JPS5831195B2 - コウセイブツシツガルジマイシンルイノ セイゾウホウ - Google Patents

コウセイブツシツガルジマイシンルイノ セイゾウホウ

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JPS5831195B2
JPS5831195B2 JP50091478A JP9147875A JPS5831195B2 JP S5831195 B2 JPS5831195 B2 JP S5831195B2 JP 50091478 A JP50091478 A JP 50091478A JP 9147875 A JP9147875 A JP 9147875A JP S5831195 B2 JPS5831195 B2 JP S5831195B2
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JP
Japan
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gardimycin
actinoplanes
antibiotic
water
metapolide
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JP50091478A
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JPS5151589A (ja
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コロネリ カロリーナ
ランシーニ ジアンカルロ
タモニ ジオルジオ
パレンテイ フランセスコ
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Gruppo Lepetit SpA
Original Assignee
Lepetit SpA
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Publication date
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Publication of JPS5151589A publication Critical patent/JPS5151589A/ja
Publication of JPS5831195B2 publication Critical patent/JPS5831195B2/ja
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    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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    • A61K35/66Microorganisms or materials therefrom
    • A61K35/74Bacteria
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07GCOMPOUNDS OF UNKNOWN CONSTITUTION
    • C07G11/00Antibiotics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S435/822Microorganisms using bacteria or actinomycetales
    • Y10S435/827Actinoplanes

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアクチノプラネス属(genus Actin
o −planes)に属する菌株の醗酵によって得ら
れる新しい種属の抗生物質の製造釦よび単離に関する。
それらの物質は以後メタポライドA、メタポライドB釦
よびメタポライドCとして示し:メタポライトBはまた
ガルジマイシン(gardi myc in)と命名す
る。
上記の如く、木杭生物質はアクチノプラネス属に属する
醗酵菌株の培養によって製造される。
それらの菌株はテモシ(Temossi)地方(イタリ
ア)釦よびガルバノ・ブリッジ(Garbadi B
ridge )(インド)で採取された土壌試料から単
離された。
我々の保存番号は、イタリアの土壌試料から単離したも
のがA/6353であり、そしてインドの土壌試料から
単離されたものがA/10889であIQ:両方共にA
TCCの保存菌株の1部分をなし、そこではそれらはそ
