JPS5832697B2 - 原稿台の移動用駆動装置 - Google Patents

原稿台の移動用駆動装置

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JPS5832697B2
JPS5832697B2 JP3376676A JP3376676A JPS5832697B2 JP S5832697 B2 JPS5832697 B2 JP S5832697B2 JP 3376676 A JP3376676 A JP 3376676A JP 3376676 A JP3376676 A JP 3376676A JP S5832697 B2 JPS5832697 B2 JP S5832697B2
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信之 柳川
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複写装置等における原稿台を、所定行程量、
往復動させるための駆動装置に係るものである。
所謂、原稿台が移動する型式の電子写真複写装置におい
ては、感光体ドラムの回転に対応させて原稿台を所定行
程量、移動させ、上記ドラム上に原稿像に対応する静電
潜像を形成させている。
上記所定行程量は、具体的にはスリット露光巾に、当該
複写装置で複写し得る最大原稿の長さを加えたものとな
るが、この行程量だけ原稿台を移動即ち往復動させる手
段として、例えば、原稿台を直接1駆動させろワイヤー
、これを巻き付ける一連の滑車群等を用い、かつ駆動側
の滑車に電磁クラッチを設けるともにその滑車を正逆転
し得るようになしたものがある。
この場合に、電磁クラッチをオンオフさせるための信号
の授受を、例えば感光体ドラムの回転位置を何らかの手
段により検知して行わせている。
即ち、上述した正逆転動作によって原稿台を往復動させ
ている訳であるが、この場合にその動作の度毎に電磁ク
ラッチをオンオフさせるため、その故障も多くまたタイ
ミングの設定も面倒である。
本発明は、このような装置として故障原因の一つとなり
うる電磁クラッチ等の手段を用いない、新規な原稿台の
駆動装置を提供するものである。
以下、図示の一実施例により本発明を説明する。
第1図は本発明が適用されろ電子写真複写装置の一例を
示すものであって、これによる複写プロセスは次のよう
にして行われる。
即ち、原稿台1の原稿載置ガラス2上に原稿を置き、図
示されないプリント釦を押すと、感光体ドラム3は矢印
a方向に回転を始め、これに対応して原稿台1が矢印す
方向に往動し、チャージャー4によって帯電せられた感
光体ドラム3上には、光源ランプ5および集束性光伝送
体6等の光学系により静電潜像が形成される。
この像は現作用ブラシ7によって顕像化され、さらに転
写チャージャー8によって複写シート9に転写され、シ
ート搬送装置11によって送られる複写シート90転写
像は定着装置12によって定着せしめられる。
この間、感光体ドラム3上の残留電荷は除電チャージャ
ー13によって除去され、ドラム3はさらに回転して、
帯電開始位置から丁度2回転した状態で一枚の複写コピ
ーが得られる。
さて、上述した原稿台1は、矢印す方向に往動し、光学
系による露光が終了したのち、同方向とは逆方向に復動
し、初期の態位に戻るようになっている。
ここで、上記原稿台1を上述したプロセスに基づいて往
復動させる具体的構成例について以下に述べる。
即ち、第1図において、原稿台1は装置本体に対し往復
動自在に支持されている。
第2図はその支持方式の一例を示すもので、原稿台1は
装置本体の両側板14.15Vc、ベアリング16およ
び多数個の摺動用ボール17とによって支持されており
、図において上下および左右方向の動きが規制された状
態で極く軽い負荷で移動自在となっている。
第4図において、集束性光伝送体6(第1図参照)の下
方に配設され、感光体ドラム3を固装した軸18は、装
置本体の両側板14.15(第2図参照)に、ベアリン
グ19(他方は図示されず)を介して支持されている。
上記18の、第1図において左方から見た右端部側には
、半月キー21によって同軸18と実質的に一体にした
往動ギヤー22が装着されている。
同ギヤー22には、第5図に示す如く回転部材23が一
体もしくは実質的に一体に設けられていて、同部材23
0周面の一箇所には後述する係止部材が係合するところ
の被係止部即ち凹部23aが形成されている。
第4図において、軸18の右端部にはベアリング24を
介して作動回転部材25が回転自在に支持されており、
同部材25とワイヤードラム26とはねじ27によって
実質的に一体となっている。
ワイヤードラム260周部には比較的長い一本のワイヤ
ー28が複列に巻き付けられており、第5図に示す如く
