JPS5831697Y2 - ドアのベンチレ−ション構造 - Google Patents
ドアのベンチレ−ション構造Info
- Publication number
- JPS5831697Y2 JPS5831697Y2 JP1977059732U JP5973277U JPS5831697Y2 JP S5831697 Y2 JPS5831697 Y2 JP S5831697Y2 JP 1977059732 U JP1977059732 U JP 1977059732U JP 5973277 U JP5973277 U JP 5973277U JP S5831697 Y2 JPS5831697 Y2 JP S5831697Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- outer panel
- panel
- inner panel
- exhaust port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車ドアのペンシレージョン構造に関す
るものである。
るものである。
自動車ドアのインナパネルには、ドア内空部に通じる排
気口が穿設されているが、従来のドアのペンシレージョ
ン構造では、ドアの厚みを形成するドアインナパネル部
分の車体前後方向の前端付近において、車体前方に向い
たドアインナパネル面に排気口が穿設されていた。
気口が穿設されているが、従来のドアのペンシレージョ
ン構造では、ドアの厚みを形成するドアインナパネル部
分の車体前後方向の前端付近において、車体前方に向い
たドアインナパネル面に排気口が穿設されていた。
このように、従来のペンシレージョン構造では排気口が
自動車の進行方向に対面していることがら、ドア取付部
の車体の隙間を通して道路から跳ね上った泥が排気口か
らドアの内部に入り、これにより、ドア内部のガラス機
構やロック機構などが汚損される欠点があった。
自動車の進行方向に対面していることがら、ドア取付部
の車体の隙間を通して道路から跳ね上った泥が排気口か
らドアの内部に入り、これにより、ドア内部のガラス機
構やロック機構などが汚損される欠点があった。
また、衝突時の安全性を向上させるために、ドア内空部
にサイドインパクトバー等の補強材を配設する際に、同
補強材と同様にインナパネル側に配設されるドア内空部
の窓ガラスおよびその昇降機構等との干渉を避けるため
に、一般的に上記補強材を極力ドアアウタパネルに近づ
ける必要があるが、その場合、上記補強材の端部を上記
アウタパネルに直接ねし止めあるいはスポット溶接によ
り固着したのでは、同アウタパネル外面にねしあるいは
スポット跡が露出してしまい。
にサイドインパクトバー等の補強材を配設する際に、同
補強材と同様にインナパネル側に配設されるドア内空部
の窓ガラスおよびその昇降機構等との干渉を避けるため
に、一般的に上記補強材を極力ドアアウタパネルに近づ
ける必要があるが、その場合、上記補強材の端部を上記
アウタパネルに直接ねし止めあるいはスポット溶接によ
り固着したのでは、同アウタパネル外面にねしあるいは
スポット跡が露出してしまい。
外観上好ましくないという不具合があるので、上記補強
材の端部を例えば別途ブラケットを介してドアインナパ
ネルに取付けなければならず、部品点数および重量が増
大してしまうという欠点があった。
材の端部を例えば別途ブラケットを介してドアインナパ
ネルに取付けなければならず、部品点数および重量が増
大してしまうという欠点があった。
本考案は、上記欠点を解消するためになされたものであ
って、すなわち、本考案の目的は、排気口から泥が入り
込み難く、かつ、上記補強材の端部を、上記ドアインナ
パネルに直接容易に固着できるドアのペンシレージョン
構造を提供することにある。
って、すなわち、本考案の目的は、排気口から泥が入り
込み難く、かつ、上記補強材の端部を、上記ドアインナ
パネルに直接容易に固着できるドアのペンシレージョン
構造を提供することにある。
以下、図示の一実施例に基づいて本考案を説明する。
第１図は、実施例構造を備えた自動車ドアを車内から見
た図であって、図面左方が車体の前方に当り、かつ、第
２図および第３図は、ドアパネルの前部（部分ＩＩ）の
図であるが、図示のように、ドアは、ドアインナパネル
１の外面にドアアウタパネル２が周縁で溶着されて形成
されると共に、インナパネル１の段部１ ａ、１ ｂ、
Ｉ Ｃなどによってドアの厚みが形成され、さらに、両
パネル１，２間には、サイドインパクトパー３など、適
宜の長手補強部材が水平方向に固設されている。
た図であって、図面左方が車体の前方に当り、かつ、第
２図および第３図は、ドアパネルの前部（部分ＩＩ）の
図であるが、図示のように、ドアは、ドアインナパネル
１の外面にドアアウタパネル２が周縁で溶着されて形成
されると共に、インナパネル１の段部１ ａ、１ ｂ、
Ｉ Ｃなどによってドアの厚みが形成され、さらに、両
パネル１，２間には、サイドインパクトパー３など、適
宜の長手補強部材が水平方向に固設されている。
しかして、インナパネル１の厚みを持った部分を形成す
る段部の前端付近のパネル面１ｄには、サイドインパク
トパー３の前端部が溶着により固設され、かつ、該溶着
部以外の個所（図示では２個所）に適宜形の排気口４が
穿設されている。
る段部の前端付近のパネル面１ｄには、サイドインパク
トパー３の前端部が溶着により固設され、かつ、該溶着
部以外の個所（図示では２個所）に適宜形の排気口４が
穿設されている。
なお、従来のベンチレーション構造では、排気口は段部
１ｂのＡ部付近に穿設されていた。
１ｂのＡ部付近に穿設されていた。
つぎに、このように構成された実施例のベンチレーショ
ン構造の換気作用について説明する。
ン構造の換気作用について説明する。
