秤を用いてストークス (Stokes)の式 但し、式中 T:沈降時間(sec) η:媒質の粘度(g/cm・sec=poise)h=
沈降距離(cm) G:重力の加速度(980cm/sec2)ρp:不活
性物質の密度(g/cm3) ρo媒質の密度(g/cm3) d:不活性物質の粒径(直径・cm) を用いて夫々の粒径に相当する沈降時間を算出し、夫々
の粒径の範囲に相当する沈降時間範囲を求め、その沈降
時間範囲内での不活性物質の重量を求めて全不活性物質
重量に対する割合を%で表わし構成比とする。
2.平均粒径 測定法1に記載の方法で構成比を求め、粒径の大きい方
から小さい方に順に積算(粒径0μmで100%)した
積算曲線を作製し、積算率50%で示す粒径を平均粒径
(μm)とする。
3.体積形状係数f 顕微鏡写真による粒子の実測値に基づいて計算し、相加
平均した値である。
体積形状係数fは、次式に従って算出する。
「D=粒子投影面における最大径(μm)U:粒子の体
積(μm8)」 4.動摩擦係数μk 第1図に示す如く、25℃、相対湿度60%で粗面化さ
れたポリエステルフイルム面を外径20mmφのSUS
27固定棒(表面粗さ0.3S)に角度θ=(152)
/(180)πラジアン(152°)で接触させ毎秒2
5cm/secの速さで移動、摩擦させる。
入口テンションT1が30gとなるようテンションコン
トローラー2を調整した時の出口テンションT2(出口
テンション検出機10で検出)gより次式で動摩擦係数
μkを算出する(本発明では30m走行時の動摩擦係数
をもってμkとする)。
この時θ=152°(=(152)/(180)πラジ
アン)を用いた。
μkが小さい程滑り性良好とする。
5.動摩擦係数変動Δμk Δμk=μk(30m走行時の動摩擦係数)−μk(走
行初期動摩擦係数)で表わし、Δμkが小さい程走行性
が安定しているとする。
6.摩耗性評価 フイルムを1/2″巾にスリットしたものを巻取機にか
け中間に設置した金属製ガイドロールにこすりつけて、
走行させた時にフイルムに発生する傷の深さと巾をアル
ミニウム蒸着サンプルで裸眼による目視判定し以下のラ
ンクで表わす。
1 フイルム表面に傷は存在せず非常に優れた摩擦抵抗
を示す。
2 僅かに傷は発生するが十分使用に耐え得る。
3 2より傷が多く、深いが使用に耐える(普通)。
4 傷がかなり発生する(やや悪い)。
5 傷が深く、かつ数が多く、使用に耐えない。
以下に本発明を実施例をもって説明するが、本発明は如
何なる理由をもっても本実施例に限定されるものではな
い。
本発明の磁気テープの基材となる配向ポリエステルフイ
ルムは、極めて低い張力下(5〜50グラム重)で低速
度(0.5〜40cm/秒)で磁気テープを送行する場
合に特に優れた走行性、滑り性を呈する特異な性質を有
する。
しかしながら高速度で搬送する電子計算機のストリツジ
テープのための磁気テープのベースフイルムに必ずしも
適してはいない。
これはフイルム表面の微細な突起や凹凸に基づくフイル
ムの滑り易さがテープの走行速度との間に相当変化する
ためと思われる。
フイルム表面の約1μmまたはそれ以上の突起は、高速
走行時には動摩擦係数を減少せしめる効果があるが、低
速走行では逆にフイルムに滑り難い傾向をもたらす。
実施例1 ジメチルテレフタレートに対し、触媒として酢酸マンガ
ン40ミリモル%、三酸化アンチモン20ミリモル%、
亜リン酸40ミリモル%を加えてエステル交換反応させ
、次いで不活性物質(A)として粒径〔d(単位μm)
〕比率が以下に示されるカオリナイト d≦0.5μm・・・・・・62.4% 0.5μm<d≦1.5μm・・・・・・34.7%1
.5μm<d≦2.5μm・・・・・・2.9%(平均
粒径0.43μm、体積形状係数fA=0.063)を
0.15重量%、及び不活性物質(B)として粒径〔d
(単位μm)〕比率が以下に示される重質炭酸カルシウ
ム(カルサイト結晶)d≦2.5μm・・・・・・86
.2% 2.5μm<d≦5μm・・・・・・11.0%5μm
<d≦10μm・・・・・・2.8%(平均粒径1.6
μm、体積形状係数fB=0.24)を0.015重量
%添加して重縮合反応させ、〔η〕0.65(O−クロ
ロフェノールを溶媒として用い25℃で測定した値)の
ポリエチレンテレフタレートを得た。
このポリエチレンテレフタレートを160℃で乾燥し、
280℃で溶融押出し、40℃に保持したキャスティン