れぞれ番号31048i−よび31049を指定された
本新規抗生物質の製造に、%−?では、選択した微生物
を、好気性条件下、炭素源、窒素源釦よび無機塩類を含
有する水性栄養培地中で培養する。
通常菌株は振盪フラスコ中でかなりの抗生物質活性が存
在するようになる1で前培養し、ついで培養物は栄養醗
酵培地を含有するジャー・ファメンターに接株するため
に使用する。
培養は25−35度Cに釦いて、好気性条件下に、かな
りの抗生物質水準を生成するのに充分な時間継続する。
この間に、生成する抗生物質の濃度を管理するために微
生物学的定量を寒天拡散法によって行なう。
サルシナ・ルテア(5arcina 1utea)
が試験微生物として使用される。
かく得られた抗生物質活性は常法、たとえば抗生物質活
性が溶けそして水性媒質と不混和性である有機溶媒での
抽出により醗酵液から単離できる。
この目的には、炭素原子3なm16個の低級アルカノー
ル釦よび(C1−4)−低級・・ロゲン化炭化水素から
選択サレる有機溶媒が有利に使用できる。
有機層は水性媒質から分離し、小容量に濃縮し、そして
沈澱が形成する渣で低温で10−15時間放置し、沈澱
を濾過により回収する。
得られた粗生成物のワットマンP紙應i上のペーパー・
クロマトグラフィ訃よびシリカゲル上の薄層クロマトグ
ラフィ、そして検出系としてスタフィロコッカス・アウ
レウス(5taphylococcus aureus
)上の引続く微生物学的発色〔ニコラウス(N i
co 1aus )等、イル・ファルマコ(I I F
armaco) 、ニド・プラ) (Ed、 Prat
、 )、8,350−370.1961年〕は、少なく
とも2種の活性成分の存在を示し、それは同定の目的で
メタボライ)AJ−よびメタポライドBと命名し、後者
は前者よりもより多量に生成する。
それら2つの成分は溶出系の性質に依存して変化する異
なったRf値を有する。
メタポライドA訃よびBは、通常の技術たとえばこの2
つの抗生物質が異なった分配係数を有する予め決定した
溶媒系中に釦けるいくつかの向流抽出によって精製釦よ
び単離しつる。
この工程の間に、メタポライドBはモノナトリウム塩と
して回収され、それはついでアルカリ金属捷たはアルカ
リ土金属で他の塩に変形でき、あるいは通常の操作によ
り対応の遊離酸に変形できる。
ブタノール抽出に由来する母液は、不活性の非極性有機
溶媒、たとえば軽油中に注入し、そして更に沈澱が形成
する。
上記の如く行なったクロマトグラフィ研究釦よび微生物
学的発色は得られた固体が基本的に単一化合物からなり
、それは同じ溶出系での異なったRf値に基づきメタポ
ライドA、t−よびBと異なったものであることを示し
:同定の目的で、それをメタポライドCと命名する。
3種のメタポライドA、B、%−よびCのクロマトグラ
フィ・パターンは以後に報告する。
メタポライドA、メタポライドB(以後、ガルジマイシ
ンとして示す)、渣たそのアルカリ金属釦よびアルカリ
土金属との塩、釦よびメタポライドCは良いインビトロ
釦よびインビボの抗菌活性を示す。
更に詳しくは、ガルジマイシンは、各種の病原微生物の
増殖を阻害する抗生物質の最小濃度を報告する次の表か
られかるように、特にグラム陽性細菌に対し、工ないし
50μy /meの濃度水準で著しいインビトロ抗微生
物作用を発揮する。
表1 菌 株 最小阻止濃度(μグ
/me ) メタフィロコツカス・アウレウス (Staphylococcusaureus)ATC
C53850ミクロコツカス・フラツグ (Micrococcus flavus)ATCC1
0240ストレプトコッカス・フェカリス (S treptococcus faecalis)
ATCC105410 ストレプトコッカス・ヘモリテイクス (S treptococcus haemolyti
cus)C203ティフロコツカス・ニューモニエ (Diplococcuspneumoniae)OC
4150クロストリジウム・パーフリンジエンス (Clostridium perfringens)
l5S305432ナイセリア・ゴル工 (Neisseriagonorrheae)ATCC
982620抗生物質ガルジマイシンの他の好ましい特
徴は、臨床的に単離されたストレプトコッカス菌株に対
し活性なことである。
表2 菌 株 最/」個止濃度(μ?
/ml) ストレプトコッカス・ヘモリチクス (Streptococcushaemolyticu
s)2078 1ストレフトコシカス・“ヘモリチク
ス2087 1ストレプトコツカス・ビリダンス (S treptococcus vir 1dans
) 2057 5ストレプトコツカス・ビリ
ダンス2085 2更に、上記の如く、ガルジマイシ
ンはまた、ディプロコツカス属釦よびストレプトコツカ