閉扉状態では、ドア内空部はインナパネル１の窓孔（図
示せず）を介して単室に連通しており、従って車室内の
空気は、その内圧によってドア内空部に入り、さらに、
第３図の矢示Ｂのように、排気口４、およびドアと車体
５の隙間を経て外部に排気される。
示せず）を介して単室に連通しており、従って車室内の
空気は、その内圧によってドア内空部に入り、さらに、
第３図の矢示Ｂのように、排気口４、およびドアと車体
５の隙間を経て外部に排気される。
この換気作動中において、排気口４が車体の内側に向い
ているから、車体の前方から隙間内に飛び込む泥は排気
口４内に入りに＜＜、従来のようにドアの内部が泥で汚
損されるようなことがない。
ているから、車体の前方から隙間内に飛び込む泥は排気
口４内に入りに＜＜、従来のようにドアの内部が泥で汚
損されるようなことがない。
以上のように、本考案に係るドアのベンチレーション構
造によれば、ドアのインナパネルに穿設される排気口を
、車体内方に向けて開口させたので、ドアの内部機構が
常に清潔に保持され、これにより、ドアの機能を正常に
維持させることができるとともに、インナパネル前端部
に形成した段部に対して補強材の前端部を固着すること
によって、窓ガラスおよびその昇降機等が、インナパネ
ルにおける補強材と干渉を起こさない位置に配置するこ
とができ、しかも、アウタパネルに間隙を以って補強材
を配置できるので、アウタパネルに補強材の固着部の形
跡が残るようなことがなく、ドアの外観上好ましいとい
う結果が得られるなどの効果がある。
造によれば、ドアのインナパネルに穿設される排気口を
、車体内方に向けて開口させたので、ドアの内部機構が
常に清潔に保持され、これにより、ドアの機能を正常に
維持させることができるとともに、インナパネル前端部
に形成した段部に対して補強材の前端部を固着すること
によって、窓ガラスおよびその昇降機等が、インナパネ
ルにおける補強材と干渉を起こさない位置に配置するこ
とができ、しかも、アウタパネルに間隙を以って補強材
を配置できるので、アウタパネルに補強材の固着部の形
跡が残るようなことがなく、ドアの外観上好ましいとい
う結果が得られるなどの効果がある。
第１図は、実施例のベンチレーション構造を備えたドア
の内面図、第２図は、第１図の部分ＩＩの拡大斜視図で
あって、かつ、本考案の一実施例を示すドアのベンチレ
ーション構造の要部斜視図、第３図は、第２図のＩＩＩ
−ＩＩＩ線における平端面図である。 １・・・・・・ドアインナパネル、１ｄ・・・・・・パ
ネル面、４・・・・・・排気口。
の内面図、第２図は、第１図の部分ＩＩの拡大斜視図で
あって、かつ、本考案の一実施例を示すドアのベンチレ
ーション構造の要部斜視図、第３図は、第２図のＩＩＩ
−ＩＩＩ線における平端面図である。 １・・・・・・ドアインナパネル、１ｄ・・・・・・パ
ネル面、４・・・・・・排気口。
Claims (1)
- ドアアウタパネルと、同アウタパネルに縁部を固定され
ドアの厚みを形成するドアインナパネルと、上記ドアア
ウタパネルの内面に沿って配設され車体前後方向に延び
た補強材とを備えたドアにおいて、上記ドアインナパネ
ルの前端部に、上記ドアアウタパネルに対して間隙を存
すると共に上記ドア側面に対してほぼ平行な段部が形成
され、上記段部と上記ドアアウタパネルとの間隙に上記
補強材の前端部が位置されると共に同補強材の前端部が
上記段部に固着され、上記段部にドア内空部に通じる排
気口が穿設されたことを特徴とするドアのペンシレージ
ョン構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977059732U JPS5831697Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | ドアのベンチレ−ション構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977059732U JPS5831697Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | ドアのベンチレ−ション構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53154544U JPS53154544U (ja) | 1978-12-05 |
| JPS5831697Y2 true JPS5831697Y2 (ja) | 1983-07-14 |
Family
ID=28959673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977059732U Expired JPS5831697Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | ドアのベンチレ−ション構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5831697Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5252339Y2 (ja) * | 1973-03-23 | 1977-11-29 | ||
| JPS5510163Y2 (ja) * | 1975-01-20 | 1980-03-06 |
-
1977
- 1977-05-11 JP JP1977059732U patent/JPS5831697Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53154544U (ja) | 1978-12-05 |
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