途中の状態でビス29によって折り返えされかつ締め付
けられている。
そして、ワイヤー28の一端は、滑車31を介して第3
図に示すように原稿台1の左端部側のピン32に、他端
は、ばね33を介して右端部側のピン34にそれぞれ係
止されている。
第4図において、作動回転部材250大径ボス部25a
には復動ギヤー36が遊合されていて、さらに小径ボス
部25bには第5図に示すような円盤カム37がねじ3
8によって嵌着されている。
第5図において、作動回転部材25の7ランジ部25c
に穿たれた取付は孔25dにはブツシュ体41のボス部
41aが嵌着され、かつ同体41はねじ42によって不
動状態に保持されている。
ブツシュ体41の別のボス部41bは、このボス外径よ
り大きいところの、復動ギヤー36の孔36aに嵌入し
ている。
ブツシュ体41の軸穴には、往動ギヤ22側にある係止
部材43を一体的に固装した軸44が回動自在に嵌合さ
れており、同軸44の右端部には第4図に示す如く−ア
ーム端に折曲片45aを有するクラッチレバ−45が固
着されている。
またクラッチレバ−45の一アーム端に植設されたピン
45bは復動ギヤー36の、孔36aの上位側に穿たれ
た長孔36bに嵌入している。
第5図において、円盤カム370周面の一箇所には凹部
37a(第6図参照)が形成されていて、回部37aに
対応する部位にはストッパ46が固着されている。
円盤カム37の凹部3γaの、ストッパ46と反対側の
近接した部位には、クラッチレバ−45の細腕から折曲
した作動片45cが延び出ている(第6図参照)。
−腕端に上記凹部37aおよび作動片45ctC係脱自
在のピン47aを有し、軸48に枢着された作動レバー
47には、ばね49の弾力作用により、軸48の周りを
右旋する習性が与えられている。
作動レバー47の一腕端には復動ギヤー36側に折曲し
た解除片47bが形成されるとともに、同レバー47の
細腕端には第1ンレノイド51が連結されている。
ここで、第5図において、往動ギヤー22の下部には、
同ギヤー22を駆動させるための駆動機構が設けられて
おり、駆動源からチェーン52、スプロケット53を介
して歯車54が回転し、中間ピニオン55、これに運転
する歯車56等を介して往動ギヤー22がこれとともに
回転する感光体ドラム3の矢印a方向と同方向に回転す
るようになっている。
上述した往動ギヤー22を含めた一連の歯車群で構成さ
れる往動用駆動機構に対し、原稿台を復動させるための
復動用駆動機構は次のように構成されている。
即ち、復動ギヤー36の下部には往動用駆動機構側の中
間ピニオン55を固装した軸51に枢着されたところの
レバー58が配設されている。
上記軸57には歯車59が固装されており、これとかみ
合うとともにレバー58に装着された中間歯車61を介
して同じくレー58に装着された歯車62が復動ギヤー
36から離れた状態で矢印方向に回転するようになって
いる。
レバー58の別の腕端部には第2ソレノイド62が連結
されていて、同レバー58には、ばね64の弾力によっ
て軸57の周りを右旋する方向の回動習性が与えられて
いて、この習性によって筒車62は復動ギヤー36から
離れた態位に保持されている。
ここで、第5図において、図示されないプリント釦を押
して複写動作を開始させろことにより、駆動モーター(
図示されず)が回転を始め、チェーン52から歯車56
までの、駆動系により、往動ギヤー22は凹部23aを
有する回転部材23とともに、矢印方向に回転し、感光
体ドラム3も同方向に回転する。
また、これと同時に復動用1駆動機構側の歯車62も復
動ギヤー36から離れた状態で矢印方向に回転する。
第6図は上述した状態を示しており、凹部23aを有す
る回転部材23は示矢方向に回転している。
この状態で第1ンレノイド51が励磁されると、作動レ
バー47は軸48の周りにばね49の弾力に抗して左旋
し、同レバー47のピン47aは、第7図に示す如く円
盤カム37の凹部37aから離れる。
すると、クラッチVパー45は軸44の周りに右旋し、
係止部材43の係止爪43aは回転部材23の凹部23
aにかみ合う。
即ち、係止部材43は、この係止爪43aが上記凹部2
3aにかみ合う方向の回動習性が与えられており、この
習性は、平生作動レバー47のピン47 aV:、よっ
て阻止されている。
ところで、上述した係止部材43の回動習性動作は次の
ようにして行われている。
即ち、第5図において、ワイヤードラム26の側壁26
aにはピン26bが、また復動ギヤー36の、ワイヤー
ドラム26側の側面には、別のピン36cがそれぞれ植
設されている(第4図参照)。
これら両ピンの間には緊縮性のばね65が掛けられてい
て、このばね65の弾力により復動ギヤー36を、第6
図において軸18の周りに時計方向に、またワイヤード
ラム26を反時計方向に互に回動させようとしている。