ス属の病原細菌によって生じるノ・ツカネズミに釦ける
実験感染に対し、非常に興味深いインビボ活性を発揮す
る。
以下に報告する表はストレプトコッカスへモリチフスC
20:l−よびディプロコツカス・ニューモニエ0C4
1によって起させた実験感染に対するガルジマイシンの
EI)50値を示す。
表3 菌株 EH11”fl/kf ストレプトコッカス・ヘモリチクスC2030,75テ
イフロコツカス・ニューモニエ0C4130それらの好
ましい抗微生物性質は、抗生物質ガルジマイシンのLD
5o値が1000■/にりip以上i−よび約2000
■/kqivであるという非常に低い毒性と組み合わさ
っている。
生成菌株の説明 菌株A/6353の説明 本菌株は数種の寒天培地上によく生育する。
オートミール寒天上で、直径約5關のコロニーはぎざぎ
ざの輪郭(1ndented contours)、僅
かな放射状の溝(radial furrows) ’
hよび中心の陥凹(acentral deressi
on)を有する。
気菌糸は常に存在しなh0胞子嚢はオートミール寒天、
グリセロールアスパラギン寒天釦よびツアペックグルコ
ース寒天上に豊富に形威し、媒質に依存して異なった形
状と大きさを示す。
オートミール寒天上で、それらは正規の輪郭(regu
lar contouro) 、 ’rrよび球状か
ら卵形の間で変化する形状を有する。
胞子嚢の大きさは15−25μの間にある。
胞子は運動性でありそして直径1.5−2μの球状であ
る黄−コ・・り色の可溶性色素がいくつかの培地中で生
成する。
アクチノプラネスA/10889の説明 本菌株は各種の栄養寒天上でよく生育する。
表面は不透明でそして通常あらくしわが寄っている(
rough to urinkled)。
気菌糸は通常存在しないが、若干の媒質中では気菌糸の
原基痕跡(rudi−m ente )が観察される。
鏡検に釦いて生長菌糸は直径〜1μで僅かに分枝する。
胞子嚢はカルシウムマレエート寒天上でのみ中程度に形
威し、そして直径70ないし12.0μのしばしば裂片
状(1obate ) の不規則な表面をもった球形
である。
胞子嚢壁の開裂の後、胞子放出を観察することが可能で
ある。
亜球形(5ubspher i −cal)胞子は運動
性である(直径1.0ないし1.52つの菌株の若干の
形態学的特徴の比較を表4に示す。
表5はシリング(Shirling ) 釦よびゴツ
トリーブ(Gottlieb) Cインターナショナル
・ジャーナル・オブ・シストロジカル・バクテリオロジ
ー(Intern、 J、 5yst、 Bact、
) 16.313−340.1966]によって示唆さ
れた各種の標準培地釦よびワックスマン(Waks m
an ) Cジ・アクチノプラネス(The Acl
inomyAcllno、第■巻、ウィリアムス・アン
ド・ウイルキンス社(TheWilliams and
Wilkins Co 1961 〕@ν によって推奨された他の培地上で培養したアクチノプラ
ネスA/6353i−よびアクチノプラネスA/108
89の培養特徴を報告する。
培養特徴は30度Cに釦ける6ないし14日のインキュ
ベーションの後に決定した。
コロニーの発現に最も好ましい温度は約18ないし約4
2度Cの間であると認められ、最適温度は約28度Cな
いし約37度Cである。
表6はプリダム(P ridham ) L−よびゴツ
トリープの方法に従って試験した炭素源の利用性を報告
する。
2つの菌株A/6353訃よびA/10889はそれら
の球形の胞子前、運動性胞子、釦よびコロニーの形態の
故にアクチノプラネス属に帰属スる。
しかしながら、それらは異なった寒天上のそれらの生育
型式、可溶性色素の生成または不生成、炭素利用形式、
釦よび生理学的特徴に基づき、訃互すに明らかに異なっ
てbる。
特に、A/6353は、これ1で記載されている限りに
釦いてはアクチノプラネスの種のすべてによって利用さ
れるシュクロースを含むグリコシド結合を加水分解する
非常に限定された能力を示す。
A/10889はアクチノプラネス種に釦しては殆んど
認められない原基痕跡的気菌糸を生成する。
この2つの菌株はまたこitで知られてしるアクチノプ
ラネス種のすべてから容易に見わけられる。
これらの理由で、菌株A/6353卦よび菌株A/10
889はアクチノプラネスの新菌種と確認され、そして
アクチノプラネス・リグリエ(Actinoplane
sliguriae)ATCC31048hよびアクチ
ノプラネス・ガルバジネンシス(Actinoplan
es garbadinensis) A T CC3
1049の名前を与える。
例1 抗生物質の製造、各種メタポライドの単離訃よび分離 抗生物質活性の製造のために、菌株アクチノプラネス、
ガルバジネンシス(ATCC1049)を、栄養培地中