グドラム上に急冷固化せしめて未延伸フイルムを得た。
該未延伸フイルムを縦延伸倍率3.5倍及び横延伸倍率
4.0倍の条件で逐次二軸延伸を施し、更に熱処理温度
215℃の条件で厚さ25μmの二軸配向フイルムを得
た。
この実施例のポリエステルフイルム中には不活性物質(
A)として平均粒径0.43μm、体積形状係数fA=
0.063のカオリナイトと、不活性物質(B)として
平均粒径1.6μm、体積形状係数fB=0.24の炭
酸カルジウム粒子が混在しており、本発明を満是するフ
イルムである。
このときの動摩擦係数μkおよびΔμkを表1に示す。
走行性、走行安定性が極めて良好なことが表より明らか
である。
次にとのフイルムの摩耗性を評価したところ表1に示す
如くランク1の最高の水準にあり、耐摩耗性にと優れた
フイルムであった。
実施例2〜5,比較例1〜4 実施例2は、不活性物質(A)として実施例1に供した
カオリナイトをそのまま0.15重量%用い、また不活
性物質(B)には、粒径比率が以下に示される沈降炭酸
カルシウム(アラゴナイト結晶)d≦2.5μm・・・
・・・88.3% 2.5μm<d≦5μm・・・・・・1.05%5μm
<d≦10μm・・・・・・1.2%(平均粒径1.5
5μ、体積形状係数fB=0.08)を0.015重量
%添加した。
実施例3は、実施例1で使用した不活性物質(A)のカ
オリナイトを0.15重量%、不活性物質(B)として
粒径比率が以下に示される沈降炭酸カルシウム(アラゴ
ナイト結晶) d≦2.5μm・・・・・・87.6% 2.5μm<d≦5μm・・・・・・10.3%5μm
<d≦10μm・・・・・・2.1%(平均粒径1.6
μ、体積形状係数fB=0.07)を0.015重量%
添加した。
実施例4は、実施例1で使用した不活性物質(B)の炭
酸カルシウムをそのまま0.015重量%用い、不活性
物質(A)として粒径比率が以下に示される燐酸カルシ
ウム d≦0.5μm・・・・・・63.3% 0.5μm<d≦1.5μm・・・・・・34.9%1
.5μm<d≦2.5μm・・・・・・1.8%(平均
粒径0.41μm、体積形状係数fA=0.060)を
0.15重量%添加したものである。
実施例5は、実施例1で使用した不活性物質(B)の炭
酸カルシウムをそのまま0.015重量%用い、不活性
物質(A)として粒径比率が以下に示されるシリカ d≦0.5μm・・・・・・64.2% 0.5μm<d≦1.5μm・・・・・・33.9%1
.5μm<d≦2.5μm・・・・・・1.9%(平均
粒径0.42μm、体積形状係数fA=0.061)を
0.15重量%添加した。
また、比較例1〜2は実施例1の不活性物質(B)を添
加せしめない不活性物質(A)のカオリンのみ0.1重
量%および0.25重量%それぞれ単独で添加せしめた
ものである。
比較例3〜4は実施例1の不活性物質(A)を添加せし
めないで不活性物質(B)の炭酸カルシウムのみ0.0
08重量%および0.015%それぞれ単独で添加せし
めたものである。
更に、実施例2及び3は不活性物質(B)を、実施例4
及び5は不活性物質(A)を代えた以外は実施例1と同
様の添加量、製造方法でポリエチレンテレフタレート配
向フィルムを得た。
実施例1〜3は、不活性物質(A)が同一であるが不活
性物質(B)の体積形状係数が異なる場合の組合せであ
る。
この摩擦性評価結果は、表1に示すように、実施例1が
ランク1、実施例2がラくク2、実施例3がランク3、
実施例4〜5がランク1であった。
また比較例1〜4はランク5であり、比較例1〜4に較
べて実施例1〜5は摩耗性に優れていることが判明した
これらの結果から理解できるように、本発明の配向ポリ
エステルフィルムは、滑り性、走行安定性、耐摩耗性に
優れるものである。
特に不活性物質(A)の体積形状係数が0.08未満で
、不活性物質(B)の体積形状係数が0.08以上の組
み合せの場合に、摩耗性、滑り性及び走行安定性に卓越
したフイルムが得られる。
実施例6〜11,比較例5〜6 実施例6〜11は、不活性物質(A)として、実施例1
で用いたカオリナイトの添加量を0.01,0.03、
0.05、0.10、0.25及び0.28重量%にそ
れぞれ変えて添加したもので、また不活性物質(B)と
して実施例1で用いた重質炭酸カルシウム(カルサイト
結晶、平均粒径1.6μm、体積形状係数fB=0.2
4)を0.015重量%添加し、実施例1と同様の方法
でポリエチレンテレフタレート配向フイルムを得た。