この回動は次のようにして阻止されている。
即ち、第7図において、ばね65の弾力により、復動ギ
ヤー36に穿たれた孔36aの、図において左側の内周
縁は、ブツシュ体41のボス部41bを押圧している。
この状態で、今仮にクラッチレバ−45の作動片45c
の斜縁部を押して、同レバー45を軸440周りに第6
図の位置まで左旋させてやると、同レバー45のピン4
5bは、復動ギヤー360長孔36bの左側の側縁を押
圧し、同ギヤー36を軸18即ち具体的には第4図にお
いて作動回転部材25の大径ボス部25aの周りに所定
の回転角だけ反時計方向に回動させる。
そしてこの回転角に応じてばね65を伸張させろ。
第8図はこれらの関係を示したもので、クラッチレバ−
45を軸440周りに角度αだげ回動させてやると、即
ち第7図から第6図に示す位置に回動させると、復動ギ
ヤー36は軸18の周りに反時計方向に回転角θだげ回
動じ、これに応じてばね65を伸張させろ。
なお、図において線AAは復動ギヤー36の孔36aの
中心軌跡を示すものである。
上記復動ギヤー360回動動作によって、第6図に示す
如く、ブツシュ体41のボス部41bは、復動ギヤー3
6の孔36aの右側の内周縁に圧接するようになる。
このように、復動ギヤー36には伸張したばね650弾
力によって時計方向に回動しようとする作用力がチャー
ジされた状態となっており、第6図において、作動レバ
ー47のピン47aが第7図に示す如く凹部37aから
離れると、即ち、クラッチレバ−45に対するピン47
aの拘束状態が解除されると、上述したばね65の緊縮
弾力によって復動ギヤー36はθだけ時計方向に回動し
、第7図に示される態位となる。
これとともにクラッチレバ−45も軸44の周りに角度
αだけ時計方向に旋回し、同じく第7図に示される態位
になる。
ここで、第6図において、プリント釦が押され図示され
ない制御回路を介して駆動モーターが回転を始めると、
先に述べた往動ギヤー22および回転部材23が矢印方
向に回転し、帯電装置がオンする時機をとらえて、第1
ソレノイド51が励磁されるようになっており、これに
よって作動レバー47は軸48の周りにばね49の弾力
に抗して左旋し、ピン47aは円盤カム37の凹部37
aから離れる。
すると、クラッチレバ−45は軸440周りに右旋しよ
うとし、レバー45と実質的に一体の係止部材43の係
止爪43aは、回転部材230周部に圧接しつつ、同車
43aが既に回転状態にある回転部材23の凹部23a
に会合したとき、同部43aは第1図に示す如く上記凹
部23aにかみ合う。
これと同時に、第5図に示す如く、係止部材43、ブツ
シュ体41およびクラッチレバ−45はともに軸18の
周りを丁度公転するような状態で時計方向に回転する。
ブツシュ体41が公転するのに伴って、作動回転部材2
5が回転し、これと実質的一体の、ワイヤードラム26
および円盤カム37が時計方向に回転する。
即ち、ワイヤードラム26は矢印方向に回転し、ワイヤ
ー28を介して原稿台1を矢印す方向に往動させる。
また、復動ギヤー36もブツシュ体41のボス部41b
の公転運動に追従して、ワイヤードラム26と同方向に
回転する。
第7図において、上述した如く円盤カム3フ0時計方向
の回転によって、作動ンバー47のピン47aは円盤カ
ム370周部に乗り移った状態でばね49(第6図参照
)の弾力によってその周部に圧接し、この状態を維持し
ながら円盤カム37は回転を続け、第9図から第10図
に示される位置に至る。
即ち、第9図において、クラッチレバ−45の折曲片4
5aは、円盤カム37と一体的に回転する作動回転部材
25(第5図参照)の時計方向の回転につれて、作動レ
バー47の解除片47bの側縁部47cに衝合する。
第10図は丁度この状態を示しており、同図において円
盤カム37がさらに回転し、この回転につれてストッパ
46の斜縁部46aは、回部46aに乗り移った作動レ
バー47のピン47aを押し上げ、第11図に示す如く
レバー47を、軸48の周りにばね49の弾力に抗して
若干左旋させる。
この際、作動ンバー47の解除片47bは、折曲片45
aがその解除片47bの側縁部47C(第9図参照)に
当接するクラッチレバ−45を、第10図から第11図
に示す態位に軸44(第12図参照)の周りに左旋させ
、同じく係止部材43を同方向に左旋させ、今11で・
回転部材23の凹部23aに係合した状態にあった係止
部材43の係止爪43aは上記凹部23aから離れる。
この状態において、ワイヤードラム26(第5図参照)
の回転は停止し、これと同時に第3図に示す如く原稿台
1は鎖線で示される位置即ち、始発位置から、既記のよ
うにスリット露光中に最大原稿長さを加えた距離S、だ
げ移動した位置で停止する。
上述した状態で上記原稿の原稿像に対するスリット露光