で、かなりの抗生物質活性が存在するようになる1で、
好気的に前培養する。
例として、振盪フラスコ培地は?/lで次の組成を有し
つる。
内袖出物 3.0酵母抽出物
10.0 炭酸カルシウム 4.0 デンプン 25.0 水道水、適量 全量iooomgフラスコ
を約28−30度Cで約24時間振盪し、ついで前培養
物(11)は次の栄養培地101を各々含有するジャー
ファメンターに接株するために使用する。
内袖出物 40グ ペプトン 40グ 酵母抽出物 10f 塩化ナトリウム 251 大豆ミール 1001 グルコース 500/ 炭酸カルシウム 50L? 水道水適量 全量101 醗酵バツチを28−30度Cで攪拌下に好気的にインキ
ュベートする。
試験微生物としてサルシナ・ルテアを使用し、間を釦い
て抗生物質活性を寒天拡散法により微生物的に定量する
90−120時間の醗酵の後に最高活性に達する。
醗酵ブロスなp H8,0に調節し、ついで済過助剤と
してハイフロス−パーセル(Hyflo 5uper
−ce 11 )を使用して沢過する。
菌糸を捨て、セして炉浴をその容量の約1/2に相当す
る量のブタノールで抽出する。
有機層を水性層から分離し、そして酸性の水(pH4,
0)で洗滌した後、もとの量の約1/10に濃縮し、そ
して3−6度Cの温度で10−12時間放置する。
粗沈澱形を済過器上に採取し、ブタノールで洗滌し、そ
して真空下、室温で乾燥する:収量3.01゜この粗沈
澱のワットマン済紙Al上またはシリカゲル上のクロマ
トグラフィ分析釦よび引続く検出系としてスタフィロコ
ッカス・アウレウスを使用することによるスポットの微
生物学的発色はメタポライドA、%−よびメタポライド
B(ガルジマイシン)と定義される2種の取分の存在を
示す:それらは使用した溶出系の性質に依存する異なっ
たRf値を有する。
粗混合物は水約30m1に溶かすことによって更に精製
する。
生成した溶液を蒸留水に対し約16時間透析し、ついで
真空下に小容量1で濃縮する。
粗抗生物質1.51が得られ、それはな釦メタポライド
Aとガルジマイシンの混合物である。
2種の抗生物質は、予め決定された溶媒系中に釦ける取
分Aとガルジマイシンの異なった分配係数に依存し、数
回の向流抽出によって分離釦よび精製される。
使用する溶媒系は比率1:1:0.1のブタノールニリ
ン酸ナトリウム−カリウムバッファーM/ 15 p
H7,2:ヘキサンからなり;メタポライドA卦よびガ
ルジマイシンのこの媒質中に釦ける分配係数はそれぞれ
0.3 i−よび0.8である。
100回抽出の後、モノナトリウム塩としてのガルジマ
イシン0.45 Q fが得られる。
メタボライ)A、%−よびBの混合物の沈澱後のブタノ
ールからの母液は更に小容量に濃縮し、ついで過剰の軽
油中に注入する。
沈澱が容易に形威し、それを済過により回収する。
上記と同様の条件で行なったクロマトグラフィ分析は、
この画分が同シ溶媒系でAタボライ)AJ−よびBと異
なったRf値を有する1生成物からなるものであること
を示す。
この画分はメタポライドCと命名する。各種溶出系に釦
ける3種のメタポライドの異なったクロマトグラフィー
パターンを次表に報告する。
例1に記載した如くに操作することにより、菌株アクチ
ノプラネス・リグリエATCC31048を約28−3
0度Cで130−170時間好気的に培養する。
抗生物質活性1.4L?が得られ、それはメタポライド
AとメタポライドB(ガルジマイシン)との混合物であ
る。
2種のメタポライドの存在は例1に報告したと同じクロ
マトグラフィ分析によって検出した。
得られた抗生物質活性の精製釦よび2質のメタポライド
の分離は例1に卦ける如くに遠戚した。
モノナトリウム塩としてのガルジマイシン0.2fが得
られる。
モノナトリウム塩としてのガルジマイシンの化学−物理
的性質 ガルジマイシン(モノナトリウム塩としての)は両性特
性を有する無晶形の白色粉末である。
それはエレクトロフォー力リゼーション(electr
focalization)によって決定して等電点4
.2を有する。
密封容器中に釦いて、塩酸6N中120度で16時間強
い加水分解をなし、そして加水分解生成物のクロマトグ
ラフィ分析をすることにより、次のアミノ酸を証明する
ことが可能であったニバリン、セリン、グリシン、グル
タミン酸、インロイシン ロイシンわよびアラニン。
密封容器中に訃いて、水酸化バリウムで110度に釦す
で15時間アルカリ性加水分解し、そして加水分解生成
物をクロマトグラフィ分析した後に、トリプトファンの
存在を証明することが可能である。
上記アミノ酸は次の比率で存在するニ アミノ酸 近似比率 バリン 2 セリン 1 グリシン 2 グルタミン酸 1 イソロイシン 2 0イシン l アラニン 1 トリプトファン 1 乃 更に、酸性加水分解から生成する生成物の分析は構造未