なお比較例5〜6は、不活性物質(A)として実施例1
または6〜11で用いたカオリナイトの添加量を0.0
05,0.29重量%に変更した以外は、実施例1また
は6〜11の不活性物質(B)の炭酸カルシウムを同量
添加し、同様な方法でポリエチレンテレフタレート配向
フィルムを得た。
表1に走行性及び摩耗性評価結果を示す。
実施例6〜11、比較例1〜4から明かなように不活性
物質を2種類添加併用した本発明のフイルムは、従来の
不活性物質添加フイルムでは到底到達し得なかったよう
な耐摩耗性、滑り性、走行安定性に優れた効果を有して
いる。
また比較例5〜6との比較から不活性物質(A)の添加
量が0.01〜0.28重量%であることが必要であり
、この範囲からはずれると耐摩耗性の改良は期待できな
い。
表1の走行性と摩耗性評価結果を併せて評価し、非常に
優れるものを◎、良好なものを○、十分使用に耐え得る
もの(普通)を口、普通よりやゝ劣るものを△、及び全
然使用に耐えないものをXとして評価欄に示す。
実施例12〜17,比較例7〜9 実施例12〜17は、実施例1の不活性物質(B)の添
加量を0.002,0.004,0.006,0.01
0,0.018,0.019重量%とそれぞれ変更した
ものである。
比較例7〜9は実施例1の不活性物質(B)の添加量を
0.0015,0.020,0.025重量%と変更し
た以外は、実施例1と同様の添加量、方法でポリエチレ
ンテレフタレート配向フイルムを得たものである。
これらのフイルムの走行性、摩耗性評価結果及び総合評
価を表2に示す。
次に下記に示す磁性粉末塗料をグラビアロールにより塗
布し、ドクターナイフにより磁性塗料層をスムージング
し、各種厚み(10μm〜6μm)の磁性層を形成した
磁性塗料の未だ乾かぬ間に常法により磁気配向させ、し
かる後オーブンに導いて乾燥、キュアリングした。
さらにカレンダー加工して塗布表面を均一にし、1/2
インチ巾のビデオテープとしてリールに巻き日本ビクタ
ー(株)製HR3300デツキを用いて常速により各種
の電磁変換特性をシンクロスコープで検討した。
ドロップアウトは、日本自動制御(株)製IDC2型を
用い、幅:1.5μsec、深さ18dBにレンジを設
定し数を数えた。
またカラーノイズをカラーバーを入れて検討した。
磁性塗料の組成 ・γ−Fe2O3粉末 100重量部・エス
レツクA(積水化学製、 塩酢ビ共重合体) 16〃・ハイカー
1432J(日本ゼオ ン製、ブタジエンアクリロニト リル共重合体) 11〃・レシチン
1〃・カーボン
8〃・MEK
100重量部・MIBK 100〃
・添加剤(潤滑剤、シリコン 樹脂) 0.15〃実施例12〜
17及び比較例7〜9から明らかなように、不活性物質
(B)の添加量が0.002〜0.019重量%の範囲
ではフイルムの滑り性、走行安定性、耐摩耗性および電
磁特性〔VTRヘッド出力(周波数特性)、カラーノイ
ズ(C/N比)、ドロップアウト(D/0数)〕に優れ
たものが得られる。
比較例8及び9のフイルムは、滑り性、走行安定性、耐
摩耗性に優れるが電磁特性が劣り、磁気テープとして使
用に耐えない。
表2の最後にベースフイルム評価(滑り性、走行安定性
、耐摩耗性)および磁気テープとしての評価(電磁特性
、カラーノイズ、ドロップアウト)を併せて評価し、総
合評価欄に記入した。
ここに評価符号として、非常に優れをもの◎、良好なも
の○、十分に使用に耐えるもの(普通)を口、普通より
やゝ劣るもの△、全然使用に耐えないものを×とする。
なお、実施例1〜11及び比較例1〜6について、前記
同様磁性層を塗布して、磁気テープとしての評価を行い
、ベースフイルムとしての評価と併せて総合評価したと
ころ、 総合評価として実施例1,4,5,8〜10は◎、実施
例2,7,11は○、 実施例3,6は○〜口、 となり本発明のフイルムは十分に使用に耐えるものであ
った。
これに対し、比較例1〜4は×で、 比較例5〜6は△であって使用に耐えないものであった
実施例18〜21、比較例10〜12 実施例1で不活性物質(A)として使用した平均粒径0
.43μm、体積形状係数fA=0.063のカオリナ
イトの代りに、平均粒径0.31、0.40、0.55
、0.8μm、体積形状係数fA=0.05〜0.07
のカオリナイトを使用する以外は実施例1と同様におこ
なった。
比較例10〜12は不活性物質(A)として平均粒径1
.0、1.2及び1.5μm、体積形状係数fB=0.