が終了され、この信号をとらえて第5図に示す如く第2
ソレノイド62が励磁されるようになっており、これに
伴ってVバー58は軸5Tの周部にばね64の弾力に抗
して左旋し、今昔1で復動ギヤー36から離間態位に保
持されていて矢印方向に回転しつつあるンバー58の歯
車62は第11図に示す如く復動ギヤー36にかみ合う
すると、同ギヤー36は今までの回転方向とは逆方向即
ち、反時計方向に回転を始める。
すると、第12図に示す如く復動ギヤー36の孔36a
の右方側の内周縁に当接するブツシュ体41のボス部4
1bは上記ギヤー36に押されて軸18の周りに反時計
方向に公転し、同時に第5図に示す如く、作動回転部材
25とワイヤードラム26と円盤カム37とは一体的に
反時計方向に回転する。
即ち、ワイヤードラム26は図における示矢方向とは逆
に回転し、この内のワイヤードラム26の逆転によって
第3図に示す如くワイヤー28および滑車31を介して
原稿台1を鎖線の位置から始発位置へ向かって復動させ
る。
ここで、第11図において円盤カム37の上述した反時
計方向の回転によって、作動レバー47のピン47aは
ストッパ46の斜縁部46aから第13図に示す如く円
盤カム37の周面へ乗り移ってゆく。
この際、クラッチレバ−45の折曲片45aは作動レバ
ー47の解除片47bから離れてゆくことになり、第1
2図において、クラッチレバ−45は軸440周りにば
ね65の蓄勢弾力によって時計方向に回動しようとする
即ち、係止部材43の係止爪43aが回転部材23の凹
部23aへ落ち込もうとするが、回転部材23はこれと
係止部材43との係合動作が解除された状態においても
、独立した状態で回転を続けており、従って第13図に
示すように係止爪43aは凹部23aから離れるととも
に回転部材230間部に圧接した状態で乗り移ってゆき
、上述した係止爪43aの落ち込み動作は起き得ない。
そして、円盤カム37が第13図から第14図の位置に
回転し、さらにその回転を続けて、作動レバー47のピ
ン47aが第14図における位置から第6図に示す如く
円盤カム37の凹部37aに落ち込む。
ところで、第6図において復動ギヤー36の周部の一箇
所には歯を所定の筒数切欠いた入歯部36dが設けられ
ていて、ギヤー36が反時計方向に回転し、その欠歯部
36cが第14図に示す位置に来たり、さらにギヤー3
6が回転して駆動側の歯車62に対応する部位に来たる
と、そのかみ合いがはずれて被駆動側の復動ギヤー36
の回転は停止されろ。
そして、この状態で上述した如く作動レバー47のピン
47aは第6図に示すように円盤カム37の凹部37a
に落ち込み、第3図において仮想線から始発位置へ復動
しつつあった原稿台1はその始発位置において停止し、
かつストッパ46が第14図から第6図の位置に公転し
てその左側縁部46bが作動レバー47のピン47aに
当接することによって原稿台1の始発位置での規制が行
われろ。
この間、即ち、第14図において復動ギヤー36の欠歯
部36cが歯車62の部位に来たり、その伝達関係が断
たれると、第5図に示すように電気回路上において初め
の通電時から励磁作用が保持されろようになした第2ソ
レノイド620通電が断たれるようになっており、これ
によりレバー58は軸570周りにばね64の弾力によ
って右旋し第6図に示す如く復動ギヤー36の入歯部3
5dから離れる。
なお、第6図において作動レバー47のピン47aは円
盤カム37の凹部37aに落ち込んだ状態となっている
ので、係止部材43の係止爪43aは回転状態にある回
転部材23の凹部23aに、第1ソレノイド51(第5
図参照)が励磁されない限り落ち込むことはない。
以上のように、復動ギヤー36の逆転時において、係止
部材43の係止爪43aが回転部材23の凹部23aに
かみ合うようなことは起き得す極めて安全性の高い機能
を有する駆動装置といえる。
なお、感光体ドラム3が2回転した状態で−サイクルの
複写が終了され、これと同時に、第5図において、常回
転状態にある往動ギヤー22および回転部材23の自転
が停止する。
以上、本発明実施例においては、第5図に示すように往
動ギヤー22を正転させることにより原稿台を往動させ
、また復動ギヤー36を逆転させることにより原稿台を
復動させ、これらの間に介在させたワイヤドラム26と
の駆動伝達関係を切ったり継いだりする所謂クラッチ作
用としての機能を、係止部材43によって自動的に行わ
せるようにしたものであるから、安全性が高く、一連の
駆動およびクラッチ作用が機械的に行われろためその動
作が確実に電磁クラッチ等の手段を用いるものに比して
故障が少ない。
なお、本発明においては、感光体ドラムが2回転して一
枚の複写コピーが得られる方式の複写装置について説明
したが、これに限らず1回転で一枚の複写コピーを得る
方式のものにも本発明を適用することができる。