決定の更に他のアミノ酸の存在を明らかにし、それらの
若干のものは硫黄を含有する。
更にガルジマイシン(モノナトリウム塩としての)は次
の性質で特徴づけられる二 1)融点: 260度C(分解) 2)分子量: 2005−2168 3)元素分析: C= 48.7−48.6係;H=6
.7−6.6幅; N = 11.8−12.2%;S
=5.5−5.5’Z ;Na=1.1% ;H20=
3.6−3.3係 4)U、V、吸着帯: 以下に略記する溶媒系の各々中でガルジマイシンは次の
値を示す: 溶媒 λmax (mμ)E” 1cm メタノール 273(肩)280
26 299 24 水酸化ナトリウム0.IN 273(肩)279
26 288 22 塩酸0.1N 273(肩)279
26 288 22 ホスフェートバッファー 273(肩)pH738
27924 28820 スペクトルの完全な図は第1図に示す。
5)赤外スペクトルニヌジョール中に訃ける特徴的な吸
収帯は次の周波数で観察された= (cm ” ):3280.2920−2840(ヌジ
ョーノン):;1650,1520.1455(ヌジョ
ール)、1375(ヌジョール)、1260.1045
,990,7200スペクトルの完全な図は第2図に示
す。
6)比旋光度: 〔α〕冨−−44度(C=0.5係ジメチルホルムアミ
ド) 7)溶解性: 水、水性重炭酸ナトリウム、水酸化アルカリの冷水溶液
、熱メタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキサイド、氷酢酸に可溶。
希鉱酸、ベンゼン、アセトン、クロロホルム、四塩化炭
素、(C2−6)−脂肪族アルカノール−1i’−)ラ
ヒドロフランに不溶。
8)特徴的反応: フェーリング 陽性 トーレンス 陽性 KMnO4陽性 濃H2SO4陽性 ニンヒドリン 陰性 FeCl3 陰性 □ロン 陰性 シッフ 陰性 マルトール 陰性 9)イオン化函数(I onizable funct
ion) :イオン化函数はポテンシオメトリー的に pKa=7.1(水)釦よびpKa=8.5(メチルセ
ロソルブ:水−16:4)と証明される。
10)更に、ガルジマイシンのモノナトリウム塩から出
発して、次の誘導体を製造することが可能である: a) ガルジマイシン遊離酸:ガルジマイシンモノナ
トリウム塩1.Ofを水1507721に溶かす。
生成した溶液を水性ioz塩酸の添加によりpH2,5
となし、ついで水飽和ブタノール75m1で2回抽出す
る。
ブタノール抽出液を採取し、真空中45度Cで最初の容
量の1/20に相当する容量渣で濃縮する。
4度Cで12時間放置した後、沈澱が形成し、それを採
取し、軽油で洗滌し、そして真空中40−45度Cで乾
燥する。
生成物0.95Ofが得られ、それは約250ないし約
300度Cの間で分解する。
b)ガルジマイシンジナトリウム塩二ガルジマイシンモ
ノナトリウム塩1.01を水150772gに溶かし、
そして生成した溶液のpHをN/10水酸化ナトリウム
の添加により9.6とする。
溶液をついで凍結乾燥する。融点250度Cの生成物0
.90Ofが得られる。
C) ガルジマイシンカルシウム塩二カルシマイシン
モノナトリウム塩0.31を水20Tllに溶かし、そ
して生成した溶液に塩化カルシウムの飽和溶液を数回に
わけて、完全な沈澱が達成される1で、攪拌下にゆっく
り加える。
得られた固体を済過し、真空中で乾燥し、そしてアセト
ンiomgに溶かす。
ジェチルエーテル200m1に注入した後沈澱が生威し
、それを済過し、そして真空中40−45度Cで乾□燥
する。
生成物0.2りが得られ、それは330−40度Cで分
解する。
本発明は特許請求の範囲記載の製法であるが、な卦以下
の態様をも包含するものである。
1)次の特徴(モノナトリウム塩として)を有する抗生
物質ガルマイシン: 1 融点:260度C(分解) 2 分子量:2005−2168 3 元素分析: C= 48.7−48.6係;H=6
.7.6.6係;N=11.8− 12.2係;S=5.3−5.5係; Na=1.1%;H20=3.6− 3.3係; 4U、V、吸着帯: 以下に略記する溶媒系の各々中で、ガルジマイシンは次
の値を示す: 溶媒 λmax(mμ)E cm メタノール 273(肩) 280 26 299 24 水酸化ナトリウム0.1N 273(肩)279
26 288 22 塩酸0.1N 273(肩)279
26 288 22 ホスフェートバッファー273(肩) pH73827924 28820 スペクトルの完全な図は、第1図に示す。
5 赤外スペクトルニヌジョール中に釦ける特徴的な吸
収は次の周波数(cm−1)に観察された:3280.