06〜0.075の場合である。
表3の実施例18〜21及び比較例10〜12で示すよ
うに不活性物質(A)の平均粒径は0.8μm以下であ
ることが必要であり、0.8μmを越えると摩耗性に劣
ることが理解できる。
実施例1〜11又は比較例1〜6と同様に、磁性層を塗
布して、磁気テープとしての評価を行い、ベースフイル
ムとしての評価(滑り性、走行性、耐摩耗性)と併せて
総合評価すると、 実施例18〜20は◎、 実施例21は口、 比較例10〜11は△及び 比較例12は×であった。
実施例22〜26、比較例13〜14 実施例1で、不活性物質(B)として使用した平均粒径
1.6μm、体積形状係数fB=0.24の重質炭酸カ
ルシウム(カルサイト結晶)の代りに、平均粒径0.9
、1.2、1.6、1.7、1.8μm、体積形状係数
fB=0.15〜0.20の重質炭酸カルシウム(カル
サイト結晶)を使用する以外は実施例1と同様に行った
比較例13〜14は、不活性物質(B)として平均粒径
2.0、3.0μm、体積形状係数fB=0.18〜0
.20の場合である。
表4の実施例22〜26及び比較例13〜14で示すよ
うに不活性物質(B)の平均粒径は1.8μm、以下で
あることが必要であり、1.8μmを超えると摩耗性に
劣ることが理解される。
以上の結果から本発明の配向ポリエステルフイルムは耐
摩耗性に優れている。
なお、実施例1〜11及び比較例1〜6と同様に磁性層
を塗布して磁気テープとしての評価を行い、ベースフイ
ルムとしての評価を併せて総合評価したところ:実施例
22〜24は◎、 実施例25は○、 実施例26は口、 比較例13は△及び 比較例14は×であった。
以上の結果から本発明のフイルムは、滑り性、走行安定
性、耐摩耗性および電磁特性に優れた磁気テープ用配向
ポリエステルフイルムであることが明らかとなった。
附記: 体積形状係数fは、不活性物質の製造法、産地などによ
つそ異るが、概ね次の値の範囲にある。
(1)ケイ酸アルミニウム〔焼成ケイ酸アルミニウム(
焼成クレー)、水和ケイ酸アルミニウム(ろう石、カオ
リナイト、カオリンクレー)〕シリカなど f=0.0
05〜0.12程度(2)燐酸カルシウム f=0.0
03〜0.20程度(3)炭酸カルシウム 沈降炭酸カルシウム Minimum (アラゴナイト結晶)f=0.005〜0.10沈降炭
酸カルシウム (パテライト結晶) f=0.15〜0.30沈降炭酸
カルシウム (カルサイト結晶) f=0.18〜0.40従って
f=0.005〜0.40重質炭酸カル
シウム (粗品石灰石) f=0.08〜0.30重質
炭酸カルシウム 程度(チョー
ク) 軽質炭酸カルシウム f=0.01〜0.30
【図面の簡単な説明】
第1図は、フイルム粗面の動摩擦係数μkを測定するテ
ープベース検査機の模式図である。 図中の数字1は巻出リール、2はテンションコントロー
ラー、3,5,6,8,9,11はフリーローラー、4
はテンション検出器(入口)、7はSUS27固定棒(
20mmφ外径)、10はテンション検出機(出口)、
12はガイドローラー、13は巻取りリールをそれぞれ
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ)平均粒径が0.8μm以下のケイ酸アルミニ
    ウム、燐酸カルシウム、シリカの不活性物質(A)0.
    01〜0.28重量%と、 (ロ)平均粒径が前記不活性物質(A)よりも大きく、
    かつ、1.8μm以下の炭酸カルシウム0.002〜0
    .019重量%とを含有してなる磁気テープ用配向ポリ
    エステルフィルム。 2 フイルム表面の動摩擦係数μkが 0.05≦μk≦0.18 である特許請求の範囲第1項記載の磁気テープ用配向ポ
    リエステルフイルム。
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