また、本実施例においては、第5図に示すようにワイヤ
一方式のものについて述べたが、要するにワイヤードラ
ム26の正逆転動作を利用してラック・ピニオンの如き
伺もかの手段によって原稿台を往動させてやればよい。
以上本発明によれば、原稿台を往復動させる往動用、復
動用駆動機構と上記原稿台を連結した作動回転部材との
間にクラッチ作用を有する係止部材を介在させ、この動
作を自動的に行わせるようにしたものであるから、原稿
台の往復動作が機械的に確実に行われ、電磁クラッチ等
を用いろものに比して故障が少なく、かつ動作上におい
て安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される電子写真複写装置の一例を
示す正面図、第2図は上記装置における原稿台の縦断面
図、第3図は原稿台の往復動動作を説明するための装置
の上部正断面図、第4図は本発明の一実施例の原稿台の
移動用駆動装置の主駆動部を第1図において左方から見
た縦断面図、第5図は上記1駆動装置の分解斜視図、第
6図は第4図における主駆動部の平生態位を示す正面図
、第7図は第6図におげろ係止部材が回転部材の凹部に
係合した状態を示す第6図からの作用図、第8図はクラ
ッチレバ−回動・作用とこれに関連する復動ギヤーとの
関係を説明するための図、第9図は原稿台が往動状態に
あるときの前記駆動部の正面図、第10図は原稿台の往
動終了寸前の状態を宗す第9図からの作用図、第11図
は原稿台の往動終了時の状態を示す第10図からの作用
図、第12図は第11図と同態位にあるクラッチレバ−
と復動ギヤー〇孔とブツシュ体のボス部との関係を示す
要部正面図、第13図は原稿台が復動を始めた状態にお
ける第11図からの作用図、第14図は原稿台が復動を
終了する直前の状態を示す第13図からの作用図である
。 1・・・−・・原稿台、22,54,55,56・・・
・・・往動用駆動機構、23・・・・・・回転部材、2
3a・・開被係止部、25・・・・・・作動回転部材、
36,59゜61.62・・・・・・復動用駆動機構、
43・・曲係止部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原稿台を往動させる往動用駆動機構と、同原稿台を
    復動させる復動用駆動機構と、上記往動用駆動機構に連
    動し、被係止部を有する回転部材と、上記復動用駆動機
    構に連動し、原稿台を連結した作動回転部材と、同作動
    回転部材に装着され上記被係止部に係合しようとする動
    作習性を有し、その被係止部に係合した状態で上記回転
    部材と作動回転部材とを一体的に回転させて原稿台を往
    動させる係止部材と、平生は上記動作習性を阻止し、か
    つ上記原稿台を始発位置から始動させようとするときに
    、上記阻止動作を解除させて上記係止部材を上記被係止
    部に係合させる手段と、原稿台の往動終了時にその係合
    動作を解除させるとともに、上記復動用駆動機構により
    復動する原稿台が始発位置に復帰するまでの間、その解
    除動作を保持させる手段とを有する原稿台の移動用1駆
    動装置。
JP3376676A 1976-03-26 1976-03-26 原稿台の移動用駆動装置 Expired JPS5832697B2 (ja)

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JPS52117136A JPS52117136A (en) 1977-10-01
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JP3376676A Expired JPS5832697B2 (ja) 1976-03-26 1976-03-26 原稿台の移動用駆動装置

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JP (1) JPS5832697B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63110182A (ja) * 1986-10-29 1988-05-14 株式会社村田製作所 電子部品チツプ収納カセツト
JPH0547470B2 (ja) * 1986-09-12 1993-07-16 Murata Manufacturing Co

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JPS63110182A (ja) * 1986-10-29 1988-05-14 株式会社村田製作所 電子部品チツプ収納カセツト

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