2920−2840 (ヌジョール)、165Q、15
20.1455(ヌジョール)、1375(ヌジョール
)、1260.1045,990.7200 スペクトルの完全な図は、第2図に示す。
6 比旋光度二 〔α:]−−44度(C=0.5 係ジメチルホルム
アミド) 7 溶解性: 水、水性重炭酸ナトリウム、水酸化アルカリの冷水溶液
、熱メタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキサイド、氷酢酸に可溶。
希鉱酸、ベンゼン、アセトン、クロロホルム、四塩化炭
素、(C2−6)−脂肪族アルカノール、テトラヒドロ
フランに不溶。
8 特徴的反応: フェーリング 陽性 トーレンス 陽性 KMnO4陽性 濃H2SO4陽性 ニンヒドリン 陰性 FeCl3 陰性 □ロン 陰性 シッフ 陰性 マルトール 陰性 9 イオン化函数: イオン化函数はポテンシオメトリー的に pKa=7.1(水)釦よびpKa=8.5(メチルセ
ロソルブ:水=16:4)と証明される。
10等電点: 4.2(エレクトロフオーカリゼーションにより決定) uRf(直二 ワットマンr 紙層1上のクロマ Rf 値トグラフ
イスタフイロコッカス・ アウレウスに対する微生物学的発 色によるスポットの可視化 溶出系 1)ホスフェートバッファーM/15 p H6,0で飽和したブタノール 0.152
)2%のP−トルエンスルホン酸を 含有する水で飽和したブタノール O,5O3)2
係の水酸化アンモニウムを含有 する水で飽和したブタノール 0.104)ブ
タノールで飽和したホスフェー トバッファーM−/ 15 p H6,00,805)
塩化ナトリウムの20%水溶液 0.806)0.
75%のメチルオレンジを含有 するブタノールニメタノール:水= 40:10:20 0.657)
ブタノール:メタノール:水− 40:10:20 0.608)ア
セトン:水=1=1 0.809)水で飽和
した酢酸エチル 0.00シリカゲル上クロマ
トグラフイ 硫酸とワニリン、釦よびスタフィロコッカス・アウレウ
スに対する微生物学的発色によるスポットの可視化 溶出系 水酸化アンモニウムニエタノール O6:水−1二
8 二 1 0.70
本抗生物質は同定された構造のア□ノ酸の次の近似比率
によって更に特徴づけられるニ アミノ酸 近似比率バリン
2 セリン 1 グリシン 2グルタミン酸
1イソロイシン
20イシン l アラニン l トリプトファン 12)菌株・ア
クチノプラネス・ガルバジネンシスATCC31049
゜ 3)菌株アクチノプラネス・リブリエATCC。
31048゜ 4)遊離酸としての抗生物質ガルジマイシン。
5)ジナトリウム塩としての抗生物質ガルジマイシン。
6)カルシウム塩としての抗生物質ガルジマイシンO アクチノプラネス・ガルバジネンシスATCC3104
9訃よびアクチノプラネス・リグニエATCC3104
8は昭和50年7月25日日付で各々申請受理番号A3
183.$rよびA3182として微生物工業技術研究
所で受理され、それぞれ微工研菌寄第3183号釦よび
第3182号として寄託されてしる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガルジマイシンの各種溶媒中に訃ケる
U、 V、吸収曲線を示し、そして第2図は同じ物質の
ヌジョール中にふ−ける赤外吸収曲線を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガルジマイシン抗生物質の製造方法であって、アク
    チノプラネス・ガルバジネンシスATCC31049、
    アクチノプラネス・リグリエATCC31048、l、
    −よびそれらの均等菌から選択される菌株を、同化しつ
    る炭素源、同化しつる窒素源釦よび無機塩類を含有する
    水性栄養培地中、好気条条化に、実質的な抗生物質活性
    が培地中に存在するようになる迄培養し、該抗性物質を
    それから採取することからなる方法。
JP50091478A 1974-07-27 1975-07-25 コウセイブツシツガルジマイシンルイノ セイゾウホウ Expired JPS5831195B2 (ja)

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